JP2002347838A - バッグインボックス - Google Patents

バッグインボックス

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JP2002347838A
JP2002347838A JP2001154437A JP2001154437A JP2002347838A JP 2002347838 A JP2002347838 A JP 2002347838A JP 2001154437 A JP2001154437 A JP 2001154437A JP 2001154437 A JP2001154437 A JP 2001154437A JP 2002347838 A JP2002347838 A JP 2002347838A
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bag
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JP2001154437A
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Hitoshi Fujii
均 藤井
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バリア性に優れた樹脂製フィルムを内袋に備え
るバッグインボックスを提供すること。 【解決手段】充填物を収容する内装にプラスチック製内
袋を用い、その内装を、紙類製容器から成る外装で収容
するバッグインボックスにおいて、プラスチック製内袋
のバリア層を成す樹脂製フィルムに、無機元素の酸化物
を含有する蒸着膜と、その蒸着膜を、ポリビニルアルコ
ール系樹脂、並びに、R1 mM(OR2n(Mは金属原
子、R1 は炭素数1〜8の有機基、R2 は炭素数1〜5
のアルキル基または炭素数1〜6のアシル基かフェニル
基を示し、mおよびnはそれぞれ0以上の整数であり、
m+nがMの原子価)で表される金属アルコレート、金
属アルコレートの加水分解物、金属アルコレートの縮合
物、金属アルコレートのキレート化合物、キレート化合
物の加水分解物および金属アシレートの群から選ばれた
少なくとも1種とを含有するコーティング組成物でコー
トするコート層とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体等の流体を充
填包装するバッグインボックスに関し、特に、バリア性
に優れたバッグインボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】液体等の流体を充填包装する容器の一つ
に、バッグインボックスがある。それは、充填物を収容
する内装にプラスチック製内袋を用い、その内装を、紙
類製容器から成る外装で収容するものである。バッグイ
ンボックスは、紙類とプラスチックとから成る複合容器
であって、気密、水密等のバリア性や、耐薬品性、耐光
性等の保護性能を、内装のプラスチック製内袋に受けも
たせ、一方、流通過程や使用時等の取り扱い性能を、外
装の紙箱類に受けもたせている。現在、バッグインボッ
クスは、ジュ−ス、酒、食用油、食酢、醤油、ソ−ス、
コーヒー、牛乳、乳製品等の液状食品、あるいは洗剤、
シャンプ−、オイル、写真現像液など、多様な液状製品
の充填包装に使用されている。このようなバッグインボ
ックスに用いられるプラスチック製内袋としては、通
常、ガス、水蒸気、光線等から内容物を保護するため
に、ガスや水蒸気等に対するバリア性に富む材料が使用
されている。そのバリア性に富む材料としては、EVO
H(エチレン酢酸ビニル共重合体の鹸化物)フィルム
や、アルミニュウム箔ないしその蒸着膜が、従来は一般
に用いられていた。
【0003】しかし、EVOHフィルムは、高湿度環境
での酸素バリア性が劣ると共に、水蒸気バリア性が芳し
くない。また、アルミニュウム箔ないしその蒸着膜を有
する包装用材料は、使用後に廃棄する際に、アルミニュ
ウムを分離することが困難である。そのため、可燃物と
一緒に焼却処理されてしまいがちである。アルミニュウ
ムは、焼却時の燃焼カロリ−が高いので、焼却炉等を破
損し兼ねず、また、焼却残渣中にアルミニュウムが残存
して環境問題を引き起こしかねない。更に、アルミニュ
ウムは、金属探知器による検出が困難なので、品質管理
の点でも難がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、バリ
ア性に優れた樹脂製フィルムを内袋に備えるバッグイン
ボックスを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決すべく種々研究の結果、無機酸化物の蒸着膜と、そ
の蒸着膜をコーティング組成物でコートすることに着目
した。そして、バリア性に優れた材料として、無機元素
の酸化物の蒸着膜と、その蒸着膜を下記のコーティング
組成物でコートするコート層とを備える樹脂製フィルム
が最適であることを見出した。その樹脂製フィルムに、
ヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム、あるいはプラ
スチック製内袋を構成する主材フィルム等を組み合わ
せ、これらを、内容物と接する内面側から外面側に向か
って、ヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルム、前記蒸
着膜を有する樹脂製フィルム、主材フィルムの順に重ね
合わせて多重体を構成する。その多重体と他のヒ−トシ
−ル性を有する樹脂製フィルムとを一枚ずつか、また
は、多重体を2枚、ヒ−トシ−ル性を有する樹脂製フィ
ルム面を対向させて重ね合わせ、その外周の重合端縁を
ヒ−トシ−ルしてシ−ル部を形成してプラスチック製内
袋を製造することを基本として、このプラスチック製内
袋をバッグインボックスの内装として使用したところ、
袋体としての使用に十分に耐え得ることがわかった。
【0006】この知見に基づき、本発明は、充填物を収
容する内装にプラスチック製内袋を用い、その内装を、
紙類製容器から成る外装で収容するバッグインボックス
において、プラスチック製内袋のバリア層を成す樹脂製
フィルムに、無機元素の酸化物を含有する蒸着膜と、ポ
リビニルアルコール系樹脂、並びに、R1 mM(OR2n
(Mは金属原子、R1 は炭素数1〜8の有機基、R2
は炭素数1〜5のアルキル基または炭素数1〜6のアシ
ル基もしくはフェニル基を示し、mおよびnはそれぞれ
0以上の整数であり、m+nがMの原子価)で表される
金属アルコレート、金属アルコレートの加水分解物、金
属アルコレートの縮合物、金属アルコレートのキレート
化合物、キレート化合物の加水分解物および金属アシレ
ートの群から選ばれた少なくとも1種とを含有するコー
ティング組成物でコートするコート層とを設けることを
特徴とする。バリア層を成す前記樹脂製フィルムの基材
を、ポリエチレンテレフタレ−トまたは延伸ナイロンと
し、そのフィルムの蒸着膜に含有される前記無機元素
を、珪素としてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
を用いて詳しく説明する。まず、本発明によるバッグイ
ンボックスの内装として使用するプラスチック製内袋の
バリア層を成す樹脂製フィルムを構成する材料について
説述する。そのフィルムとしては、例えば、ポリエチレ
ンテレフタレ−ト、ポリエチレンナフタレ−ト等のポリ
エステル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン
系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリビニルアルコ−ル、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物等のポリビニル
アルコ−ル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ塩化ビ
ニリデン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリスチレン系樹脂、
ポリカ−ボネ−ト系樹脂など、各種の樹脂のフィルムを
使用することができ、そのうち、ポリエチレンテレフタ
レ−トまたは延伸ナイロンが最も好適である。これらの
フィルムは、単層ないし積層して使用することができ
る。また、上記のようなフィルムの代わりに、更に、例
えば、セロハン、合成紙等も使用することができる。こ
れらのフィルムの厚さとしては、5〜100μm位、特
に10〜50μm位が望ましい。なお、上記の樹脂のフ
ィルムに対し、例えば、無機酸化物の蒸着膜の接着性、
膜厚の均一性等のために、例えば、ブラズマ処理、コロ
ナ処理等の表面改質処理、あるいはプライマ−コ−ト層
の形成等の前処理を任意に施すことができる。
【0008】上記のフィルムに、無機元素の酸化物を含
有する蒸着膜を設ける。その無機酸化物としては、例え
ば、酸化珪素、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化インジュウ
ム、酸化チタン、酸化アルミニュウム、酸化マグネシュ
ウム等を挙げることができる。すなわち、前記無機元素
は、珪素、スズ、亜鉛、インジュウム、チタン、アルミ
ニュウム、マグネシュウム等であり、そのうち、珪素が
最も好適である。
【0009】前記の樹脂のフィルムの表面に、上記の蒸
着膜を形成する方法には、例えば、物理蒸着法および化
学蒸着法等を挙げることができる。物理蒸着法として
は、高真空下で蒸発源を抵抗加熱、高周波誘導加熱や電
子ビ−ム加熱等により加熱して、蒸発、昇華させること
で、フィルム上に上記無機酸化物等の蒸着膜を形成する
ことができる。蒸発源としては、上記と同様の酸化物を
利用することができる。このような蒸発源を用いて蒸着
する際に、酸素が遊離して不足するのを補うために、外
部より酸素を導入しプラズマ等で酸素を活性化して蒸発
粒子を酸化させる方法もとることができる。
【0010】このような物理蒸着法でもよいが、化学気
相成長法などの化学蒸着法を用いると、蒸着膜が、フィ
ルムの柔軟性に追従して形成されるので、柔軟なフィル
ムが得られ、ピンホールやクラックの発生が防止されて
一層好適である。例えば、蒸着膜を構成する無機酸化物
が酸化珪素の場合、その蒸着膜の層を形成する有機珪素
化合物は、1,1,3,3−テトラメチルジシロキサ
ン、ヘキサメチルジシロキサン、ビニルメチルジシロキ
サン、メチルトリメトキシシラン、ヘキサメチルジシラ
ン、メチルシラン、ジメチルシラン、トリメチルシラ
ン、ジエチルシラン、プロピルシラン、フェニルシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシ
ラン、テトラメトキシシラン、フェニルトリメトキシシ
ラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシ
シラン、オクタメチルシクロテトラシロキサンなどのな
かから選択することができ、好ましくは、1,1,3,
3−テトラメチルジシロキサン、ヘキサメチルジシロキ
サンである。
【0011】いずれも液体である上記有機珪素化合物を
気化させ、酸素と、不活性ガスであるヘリウムやアルゴ
ンとを混合した原料ガスを、蒸着膜を付着するフィルム
が設置されているプラズマ化学蒸着機の真空チャンバ−
内に吹き込み、高周波または電磁波により珪素をプラズ
マ化し、酸素により酸化しながら厚さが約60〜500
Åの蒸着膜を形成する。このようにして形成された蒸着
膜には、珪素、酸素、水素のうち1種以上の元素と炭素
との化合物または炭素単体と、珪素の酸化物等が含有さ
れる。例えば、C−H結合をもつ化合物、Si−H結合
をもつ化合物、または、炭素単体がグラファイト状、ダ
イヤモンド状、フラーレン状になっている場合、更に、
原料の有機珪素化合物やそれらの誘導体を含む場合があ
る。具体的に例を挙げると、メチル基等のアルキル基を
もつハイドロカーボン、または、シリル基、シリレン基
をもつハイドロシリカ、更には、シラノール等の水酸基
をもつ誘導体がある。このバリア層に含有される化合物
の種類や量は、原料ガスの組成、蒸着条件を変化させる
ことにより制御することができる。
【0012】この蒸着膜において、上記した珪素、酸
素、水素のうち1種以上の元素と炭素との化合物または
炭素単体と、珪素の酸化物化合物の含有率は、0.1〜
40wt%、特に5〜20wt%が好ましい。この含有
率が、0.1wt%未満であると、バリア層の耐衝撃
性、延展性が不充分となり、屈曲等によってクラックの
発生が生じえて、高いバリア性を保つことができなくな
る。逆に、40wt%を超えると、バリア性が低下して
好ましくない。また、蒸着膜は、前記無機酸化物の他
に、その無機酸化物を成す無機元素、酸素、水素のうち
1種以上の元素と炭素との化合物または炭素単体を含有
してもよい。その場合、炭素、水素、珪素及び酸素のな
かから1種以上の元素から成る化合物の濃度は、蒸着膜
の表面を高く、表面から基材フィルムとの界面に向かっ
て減少するように形成すると、最もクラックが発生しや
すい表面で耐衝撃性が向上し、基材フィルムと蒸着膜と
の接着は強固なものになって好ましい。
【0013】また、この蒸着膜を有するフィルムとして
は、全光線透過率75%以上、酸素透過率10cc/m
2・day・atm以下、水蒸気透過率10g/m2・d
ay・atm以下のものが望ましい。なお、酸化珪素の
蒸着膜を例にしてその膜性状を説明すると、酸化珪素の
蒸着膜は、SiO、Si34、Si23、SiO2等の
混合物で膜を構成し、その組成は、SiOx(x=1〜
2)で表され、その性状は、ガラス状になっているもの
である。
【0014】この蒸着膜は、更に、ポリビニルアルコー
ル系樹脂、並びに、R1 mM(OR2n (Mは金属原
子、R1 は炭素数1〜8の有機基、R2 は炭素数1〜5
のアルキル基または炭素数1〜6のアシル基もしくはフ
ェニル基を示し、mおよびnはそれぞれ0以上の整数で
あり、m+nがMの原子価)で表される金属アルコレー
ト、金属アルコレートの加水分解物、金属アルコレート
の縮合物、金属アルコレートのキレート化合物、キレー
ト化合物の加水分解物および金属アシレートの群から選
ばれた少なくとも1種とを含有するコーティング組成物
でコートするコート層で塗膜されて、バリア性を一層高
められる。
【0015】ポリビニルアルコール系樹脂としては、ポ
リビニルアルコールおよびエチレン・ビニルアルコール
共重合体などが挙げられ、例えば、エチレン・ビニルア
ルコール共重合体ならば、メルトフローインデックス
が、210℃、荷重21.168Nの条件下で1〜50
g/10分のものなどが好適に選択できる。このコーテ
ィング組成物に、更に、含窒素有機溶媒や、無機微粒
子、ホウ素化合物を添加してもよく、加熱ゲル化率は1
〜90%が好ましい。このようなコーティング組成物
は、前記R1 mM(OR2n を、水または水と親水性有
機溶媒を含む混合溶媒中で加水分解したのち、前記ポリ
ビニルアルコール系樹脂と混合することによって製造さ
れる。
【0016】次に、プラスチック製内袋を製造するに際
し、上記のフィルムと組み合わせて使用する他の基材に
ついて説明する。その基材としては、例えば、ヒ−トシ
−ル性を有する樹脂のフィルム、強度を有し、かつ耐熱
性等に富み袋の主材となる主材フィルム、ガスバリア性
を有する樹脂のフィルム、水蒸気バリア性を有する樹脂
のフィルム、その他の樹脂のフィルムを任意に使用する
ことができる。具体的には、例えば、低密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状
低密度(線状低密度)ポリエチレン、ポリプロピレン系
樹脂、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリ
ル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、
エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メチルメ
タクリレ−ト共重合体、メチルペンテン系樹脂、ポリブ
テン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデ
ン系樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、ポリ
酢酸ビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリ
アクリルニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエ
ステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系
樹脂、ポリビニルアルコ−ル、エチレン−酢酸ビニル共
重合体ケン化物、フッ素系樹脂、ジエン系樹脂、ポリビ
ニルアセタ−ル系樹脂、セルロ−ス系樹脂等の公知の樹
脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。そ
の他に、例えば、セロハン等のフィルムや、合成紙等も
使用することができる。このようなフィルムないしシ−
トは、未延伸、一軸方向ないし二軸方向に延伸されたも
のなど、いずれのものでも使用することができる。ま
た、その厚さは、任意であるが、数μmから300μm
位の範囲から選択して使用することができる。更に、フ
ィルムとしては、押し出し成膜、インフレ−ション成
膜、コ−ティング膜等のいずれの性状の膜でもよい。
【0017】ヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルムと
しては、上記に挙げたフィルムないしシ−トの中から、
例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高
密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−ア
クリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合
体、メチルペンテン系樹脂、ポリブテン系樹脂等のポリ
オレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂等のフィルム
ないしシ−ト等を使用することができる。
【0018】主材フィルムとしては、上記に挙げたフィ
ルムないしシ−トの中から強度に優れ、耐熱性、耐候
性、耐溶剤性、耐薬品性等の諸堅牢性に富むフィルム、
例えば、ポリプロピレン、ポリアミド系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂等の樹脂のフィル
ムないしシ−トを選択して使用することができる。この
ようなフィルムは、包装袋の基材フィルムとしての機能
を奏するものである。
【0019】ガスバリア性を有する樹脂のフィルム、水
蒸気バリア性を有する樹脂のフィルムは、別途使用して
もよいが、上記フィルムにその機能を兼ねさせることが
可能である。その他のフィルムとしては、例えば、袋を
構成し、それに内容物を充填包装した場合、隠蔽性、遮
光性等を有して内容物を外部から透視することができな
い程度に着色されている樹脂のフィルムを使用すること
もできる。例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エ
チレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリ
ル酸共重合体、メチルペンテン系樹脂、ポリブテン系樹
脂等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、
ポリ塩化ビニリデン系樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデ
ン共重合体、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリアクリ
ルニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル
系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、
ポリビニルアルコ−ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体
ケン化物、フッ素系樹脂、ジェン系樹脂、ポリアセタ−
ル系樹脂、ポリウレタン系樹脂等の公知の樹脂のフィル
ムないしシ−トであって、染料、顔料等の着色剤によっ
て着色されている樹脂のフィルムを使用することができ
る。
【0020】この着色したフィルムないしシ−トは、未
延伸、一軸方向ないし二軸方向に延伸されたものなど、
いずれのものでも使用することができる。また、その厚
さは、任意であるが、数0.5μmから300μm位の
範囲から選択して使用することができ、好ましくは、製
膜化、包装材料とうしの機能面等から、5μmないし1
00μm位が望ましい。更に、このフィルムないしシ−
トとしては、押し出し成膜、インフレ−ション成膜、コ
−ティング膜、ラミネ−ト膜等のいずれの性状の膜でも
よく、そのフィルムないしシ−トは、一層ないしそれ以
上の層から構成されていてもよい。
【0021】このフィルムを着色する方法としては、種
々の公知の方法で行うことができ、例えば、上記に挙げ
た樹脂のペレットに染料、顔料等の着色剤を添加し、更
にその他の各種の添加剤を任意に添加し、よく混練し、
次いで製膜化することによって着色した樹脂のフィルム
を製造する方法、あるいは、通常のコ−ティング法ない
し印刷法等によって着色膜を形成する方法、更には、通
常の染色法等によって染色して染色層を形成する方法等
によって行うことができる。着色した樹脂のフィルムと
しては、内容物を透視することが困難な色に着色してあ
れば何色に着色してもよく、また、それは一層ないしそ
れ以上の層から成っていてもよい。具体的には、隠蔽
性、遮光性等の観点から、白色に着色されている樹脂の
フィルムと、黒色に着色されている樹脂のフィルムの二
層からなることが好ましい。特に、樹脂のペレットに白
色顔料等の着色剤を添加し、更にその他の各種の添加剤
を任意に添加し、よく混練し、次いで製膜化することに
よって白色に着色した樹脂のフィルムと同様にして、樹
脂のペレットに黒色顔料等の着色剤を添加し、更にその
他、各種の添加剤を任意に添加し、よく混練し、次いで
製膜化することによって黒色に着色した樹脂のフィルム
との二層からなる着色樹脂のフィルムを使用することが
好ましく、この場合、製造工程の簡略化等の観点を加味
すると、上記の混練した樹脂組成物を使用して共押し出
し法によって二層を積層してなる積層体を使用すること
が最も望ましい。
【0022】上記において、製膜化する方法としては、
例えば、押し出しラミネート法、共押し出しラミネート
法、Tダイ押し出し法、インフレーション法、その他公
知の方法で製膜化することができる。
【0023】次に、上記のような素材を使用してバッグ
インボックスの内装として使用するプラスチック製内袋
について説明する。プラスチック製内袋は、その中に充
填する内容物の種類、包装目的、包装形態、包装方法、
流通形態、販売形態、その他等の条件を考慮して包装材
料を企画、設計し、それらに合うフィルムないしシ−ト
を選択し、それらを重ね合わせて多重体とし、次いでそ
の多重体を折り曲げるか、あるいは重ね合わせてその外
周端部をヒ−トシ−ルして製造される。また、このよう
な多重体を、2枚重ねてヒートシールすることで、2重
の多重体で内袋を構成してもよい。すると、2重のため
に強度が増強される他に、2枚の多重体間に空気の層を
設ければ、一方の多重体にピンホール等が生じても、他
方の多重体にまでピンホール等が及ぶことが抑止され、
一層の強度増強が得られる。製造経費と機能性の点で
は、この多重体と他のヒートシール性を有する樹脂製フ
ィルムとを一枚ずつ用いて、ヒートシール性を有する樹
脂製フィルム面を対向させて重ね合わせてヒートシール
した2重の多重体が最も実用的である。
【0024】上記に挙げた蒸着膜とコート層を有する樹
脂のフィルム、ヒートシール性を有する樹脂のフィル
ム、主材フィルム、必要に応じてガスバリア性を有する
樹脂のフィルム、水蒸気バリア性を有する樹脂のフィル
ム、その他の樹脂のフィルム等からその包装目的等に合
った材料を選択し、それらを組み合わせ重ね合わせて、
包装材料としての多重体を製造し、その多重体を1枚か
複数枚、折り曲げるか、あるいは重ね合わせてその外周
端部をヒートシールして、バッグインボックスの内装と
してのプラスチック製内袋を製造する。なお、ここで、
多重体とは、各樹脂のフィルムを重ね合わせた状態を指
し、各樹脂のフィルムが積層して相互に全面でラミネ−
トして接着されている状態であっても、部分的に接着さ
れている状態であっても、全く接着されていない状態で
あってもよい。そして、プラスチック製内袋として、内
容物と接する内面側から外面側に向かって、少なくと
も、ヒートシール性を有する樹脂のフィルム、前記無機
酸化物等の蒸着膜を有する樹脂のフィルムおよび主材フ
ィルムを順に重ね合わせて多重体を構成し、その多重体
を1枚か複数枚、ヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィル
ム面を対向させて折り曲げるか、あるいは重ね合わせて
その外周端部をヒ−トシ−ルして、バッグインボックス
の内装としてのプラスチック製内袋を製造する。
【0025】上記のように各フィルムから多重体を構成
し、それを重ね合わせてそのが外周端部をヒ−トシ−ル
することから、各フィルムがヒ−トシ−ル性を有するこ
とが好ましく、例えば、上記に挙げた主材フィルム、ガ
スバリア性を有する樹脂のフィルム、水蒸気バリア性を
有する樹脂のフィルム、その他の樹脂のフィルムは、そ
れ自身でヒ−トシ−ル性を有する場合はそのまま使用す
ることができるが、それ自身でヒ−トシ−ル性に劣る場
合は、これらのフィルムにヒ−トシ−ル性を付与した後
に、それらを重ね合わせて多重体を構成する。
【0026】ヒ−トシ−ル性を設ける方法としては、上
記に挙げた各種の樹脂のフィルムないしシ−トに、前述
のヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルムを積層してラ
ミネ−トシ−トを製造することによってヒ−トシ−ル性
を有するフィルムを製造することができる。その積層法
としては、従来公知の方法、例えば、ウエットラミネ−
ト法、ドライラミネ−ト法、押し出しラミネ−ト法、共
押し出しコ−ティングラミネ−ト法、Tダイ共押し出し
成形法等を採用することができる。その際、イソシアネ
−ト系(ウレタン系)、ポリエチレンイミン系、ポリブ
タジエン系等のアンカ−コ−ト剤、ポリウレタン系、ポ
リアクリル系、ポリエステル系等のラミネ−ト系接着剤
等、公知のアンカ−コ−ト剤、接着剤等を使用すること
ができる。あるいは、前述のヒ−トシ−ル性を有する樹
脂のフィルムないしシ−トを構成する樹脂を選択し、こ
れをビヒクルとする組成物を調製し、これを各種の樹脂
のフィルムないしシ−ト等に、通常の塗布法ないし印刷
法でコ−テイングしてそのコ−テイング膜を製造するこ
とでヒ−トシ−ル性を付与してもよい。なお、上記の場
合、樹脂に着色剤を添加し、よく混練して製膜化して着
色した樹脂のフィルムを製造し、これをヒ−トシ−ル性
を有する樹脂のフィルムとして使用してもよい。
【0027】通常、バッグインボックスの内装としての
プラスチック製内袋には、注入口が具備される。その注
入口としては、プラスチック製内袋の一部を開口して、
その開口部にヒ−トシ−ル等によって備えつけるのが簡
易である。注入口は、ヒ−トシ−ル等によって内袋の開
口部に設けることから、袋体を構成する樹脂のフィルム
とヒ−トシ−ル性を有する樹脂で成形した注出口を使用
することが好ましい。例えば、ポリエチレン系樹脂、ポ
リプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリカ−ボ
ネ−ト系樹脂等を射出成形して製造した注出口および蓋
等を使用することができる。
【0028】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。図1は、本発明によるプラスチック製内袋の一例
の構成を示す概略断面図である。以下に詳述する多重体
(10)と他のヒ−トシ−ル性を有する樹脂製フィルム
(10’)とを一枚ずつ用いて、ヒ−トシ−ル性を有す
る樹脂製フィルム面を対向させて重ね合わせてヒートシ
ールし、2重の内袋の壁面(20)とする。その壁面
(20)に開口部(21)を形成し、その開口部(2
1)の内側から、フランジ部(31)を有する注出口
(30)を挿入し、注出口(30)のフランジ部(3
1)と壁面(20)との重合部分をヒ−トシ−ルしてシ
−ル部(32)を形成して、壁面(20)に注出口(3
0)を取り付ける。この注出口(30)の付いた壁面
(20)と、別の壁面(20)とを、ヒ−トシ−ル性を
有する樹脂のフィルム面同士を対向させて重ね合わせ、
外周端部をヒ−トシ−ルしてシ−ル部(22)を形成す
ることによって、プラスチック製内袋を製造する。
【0029】このプラスチック製内袋を、板紙等からな
る外装としての紙箱類を構成するブランク板の所定の位
置に、ホットメルト系接着剤等を使用して部分的に接着
し、製函することによりバッグインボックスを製造す
る。次いで、バッグインボックス内のプラスチック製内
袋に取り付けた注出口(30)から、液体飲料等の流体
を計量して充填し、注出口(30)に蓋(33)を被せ
て密閉して、充填包装体とする。なお、本実施例では、
後述の比較例も含めていずれの場合も、ヒ−トシ−ル性
を有する樹脂製フィルム(10’)には、厚さ50μm
の線状低密度ポリエチレンのフィルムを用いた。
【0030】多重体(10)の実施例6例と、比較例2
例、並びに、それを用いて製造したバッグインボックス
の試験結果を示す。 実施例1:LL50/ECPE15/ON’15/DL
/LL50 図2は、図1におけるシ−ル部(32)の周辺を拡大し
た説明図である。基材フィルムとして、厚さ15μmの
延伸ナイロンフィルム(ON)の片面に、ヘキサメチル
ジシロキサンを気化させて、ヘキサメチルジシロキサ
ン:酸素ガス:ヘリゥムガス=1:9:8より成る混合
ガスを原料ガスとして、プラズマ化学蒸着法により、シ
リカ蒸着膜を150Åの厚さで設け、これに更に、前記
ポリビニルアルコール系樹脂並びに前記R1 mM(OR
2n で表されるコーティング組成物としてのコート液
(JSR製)でコートして、バリアフィルム(11)を
形成した(ON’)。そして、このバリアフィルム(1
1)の両面に、それぞれ、次の中間層(12)(1
2’)を介して、外層(13)(13’)を積層して、
多重体(10)を構成した。すなわち、一方の中間層
(12)は、2液硬化型ポリエステル樹脂をアンカーと
した押し出しポリエステル樹脂(ECPE)から成る厚
さ15μmのフィルムであり、他方の中間層(12’)
は、2液硬化型ウレタン接着剤(DL)であり、外層
(13)(13’)は、いずれも厚さ50μmの線状低
密度ポリエチレン(LL)である。
【0031】実施例2:ON’25/ECPE15/L
L50 実施例1と同様にして、図3に示す多重体(10)を製
造した。バリアフィルム(11)の構成は、基材フィル
ムに用いる延伸ナイロンフィルムの厚さ25μmが、実
施例1の場合と異なる。この片面に、実施例1と同様の
中間層(12)及び外層(13)を設けた。
【0032】実施例3:ON25/ECPE15/PE
T’15/DL/LL50 図2に示した実施例1と同様の多重体(10)を製造し
た。実施例1と異なるのは、バリアフィルム(11)の
基材フィルムの種類を、延伸ナイロンの代わりにポリエ
チレンテレフタレートを用いた(PET’)点と、一方
の外層(13)を、厚さ50μmの線状低密度ポリエチ
レンの代わりに厚さ25μm延伸ナイロンを用いた点で
ある。
【0033】以下、上記の略号で表したものと同様に次
の略号で表される実施例4〜6並びに比較例1〜2の多
重体(10)を製造した。 実施例4:PET’12/DL/ON25/DL/LL
50
【0034】実施例5:ON25/ECPE15/PE
T”12/DL/LL50 バリアフィルム(11)は、厚さ12μmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルムに対して、アルミニウムのE
B蒸着中に酸素を導入して酸化アルミニウム膜を形成す
る物理蒸着法により形成した(PET”)。
【0035】実施例6:PET”12/DL/ON25
/DL/LL50
【0036】比較例1:LL30/EVOR30/LL
30 線状低密度ポリエチレン及びEVORを共押し出し成形
した。
【0037】比較例2:LL50/ECPE15/NY
/EVOR30/NY/DL/LL50 バリアフィルム(11)には、ナイロン(NY)とEV
ORを共押し出し成形したものを用いた。
【0038】これら実施例6例及び比較例2例の多重体
(10)を用いて、バッグインボックスの内装としての
プラスチック製内袋を製造した。この内袋について、酸
素バリア性(25℃、90%RH)と水蒸気バリア性
(40℃、90%RH)の試験を行った。また、この内
袋に果肉入りオレンジジュ−スを通常の方法で充填し、
次いで外装としての段ボ−ル箱に詰めて業務用ジュ−ス
とし、温度40℃、湿度90%の条件下で1ヶ月間の保
存試験を行った。これらの試験結果は、表1の通りであ
る。
【0039】
【表1】
【0040】
【発明の効果】本発明によると、プラスチック製内袋の
バリア層を成す樹脂製フィルムに、無機元素の酸化物を
含有する蒸着膜と、その蒸着膜を、ポリビニルアルコー
ル系樹脂、並びに、R1 mM(OR2n (Mは金属原
子、R1 は炭素数1〜8の有機基、R2 は炭素数1〜5
のアルキル基または炭素数1〜6のアシル基もしくはフ
ェニル基を示し、mおよびnはそれぞれ0以上の整数で
あり、m+nがMの原子価)で表される金属アルコレー
ト、金属アルコレートの加水分解物、金属アルコレート
の縮合物、金属アルコレートのキレート化合物、キレー
ト化合物の加水分解物および金属アシレートの群から選
ばれた少なくとも1種とを含有するコーティング組成物
でコートするコート層とを設けたので、高いバリア性が
得られた。この蒸着膜及びコート層を構成する化合物
は、有機系高分子に類似した物性をもつため、延展性に
富み、屈曲テストに充分耐えるものであり、他のフィル
ムとの積層や、他の樹脂を溶融押出しコーティング等を
する積層加工時にクラックを発生をすることもなく初期
のバリア性を維持するものである。そして、その積層フ
ィルムを袋として実用に供したものは、高いバリア性を
有するので、酸素や水蒸気に起因する品質の劣化を防止
する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラスチック製内袋の概略断面図
【図2】シ−ル部の周辺を拡大した説明図
【図3】同、別実施例
【符号の説明】
10 多重体 10’ ヒ−トシ−ル性を有する樹脂製フィルム 11 バリアフィルム 12,12’ 中間層 13,13’ 外層 20 プラスチック製内袋の壁面 21 開口部 30 注出口 31 フランジ部 32 シ−ル部 33 蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 65/42 B65D 65/42 C Fターム(参考) 3E067 AA03 AB26 AB28 AC01 BA01C BA12B BB01C BB12B BB14B BB15B BB16B BB18B CA05 CA06 EA06 EA32 EB32 FA02 FB15 FC01 3E086 AA23 AB01 AD01 BA04 BA15 BA24 BA40 BB05 CA11 4F100 AA17B AH08C AK01A AK21C AK42A AK48A AK63 AL05C AT00A BA03 BA07 CC00C EH66B EJ37A GB16 JD01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】充填物を収容する内装にプラスチック製内
    袋を用い、その内装を、紙類製容器から成る外装で収容
    するバッグインボックスにおいて、 プラスチック製内袋のバリア層を成す樹脂製フィルム
    が、無機元素の酸化物を含有する蒸着膜と、その蒸着膜
    を、ポリビニルアルコール系樹脂、並びに、R1 mM(O
    2n (Mは金属原子、R1 は炭素数1〜8の有機
    基、R2 は炭素数1〜5のアルキル基または炭素数1〜
    6のアシル基もしくはフェニル基を示し、mおよびnは
    それぞれ0以上の整数であり、m+nがMの原子価)で
    表される金属アルコレート、金属アルコレートの加水分
    解物、金属アルコレートの縮合物、金属アルコレートの
    キレート化合物、キレート化合物の加水分解物および金
    属アシレートの群から選ばれた少なくとも1種とを含有
    するコーティング組成物でコートするコート層とを備え
    ることを特徴とするバッグインボックス。
  2. 【請求項2】バリア層を成す前記樹脂製フィルムの基材
    が、ポリエチレンテレフタレ−トまたは延伸ナイロンで
    あり、そのフィルムの蒸着膜に含有される前記無機元素
    が、珪素である請求項1に記載のバッグインボックス。
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