JP4516434B2 - 多軸仮締め工具 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のボルトまたはナットを同時に仮締めする多軸仮締め工具に関する。
従来、自動車の組立ラインなどにおいて、車軸のハブにタイヤホイール(以下、単に「ホイール」という)を取り付ける場合、まず、ハブに植設した複数のハブボルト(以下、単に「ボルト」という)にホイールのボルト孔を貫通させて、そのボルトにそれぞれのハブナット(以下、単に「ナット」という)を仮締めし、その後にナットを本締めしている。
ナットを仮締めする場合は、例えば、特許文献1または特許文献2に示すような手持ち式多軸仮締め工具を用いて、複数のナットの全てを各ボルトに一度に仮締めしている。
特許文献1の多軸仮締め工具では、各ナットを仮締めするためのソケットへの回転駆動力を、回転軸に配設されたスプロケットから各ソケットの従動軸に配設されたスプロケットへ無端チェーンを介して伝達している。
また、特許文献2の多軸仮締め工具では、各ナットを仮締めするためのソケットへの回転駆動力を、回転軸に配設された入力ギヤから各ソケットの出力軸に配設された連動ギヤに中間ギヤを介して伝達している。
特許文献1および2のようにモータでボルトまたはナットを仮締めする多軸仮締め工具では、ボルト締めやナット締めをする際に、所定値未満の締め付け力で仮締めするため、締め付けトルクが所定値以上になったときにモータを停止させるためのトルクリミット機構(シャットオフ回路)が必ず使用されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平8−187629号公報(段落0013〜0019、図1〜図3) 特開平8−197440号公報(段落0013〜0022、図3および図4) 特開平6−39739号公報(段落0005〜0006、図6)
しかしながら、特許文献1および2のような多軸仮締め工具では、前記トルクリミット機構が不可欠であるので、このトルクリミット機構を構成する油圧式のインパクト装置や、このインパクト装置内の油圧から締め付けトルクを検出する検知スイッチなどが必要となる。これに伴い部品点数が増加して、多軸仮締め工具は、構造やメンテナンスが複雑化するとともに、全体が大型化する。すると、多軸仮締め工具の重量が増加して、作業者は、手に持って仮締めする作業が行い難く、疲労し易くなるという問題点があった。
さらに、特許文献1および2の多軸仮締め工具では、長期にわたって使用すると摩滅などが原因で、ギヤ、スプロケット、無端チェーンなどを交換する必要がある。これらを交換する際には、ギヤやスプロケットなどの部品を分解しなければならないため、部品の交換に工数がかかるという問題点があった。
また、このときに交換するギヤ、スプロケット、無端チェーンなどの部品は、比較的高価であり、部品交換に費用がかかるという問題点があった。
なお、特許文献2の多軸仮締め工具は、チェーン伝達手段を利用しているため、重く、仮締め作業をするのに作業者が疲れるという問題があった。
一方、特許文献3の多軸仮締め工具では、特に、アルミホイールを有するタイヤ組立体を車体のハブに取り付けるときに、多軸仮締め工具に装着した各ナットとボルトの位相とがずれることがある。この場合、アルミホイールのナット取付穴がデザイン的に小径に形成されているため、多軸仮締め工具のソケット(アタッチメント)がアルミホイールのナット取付穴の周縁と干渉して喰い付き、モータに負荷がかかり、トルクリミット機構が作動して、モータが自動停止する。そうすると、仮締め作業を中断して、再度正確に、多軸仮締め工具に装着した各ナットとボルトとの位相を合わせ直して仮締め作業を行う必要があり、作業が煩雑であるという問題点があった。
なお、「位相がずれている」とは、ナットの中心線とボルトの中心線とが不一致で、互いに傾いた状態にある関係をいう。
本発明の課題は、軽量で仮締め作業が行い易く、メンテナンス時の部品交換が容易で、安価な多軸仮締め工具を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の多軸仮締め工具は、駆動手段の動力を利用して複数のボルトまたはナットを仮締めする多軸仮締め工具であって、前記駆動手段によって回転されると共に当該駆動手段の出力軸に連動する駆動軸に歯形を刻設してなる駆動歯車と、複数の従動歯車と、前記駆動歯車および前記複数の従動歯車に巻き掛けられて、前記駆動歯車の回転を前記複数の従動歯車に伝達するための歯付ベルトと、前記複数の従動歯車に連結されるとともに、前記ボルトまたは前記ナットが係合されるソケットと、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、駆動手段が回転すると、これに伴って駆動歯車が回転して、歯付ベルトを介して複数の従動歯車に駆動力が伝達される。すると、ボルトまたはナットが装着されているソケットが回転して、そのボルトまたはナットが仮締めされる。多軸仮締め工具は、トルクリミット機構を具備せず、駆動手段と、駆動歯車と、従動歯車と、歯付ベルトと、ソケットとからなるシンプルな構造でなるため、メンテナンスが容易で、かつ、従来のチェーン機構や歯車伝達機構からなる多軸仮締め工具と比較して安価にメンテナンスすることができる。さらに、多軸仮締め工具は、歯付ベルトの張力の緩みによる歯飛びでトルクリミット機構と同一の機能を実現するため、部品点数、重量および大きさを削減して、軽量化を図り、手に持って仮締め作業が行い易くなり、長時間にわたって仮締め作業をしても疲れなくなる。
さらに、請求項に記載の発明によれば、駆動歯車は、駆動軸に歯形を直接刻設して形成されているので、組付け時に駆動歯車を駆動軸に組付ける作業が不要となるため、部品点数、組付け工数および組付け時間が削減されて、多軸仮締め工具の構成を簡素化し、メンテナンス時の部品交換を容易にすることができる。
請求項に記載の多軸仮締め工具は、請求項1に記載の多軸仮締め工具であって、前記歯付ベルトは、少なくとも歯形の部分が弾性材からなることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、歯付ベルトは、少なくとも歯形部分(凹凸部)が弾性材からなるので、ソケットに所定値以上の負荷がかると、ソケットと同軸の従動歯車に噛合していた歯付ベルトの歯形部分が変形して離脱し、歯付ベルトが駆動手段の回転力で空転するようになる。歯付ベルトは、弾性材からなることにより、音を吸収するため、歯飛びするときの音を小さくすることができる。
請求項に記載の多軸仮締め工具は、請求項1または請求項2に記載の多軸仮締め工具であって、前記複数の従動歯車は、前記駆動歯車の周辺に配置され、前記歯付ベルトは、内面側および外面側に凹凸部が形成されて、前記外面側の凹凸部に前記駆動歯車の噛合部が噛合され、前記内面側の凹凸部に前記複数の従動歯車の噛合部が噛合されるように巻き掛けられていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、駆動歯車への歯付ベルトの巻き掛け角を従動歯車での巻き掛け角より大きくすることができるため、駆動歯車の駆動力を各従動歯車へ効率よく伝達できる。
請求項に記載の多軸仮締め工具は、請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の多軸仮締め工具であって、前記駆動歯車、前記歯付ベルトおよび前記複数の従動歯車は、ポリカーボネートによって形成されたケースによって覆われていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、駆動歯車、歯付ベルトおよび従動歯車が、ポリカーボネートによって形成されたケースで覆われていることにより、多軸仮締め工具の軽量化を図ることができる。
本発明に係る多軸仮締め工具によれば、駆動歯車と従動歯車と歯付ベルトとでトルクリミット機能を有することにより、多軸仮締め工具の構造を簡素化してメンテナンス時の部品交換を容易にすることができるとともに、安価な多軸仮締め工具を提供することができる。多軸仮締め工具は、構造が簡素化されたことにより、部品点数や工具全体の重量が削減されてコンパクト化やコストダウンや軽量化が図れるとともに、作業者が手で持って仮締め作業するのに作業が行い易く、長時間にわたって作業をしても疲れ難くすることができる。
次に、図1〜図6を参照して、発明を実施するための最良の形態(以下「実施形態」という)を説明する。
以下、本発明の実施形態の一例として、自動車のホイールに設置される5個のナット(ハブナット)をボルト(ハブボルト)に仮締めする場合を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る多軸仮締め工具の使用状態を示す一部断面を有する側面図である。
≪自動車の車輪≫
図1に示すように、自動車の車輪Wは、タイヤW1とホイールW2とからなり、そのホイールW2が車軸のハブHに、5個のボルトBと5個のナットNとによって固定される。ナットNは、最終的にナットランナを用いて一定のトルクでハブHに締め付けられるが、その前工程としてボルトBの先端にナットNを仮締めする作業が行われる。その仮締め作業に、本実施形態の5軸の多軸仮締め工具Aが使用される。
なお、ナットNは、一般に、自動車のホイールW2には袋ナットが使用されるが、通常の六角ナットでも構わない。
≪多軸仮締め工具≫
図2は、本発明の実施形態に係る多軸仮締め工具を示す要部拡大概略側面図である。
図2に示す多軸仮締め工具Aは、モータMの動力を利用して複数のナットNをハブH(図1参照)に仮締めする電動締付工具であり、バッテリタイプのトルクリミット機構の代役をする歯付ベルト4を備えている。この多軸仮締め工具Aは、後記するハウジング1と、モータMと、減速機構2と、駆動歯車3と、歯付ベルト4と、従動歯車5(図3参照)と、従動軸6と、ソケット7と、を主に備えて構成されている。
≪ハウジング≫
ハウジング1は、モータMと、減速機構2と、駆動歯車3と、歯付ベルト4と、従動歯車5と、を覆う部材である。このハウジング1は、モータMを覆うモータケース11と、減速機構2を覆うギヤケース12,13と、ギヤケース13に内設されて軸受部材25を支持する支持部材17と、歯付ベルト4および従動歯車5を覆うベルトケース14と、このベルトケース14の前面に設置されるフロントカバー15と、からなる。また、このハウジング1には、作業者が手で把持するためのグリップ(図示せず)が形成されている。
≪モータ≫
モータMは、ナットNを回転させるための動力源となるものであり、出力軸Maを備えている。その出力軸Maの回転は、減速機構2を介して駆動歯車3に伝達される。このモータMは、金属、または、合成樹脂からなるモータケース11によって覆われている。
なお、モータMは、特許請求の範囲に記載の「駆動手段」に相当する。この駆動手段は、前記モータMに限定されるものではなく、空気圧や油圧などの手段によって出力軸Maを回転させるものであってもよい。
≪減速機構≫
図2に示すように、減速機構2は、モータMの回転を減速回転させるための減速歯車装置であり、例えば、遊星歯車機構からなり、モータMと駆動歯車3との間に介在されている。減速機構2は、太陽歯車21と、遊星歯車22と、キャリア23と、軸受部材24,25と、リングギヤ26と、主軸部材27と、前記ギヤケース12,13とから構成されている。
太陽歯車21は、出力軸Maの先端部に連結されて一体に回転する歯車であり、周部に複数の遊星歯車22が噛合している。太陽歯車21のソケット7側には、遊星歯車22を支持するためのキャリア23が配置されている。
遊星歯車22は、太陽歯車21を中心として回転して、リングギヤ26内を減速回転する複数の歯車から構成され、軸支ピンによってキャリア23に軸支されている。
キャリア23は、前記軸支ピンを固定する部材であり、キャリア23のモータM側は、軸受部材24を介してギヤケース12内に回転自在に配置され、ソケット7側は、このキャリア23と一体の主軸部材27が軸受部材25を介してギヤケース13内の支持部材17に回転自在に配置されている。
軸受部材24,25は、例えば、ボールベアリングからなる。軸受部材24は、外周部がモータM側のギヤケース12に挿着され、内周部がキャリア23に嵌着されている。軸受部材25は、外周部が支持部材17に挿着され、内周部がキャリア23に一体に形成された主軸部材27に嵌着されている。
図2に示すように、ギヤケース12,13および支持部材17は、減速機構2の各構成部品と駆動軸3aとを覆って保持するための部材であり、アルミニウム合金などの軽合金、または、ポリカーボネートなどのエンジニアリングプラスチックによって形成されている。
ギヤケース12は、減速機構2のモータM側を覆うとともに、リングギヤ26および軸受部材25を保持する部材であり、モータケース11とギヤケース13との間に介在されている。
ギヤケース13は、減速機構2のソケット7側を覆うとともに、リングギヤ26、軸受部材25および駆動軸3aを保持する部材であり、ギヤケース12とベルトケース14との間に介在されている。このギヤケース13のソケット7側の端部には、駆動軸3aを回転自在に軸支するとともに、ベルトケース14の円筒部14aをねじ止めするための軸受筒部13aが形成されている。
支持部材17は、ギヤケース13のモータM側の開口部に嵌着されて軸受部材25を固定するための部材である。
リングギヤ26は、各遊星歯車22が噛合するリング状の内歯車であり、遊星歯車22の外周に設置されて、ギヤケース12,13内に固定されている。
主軸部材27は、軸受部材25に回転自在に設置されている軸棒であり、モータM側がキャリア23に溶接などによって一体に固定され、ソケット7側が駆動軸3aの連結部3bにスプラインなどの手段によって固定されている。
≪駆動歯車≫
図2に示すように、駆動歯車3は、モータMを動力源として回転する歯付ベルトプーリであり、減速機構2によって減速回転されたモータMからの回転力を歯付ベルト4に伝達するためのものである。この駆動歯車3は、軸棒状の駆動軸3aと、この駆動軸3aのモータM側の基端部に形成された連結部3bと、ソケット7側の先端部に形成された噛合部3dと、を主として備える部材である。この駆動歯車3は、モータMに配設した出力軸Maに連動する駆動軸3aに、歯付ベルト4の凹凸部4aに噛合する噛合部3dを、切削加工によって直接刻設してなる。駆動歯車3は、例えば、アルミニウム合金などの軽金属からなる円柱状の金属に、主軸部材27に固定するための連結部3bと、ギヤケース13の円筒状の軸受筒部13aに回転自在に内設される鍔部3cと、歯付ベルト4の凹凸部4bに噛合する歯形を形成する噛合部3dと、を切削加工などによって一体形成してなる。
駆動軸3aは、モータM側に形成された連結部3bが、キャリア23と一体の主軸部材27に連結されて一体に回転するように組み付けられ、中央部が、ギヤケース13の軸受筒部13aに軸挿され、ソケット7側の先端に設けた噛合部3dが、ベルトケース14内の中央に配置されている。
図3は、本発明の実施形態に係る多軸仮締め工具の駆動歯車、従動歯車および歯付ベルトの形状を示す要部拡大斜視図である。図4は、図2のX−X断面図である。
図3および図4に示すように、駆動歯車3の噛合部3dは、歯溝が円弧状、半円状などの曲面形状に形成されている。
≪歯付ベルト≫
図3に示すように、歯付ベルト4は、駆動歯車3の回転を従動歯車5に伝達する無端ベルトであり、補強用の繊維を内設した合成ゴムや合成樹脂などの可撓性を有する弾性材から成形されている。この歯付ベルト4は、少なくとも凹凸部(歯形部分)4a,4bが前記弾性材によって形成されて、歯付ベルト4に所定値以上の過大な負荷が加わったときに変形するように形成されている。歯付ベルト4は、内面側および外面側に凹凸部4a,4bがそれぞれ連続形成されて、外面側の凹凸部4aに駆動歯車3の噛合部3dが噛合され、内面側の凹凸部4bに各従動歯車5の噛合部5aがそれぞれ噛合されように巻き掛けられている。
図4に示すように、歯付ベルト4の内面側の凹凸部4bは、駆動歯車3の周辺に配置された5個の従動歯車5(51〜55)がそれぞれ巻き掛けられ、歯付ベルト4の外面側の凹凸部4aは、ベルトケース14の中央部に配置された駆動歯車3が巻き掛けられている。
例えば、この歯付ベルト4を駆動歯車3および従動歯車5に巻き掛けるときには、まず、図4に示す上側の従動歯車51の噛合部5aの上側から右側の従動歯車52の外側面、右下の従動歯車53の外側面、駆動歯車3の噛合部3dの上側面に巻き掛けて、左下の従動歯車54、左側の従動歯車55の噛合部5aの外側面の順に巻き掛けるようにして張設される。
このように巻き掛けられた歯付ベルト4は、駆動歯車3への歯付ベルト4の巻き掛け角θ1を従動歯車51、52,55の巻き掛け角θ2より大きくすることができるため、駆動歯車3の駆動力を各従動歯車5へ効率よく伝達できるようになっている。
<凹凸部>
凹凸部4a,4bは、駆動歯車3および従動歯車5の噛合部3d,5aに噛合するように同一のピッチで連続形成された円弧状の凸部と、各凸部間に形成されて底面が平らな凹部とからなる。
なお、凹凸部4a,4bは、図3および図4に示すような円弧形状に限定されるものではなく、例えば、半円形、曲面、ノビコフ歯車歯形やインボリュート歯形などのような歯形形状であってもよい。
図5は、図4のY−Y断面図である。
≪従動歯車≫
従動歯車5は、図4に示すように、歯付ベルト4によって回転されて従動軸6(図5参照)を回転させるための歯付ベルトプーリであり、例えば、駆動歯車3を中心としてその周辺に、5つの従動歯車51,52,53,54,55で正五角形を描くよう配置されてなる。この従動歯車5は、歯付ベルト4の凹凸部4bが噛合する噛合部5aを外周部に一体形成し、中央部の軸孔を従動軸6に嵌着して、ともに回転する。従動歯車5の噛合部5aは、歯付ベルト4の凹凸部4bに噛合する湾曲形状をした歯溝からなる。なお、噛合部5aは、従動軸6(図5参照)と一体形成してもよい。
≪従動軸≫
図5に示すように、従動軸6は、従動歯車5を固定して、従動歯車5の回転をソケット7に伝達するための軸棒であり、例えば、アルミニウム合金などの軽金属によって形成されている。従動軸6は、略中央部に、前記従動歯車5が嵌着されて、この従動歯車5の両側の部位に、従動軸6をベルトケース14およびフロントカバー15に軸支させるための軸受部材14c,15aや、この軸受部材14c,15aを従動軸6に固定するための保持部材61が嵌着されている。従動軸6には、この従動軸6を後記する第1アタッチメント71に連結するための連結部6aと、この連結部6aに第1アタッチメント71を固定するねじが螺着されるねじ穴6bとが形成されている。
連結部6aは、第1アタッチメント71の四角形の貫通孔に嵌入される四角柱の形状をしており(図6参照)、従動軸6の第2アタッチメント73側の端部に一体形成されている。この連結部6aは、フロントカバー15に嵌着された軸受部材15aから外側に突出して配置されている。
ねじ穴6bは、連結部6aの第2アタッチメント73側の端面に形成されている。
保持部材61は、例えば、従動軸6に設置された従動歯車5および軸受部材14c,15aを所定間隔に保持するスペーサや、それらが軸心線方向に移動することを防止する止め輪や、それらが回転方向に移動するのを防止するためのキーなどからなる。
<ベルトケース、フロントカバー>
ベルトケース14とフロントカバー15とは、従動歯車5、歯付ベルト4および駆動歯車3を覆うためのケース体であり、例えば、ポリカーボネートなどのエンジニアリングプラスチック、または、アルミニウム合金などの軽金属によって形成されている。このため、ベルトケース14とフロントカバー15とは、軽量で、耐衝撃性、寸法安定性、耐熱性などに優れている。
ベルトケース14は、従動歯車5と一体に回転する従動軸6を所定位置(ホイールW2のボルトBと互いの中心線が一致する位置)に軸受部材14cを介して軸支するための部材である。このベルトケース14は、円筒部14aと、ねじ孔14bと、軸受部材14cと、ねじ穴14dと、を有している。
なお、ベルトケース14およびフロントカバー15は、特許請求の範囲に記載の「ケース」に相当する。
円筒部14aは、ベルトケース14をギヤケース13の軸受筒部13a(図2参照)に嵌着するために円筒形状に形成されたものであり、ベルトケース14の中央に一体形成されている。
ねじ孔14bは、ベルトケース14を軸受筒部13aに固定するための止めねじ18が螺合される孔であり、円筒部14aの複数箇所に形成されている。
軸受部材14cは、従動軸6を回転自在に軸支するための軸受であり、一対のベアリングなどからなる。この軸受部材14cは、ベルトケース14に正五角形を描くように5箇所に形成された軸孔の表裏にそれぞれ配設されている。
ねじ穴14dは、フロントカバー15をベルトケース14に固定するためのボルト16が螺着される穴であり、ベルトケース14のソケット7側の端面の複数箇所に形成されている。
フロントカバー15は、従動歯車5および歯付ベルト4を収納した略器状のベルトケース14の開口部を閉塞するとともに、従動軸6のソケット7側を支持するための円板状の部材である。フロントカバー15は、従動軸6を軸支するベアリングなどからなる軸受部材15aと、ボルト16が挿通される貫通孔15bと、を有する。
≪ソケット≫
各ソケット7は、ボルトBに仮締めされるナットNの外周部に係合させる部材であり、歯付ベルト4によって回転される各従動歯車5と同軸の従動軸6に設けられて一体に回転し、5つのナットNが一度に仮締めできるように組み付けられている。ソケット7は、駆動軸3aを中心とする同心円上に正五角形を描くように従動軸6の先端に設置されている。このソケット7は、第1アタッチメント71と、締結部材72と、第2アタッチメント73と、磁石74と、止めねじ75とを備えてなる。
第1アタッチメント71は、従動軸6の先端部に形成された四角柱形状の連結部6aに嵌入されるとともに、締結部材72で固定されて、従動軸6と一体に回転する部材である。この第1アタッチメント71は、四角柱形状の連結部6aが挿入される孔と、締結部材72の頭部が配置される孔とを連設した略筒状をしている。第1アタッチメント71および後記する第2アタッチメント73は、例えば、ポリカーボネートなどのエンジニアリングプラスチック、または、アルミニウム合金などの軽金属によって形成されている。
締結部材72は、第1アタッチメント71を従動軸6に固定するためのねじ穴6bに螺着されるボルト、または、ねじからなる。
第2アタッチメント73は、ナットNが挿入される円筒状の部材であり、磁石74を介して、第1アタッチメント71に対して前面側の外周端部に嵌入され、外周部に設けた複数の止めねじ75などによって固定される。第2アタッチメント73は、筒部73aと、係合部73bと、段差部73cと、ねじ孔73dと、を有する。
筒部73aは、磁石74を挿入するとともに第1アタッチメント71の外周端部が挿入される円筒状のものであり、第2アタッチメント73を第1アタッチメント71に固定するための止めねじ75が螺着されるねじ孔73dが形成されている。
図6は、本発明の実施形態に係る多軸仮締め工具のソケットの拡大正面図である。
係合部73bは、六角ナットでなるナットNが係合する筒状の部分であり、図6に示すように、12個の円弧状の凸部73eを連続形成することで形成された凹部73fにナットNの6箇所の角が係合するように形成されている。
段差部73cは、筒部73aと係合部73bとの間に形成され、第2アタッチメント73内に挿入される磁石74およびナットNのストッパとしての役目を有する(図5参照)。
ねじ孔73dは、図6に示すように、例えば、第2アタッチメント73の外周部の上下左右の4箇所に穿設されて、止めねじ75を螺着することにより、第2アタッチメント73が第1アタッチメント71に固定されるとともに、磁石74が第1アタッチメント71内に固定される。
磁石74は、ナットNを磁力で係合部73bに吸引するための部材であり、円盤状に形成されて、図示しない鉄製の保護用リングが嵌合されている。磁石74は、筒部73a内に挿入し、さらに、筒部73aに第1アタッチメント71を挿入して止めねじ75で固定することにより、ソケット7内で第1アタッチメント71と段差部73cとで挟持された状態に配設されている。
≪作用≫
次に、各図を参照しながら、多軸仮締め工具Aの作用を説明する。
まず、図1に示すように、車輪WのホイールW2のボルト孔W2bに、車軸のハブHに植設した5本のボルトBを挿通するとともに、多軸仮締め工具Aの5個のソケット7にそれぞれナットNを装着しておく。
次に、多軸仮締め工具Aを手で持って、5個のナットNを5本のボルトBの先端に当接させ、モータMを時計回りである右方向(ナットNを締結する方向)に回転させる。するとモータMが回転して、図2に示す出力軸Maを一体に回転させる。
出力軸Maが回転すると、この出力軸Maの外周部に噛合していた遊星歯車22が左方向に公転して、キャリア23、主軸部材27、駆動軸3a、および駆動歯車3が左方向に減速回転する。
駆動歯車3が左方向に回転すると、図4に矢印で示すように、この駆動歯車3の噛合部3dに外面側の凹凸部4aを噛合させて巻き掛けられていた歯付ベルト4は、内面側の噛合部5aが噛合している各従動歯車5の外周を右方向に移動して、各従動歯車5を右方向に回転させて循環する。
各従動歯車5が右方向に回転すると、図5に示すように、それぞれの従動歯車5、第1アタッチメント71および第2アタッチメント73がともに右方向に回転する。その第2アタッチメント73に挿入されていたナットNは、それらとともに、右方向に回転してボルトBに螺合されて、仮締めされる。
このようにして、ナットNをボルトBに仮締めした後、多軸仮締め工具Aを取り外し、ナットランナで各ナットNを所定のトルクで本締めして車輪Wの取り付け作業が完了する。
例えば、図2に示すように、ソケット7に挿入したナットNとボルトBとの位相が少しずれているときには、ナットNのねじ部にボルトBのねじ部が螺合せず、第2アタッチメント73がホイールW2のナット取付穴W2aに干渉しても、負荷が比較的小さく、多軸仮締め工具Aにトルクリミット機構が設けられていないため、モータMが回転し続ける。
この場合、作業者が多軸仮締め工具Aの傾きやその位置を微調整することにより、ボルトBのねじ部がナットNのねじ部に螺合するようになり、ナットNを仮締めすることができるようになる。
また、ソケット7に挿入したナットNとボルトBとの位相が大きくずれているときには、ナットNのねじ部にボルトBのねじ部が螺合せず、ナットNとボルトBとが圧接して喰い付き、歯付ベルト4の伝達力以上の回転トルクがソケット7と一体に回転する従動軸6に負荷される。すると、ソケット7、従動軸6および従動歯車5が停止して、噛合部5aが歯付ベルト4の凹凸部4bに圧接することになる。この場合、歯付ベルト4に負荷がかかると、歯付ベルト4が弾性材によって形成されているため、歯付ベルト4が負荷のかかっている従動歯車5の噛合部5aの歯山を乗り越えて空転したり、駆動歯車3のみが歯付ベルト4の凹凸部4a,4bの歯山を乗り越えて空転したりするようになる。
そうすると、モータMなどの従動軸6側に過度の回転トルクが作用されないため、第2アタッチメント73の係合部73bやソケット7の固定箇所やモータMなどが破損することを防止することができる。
そして、作業者が多軸仮締め工具Aの傾きやその位置を微調整することにより、ボルトBのねじ部がナットNのねじ部に螺合するようになり、ナットNを仮締めすることができるようになる。また、歯付ベルト4は、弾性材からなることにより、音を吸収するため、作動時の音を小さくすることができる。
≪本実施形態の効果≫
本発明の実施形態に係る多軸仮締め工具Aは、以上のような構成および作用を有することにより、次のような効果を奏する。
(1)歯付ベルト4は、チェーンや歯車などと比較して安価であるため、多軸仮締め工具Aのコストダウンを図ることができる。
(2)歯付ベルト4は、可撓性を有する弾性材からなることにより、強く引っ張れば変形するため、部品交換するときの着脱作業が行い易い。
(3)歯付ベルト4は、チェーンや歯車などと比較して軽量であるので、多軸仮締め工具Aの軽量化に寄与するとともに、多軸仮締め工具Aを手で持って仮締め作業を行い易くすることができる。
(4)多軸仮締め工具Aは、電動締付工具のトルクリミット機能を歯付ベルト4の凹凸部4a,4bで代行させているため、そのトルクリミット機能が不要になった分だけ、構造を簡素化するとともに、軽量化とコストダウンを図ることができる。
(5)多軸仮締め工具Aは、モータMによって回転された駆動歯車3の回転を、中間歯車を介さず、歯付ベルト4によって従動歯車5を回転させているため、歯車や歯車を軸支する軸の個数を削減して、構造を簡素化するとともに、軽量化を図ることができる。
(6)多軸仮締め工具Aは、ソケット7に磁石74を内設していることにより、ソケット7にナットNを磁力で吸引しているため、ナットNが脱落することがなく、仮締め作業を行い易くすることができる。
(7)歯付ベルト4に噛合している歯車は、駆動歯車3と従動歯車5のみからなることにより、従来の無端チェーン機構で使用していた中間歯車やこの中間歯車を軸支する軸や軸受が不要となるため、部品点数を削減して、多軸仮締め工具の軽量化を図ることができる。
≪変形例≫
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造および変更が可能であり、本発明はこれら改造および変更された発明にも及ぶことは勿論である。
例えば、本発明の多軸仮締め工具Aは、図1に示すように、車輪WをハブHに取り付ける場合を例に挙げて説明したが、それ以外の複数のナットNのボルトBへの仮締めにも使用することができ、さらに、ナットNの仮締め以外にボルトBの仮締めにも使用することができる。
そして、多軸仮締め工具Aは、従動軸6に設けたソケット7をドライバに代えることにより、プラスまたはマイナスのねじを仮締めする場合にも使用することができる。
また、ソケット7およびボルトB・ナットNの数は、5個の場合を例に挙げたが、5個に限定されるものではなく、その数は設置される場所に応じて適宜に増減してもよい。
例えば、フランジなどに正多角形や不規則な多角形を描くように配置された複数のボルトにナットを仮締めする場合にも使用することができる。この場合、ソケット7の配置位置は、ボルトBの位置に合わせて配置し、ソケット7と同軸上に配置される各従動歯車5の噛合部5aを歯付ベルト4の内面側の凹凸部4bに噛合させればよい。
さらに、図4および図5に示す従動歯車5は、例えば、円柱状の金属製部材からなる従動軸6を切削加工などによって一体形成したものでもよい。
図2に示す減速機構2は、出力軸Maの回転を減速回転させるものであればよく、遊星歯車機構に限定されるものはない。減速機構2は、例えば、ウォーム・ホイールや複数の歯車で減速回転するようにした減速歯車機構やベルト機構などでもよい。
本発明の実施形態に係る多軸仮締め工具の使用状態を示す一部断面を有する側面図である。 本発明の実施形態に係る多軸仮締め工具を示す要部拡大概略側面図である。 本発明の実施形態に係る多軸仮締め工具の駆動歯車、従動歯車および歯付ベルトの形状を示す要部拡大斜視図である。 図2のX−X断面図である。 図4のY−Y断面図である。 本発明の実施形態に係る多軸仮締め工具のソケットの拡大正面図である。
符号の説明
1 ハウジング
3 駆動歯車
3a 駆動軸
3d 噛合部(歯形)
4 歯付ベルト
4a,4b 凹凸部(歯形部分)
5 従動歯車
5a 噛合部
7 ソケット
14 ベルトケース(ケース)
15 フロントカバー(ケース)
A 多軸仮締め工具
B ボルト(ナット)
M モータ(駆動手段)
Ma 出力軸

Claims (4)

  1. 駆動手段の動力を利用して複数のボルトまたはナットを仮締めする多軸仮締め工具であって、
    前記駆動手段によって回転されると共に当該駆動手段の出力軸に連動する駆動軸に歯形を刻設してなる駆動歯車と、
    複数の従動歯車と、
    前記駆動歯車および前記複数の従動歯車に巻き掛けられて、前記駆動歯車の回転を前記複数の従動歯車に伝達するための歯付ベルトと、
    前記複数の従動歯車に連結されるとともに、前記ボルトまたは前記ナットが係合されるソケットと、を備えたこと
    を特徴とする多軸仮締め工具。
  2. 請求項1に記載の多軸仮締め工具であって、
    前記歯付ベルトは、少なくとも歯形部分が弾性材からなること
    を特徴とする多軸仮締め工具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の多軸仮締め工具であって、
    前記複数の従動歯車は、前記駆動歯車の周辺に配置され、
    前記歯付ベルトは、内面側および外面側に凹凸部が形成されて、前記外面側の凹凸部に前記駆動歯車の噛合部が噛合され、前記内面側の凹凸部に前記複数の従動歯車の噛合部が噛合されるように巻き掛けられていること
    を特徴とする多軸仮締め工具。
  4. 請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の多軸仮締め工具であって、
    前記駆動歯車、前記歯付ベルトおよび前記複数の従動歯車は、ポリカーボネートによって形成されたケースによって覆われていること
    を特徴とする多軸仮締め工具。
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