JP4997838B2 - 収納物飛散防止用注出口付き包装袋 - Google Patents

収納物飛散防止用注出口付き包装袋 Download PDF

Info

Publication number
JP4997838B2
JP4997838B2 JP2006167187A JP2006167187A JP4997838B2 JP 4997838 B2 JP4997838 B2 JP 4997838B2 JP 2006167187 A JP2006167187 A JP 2006167187A JP 2006167187 A JP2006167187 A JP 2006167187A JP 4997838 B2 JP4997838 B2 JP 4997838B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spout
packaging bag
seal portion
seal
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006167187A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007331808A (ja
Inventor
浩之 大塚
賢治 栄
丈夫 戸祭
綾野 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP2006167187A priority Critical patent/JP4997838B2/ja
Publication of JP2007331808A publication Critical patent/JP2007331808A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4997838B2 publication Critical patent/JP4997838B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)

Description

本発明は、粉体又は粉粒物等を収納する積層フィルムからなる収納物飛散防止用注出口付き包装袋に関する。詳しくは包装袋から収納物を詰め替える際に、収納物が飛散するのを防止する収納物飛散防止用注出口付き包装袋に関する。
収納物としては、洗剤、粉状漂白剤、クレンザー等の家庭用品、殺菌剤、防虫剤、防カビ剤、抗菌剤、除菌剤等の薬剤、粉体または紛粒物からなる胃腸薬、風邪薬、ビタミン剤、漢方薬等の医薬品、粉体または紛粒物からなる小麦粉、化学調味料、わさび、山椒、胡麻、カレー粉、七味唐辛子、片栗粉等の食品類が例示できる。
一般に、粉体又は粉粒物からなる食品類の収納物、例えば、上述した粉体または紛粒物からなる小麦粉、化学調味料、わさび、山椒、胡麻、カレー粉、七味唐辛子、片栗粉等はガラスやプラスチック製の容器に収納されている。
そして、使用する際には、その容器の口部に嵌着されている小孔付きの中蓋から所要量排出して振り掛けるようにしている。
前記容器内の収納物が消費された時には、詰め替え用の包装袋を開封して収納物を容器に詰め替えることが行われる。特に収納物がわさび、山椒、胡麻、カレー粉、七味唐辛子等の香辛料あるいは小麦粉、化学調味料、片栗粉等の食品類、洗剤、粉状漂白剤、クレンザー等の家庭用品類の場合には、通常プラスチックフィルム製の包装袋が詰め替え用として多く用いられている。
この種の詰め替え用包装袋は、前記容器の口部にあてがいながら包装袋内の収納物を容器内に詰め替えるのが一般的である。そして、詰め替える際に、包装袋の収納物が詰め替え容器等の口元でこぼれてしまう事態が発生する。
このような事態を防止するために、詰め替え用包装袋に注出口を設けた包装袋が多く使用されている。
さらに、注出口付き詰め替え用包装袋から収納物を他の容器等に容易に詰め替えができる機能、形態等が付与されている従来技術としては、例えば、特許文献1乃至特許文献3に開示されている。
特許文献1は、図に示すように周辺にシール部105を有し、上方の一方の角部に、三角形状の下側切除部101と上側切除部102を設けることにより、上方に突出した形状の注出口103を形成する。
そして、前記上側切除部102の下方の収納部104に保形部108が形成されている。前記保形部108を形成することにより、注出時に上側切除部102の下方に折れしわが発生せず、且つ、充填スピードが低下することがない注出口付き包装袋である。
次に、特許文献2は、図10に示すように包装袋の上部左側側面に注出口部材112の融着部117が熱溶着により接着されている注出口付き包装袋200である。
前記注出口部材112は前記注出口付き包装袋200の基材に熱融着させる融着部117と収納物注出路113と空気導入路115とが設けられていることにより、調味料、飲
料、薬品等の比較的粘度の低い液体を円滑に注出することができると記載されている。
また、特許文献3は、図11に示すように包装袋300の角124の領域に、角124を覆う溶接部122によって部分的に周続された注出手段を有している。
そして、前記注出手段は流路121と、該流路121に設けられた小管123を有することにより、包装袋300の収納物を円滑に排出する流路121が確保される包装袋300である。
以下に先行技術文献を示す。
特開2000−25797号公報 特開2002−128102号公報 特開平5−132069号公報
ところで、前記特許文献1ないし特許文献2に開示されている従来技術は、いずれも内容物が液体であって粉体又は粉粒物等の固形分を対象としたものではない。
このため、特許文献1ないし特許文献2に開示されている構成のものを、そのまま粉体又は粉粒物等の内容物に適用するには問題がある。
また、特許文献1のようにプラスチックフィルム製包装袋の上方に突出した形状の注出口を開封する際に、プラスチックフィルムが硬質であると手で容易に注出口を開封することができない。
そして、鋏やナイフを用いなければならない。このために、手間がかかり、且つ、面倒であるという問題がある。さらに、製品の流通時、保管時等には注出口部が邪魔になるため取り扱い上好ましくない。
また、特許文献2のように包装袋に注出口部材を設けた注出口付き包装袋は包装袋に注出口部材を熱融着させる専用の熱融着包装機を用いなければならない。そして、製造が難しく、均一で、安定した品質の該包装袋を生産することが出来ないという問題がある。
さらに、専用の熱融着包装機を用いなければ成らず、且つ、製造がし難くなってコスト高となる。そして、製品の流通時、保管時等には注出口部が邪魔になるため取り扱い上好ましくない。
また、特許文献3のように流路に小管を設けるために、特許文献2の包装袋と同様に、小管挿入用装置や、その外周縁等を、熱接着を施す専用の熱融着包装機を用いなければならない。そして、製造が難しく、均一で、安定した品質の包装袋を生産することが出来ない。
さらに、特許文献2と同様に、専用の熱融着包装機を用いなければ成らず、且つ、製造がし難くなってコスト高となる。そして、ダンボール箱等に集積包装されて、流通した際に、小管により包装袋の表面等を損傷させる問題がある。
また、注ぎ口に小管が設けられている形態であるため、収納物が粉体又は粉粒物等の固形分の場合には詰まりが生じ易いという問題がある。
さらに、収納物を詰め替える際に、包装袋がプラスチックフィルムであるため、包装袋を持っている手の圧力加減で収納物が飛散するという問題がある。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、内容物が粉体又は粉粒物等の固形分に適した包装袋であって、容易、且つ、安価に製造できると共に製品の流通時、保管時等での取り扱いがし易く、開封が容易で、容器への詰め替えが円滑に、飛散することがない。そして、効率良く収納物が詰め替えられる
収納物飛散防止用注出口付き包装袋を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために、本発明の請求項1に係る発明は、
表側積層フィルムと裏側積層フィルムの内面のシーラント層を重ね合わせ、上部横幅方向中央位置に注出口部が突設され、注出口部の上部と注出口部の左右両端部と、その左右外側両先端下部方向がシーラント層にてヒートシールされ、上部開口摘みシール部と左シール部と右シール部と左サイドシール部と右サイドシール部が形成されている、粉体または粉粒物を収納するための注出口付き包装袋であって、
使用時において前記注出口部の全体を覆う表裏被覆フイルムが前記注出口付き包装袋と一体に具備されていることを特徴とする収納物飛散防止用注出口付き包装袋である。
次に、本発明の請求項2に係る発明は、
前記注出口部の左シール部と右シール部のいずれか一方または両方の、上部開口シール部下部近傍先端に注出口開口用のノッチが具備されていることを特徴とする請求項1記載の収納物飛散防止用注出口付き包装袋である。
次に、本発明の請求項3に係る発明は、
前記注出口部の左シール部と右シール部の注出口開口用のノッチを繋ぐ半切り線または刻切り線が表側積層フィルムと裏側積層フィルムの最外面のいずれか一方または両方に具備されていることを特徴とする請求項1または2記載の収納物飛散防止用注出口付き包装袋である。
次に、本発明の請求項4に係る発明は、
前記注出口部の上部開口摘みシール部が逆凹字形状に形成され、注出口開口の際に、摘み可能に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の収納物飛散防止用注出口付き包装袋である。
次に、本発明の請求項5に係る発明は、
前記左シール部が包装袋の左サイド側から内側に略湾曲状に傾斜する形状であり、右シール部が包装袋の右サイド側から内側に略湾曲状に傾斜する形状からなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の収納物飛散防止用注出口付き包装袋である。
次に、本発明の請求項6に係る発明は、
請求項1乃至4のいずれか1項記載の収納物飛散防止用注出口付き包装袋の形状がスタンディング包装袋であることを特徴とする収納物飛散防止用注出口付き包装袋である。
本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋は以上の構成からなるので、収納物を詰め替える際に、突設されている注出口部が容器等の口元に入り易い。そして、注出口部が表
裏被覆フィルムで覆われているので粉体又は粉粒物等の固形分からなる収納物が飛散することなく他の容器内に詰め替えることができる。
また、本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋は以上の構成からなるので、収納物を詰め替える際に、注出口部の上部が指で摘み易い。また、開封が僅かな力で容易に開封することができる。そして、粉体又は粉粒物等の固形分からなる収納物を飛散することなく容器内に詰め替えることができる。
また、本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋は以上の構成からなるので、硬質プラスチックフィルム製の包装袋の収納物であっても、注出口部の上部の開封が僅かな力で容易に開封することができる。
また、本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋は以上の構成からなるので、収納物飛散防止用注出口付き包装袋の製造が公知の製袋加工機等で容易にきる。そして、安定して、品質の良い収納物飛散防止用注出口付き包装袋が安価で効率良くできる。
また、本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋は以上の構成からなるので、製品の流通時、保管時等には注出口が邪魔にならないので取り扱いがし易い。
また、本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋は以上の構成からなるので、収納物が包装袋の収納部内で停滞することはなく、速やかに注出口に導入される。そして、詰め替え作業を短時間で効率良く行うことができる。
また、本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋は以上の構成からなるので、開封後に、注出口の突設されている上端を容器の開口部に挿入し、包装袋を逆さ状態にすれば収納物を円滑に且つ短時間で効率良く詰め替えることができ、さらに、収納物が飛散したり、こぼすこともなくなる。
また、本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋は以上の構成からなるので、製品の流通時、保管時等での包装袋の変形や破損を防ぐことができる。特に注出口部が表裏被覆フィルムで覆われていることにより、注出口部の破損は全くない。そして、開封後に注出口となる空間部を保護することができる。
また、本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋は以上の構成からなるので、注出口部の開封用ノッチあるいは切り込み線等が公知の製袋機で製袋と同時にできる。このため、製造工程が簡略化する。そして、コストを低減することが可能となる。
また、本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋は以上の構成からなるので、開封後の詰め替え時に注出口となる空間部内で収納物が詰まることは殆どない。そして、容器に対し収納物が飛散することなく、円滑に、且つ、短時間で、効率良く詰め替えることができる。
本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋を実施の形態に沿って以下に図面を参照にしながら詳細に説明する。
本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋は二方シールまたは三方シール、四方シール、側面シールあるいは封筒貼りシール、合掌貼りシール、舟底シール等の平袋、あるいは底部に底シール部と両側端面にサイドシール部等を有する三方シールまたは四方シールなどの包装袋の下部を前後に広げて、底部に矩形状の扁平な底面を形成した自立包装袋あるいは袋の表側面と裏側面の底部の内側にガセット部を有する自立包装袋(スタンディング
パウチ)等の包装形態の袋であってよい。
そして、袋の上部に突設された注出口部を形成し、その注出口部を覆う表裏被覆フィルムを施すことにより収納物を他の容器等に詰め替える際に、収納物が飛散するのを防止することができる。
図1は、本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋の一実施例の平面を示す平面図である。図2は図1のA−A′線の断面を示す断面図である。また、図3は本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋の本体包装袋の一実施例の平面を示す平面図である。図4は図3のB−B′線の断面を示す断面図である。
図1および図2に示すように、本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋は表側積層フィルム1と裏側積層フィルム2を有し、上部横幅方向中央に突設された注出口部12が形成されている。そして、図2に示すように本体包装袋と注出口部12を覆う表裏被覆フィルム14から構成されている。
前記本体包装袋は図1または図3に示すように包装袋縦中央線Oに対して線対称となるように注出部が湾曲状に突設配置されている。
前記注出部12は左シール部5と右シール部6と上部開口摘みシール部7から形成されている。そして、各シール部は表側積層フィルム1の内面のシーラント層3と裏側積層フィルム4の内面のシーラント層4がヒートシールされている。
前記左シール部5は包装袋の左サイド側から内側に略湾曲に傾斜する形状に形成されている。また、右シール部6は包装袋の右サイド側から内側に略湾曲状に傾斜する形状に形成されている。
そして、左シール部5と右シール部6の上部先端は逆凹字形状に形成されている上部開口摘みシール部7と接続されている。そして、上部開口摘みシール部7が左シール部5と右シール部6と接続されるシール部の外側先端に、ノッチ部11が形成されている。
前記ノッチ部は左シール部5外側先端か、右シール部6外側先端のいずれか一方に設けても良い。好ましくは左右両シール部5、6先端にノッチ11を設ける方が良い。
さらに、上部開口摘みシール部7を手で摘んで注出口部12の注出口11開口を容易にするために左右両シール部5、6先端に設けたノッチ部11を繋ぐ半切り込み線、または半刻線を設けることもできる。前記半切り込み線と半刻線は表側積層フィルム1と裏側積層フィルム2のいずれか一方でも良いが、好ましくは表裏両積層フィルム1、2に設ける方が望ましい。
また、前記ノッチ部11の形状はV字形状のノッチ、U字形状のノッチ、I字状形状のノッチ等特に制限されないが、容易に開封するためにはV字形状のノッチが望ましい。
また、前記左シール部5の下部は本体包装袋10の左サイドシール部8、右シール部6の下部は本体包装袋10の右サイドシール部9と接続してシールされている。
そして、左サイドシール部8は表側積層フィルム1の内面のシーラント層3と裏側積層フィルム2の内面のシーラント層4がヒートシールされている。同様に右サイドシール部9は表側積層フィルム1の内面のシーラント層3と裏側積層フィルム2の内面のシーラント層4がヒートシールされている。
次に、本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋は上述した本体包装袋10の注出口部12を覆う表裏被覆フィルム14が本体包装袋10の表側積層フィルム1の外側面と裏側積層フィルム2の外側面に設けられている。そして、表裏被覆フィルム14の内面の横幅両先端がヒートシールされている。
また、前記被覆フィルム14の内面の横幅両先端がヒートシールされている下部方向の一部は本体包装袋10の表側積層フィルム1の外側面両先端サイドシール部と裏側積層フィルム2の外側面両先端サイドシール部の上部で接着されている。
さらに、表裏被覆フィルム14の下部の横幅方向が表側積層フィルム1の外側面と裏側積層フィルム2の外側面と接着されている。
また、表裏被覆フィルム14の上部は本体包装袋10の注出口13よりも上方に形成されている。そして、本体包装袋10の注出口部12を覆う表裏被覆フィルム14の接着は図には示していないが公知の製袋加工機で本体包装袋10を作製するときに同時に加工することもできる。
また、本体包装袋10を作製した後に、注出口部12を覆う表裏被覆フィルム14を接着させることもできる。そして、本体包装袋10の注出口部12を覆う表裏被覆フィルム14はフィルムないしシート状の物でなくても良い、例えば、チューブ状の物であっても良い。
次に、図5は本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋の他の一実施例の平面を示す平面図である。図6は図5のC−C′線の断面を示す断面図である。
図5および図6に示すように本体包装袋20の表側積層フィルム1と裏側積層フィルム2は同一の一枚の積層フィルムから形成されている。そして、底部16は横幅方向に逆V字形状に折り曲げ部15を形成し、表側積層フィルム1と裏側積層フィルム2の内面3、4の両先端がヒートシールされ左サイドシール部8と右サイドシール部9が形成されている。
前記本体包装袋20の上部は図5に示すように包装袋縦中央線Oに対して線対称となるように注出部が湾曲状に突設配置されている。
前記注出部12は左シール部5と右シール部6が形成されている。そして、各シール部5、6は表側積層フィルム1の内面のシーラント層3と裏側積層フィルム4の内面のシーラント層4がヒートシールされている。
前記左シール部5は包装袋の左サイド側から内側に略湾曲に傾斜する形状に形成されている。また、右シール部6は包装袋の右サイド側から内側に略湾曲状に傾斜する形状に形成されている。
そして、左シール部5と右シール部6の上部先端は本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋に収納物が充填それた後、図1(a)または図2(a)に示すように上部開口摘みシール部7が逆凹字形状に密封形成される。
そして、図1または図3に示すように、上部開口摘みシール部7が左シール部5と右シール部6と接続されるシール部の外側先端に、ノッチ部11が形成される。
また、上述した本体包装袋20の作製は図7に示すように巻き出し部18に載置されている一枚の積層フィルム17が巻き出される。そして、三角板19で該フィルム17が半折され。そして、さらに底部16が折り込みガイド板21によって、逆V字形状に折り畳まれる。
次に、底部16が逆V字形状に折り畳まれた後、本体包装袋20の外側の外周縁形状に形成されているヒートシール加熱板22によって注出口部12の左シール部5と右シール部6および左サイドシール部8、右サイドシール部9が同時にヒートシールされる。そして、裁断され、本体包装袋20が公知の製袋加工機で作製される。
上記本体包装袋20は図には示していないが上述した製袋加工方法の他に、表側積層フィルム1と裏側積層フィルム2と底部16に逆V字形状に折り畳まれているテープ部材を用いて作製することもできる。
さらに、図7に示すように一枚の積層フィルム17を巻き出し、三角板19で該フィルム17を半折すると同時に半折部をナイフ等でカット分離し、図には示していないがその分離した内側面に逆V字形状に折り畳まれているテープ部材を挿入させて作製することもできる。
また、本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋は上述した本体包装袋20の注出口部12を覆う表裏被覆フィルム14が本体包装袋20の表側積層フィルム1の外側面と裏側積層フィルム2の外側面に設けられている。そして、表裏被覆フィルム14の内面の横幅両先端がヒートシールされている。
また、前記表裏被覆フィルム14の内面の横幅両先端がヒートシールされている一部は本体包装袋20の上部表側積層フィルム1の外側面の両先端サイドシール部上と裏側積層フィルム2の外側面の両先端サイドシール部上で接着されている。
さらに、表裏被覆フィルム14の下部の横幅方向は表側積層フィルム1の外側面と裏側積層フィルム2の外側面と接着されている。
そして、本体包装袋20の注出口部12を覆う表裏被覆フィルム14の接着は図には示していないが公知の製袋加工機で本体包装袋20を作製するときに同時に加工することもできる。
また、本体包装袋20を作製した後に、注出口部12を覆う表裏被覆フィルム14を接着させることもできる。そして、本体包装袋20の注出口部12を覆う表裏被覆フィルム14はフィルムないしシート状の物でなくても良い、例えば、チューブ状の物であっても良い。
次に、本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋の本体包装袋10、20は図8に示すように、少なくとも、最外層のフィルム基材層24と、最内層のシーラント層26とを接着層25を介してラミネーションしてなる積層フィルム27で形成されている。
そして、本体包装袋10、20の注出口部12を覆う表裏被覆フィルム14と本体包装袋10、20の最外層のフィルム基材24とを接着させるためにヒートシールラッカーまたはヒートシール性樹脂からなるシール層23が形成されている。
シール層23の樹脂としては、表裏被覆フィルム14を構成する樹脂に応じて、ポリエステル系、ポリオレフィン系、ウレタン系、塩化ビニル共重合体系の樹脂が適宜選択され
て使用される。
また、シール層23に用いるヒートシールラッカーとしては、例えば、エチレン酢ビ、塩化ビニリデン、塩素化ポリオレフィン、ポリアミド、アクリル等の熱可塑性ポリマーを単独または混合したものがベース樹脂として使用されているものを基材フィルムの外側面に塗工し、さらに乾燥して、固定部を形成することもできる。
前記、ヒートシールラッカー等の塗工に際しては、ロールコーター、エアナイフコーター、グラビアコーター、メタリングバーコーター、ファウンテンブレードコーター、ベベルブレードコーター、ショート・ドゥエルコーターあるいはカーテンコーター等の塗工機が使用される。そして、ヒートシールラッカー等はいずれかの適宜の塗工機を用いて基材フィルムの外側全面あるいはシールするに必要な部分にだけ設けても良い。
そして、シール層23の厚さは、シール層23をヒートシールラッカーで形成する場合には3〜15g/m2、シール層23をヒートシール性樹脂で形成する場合には3〜15μmの範囲が好ましい。
前記最外層のフィルム基材層24の材質としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレ−ト(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などのポリエステル、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)などのポリオレフィン、ナイロン−6、ナイロン−66などのポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリイミド(PI)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリビニルアルコール(PVA)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリエーテルスルフォン(PES)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)などの延伸又は無延伸のフィルムもしくはシートを使用することができる。
また、基材フィルム層24には、要求される品質、耐性、使用条件などによって副資材である、例えば、可塑剤あるいは酸化防止剤、紫外線吸収剤等の安定剤、または無機顔料、有機顔料、界面活性剤、老化防止剤、離型剤、染料などの添加剤を加えることができる。そして、必要に応じて適宜に添加される。
また、上記、使用される副資材は通常公知のものが用いられる。例えば、基材フィルム層を着色する場合にはカラードペレット(着色ペレット)、マスターバッチ、ドライカラー等が用いられる。
前記マスターバッチは着色する樹脂と同種の材料にあらかじめ顔料を高濃度に分散させてあるもので、計量しやすく、取り扱いやすいために広く使用されている。
また、ドライカラーは粉末状のものを表面処理して分散性を向上させたもので、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリアミド(PA)アクリル樹脂などに用いられている。
さらに、基材フィルム層24に用いられるプラスチックは、一般に電気絶縁性が非常に優れているために、摩擦したり、重ね合わせたりすると容易に帯電が起こる。その結果ゴミが付着して美観を損ねたり、収納物を詰め替える際に、飛散物が付着したり、製造現場では作業者に電撃を与え、時には火災を起こすこともある。
そのようなことを防止するために用いられるのが帯電防止剤である。そして、その選択に際しては、包装袋に収納される内容物、積層フィルムに使用される樹脂、積層条件など
の違いが考慮される。
また、使用方法には練り込み型と塗布型があるが、防止効果の持続性では練り込み型の方が優れている。そして、公知の帯電防止剤としては、非イオン系、カチオン系のものが主に使用されている。
また、紫外線吸収剤は紫外線(400nm以下の光)エネルギーを吸収し、吸収剤分子の内部変化にそれを消費してしまって、ポリマーにエネルギーを及ぼさないために用いられる
さらに、基材フィルム層の表面をコロナ放電処理、アンカーコート処理等の表面改質を行い、後述するシーラント層等との接着性を向上させることができる。
また、必要に応じて基材フィルム層24の表面または裏面に製品の販売促進効果を向上させるなどの目的で美麗な絵柄の印刷層を形成することが望ましい。
該印刷層を形成する印刷インキとしては、インキに色彩を与える顔料や染料などからなる色材と該色材を微細な粒子に分散・保持しつつ、被印刷体に固着させる樹脂と該樹脂を安定して溶解し、該顔料や染料などの分散性、インキの流動性を保持し、かつ印刷の版からインキの適正量を転移できる溶剤とから構成されるビヒクル、更に色材の分散性、発色性向上や沈殿防止、流動性の改良を目的に界面活性剤などからなる助剤から形成されているが、特に色材は、耐候性の良い顔料が好ましい。
該印刷層を設ける印刷方式は、該フィルム基材層に印刷できる印刷方式ならば、特に制約はないが、鉄製の円筒(シリンダー)表面上に銅メッキを施して下地を形成する。そして、該銅メッキ面上に剥離層を設ける。
さらに、銅メッキをして、その表面を鏡面状に研磨した銅面に彫刻方式や腐食方式により、凹部(セル)を作成し、該セル内の印刷インキを該フィルム基材層(12)に転移させ、調子物でもカラフルに印刷ができ。そして、且つ訴求効果も高いグラビア印刷方式が好ましい。
また、該フィルム基材層24の厚さは、加工性を考慮すると、3〜200μmの範囲内であることが好ましく、6〜30μmの範囲内がより好ましい。
次に、最内層のシーラント層26には、例えば、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(L−LDPE)、ポリプロピレン樹脂(PP)、エチレン−プロピレン共重合体(EP)、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−メタクリル酸エステル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)などの樹脂、またはこれらの樹脂を成膜化したフィルムを使用することができる。
また、該シーラント層26の厚みは、強度、加工性を考慮すると、15〜200μmの範囲内であることが好ましく、30〜170μmの範囲内がより好ましい。
次に、最外層のフィルム基材層24と、最内層のシーラント層26とを接着層25を介してラミネーションしてなる表側積層フィルムと裏側積層フィルムを形成する方法は、例えば、ドライラミネーション方法、ノンソルベントドライラミネーション方法、ホットメルトラミネーション方法、エクストルージョンラミネーション方法、及び該エクストルージョンラミネーション方法を利用したサンドイッチラミネーション方法などの公知の方法
を使用することができる。
例えば、前記ドライラミネーション方法は、フィルム上に接着剤を塗布するコーティング部、乾燥装置、ニップローラー部の3つのセクションと、巻き出し、巻き取り、及びテンションコントロールシステムから構成されている。
該コーティング部は、一般的にグラビアロールコーティング方式、又はリバースロールコーティング方式を採用している。
該ドライラミネーション方法に使用する接着剤は、一般的に、ポリウレタン系、ポリアクリル系、ポリエステル系、エポキシ系、ポリ酢酸ビニル系、セルロース系、その他などのラミネート用接着剤を使用することができる。
前記ラミネーション用接着剤は、溶剤型接着剤、或いは無溶剤型接着剤が使用されるが、無溶剤型接着剤を使用する場合は、乾燥装置は不要であり、特に、ノンソルベントドライラミネーション方法と呼んでいる。
前記ホットメルトラミネーション方法は、加熱溶融したエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)などのホットメルト接着剤をフィルム上に塗工し、直ちに、他のフィルムをラミネートする方法である。
前記エクストルージョンラミネーション方法は、ポリエチレンやポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂を加熱し、シリンダーと呼ばれる筒の中で溶解し、スクリューで圧力をかけて押し出す。
そして、該シリンダーの先端部にあるTダイスと呼ばれる細いスリットからカーテン状に溶解した樹脂が押し出されフィルム状となってラミネーションされる方法である。
この際、該エクストルージョンラミネーション方法を利用して、ポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂などの熱可塑性樹脂を接着剤の代わりにして、最外層のフィルム基材層24と、最内層のシーラント層26とをラミネーションするサンドイッチラミネーション方法を使用することもできる。
また、本体包装袋10、20の落下強度、突き刺し強度や、ガスバリア性を向上させる必要がある場合には、基材フィルム層24とシーラント層26との間に中間層を介在させることができる。
そして、本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋の本体包装袋10、20を構成する積層フィルムのガスバリア性をアルミニウム箔なみに向上させるために、酸化アルミニウムや酸化珪素などの無機化合物の薄膜を物理蒸着あるいは化学蒸着などの蒸着法により、20〜100nm程度の膜厚に設けた無機化合物蒸着プラスチックフィルムを用いることもできる。
また、中間層37は破袋強度を高めるために設けられるもので、一般的に機械強度及び熱安定性の面から二軸延伸ナイロンフィルム、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、二軸延伸ポリプロピレンフィルムの内から選ばれる。
そして、厚さは、材質や要求品質等に応じて決められるが、一般的には10〜30μmの範囲である。形成方法としては2液硬化型ウレタン系樹脂等の接着剤を用いて貼り合わせるドライラミネート法等の公知の方法により積層できる。
また、ヒートシール層38は包装袋などを形成する際に接着層として設けられるものである。熱融着性のある樹脂であれば使用できるが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸エステル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体及びそれらの金属架橋物等の樹脂が用いられる。
そして、厚さは目的に応じて決められるが、一般的には15〜200μmの範囲である。また、形成方法としては、上記樹脂からなるフィルム状のものを2液硬化型ウレタン樹脂などの接着剤を用いて貼り合わせるドライラミネート法等を用いることが一般的であるがいずれも公知の方法により積層することができる。
次に、本発明において使用される表裏被覆フィルムとしは、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、綿状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンープロピレン共重合体、エチレンー酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレンーアクリル酸エチル共重合体、エチレンーアクリル酸またはメタクリル酸共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリブテン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、塩化ビニルー塩化ビニルデン共重合体、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリルースチレン共重合体(AS系樹脂)、アクリロニトリルーブタジェンースチレン共重合体(ABS系樹脂)、ポリエステル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、エチレンー酢酸ビニル共重合体のケン化物、ジエン系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ニトロセルロース、その他の公知の樹脂フィルムないしシートの単体または積層体から任意に選択して使用することができる。その他、例えば、内容物等によってセロハン等のフィルムないしシート、紙、アルミニウム箔、合成紙等の単体または積層体も使用することができる。
そして、詰め替える際に、注出口周縁を見るためには透明のフィルムないしシートの単体または積層体が好ましい。そして、前記フィルムないしシートの単体または積層体の中に周知の種々の添加剤や安定剤、例えば帯電防止剤、紫外線防止剤、可塑剤、滑剤などが使用されていても良い。
また、前記のフィルムないしシートは、未延伸、一軸ないし二軸方向に延伸されたもの等のいずれのものでも使用することができる。また、その厚さは、任意であるが、数μmから100μm位の範囲から適宜選択して使用することができる。
前記のフィルムないしシートを積層する方法としは、通常の包装材料を製造する際に使用するラミネート方法、例えば、ウエットラミネーション法、サンドイッチラミネーション法、ドライラミネーション法、サーマルラミネーション法、無溶剤型ラミネーション法、押し出しラミネーション法、Tダイ押し出し成形法、Tダイ共押し出しラミネーション法、インフレーション法、共押し出しインフレーション法等がある。
また、積層を行なう際には接着性を良くするためにコロナ処理あるいはオゾン処理、フレーム処理等の処理がフィルムないしシートに施される。
また、基材フィルムないしシートに樹脂が積層される際には、例えば、ポリエチレンイミン系、ポリブタジエン系、有機チタン系等のアンカーコーティング剤、あるいはポリウレタン系、ポリアクリル系、ポリエステル系、エポキシ系、ポリ酢酸ビニル系、セルロース系等の公知のアンカーコート剤、接着剤等を任意に使用することができる。
また、本体包装袋が形成される表側積層フィルムの外側と裏側積層フィルムの外側にシール層を形成しない場合には、本体包装袋の注出口部を覆う表裏被覆フィルムの内側面に本体包装袋と接着させるためのシール層を形成することができる。そして、シール層はヒートシールラッカーまたはヒートシール性樹脂から形成される。
前記シール層の樹脂としては、被覆フィルムを構成する樹脂に応じて、ポリエステル系、ポリオレフィン系、ウレタン系、塩化ビニル共重合体系の樹脂が適宜選択されて使用される。
また、シール層に用いるヒートシールラッカーとしては、例えば、エチレン酢ビ、塩化ビニリデン、塩素化ポリオレフィン、ポリアミド、アクリル等の熱可塑性ポリマーを単独または混合したものがベース樹脂として使用されているものを基材フィルムの外側面に塗工し、さらに乾燥して、固定部を形成することもできる。
前記、ヒートシールラッカー等の塗工に際しては、ロールコーター、エアナイフコーター、グラビアコーター、メタリングバーコーター、ファウンテンブレードコーター、ベベルブレードコーター、ショート・ドゥエルコーターあるいはカーテンコーター等の塗工機が使用される。そして、ヒートシールラッカー等はいずれかの適宜の塗工機を用いて基材フィルムの外側全面あるいはシールするに必要な部分にだけ設けても良い。
そして、シール層の厚さは、シール層をヒートシールラッカーで形成する場合には3〜15g/m2、シール層をヒートシール性樹脂で形成する場合には3〜15μmの範囲が好ましい。
また、前記のフィルムないしシートの内側面に印刷層を形成することもできる。前記印刷層の形成はグラビア印刷方式、フレキソ印刷方式、スクリーン印刷方式、板グラビア印刷方式等で成される。
該印刷層を形成する印刷インキとしては、インキに色彩を与える顔料や染料などからなる色材と該色材を微細な粒子に分散・保持しつつ、被印刷体に固着させる樹脂。
そして、該樹脂を安定して溶解し、該顔料や染料などの分散性、インキの流動性を保持し、かつ印刷の版からインキの適正量を転移できる溶剤とから構成されるビヒクル。
さらに、色材の分散性、発色性向上や沈殿防止、流動性の改良を目的に界面活性剤などからなる助剤から形成されているが、特に色材は、耐候性の良い顔料が好ましい。
前記該樹脂を安定して溶解する有機溶剤としては、樹脂を溶解、あるいは分散することが可能であれば特に限定されるものではないが、例えば、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類のうち単独または任意に配合したものを使用することができる。
本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋は収納物を他の容器等に詰め替える際に、収納物が飛散することが防止できる、優れた収納物飛散防止用注出口付き包装袋であることはもとより、製菓・製パン分野の生産ライン等にも使用できる素晴らしい発明である。
本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋の一実施例の平面を示す平面図である。 図1(a)のA−A′線の断面を示す断面図である。 本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋の本体包装袋の一実施例の平面を示す平面図である。 図3のB−B′線の断面を示す断面図である。 本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋の他の一実施例の平面を示す平面図である。 図5のC−C′線の断面を示す断面図である。 本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋の他の一実施例の本体包装袋の製造方法を説明するための説明図である。 本発明の収納物飛散防止用注出口付き包装袋の本体包装袋の材質構成の一実施例の断面を示す断面図である。 従来の防止用注出口付き包装袋の一例を説明する模式説明図である。 従来の防止用注出口付き包装袋の一例を説明する模式説明図である。 従来の防止用注出口付き包装袋の一例を説明する模式説明図である。
符号の説明
1…表側積層フィルム
2…裏側積層フィルム
3…表側積層フィルム内面シーラント層
4…裏側積層フィルム内面シーラント層
5…左シール部
6…右シール部
7…上部開口摘み部
8…左サイドシール部
9…右サイドシール部
10…本体包装袋
11…ノッチ部
12…注出口部
13…注出口
14…表裏被覆フィルム
15…折り曲げ部
16…底部
17…積層フィルム
18…巻き出し部
19…三角板
20…本体包装袋
21…折り込みガイド
22…ヒートシール部
23…シール層
24…基材フィルム
25…接着層
26…シーラント層
27…表側積層フィルムおよび裏側積層フィルム
30…表側積層フィルムおよび裏側積層フィルム

Claims (6)

  1. 表側積層フィルムと裏側積層フィルムの内面のシーラント層を重ね合わせ、上部横幅方向中央位置に注出口部が突設され、注出口部の上部と注出口部の左右両端部と、その左右外側両先端下部方向がシーラント層にてヒートシールされ、上部開口摘みシール部と左シール部と右シール部と左サイドシール部と右サイドシール部が形成されている、粉体または粉粒物を収納するための注出口付き包装袋であって、
    使用時において前記注出口部の全体を覆う表裏被覆フィルムが前記注出口付き包装袋と一体に具備されていることを特徴とする収納物飛散防止用注出口付き包装袋。
  2. 前記注出口部の左シール部と右シール部のいずれか一方または両方の、上部開口シール部下部近傍先端に注出口開口用のノッチが具備されていることを特徴とする請求項1記載の収納物飛散防止用注出口付き包装袋。
  3. 前記注出口部の左シール部と右シール部の注出口開口用のノッチを繋ぐ半切り線または刻切り線が表側積層フィルムと裏側積層フィルムの最外面のいずれか一方または両方に具備されていることを特徴とする請求項1または2記載の収納物飛散防止用注出口付き包装袋。
  4. 前記注出口部の上部開口摘みシール部が逆凹字形状に形成され、注出口開口の際に、摘み可能に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の収納物飛散防止用注出口付き包装袋。
  5. 前記左シール部が包装袋の左サイド側から内側に略湾曲状に傾斜する形状であり、右シール部が包装袋の右サイド側から内側に略湾曲状に傾斜する形状からなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の収納物飛散防止用注出口付き包装袋。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1項記載の収納物飛散防止用注出口付き包装袋の形状がスタンディング包装袋であることを特徴とする収納物飛散防止用注出口付き包装袋。
JP2006167187A 2006-06-16 2006-06-16 収納物飛散防止用注出口付き包装袋 Expired - Fee Related JP4997838B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006167187A JP4997838B2 (ja) 2006-06-16 2006-06-16 収納物飛散防止用注出口付き包装袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006167187A JP4997838B2 (ja) 2006-06-16 2006-06-16 収納物飛散防止用注出口付き包装袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007331808A JP2007331808A (ja) 2007-12-27
JP4997838B2 true JP4997838B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=38931658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006167187A Expired - Fee Related JP4997838B2 (ja) 2006-06-16 2006-06-16 収納物飛散防止用注出口付き包装袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4997838B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5257798B2 (ja) * 2011-05-06 2013-08-07 裕太 森 液状体の詰め替えパウチ
JP6520087B2 (ja) * 2014-12-08 2019-05-29 凸版印刷株式会社 包装袋
JP6857326B2 (ja) * 2016-07-27 2021-04-14 大日本印刷株式会社

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5842275Y2 (ja) * 1980-02-16 1983-09-24 日本特許管理株式会社
JPS6092268U (ja) * 1983-11-29 1985-06-24 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 平板状移動物体の表面処理装置
JPS6213832U (ja) * 1985-07-11 1987-01-27
JPH0354641Y2 (ja) * 1986-06-07 1991-12-03
JPH03162247A (ja) * 1989-11-10 1991-07-12 Seisan Nipponsha Kk チャック〔登録商標〕付袋体
JPH07206010A (ja) * 1994-01-18 1995-08-08 Toppan Printing Co Ltd 易引裂性包装袋
JP3935540B2 (ja) * 1996-11-13 2007-06-27 大日本印刷株式会社 スタンディングパウチ
AUPP313398A0 (en) * 1998-04-22 1998-05-14 Boston Research And Development Company Disposable fluid or particulate applicator
JP2000335594A (ja) * 1999-06-02 2000-12-05 Unitika Ltd スタンディングパウチ
JP2004238004A (ja) * 2003-02-04 2004-08-26 Kanae Co Ltd 飲料用容器
JP2005029270A (ja) * 2003-06-20 2005-02-03 Fukoku Co Ltd 内封用シート付容器及びその製造方法
JP2004043032A (ja) * 2003-07-30 2004-02-12 Nippon Suisan Kaisha Ltd 調味液用レトルトパウチおよびそのレトルトパウチに充填された調味液
JP2005075425A (ja) * 2003-09-02 2005-03-24 Araki Sangyo:Kk ジッパー部の機能を損なわない包装構造物
JP4514026B2 (ja) * 2004-03-31 2010-07-28 株式会社吉野工業所 肉薄容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007331808A (ja) 2007-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2007017979A1 (ja) 注出口部付き袋
JP5573252B2 (ja) 包装材料ならびに、これを用いた包装容器および蓋材
JP2006027697A (ja) 自立袋
JP2010173689A (ja) 詰め替えパウチ
JP4639678B2 (ja) 自立袋
JP4997838B2 (ja) 収納物飛散防止用注出口付き包装袋
JP2008189339A (ja) 詰め替え用パウチ
JP2009107666A (ja) ジッパー付き包装袋
JP5272288B2 (ja) 注ぎ口付きパウチ
JP2001114298A (ja) 複合容器
JP4635495B2 (ja) 易開封ガゼット袋
JP6911626B2 (ja) 包装袋
JP2008168921A (ja) 注ぎ口付きパウチ
JP4467705B2 (ja) 注ぎ出し口形成パウチ
JP6776633B2 (ja) パウチ
JP2008081196A (ja) 紙とフィルムの複合容器
JP2001199452A (ja) ガセット袋及び注出具付きガセット袋
JP2004168367A (ja) 自立性袋
JP7259268B2 (ja) 開口部形状保持部材付きスタンディングパウチ
JP2019181745A (ja) パウチの製造方法および製造装置
JP2002059943A (ja) 易開封性包装袋
JP6011057B2 (ja) 詰替え容器
JP2002002793A (ja) バッグインカートン
JPWO2013141355A1 (ja) 複合容器、包装体及び複合容器の製造方法
WO2023176817A1 (ja) 積層フィルムおよび包装体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120417

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120430

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees