JP2003054580A - 易開封性袋 - Google Patents

易開封性袋

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JP2003054580A JP2001249614A JP2001249614A JP2003054580A JP 2003054580 A JP2003054580 A JP 2003054580A JP 2001249614 A JP2001249614 A JP 2001249614A JP 2001249614 A JP2001249614 A JP 2001249614A JP 2003054580 A JP2003054580 A JP 2003054580A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも基材フィルムと熱接着性樹脂フィ
ルムとを二液反応型又は一液反応型接着剤を用いて貼り
合わせた積層フィルムを用いてなる袋であって、少なく
とも袋の開封位置を含む部分のラミネート強度と易引き
裂き性を向上させ、その部分に設けられたノッチやハー
フカット線等の易開封性手段による易開封性を一層向上
させた易開封性袋を生産性よく提供する。 【解決手段】易開封性袋100 を、少なくとも基材フィル
ムと熱接着性樹脂フィルムとを二液反応型又は一液反応
型接着剤で貼り合わせた積層フィルム1, 1′をヒートシ
ールして形成し、袋の開封位置に、ノッチ12やハーフカ
ット線11等の易開封性手段を設けると共に、その易開封
性手段による切り取り線を含む領域の積層フィルム1,
1′を、溶融変形が生じない範囲の条件で、高温加熱し
て加熱処理部14を設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、易開封性袋に関
し、更に詳しくは、少なくとも基材フィルムとシーラン
ト層の熱接着性樹脂フィルムとを二液反応型接着剤また
は一液反応型接着剤を用いて貼り合わせてなる積層フィ
ルムを袋状にヒートシールして形成される袋であって、
少なくとも袋を引き裂いて開封する際の切り取り線を含
む領域の積層フィルムを加熱処理することにより、積層
フィルムのラミネート強度と共に易引き裂き性を向上さ
せ、袋の開封を一層容易にした易開封性袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、積層フィルムをヒートシールして
形成される各種の袋の開封を容易にするための易開封性
手段としては、例えば、ノッチを設ける手段、レーザー
光照射などによるハーフカット線を設ける手段などがあ
り、これらを単独または組み合わせて袋の開封位置に設
けることにより、引き裂きによる袋の開封を容易にする
方法が採られている。このような易開封性手段を設ける
ことにより、易開封性手段を設けない場合と比較する
と、明らかに袋の開封性は向上される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ノッチ
やハーフカット線などの易開封性手段を袋に設けても、
袋の積層フィルムのラミネート強度が十分でない場合
は、袋を引き裂いた際、引き裂き部に積層フィルムの層
間剥離(接着剥がれ)が発生し、例えば、伸び率の大き
いシーラント層の熱接着性樹脂フィルムが伸びながら破
断される結果、引き裂き方向にズレを生じ、所定の開封
線に沿って開封できず、また、引き裂き抵抗力が増し引
き裂きにくくなる問題があった。この問題は、例えば袋
が液体充填用の袋などで、積層フィルムの厚さが比較的
大きい場合などに、特に発生しやすくなる。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、少
なくとも基材フィルムと熱接着性樹脂フィルムとを二液
反応型接着剤または一液反応型接着剤を用いて貼り合わ
せてなる積層フィルムを袋状にヒートシールして形成さ
れる袋であって、特に袋の開封位置に相当する部分の積
層フィルムのラミネート強度を向上させることにより、
易引き裂き性を向上させ、ノッチやハーフカット線など
の易開封性手段による易開封性を一層確実に得られるよ
うにした易開封性袋を生産性よく提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、以下の本
発明により解決することができる。即ち、請求項1に記
載した発明は、少なくとも基材フィルムと熱接着性樹脂
フィルムとを二液反応型接着剤または一液反応型接着剤
を用いて貼り合わせてなる積層フィルムを袋状にヒート
シールして形成される袋であって、該袋の開封位置に、
該袋を引き裂いて開封するための易開封性手段が設けら
れると共に、該袋の少なくとも該易開封性手段による切
り取り線を含む領域の積層フィルムが、加熱処理されて
いることを特徴とする易開封性袋からなる。
【0006】上記二液反応型接着剤または一液反応型接
着剤は、熱によりその反応、硬化を促進できるものであ
れば何でもよいが、特にドライラミネート用に使用され
る二液反応型のポリウレタン系接着剤や一液反応型のイ
ソシアネート基を末端にもつプレポリマーポリウレタン
接着剤、或いは一液反応型のアクリル系接着剤は、比較
的多種類のフィルムに対して接着性がよく、また、低温
での反応、硬化が可能であるため生産性もよく好適に使
用することができる。また、積層フィルムを2枚以上の
フィルムを貼り合わせて作製する場合は、それぞれのフ
ィルムの貼り合わせに上記のような二液反応型接着剤ま
たは一液反応型接着剤を使用することが、加熱処理によ
り、それぞれのラミネート強度を向上できると同時に、
易引き裂き性を向上できる点で好ましい。
【0007】また、前記易開封性手段としては、例え
ば、(イ)通常の袋でも多用されるノッチを設ける方法
のほか、(ロ)レーザー光照射などによるハーフカット
線を設ける方法、(ハ)機械的方法によって細長くて小
さな傷痕群を袋の端部に形成する方法(その傷痕群を起
点として、容易に引き裂きが可能となる)、(ニ)袋の
積層フィルム中に易引き裂き性フィルム、例えば一軸延
伸フィルムを積層する方法(この場合、一軸延伸フィル
ムは、その延伸方向が袋の開封方向と一致するように用
いることにより、容易に一定方向に引き裂いて開封でき
るようになる)、(ホ)カットテープなどを貼着する方
法など種々の方法があり、これらの中から、一種を選択
して用いてもよいが、印刷などによる開封指示線などの
開封手段を含めて、二種以上を適宜組み合わせて用いる
ことが更に好ましい。
【0008】尚、上記ノッチは、一字形やV字形のノッ
チが多く採用されているが、その形状に制限はなく、引
き裂き方向に向かって尖った部分を有する形状であれば
何でもよい。ハーフカット線についても、連続する線状
のハーフカット線に限らず、ミシン目状など断続的なハ
ーフカット線であってもよい。このようなハーフカット
線は、一本でもよいが、引き裂き方向を一層安定化させ
るため、中心のハーフカット線の両側に各1本、または
各2本など複数のハーフカット線を、平行または中心の
ハーフカット線に収斂する形状などに設けることができ
る。
【0009】前記のような構成を採ることにより、袋の
少なくとも易開封性手段による切り取り線を含む領域の
積層フィルムが、加熱処理されることにより、二液反応
型接着剤または一液反応型接着剤の反応、硬化が更に進
み、この部分の積層フィルムのラミネート強度が向上す
ると共に易引き裂き性が向上される。従って、袋を開封
する際、引き裂き部に積層フィルムの層間剥離が発生す
ることもなく、積層フィルム全体を所定の位置で一層容
易に引き裂くことができ、開封性に一層優れた易開封性
袋を提供することができる。
【0010】請求項2に記載した発明は、前記二液反応
型接着剤が、高分子末端に水酸基を有するポリオール成
分とイソシアネート基を有するポリイソシアネート成分
を主成分とし、水酸基とイソシアネート基の反応でウレ
タン結合を形成して硬化するポリウレタン系の二液反応
型接着剤であることを特徴とする請求項1記載の易開封
性袋からなる。
【0011】上記二液反応型接着剤に用いるポリオール
成分としては、ポリエステルポリオール、ポリエステル
ポリウレタンポリオール、ポリエーテルポリウレタンポ
リオールなどを使用することができる。また、ポリイソ
シアネート成分としては、具体的には、トリレンジイソ
シアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネ
ート、トリス(イソシアネートフェニル)、メタン−ト
リス(イソシアネートフェニル)チオホスフェートなど
のイソシアネートモノマーや、トリレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネートなどイソシアネー
トモノマーをトリメチロールプロパンに付加したウレタ
ンプレポリマー、ヘキサメチレンジイソシアネートビュ
ーレット、ヘキサメチレンジイソシアネート及びイソホ
ロンジイソシアネートトリマーなどのイソシアネート変
性体などを使用することができる。また、上記ポリウレ
タン系二液反応型接着剤には、その接着強度、耐熱接着
性、反応速度を一層向上させるための助剤として、チタ
ンカップリング剤、シランカップリング剤、或いは無機
フィラーなどを添加することもできる。
【0012】このようなポリウレタン系二液反応型接着
剤は、多種類のプラスチックフィルムに対して接着性が
よく、また、アルミニウム箔など金属箔に対しても優れ
た接着性を有している。更に、常温など比較的低温での
反応、硬化が可能であり、また、加熱により反応、硬化
を促進することができる。従って、ドライラミネート用
の接着剤として好適に使用することができ、本発明の易
開封性袋に用いる積層フィルムの貼り合わせ用にも好適
に使用することができる。
【0013】従って、前記のような構成を採ることによ
り、前記請求項1に記載した発明の作用効果に加えて、
本発明の易開封性袋に用いる積層フィルムをドライラミ
ネート法により生産性よく製造でき、また、袋の開封の
際の切り取り線を含む領域の積層フィルムを加熱処理す
ることにより、ラミネート強度と共に易引き裂き性を向
上させることができ、引き裂き性に優れた易開封性袋を
生産性よく製造することができる。
【0014】請求項3に記載した発明は、前記袋の底部
が、前後の壁面の積層フィルムの下部の間に、底面フィ
ルムを内側に折り込んで挿入してなるガセット部を有す
る形式で形成され、内側に折り込まれた底面フィルムの
両側下端近傍に切り欠き部が設けられると共に、該ガセ
ット部が、内側が両側から中央部にかけて凹状となるシ
ールパターンでヒートシールされ、自立性を付与した形
状に形成され、且つ、前記易開封性手段および該易開封
性手段による切り取り線が、袋の上部に設けられた外周
をヒートシールしてなる狭い幅の注出口部に設けられて
いることを特徴とする請求項1または2に記載の易開封
性袋からなる。
【0015】上記袋の底部のガセット部をヒートシール
する内側が両側から中央部にかけて凹状となるシールパ
ターンは、代表的な例として、内側が底部の中心部から
両側に湾曲線状に立ち上がる形状の船底形や、一定の幅
と長さの底部から両側が外側に傾斜直線状に立ち上がる
形状の船底形のシールパターンが挙げられるが、これら
に限定されず、例えば、内側が鈍角のV字形、或いは横
長に開いたU字形となるシールパターンなど、実質的に
内側が両側から中央部にかけて凹状となるシールパター
ンであれば何でもよい。また、前記構成の易開封性袋で
は、少なくともその注出口部に更にエンボスなどによる
膨らみ部を設けて注出口部の開口性とその保形性を向上
させることができる。このような易開封性袋の構成は、
液状の内容物を充填包装する場合に適した構成であり、
特に充填された内容物をボトルなどの他の容器に移し替
えて使用するような詰め替え用パウチなどに適した構成
である。
【0016】このような構成を採ることにより、前記請
求項1または2に記載した発明の作用効果に加えて、以
下のような作用効果が得られる。即ち、前記袋の底部の
構成により、自立性が付与され、取扱いが容易になるほ
か、外観も優れたものとなり、更に、内容物を他の容器
に移し替えて使用する場合も、移し替えの途中で袋を立
てて置くことができるので、一層移し替え操作を楽に行
うことができる。また、袋の上部に外周をヒートシール
してなる狭い幅の注出口部が設けられ、その注出口部に
前記易開封性手段が設けられると共に、その易開封性手
段による切り取り線を含む領域の積層フィルムが加熱処
理されて、そのラミネート強度と共に易引き裂き性が向
上されているので、一層容易に所定の位置で注出口部の
先端部を引き裂いて開封することができ、また、ボトル
など口径の小さい他の容器に内容物を移し替える場合で
も安全に移し替えることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の易開封性袋の実
施の形態について追加説明する。本発明の易開封性袋の
本体の形状は、特に限定はされず、例えば、三方シール
形式、四方シール形式、ピロー形式など平パウチ形式の
袋のほか、スタンディングパウチなどの自立袋、ガセッ
ト袋、或いはこれらの変形袋など広範囲の形状を採るこ
とができる。
【0018】また、本発明の易開封性袋の積層フィルム
に使用するフィルムは、基材フィルムとシーラント層の
熱接着性樹脂フィルムとに大別されるが、基材フィルム
としては、例えば、包装用袋に汎用されているポリエチ
レンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどの
ポリエステル、ナイロン6、ナイロン66、MXD6
(ポリメタキシリレンアジパミド)などのポリアミド、
ポリプロピレンまたはその共重合体、、ポリエチレンま
たはその共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン
化物、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリロニトリル、ポ
リカーボネートなどの延伸または無延伸フィルムのほ
か、アルミニウム箔などの金属箔、セロハン、各種の紙
などを単独または複数貼り合わせて使用することができ
る。
【0019】シーラント層の熱接着性樹脂フィルムとし
ては、低密度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポ
リエチレン(L・LDPE)、中密度ポリエチレン(M
DPE)、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合
体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、アイオノ
マー、そして、ポリプロピレンまたはその共重合体、或
いは熱可塑性共重合ポリエステル樹脂などの無延伸フィ
ルムを使用することができ、これらの中から充填される
内容物や、充填後の加熱殺菌処理の有無など使用条件に
応じて適宜選択して使用することができる。
【0020】以上のような基材フィルムと熱接着性樹脂
フィルムとを二液反応型接着剤または一液反応型接着剤
を用いて貼り合わせて作製される積層フィルムのうち、
特に液状の内容物を充填する場合に使用される代表的な
構成例として、以下のような構成が挙げられる。 (1) ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シ
ーラント層) (2) ONフィルム/接着剤/一軸延伸または二軸延伸H
DPEフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シー
ラント層) (3) ONフィルム/接着剤/一軸延伸または二軸延伸P
Pフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラン
ト層) (4) ONフィルム/接着剤/一軸延伸または二軸延伸P
Pフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/L・L
DPEフィルム(シーラント層) (5) ONフィルム(シリカまたはアルミナ蒸着層)/接
着剤/一軸延伸または二軸延伸PPフィルム/接着剤/
L・LDPEフィルム(シーラント層) (6) ONフィルム/アンカーコート層/共押し出しコー
ト層(HDPE層/LDPE層)/接着剤/L・LDP
Eフィルム(シーラント層) (7) PETフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤
/ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シー
ラント層) (8) PETフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤
/ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラント
層) (9) PETフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/
アルミニウム箔/接着剤/L・LDPEフィルム(シー
ラント層) (10)PETフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/
アルミニウム箔/接着剤/CPPフィルム(シーラント
層) (11)PETフィルム/接着剤/EVOHフィルム/接着
剤/ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラン
ト層) などが挙げられるが、これらに限定されるものではなく
様々な組み合わせの積層フィルムを使用することができ
る。
【0021】上記において、ONフィルムは2軸延伸ナ
イロンフィルム、HDPEは高密度ポリエチレン、PP
フィルムはポリプロピレンフィルム、PETフィルムは
2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、EVO
Hフィルムはエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フ
ィルム、CPPフィルムは無延伸ポリプロピレンフィル
ムを指すものである。
【0022】各層の間の接着剤は、二液反応型接着剤ま
たは一液反応型接着剤であり、二液反応型接着剤として
は、前記二液反応型のポリウレタン系接着剤を使用する
ことができ、また、一液反応型接着剤としては、イソシ
アネート基を末端にもつプレポリマーポリウレタン接着
剤、例えば、ポリエーテルポリオールとジイソシアネー
トを反応させて得られるポリエーテルポリウレタンポリ
イソシアネートや、ポリエステルポリオールとジイソシ
アネートを反応させて得られるポリエステルポリウレタ
ンポリイソシアネート、或いは一液反応型のアクリル系
接着剤などを使用することができ、それぞれドライラミ
ネーション法により貼り合わせることができる。
【0023】前記の積層フィルムの構成において、ON
フィルム、PETフィルムは、基材フィルムとして特に
袋に機械的強度や印刷適性を付与し、中間層に用いた一
軸延伸HDPEフィルム、一軸延伸PPフィルムは、そ
の延伸方向を袋を開封する際の引き裂き方向と一致する
ように用いることにより、引き裂きの方向性を一層安定
化させることができる。また、中間層に二軸延伸HDP
Eフィルム、二軸延伸PPフィルムを用いた場合は、積
層フィルムの厚さを増し、その剛性や機械的強度を高め
ると共に、水蒸気バリヤー性なども向上させることがで
きる。そして、アルミニウム箔、シリカまたはアルミナ
蒸着層、EVOHフィルムなどは、各種のガスバリヤー
性を付与し、充填される内容物の保存性を高めるために
積層するものである。
【0024】次に、以上のような積層フィルムを用いて
製造する本発明の易開封性袋の製造方法について説明す
る。本発明の易開封性袋は、先にも説明したように、袋
を開封する際の切り取り線を含む領域の積層フィルムを
加熱処理することにより、そのラミネート強度と共に易
引き裂き性を向上させて袋の引き裂きによる開封性を向
上させたことを特徴とするものであり、加熱処理以外の
構成は、袋本体の形式に応じて、それぞれ従来の製袋機
を使用して製造することができる。上記加熱処理は、加
熱装置を製袋機とは別に用意してオフラインで行っても
よいが、製袋機のフィルム供給部などに加熱装置を組み
込んで製袋とインラインで行うこともできる。
【0025】加熱処理の方法は、特に限定はされない
が、できるだけ効率的に行うことが好ましく、そのため
には、例えば、加熱板や加熱ロールを用いて加熱圧着す
る方法を採ることが好ましい。加熱処理を積層フィルム
の全面ではなく、袋を開封する際の切り取り線を含む領
域のように一部の面に行う場合でも、加熱板や加熱ロー
ルの表面をパターン状に形成することにより、容易に所
望の部分を加熱処理することができる。
【0026】加熱処理の条件は、処理速度の点から、で
きるだけ高温短時間で行うことが好ましく、処理温度
は、60〜200℃程度の範囲で、積層フィルムを溶融
変形させない限り高温で行うことが好ましい。加熱処理
の時間は、上記処理温度や積層フィルムの厚さなどにも
影響されるため一定ではなく、例えば、0.3〜5秒間
程度の範囲で適宜設定することが好ましい。実際の加熱
処理の例として、ONフィルム(厚さ15μm)とL・
LDPEフィルム(厚さ150μm)とを二液反応型ポ
リウレタン系接着剤を用いてドライラミネート方式で通
常の条件で貼り合わせたラミネート強度4.90N/1
5mm幅の積層フィルムを、加熱板を用いて105℃で
0.6秒間加熱することにより、ラミネート強度が9.
80〜10.78N/15mm幅に向上し、同時に引き
裂き性を向上させることができた。
【0027】
【実施例】以下に、図面を用いて本発明を更に具体的に
説明する。但し、本発明は、その要旨を超えない限り、
以下の図面に限定されるものではない。図1、図2は、
それぞれ本発明の易開封性袋の一実施例の構成を示す正
面図である。
【0028】図1に示した易開封性袋100は、四方シ
ール形式の袋で作製したものであり、前後の壁面の積層
フィルム1、1′の下部の端縁部が底部シール部4でヒ
ートシールされ、左右の側部の端縁部が側部シール部
6、6でヒートシールされ、また、上部の端縁部の上部
シール部8は、内容物の充填口に使用するため、内容物
の充填前は未シールの開口部として開口されている。そ
して、上部シール部8の下側に、易開封性袋100を開
封するための易開封性手段として、ハーフカット線11
とその両端にノッチ12、12が設けられると共に、そ
の易開封性手段による切り取り線を含む領域の積層フィ
ルム1、1′が加熱処理部14で加熱処理されて構成さ
れている。
【0029】このような構成を採ることにより、内容物
の充填は、大きく開口した上部シール部8から容易に充
填することができ、内容物の充填後、上部シール部8を
ヒートシールして密封することができる。また、充填さ
れた内容物を取り出す際には、袋の上部シール部8の部
分を、その下側に設けられたノッチ12を起点としてハ
ーフカット線11に沿って引き裂くことにより、この部
分、即ち、加熱処理部14の部分の積層フィルム1、
1′が加熱され、そのラミネート強度と共に易引き裂き
性が向上されているので、容易に且つ確実にハーフカッ
ト線11に沿って引き裂いて袋100を開封することが
できる。
【0030】尚、ハーフカット線11は、袋の積層フィ
ルム1、1′が基材フィルムとシーラント層の熱接着性
樹脂フィルムとの貼り合わせで形成されている場合、基
材フィルムの厚さ全体をカットすると袋の強度が弱くな
りすぎて破袋を発生する恐れがあるため、通常、基材フ
ィルムの厚さの一部を残すように設けられる。従って、
この部分を加熱処理して基材フィルムと熱接着性樹脂フ
ィルムとのラミネート強度を向上させ、易引き裂き性を
向上させることにより、ハーフカット線11に沿って引
き裂いた時、引き裂き部に基材フィルムと熱接着性樹脂
フィルムとの層間剥離(接着剥がれ)が発生することが
なくなり、一層容易にハーフカット線11に沿って積層
フィルム1、1′を引き裂くことができるようになるも
のである。
【0031】図2は、本発明の易開封性袋の別の一実施
例の構成を示す正面図である。図2に示した易開封性袋
200は、その底部と胴部が、通常のスタンディングパ
ウチと同様な形式で形成されており、底部が、前後の壁
面の積層フィルム1、1′の下部の間に、底面フィルム
を内側に折り返して、底面フィルム折り返し部2まで挿
入してなるガセット部5を有する形式で形成され、内側
に折り込まれた底面フィルムの両側下端近傍には、この
場合、半円形の底面フィルム切り欠き部3、3が設けら
れ、ガセット部5が、内側が底部の中心部から両側に湾
曲線状に凹状となる船底形のシールパターン、即ち、底
部シール部4でヒートシールして形成され、胴部が、前
後の壁面の積層フィルム1、1′の両側端縁部を側部シ
ール部6、6でヒートシールして形成されている。
【0032】そして、易開封性袋200の上部のコーナ
ー部(図において左側のコーナー部)には、先端部と両
側部が注出口部シール部7でヒートシールされてなる狭
い幅の注出口部9が設けられると共に、その両側が切り
欠き部10a 、10b で切り欠かれ斜め上方に狭い幅で
突出する形状に形成されている。尚、上側の切り欠き部
10a は、注出口部9を開封する際、その上部を摘みや
すくするため、摘み部13が設けられるように形成され
ている。
【0033】また、注出口部9には、その先端部を切り
取って開封する際、開封を容易にするための易開封性手
段として、ハーフカット線11とその上側の端部にノッ
チ12が設けられ、更に、切り取り線となるハーフカッ
ト線11を含む領域の積層フィルム1、1′が加熱処理
部14で予め加熱処理され、この部分の積層フィルム
1、1′のラミネート強度と易引き裂き性が向上されて
いる。
【0034】更に、注出口部9から袋200の中心部に
かけて、注出口部9の開口性とその保形性をよくし、内
容物の注出を容易に行えるようにするための膨らみ部S
が、積層フィルムに設けられて構成されている。この膨
らみ部Sは、注出口部9とその近辺では、注出口部の開
口性をよくするために、膨らみ部S1 のように広い幅に
形成し、その先の袋の中心部寄りの部分では、折り曲げ
線として作用するよう膨らみ部S2 のように狭い幅に形
成することが好ましい。
【0035】また、膨らみ部Sの膨らみ高さは、特に限
定はされないが、広い幅の膨らみ部S1 の部分では1.
5〜6mm程度が好ましく、狭い幅の膨らみ部S2 の部
分では0.5〜2mm程度が好ましい。また、膨らみ部
Sの高さ方向の断面形状は、この場合、膨らみ部S1
2 いずれも台形状として、圧縮に対する抵抗力を強め
るように形成されている。このような膨らみ部Sは、前
後の積層フィルム1、1′のうち片側の積層フィルムの
みに設けてもよいが、両側の積層フィルム1、1′に設
けることが更に好ましい。
【0036】尚、易開封性袋200の上部端縁部の上部
シール部8は、内容物の充填口に使用するため、内容物
の充填前は未シールの開口部とし、内容物の充填後にヒ
ートシールして密封する。このような構成は、液状の内
容物を密封包装するのに適しており、特に注出口部9を
狭い幅で斜め上方に突出する形状に形成しているので、
内容物をボトルなどの口径が比較的小さい他の容器に移
し替えて使用する詰め替え用パウチとしても好適に使用
できるものである。
【0037】このような構成を採ることにより、易開封
性袋200への内容物の充填は、未シールの上部シール
部8の幅が広いため、この部分から容易に行うことがで
き、例えば、液状の内容物を充填し、上部シール部8を
脱気シールして密封した易開封性袋200は、底部のガ
セット部5の構成により自立性が付与され、取り扱い易
く、外観にも優れている。そして、充填された内容物を
注出、或いはボトルなどに移し替える際には、注出口部
9の先端部を、摘み部13を摘んでノッチ12を起点と
して、ハーフカット線11に沿って引き裂くことによ
り、ハーフカット線11を含む加熱処理部14の領域の
積層フィルムが加熱処理され、そのラミネート強度と共
に、易引き裂き性が向上されているので、容易に且つ確
実にハーフカット線11に沿って引き裂くことができ、
それにより注出口部9が開封されると同時に、膨らみ部
S(特にS1 の部分)により注出口部9が自動的に保形
性よく開口される。
【0038】従って、内容物をボトルなどに移し替える
場合でも、袋の胴部を手で支えて、注出口部9を下に向
けて袋200を傾け、開封された注出口部9を、例えば
ボトルの口部に差し込み、その切り欠き部10a 、10
b を、ボトルの口部にあてがいながら内容物の移し替え
を行うことができるので、注出口部9がボトルの口部に
安定した状態で固定され、内容物を外にこぼすことな
く、安全且つ容易に移し替えることができる。
【0039】また、膨らみ部Sの狭い幅の膨らみ部S2
の部分が、袋の上部から中心部を通りやや下の位置まで
垂直方向に延長されているため、易開封性袋200に内
容物を充填した時、狭い幅の膨らみ部S2 の部分が、折
り曲げ線のように作用し、リブ効果を有すると共に、外
側に折れ曲がり易くなり、袋表面の不規則なシワやカー
ルの発生が減少し、形態安定性が向上する。また、内容
物の注出に際しては、膨らみ部S2 が外側に折れ曲がっ
て袋200が広がるので、内容物が折れ曲がった膨らみ
部S2 に沿って袋上部に一層容易に流動するようにな
る。そして、上部に流動した内容物は、広い幅の膨らみ
部S1で保形性よく開口された注出口部9からスムーズ
に注出される。
【0040】
【発明の効果】以上、詳しく説明したように、本発明に
よれば、少なくとも基材フィルムとシーラント層の熱接
着性樹脂フィルムとを二液反応型接着剤または一液反応
型接着剤を用いて貼り合わせてなる積層フィルムを袋状
にヒートシールして形成される袋において、少なくとも
袋の開封位置に相当する部分の積層フィルムを加熱処理
することにより、その部分のラミネート強度を向上でき
ると共に易引き裂き性を向上させることができ、また、
この加熱処理とノッチやハーフカット線などの易開封性
手段を併用することにより、易開封性手段による易引き
裂き性を一層向上させることができ、一層容易に引き裂
いて開封することのできる易開封性袋を生産性よく提供
できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の易開封性袋の一実施例の構成を示す正
面図である。
【図2】本発明の易開封性袋の別の一実施例の構成を示
す正面図である。
【符号の説明】
1、1′積層フィルム 2 底面フィルム折り返し部 3 底面フィルム切り欠き部 4 底部シール部 5 ガセット部 6 側部シール部 7 注出口部シール部 8 上部シール部 9 注出口部 10a 、10b 切り欠き部 11 ハーフカット線 12 ノッチ 13 摘み部 14 加熱処理部 S、S1 、S2 膨らみ部 100、200 易開封性袋
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B65D 30/08 B65D 30/08 (72)発明者 桧山 玲子 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 3E064 BA21 BB03 BC18 EA04 EA30 HP01 HP02 3E067 AA03 BA12A BB14A BB25A CA24 EA06 EB01 EE40 3E086 AC07 AC11 AC40 AD01 BA04 BB51 BB52 4F100 AK01B AK04 AK07 AK42 AK48 AK51C AK63 AK68 AK70 AK71 AT00A AT00B BA01 BA02 BA03 BA07 BA10A BA10B BA15 CB02C EJ08C EJ42 GB16 JK01 JL12B JL14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも基材フィルムと熱接着性樹脂フ
    ィルムとを二液反応型接着剤または一液反応型接着剤を
    用いて貼り合わせてなる積層フィルムを袋状にヒートシ
    ールして形成される袋であって、該袋の開封位置に、該
    袋を引き裂いて開封するための易開封性手段が設けられ
    ると共に、該袋の少なくとも該易開封性手段による切り
    取り線を含む領域の積層フィルムが、加熱処理されてい
    ることを特徴とする易開封性袋。
  2. 【請求項2】前記二液反応型接着剤が、高分子末端に水
    酸基を有するポリオール成分とイソシアネート基を有す
    るポリイソシアネート成分を主成分とし、水酸基とイソ
    シアネート基の反応でウレタン結合を形成して硬化する
    ポリウレタン系の二液反応型接着剤であることを特徴と
    する請求項1記載の易開封性袋。
  3. 【請求項3】前記袋の底部が、前後の壁面の積層フィル
    ムの下部の間に、底面フィルムを内側に折り込んで挿入
    してなるガセット部を有する形式で形成され、内側に折
    り込まれた底面フィルムの両側下端近傍に切り欠き部が
    設けられると共に、該ガセット部が、内側が両側から中
    央部にかけて凹状となるシールパターンでヒートシール
    され、自立性を付与した形状に形成され、且つ、前記易
    開封性手段および該易開封性手段による切り取り線が、
    袋の上部に設けられた外周をヒートシールしてなる狭い
    幅の注出口部に設けられていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の易開封性袋。
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