JP3813225B2 - バッグインボックス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バッグインボックスに関し、更に詳しくは、液体等の充填包装に適するバッグインボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、液体等の包装用容器としては、種々のものが開発され、提案されているが、それらの一つに、外装に紙箱を使用し、内装にプラスチック製内袋を使用してなるバッグインボックスが知られている。
このものは、紙とプラスチックとからなる複合容器であって、内容物に対する耐水性、耐薬品性、ガスバリア−性等の保護性能を内装のプラスチック製内袋に受け持たせ、流通過程等における輸送上、使用上等の取り扱い性については、外装としての紙箱に受け持たせているものである。
現在、上記のバッグインボックスは、ジュ−ス、酒、食用油、食酢、醤油、ソ−ス、牛乳、乳製品、その他等の液状食品、あるいは洗剤、シャンプ−、オイル、写真現像液、その他等の非液状食品等の充填包装に使用され、その発展が期待されているものである。
ところで、上記のようなバッグインボックスにおいて使用されるプラスチック製内袋としては、通常、ガス、水蒸気、光線等から内容物を保護するために、ガスおよび水蒸気バリア−性に富む材料が使用されている。
而して、上記のガスおよび水蒸気バアリ−性に富む材料としては、その代表的なものとして、通常、アルミニュウム箔ないしその蒸着膜が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなアルミニュウム箔ないしその蒸着膜を有する包装用材料は、使用後廃棄する際に、アルミニュウム箔等を分離することが困難であり、しばしば可燃物と同様に焼却処理されてしまうものである。
而して、アルミニュウム箔ないしその蒸着膜を含んだ状態で焼却処理されると、焼却時の燃焼カロリ−が高くなり、焼却炉等を破損し兼ねないものであり、更に、焼却残渣中にアルミニュウムが残存して環境破壊等を引き起すという問題点もあるものである。
また、上記のようにアルミニュウム箔等を他の素材から分離除去することが困難であることから、リサイクルにも適さないものであり、従って、アルミニュウム箔等を使用することは、資源保護の観点からも好ましくないものである。
上記のアルミニュウム箔ないしその蒸着膜に代えて、ポリ塩化ビニリデン系樹脂のフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物のフィルム等のガスバリア−性を有する樹脂のフィルムを使用することも考えられるが、しかしこれらのフィルムは、未だ充分に満足し得るものではない。
そこで本発明は、バッグインボックスの内装として使用することができる廃棄焼却が容易なプラスチック製内袋を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記のような課題を解決すべく種々研究の結果、ガスないし水蒸気バリア−性に富む材料として、無機酸化物の蒸着膜に着目し、該無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルムに、ヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム、あるいはプラスチック製内袋を構成する主材フィルム等を組み合わせ、これらを、内容物と接する内面側から外面側に向かって、ヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム、無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルム、主材フィルムの順に重ね合わせて多重体を構成し、更に該多重体の二枚を、そのヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィル面を対向させて重ね合わせてその外周の重合端縁をヒ−トシ−ルしてシ−ル部を形成してプラスチック製内袋を製造し、該プラスチック製内袋をバッグインボックスの内装として使用したところ、袋体としての機能を十分に具備してバッグインボックスの内装としての使用に十分に耐え得ることができ、しかも使用後その廃棄処理に際しては、通常の可燃物と同様に焼却処理することができることを見出して本発明を完成したものである。
【0005】
すなわち、本発明は、外装に紙箱を使用し、内装にプラスチック製内袋を使用してなるバッグインボックスにおいて、プラスチック製内袋として、無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルムを構成要素として含むことを特徴とするバッグインボックスに関するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
上記の本発明について以下に更に詳しく説明する。
まず、本発明にかかるバッグインボックスの内装として使用するプラスチック製内袋を構成する材料について説明する。
まず、本発明において、無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルムについて説明すると、該樹脂のフィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリエチレンナフタレ−ト等のポリエステル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリビニルアルコ−ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物等のポリビニルアルコ−ル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹、その他等の各種の樹脂のフィルムを使用することができる。
而して、これらのフィルムは、単層ないし積層して使用することがでル。
また、本発明においては、上記のようなフィルムの代わりに、更に、例えば、セロハン、合成紙等も使用することができる。
上記の樹脂のフィルムの厚さとしては、数μmないし100μm位、好ましくは9μmないし50μm位が望ましい。
なお、本発明においては、上記の樹脂のフィルムに対し、例えば、無機酸化物の蒸着膜の接着性、膜厚の均一性等のために、例えば、ブラズマ処理、コロナ処理等の表面改質処理、あるいはプライマ−コ−ト層の形成等の前処理を任意に施すことができる。
【0007】
次に、本発明において、蒸着膜を構成する無機酸化物としては、例えば、酸化珪素、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化インジュウム、酸化チタン、酸化アルミニュウム、酸化マグネシュウム等を挙げることができる。
而して、本発明において、上記の樹脂のフィルムの表面に無機酸化物の蒸着膜を形成する方法について説明すると、かかる方法としては、例えば、物理蒸着法および化学蒸着法等を挙げることができる。
上記の物理蒸着法としては、高真空下で蒸発源を抵抗加熱、高周波誘導加熱や電子ビ−ム加熱等により加熱して蒸発、昇華させて樹脂のフィルム上に無機酸化物の蒸着膜を形成することができる。
上記において、蒸発源としては、例えば、酸化珪素(SiO、SiO2 、そのブレンド物等)、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化インジュウム、酸化チタン、酸化アルミニュウム、酸化マグネシュウム等を使用することができる。
而して、上記のような蒸発源を用いて蒸着する際に、酸素が遊離し不足するのを補うために、外部より酸素を導入しプラズマ等で酸素を活性化して蒸発粒子を酸化させる方法もとることができる。
また、本発明において、化学蒸着法としては、膜作成原料をキャリア−ガスであるヘリウムや酸化させるための酸素と混合して、真空チャンバ−内に吹き込み、高周波または電磁波により、例えば、Siをプラズマ化して、酸素により酸化しながら樹脂のフィルム上に無機酸化物の蒸着膜を形成するものである。
上記において、膜作成原料としては、ヘキサメチルジシロキサンのような有機シリカ化合物または、シランのような有機ガス等を使用することができる。
本発明において、無機酸化物の蒸着膜としては、酸化珪素、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化インジュウム、酸化チタン、酸化アルミニュウム、酸化マグネシュウム等の混合膜であってもよい。
本発明において、無機酸化物の蒸着膜の膜厚としては、100Åないし2000Å位、好ましくは、200Åないし1000Å位が望ましい。
また、本発明において、無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルムとしては、全光線透過率75%以上、酸素透過率10cc/m2 ・day・atm以下、水蒸気透過率10g/m2 ・day・atm以下のものが望ましい。
なお、本発明において、無機酸化物の蒸着膜について、酸化珪素の蒸着膜を例にして、その膜性状を説明すると、該酸化珪素の蒸着膜は、SiO、Si3 O4 、Si2 O3 、SiO2 等の混合物で膜を構成し、その組成は、SiOX (X=1〜2である。)の形で表されるものであり、その性状は、ガラス状態になっているものである。
【0008】
次に、本発明において、プラスチック製内袋を製造するに際し、上記の無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルムと組み合わせて使用する他の基材について説明すると、かかる基材としては、例えば、ヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム、強度を有し、かつ耐熱性等に富み袋の主材となる主材フィルム、ガスバリヤ−性を有する樹脂のフィルム、水蒸気バリヤ−性を有する樹脂のフィルム、その他の樹脂のフィルムを任意に使用することができる。
具体的には、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度(線状低密度)ポリエチレン、ポリプロピレン系樹脂、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メチルメタクリレ−ト共重合体、メチルペンテン系樹脂、ポリブテン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリビニルアルコ−ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、フッ素系樹脂、ジエン系樹脂、ポリビニルアセタ−ル系樹脂、セルロ−ス系樹脂、その他等の公知の樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。
その他、例えば、セロハン等のフィルム、合成紙等も使用することができる。
本発明において、上記のフィルムないしシ−トは、未延伸、一軸方向ないし二軸方向に延伸されたもの等、いずれのものでも使用することができる。
また、その厚さは、任意であるが、数μmから300μm位の範囲から選択して使用することができる。
更に、本発明においては、フィルムとしては、押し出し成膜、インフレ−ション成膜、コ−ティング膜等のいずれの性状の膜でもよい。
【0009】
而して、本発明において、ヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルムとしては、上記に挙げたフィルムないしシ−トの中から、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、メチルペンテン系樹脂、ポリブテン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、その他等のフィルムないしシ−ト等を使用することができる。
【0010】
また、本発明において、強度を有し、かつ耐熱性等に富み袋体の主材となる主材フィルムとしては、上記に挙げたフィルムないしシ−トの中から強度に優れ、耐熱性、耐候性、耐溶剤性、耐薬品性等の諸堅牢性に富むフィルム、例えば、ポリプロピレン、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂等の樹脂のフィルムないしシ−トを選択して使用することができる。
本発明では、上記のフィルムは、包装袋の基材フィルムとしての機能を奏するものである。
なお、本発明においては、これらのフィルムには、例えば、ガスバリヤ−性等を賦与するためにポリ塩化ビニリデン系樹脂を含む組成物をコ−ティングしてなるフィルム等も使用することができる。
【0011】
また、本発明において、ガスバリヤ−性を有する樹脂のフィルムとしては、上記に挙げた樹脂から、例えば、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコ−ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、フッ素系樹脂等の樹脂を選択して、そのフィルムないしシ−トを使用することができる。
【0012】
また、本発明において、水蒸気バリア−性を有する樹脂のフィルムとしては、上記に挙げた樹脂から、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等のポリオレフィン系樹脂を選択して、そのフィルムないしシ−トを使用することができる。
【0013】
また、本発明において、その他のフィルムとしては、例えば、袋を構成し、これに内容物を充填包装した場合、隠蔽性、遮光性等を有して内容物を外部から透視することができない程度に着色されている樹脂のフィルムを使用することもできる。
例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、メチルペンテン系樹脂、ポリブテン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリビニルアルコ−ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、フッ素系樹脂、ジェン系樹脂、ポリアセタ−ル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、その他等の公知の樹脂のフィルムないしシ−トであって、染料、顔料等の着色剤によって着色されている樹脂のフィルムを使用することができる。
【0014】
本発明において、上記の着色したフィルムないしシ−トは、未延伸、一軸方向ないし二軸方向に延伸されたもの等、いずれのものでも使用することができる。
また、その厚さは、任意であるが、数0.5μmから300μm位の範囲から選択して使用することができるが、好ましくは、製膜化、包装材料とうしの機能面等から、5μmないし100μm位が望ましい。
更に、本発明においては、上記のフィルムないしシ−トとしては、押し出し成膜、インフレ−ション成膜、コ−ティング膜、ラミネ−ト膜等のいずれの性状の膜でもよく、また該フィルムないしシ−トは、一層ないしそれ以上の層から構成されていてもよい。
【0015】
上記において、樹脂のフィルムを着色する方法としては、種々の方法で行うことができ、例えば、上記に挙げた樹脂のペレットに染料、顔料等の着色剤を添加し、更にその他、各種の添加剤を任意に添加し、よく混連し、次いで製膜化することによって着色した樹脂のフィルムを製造する方法、、あるいは上記で挙げた樹脂のフィルムに通常のコ−ティング法ないし印刷法等にによって着色膜を形成する方法、更には上記で挙げた樹脂のフィルムを通常の染色法等によって染色して染色層を形成する方法等によって行うことができる。
本発明において、着色した樹脂のフィルムとしては、内容物を透視することが困難な色に着色してあればよく、それは何色に着色していてもよく、また、それは一層ないしそれ以上の層からなっていてもよい。
具体的には、本発明では、隠蔽性、遮光性等の観点から、白色に着色されている樹脂のフィルムと黒色に着色されている樹脂のフィルムの二層からなることが好ましい。
特に、本発明においては、樹脂の樹脂のペレットに白色顔料等の着色剤を添加し、更にその他、各種の添加剤を任意に添加し、よく混連し、次いで製膜化することによって白色に着色した樹脂のフィルムと、同様にして、樹脂の樹脂のペレットに黒色顔料等の着色剤を添加し、更にその他、各種の添加剤を任意に添加し、よく混連し、次いで製膜化することによって黒色に着色した樹脂のフィルムとの二層からなる着色樹脂のフィルムを使用することが好ましく、この場合、製造工程の簡略化等の観点を加味すると、上記の混連した樹脂組成物を使用して共押し出し法によって二層を積層してなる積層体を使用することが最も望ましいものである。
【0016】
上記において、製膜化する方法としては、例えば、押し出しラミネ−ト法、共押し出しラミネ−ト法、Tダイ押し出し法、インフレ−ション法、その他公知の方法で製膜化することができる。
【0017】
次に、本発明において、上記のような素材を使用してバッグインボックスの内装として使用するプラスチック製内袋について説明すると、本発明にかかるプラスチック製内袋は、その中に充填する内容物の種類、包装目的、包装形態、包装方法、流通形態、販売形態、その他等の条件を考慮して包装材料を企画、設計し、而して、それらに合うフィルムないしシ−トを選択し、それらを重ね合わせて多重体とし、次いで該多重体を折り曲げるか、あるいは重ね合わせてその外周端部をヒ−トシ−ルして、バッグインボックスの内装としてのプラスチック製内袋を製造するものである。
すなわち、本発明においては、上記に挙げた無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルム、ヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム、主材フィルム、ガスバリヤ−性を有する樹脂のフィルム、水蒸気バリヤ−性を有する樹脂のフィルム、その他の樹脂のフィルム等からその包装目的等に合った材料を選択し、それらを組み合わせて重ね合わせて、包装材料としての多重体を製造し、而して、該多重体を折り曲げるか、あるいは重ね合わせてその外周端部をヒ−トシ−ルして、バッグインボックスの内装としてのプラスチック製内袋を製造するものである。
なお、本発明において、多重体とは、各樹脂のフィルムを単に重ね合わせた状態をいい、各樹脂のフィルムが積層して相互に全面でラミネ−トして接着している状態のものではないものである。
具体的には、本発明において、プラスチック製内袋としては、内容物と接する内面側から外面側に向かって、少なくともヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム、無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルムおよび主材フィルムを順に重ね合わせて多重体を構成し、次いで該多重体を、そのヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム面を対向させて折り曲げるか、あるいは重ね合わせてその外周端部をヒ−トシ−ルして、バッグインボックスの内装としてのプラスチック製内袋を製造するものである。
【0018】
而して、本発明においては、上記のように各フィルムから多重体を構成し、それを重ね合わせてそのが外周端部をヒ−トシ−ルすることから、各フィルムがヒ−トシ−ル性を有することが好ましく、例えば、上記に挙げた主材フィルム、ガスバリヤ−性を有する樹脂のフィルム、水蒸気バリヤ−性を有する樹脂のフィルム、その他の樹脂のフィルムは、それ自身でヒ−トシ−ル性を有する場合は、そのまま使用することができるが、それ自身でヒ−トシ−ル性に劣るか、あるいは有しない場合は、これらのフィルムにヒ−トシ−ル性を付与し、しかる後それらを重ね合わせて多重体を構成し、次いで、該多重体を折り曲げるかあるいは重ね合わせてその四周の外周端部をヒ−トシ−ルして、バッグインボックスの内装としてのプラスチック製内袋を製造することができる。
【0019】
上記において、ヒ−トシ−ル性を設ける方法としては、上記に挙げた各種の樹脂のフィルムないしシ−トに前述のヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルムを積層してラミネ−トシ−トを製造することによってヒ−トシ−ル性を有するフィルムを製造することができる。
その積層法としては、通常の方法、例えば、ウエットラミネ−ト法、ドライラミネ−ト法、押し出しラミネ−ト法、共押し出しコ−ティングラミネ−ト法、Tダイ共押し出し成形法等を採用することができる。
その際、イソシアネ−ト系(ウレタン系)、ポリエチレンイミン系、ポリブタジエン系等のアンカ−コ−ト剤、ポリウレタン系、ポリアクリル系、ポリエステル系等のラミネ−ト系接着剤等、公知のアンカ−コ−ト剤、接着剤等を使用することができる。
あるいは、本発明においては、前述のヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルムないしシ−トを構成する樹脂を選択し、これをビヒクルとする組成物を調製し、これを各種の樹脂のフィルムないしシ−ト等に、通常の塗布ないし印刷法でコ−テイングしてそのコ−テイング膜を製造してヒ−トシ−ル性を付与してもよい。
なお、上記の場合、樹脂に着色剤を添加し、よく混練して製膜化して着色した樹脂のフィルムを製造し、これをヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルムとして使用してもよく、この場合、該着色したヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルムが、本発明の着色した樹脂のフィルムとして機能し、これによって代替えすることができる。
【0020】
次に、本発明において、通常、バッグインボックスの内装としてのプラスチック製内袋には、注入口を具備しているものであり、該注入口について説明すると、かかる注入口としては、プラスチック製内袋の一部を開口して、その開口部にヒ−トシ−ル等によって備えつけるものである。
而して、該注入口は、ヒ−トシ−ル等によって内袋の開口部に設けることから、袋体を構成する樹脂のフィルムとヒ−トシ−ル性を有する樹脂で成形してなる注出口を使用することが好ましく、例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂等を射出成形して製造してなる注出口および蓋等を使用することができる。
【0021】
次に、本発明において、上記のような材料を使用してなる本発明にかかるバッグインボックスの内装としてのプラスチック製内袋の構成、その製造法等について、その二三例を挙げて図面を用いて更に具体的に説明する。
図1は、本発明にかかるプラスチック製内袋の一例の構成を示す概略的断面図である。
図1に示すように、まず、内容物と接する内面側から外面側に向かって、少なくともヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム1、無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルム2および主材フィルム3を順に重ね合わせて多重体4を構成し、更に該多重体4に開口部5を形成し、次に、該開口部5の内側からフランジ部6を有する注出口7を挿入して、該注出口7のフランジ部6と多重体4との重合部分をヒ−トシ−ルしてシ−ル部8を形成して、該多重体4に注出口7を取り付ける。
なお、図中9は、注出口7の蓋を表す。
次に、本発明では、上記で注出口7を取り付けた多重体4に、上記と同様にして別に、内容物と接する内面側から外面側に向かって、少なくともヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム1、無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルム2および主材フィルム3を順に重ね合わせて製造してなる多重体4を、そのヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム1、1面を対向して重ね合わせて、そ外周端部をヒ−トシ−ルして、その四周にシ−ル部10をを形成することによって、本発明にかかるプラスチック製内袋Aを製造することができる。
【0022】
次に、本発明にかかるプラスチック製内袋について、別の形態のものを例示する。
図2は、別の形態のプラスチック製内袋の構成を示す概略的断面部である。
すなわち、図2に示すように、まず、ヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム11、無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルム12、着色した樹脂のフィルム13、主材フィルム14を用意し、その順序で重ね合わせるて多重体15を構成する。
次に、該多重体15に予め開口部5形成し、次に、該開口部5の内側からフランジ部6を有する注出口7を挿入して、該注出口7のフランジ部6と多重体15との重合部分をヒ−トシ−ルしてシ−ル部8を形成して、多重体15に注出口7を取り付ける。
なお、図中9は、注出口7の蓋を表す。
次に、本発明では、上記で注出口7を取り付けた多重体15に、上記と同様にして形成した別の多重体15を、そのヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム11、11面が対向するようにして重ね合わせて、そ外周端部をヒ−トシ−ルして、その四周にシ−ル部10をを形成することによって、本発明にかかるバッグインボックス用包装袋Bを製造するとができる。
【0023】
上記で挙げたプラスチック製内袋は、二三の例示にしかすぎないものであり、本発明では、充填包装目的、内容物、充填包装法、流通形態、販売形態等によって、任意に包装設計することができ、それによって、任意に材料を選定して種々の形態のバッグインボックスの内装としてのプラスチック製内袋を製造することができるものてあり、上記に挙げた例によって本発明を限定するものではない。
【0024】
次に、上記で製造したプラスチック製内袋を使用して内容物を充填包装する方法について説明すると、かかる方法としては、従来公知の方法で行うことができ、例えば、まず、上記で得たプラスチック製内袋を、板紙等からなる外装としての紙箱を構成するブランク板の所定の位置にホットメルト系接着剤等を使用して部分的に接着し、次いで製函することによりバッグインボックスを製造し、次いで該バッグインボックス内のプラスチック製内袋に、それに取り付けた注出口の蓋を取り外し、該注出口から、例えば、ジュ−ス、酒、ワイン等の液体飲料を計量して充填し、しかる後上記の注出口に蓋を被せて密閉して、充填包装体を製造することができる。
【0025】
【実施例】
次に本発明について実施例を挙げて更に具体的に説明する。
実施例1
直鎖状低密度ポリエチレンを使用して押し出し法にて、厚さ15μmの延伸ポリアミドフィルムの片面に押し出しして、下記の構成からなる積層体を製造した。
延伸ポリアミドフィルム15μm/直鎖状低密度ポリエチレンフィルム30μm
次に、厚さ200Åの酸化珪素の蒸着膜を有する厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムと、厚さ60μmの直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを用意し、該直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを最内面とし、その上に、上記の酸化珪素の蒸着膜を有する二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムを、その蒸着膜面を対向させて重ね合わせ、更にその上に、上記で製造した積層体を、その直鎖状低密度ポリエチレンフィルム面を対向させて重ね合わせて、多重体を製造した。
上記で製造した多重体について、その酸素透過度は、0.6cc/m2 ・day・atmであり、水蒸気透過度は、0.5g/m2 ・day・atmであった。
次に、該多重体に注出口を取り付ける開口部を形成し、しかる後該開口部にポリエチレン製注出口をヒ−トシ−ルして取り付け、更に該注出口を取り付けた多重体と上記と同様にして製造した別の多重体とを、その直鎖状低密度ポリエチレンフィルム面が対向するように重ね合わせて、その外周の端部を四周にわたってヒ−トシ−ルして、本発明にかかるバッグインボックスの内装としてのプラスチック製内袋を製造した。
上記で得たプラスチック製内袋に果肉入りオレンジジュ−スを通常の方法で熱充填し、次いで段ボ−ル箱に詰めて業務用ジュ−スとして出荷した。
出荷後、業務用ジュ−スとしてユ−ザ−が使用したが、使用後、バッグインボックスを廃棄して焼却処理することができ、焼却に際し何の支障もなかった。
【0026】
実施例2
直鎖状低密度ポリエチレン100重量部に白色顔料として酸化チタン20部を添加し、よく混練し、他方、同様に、直鎖状低密度ポリエチレン100重量部に黒色顔料としてカ−ボンブラック5部を添加しよく混練し、しかる後、その両者を使用してインフレ−ション共押し出し法にて、下記の構成からなるインフレ−ションフィルムを製造した。
白色直鎖状低密度ポリエチレンフィルム40μm/黒色直鎖状低密度ポリエチレンフィルム30μm
次に、塩化ビニリデン樹脂をコ−ティングした厚さ15μmの延伸ポリアミドフィルムを用意し、これにアンカ−コ−ト剤を片面にコ−ティングし、しかる後該コ−ティング面と上記で製造したインフレ−ションフィルムの白色直鎖状低密度ポリエチレンフィルム面とが対峙するようにして、ポリエチレン樹脂を使用してエクストル−ジョンコ−ティング法で貼り合わせて、下記の構成からなる積層体を製造した。
塩化ビニリデン樹脂コ−ティング延伸ポリアミドフィルム15μm/ポリエチレン層15μm/白色直鎖状低密度ポリエチレンフィルム40μm/黒色直鎖状低密度ポリエチレンフィルム30μm
次に、厚さ200Åの酸化珪素の蒸着膜を有する厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムと、厚さ50μmの直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを用意し、該直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを最内面とし、その上に、上記の酸化珪素の蒸着膜を有する二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムを、その蒸着膜面を対向させて重ね合わせ、更にその上に、上記で製造した積層体を、その黒色直鎖状低密度ポリエチレンフィルム面を対向させて重ね合わせて、多重体を製造した。
次に、該多重体に注出口を取り付ける開口部を形成し、しかる後該開口部にポリエチレン製注出口をヒ−トシ−ルして取り付け、更に該注出口を取り付けた多重体と上記と同様にして製造した別の多重体とを、その直鎖状低密度ポリエチレンフィルム面が対向するように重ね合わせて、その外周の端部を四周にわたってヒ−トシ−ルして、本発明にかかるバッグインボックスの内装としてのプラスチック製内袋を製造した。
上記で得たプラスチック製内袋に果肉入りオレンジジュ−スを通常の方法で熱充填し、次いで段ボ−ル箱に詰めて業務用ジュ−スとして出荷した。
出荷後、業務用ジュ−スとしてユ−ザ−が使用したが、使用後、プラスチック製内袋内に残留して袋の内面に付着していた残留物は、外部から透視できず、バグインボックスの廃棄に際して不快感はなく、また、バッグインボックスを廃棄し、焼却処理することもできた。
【0027】
実施例3
上記の実施例2において、白色直鎖状低密度ポリエチレンフィルム40μm/黒色直鎖状低密度ポリエチレンフィルム30μmからなるインフレ−ションフィルムの白色直鎖状低密度ポリエチレンフィルム面にコロナ処理を施し、しかる後ウレタン系接着剤を使用してドライラミネ−ト法によって、塩化ビニリデン樹脂をコ−ティングした厚さ15μmの延伸ポリアミドフィルムと貼り合わせて、積層体を製造し、以下実施例2と同様に行って、同様な結果を得た。
【0028】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明は、ガスないし水蒸気バリア−性に富む材料として、無機酸化物の蒸着膜に着目し、該無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルムに、ヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム、あるいはプラスチック製内袋を構成する主材フィルム等を組み合わせ、これらを、内容物と接する内面側から外面側に向かって、ヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム、無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルム、主材フィルムの順に重ね合わせて多重体を構成し、更に該多重体の二枚を、そのヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィル面を対向させて重ね合わせてその外周の重合端縁をヒ−トシ−ルしてシ−ル部を形成してプラスチック製内袋を製造し、該プラスチック製内袋をバッグインボックスの内装として使用したところ、袋体としての機能を十分に具備してバッグインボックスの内装としての使用に十分に耐え得ることができ、しかも使用後その廃棄処理に際しては、通常の可燃物と同様に焼却処理することができるというものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるプラスチック製内袋の一例の構成を示す概略的断面図である。
【図2】本発明にかかる別の形態のプラスチック製内袋の一例の構成を示す概略的断面図である。
【符号の説明】
1 ヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム
2 無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルム
3 主材フィルム
4 多重体
5 開口部
6 フランジ部
7 注出口
8 シ−ル部
9 蓋
10 シ−ル部
A プラスチック製内袋
11 ヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム
12 無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルム
13 着色樹脂のフィルム
14 主材フィルム
15 多重体
B プラスチック製内袋
Claims (2)
- 外装に紙箱を使用し、内装にプラスチック製内袋を使用してなるバッグインボックスにおいて、プラスチック製内袋として、内容物と接する内面側から外面側に向かって、少なくともヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム、無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルムおよびヒ−トシ−ル性を有する主材フィルムを使用し、そのヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルムの一方の面と無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルムの無機酸化物の蒸着膜の面、また、上記の無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルムの樹脂のフィルムの面とヒ−トシ−ル性を有する主材フィルムのヒ−トシ−ル性の面とを対向させて順に重ね合わせて多重体を構成し、更に、該多重体を、その内面側のヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム面を対向させて重ね合わせ、かつ、その外周端部をヒ−トシ−ルして、その四周にシ−ル部をを形成した構成からなるプラスチック製内袋を使用することを特徴とするバッグインボックス。
- 外装に紙箱を使用し、内装にプラスチック製内袋を使用してなるバッグインボックスにおいて、プラスチック製内袋として、内容物と接する内面側から外面側に向かって、少なくともヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム、無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルム、ヒ−トシ−ル性を有する着色した樹脂のフィルムおよび主材フィルムを使用し、そのヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルムの一方の面と無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルムの無機酸化物の蒸着膜の面、また、上記の無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルムの樹脂のフィルムの面とヒ−トシ−ル性を有する着色した樹脂のフィルムの一方の面、更に、上記のヒ−トシ−ル性を有する着色した樹脂のフィルムの他方の面と主材フィルムの一方の面とを対向させて順に重ね合わせて多重体を構成し、更に、該多重体を、その内面側のヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム面を対向させて重ね合わせ、かつ、その外周端部をヒ−トシ−ルして、その四周にシ−ル部を形成した構成からなるプラスチック製内袋を使用することを特徴とするバッグインボックス。
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