JP6776633B2 - パウチ - Google Patents
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Description
口部に近づけ、内容物の液体の流量をコントロールしながら、一方で詰め替え先の容器の充填量にも注意を払いながら、両手で慎重に作業する必要があった。
プラスチックフィルムを基材として、ヒートシールによって製袋された、片手でも安定して把持することが可能で、詰め替えの作業を容易に、安定して行なうことが可能なパウチであって、
パウチには、開口可能にして内容物を注ぎ出し可能な開口部を有し、
上辺と、一方の縦側面との隅には、パウチを手指で把持して提げることのできる取っ手を有しており、
該取っ手のある側の、一方の縦側面には、パウチ胴部から外側に飛び出して支持部が設けてあり、
該支持部は、パウチの表裏の材料から構成されており、
該支持部の中央に中央線を引き、この中央線が、支持部を除くパウチの外周と交わる点を支持部支点としたとき、
該支持部は、パウチを横から見て、前記支持部支点を通る水平線から仰角0度〜仰角90度の範囲の方向に設けてあり、
該支持部は、手指を通して手首に掛けることのできる輪を備えており、
該支持部の輪に手指を通し手首に掛けるとともに前記取っ手を手指で把持し、内容物を注ぎ出すことを特徴とする、パウチである。
前記取っ手の外周を囲む4本の直線による四角形の、2本の対角線の交点を取っ手の中央部としたとき、
該取っ手の中心部と、前記支持部支点との垂直方向の距離は、150mm以内であることを特徴とする、請求項1に記載のパウチである。
、パウチ胴部との付け根部分から100mm〜200mmであることによって、手首を支持部によりスムースに通すことが可能であり、片手でも安定した詰め替え作業を行なうことができる。これにより、重量のあるパウチで詰め替え作業を行なう際でも、体感する重さをあまり感じることなく、片手でも安定した作業が可能である。
)からパウチ胴部(10)内側に折り込む形で形成されている。
り、移し替え作業を、時間を置いて分けて行なう際などには好都合である。口栓(4)の開閉はキャップの取り外し、取り付けによって行うが、その方式はたとえば嵌合方式でもよく、螺合方式でも良い。
、ヒートシール(34)によって閉じられ、製袋されている。
プラスチックフィルム基材層(45)は、高分子樹脂組成物からなるフィルムであって、たとえばポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、ポリアミド(ナイロンー6、ナイロンー66等)、ポリイミドなどが使用でき、用途に応じて適宜選択される。特にポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートをプラスチックフィルム基材層(45)とする場合は、フィルム強度と価格においてより好ましい。
パウチを製袋するために、ヒートシールによって周縁部などを接着する。そのためのシーラント層(46)は積層体の少なくとも一方の表面に配置され、2枚の積層体をシーラント層(46)同士が対向するように重ねて、加熱、加圧してヒートシールすることによって互いを接着させ、製袋することを可能にする。ただし、パウチが積層体ではなく、プラスチックフィルム単層からなる場合には、プラスチックフィルムには、ヒートシール性を有するものを選択する。
内容物の保存性を向上させることなどを目的として、必要な場合には、積層体(50)中に着色フィルムなど、紫外線を遮蔽する不透明層を設けることができる。あるいは、積層体(50)中にガスバリア層(42)を設けることができる。
層、コーティング層で構成することができ、プラスチックフィルム(41)にアンカーコートを設けた後、蒸着層、コーティング層を順次設ける。
必要に応じて商品としてのイメージアップや、内容物、あるいはその移し替えについての必要な情報を、プラスチック装袋外側から見える層に、印刷によって設けることができる。
図19に示したパウチを作成した。
このとき支持部支点の水平線(17)と、支持部中央線(J)によって挟まれる角度Xは60度とした。
また、取っ手中心部(20)の水平線(21)と、支持部支点(19)の水平線(17)の垂直方向の距離Yは80mmとした。
図19に示したパウチを作成した。
このとき支持部支点の水平線(17)と、支持部中央線(J)によって挟まれる角度Xは45度とした。
また、取っ手中心部(20)の水平線(21)と、支持部支点(19)の水平線(17)の垂直方向の距離Yは80mmとした。
図19に示したパウチを作成した。
このとき支持部支点の水平線(17)と、支持部中央線(J)によって挟まれる角度Xは30度とした。
また、取っ手中心部(20)の水平線(21)と、支持部支点(19)の水平線(17)の垂直方向の距離Yは80mmとした。
図19に示したパウチを作成した。
このとき支持部支点の水平線(17)と、支持部中央線(J)によって挟まれる角度Xは20度とした。
また、取っ手中心部(20)の水平線(21)と、支持部支点(19)の水平線(17)の垂直方向の距離Yは80mmとした。
図19に示したパウチを作成した。
このとき支持部支点の水平線(17)と、支持部中央線(J)によって挟まれる角度Xは10度とした。
また、取っ手中心部(20)の水平線(21)と、支持部支点(19)の水平線(17)の垂直方向の距離Yは80mmとした。
図19に示したパウチを作成した。
このとき支持部支点の水平線(17)と、支持部中央線(J)によって挟まれる角度Xは0度とした。
また、取っ手中心部(20)の水平線(21)と、支持部支点(19)の水平線(17)の垂直方向の距離Yは80mmとした
<実施例7>
図19に示したパウチを作成した。
このとき支持部支点の水平線(17)と、支持部中央線(J)によって挟まれる角度Xは10度とした。
また、取っ手中心部(20)の水平線(21)と、支持部支点(19)の水平線(17)の垂直方向の距離Yは50mmとした。
図19に示したパウチを作成した。
このとき支持部支点の水平線(17)と、支持部中央線(J)によって挟まれる角度Xは10度とした。
また、取っ手中心部(20)の水平線(21)と、支持部支点(19)の水平線(17)の垂直方向の距離Yは100mmとした。
図19に示したパウチを作成した。
このとき支持部支点の水平線(17)と、支持部中央線(J)によって挟まれる角度Xは10度とした。
また、取っ手中心部(20)の水平線(21)と、支持部支点(19)の水平線(17)の垂直方向の距離Yは160mmとした。
従来用いられている、実施例1と同様の大きさのパウチで、支持部を設けていないものである。
図19に示したパウチを作成した。
このとき支持部支点の水平線(17)と、支持部中央線(J)によって挟まれる角度Xは−(マイナス)20度とした。
また、取っ手中心部(20)の水平線(21)と、支持部支点(19)の水平線(17)の垂直方向の距離Yは80mmとした。
(評価方法)
洗剤を想定した内容物として、水5リットルをパウチに充填して密封した。次にパウチの内容物、すなわち水5リットルを、洗剤用の900gの別容器に詰め替える作業を行なった。
持ちやすさ、注ぎやすさ、手首の支え、の3項目とした。
5点満点で、官能評価する。
良から順に、5点、4点、3点、2点、1点、とした。
比較例1は従来のタイプであるから、ブランクとして3点とした。
すべての評価項目について4点以上の表を得たものをOKとし、3点以下のものがあるものはNGとした。
実施例1は、3項目すべてにおいてブランクに比べてよい評価である。支持部の効果があらわれていると考えられる。したがって判定はOKである。
2・・・上辺
3・・・支持部
4・・・口栓
5・・・ヒートシール
6・・・ヒートシール
7・・・縦側面
8・・・縦側面
9・・・下辺
10・・・パウチ胴部
11・・・輪
12・・・ガセット
13・・・キャップ
14・・・取っ手部貫通切り込み線
15・・・口栓開口部
16・・・内容物
17・・・水平線
19・・・支持部支点
20・・・取っ手中心部
21・・・水平線
22・・・折り返し
23・・・支持部先端
25・・・底部材
26・・・開封線
27・・・開口部
30・・・手指
31・・・手首
33・・・三角形
34・・・ヒートシール
35・・・矢印
36・・・ヒートシール
41・・・プラスチックフィルム
42・・・ガスバリア層
43・・・ガスバリアフィルム
44・・・接着剤層
45・・・プラスチックフィルム基材層
46・・・シーラント層
47・・・プラスチックフィルム
48・・・印刷層
50・・・積層体
100・・・パウチ
A・・・直線
B・・・直線
C・・・直線
D・・・直線
E・・・直線
F・・・直線
H・・・パウチの外周
J・・・支持部中央線
K・・・境界線
Claims (10)
- プラスチックフィルムを基材として、ヒートシールによって製袋された、片手でも安定して把持することが可能で、詰め替えの作業を容易に、安定して行なうことが可能なパウチであって、
パウチには、開口可能にして内容物を注ぎ出し可能な開口部を有し、
上辺と、一方の縦側面との隅には、パウチを手指で把持して提げることのできる取っ手を有しており、
該取っ手のある側の、一方の縦側面には、パウチ胴部から外側に飛び出して支持部が設けてあり、
該支持部は、パウチの表裏の材料から構成されており、
該支持部の中央に中央線を引き、この中央線が、支持部を除くパウチの外周と交わる点を支持部支点としたとき、
該支持部は、パウチを横から見て、前記支持部支点を通る水平線から仰角0度〜仰角90度の範囲の方向に設けてあり、
該支持部は、手指を通して手首に掛けることのできる輪を備えており、
該支持部の輪に手指を通し手首に掛けるとともに前記取っ手を手指で把持し、内容物を注ぎ出すことを特徴とする、パウチ。 - 前記取っ手の外周を囲む4本の直線による四角形の、2本の対角線の交点を取っ手の中心部としたとき、
該取っ手の中心部と、前記支持部支点との垂直方向の距離は、150mm以内であることを特徴とする、請求項1に記載のパウチ。 - 前記開口部は、パウチのもう一方の縦側面と、上辺との隅に設けられていることを特徴とする、請求項1または請求項2のいずれかに記載のパウチ。
- 前記開口部は、パウチの上辺中央付近に設けられていることを特徴とする、請求項1または請求項2のいずれかに記載のパウチ。
- 前記開口部は、パウチのもう一方の縦側面上部に設けられていることを特徴とする、請求項1または請求項2のいずれかに記載のパウチ。
- 前記開口部には、口栓が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のパウチ。
- パウチ胴部を横から見て、前記支持部の長さは、支持部支点から100mm〜200mmの範囲であることを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれかに記載のパウチ。
- パウチの下辺には底部材を設けてあることを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれかに記載のパウチ。
- パウチの、左右両側縁辺部またはどちらか一方に、ガセットを設けてあることを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれかに記載のパウチ。
- パウチの上下左右4辺の周縁部が、シーラント層を対向させてヒートシールされて製袋されていることを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれかに記載のパウチ。
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