JP2004324878A - 減速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型で減速比が大きくでき、しかも減速比の自由度の大きな効率の良い減速機を提供する。
【解決手段】 カバー8内に複式遊星歯車機構と、単式遊星歯車機構とを収納する。複式遊星歯車用と、単式遊星歯車用の中間キャリア26,14を同軸上に配置し、単式遊星歯車用の太陽歯車28を、複式遊星歯車用の中間キャリア26に連結し、単式遊星歯車用の中間キャリア14を出力軸12と結合し、複式遊星歯車機構と単式遊星歯車機構とを結合する。
【選択図】 図1

Description

本発明は遊星歯車機構を用いた減速機に関する。
単式遊星歯車を用いた減速機構は従来公知であり、また、複式遊星歯車を用いた減速機構も従来公知である(例えば非特許文献1参照)。
また、単式遊星歯車機構を複数段連結したものが従来知られている(例えば特許文献1参照)。
また、単式遊星歯車機構と不思議遊星歯車機構とを組み合わせたものが従来知られている(例えば特許文献2参照)。
両角宗晴著「遊星歯車と差動歯車の理論と設計計算法」日刊工業新聞社出版、1989年4月27日、P3 特開2002−349643号公報(第1ページ、第1図) 特開2002−364714号公報(第1ページ、第1図)
単式遊星歯車機構を用いた減速機と複式遊星歯車機構を用いた減速機はそれぞれ一長一短がある。単式遊星歯車機構は減速比が大きくとれないため、大きな減速比を得ようとすれば、単式遊星歯車機構の段数が多くなり、大型となってしまう。しかしながら所望の減速比が得やすく、減速比の自由度が大きいという長所がある。また、複式遊星歯車機構は大きな減速比が得られるが、減速比の自由度が制限され、希望の減速比を得るのが難しいという問題点がある。
また、単式遊星歯車機構と不思議遊星歯車機構とを組み合わせたものは、不思議遊星歯車機構のエネルギー損失が極めて大きなものになってしまう欠点がある。
また、複式遊星歯車機構は、複式遊星歯車が大径歯車部と小径歯車部を有する軸方向に長い不安定な2段歯車構造を持ち、大径歯車部が太陽歯車に噛み合い、小径歯車部が内歯車に噛み合う複雑な構成であるため、複式遊星歯車を傾かせる方向の力が加わりやすく、これが傾くと、音が発生し、また効率が低下したり、摩耗が大きくなり耐久性に問題が生じることになる。
本発明は上記問題点を解決することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明は、内歯車と複式遊星歯車と該複式遊星歯車を回転自在に軸支する複式遊星歯車用中間キャリアと入力軸に固定された複式遊星歯車用の太陽歯車とを有し前記複式遊星歯車の大径歯車部が前記太陽歯車と噛み合い前記複式遊星歯車の小径歯車部が前記内歯車に噛み合う1段目の複式遊星歯車機構と、内歯車と単式遊星歯車と単式遊星歯車用の中間キャリアと単式遊星歯車用の太陽歯車とを有し前記単式遊星歯車が前記内歯車と前記単式遊星歯車用の太陽歯車と噛み合う2段目の単式遊星歯車機構とを備え、前記複式遊星歯車用と単式遊星歯車用の中間キャリアを同軸上に配置し、前記単式遊星歯車用の太陽歯車を前記複式遊星歯車用の中間キャリアに連結し、前記単式遊星歯車用の中間キャリアを出力部と結合したものである。
また本発明は、前記複式遊星歯車用の中間キャリアと前記単式遊星歯車用の中間キャリアの各々を前記入力軸で回転自在に支承したものである。
また本発明は、前記出力部が出力軸であることを特徴とするものである。
また本発明は、前記出力部が1段または複数段の単式遊星歯車機構で構成されていることを特徴とするものである。
また本発明は、前記遊星歯車機構のうち少なくとも2つの遊星歯車機構の内歯車が共通の内歯車により構成されていることを特徴とするものである。
また本発明は、前記遊星歯車機構のうち少なくとも2つの遊星歯車機構の内歯車が互いに歯数の異なる別個の内歯車により構成されていることを特徴とするものである。
また本発明は、カバーと、該カバーの軸受部に回転自在に支持された出力軸と、前記カバーに連結する被減速装置に支持された入力軸と、前記カバー側に支持された支持体と、前記入力軸に連結された太陽歯車と、内歯車と、大径歯車部と小径歯車部とから成り、大径歯車部が前記太陽歯車と噛み合い、小径歯車部が前記内歯車と噛み合う複式遊星歯車と、前記複式遊星歯車を回転自在に軸支する複式遊星歯車用中間キャリアとを備え、前記中間キャリアを前記出力軸に連係した減速機において、前記中間キャリアを前記入力軸と前記支持体とで回転自在に支持したものである。
また本発明は、前記出力軸に、前記カバーの内側方向に延長部を設け、該延長部と前記入力軸とで前記複式遊星歯車用中間キャリアを回転自在に支持せしめたものである。
また本発明は、内歯車と複式遊星歯車と該複式遊星歯車を回転自在に軸支する複式遊星歯車用中間キャリアと入力軸に固定された複式遊星歯車用の太陽歯車とを有し前記複式遊星歯車の大径歯車部が前記太陽歯車と噛み合い前記複式遊星歯車の小径歯車部が前記内歯車に噛み合う1段目の複式遊星歯車機構と、内歯車と単式遊星歯車と単式遊星歯車用の中間キャリアと単式遊星歯車用の太陽歯車とを有し前記単式遊星歯車が前記内歯車と前記単式遊星歯車用の太陽歯車と噛み合う2段目の単式遊星歯車機構と、カバーに軸受を介して回転自在に支承された出力軸とを備え、前記複式遊星歯車用と単式遊星歯車用の中間キャリアを同軸上に配置し、該中間キャリアの各々を前記入力軸で回転自在に支承し、前記単式遊星歯車用の太陽歯車を前記複式遊星歯車用の中間キャリアに連結し、前記単式遊星歯車用の中間キャリアを前記出力軸に結合したものである。
また本発明は、前記単式遊星歯車機構を1段または複数段で構成したものである。
本発明は上述の如く構成したので、単式遊星歯車機構のみを多段に連結する従来の構成に比し、複式遊星歯車機構を利用したので、装置全体を大型にすることなく、小型で大きな減速比を得ることができる。また、単式遊星歯車機構と複式遊星歯車とを組み合わせたことで、複式遊星歯車機構の欠点であった、減速比の自由度が制限され、希望の減速比を得るのが難しいという問題点をも解決でき、減速比の自由度を大きくでき希望する減速比を得ることができる効果がある。
そして、エネルギー損失の極めて大きな不思議遊星歯車機構を用いないことにより、エネルギー損失を極力抑え、効率の良いエネルギー伝達を可能となった。
また、請求項7の発明にあっては、中間キャリアを、被減速装置に支持された入力軸と、カバー側に支持された支持体とで支持したので、傾き易い傾向にある複式遊星歯車を安定的に支持でき、従って、音の発生を防止することができ、且つ摩耗を少なくし、耐久性を向上させることができる。
また請求項8の発明では、出力軸へのラジアル荷重に対してより強い減速機を得ることができる。
また請求項2及び請求項9の発明にあっは、最も安定している入力軸でそれぞれ中間キャリアを軸支するため、中間キャリアの安定性が高くなる。
さらに、請求項9の発明にあっては、出力軸も出力軸受と入力軸とで直接軸支できるためさらに出力部の安定性が高くなり、低騒音、低振動が実現できる。
図1において、2は被減速装置であり、複写機やプリンターのモータあるいは減速機など回転出力軸を有する装置により構成され、本減速機の前段装置を構成する。前記被減速装置2のケーシングに支持された出力軸は、本減速機の入力軸4を構成し、該入力軸4には1段目の太陽歯車6が固定されている。前記被減速装置2のケーシングは、本減速機のカバー8の筒状部8aの一方に固定され、該筒状部8aの他方に、カバー8の盤状部8bを構成する盤状部材が固定されている。前記カバー8の筒状部8aの内周面には、内歯車10が嵌合配置され、該内歯車10は、カバー8の盤状部8bに固定されている。
前記カバー8の盤状部8bには軸受部8cが形成され、該軸受部8cは、その中心が前記入力軸4の中心と一致している。前記カバー8の軸受部8cには、本減速機の出力軸12が、その中心を前記入力軸4の中心に一致させて、回転自在に嵌合している。前記出力軸12の一方には、盤状の中間キャリア14が一体的に形成され、該中間キャリア14に1本又は複数本のキャリアピン16が一体的に突設されている。前記キャリアピン16には単式遊星歯車18が回転自在に嵌合している。前記単式遊星歯車16の一方側は、前記内歯車10に噛み合っている。前記中間キャリア14はスラストベアリング20を介して、前記カバー8の盤状部8bの内壁面に当接配置されている。
前記出力軸12の、前記カバー8の内側に突出する一方には、前記入力軸4と同軸線上に穴が形成され、該穴に軸状の支持体22が圧入されている。前記支持体22と入力軸4とは、互いの中心を一致させた同一軸線上で対向配置されている。26は中間キャリアであり、これの管状部26aに前記入力軸4と支持体22にまたがって、すべり軸受24が嵌着し、該すべり軸受24の内周面に前記入力軸4と支持体22が回転自在に嵌合している。前記管状部26aの一方側には、太陽歯車28が一体的に形成され、該太陽歯車28に前記単式遊星歯車18が噛み合っている。
前記中間キャリア26には、キャリアピン30が1本又は複数本突設され、該キャリアピン30に、大径歯車部32aと、小径歯車部32bを有する複式遊星歯車32が回転自在に嵌合している。前記複式遊星歯車32の大径歯車部32aは、前記太陽歯車6と噛み合い、小径歯車部32bは、前記内歯車10と噛み合っている。前記カバー8は取付部8dを介して、ネジ等により、機械装置の所要の箇所に固定される。また、被減速装置2は本減速機のカバー8の筒状部8aの一方に固定されているが、他の固定手段によって他の機械装置に固定されていても良い。
上記した構成において、複式遊星歯車32を支える中間キャリア26は、軸受24を介して入力軸4と支持体22の両方によって支承される。即ち、中間キャリア26は、入力軸4とカバー8に支持された支持体22とによって、複式遊星歯車32が傾かないように回転自在にしっかりと支持される。入力軸4の回転により太陽歯車6が同速で回転し、この回転は複式遊星歯車32に伝達される。複式遊星歯車32は、キャリアピン30を回転軸として自転するとともに、内歯車10に沿って、太陽歯車6の周囲を公転する。
そして、複式遊星歯車32が公転することで、中間キャリア26は回転し、中間キャリア26に固定されている太陽歯車28も中間キャリア26と同じ速度で回転を始める。太陽歯車28の回転は、単式遊星歯車18に伝達される。この単式遊星歯車18は、内歯車10に沿って太陽歯車28の周囲を公転する。単式遊星歯車18が公転することで、中間キャリア14が回転し、出力軸12から、所定の減速比で減速された出力が取り出される。上記内歯車10、複式遊星歯車32、中間キャリア26及び太陽歯車6は1段目の複式遊星歯車機構を構成し、内歯車10、単式遊星歯車18、中間キャリア14及び太陽歯車28は、2段目の単式遊星歯車機構を構成している。
2段目の単式遊星歯車機構は、図示する1段の構成に特に限定されるものではなく、何段であっても良い。従って、2段目の単式遊星歯車機構の出力部は、出力軸12、又は、次段以下の単式遊星歯車機構の太陽歯車となる。単式遊星歯車機構を図1に示すように、1段の構成とした場合には、中間キャリア14は出力軸12と直接結合する。単式遊星歯車機構を2段以上の構成とした場合には、中間キャリア14は次段の単式遊星歯車機構から成る出力部と結合することになり、中間キャリア14は、次段以下の単式遊星歯車機構を介して、最終段の単式遊星歯車機構の出力軸と結合する。
単式遊星歯車機構を複数段の連結構成とした実施形態を図3を参照して以下に説明する。
図3において、2は被減速装置、4は入力軸である。入力軸4には1段目の太陽歯車6が固定されている。前記被減速装置2のケーシングは、本減速機のカバー8の筒状部8aの一方に固定されている。前記カバー8の筒状部8aの内周面には、内歯車10が嵌合配置され、該内歯車10は、カバー8の盤状部8bに固定されている。
前記カバー8の軸受部8cには、本減速機の出力軸12が、その中心を前記入力軸4の中心に一致させて、回転自在に嵌合している。前記出力軸12の一方には、盤状の中間キャリア14bが一体的に形成され、該中間キャリア14bに1本又は複数本のキャリアピン16bが一体的に突設されている。前記キャリアピン16bには単式遊星歯車18bが回転自在に嵌合している。前記単式遊星歯車18bの一方側は、前記内歯車10に噛み合っている。前記中間キャリア14bはスラストベアリング20を介して、前記カバー8の盤状部8bの内壁面に当接配置されている。
前記出力軸12の一方には、前記入力軸4と同軸線上に穴が形成され、該穴に軸状の支持体22が圧入されている。前記支持体22と入力軸4とは、互いの中心を一致させた同一軸線上で対向配置されている。26は中間キャリアであり、これの管状部にはすべり軸受24が嵌着し、該すべり軸受24の内周面に、前記入力軸4と支持体22が回転自在に嵌合している。前記中間キャリア26の管状部の一方側には、太陽歯車28aが一体的に形成されている。14aは中間キャリアであり、これの管状部にはすべり軸受25が嵌着し、該すべり軸受25の内周面に、前記支持体22が回転自在に嵌合している。前記中間キャリア14aの管状部には、太陽歯車28bが一体的に形成されている。
前記単式遊星歯車18bは前記太陽歯車28bに噛み合っている。前記中間キャリア14aのキャリアピン16aに回転自在に支持された単式遊星歯車18aは、その一方が前記内歯車10に噛み合い、他方が前記太陽歯車28aに噛み合っている。前記中間キャリア26には、キャリアピン30が1本又は複数本突設され、該キャリアピン30に、大径歯車部32aと、小径歯車部32bを有する複式遊星歯車32が回転自在に嵌合している。前記複式遊星歯車32の大径歯車部32aは、前記太陽歯車6と噛み合い、小径歯車部32bは、前記内歯車10と噛み合っている。前記カバー8は取付部8dを介して、ネジ等により、機械装置の所要の箇所に固定される。
上記した構成において、複式遊星歯車32を支える中間キャリア26は、軸受24を介して入力軸4と支持体22の両方によって支承される。入力軸4の回転により太陽歯車6が同速で回転し、この回転は複式遊星歯車32に伝達される。複式遊星歯車32は、キャリアピン30を回転軸として自転するとともに、内歯車10に沿って、太陽歯車6の周囲を公転する。
そして、複式遊星歯車32が公転することで、中間キャリア26は回転し、中間キャリア26に固定されている太陽歯車28aも中間キャリア26と同じ速度で回転を始める。太陽歯車28aの回転は、単式遊星歯車18aに伝達される。この単式遊星歯車18aは、内歯車10に沿って太陽歯車28aの周囲を公転する。
単式遊星歯車18aが公転することで、中間キャリア14aが回転し、中間キャリア14aに固定されている太陽歯車28bも中間キャリア14aと同じ速度で回転を始める。太陽歯車28bの回転は、単式遊星歯車18bに伝達される。この単式遊星歯車18bは、内歯車10に沿って太陽歯車28bの周囲を公転する。単式遊星歯車18bが公転することで、中間キャリア14bが回転し、出力軸12から、所定の減速比で減速された出力が取り出される。上記内歯車10、複式遊星歯車32、中間キャリア26及び太陽歯車6は1段目の複式遊星歯車機構を構成し、内歯車10、単式遊星歯車18a、中間キャリア14a及び太陽歯車28aは、2段目の単式遊星歯車機構を構成し、内歯車10、単式遊星歯車18b、中間キャリア14b及び太陽歯車28bは、3段目の単式遊星歯車機構を構成している。
図1,3に示す上記実施形態では、単式遊星歯車機構と複式遊星歯車機構は共通の内歯車10を用いているが、図4に示すように、歯数の異なる別個の内歯車10a,10bを用いるようにしても良い。図4において、複式遊星歯車機構の内歯車10aは、凸部11を介して単式遊星歯車機構用の内歯車10bに固定され、内歯車10bは、カバー8の盤状部8bに固定されている。上記のように、内歯車10a,10bを歯数の異なる別個の構成とすることにより、減速比の自由度を増すことができる。図4中、内歯車10a,10bの構成以外は図1に示す構成と同一でり、対応する部分には同一の符号を付してある。
次に本発明の他の実施形態を図5を参照して説明する。
本実施形態の構成部分において、図1に示す実施形態と同一構造の部分は同一の符号を付してその対応関係を明らかにしてある。
2は被減速装置であり、複写機やプリンターのモータあるいは減速機により構成され、本減速機の前段装置を構成する。前記被減速装置2の出力軸は、本減速機の入力軸4を構成し、該入力軸4には太陽歯車6が固定されている。前記被減速装置2のケーシングは、本減速機のカバー8の筒状部8aの一方に固定され、該筒状部8aの他方にカバー8の盤状部8bを構成する盤状部材が固定されている。
前記カバー8の筒状部8aの内周面には、内歯車10が嵌合配置され、該内歯車10は、カバー8の盤状部8bに固定されている。前記カバー8の盤状部8bには、中心が、前記入力軸4の中心軸線と同一軸線上に位置するように、軸受部を兼ねた管状の支持体8c’が形成され、該支持体8c’に出力軸12が回転自在に嵌合している。前記出力軸12の一方には、中間キャリア26が一体的に形成され、中間キャリア26の盤状部に1本又は複数本のキャリアピン30が一体的に突設されている。
前記中間キャリア26の盤状部はスラストベアリング20を介して、前記カバー8の盤状部8bの内壁面に当接配置されている。前記中間キャリア26の管状部26aの中心は、前記入力軸4の中心と一致している。前記中間キャリア26の管状部26aに、すべり軸受24が嵌着し、該すべり軸受24の内周面に、前記入力軸4が回転自在に嵌合している。前記中間キャリア26には、キャリアピン30が1本又は複数本突設され、該キャリアピン30に、大径歯車部32aと、小径歯車部32bを有する複式遊星歯車32が回転自在に嵌合している。前記複式遊星歯車32の大径歯車部32aは、前記太陽歯車6と噛み合い、小径歯車部32bは、前記内歯車10と噛み合っている。前記カバー8は取付部8dを介して、ネジ等により、機械装置の所要の箇所に固定される。
上記した構成において、複式遊星歯車32を支える中間キャリア26は、入力軸4と、カバー8と一体的な支持体8c’との両方によってしっかりと回転自在に支承される。入力軸4の回転により太陽歯車6が同速で回転し、この回転は複式遊星歯車32に伝達される。複式遊星歯車32は、キャリアピン30を回転軸として自転するとともに、内歯車10に沿って、太陽歯車6の周囲を公転する。そして、複式遊星歯車32が公転することで、中間キャリア26は回転し、中間キャリア26と一体的な出力軸12が回転し、この出力軸12から、所定の減速比で減速された出力が取り出される。
上記実施形態において、図1,3,4に示す、支持体22、図5に示す、管状部26aは、出力軸12に、カバー8の内側方向に形成された延長部を構成し、該延長部と、前記入力軸4とで、図示の如く、複式遊星歯車機構の中間キャリア26を回転自在に支持している。この構成により、延長部は入力軸4側に支えられ、出力軸12に対する、ラジアル荷重は、カバー8の軸受け部と、入力軸4側とで支えられることになり、出力軸12はこれに対するラジアル荷重に対して強固に支持される。
次に本発明の他の実施形態を図6を参照して説明する。
本実施形態の構成部分において、図1に示す実施形態とほぼ同一構造の部分は同一の符号を付してその対応関係を明らかにしてある。
2は被減速装置であり、複写機やプリンターのモータあるいは減速機など回転出力軸を有する装置により構成され、本減速機の前段装置を構成する。前記被減速装置2のケーシングに支持された出力軸は、本減速機の入力軸4を構成し、該入力軸4には1段目の太陽歯車6が固定されている。
前記被減速装置2のケーシングは、本減速機のカバー8の筒状部8aの一方の底部8cにボルト9により固定され、該筒状部8aの他方に、カバー8の盤状部8bを構成する盤状部材が固定されている。11は前記カバー8の内径部に嵌合配置された盤状のカバー部材であり、これの一方の面にボルト9の頭部を収納する凹入部が形成されている。前記カバー部材11の中央には穴が形成され、該穴に前記太陽歯車6が遊嵌している。前記カバー8の筒状部8aの内周面には、内歯車10が嵌合配置され、該内歯車10の一方は、前記カバー部材11に固定され、他方は、カバー8の盤状部8bに固定されている。
前記カバー8の盤状部8bの中央の穴には焼結合金からなる含浸軸受13の一方が圧入固定されている。該軸受13は、その中心が前記入力軸4の中心と一致している。前記軸受13には、Eリング15が取り付けられた、本減速機の出力軸12が、その中心を前記入力軸4の中心に一致させて、回転自在に嵌合している。前記出力軸12は、切削加工により軸加工され、焼き入れ処理されている。前記出力軸12の一方の小径軸部12aは、前記入力軸4と同径に設定され、互いの中心を一致させた同軸上で、わずかな隙間を存して対向している。前記した出力軸12の一方の小径軸部12aと入力軸4とは、必ずしも同径でなくともよい。これらの径が異なる場合には、すべり軸受25の内径は、出力軸12の一方の小径軸部12a及び入力軸4の直径に合わせて、段部が形成され、それぞれの軸がこれに嵌合することになる。
前記出力軸12の一方の小径軸部12aの外周面には、盤状の中間キャリア14が固定され、該中間キャリア14に1本又は複数本のキャリアピン16が一体的に突設されている。前記キャリアピン16には単式遊星歯車18が回転自在に嵌合している。前記単式遊星歯車18の一方側は、前記内歯車10に噛み合っている。前記中間キャリア14はスラストベアリング20を介して、前記カバー8の盤状部8bの内壁面に当接配置されている。前記出力軸12は、該出力軸12に取り付けられたEリング15と、該出力軸12に圧入固定され、且つスラストベアリング20を介して前記盤状部8bに当接する中間キャリア14とによって、前記盤状部8bと前記軸受13とを挟み込む構成とし、これによって、該出力軸12及び中間キャリア14は、前記盤状部8b及び前記軸受13に対して、一定許容範囲の隙間をもって保持されることになる。
25は鍔を有する管状のすべり軸受であり、その内径部が前記入力軸4と出力軸12の小径部12aとにまたがってこれらに回転自在に嵌合している。前記すべり軸受25の管状部の一端は、前記中間キャリア14のボス部14aの端面と対向している。26は中間キャリアであり、これの管状部26aの内径部の一方部分にすべり軸受25の外周面が嵌着し、該管状部26aの内径部の他方部分は、前記中間キャリア14のボス部14aが遊嵌している。前記管状部26aの外周面には、太陽歯車28が一体的に形成され、該太陽歯車28に前記単式遊星歯車18が噛み合っている。
前記中間キャリア26には、キャリアピン30が1本又は複数本突設され、該キャリアピン30に、大径歯車部32aと、小径歯車部32bを有する複式遊星歯車32が回転自在に嵌合している。前記複式遊星歯車32の大径歯車部32aは、前記太陽歯車6と噛み合い、小径歯車部32bは、前記内歯車10と噛み合っている。前記カバー8は適宜な取付手段を介して、機械装置の所要の箇所に固定される。
上記した構成において、複式遊星歯車32を支える中間キャリア26は、すべり軸受25を介して入力軸4と、カバー8に含浸軸受13を介して支持された出力軸12の両方によって支承される。即ち、中間キャリア26は、入力軸4とカバー8に支持された支持体とによって、複式遊星歯車32が傾かないように回転自在にしっかりと支持される。入力軸4の回転により太陽歯車6が同速で回転し、この回転は複式遊星歯車32に伝達される。複式遊星歯車32は、キャリアピン30を回転軸として自転するとともに、内歯車10に沿って、太陽歯車6の周囲を公転する。
そして、複式遊星歯車32が公転することで、中間キャリア26は回転し、中間キャリア26に固定されている太陽歯車28も中間キャリア26と同じ速度で回転を始める。太陽歯車28の回転は、単式遊星歯車18に伝達される。この単式遊星歯車18は、内歯車10に沿って太陽歯車28の周囲を公転する。単式遊星歯車18が公転することで、中間キャリア14が回転し、出力軸12から、所定の減速比で減速された出力が取り出される。
図6に示す実施形態では、軸受13に焼結軸受を用い、出力軸にも切削加工をしてあるので高精度化が可能であり、そのため、出力軸のガタツキを防止することができる。
また、出力軸は切削軸としてこれを焼き入れすることで、耐摩耗性が向上し、耐久性を向上させることができる。
次に本発明の他の実施形態を図8を参照して説明する。
本実施形態の構成部分において、図6に示す実施形態とほぼ同一構造の部分は同一の符号を付してその対応関係を明らかにしてある。
2は被減速装置であり、複写機やプリンターのモータあるいは減速機など回転出力軸を有する装置により構成され、本減速機の前段装置を構成する。前記被減速装置2のケーシングに支持された出力軸は、本減速機の入力軸4を構成し、該入力軸4には1段目の太陽歯車6が固定されている。
前記被減速装置2のケーシングは、本減速機のカバー8の筒状部8aの一方の底部8cにボルト9により固定され、該筒状部8aの他方に、カバー8の盤状部8bを構成する盤状部材が固定されている。11は前記カバー8の内径部に嵌合配置された盤状のカバー部材であり、これの一方の面にボルト9の頭部を収納する凹入部が形成されている。前記カバー部材11の中央には穴が形成され、該穴に前記太陽歯車6が遊嵌している。前記カバー8の筒状部8aの内周面には、内歯車10が嵌合配置され、該内歯車10の一方は、前記カバー部材11に固定され、他方は、カバー8の盤状部8bに固定されている。
前記カバー8の盤状部8bの中央の穴には焼結合金からなる含浸軸受13の一方が圧入固定されている。該軸受13は、その中心が前記入力軸4の中心と一致している。前記軸受13には、Eリング15が取り付けられた、本減速機の出力軸12が、その中心を前記入力軸4の中心に一致させて、回転自在に嵌合している。前記出力軸12は、切削加工により軸加工され、焼き入れ処理されている。前記出力軸12の一方の小径軸部12aは、前記入力軸4と同径に設定され、互いの中心を一致させた同軸上で、わずかな隙間を存して対向している。前記した出力軸12の一方の小径軸部12aと入力軸4とは、必ずしも同径でなくともよい。これらの径が異なる場合には、すべり軸受25の内径は、出力軸12の一方の小径軸部12a及び入力軸4の直径に合わせて、段部が形成され、それぞれの軸がこれに嵌合することになる。
14は盤状の中間キャリアであり、これの中心に管状部14bが一体的に形成され、該管状部14bに軸穴14aが形成されている。前記出力軸12の一方の小径軸部12aの外周面は、前記中間キャリア14の軸穴部14aに圧入固定されている。前記中間キャリア14の軸穴部14aに前記入力軸4の先端が回転自在に嵌合している。前記中間キャリア14には、1本又は複数本のキャリアピン16が一体的に突設されている。前記キャリアピン16には単式遊星歯車18が回転自在に嵌合している。前記単式遊星歯車18の一方側は、前記内歯車10に噛み合っている。前記中間キャリア14はスラストベアリング20を介して、前記カバー8の盤状部8bの内壁面に当接配置されている。前記出力軸12は、該出力軸12に取り付けられたEリング15と、該出力軸12に圧入固定され、且つスラストベアリング20を介して前記盤状部8bに当接する中間キャリア14とによって、前記盤状部8bと前記軸受13とを挟み込む構成とし、これによって、該出力軸12及び中間キャリア14は、前記盤状部8b及び前記軸受13に対して、一定許容範囲の隙間をもって保持されることになる。
26は中間キャリアであり、これの中心に軸穴26bと、これより大径な穴26cを有する管状部26aが形成され、該軸穴26bは、前記入力軸4の外周面に回転自在に嵌合し、前記穴26cは前記中間キャリア14の管状部14bに遊嵌している。前記中間キャリア26の管状部26aの外周面には、太陽歯車28が一体的に形成され、該太陽歯車28に前記単式遊星歯車18が噛み合っている。前記中間キャリア26には、キャリアピン30が1本又は複数本突設され、該キャリアピン30に、大径歯車部32aと、小径歯車部32bを有する複式遊星歯車32が回転自在に嵌合している。前記複式遊星歯車32の大径歯車部32aは、前記太陽歯車6と噛み合い、小径歯車部32bは、前記内歯車10と噛み合っている。前記カバー8は適宜な取付手段を介して、機械装置の所要の箇所に固定される。
上記した構成において、2つの中間キャリア26,14は、1つの入力軸4によって、複式遊星歯車32及び単式遊星歯車18が傾かないように回転自在にしっかりと支持される。入力軸4の回転により太陽歯車6が同速で回転し、この回転は複式遊星歯車32に伝達される。複式遊星歯車32は、キャリアピン30を回転軸として自転するとともに、内歯車10に沿って、太陽歯車6の周囲を公転する。そして、複式遊星歯車32が公転することで、中間キャリア26は回転し、中間キャリア26に固定されている太陽歯車28も中間キャリア26と同じ速度で回転を始める。太陽歯車28の回転は、単式遊星歯車18に伝達される。この単式遊星歯車18は、内歯車10に沿って太陽歯車28の周囲を公転する。単式遊星歯車18が公転することで、中間キャリア14が回転し、出力軸12から、所定の減速比で減速された出力が取り出される。上記内歯車10、複式遊星歯車32、中間キャリア26及び太陽歯車6は1段目の複式遊星歯車機構を構成し、内歯車10、単式遊星歯車18、中間キャリア14及び太陽歯車28は、2段目の単式遊星歯車機構を構成している。
2段目の単式遊星歯車機構は、図示する1段の構成に特に限定されるものではなく、何段であっても良い。従って、2段目の単式遊星歯車機構の出力部は、出力軸12、又は、次段以下の単式遊星歯車機構の太陽歯車となる。単式遊星歯車機構を図6,8に示すように、1段の構成とした場合には、中間キャリア14は出力軸12と直接結合する。単式遊星歯車機構を2段以上の構成とした場合には、中間キャリア14は次段の単式遊星歯車機構から成る出力部と結合することになり、中間キャリア14は、次段以下の単式遊星歯車機構を介して、最終段の単式遊星歯車機構の出力軸と結合する。
本発明である減速機の実施形態を示すA−A線断面図である。 本発明である減速機の側面図である。 本発明の他の実施形態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態を示すB−B線断面図である。 本発明の他の実施形態の減速機の側面図である。 本発明の他の実施形態を示す断面図である。
符号の説明
2 被減速装置
4 入力軸
6 太陽歯車
8 カバー
9 ボルト
10 内歯車
11 カバー部材
12 出力軸
13 含浸軸受
14 中間キャリア
15 Eリング
16 キャリアピン
18 遊星歯車
20 スラストベアリング
22 支持体
24 軸受
25 すべり軸受
26 中間キャリア
28 太陽歯車
30 キャリアピン
32 複式遊星歯車

Claims (10)

  1. 内歯車と複式遊星歯車と該複式遊星歯車を回転自在に軸支する複式遊星歯車用中間キャリアと入力軸に固定された複式遊星歯車用の太陽歯車とを有し前記複式遊星歯車の大径歯車部が前記太陽歯車と噛み合い前記複式遊星歯車の小径歯車部が前記内歯車に噛み合う1段目の複式遊星歯車機構と、内歯車と単式遊星歯車と単式遊星歯車用の中間キャリアと単式遊星歯車用の太陽歯車とを有し前記単式遊星歯車が前記内歯車と前記単式遊星歯車用の太陽歯車と噛み合う2段目の単式遊星歯車機構とを備え、前記複式遊星歯車用と単式遊星歯車用の中間キャリアを同軸上に配置し、前記単式遊星歯車用の太陽歯車を前記複式遊星歯車用の中間キャリアに連結し、前記単式遊星歯車用の中間キャリアを出力部と結合したことを特徴とする減速機。
  2. 前記複式遊星歯車用の中間キャリアと前記単式遊星歯車用の中間キャリアの各々を前記入力軸で回転自在に支承したことを特徴とする請求項1に記載の減速機。
  3. 前記出力部が出力軸であることを特徴とする請求項1に記載の減速機。
  4. 前記出力部が1段または複数段の単式遊星歯車機構で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の減速機。
  5. 前記遊星歯車機構のうち少なくとも2つの遊星歯車機構の内歯車が共通の内歯車により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の減速機。
  6. 前記遊星歯車機構のうち少なくとも2つの遊星歯車機構の内歯車が互いに歯数の異なる別個の内歯車により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の減速機。
  7. カバーと、該カバーの軸受部に回転自在に支持された出力軸と、前記カバーに連結する被減速装置に支持された入力軸と、前記カバー側に支持された支持体と、前記入力軸に連結された太陽歯車と、内歯車と、大径歯車部と小径歯車部とから成り、大径歯車部が前記太陽歯車と噛み合い、小径歯車部が前記内歯車と噛み合う複式遊星歯車と、前記複式遊星歯車を回転自在に軸支する複式遊星歯車用中間キャリアとを備え、前記中間キャリアを前記出力軸に連係した減速機において、前記中間キャリアを前記入力軸と前記支持体とで回転自在に支持したことを特徴とする減速機。
  8. 前記出力軸に、前記カバーの内側方向に延長部を設け、該延長部と前記入力軸とで前記複式遊星歯車用中間キャリアを回転自在に支持せしめたことを特徴とする請求項7に記載の減速機。
  9. 内歯車と複式遊星歯車と該複式遊星歯車を回転自在に軸支する複式遊星歯車用中間キャリアと入力軸に固定された複式遊星歯車用の太陽歯車とを有し前記複式遊星歯車の大径歯車部が前記太陽歯車と噛み合い前記複式遊星歯車の小径歯車部が前記内歯車に噛み合う1段目の複式遊星歯車機構と、内歯車と単式遊星歯車と単式遊星歯車用の中間キャリアと単式遊星歯車用の太陽歯車とを有し前記単式遊星歯車が前記内歯車と前記単式遊星歯車用の太陽歯車と噛み合う2段目の単式遊星歯車機構と、カバーに軸受を介して回転自在に支承された出力軸とを備え、前記複式遊星歯車用と単式遊星歯車用の中間キャリアを同軸上に配置し、該中間キャリアの各々を前記入力軸で回転自在に支承し、前記単式遊星歯車用の太陽歯車を前記複式遊星歯車用の中間キャリアに連結し、前記単式遊星歯車用の中間キャリアを前記出力軸に結合したことを特徴とする減速機。
  10. 前記単式遊星歯車機構を1段または複数段で構成したことを特徴とする請求項9に記載の減速機。
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