JP2007068291A - ギヤードモータ - Google Patents

ギヤードモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2007068291A
JP2007068291A JP2005249317A JP2005249317A JP2007068291A JP 2007068291 A JP2007068291 A JP 2007068291A JP 2005249317 A JP2005249317 A JP 2005249317A JP 2005249317 A JP2005249317 A JP 2005249317A JP 2007068291 A JP2007068291 A JP 2007068291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reduction mechanism
planetary gear
motor
gear
planetary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005249317A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Nishikawa
和憲 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP2005249317A priority Critical patent/JP2007068291A/ja
Publication of JP2007068291A publication Critical patent/JP2007068291A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Retarders (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】 大きな減速比を得ることができる不思議遊星歯車減速機構のセンター位置を確保することができるギヤードモータを提供すること。
【解決手段】 ギヤードモータ7では、入力歯車21は、モータ軸110によって基端側が支持されるだけでなく、その先端側も、可動内歯車24に支持された支軸45によって支持されているので、入力歯車21が傾くことがない。その結果、不思議遊星歯車減速機構20のセンター位置を確保することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、モータの回転が減速機構を介して出力軸に伝達されるギヤードモータに関す
るものである。
洋式トイレの便座や便蓋を開閉するための駆動装置などでは、便座などに連結された出
力軸に対してモータの回転出力が減速機構によって減速して伝達されるギヤードモータが
用いられている。このようなギヤードモータでは、円筒状のケース内に配置されることが
多いため、減速機構としては、このようなケース内に収納するのに適した遊星歯車減速機
構が採用されることが多い。
しかしながら、遊星歯車減速機構は、一般的に減速比があまり大きく取れないため、減
速機構に、例えば数百分の1などといった大きな減速比が求められる場合、複数の遊星歯
車減速機構を直列に接続する必要がある。このように複数の遊星歯車減速機構を直列に接続する場合、複数の遊星歯車減速機構のそれぞれのセンターがモータ軸線方向にずれてしまうという問題がある。その結果、遊星歯車減速機構がスムーズに動かず伝達効率が悪化したり、最悪、動作不良に陥ってしまうという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明では、大きな減速比を得ることができる不思議遊星歯車減速機構のセンター位置を確保することが可能で、例えば、複数の遊星歯車減速機構を直列に接続した場合であっても、遊星歯車減速機構が動作不良に陥ることのないギヤードモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、モータと、減速機構と、該減速機構を介して前記モータの回転出力が減速して伝達される出力軸とを有するギヤードモータにおいて、前記減速機構には、不思議遊星歯車減速機構が含まれ、該不思議遊星歯車減速機構の入力歯車は、基端側が、前記モータのモータ軸によって支持されるとともに、先端側が、前記不思議遊星歯車減速機構の可動内歯車に支持された支軸によって支持されていることを特徴とする。
本発明は、前記不思議遊星歯車減速機構を内部に収納するケース体を有し、該ケース体の内周面に前記不思議遊星歯車減速機構の固定内歯車および前記不思議遊星歯車減速機構の可動内歯車が摺動する摺動面が形成されていることが好ましい。このように構成すると、固定内歯車が形成された同一のケース体で、可動内歯車が位置決めされる。故に、可動内歯車に支持された支軸のケース体に対するセンター位置を確保することができるので、支軸によって支持された入力歯車のケース体に対するセンター位置を確保することができる。従って、遊星ホルダのセンター位置を確保できるので、遊星ホルダに支持された遊星歯車と、固定内歯車および可動内歯車とのモータ軸線方向に直交する径方向の噛合位置を共に確保することが可能となるため、回転駆動力の伝達損失が少なく、かつ、ノイズの発生を確実に防止することができる。
本発明において、前記摺動面に摺動する前記可動内歯車の円筒状胴部に形成された摺動部は、前記円筒状胴部におけるモータ軸線方向の一部に形成されていることことが好ましい。このように構成すると、摺動部をモータ軸線方向の全部に形成した場合に比較し、摺動ロスを抑制することができる。さらに、前記摺動部は、前記円筒状胴部において歯部形成部とモータ軸線方向に重なる位置に形成されていることが好ましい。このように構成すると、摺動部によって円筒状胴部のモータ軸線方向に直交する径方向の位置が確保できるので、円筒状胴部の歯部形成部と遊星ホルダに支持された遊星歯車とのモータ軸線方向に直交する径方向の噛合位置が確保できる。
本発明において、前記減速機構は、遊星歯車減速機構を有し、該遊星歯車減速機構と前記不思議遊星歯車減速機構とは、前記ケース内で当該モータ軸線方向に沿ってこの順に配置され、前記支軸は、基端側が前記入力歯車のセンター出しを行い、先端側は、前記遊星歯車減速機構の遊星ホルダのセンター出しを行っていることが好ましい。このように構成すると、支軸自身のセンター出しを確実に行うことができ、不思議遊星歯車減速機構の入力歯車および可動内歯車、さらには遊星歯車減速気候の遊星ホルダの芯出しを確実に行うことができる。それ故、モータ軸の傾き、可動内歯車や遊星ホルダのモータ軸線方向Lに直交する径方向の位置ずれを確実に防止できるので、回転駆動力の伝達損失が少なく、かつ、ノイズの発生を確実に防止することができる。
本発明において、不思議遊星歯車減速機構の入力歯車は、モータのモータ軸によって基端側が支持されるだけでなく、その先端側も、不思議遊星歯車減速機構の可動内歯車に支持された支軸によって支持されているので、入力歯車が傾くことがない。その結果、不思議遊星歯車減速機構のセンター位置を確保することができる。
図面を参照して、本発明を適用したギヤードモータを説明する。
(全体構成)
図1は、本発明が適用されたギヤードモータを便座ユニットに用いた洋式トイレの説明
図である。図2は、本発明を適用したギヤードモータの断面図である。図3(a)、(b
)、(c)、(d)は各々、図2のA−A線、B−B線、C−C線およびD−D線での断
面図である。
図1に示す洋式トイレ1は、便器本体2、水タンク3、便蓋6、便座ユニット4などか
ら構成され、便座ユニット4は、便座5と、この便座5を開閉駆動するギヤードモータ7
とを備えている。
図2において、ギヤードモータ7は、全体として円柱形状を有しており、その基端側か
ら先端側に向かって、概ね、DCモータ11、モータ軸線方向Lにおいて外径寸法が略一
定の円筒状のケース体16、およびカバー15がこの順に配置されている。カバー15か
らは先端側に向けて出力軸19の先端部が突出しており、この出力軸19の先端部は、図
1に示した便座5に連結されている。ケース体16は、DCモータ11の側に配置された
第1のケース体13と、第1のケース体13の先端側端部に固定された第2のケース体1
4とを備えており、第2のケース体14の先端側端部にはカバー15が固定されている。
DCモータ11において、モータ本体の出力側の端面には連結プレート12がネジ111
により固着されており、この連結プレート12に対しては第1のケース体16の基端側端部がネジ112により固着されている。
(減速機構の構成)
本形態のギヤードモータ7では、ケース体16の内部に、DCモータ11の回転出力を減速して出力軸19に伝達するための減速機構40が配置されており、本形態において、減速機構40は、以下に詳述する不思議遊星歯車減速機構20と遊星歯車減速機構30とによって構成されている。
図2および図3(a)、(b)に示すように、まず、不思議遊星歯車減速機構20は、
中心側でDCモータ11からの駆動力が伝達される入力歯車21と、この入力歯車21の
周囲に配置されて入力歯車21によって駆動される遊星歯車22と、プレート26によっ
て遊星歯車22が回転可能に支持された軸部25を備えた遊星ホルダ27と、遊星歯車2
2の周囲で遊星歯車22を入力歯車21との間に保持して、遊星歯車22の回転を規制す
る固定内歯車23と、遊星歯車22の周囲で固定内歯車23に対してモータ軸線方向Lで
隣接配置されて遊星歯車22によって駆動される可動内歯車24とを備えている。本形態
では、2つの遊星歯車22が入力歯車21を挟んで対称位置に配置されている。
このような不思議遊星歯車減速機構20において、入力歯車21の歯数をZ1、遊星歯
車の歯数をZ2、固定内歯車23の歯数をZ3、可動内歯車24の歯数をZ4とすると、減速比は以下の式
減速比=[(Z3+Z1)/Z1]×[Z4/(Z3−Z4)]
で表され、遊星歯車減速機構30と比較して大きな減速比が得られる。例えば、各歯数を
以下の条件
入力歯車21の歯数Z1=10
遊星歯車の歯数Z2=12
固定内歯車23の歯数Z3=36
可動内歯車24の歯数Z4=34
に設定すると、減速比は78.2となる。すなわち、不思議遊星歯車減速機構20では、遊星歯車22の数と、固定内歯車23の歯数Z3と可動内歯車24の歯数Z4の差とを等しく設定するので、遊星歯車22の数が2であれば、固定内歯車23の歯数Z3と可動内歯車24の歯数Z4の差が2であり、大きな減速比を得ることができる。
本形態において、入力歯車21は、DCモータ11のモータ軸110の先端部に固着さ
れたモータピニオンによって構成されている。固定内歯車23は第1のケース体13の内
周面に形成されている。可動内歯車24は、固定内歯車23に対してモータ軸線方向Lの
先端側で隣接する円筒状胴部241を備えたカップ形状を有し、その円筒状胴部241の内周面に内歯が形成された歯部形成部242を有している。
また、円筒状胴部241の外周面は、第1のケース体13の内周面に形成された摺動面131に摺動して回転する摺動部243になっている。この摺動部243は、円筒状胴部241における歯部形成部242とモータ軸線方向Lに重なる位置に形成されている。なお、可動内歯車24では、その底面部中央から先端側に向けて円筒部42が延びており、この円筒部42の内部は、金属製の支軸45が嵌め込み固定された軸孔になっている。
ここで、支軸45は、可動内歯車24に固定され、支軸45の基端側は、入力歯車21
の先端側で開口する孔内に嵌っている。また、支軸45の先端側は、後述する遊星歯車減
速機構30の遊星ホルダ34の基端側で開口する孔内に嵌っている。
遊星歯車減速機構30において、太陽歯車31は、可動内歯車24の円筒部42の外周
面に形成されており、この太陽歯車31の周りには遊星歯車32が配置されている。本形
態においては、減速機構40では後段でトルクが大きいため、その分、遊星歯車減速機構
30に大きな強度が求められることから、遊星歯車32が3つ、用いられている。これら
の遊星歯車32は、遊星ホルダ34に固着された軸体33に対して、その軸線周りに回転
可能な状態に支持プレート36によって支持されている。遊星歯車32の外側には、遊星
歯車32を太陽歯車31との間に保持して、遊星歯車32の回転を規制する固定内歯車3
5が配置されており、この固定内歯車35は第2のケース体13の内周面に所定の周り止
め構造により固定されている。なお、本形態では、遊星歯車減速機構30の減速比が5で
あるため、減速機構40全体としては減速比が391である。
(トルクリミッタなどの構成)
図2および図3(c)に示すように、遊星歯車減速機構30の遊星ホルダ34に対して
は、出力軸19が機構的に連結されており、遊星ホルダ34の回転が出力軸19に伝達さ
れる。ここで、遊星ホルダ34と出力軸19との間には、遊星ホルダ34をDCモータ1
1の回転出力が入力される入力側部材とし、出力軸19自身を出力側部材とするトルクリ
ミッタ50が構成されている。
このようなトルクリミッタ50を構成するにあたって、本形態では、図2および図3(
d)に示すように、まず、遊星ホルダ34において先端側に向けて突出するホルダ側円筒
部340の外周面にはモータ軸線方向Lに延びた複数本の溝341が断面半円弧状に形成
され、これらの溝341の各々には丸棒状のローラピン55が嵌っている。また、出力軸
19のモータ軸線方向Lの途中位置には、半径方向に広がるフランジ部195が形成され
、このフランジ部195には、基端側に延びてホルダ側円筒部340を囲む出力軸側円筒
部190が形成されている。
ここで、出力軸側円筒部190には、モータ軸線方向Lに延びた複数本の孔191が出力軸側円筒部190を半径方向で貫通するように形成されており、ホルダ側円筒部340に形成された溝341に収納されているローラピン55は、出力軸側円筒部190に形成された孔191内にも一部が嵌っている。この状態で、ローラピン55は半径方向に移動可能、すなわち、図3(d)に実線で示すように、ホルダ側円筒部340に形成された溝341に嵌った状態、および図3(d)に点線で示すように、溝341から脱出して出力軸側円筒部19に形成された孔190内に完全に移動可能な状態にある。但し、ホルダ側円筒部190の周りにはコイルバネ57が装着されており、コイルバネ57は、ローラピン55を溝341内に向けて付勢している。
このようにして、DCモータ11のモータ軸110の回転中心軸線、遊星ホルダ34の
回転中心軸線、および出力軸19の回転中心軸線を同一の軸線上に配置したまま、トルク
リミッタ50を構成してある。
このようなトルクリミッタ50では、遊星ホルダ34が回転した際、出力軸19に加わ
っている負荷が小さい場合には、ローラピン55が遊星ホルダ34と出力軸19とを連結
しているので、遊星ホルダ34の回転は、出力軸19にも伝達される。これに対して、遊
星ホルダ34が回転した際、出力軸19に大きな負荷が加わると、コイルバネ57のバネ
力に抗してローラピン55が遊星ホルダの溝341から脱出して遊星ホルダ34と出力軸
19との連結が解除されるので、遊星ホルダ34が回転してもトルクリミッタ50で空回
りが起こり、遊星ホルダ34の回転は出力軸19に伝達されない。その際、ローラピン5
5は、周方向で隣接する別の溝341に入り込み、再び、遊星ホルダ34と出力軸19と
を連結した状態とする。
なお、第2のケース体14と出力軸19との間には、第2のケース体14側に基板82が保持されたポテンショメータ81が構成され、その検出結果は、コネクタ83を介して外部に出力されるようになっている。また、出力軸19の外周面と第2のケース体14との間にはOリング17が配置され、カバー15と出力軸19との間にもOリング18が配置されている。これらのOリング17、18は、ポテンショメータ81をグリスやオイルから保護するためのものである。
(本形態の主な効果)
このように構成したギヤードモータ7では、入力歯車21が、モータ軸110によって基端側が支持されるだけでなく、その先端側も、可動内歯車24に支持された支軸45によって支持されているので、入力歯車21が傾くことがない。その結果、不思議遊星歯車減速機構20のセンター位置を確保することができる。しかも第1のケース体13の内周面に固定内歯車23および可動内歯車24が摺動する摺動面131が形成されているため、固定内歯車23が形成された第1のケース体13で、可動内歯車23を位置決めできる。このため、可動内歯車23に支持された支軸45の第1のケース体13に対するセンター位置を確保することができるので、支軸45によって支持された入力歯車21の第1のケース体13に対するセンター位置を確保することができる。従って、遊星ホルダ27のセンター位置を確保できるので、遊星ホルダ27に支持された遊星歯車22と、固定内歯車23および可動内歯車24とのモータ軸線方向Lに直交する径方向の噛合位置を共に確保することができる。それ故、回転駆動力の伝達損失が少なく、かつ、ノイズの発生を確実に防止することができる。
また、本形態において、摺動面131は、円筒状胴部241におけるモータ軸線方向Lの一部に形成されているので、摺動面131をモータ軸線方向Lの全部に形成した場合に比較し、摺動ロスを抑制することができる。しかも、摺動面131を摺動する円筒状胴部241の摺動部243は、この円筒状胴部241において歯部形成部242とモータ軸線方向Lに重なる位置に形成されている。それ故、円筒状胴部241の歯部形成部242の近傍で円筒状胴部241の位置精度を確保することができるので、歯部形成部242と遊星歯車22とのモータ軸線方向Lに直交する径方向の噛合位置精度を確保できる。
さらに、可動内歯車24に固定された支軸45の基端側は、入力歯車21の先端側で開
口する孔内に嵌り、支軸45の先端側は、遊星歯車減速機構30の遊星ホルダ34の基端側で開口する孔内に嵌っている。このため、支軸45は、入力歯車21のセンター出しを行うとともに、可動内歯車24に固定され遊星ホルダ34の孔に嵌ることにより、支軸45自身のセンター出しを行っている。従って、入力歯車21、可動内歯車24および遊星ホルダ34の芯出しを確実に行うことができるので、モータ軸110の傾き、可動内歯車24や遊星ホルダ34のモータ軸線方向Lに直交する径方向への位置ずれを確実に防止できる。それ故、回転駆動力の伝達損失が少なく、かつ、ノイズの発生を確実に防止することができる。
[その他の実施の形態]
上記実施の形態では、減速機構40が、不思議遊星歯車減速機構20および遊星歯車減速機構30とによって構成されているが、必ずしも不思議遊星歯車減速機構20および遊星歯車減速機構30とによって構成する必要はない。たとえば、2つの不思議遊星歯車減速機構20によって構成してもよい。また、モータ出力軸19の位置検出については、ポテンショメータ81に限らず、磁気センサや光学センサなどのセンサ、あるいはリーフスイッチ、リードスイッチ、マイクロスイッチなどのスイッチ類を用いてもよい。また、出力軸19に対しては、アシストバネを設け、便座の開駆動および閉駆動のうち、大きなトルクを必要とする開方向の駆動の際、付勢力を出力軸19に加えてもよい。さらに、ギヤードモータ7については便座5に限らず、便蓋6を開閉するのに用いてもよく、さらには、洋式トイレ1以外に構成された各種部材の開閉用に用いてもよい。
本発明が適用されたギヤードモータを便座ユニットに用いた洋式トイレの説明図である。 本発明を適用したギヤードモータの断面図である。 図3(a)、(b)、(c)、(d)は各々、図2のA−A線、B−B線、C−C線およびD−D線での断面図である。
符号の説明
7 ギヤードモータ
11 DCモータ(モータ)
16 ケース体
19 出力軸
20 不思議遊星歯車減速機構
21 不思議遊星歯車減速機構の入力歯車
22 不思議遊星歯車減速機構の遊星歯車
23 不思議遊星歯車減速機構の固定内歯車
24 不思議遊星歯車減速機構の可動内歯車
40 減速機構
45 支軸
131 摺動面
241 円筒状胴部
242 歯部形成部
243 摺動部

Claims (5)

  1. モータと、減速機構と、該減速機構を介して前記モータの回転出力が減速して伝達され
    る出力軸とを有するギヤードモータにおいて、
    前記減速機構には、不思議遊星歯車減速機構が含まれ、該不思議遊星歯車減速機構の入力歯車は、
    基端側が、前記モータのモータ軸によって支持されるとともに、先端側が、前記不思議遊星歯車減速機構の可動内歯車に支持された支軸によって支持されていることを特徴とするギヤードモータ。
  2. 請求項1において、前記不思議遊星歯車減速機構を内部に収納するケース体を有し、該ケース体の内周面に前記不思議遊星歯車減速機構の固定内歯車および前記不思議遊星歯車減速機構の可動内歯車が摺動する摺動面が形成されていることを特徴とするギヤードモータ。
  3. 請求項2において、前記摺動面に摺動する前記可動内歯車の円筒状胴部に形成された摺動部は、前記円筒状胴部におけるモータ軸線方向の一部に形成されていることを特徴とするギヤードモータ。
  4. 請求項3において、前記摺動部は、前記円筒状胴部において歯部形成部とモータ軸線方向に重なる位置に形成されていることを特徴とするギヤードモータ。
  5. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、前記減速機構は、遊星歯車減速機構を有し、該遊星歯車減速機構と前記不思議遊星歯車減速機構とは、前記ケース内で当該モータ軸線方向に沿ってこの順に配置され、
    前記支軸は、基端側が前記入力歯車のセンター出しを行い、先端側は、前記遊星歯車減速機構の遊星ホルダのセンター出しを行っていることを特徴とするギヤードモータ。
JP2005249317A 2005-08-30 2005-08-30 ギヤードモータ Pending JP2007068291A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005249317A JP2007068291A (ja) 2005-08-30 2005-08-30 ギヤードモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005249317A JP2007068291A (ja) 2005-08-30 2005-08-30 ギヤードモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007068291A true JP2007068291A (ja) 2007-03-15

Family

ID=37929835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005249317A Pending JP2007068291A (ja) 2005-08-30 2005-08-30 ギヤードモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007068291A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010255833A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Three Peace Kk ギアドモータ

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836559A (ja) * 1971-09-13 1973-05-30
JP2000274495A (ja) * 1999-03-25 2000-10-03 Canon Precision Inc 3k型不思議遊星歯車減速機構
JP2001271893A (ja) * 2000-01-21 2001-10-05 Seiko Epson Corp 歯車装置
JP2002276744A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Sumitomo Heavy Ind Ltd 減速機及びギヤドモータ
JP2002364714A (ja) * 2001-06-06 2002-12-18 Namiki Precision Jewel Co Ltd 遊星歯車減速装置
JP2004019900A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Honda Motor Co Ltd 遊星歯車減速機
JP2004324878A (ja) * 2003-04-10 2004-11-18 Tok Bearing Co Ltd 減速機

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836559A (ja) * 1971-09-13 1973-05-30
JP2000274495A (ja) * 1999-03-25 2000-10-03 Canon Precision Inc 3k型不思議遊星歯車減速機構
JP2001271893A (ja) * 2000-01-21 2001-10-05 Seiko Epson Corp 歯車装置
JP2002276744A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Sumitomo Heavy Ind Ltd 減速機及びギヤドモータ
JP2002364714A (ja) * 2001-06-06 2002-12-18 Namiki Precision Jewel Co Ltd 遊星歯車減速装置
JP2004019900A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Honda Motor Co Ltd 遊星歯車減速機
JP2004324878A (ja) * 2003-04-10 2004-11-18 Tok Bearing Co Ltd 減速機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010255833A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Three Peace Kk ギアドモータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4737695B2 (ja) 指関節機構
JP5064780B2 (ja) スクリュードライバ
KR100591800B1 (ko) 기어드 모터
KR102052678B1 (ko) 조작기
WO2018012362A1 (ja) 駆動力伝達機構および開閉部材駆動装置
JP2007037363A (ja) ギヤードモータ
JP2007068303A (ja) ギヤードモータ
US7686725B2 (en) Reduction gear
JP2007068291A (ja) ギヤードモータ
JP2008236829A (ja) アクチュエータ及び回転装置
JP2007138530A (ja) 駆動装置及び車両用ドアクローザ装置
JP4554183B2 (ja) バルブ用アクチュエータ
JP2018164364A (ja) ギアードモータおよび開閉装置
KR20210128085A (ko) 차량용 액추에이터
JP2005082019A (ja) 開閉体の駆動装置
JP2020148216A (ja) 不思議遊星歯車減速機、そのバックドライブ構造、バックドライブ方法、およびロボット
JP2016033387A (ja) シフトレンジ切替装置
JP4717746B2 (ja) ギヤードモータおよびその製造方法
JP2018105373A (ja) 減速装置、関節装置及びロボットアーム構造
CN113858175A (zh) T型执行器、机械臂及机器人
JP4980745B2 (ja) 弁駆動用アクチュエータ
JP4648806B2 (ja) 遊星歯車装置
JP4033879B2 (ja) ズームレンズ装置
JP2006329390A (ja) 磁気カップリング装置
JP7411389B2 (ja) 開閉部材駆動装置および便蓋開閉ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080728

A977 Report on retrieval

Effective date: 20110307

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110406

A02 Decision of refusal

Effective date: 20110802

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02