JP2007245301A - トルクアップレンチ - Google Patents

トルクアップレンチ Download PDF

Info

Publication number
JP2007245301A
JP2007245301A JP2006073321A JP2006073321A JP2007245301A JP 2007245301 A JP2007245301 A JP 2007245301A JP 2006073321 A JP2006073321 A JP 2006073321A JP 2006073321 A JP2006073321 A JP 2006073321A JP 2007245301 A JP2007245301 A JP 2007245301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
wrench
case
arm
bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006073321A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Ono
孝雄 大野
Takeshi Komai
武 駒井
Hirokazu Karasawa
廣和 唐澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST filed Critical National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority to JP2006073321A priority Critical patent/JP2007245301A/ja
Publication of JP2007245301A publication Critical patent/JP2007245301A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】自動車タイヤのボルト・ナットの締め付け或いは緩め作業を簡便に行うことができる小型・軽量で低コストの手動レンチを提供する。
【解決手段】内歯3Bを形成したケース3を蓋2と支持材4とで覆い、蓋2の中心孔を貫通する入力軸1の端部に太陽歯車30を形成し、内歯3Bと太陽歯車30とに噛み合うように遊星歯車31、32を設ける。出力軸部材7は片面側に入力軸1端部のピン30Aを嵌合する嵌合穴と、遊星歯車31のピンを嵌合する嵌合穴を設け、支持部材4の中心孔を貫通し、端部には出力軸6を備えている。支持材4は出力軸部材7を支持し、外方に延びる腕部8を備え、腕部8には長孔と孔とを備える。アーム5には端部にボルト・ナット24に嵌合するソケット22に対し螺合するボルト17を備え、更に前記長孔と孔に対向する孔と長孔及びボルト・ナット14、ねじ16からなる距離調整機構を備える。
【選択図】図1

Description

本発明はボルト、ナット等の締め付け、取り外しに用いるトルクレンチに関し、特に自動車タイヤの固定に用いられているボルトやナットの締め付け或いは緩め作業を簡便に行うことができる、小型・軽量の遊星歯車機構を備えた減速型(トルク増大)の手動レンチに関する。
従来より各種の分野でボルトやナットの締め付け、緩め作業が行われており、そのために各種のトルクレンチが用いられている。それらの作業を素早く行うために遊星歯車機構を利用した増速型(トルク減少)の手動レンチが用いられ、例えば(1)特開平4−336976号公報「ラチェットスパナ」(特許文献1)が開発されている。また、特に大型のボルト、ナットの締め付けや緩め作業を容易に行うために遊星歯車機構を利用した減速型(トルク増大)の手動レンチとして、例えば(2)特開平1−103270号公報「遊星歯車減速機を用いたレンチ」(特許文献2)、(3)特開平8−174437号公報「トルクアタッチメント付きトルクレンチ」(特許文献3)が開発されている。これらの遊星歯車機構を利用したレンチはいずれもボルトやナット(以下、ボルト・ナットという)の締め付け或いは緩め作業に用いられ、作業性の向上を図るものである。
前記(1)と(3)の文献に示された工具は、太陽歯車と遊星歯車から構成される遊星歯車増速・減速機構を採用し、(2)の文献に示された工具は、サイクロ減速機(登録商標)と呼ばれる遊星歯車減速機構を採用している。
前記(2)の文献に示された工具に用いられているサイクロ減速機は、入力軸を偏心回転させてトロコイド型歯形の外歯歯車を減速回転させ、外歯歯車に接続された出力軸に回転力を伝えてボルト・ナットの締め付け或いは緩め作業を行うものである。また前記(3)の文献に示された工具によるボルト・ナットの締め付けは、<1>ハンドル操作による高速工程と、<2>トルクアタッチメントによる低速(増力)工程で行われる。この工具は、特に大型のボルト・ナットの締め付けに開発されたものである。
特開平4−336976号公報 特開平1−103270号公報 特開平8−174437号公報
遊星歯車減速機構を採用している従来のレンチは衝撃力が加わる電動型のものも多く、耐久性の向上などのため多くの部品から構成されている。また、構造上、精密な加工が必要な部品を有するレンチもある。さらに、レンチの一部には、ボルト・ナットの締め付け或いは緩め以外の作業も可能な機能を備えたものもある。したがって、これらのレンチはコストが高く、その外形寸法も大きい。
自動車タイヤの交換は整備工場などのほか、タイヤのパンク修理やタイヤの位置交換等のために自動車の所有者が行う場合も多い。このときには自動車に付属するレンチを用いて締め付け或いは緩め作業を行っているものの、レンチに相当の力をかける必要がある。この作業は簡便ではなく、場合によっては事故などの危険も伴う。また、電動レンチは電源の確保が必要で使用制限がある一方、手動レンチはそのような制限がない。
従来のレンチが有する上記課題に鑑みて、本発明は自動車タイヤのボルト・ナットの締め付け或いは緩め作業を簡便に行うことができる小型・軽量の手動レンチの提供を目的とする。また、個人使用の場合は使用頻度も少ないことから、この点を考慮した低コストのレンチを提供することも目的とする。
上記小型・軽量、手動及び低コストのレンチを提供する第1の手段は、レンチを構成する部品数を極力減少させることである。具体的には、例えば遊星歯車減速機構に用いられている複数の転がり軸受をすべり軸受とすることにより部品数を減少させる。
第2の手段は、精密加工を要する部品の削減である。第3の手段は、自動車タイヤの交換用に該レンチの用途を限定することでレンチの構造を簡略化する。第2と第3の手段は、特に部品の加工費を大幅に低減させる。
個人が該レンチを使用する頻度は少ないことから、従来品のような高耐久性は必要がない。したがって、第4の手段は、該レンチの製作材料として低廉かつ加工性のよいものを選択することである。
前記のような本発明に係るトルクアップレンチに関して、より具体的には、内周面に内歯を形成したケースと、前記ケースの一端面側を覆い、中心孔を備えた蓋と、前記ケースの他端面側を覆い、中心孔を備え、前記ケース側端面に嵌合穴を備えると共に、外方に延び長孔と孔とを形成している腕部を備えた支持材と、前記蓋の中心孔に嵌合し、ケース内の部分に外歯を形成しケース内端部に回転用のピンを形成すると共に、ケース外端部にソケットレンチ嵌合部を備えた入力軸と、前記ケースの内歯と前記入力軸の外歯に噛み合い、側面中心に回転用のピンを備えた複数の遊星歯車と、端面に前記入力軸のピンを嵌合して該ピンの回転を支持する入力軸用嵌合穴と、前記複数の遊星歯車のピンを嵌合して該ピンの回転を支持する複数の遊星歯車用嵌合穴とを備え、周囲が前記支持材の嵌合穴に嵌合すると共に前記支持材の中心孔を貫通し、中心にボルト・ナットに嵌合するソケット回転用の出力軸を突出した出力軸部材と、前記支持材の長孔に対向する孔と、孔に対向する長孔とを形成し、端部にボルト・ナットに嵌合するソケットに対して螺合するボルトを備えたアームとを備え、前記支持材と前記アームとは距離調整機構により連結したことを特徴とする。
また、本発明に係る他のトルクアップレンチは、前記トルクアップレンチにおいて、前記支持材の腕部と前記アームには周囲の部材に干渉することを防止する湾曲部を形成していることを特徴とする。
また、本発明に係る他のトルクアップレンチは、前記トルクアップレンチにおいて、前記蓋の中心孔の内周面を、該中心孔に嵌合する入力軸の回転を支持するすべり軸受としたことを特徴とする。
また、本発明に係る他のトルクアップレンチは、前記トルクアップレンチにおいて、前記支持材の中心孔の内周面を、該中心孔に嵌合する出力軸部材の回転を支持するすべり軸受としたことを特徴とする。
また、本発明に係る他のトルクアップレンチは、前記トルクアップレンチにおいて、前記距離調整機構は、支持材の長孔とアームの孔、及び支持材の孔とアームの長孔にそれぞれ螺合或いは嵌合するねじ部材により、前記出力軸に対向するボルト・ナットとこれに隣接する他のボルト・ナットとの間隔に対応するように距離を調整する機構であることを特徴とする。
本発明によって以下のような優れた効果が発揮される。
(1)該レンチの遊星歯車減速機構に用いられている太陽歯車と遊星歯車はピンと一体構造であることと、転がり軸受を一切使用しないですべり軸受を採用したことから、部品数の減少や構造の簡略化ができ、小型・軽量で低コストの自動車タイヤの交換用に適したレンチを提供する。
(2)増力機構を用いているので人力よってボルト・ナットの締め付け或いは緩め作業を容易にできるとともに、上記の小型・軽量化により使い勝手のよいレンチを提供する。これは、自動車のタイヤ交換における作業の安全性も高める。
(3)該レンチはボルト間の距離に合わせる調整機構を備えているため、普通自動車(小型貨物自動車も含む)のタイヤ交換に広く用いることができる。
(4)該レンチは湾曲部を設けてあるため、タイヤのホイール及びホイールカバーに損傷を与えない。
(5)該レンチのトルクを支持する部材としてソケットを用いているため、トルクの支持が確実に行える。
本発明は自動車タイヤのボルト・ナットの締め付け或いは緩め作業を簡便に行うことができる小型・軽量で低コストの手動レンチを提供するという課題を、内周面に内歯を形成したケースと、前記ケースの一端面側を覆い、中心孔を備えた蓋と、前記ケースの他端面側を覆い、中心孔を備え、前記ケース側端面に嵌合穴を備えると共に、外方に延び長孔と孔とを形成している腕部を備えた支持材と、前記蓋の中心孔に嵌合し、ケース内の部分に外歯を形成しケース内端部に回転用のピンを形成すると共に、ケース外端部にソケットレンチ嵌合部を備えた入力軸と、前記ケースの内歯と前記入力軸の外歯に噛み合い、側面中心に回転用のピンを備えた複数の遊星歯車と、端面に前記入力軸のピンを嵌合して該ピンの回転を支持する入力軸用嵌合穴と、前記複数の遊星歯車のピンを嵌合して該ピンの回転を支持する複数の遊星歯車用嵌合穴とを備え、周囲が前記支持材の嵌合穴に嵌合すると共に前記支持材の中心孔を貫通し、中心にボルト・ナットに嵌合するソケット回転用の出力軸を突出した出力軸部材と、前記支持材の長孔に対向する孔と、孔に対向する長孔とを形成し、端部にボルト・ナットに嵌合するソケットに対して螺合するボルトを備えたアームとを備え、前記支持材と前記アームとは距離調整機構により連結することによって実現した。
以下、本発明の実施例である自動車のタイヤ交換用のトルクアップレンチについて詳細に説明する。図1(a)に、該レンチの側面図を示す。該レンチの本体33は、入力軸1、蓋2、後述の遊星歯車減速機構を内蔵するケース3、支持材4、アーム5及び出力軸6などから構成される。蓋2は複数のねじ10により、また支持材4は複数のねじ11によりケース3に固定される。
入力軸1の上部にはソケットレンチ20の四角形状部20Aと嵌合するソケットレンチ嵌合部9が設けられており、ソケットレンチ嵌合部9に四角形状部20Aを嵌めて該レンチ20を手動で回転すると入力軸1が回転する。該レンチ20としては、ラチェット式のものを用いても良い。入力軸1の回転は、遊星歯車減速機構にて減速(トルク増大)されて出力軸6を回転させる。この回転は、出力軸6の下部に設けられた四角形状部19と、ボルト・ナット23と嵌合するソケット21を介して、ボルト・ナット23の締め付け或いは緩めを行う。
ボルト・ナット14とアーム5に設けられた長孔16、ねじ15と支持材4に設けられた長孔16は、ボルト・ナット23とボルト・ナット24との距離に応じて四角形状部19とボルト17間の距離を合わせる距離調整機構である(図1(b)参照)。ボルト・ナット23とボルト・ナット24は自動車タイヤに装着された隣接するボルト・ナットで、距離Lは普通自動車(小型貨物自動車も含む)で68〜72mmであるので、前記距離調整機構はこの範囲で距離を調整できることが好ましい。ボルト・ナット14は固着しないで僅かな隙間があるように装着しておくと、ねじ15のみの緩めと締め付けにより容易に距離を調整できる。ねじ15が貫通するアーム5にはねじ15が嵌合するねじ孔18が加工されているため、距離の調整時に支持材4とアーム5は分離しない。
アーム5の端部に取り付けられたボルト17とボルト・ナット24と嵌合するソケット22は、ボルト・ナット24に隣接しているボルト・ナット23の締め付け或いは緩め時に、レンチ本体33に作用するトルクを支持する。
図1(b)に示すように、支持材4とアーム5の側面にはそれぞれ湾曲部25を設けてある。これは、自動車タイヤの交換時にタイヤのホイール及びホイールカバーを損傷させないためである。
図2(a)は図1(b)のA−A’断面図で、図2(b)は図2(a)のB−B’断面図(水平方向)である。遊星歯車減速機構を構成する歯車は、入力軸1の下部に一体に設けられた太陽歯車30、合計4個の遊星歯車(例えば遊星歯車31と遊星歯車32)及びケース3の内周面に設けられた内歯3Bである。なお、蓋2には入力軸1より僅かに大きい直径の孔が設けられているので、入力軸1を嵌装できる。また、支持材4には出力軸6の直径Dより僅かに大きい孔が設けられているので、出力軸6を嵌装できる。
太陽歯車30と4個の遊星歯車のいずれも、外歯(30B、31B)からなっている。図2(b)に示すように、本実施例の遊星歯車は4個である。太陽歯車30、遊星歯車(例えば31)及びケース3の内歯3Bに作用する力の分散と円滑な回転の観点から、遊星歯車の個数は3或いは4が好ましい。
本実施例の太陽歯車30と4個の遊星歯車の直径は同一(製作例12mm)で、内歯3Bの直径は3倍(製作例36mm)である。いずれの歯車においても歯高は同一(製作例6mm)である。また、製作例において太陽歯車30の外歯30Aと例えば遊星歯車31の外歯31Bの歯数はいずれも12で、ケース3の内歯3Bの歯数は36とした。
太陽歯車30の下部には、一体構造のピン30Aが形成されている。このピンは出力軸6の上面中央部に設けられた孔に嵌装されており、太陽歯車30を同心で回転させる。同様に、4個の遊星歯車の下部にも、一体構造のピン(例えば31Aと32A)が形成されている。これらのピンは出力軸部材7の上面外周に形成された4つの孔に嵌装されるので、各遊星歯車も同心で回転する。
従来の技術では、例えば太陽歯車や遊星歯車は歯車とピンが個別に構成されている。この場合、部品数が多くなるとともに、強度を持たせるために歯車の直径を大きくする必要があった。本実施例のように両者を一体構造化することにより強固な小径の歯車の製作が可能となるので、小型・軽量のレンチを提供できる。
図2(b)に示すように、入力軸1を回転させて太陽歯車30を時計回りに回転させると、太陽歯車30とケース3の内歯3Bに噛合って拘束された4個の遊星歯車は反時計回りに自転しながら、太陽歯車30を中心に時計回りに回転する。遊星歯車が時計回りに回転すると、4個の遊星歯車のピンが出力軸部材7に嵌装されているので出力軸6も時計回りに回転する。
本実施例の場合、太陽歯車30を4回転すると出力軸6が1回転する(減速比は1/4)。したがって、摩擦抵抗などを無視すれば、出力軸のトルクは回転軸のトルクの4倍となる。
遊星歯車減速機構を内蔵するケース3内の空間には、歯車などの潤滑のためにグリース44が充填される。グリース44は、入力軸1と蓋2との接触面となるすべり軸受41、出力軸6の上面中央に設けられた孔と太陽歯車30のピン30Aとの接触面、出力軸部材7の上面外周に設けられた4つの孔と各遊星歯車に形成されたピン(例えば遊星歯車31のピン31A)との接触面となるすべり軸受42、支持材4と出力軸6との接触面となるすべり軸受43、ゴム製のO−リング12、13なども潤滑する。
O−リング12、13は、グリース44を密封するために装着される。肉薄のパッキン3Aも、蓋2及び支持材4とケース3との接触面からグリース44が漏洩するのを防止する。O−リング13は、出力軸部材7の上方への移動を防止する機能も有している。同様に、入力軸1の上方への移動防止のため、入力軸1には金属製の止め輪40が取り付けられる。ゴム製のO−リングは摩擦力がやや大きくなるものの、ラチェットレンチを使用するときにレンチの空回りが防止できるという利点を持っている。
なお、製作例においては該レンチの本体の高さhは40mm、長さlは105mm、直径dは48mmで、従来の技術に比べて大幅に小型・軽量化できた。
本発明によるトルクアップレンチは特に自動車の車輪用ボルト・ナットの締め付けや緩め作業に好適に利用することができるが、それ以外にも広範な分野で同様に利用することができる。
(a)は本発明の実施例の側面図であり、(b)は同実施例におけるレンチ本体の平面図である。 (a)は図1(b)のA−A’部分の断面図であり、(b)は図2(a)のB−B’部分の断面図である。
符号の説明
1 入力軸
2 蓋
3 ケース
3A パッキン
3B 内歯
4 支持材
5 アーム
6 出力軸
7 出力軸部材
8 腕部
9 ソケットレンチ嵌合部
10 ねじ
11 ねじ
12 O−リング
13 O−リング
14 ボルト・ナット
15 ねじ
16 長孔
17 ボルト
18 ねじ孔
19 四角形状部
20 ソケットレンチ
20A 四角形状部
21 ソケット
22 ソケット
23 ボルト・ナット
24 ボルト・ナット
25 湾曲部
30 太陽歯車
32A ピン
33 レンチ本体
40 止め輪
41 すべり軸受
42 すべり軸受
43 すべり軸受
44 グリース

Claims (5)

  1. 内周面に内歯を形成したケースと、
    前記ケースの一端面側を覆い、中心孔を備えた蓋と、
    前記ケースの他端面側を覆い、中心孔を備え、前記ケース側端面に嵌合穴を備えると共に、外方に延び長孔と孔とを形成している腕部を備えた支持材と、
    前記蓋の中心孔に嵌合し、ケース内の部分に外歯を形成しケース内端部に回転用のピンを一体形成すると共に、ケース外端部にソケットレンチ嵌合部を備えた入力軸と、
    前記ケースの内歯と前記入力軸の外歯に噛み合い、側面中心に回転用のピンを一体に設けた複数の遊星歯車と、
    端面に前記入力軸のピンを嵌合して該ピンの回転を支持する入力軸用嵌合穴と、前記複数の遊星歯車のピンを嵌合して該ピンの回転を支持する複数の遊星歯車用嵌合穴とを備え、周囲が前記支持材の嵌合穴に嵌合すると共に前記支持材の中心孔を貫通し、中心にボルト・ナットに嵌合するソケット回転用の出力軸を突出した出力軸部材と、
    前記支持材の長孔に対向する孔と、孔に対向する長孔とを形成し、端部にボルト・ナットに嵌合するソケットに対して螺合するボルトを備えたアームとを備え、
    前記支持材と前記アームとは距離調整機構により連結したことを特徴とするトルクアップレンチ。
  2. 前記支持材の腕部と前記アームには周囲の部材に干渉することを防止する湾曲部を形成していることを特徴とする請求項1記載のトルクアップレンチ。
  3. 前記蓋の中心孔の内周面を、該中心孔に嵌合する入力軸の回転を支持するすべり軸受としたことを特徴とする請求項1記載のトルクアップレンチ。
  4. 前記支持材の中心孔の内周面を、該中心孔に嵌合する出力軸部材の回転を支持するすべり軸受としたことを特徴とする請求項1記載のトルクアップレンチ。
  5. 前記距離調整機構は、支持材の長孔とアームの孔、及び支持材の孔とアームの長孔にそれぞれ螺合或いは嵌合するねじ部材により、前記出力軸に対向するボルト・ナットとこれに隣接する他のボルト・ナットとの間隔に対応するように距離を調整する機構であることを特徴とするトルクアップレンチ。
JP2006073321A 2006-03-16 2006-03-16 トルクアップレンチ Pending JP2007245301A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006073321A JP2007245301A (ja) 2006-03-16 2006-03-16 トルクアップレンチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006073321A JP2007245301A (ja) 2006-03-16 2006-03-16 トルクアップレンチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007245301A true JP2007245301A (ja) 2007-09-27

Family

ID=38590119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006073321A Pending JP2007245301A (ja) 2006-03-16 2006-03-16 トルクアップレンチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007245301A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009264345A (ja) * 2008-04-29 2009-11-12 Hitachi Ltd スクロール式流体機械
JP2014008550A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Kuken:Kk 反力受具及び手持式ネジ着脱工具
CN112894690A (zh) * 2021-03-31 2021-06-04 南通职业大学 一种大转矩螺母拧转装置及使用其的螺母拧转方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129400U (ja) * 1974-08-28 1976-03-03
JPS59116171U (ja) * 1983-12-08 1984-08-06 有限会社 港和工業 ホイ−ルナツト着脱装置
JPS6149875U (ja) * 1984-09-04 1986-04-03
JPS6386973U (ja) * 1986-11-26 1988-06-06
JPH07247944A (ja) * 1994-03-14 1995-09-26 Hitachi Ltd 遊星歯車装置
JP2001271894A (ja) * 2000-03-23 2001-10-05 Asmo Co Ltd 遊星歯車装置
JP2004324878A (ja) * 2003-04-10 2004-11-18 Tok Bearing Co Ltd 減速機

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129400U (ja) * 1974-08-28 1976-03-03
JPS59116171U (ja) * 1983-12-08 1984-08-06 有限会社 港和工業 ホイ−ルナツト着脱装置
JPS6149875U (ja) * 1984-09-04 1986-04-03
JPS6386973U (ja) * 1986-11-26 1988-06-06
JPH07247944A (ja) * 1994-03-14 1995-09-26 Hitachi Ltd 遊星歯車装置
JP2001271894A (ja) * 2000-03-23 2001-10-05 Asmo Co Ltd 遊星歯車装置
JP2004324878A (ja) * 2003-04-10 2004-11-18 Tok Bearing Co Ltd 減速機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009264345A (ja) * 2008-04-29 2009-11-12 Hitachi Ltd スクロール式流体機械
JP2014008550A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Kuken:Kk 反力受具及び手持式ネジ着脱工具
CN112894690A (zh) * 2021-03-31 2021-06-04 南通职业大学 一种大转矩螺母拧转装置及使用其的螺母拧转方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4516434B2 (ja) 多軸仮締め工具
JP5156961B2 (ja) 減速装置
EP2149724B1 (en) Reduction gear device
CN101482160B (zh) 环面包络无间隙蜗轮蜗杆减速装置
JP2007085530A (ja) 中空減速機
CA2646738A1 (en) A planetary type gear unit comprising a planet carrier with a planet bogie plate
JP2013174271A (ja) 減速装置、産業機械および減速装置の産業機械への組込方法
JPWO2008053775A1 (ja) 減速機
JP6540184B2 (ja) アクチュエータ
CN104791425A (zh) 一种工业机器人高刚性大速比摆线减速器
JP2007245301A (ja) トルクアップレンチ
CN112096790A (zh) 内驱动内啮合磨损补偿平面包络蜗杆传动装置
CN108400676B (zh) 二级约束式减速电机
CN104343895B (zh) 一种自补偿零背隙行星传动减速器
US6582338B1 (en) Differential unit with worm gearsets
CN101372263B (zh) 多功能少齿差行星机构绞车
JP2009262293A (ja) ボルト締付装置
JP4119375B2 (ja) 複合遊星装置
WO2017202354A1 (zh) 多轮力矩器
CN211501495U (zh) 一种二级平行轴行星减速机
CN211501529U (zh) 一种一级直角行星减速机
JP2013170674A (ja) 動力伝達装置およびその組立方法
CN210178783U (zh) 能够任意调节两连接轴圆周方向角度的鼓形齿联轴器
CN203542475U (zh) 一种微型行星齿轮减速省力器
USRE29993E (en) Gear wrench

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20080905

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110726

A02 Decision of refusal

Effective date: 20120313

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02