JP2019014494A - 酸素インジケータ付包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】遮光を必要とする内容物の包装に適し内容物の周辺雰囲気にある酸素の程度を示す酸素インジケータの色相を外部から確認可能な酸素インジケータ付包装体を提供する。【解決手段】仕切り部5によって内容物2は内容物収容部3から酸素インジケータ設置部4に、また酸素インジケータ1は酸素インジケータ設置部4から内容物収納部3に移動しないが、内容物収容部3と酸素インジケータ設置部4のそれぞれの空間部に内在する気体は非仕切り部6を経由して相互に移動可能となっていて、遮光領域31と光透過領域32を有し遮光領域31内に内容物2が収納され光透過領域32に酸素インジケータ1が設置されている酸素インジケータ付包装体。【選択図】図1

Description

本発明は、酸素インジケータ付包装体に関する。
従来から、図8及び図9に示すように、酸素インジケータ1が設置されていて所定の空間部を有する酸素インジケータ設置部4と、内容物2が収納されていて所定の空間部を有する内容物収納部3とが隣接して包装部材11、12により形成されていると共に、それらを連結する部分における包装部材11、12の重ね合わせ部が非仕切り部6を除いた仕切り部5で接合され一体化されていて、この仕切り部5によって内容物2は内容物収容部3から酸素インジケータ設置部4に、また酸素インジケータ1は酸素インジケータ設置部4から内容物収納部3に移動しないが、内容物収容部3と酸素インジケータ設置部4のそれぞれの空間部に内在する気体は非仕切り部6を経由して相互に移動可能となっている酸素インジケータ付包装体が知られている(例えば特許文献1参照)。
一般に、酸素インジケータは、酸化還元色素と還元剤とを有し、周辺雰囲気に酸素が十分に存在すると、その酸素が還元剤の働きを抑制して酸化還元色素が酸化型構造をとって所定の色相を呈するが、酸素が周辺雰囲気に存在しないと、還元剤が働き、酸化還元色素は還元型構造となり別の色相を呈するものであって(例えば特許文献1及び2参照)、酸素インジケータ付包装体では、この包装体の外部から、酸素インジケータ設置部4に設置されている酸素インジケータ1の色相を確認して、内容物の周辺雰囲気にある酸素の程度を判断する必要があるために、包装部材11、12に、この包装体の外部から、この色相を確認できるものが用いられる。
このため、従来の酸素インジケータ付包装体は、遮光が必要な内容物の包装には適さないものであった。
特許第5200728号公報 特開2001−192592号公報
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、遮光を必要とする内容物の包装に適し内容物の周辺雰囲気にある酸素の程度を示す酸素インジケータの色相を外部から確認可能な酸素インジケータ付包装体を提供することを課題とする。
本発明において上記課題を解決するために、まず請求項1の発明では、
酸素インジケータが設置されていて所定の空間部を有する酸素インジケータ設置部と、内容物が収納されていて所定の空間部を有する内容物収納部とが隣接して包装部材により形成されていると共に、それらを連結する部分における包装部材の重ね合わせ部が非仕切り部を除いた仕切り部で接合され一体化されていて、この仕切り部によって内容物は内容物収容部から酸素インジケータ設置部に、また酸素インジケータは酸素インジケータ設置部から内容物収納部に移動しないが、内容物収容部と酸素インジケータ設置部のそれぞれ
の空間部に内在する気体は非仕切り部を経由して相互に移動可能となっていて、
遮光領域と光透過領域を有し遮光領域内に内容物が収納され光透過領域に酸素インジケータが設置されていることを特徴とする酸素インジケータ付包装体としたものである。
また、請求項2の発明では、
前記包装部材は前記遮光領域では遮光層を有し前記光透過領域では遮光層がないことを特徴とする請求項1に記載の酸素インジケータ付包装体としたものである。
また、請求項3の発明では、
前記遮光層は遮光インキ層であることを特徴とする請求項2に記載の酸素インジケータ付包装体としたものである。
また、請求項4の発明では、
前記遮光層は金属蒸着層であることを特徴とする請求項2に記載の酸素インジケータ付包装体としたものである。
請求項1の発明は、仕切り部によって内容物は内容物収容部から酸素インジケータ設置部に移動せず、遮光領域と光透過領域を有し遮光領域内に内容物が収納され光透過領域に酸素インジケータが設置されているので、遮光を必要とする内容物が光透過領域に移動することなく遮光領域内に留まるため、遮光を必要とする内容物の包装に適し、しかも、仕切り部によって酸素インジケータは酸素インジケータ設置部から内容物収納部に移動しないが、内容物収容部と酸素インジケータ設置部のそれぞれの空間部に内在する気体は非仕切り部を経由して相互に移動可能となっていて、遮光領域と光透過領域を有し遮光領域内に内容物が収納され光透過領域に酸素インジケータが設置されているので、酸素インジケータが遮光領域に移動することなく光透過領域に留まり、酸素インジケータの周辺雰囲気と内容物の周辺雰囲気とは通じているため、酸素インジケータの色相は内容物の周辺雰囲気にある酸素の程度を示し、酸素インジケータの色相を外部から確認可能であるという効果がある。
また、請求項2の発明は、上記請求項1の発明の効果に加えて、遮光領域とする領域に遮光層を設け、光透過領域とする領域に遮光層を設けないことで、遮光領域と光透過領域とを形成できるという効果がある。
また、請求項3の発明は、上記請求項2の発明の効果に加えて、遮光領域とする領域に遮光インキを印刷或いは塗布して遮光層を設け、光透過領域とする領域に遮光インキを印刷も塗布もしないことで遮光層を設けないことができるという効果がある。
また、請求項4の発明は、上記請求項2の発明の効果に加えて、パスター加工によって、光透過領域とする領域で金属蒸着層を除去して遮光層を設けず、遮光領域とする領域で金属蒸着層をそのままにして遮光層とすることができるという効果がある。
以上、本発明は、遮光を必要とする内容物の包装に適し内容物の周辺雰囲気にある酸素の程度を示す酸素インジケータの色相を外部から確認可能な酸素インジケータ付包装体を提供できるという効果がある。
本発明の第1実施形態の酸素インジケータ付包装体の平面図。 本発明の第2実施形態の酸素インジケータ付包装体の平面図。 本発明の第3実施形態の酸素インジケータ付包装体の平面図。 本発明の第4実施形態の酸素インジケータ付包装体の平面図。 本発明の第5実施形態の酸素インジケータ付包装体の平面図。 本発明の第3実施形態の酸素インジケータ付包装体用の遮光層を設けた遮光領域と遮光層を設けない光透過領域とを有するフィルムを示す図。 本発明の第3実施形態の酸素インジケータ付包装体用の包装袋の平面図。 従来の酸素インジケータ付包装体の平面図。 図9に示す従来の酸素インジケータ付包装体の断面図。
以下に、本発明の実施形態を説明する。
本発明は、図1〜図5に示すように、少なくとも透明バリアフィルムとシーラント層を有しシーラント層を最内層とする包装部材が、シーラント層同士を対向させて周縁部で重ね合わされ、ヒートシートされて、ボトムシール部20、サイドシール部21、サイドシール部22、天シール部23が形成され、
酸素インジケータ1が設置されていて所定の空間部を有する酸素インジケータ設置部4と、内容物2が収納されていて所定の空間部を有する内容物収納部3とが隣接して包装部材により形成されていると共に、それらを連結する部分における包装部材の重ね合わせ部が非仕切り部6を除いた仕切り部5で接合され一体化されていて、この仕切り部5によって内容物2は内容物収容部3から酸素インジケータ設置部4に、また酸素インジケータ1は酸素インジケータ設置部4から内容物収納部3に移動しないが、内容物収容部3と酸素インジケータ設置部4のそれぞれの空間部に内在する気体は非仕切り部6を経由して相互に移動可能となっていて、
遮光領域31と光透過領域32とを有し、遮光領域31内に内容物2が収納され、光透過領域32に酸素インジケータ1が設置され、
包装部材は、遮光領域31では光を遮る遮光層も有して光を遮り、光透過領域32では、そのような遮光層がなく光を透過する酸素インジケータ付包装体である。
また、仕切り部5は、内容物収納部3と酸素インジケータ設置部4とを連結する部分でシーラント層を対向させて重ね合わされている包装材料の一部をヒートシールで接合することによって形成されていても良い。
本発明の酸素インジケータ付包装体は、仕切り部5によって内容物2は内容物収容部3から酸素インジケータ設置部4に移動せず、遮光領域31と光透過領域32を有し遮光領域31内に内容物2が収納され光透過領域32に酸素インジケータ1が設置されているので、遮光を必要とする内容物2が光透過領域32に移動することなく遮光領域31内に留まるため、遮光を必要とする内容物2の包装に適し、しかも、仕切り部5によって酸素インジケータ1は酸素インジケータ設置部4から内容物収納部3に移動しないが、内容物収容部3と酸素インジケータ設置部4のそれぞれの空間部に内在する気体は非仕切り部6を経由して相互に移動可能となっていて、遮光領域31と光透過領域32を有し遮光領域31内に内容物2が収納され光透過領域32に酸素インジケータ1が設置されているので、酸素インジケータ1が遮光領域31に移動することなく光透過領域32に留まり、酸素インジケータ1の周辺雰囲気と内容物2の周辺雰囲気とは通じているため、酸素インジケータ1の色相は内容物2の周辺雰囲気にある酸素の程度を示し、酸素インジケータ1の色相を外部から確認可能であるという効果がある。
遮光領域31の範囲は、内容物2を遮光し、酸素インジケータ1の色相が外部から確認できれば、特に限定されない。例えば、図1に示すように内容物収納部3、図2に示すように内容物2付近、図3に示すように酸素インジケータ1以外、図4に示すように内容物収納部3と仕切り部5、図5に示すように内容物収納部3の仕切り部5よりも内側の部分であっても良い。
酸素インジケータ1の色相を片面からのみ確認できれば良いのであれば、もう一方の片面は全て遮光領域であっても良い。
遮光層は、光を遮る層であれば、特に限定されない。例えば、透明バリアフィルムに遮光インキが印刷或いは塗布されて形成された遮光インキ層を遮光層としても良いし、透明バリアフィルムとシーラント層との間に、中間層として、透明な基材フィルムにアルミニウム等の金属が蒸着されて金属蒸着層が形成された金属蒸着フィルムを設けて、その金属蒸着層を遮光層としても良い。
遮光インキは、遮光性のあるインキであれば、特に限定されない。遮光インキは、遮光性が高い墨系の顔料を用いた墨インキが好ましく、このような墨系の顔料として、例えば、カーボンブラックが挙げられ、カーボンブラックを顔料として用いた墨インキには、例えば、東洋インキのリオアルファSRコンク92墨などがある。
金属蒸着層は、透明な基材フィルムの全面に形成した後に、光透過領域とする領域で除去しても良い。
金属蒸着層の除去は、例えば、水酸化ナトリウム水溶液等のアルカリ溶液や硫酸等の強酸溶液を用いて露出している金属蒸着層を溶解除去した後、中和、水洗いを行うパスター加工を好適に利用できる。
遮光領域13で、どの波長の光をどれくらいカットするかは、内容物2によって選択する。例えば、ビタミンは、紫外線(400nm以下)、短波長可視光(400〜500nm)によって変質しやすく。油脂は、紫外線(400nm以下)によって酸化しやすい。一般的に、波長200〜800nmでの光線透過率が15%以下が好ましい。
透明バリアフィルムは、水蒸気、酸素などのガス透過を防ぐ機能を備えた透明なフィルムであり、例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルムに酸化アルミニウム或いは酸化珪素が蒸着されて酸化アルミニウム或いは酸化珪素蒸着層が形成された透明蒸着フィルムが挙げられ、このような透明蒸着フィルムの市販品としては、凸版印刷のGL−PETがある。凸版印刷のGL−PETでは、酸化アルミニウム或いは酸化珪素蒸着層に、さらに、透明なオーバーコート層が形成されている。
シーラント層は、透明で、熱により溶融、融接するものであれば特に限定するものではないが、熱可塑性ポリオレフィンが好ましい。例えば低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂などのエチレン系樹脂や、ホモポリプロピレン樹脂、プロピレン・エチレンランダム共重合体樹脂、プロピレン・エチレンブロック共重合体樹脂、プロピレン・α−オレフィン共重合体樹脂などのプロピレン系樹脂などが挙げられる。
金属蒸着フィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルムにアルミニウムが蒸着されてアルミニウム蒸着層が形成されたアルミニウム蒸着フィルムが挙げられ、このようなアルミニウム蒸着フィルムの市販品としては、東レのVMPETがある。
遮光層として遮光インキ層を用いる場合の包装部材の層構成は、例えば、外側から順に、遮光領域31では、透明バリアフィルム/遮光インキ層/接着層/シーラント層であり、光透過領域32では、透明バリアフィルム/接着層/シーラント層である。
このような、包装部材は、例えば、光透過領域32とする領域を除いて、遮光領域31とする領域において、透明バリアフィルムに遮光インキを印刷して遮光インキ層を設けて、遮光領域31と光透過領域32とを形成し、透明バリアフィルムの遮光インキ層を設けた側の面に、接着層を介して、シーラント層を積層することで作成される。
遮光層として金属蒸着層を用いる場合の包装部材の層構成は、例えば、外側から順に、遮光領域31では、透明バリアフィルム/接着層/金属蒸着フィルムの金属蒸着層/金属蒸着フィルムの透明な基材フィルム/接着層/シーラント層であり、光透過領域32では、透明バリアフィルム/接着層/金属蒸着フィルムの透明な基材フィルム/接着層/シーラント層である。
このような、包装部材は、例えば、金属蒸着フィルムの金属蒸着層を、遮光領域31とする領域を除いて、光透過領域32とする領域において、パスター加工により除去して、遮光領域31と光透過領域32とを形成し、金属蒸着フィルムの金属蒸着層側の面に、接着層を介して、透明バリアフィルムを積層し、金属蒸着フィルムの透明な基材フィルム側の面に、接着層を介して、シーラント層を積層することで作成される。
接着層は、例えば、ドライラミネート用接着剤からなる層であっても良い。
酸素インジケータ1は、例えば、酸化還元色素、還元剤、親水基と疎水基を合わせもつ樹脂からなる結合剤、及び溶媒を含む酸素インジケータ用インキ組成物を支持体に塗布して形成される。
酸化還元色素にはメチレンブルーの他、ニューメチレンブルー、ニュートラルレッド、インジゴカルミン、サフラニンT、フェノサフラニン、カプリブルー、ナイルブルー、ジフェニルアミン、キシレンシアノール、ニトロジフェニルアミン、フェロイン、N−フェニルアントラニル酸等が使用できる。
還元剤としては、アスコルビン酸の他にエリソルビン酸やその塩、アスコルビン酸塩、D−アラビノース、D−エリスロース、D−ガラクトース、D−キシロース、D−グルコース、D−マンノース、D−フラクトース、D−ラクトースなどの還元糖、第一スズ塩、第一鉄塩等の金属塩等が使用できる。
酸化還元色素の色相の変化で周辺雰囲気にある酸素の程度を検知するだけでなく、他の色の色素との混色による色相の変化で周辺雰囲気にある酸素の程度を検知することもできる。このような目的で、酸素インジケータ用インキ組成物には、着色剤を添加することができる。
添加する着色剤としては、例えば食用赤色2号(アマランス)、食用赤色3号(エリスロシン)、食用赤色40号(アルラレッドAC)、食用赤色102号(ニューコクシン)、食用赤色104号(フロキシン)、食用赤色106号(アシッドレッド)、及び天然系コチニール色素等の赤色着色剤、食用黄色4号(タートラジン)、食用黄色5号(サンセットイエローFCF)、及び天然系紅花黄色素等の黄色着色剤、食用青色1号(ブリリアントブルーFCF)、及び食用青色2号(インジゴカルミン)等の青色着色剤が挙げられる。
結合剤は、酸化還元色素、還元剤、着色剤を支持体上に固着するために用いられ、親水基と疎水基を合わせ持つ樹脂が好ましい。具体的にはポリビニルアセタール樹脂、メチルセルロース、エチルセルロース、親水基を導入したポリエステル樹脂等があげられるが、特にポリビニルアセタール樹脂が好ましい。
溶媒としては、酸化還元色素、還元剤、着色剤、特に結合剤を均一かつ安定に溶解または分散できる物が望ましい。具体的には芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、エステル類、アルコール類、水などが用いられる。
支持体は、酸素インジケータ用インキ組成物と反応せず、しかも酸化還元色素の呈色性を阻害しない物である事が望ましい。具体的には、紙、合成紙、不織布、または合成樹脂フィルム等が用いられる。
本発明の酸素インジケータ付包装体は、包装部材から、以下のようにして作成しても良い。
まず、本発明の酸素インジケータ付包装体は、包装部材のシーラント層同士を対向させて、周縁の底部、側部で重ね合わせ、ヒートシールして、ボトムシール部20、サイドシール部21、サイドシール部22を形成すると同時に、内容物収納部3と酸素インジケータ設置部4とを連結する部分で重ね合わせ、非仕切り部6を除いてヒートシールして仕切り部5を形成し、内容物2を内容物収納部3に収納し、支持体に酸素インジケータ用インキ組成物を塗布して形成した酸素インジケータ1を酸素インジケータ設置部4に設置して、周縁の天部をヒートシールして、天シール部23を形成して、本発明の酸素インジケータ付包装体を作成しても良い。
また、包装部材のシーラント層同士を対向させて、周縁の底部、側部で重ね合わせ、ヒートシールして、ボトムシール部20、サイドシール部21、サイドシール部22を形成し、内容物2を内容物収納部3に収納した後、内容物収納部3と酸素インジケータ設置部4とを連結する部分で重ね合わせ、非仕切り部6を除いてヒートシールして仕切り部5を形成し、支持体に酸素インジケータ用インキ組成物を塗布して形成した酸素インジケータ1を酸素インジケータ設置部4に設置して、周縁の天部をヒートシールして、天シール部23を形成して、本発明の酸素インジケータ付包装体を作成しても良い。
また、包装部材の光透過領域32のシーラント層を支持体として酸素インジケータ用インキ組成物を塗布して酸素インジケータ1を形成し、包装部材の遮光領域31に内容物2を包みながら、包装部材のシーラント層同士を対向させて、周縁部で重ね合わせ、ヒートシールして、ボトムシール部20、サイドシール部21、サイドシール部22、天シール部23を形成すると同時に、内容物収納部3と酸素インジケータ設置部4とを連結する部分で重ね合わせ、非仕切り部6を除いてヒートシールして仕切り部5を形成して、本発明の酸素インジケータ付包装体を作成しても良い。
以下に、本発明の実施例を説明する。
<実施例1>
透明バリアフィルムとして、厚さ12μmの上述のGL−PETを用意し、GL−PETのオーバーコート層側の面に、図6に示すように、光透過領域32とする領域を除いて、遮光領域31とする領域において、墨インキを2度印刷して、遮光領域31と光透過領域32とを形成した。
また、シーラント層として、厚さ50μmのLLDPEフィルムを用意し、片面にコロナ処理を行った。
次に、GL−PETの印刷面とLLDPEフィルムのコロナ処理面とをドライラミネート用接着剤で貼り合せて、遮光領域31において、GL−PET/墨インキ層/ドライラミネート用接着剤層/LLDPEフィルム、光透過領域32において、GL−PET/ドライラミネート用接着剤層/LLDPEフィルムの層構成からなる包装部材を作成した。
次に、図7に示すように、包装部材のLLDPEフィルム同士を対向させて、周縁の底部、側部で重ね合わせ、ヒートシールして、ボトムシール部20、サイドシール部21、サイドシール部22を形成すると同時に、内容物収納部3と酸素インジケータ設置部4とを連結する部分で重ね合わせ、非仕切り部6を除いてヒートシールして仕切り部5を形成し、酸素インジケータ設置部4と、内容物収納部3とを有する包装袋を作成した。
最後に、図3に示すように、内容物2を内容物収納部3に収納し、酸素インジケータ1を酸素インジケータ設置部4に設置して、周縁の天部をヒートシールして、天シール部23を形成して、実施例1の酸素インジケータ付包装体を作成した。
<実施例2>
透明バリアフィルムとして、厚さ12μmの上述のGL−PETを用意し、GL−PETのオーバーコート層側の面に、光透過領域とする領域を除いて、遮光領域とする領域において、絵柄を印刷した。
また、金属蒸着フィルムとして、厚さ12μmの上述のVMPETを用意し、このVMPETに対して、図6に示すように、VMPETのアルミニウム蒸着層を、遮光領域31とする領域を除いて、光透過領域32とする領域において、パスター加工により除去して、遮光領域31と光透過領域32とを形成した。
また、シーラント層として、厚さ50μmのLLDPEフィルムを用意し、片面にコロナ処理を行った。
次に、GL−PETの印刷面とVMPETのアルミニウム蒸着面とを、印刷を施していない領域と金属蒸着層を除去した領域とが重なるように対抗させて、GL−PETとVMPETとをドライラミネート用接着剤で貼り合せた。
次に、VMPETのポリエチレンテレフタレートフィルムの面と、LLDPEフィルムのコロナ処理面とをドライラミネート用接着剤で貼り合せて、遮光領域31において、GL−PET/印刷インキ層/ドライラミネート用接着剤層/VMPETのアルミニウム蒸着層/VMPETのポリエチレンテレフタレートフィルム/ドライラミネート用接着剤層/LLDPEフィルム、光透過領域32において、GL−PET/ドライラミネート用接着剤層/VMPETのポリエチレンテレフタレートフィルム/ドライラミネート用接着剤層/LLDPEフィルムの層構成からなる包装部材を作成した。
次に、図7に示すように、包装部材のLLDPEフィルム同士を対向させて、周縁の底部、側部で重ね合わせ、ヒートシールして、ボトムシール部20、サイドシール部21、
サイドシール部22を形成すると同時に、内容物収納部3と酸素インジケータ設置部4とを連結する部分で重ね合わせ、非仕切り部6を除いてヒートシールして仕切り部5を形成し、酸素インジケータ設置部4と、内容物収納部3とを有する包装袋を作成した。
最後に、図3に示すように、内容物2を内容物収納部3に収納し、酸素インジケータ1を酸素インジケータ設置部4に設置して、周縁の天部をヒートシールして、天シール部23を形成して、実施例2の酸素インジケータ付包装体を作成した。
1…酸素インジケータ
2…内容物
3…内容物収納部
4…酸素インジケータ設置部
5…仕切り部(ヒートシール部)
6…非仕切り部
10…酸素インジケータ付包装体
11…包装部材
12…包装部材
20…ボトムシール部
21…サイドシール部
22…サイドシール部
23…天シール部
31…遮光領域
32…光透過領域

Claims (4)

  1. 酸素インジケータが設置されていて所定の空間部を有する酸素インジケータ設置部と、内容物が収納されていて所定の空間部を有する内容物収納部とが隣接して包装部材により形成されていると共に、それらを連結する部分における包装部材の重ね合わせ部が非仕切り部を除いた仕切り部で接合され一体化されていて、この仕切り部によって内容物は内容物収容部から酸素インジケータ設置部に、また酸素インジケータは酸素インジケータ設置部から内容物収納部に移動しないが、内容物収容部と酸素インジケータ設置部のそれぞれの空間部に内在する気体は非仕切り部を経由して相互に移動可能となっていて、
    遮光領域と光透過領域を有し遮光領域内に内容物が収納され光透過領域に酸素インジケータが設置されていることを特徴とする酸素インジケータ付包装体。
  2. 前記包装部材は前記遮光領域では遮光層を有し前記光透過領域では遮光層がないことを特徴とする請求項1に記載の酸素インジケータ付包装体。
  3. 前記遮光層は遮光インキ層であることを特徴とする請求項2に記載の酸素インジケータ付包装体。
  4. 前記遮光層は金属蒸着層であることを特徴とする請求項2に記載の酸素インジケータ付包装体。
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