JP2003275280A - 輸液容器用遮光カバー - Google Patents

輸液容器用遮光カバー

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JP2003275280A
JP2003275280A JP2002084973A JP2002084973A JP2003275280A JP 2003275280 A JP2003275280 A JP 2003275280A JP 2002084973 A JP2002084973 A JP 2002084973A JP 2002084973 A JP2002084973 A JP 2002084973A JP 2003275280 A JP2003275280 A JP 2003275280A
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infusion
infusion container
shielding cover
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Hiroharu Tanaka
弘治 田中
Isao Otake
功 大竹
Toshio Takahashi
敏雄 高橋
Hachiro Fukami
八郎 深見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】輸液容器内の輸液を光から保護する機能と、輸
液の状態を把握できる機能とを持つ併せ持つ輸液容器用
遮光カバーを提供することにある。 【解決手段】一部に輸液容器内の輸液の状態を視認する
為の窓部を設けた輸液容器用遮光カバーとする。窓部
は、400nm以下の光線の透過率が5%以下、600
nm以上の光線の透過率が50%以上であり、窓部以外
の部分は、400nm以下の光線の透過率が5%以下、
400〜800nmの光線の透過率が50%以下である
のが、好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光によって変質を
受けやすい輸液、特にビタミン類やアミノ酸類を含有す
る輸液を収容した輸液容器に被せることにより、光を遮
断すると共に内部の状態をも観察できる輸液容器用遮光
カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な輸液容器には、ポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ
塩化ビニル等の樹脂を主成分とする材質のものが、広く
用いられている。
【0003】輸液容器は種々の輸液に用いられるが、光
によって変質を受けやすい輸液、特にビタミン類やアミ
ノ酸類を含有する輸液の場合は、輸液を光から保護する
ことが必要であり、これらの薬剤に対しては紫外領域の
みならず可視光領域までの光の遮断が必要な場合があ
る。
【0004】これらの輸液は、予め調製されている場合
と、使用(点滴)に際して調製する場合とがあるが、使
用するまでの間は通常はダンボールのような遮光性のあ
る梱包材料に収納されているので、光に晒される恐れは
殆どなく、主として使用中の光による変質が問題とな
る。それ故、使用に際して、遮光性フィルムよりなるカ
バーを輸液容器に被せることが多く行われるが、遮光性
フィルムは着色しているため輸液容器内の輸液の状態を
視認することが難しく、液面の変化、云いかえれば点滴
の進行状況を把握できず、適切な点滴が出来ない恐れが
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
のような従来の遮光カバーの欠点を解消し、輸液容器内
の輸液を光から保護する機能と、輸液の状態を視認し把
握できる機能とを併せ持つ輸液容器用遮光カバーを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
の結果、遮光カバーの一部に輸液容器内の輸液の状態を
視認する為の窓部を設けることにより、前述の目的を達
成した。而して、本発明は、(1)遮光性フィルムより
なる輸液容器用遮光カバーであって、一部に輸液容器内
の輸液の状態を視認する為の窓部を設けたことを特徴と
する輸液容器用遮光カバー,(2)窓部における400
nm以下の光線の透過率が5%以下であり、600nm
以上の光線の透過率が50%以上である前記(1)の輸
液容器用遮光カバー、(3)窓部以外の部分における4
00nm以下の光線の透過率が5%以下であり、400
〜800nmの光線の透過率が50%以下である前記
(1)又は(2)の輸液容器用遮光カバー、
【0007】(4)ポリエチレンテレフタレートを基材
とする遮光性フィルムよりなる前記(1)〜(3)の何
れかの輸液容器用遮光カバー、(5)窓部が基材の表面
に紫外線吸収・遮断性インク層からなる遮光層を設ける
ことにより形成され、窓部以外の部分が基材の表面に紫
外線吸収・遮断性インク層及び遮光性着色インク層から
なる遮光層を設けることにより形成されてなる前記
(4)の輸液容器用遮光カバー、(6)紫外線吸収・遮
断性インク層からなる遮光層並びに紫外線吸収・遮断性
インク層及び遮光性着色インク層からなる遮光層が基材
の内表面に設けられ、更にそれらの遮光層を有する側の
面同士が接着性樹脂層を介して接着されることにより成
形されてなる前記(5)の輸液容器用遮光カバー、
【0008】(7)窓部が紫外線吸収・遮断剤を含む基
材から形成され、窓部以外の部分が紫外線吸収・遮断剤
を含む基材の表面に遮光性着色インク層からなる遮光層
を設けることにより形成されてなる前記(4)の輸液容
器用遮光カバー、(8)遮光性着色インク層からなる遮
光層が紫外線吸収・遮断剤を含む基材の内表面に設けら
れ、更にその遮光層を有する側の面同士が接着性樹脂層
を介して接着されることにより成形されてなる前記
(7)の輸液容器用遮光カバー、(9)遮光性着色イン
クが茶色に着色する為のインクである前記(5)〜
(8)の何れかの輸液容器用遮光カバー、
【0009】(10)遮光層が、印刷により形成されて
なる前記(5)〜(9)の何れかの輸液容器用遮光カバ
ー、(11)窓部が輸液容器の液線を視認しうる位置に
形成されてなる前記(1)〜(10)の何れかの輸液容
器用遮光カバー、及び(12)窓部の面積の割合が、全
表面積の5〜25%である前記(1)〜(11)の何れ
かの輸液容器用遮光カバー。(13)窓部のASTM
D1003に準拠したヘイズ値が、25%以下である前
記(1)〜(12)の何れかの輸液容器用遮光カバー。
である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の輸液容器用遮光カ
バー及びその使用方法を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施例の一例を示す平面図であり、輸
液容器用遮光カバー1は窓部2と窓部以外の部分3とか
らなっており、両端4をシールした袋状に成形されてい
る。輸液容器11(点線で表示)に被せて使用するた
め、輸液容器用遮光カバー1の下端5は、開口されてお
り、また、上端の中央部6も、輸液容器11のフック部
12を突出させる為に開口されている。この例の場合
は、窓部2は略中央部より左側(図1における左側)
に、縦に帯状に1本設けているが、適当な間隔で縦に帯
状に複数本設けてもよく、縦でなく斜めに設けてもよ
い。又、連続でなく、円形、角形等の窓部を適当な間隔
で設けてもよいが、点滴の進行状況を把握するための、
液面の変化などの輸液の状態の変化を視認するという目
的からは、連続した形状の窓部とするのが好ましく、特
に図1のように上から下まで連続して設けるのが、製造
上有利であり、輸液容器の液線(目盛り7)などの表示
の位置に合わせて表示を視認できる様に設けるのが、使
用上好ましい。更に又、窓部は一方の面のみに設けて
も、両方の面に設けてもよい。
【0011】窓部の大きさは、輸液の変質を防止するた
めにはできるだけ小さくするのが好ましいが、輸液の状
態を視認するという目的を達成するにはある程度の大き
さが必要であり、全表面積中で窓部全体の面積が占める
割合を、5〜25%とするのが好ましく、10〜20%
とするのがより好ましい。また、輸液容器用遮光カバー
の大きさとして、輸液容器の輸液が収納された部分を被
うに十分な大きさが必要であることは、云うまでもな
い。
【0012】本発明の輸液容器用遮光カバーの基材とし
ては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポ
リエステル、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチレ
ンなどの柔軟性のある樹脂を使用することができるが、
ポリエステルが好ましく、特にポリエチレンテレフタレ
ートは、300nm以下の光線を確実に遮断する特性を
有しており、最も好ましい樹脂である。基材の厚さは、
9〜12μmが適当である。本発明の輸液容器用遮光カ
バーにおける窓部は、輸液容器内の輸液の状態を視認す
る為のものであるが、窓部からの光による輸液の劣化は
極力避ける必要があり、400nm以下の光線の透過率
が5%以下、特に1%以下であり、600nm以上の光
線の透過率が50%以上、特に55%以上であることが
好ましい。また、窓部のASTM D1003に準拠し
たヘイズ値として、25%以下であるのが好ましい。
【0013】窓部の400nm以下の光線の透過率を5
%以下とするには、基材をポリエチレンテレフタレート
とすると共に、紫外線吸収・遮断剤を使用するのが適当
である。紫外線吸収・遮断剤の使用方法としては、紫外
線吸収・遮断剤を含有する紫外線吸収・遮断性インクを
基材上に印刷して遮光層を形成する方法と、基材中に紫
外線吸収・遮断剤を含有させる方法とがあるが、一般の
基材フィルムを使用できる点で、紫外線吸収・遮断性イ
ンクを印刷する方法が好ましい。
【0014】一方、本発明の輸液容器用遮光カバーにお
ける窓部以外の部分は、輸液の劣化を招く光をできるだ
け遮断するものである必要があり、400nm以下の光
線の透過率が5%以下、特に1%以下、更には実質的に
0%であり、400〜800nmの光線の透過率が50
%以下、特に45%以下であることが好ましい。窓部以
外の部分の、400nm以下の光線の透過率を5%以下
に、400〜900nmの光線の透過率を50%以下と
するには、基材をポリエチレンテレフタレートとすると
共に、紫外線吸収・遮断剤及び遮光性着色インクを併用
するのが適当である。紫外線吸収・遮断剤の使用方法と
しては、窓部の場合と同様に、紫外線吸収・遮断性イン
クとして印刷する方法と、基材中に含有させる方法とが
ある。一方、遮光性着色インクの使用方法は、印刷して
遮光層を形成する方法である。
【0015】基材が紫外線吸収・遮断剤を含有するもの
である場合は、その表面の、窓部以外の部分に、遮光性
着色インクを印刷する。印刷する表面は、袋状の遮光カ
バーとしたときの内表面、外表面の少なくとも一方の表
面であるが、基材の外表面を印刷されない面としたもの
は外観にすぐれるため、内表面のみに印刷することが好
ましい。一方、紫外線吸収・遮断剤を含有する紫外線吸
収・遮断性インクも印刷する場合(基材が紫外線吸収・
遮断剤を含有しないものである場合)には、先ず全面に
紫外線吸収・遮断性インクを印刷した後、窓部以外の部
分に遮光性着色インクを印刷しても、逆に、先ず窓部以
外の部分に遮光性着色インクを印刷した後、全面に紫外
線吸収・遮断性インクを印刷してもよい。又、窓部に紫
外線吸収・遮断性インクを印刷し、その他の部分に紫外
線吸収・遮断と着色顔料とを含むインクを印刷してもよ
い。
【0016】紫外線吸収・遮断剤としては、特に制限は
なく、通常に紫外線吸収・遮断剤として使用されてい
る、ベンゾトリアゾール系化合物、ベンゾフェノン系化
合物、ベンゾエート系化合物、サリシレート系化合物、
トリアリールトリアジン系化合物等の有機系紫外線吸収
剤や、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム等の無機系
紫外線遮断剤を例示することができる。また、紫外線吸
収・遮断性インクとしては、それらの紫外線吸収・遮断
剤を含有し、アクリル共重合樹脂、ポリエステル樹脂、
天然油、ワニス等をインクバインダーとしたものを使用
することができる。
【0017】遮光性着色インクとしては、酸化チタン、
酸化ニッケル等の各種の無機系顔料やフタロシアニン等
の有機系顔料を含有し(メタ)アクリル共重合樹脂、ポ
リエステル樹脂、天然油、ワニス等をインクバインダー
としたものを使用することができるが、可視光線を遮断
するのに有効な顔料を含有するインクが好ましい。
【0018】紫外線吸収・遮断性インク及び遮光性着色
インクを印刷する方法は、特に制約はなく、グラビア印
刷、凸版印刷等の何れもが可能であるが、特にグラビア
印刷が好ましい。
【0019】遮光層は、カバーの内側に設けられるのが
好ましく、従って、基材の表面に紫外線吸収・遮断性イ
ンク層からなる遮光層(窓部)と紫外線吸収・遮断性イ
ンク層と遮光性着色インク層とからなる遮光層(窓部以
外の部分)を設けるか、又は紫外線吸収・遮断剤を含む
基材の表面に遮光性着色インク層とからなる遮光層(窓
部以外の部分)を設けたフィルムの、遮光層側の全面に
接着剤層を設け、その接着材層を介して、接着剤層を設
けた側の面同士を接着することにより、カバーを成形す
るのが適当である。むろん、接着剤層は、一方のフィル
ムにのみ設けられていてもよい。接着剤層を形成する接
着剤としては、種々の接着剤が使用できるが、低温ヒー
トシールが可能な接着剤が好ましく、特にシーラントフ
ィルムからなる接着性樹脂層が好ましい。
【0020】
【実施例】厚さ12μmのポリエチレンテレフタレート
フィルムの全面に、紫外線吸収・遮断性インク〔東洋イ
ンキ製造(株)製、商品名:マルチセットVコンク黄〕
をグラビア印刷法により塗工・乾燥して、遮光層を設け
た。次いで、この遮光層が設けられた側の、窓部を除く
部分に、遮光性着色(茶色)インク〔東洋インキ製造
(株)製、商品名:マルチセットV茶〕をグラビア印刷
法により塗工・乾燥して、遮光層を設けた。窓部は、図
1に示した如く、縦34cm、横25cmの長方形の袋
の両面に、袋の中央よりやや左側(図1における左側)
に幅3cmの帯状に設けた。
【0021】窓部及び窓部以外の部分の透過率を、分光
光度計〔(株)日立製作所製、型式:U−3210〕を
使用して、測定範囲200〜800nm、スキャンスピ
ード120nm/minで測定したところ、図2の如く
であった。図中、Aは窓部の透過率曲線を、Bは窓部以
外の部分の透過率曲線を、各々示している。また、窓部
の光透過性をヘイズメーター〔(株)村上色彩技術研究
所製、型式:HR−100〕を使用して、ASTM D
1003に準拠して測定したところ17%であった。
【0022】この、遮光層を設けたフィルムの、遮光層
を設けた側の全面に、アンカーコート剤をグラビア印刷
法により塗工・乾燥して、シーラント層を設けた。得ら
れたシートを、シーラント層を内側として重ね、ヒート
シールの通常の操作を行って、図1に示す輸液容器用遮
光カバーを成形した。この輸液容器用遮光カバーを、ビ
タミンK2 を含有する輸液2000mlを入れた輸液容
器に被せ、24時間をかけて輸液を抜き出したところ、
輸液の液面と容器の液線が充分に視認することができ
た。また、輸液の光による分解率は、4%であった。こ
の分解率は、窓部を設け無かった、即ち、全面に紫外線
吸収・遮断性インク及び遮光性着色(茶色)インクを塗
工・乾燥したフィルムから成形したカバーに比べて、2
%高いだけであった。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る輸液容器用遮光カバーは、
輸液容器内の輸液を光から保護する機能と、輸液の状態
を把握できる機能とを持つ併せ持っており、光によって
変質を受けやすい輸液、特にビタミン類やアミノ酸類を
含有する輸液を点滴する場合も、光による変質を抑えな
がら、液面の変化、云いかえれば点滴の進行状況を把握
して適切な点滴ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る、輸液容器用遮光カバーの一例と
その使用方法を示す平面図である。
【図2】本発明に係る、輸液容器用遮光カバーの一例に
おける、窓部と窓部以外の部分の光線透過率を示すグラ
フである。
【符号の説明】
1 輸液容器用遮光カバー 2 窓部 3 窓部以外の部分 4 シール部 5 下端開口部 6 上端中央開口部 7 輸液容器の目盛り 11 輸液容器 12 輸液容器のフック部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大竹 功 神奈川県川崎市川崎区千鳥町3−2 昭和 電工プラスチックプロダクツ株式会社川崎 研究所内 (72)発明者 高橋 敏雄 東京都中央区八重洲2−7−2 味の素フ ァルマ株式会社内 (72)発明者 深見 八郎 東京都中央区八重洲2−7−2 味の素フ ァルマ株式会社内 Fターム(参考) 3E062 AA20 AB01 AC02 JA01 JB08 JC02 JD05 3E067 AA03 AB81 AB99 BA12B BA21C BB14B BB14C BB15B BB15C BB16B BB16C BB22C BB25C BB26C BC03C CA11 CA12 CA13 CA14 EE15 EE18 EE20 GD10

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮光性フィルムよりなる輸液容器用遮光
    カバーであって、一部に輸液容器内の輸液の状態を視認
    する為の窓部を設けたことを特徴とする輸液容器用遮光
    カバー。
  2. 【請求項2】 窓部における400nm以下の光線の透
    過率が5%以下であり、600nm以上の光線の透過率
    が50%以上である請求項1に記載の輸液容器用遮光カ
    バー。
  3. 【請求項3】 窓部以外の部分における400nm以下
    の光線の透過率が5%以下であり、400〜800nm
    の光線の透過率が50%以下である請求項1又は2に記
    載の輸液容器用遮光カバー。
  4. 【請求項4】 ポリエチレンテレフタレートを基材とす
    る遮光性フィルムよりなる請求項1〜3の何れかに記載
    の輸液容器用遮光カバー。
  5. 【請求項5】 窓部が基材の表面に紫外線吸収・遮断性
    インク層からなる遮光層を設けることにより形成され、
    窓部以外の部分が基材の表面に紫外線吸収・遮断性イン
    ク層及び遮光性着色インク層からなる遮光層を設けるこ
    とにより形成されてなる請求項4に記載の輸液容器用遮
    光カバー。
  6. 【請求項6】 紫外線吸収・遮断性インク層からなる遮
    光層並びに紫外線吸収・遮断性インク層及び遮光性着色
    インク層からなる遮光層が基材の内表面に設けられ、更
    にそれらの遮光層を有する側の面同士が接着性樹脂層を
    介して接着されることにより成形されてなる請求項5に
    記載の輸液容器用遮光カバー。
  7. 【請求項7】 窓部が紫外線吸収・遮断剤を含む基材か
    ら形成され、窓部以外の部分が紫外線吸収・遮断剤を含
    む基材の表面に遮光性着色インク層からなる遮光層を設
    けることにより形成されてなる請求項4に記載の輸液容
    器用遮光カバー。
  8. 【請求項8】 遮光性着色インク層からなる遮光層が紫
    外線吸収・遮断剤を含む基材の内表面に設けられ、更に
    その遮光層を有する側の面同士が接着性樹脂層を介して
    接着されることにより成形されてなる請求項7に記載の
    輸液容器用遮光カバー。
  9. 【請求項9】 遮光性着色インクが茶色に着色する為の
    インクである請求項5〜8の何れかに記載の輸液容器用
    遮光カバー。
  10. 【請求項10】 遮光層が印刷により形成されてなる請
    求項5〜9の何れかに記載の輸液容器用遮光カバー。
  11. 【請求項11】 窓部が輸液容器の液線を視認しうる位
    置に形成されてなる請求項1〜10の何れかに記載の輸
    液容器用遮光カバー。
  12. 【請求項12】 窓部の面積の割合が、全表面積の5〜
    25%である請求項1〜11の何れかに記載の輸液容器
    用遮光カバー。
  13. 【請求項13】 窓部のASTM D1003に準拠し
    たヘイズ値が、25%以下である請求項1〜12の何れ
    かに記載の輸液容器用遮光カバー。
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