JP4513303B2 - シート成型容器 - Google Patents
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Description
しくは予め商品情報や絵柄の印刷されたラベルを容器本体の表面に貼着するなどの対応に限定される。
立体成型された前記積層シート1は、前記折目aを介して両側に線対称形のシート領域1A、1Aを備え、かつ、四方周囲に前記シール用フランジ部2、2、3、3を備えており、
前記シート領域1A、1Aの各々は、前記シール用フランジ部2、2、3、3を残して立体成型された収納用凹部4、4を備え、
密封シールされる前記シール用フランジ部2、2、3、3のうち内容物取出口となる個所に収納用凹部4、4側から延設した未シール領域8が設けられており、
この未シール領域8の上周部と未シール領域8を挟む両側のシール用フランジ部とに亘ってハーフカット線が施されており、開封時には前記ハーフカット線を折り曲げてフラン
ジ部と未シール領域の上周部とを切除し、容器開封できる、
ことを特徴とするシート成型容器である。
立体成型された前記積層シート1は、前記折目aを介して両側に線対称形のシート領域1A、1Aを備え、かつ、四方周囲に前記シール用フランジ部2、2、3、3を備えており、
前記シート領域1A、1Aの各々は、前記シール用フランジ部2、2、3、3を残して立体成型された収納用凹部4、4を備え、
密封シールされる前記シール用フランジ部2、2、3、3のうち内容物取出口となる個所に収納用凹部4、4側から延設した未シール領域8が設けられており、
この未シール領域8と未シール領域8を挟む両側のシール用フランジ部とに亘ってハーフカット線が施されており、開封時には前記ハーフカット線を折り曲げてフランジ部と未シール領域とを切除し、容器開封できる、
ことを特徴とするシート成型容器である。
樹脂フィルム基材層が、厚さ250〜500μmの非晶性ポリエチレンテレフタレートフィルムにて構成されており、
共押し出しシーラント層が5層構成を有しており、この5層が樹脂フィルム基材層側から順に、次の(a)〜(e)で構成されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート成型容器である。
(a)厚さ10μmのエチレン−ビニルアルコール共重合体層
(b)接着剤層
(c)厚さ10μmのナイロン6の層
(d)接着剤層
(e)密度0.92、厚さ30μmの線状低密度ポリエチレン
樹脂フィルム基材層が、厚さ250〜500μmの非晶性ポリエチレンテレフタレートフィルムにて構成されており、
共押し出しシーラント層が3層構成を有しており、この3層が樹脂フィルム基材層側から順に、次の(c)〜(e)で構成されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート成型容器である。
(c)厚さ10μmのナイロンMXD6の層
(d)接着剤層
(e)密度0.92、厚さ30μmの線状低密度ポリエチレン
いて、各々収納凹部4は前記底面部5と胴面部6と上面部7とにより構成されている。なお、本発明においては、例えば、容器の注出口(開封口)となる形状部分として、収納用凹部4に連続して注出口用の収納用凹部4A、4Aが、同様に線対称形に成型されていてもよい。
樹脂フィルム基材層21として非晶性ポリエチレンテレフタレート(APET又はPETG)フィルムの片面に、接着剤層22として塗布膜厚2μmのドライラミネート用接着剤層を塗布し、共押し出しシーラント層23として、接着剤層22側から順に、ガスバリア性層24としてエチレン−ビニルアルコール(EVOH)樹脂層と、膜厚2μmの接着樹脂層27と、ナイロン層28と、膜厚2μmの接着樹脂層25と、ポリエチレン樹脂層26とを、共押し出しにて積層して、本発明の成型用積層シートを得た。
上記基本例に基づいて、下記表1に示す実施例1〜3に示す樹脂フィルム基材層21、ガスバリア性層24、ナイロン層28、ポリエチレン樹脂層26の各層の膜厚と、ナイロン層28、ポリエチレン樹脂層26の樹脂組成、密度にて、本発明の成型用積層シート1を得た。
上記基本例に基づいて、下記表1に示す実施例4〜実施例10に示す樹脂フィルム基材層21、ガスバリア性層24、ナイロン層28、ポリエチレン樹脂層26の各層の膜厚と、ナイロン層28、ポリエチレン樹脂層26の樹脂組成、密度にて、実施例4〜実施例10の成型用積層シートを得た。
上記実施例1〜3及び実施例4〜実施例10にて得られた各々成型用積層シートを用いて、図2及び図3に示すような、15mlの内容物を充填可能な自立性を有するボトル形状のシート成型容器のサンプルを各々100個ずつ作成した。この時、内容物はシャンプーを15mlずつ成型ラインで充填した。なお、開封部のハーフカット線bは、樹脂フィルム基材層21の厚みの5割まで刻切加工した。
実施例1〜3及び実施例4〜実施例10の各々成型用積層シートを用いて成型充填され
た上記シート成型容器の評価結果を表2に示す。
4…収納用凹部 5…底面部 6…胴部 7…上面部 8…未シール領域
10…成型用型部
21…樹脂フィルム基材 22…接着剤層 23…共押し出しシーラント層
Claims (4)
- 立体成型された積層シート1を折目aを介して重ね合わせ、この積層シート1のシール用フランジ部2、2、3、3の重ね合わせ面を密封シールして構成されるシート成型容器であり、かつ、底面部が前記折目aを中心線とする平坦面を呈し、この底面部によって自立可能なシート成型容器であって、
立体成型された前記積層シート1は、前記折目aを介して両側に線対称形のシート領域1A、1Aを備え、かつ、四方周囲に前記シール用フランジ部2、2、3、3を備えており、
前記シート領域1A、1Aの各々は、前記シール用フランジ部2、2、3、3を残して立体成型された収納用凹部4、4を備え、
密封シールされる前記シール用フランジ部2、2、3、3のうち内容物取出口となる個所に収納用凹部4、4側から延設した未シール領域8が設けられており、
この未シール領域8の上周部と未シール領域8を挟む両側のシール用フランジ部とに亘ってハーフカット線が施されており、開封時には前記ハーフカット線を折り曲げてフランジ部と未シール領域の上周部とを切除し、容器開封でき、
かつ、前記積層シート1が、樹脂フィルム基材層と接着層と共押し出しシーラント層とからなり、
樹脂フィルム基材層が、厚さ250〜500μmの非晶性ポリエチレンテレフタレートフィルムにて構成されており、
共押し出しシーラント層が5層構成を有しており、この5層が樹脂フィルム基材層側から順に、次の(a)〜(e)で構成されている、
ことを特徴とするシート成型容器。
(a)厚さ10μmのエチレン−ビニルアルコール共重合体層
(b)接着剤層
(c)厚さ10μmのナイロン6の層
(d)接着剤層
(e)密度0.92、厚さ30μmの線状低密度ポリエチレン - 立体成型された積層シート1を折目aを介して重ね合わせ、この積層シート1のシール用フランジ部2、2、3、3の重ね合わせ面を密封シールして構成されるシート成型容器であり、かつ、底面部が前記折目aを中心線とする平坦面を呈し、この底面部によって自立可能なシート成型容器であって、
立体成型された前記積層シート1は、前記折目aを介して両側に線対称形のシート領域
1A、1Aを備え、かつ、四方周囲に前記シール用フランジ部2、2、3、3を備えており、
前記シート領域1A、1Aの各々は、前記シール用フランジ部2、2、3、3を残して立体成型された収納用凹部4、4を備え、
密封シールされる前記シール用フランジ部2、2、3、3のうち内容物取出口となる個所に収納用凹部4、4側から延設した未シール領域8が設けられており、
この未シール領域8と未シール領域8を挟む両側のシール用フランジ部とに亘ってハーフカット線が施されており、開封時には前記ハーフカット線を折り曲げてフランジ部と未シール領域とを切除し、容器開封でき、
かつ、前記積層シート1が、樹脂フィルム基材層と接着層と共押し出しシーラント層とからなり、
樹脂フィルム基材層が、厚さ250〜500μmの非晶性ポリエチレンテレフタレートフィルムにて構成されており、
共押し出しシーラント層が5層構成を有しており、この5層が樹脂フィルム基材層側から順に、次の(a)〜(e)で構成されている、
ことを特徴とするシート成型容器。
(a)厚さ10μmのエチレン−ビニルアルコール共重合体層
(b)接着剤層
(c)厚さ10μmのナイロン6の層
(d)接着剤層
(e)密度0.92、厚さ30μmの線状低密度ポリエチレン - 立体成型された積層シート1を折目aを介して重ね合わせ、この積層シート1のシール用フランジ部2、2、3、3の重ね合わせ面を密封シールして構成されるシート成型容器であり、かつ、底面部が前記折目aを中心線とする平坦面を呈し、この底面部によって自立可能なシート成型容器であって、
立体成型された前記積層シート1は、前記折目aを介して両側に線対称形のシート領域1A、1Aを備え、かつ、四方周囲に前記シール用フランジ部2、2、3、3を備えており、
前記シート領域1A、1Aの各々は、前記シール用フランジ部2、2、3、3を残して立体成型された収納用凹部4、4を備え、
密封シールされる前記シール用フランジ部2、2、3、3のうち内容物取出口となる個所に収納用凹部4、4側から延設した未シール領域8が設けられており、
この未シール領域8の上周部と未シール領域8を挟む両側のシール用フランジ部とに亘ってハーフカット線が施されており、開封時には前記ハーフカット線を折り曲げてフランジ部と未シール領域の上周部とを切除し、容器開封でき、
かつ、前記積層シート1が、樹脂フィルム基材層と接着層と共押し出しシーラント層とからなり、
樹脂フィルム基材層が、厚さ250〜500μmの非晶性ポリエチレンテレフタレートフィルムにて構成されており、
共押し出しシーラント層が3層構成を有しており、この3層が樹脂フィルム基材層側から順に、次の(c)〜(e)で構成されている、
ことを特徴とするシート成型容器。
(c)厚さ10μmのナイロンMXD6(メタキシレンジアミンとアジピン酸との重縮合反応から得られるポリアミド)の層
(d)接着剤層
(e)密度0.92、厚さ30μmの線状低密度ポリエチレン - 立体成型された積層シート1を折目aを介して重ね合わせ、この積層シート1のシール用フランジ部2、2、3、3の重ね合わせ面を密封シールして構成されるシート成型容器
であり、かつ、底面部が前記折目aを中心線とする平坦面を呈し、この底面部によって自立可能なシート成型容器であって、
立体成型された前記積層シート1は、前記折目aを介して両側に線対称形のシート領域1A、1Aを備え、かつ、四方周囲に前記シール用フランジ部2、2、3、3を備えており、
前記シート領域1A、1Aの各々は、前記シール用フランジ部2、2、3、3を残して立体成型された収納用凹部4、4を備え、
密封シールされる前記シール用フランジ部2、2、3、3のうち内容物取出口となる個所に収納用凹部4、4側から延設した未シール領域8が設けられており、
この未シール領域8と未シール領域8を挟む両側のシール用フランジ部とに亘ってハーフカット線が施されており、開封時には前記ハーフカット線を折り曲げてフランジ部と未シール領域とを切除し、容器開封でき、
かつ、前記積層シート1が、樹脂フィルム基材層と接着層と共押し出しシーラント層とからなり、
樹脂フィルム基材層が、厚さ250〜500μmの非晶性ポリエチレンテレフタレートフィルムにて構成されており、
共押し出しシーラント層が3層構成を有しており、この3層が樹脂フィルム基材層側から順に、次の(c)〜(e)で構成されている、
ことを特徴とするシート成型容器。
(c)厚さ10μmのナイロンMXD6(メタキシレンジアミンとアジピン酸との重縮合反応から得られるポリアミド)の層
(d)接着剤層
(e)密度0.92、厚さ30μmの線状低密度ポリエチレン
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