JP2005075425A - ジッパー部の機能を損なわない包装構造物 - Google Patents

ジッパー部の機能を損なわない包装構造物 Download PDF

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Abstract

【課題】 内容物の取り出しによってジッパー部の封止機能の低下を防止できる包装構造物を提供する。
【解決手段】排出機能を備えた内袋2と、内袋2の排出機能部4を覆う機能を備え、且つジッパー5を有する外装部3からなり、その内袋2における排出機能部4の先端から内容物を排出させる際には、該排出機能部4の先端は、外装部3のジッパー5の外側に位置しうるような折り曲げ構造6を有する、ジッパー5の機能を損なわない包装構造物1。
【選択図】図2

Description

本発明は、ジッパー部の封止機能低下を防止し得る包装構造物に関するものである。
粉体、粒体、液体、ゲル状物など、あるいはこれらの混合物のごとき流動可能物体を内容物として包装し、その内容物を一部使用したのち、残部を保存し、次の使用機会に備える目的を達するため、いわゆるジッパー部を有する包装構造物が多用されている。
かかる包装構造物の避け難い欠点のひとつは、内容物を一部使用のため取り出したのち、再度内容物を排出させようとすると、前回排出させた内容物の一部が、ジッパー部を汚染し、該ジッパー部が本来発揮すべき封止機能の低下を来たしやすいことである。かかる問題を克服した実用的な解決策が提案されれば、いわゆるジッパー部を用いた包装構造物の機能を充分発揮せしめるうえで、きわめて有用である。
本発明者は、かかる問題の解決策について検討を重ね、遂に本発明を完成させるに到った。
即ち本発明は、(1):排出機能を備えた内袋と、(2):(1)の排出機能部を覆う機能を備え、且つ、ジッパー部を有する外装部からなり、その内袋における排出機能部の先端から内容物を排出させる際には、該排出機能部の先端は、該外装部のジッパー部の外側に位置しうるような折り曲げ構造を有する、ジッパー部の機能を損なわない包装構造物に関する。
本発明において、(1):排出機能を備えた内袋と、(2):(1)の排出機能部を覆う機能を備え、且つ、ジッパー部を有する外装部は、本発明の目的を達する包装構造物を形成し得るものであれば、それぞれ独立にその材質を適宜選定することが可能であるが、通常は、ポリオレフィンフィルム、殊に、ポリエチレン、ポリプロピレン単独、もしくはこれら相互や、他の材質、例えばナイロン、ポリエステル、含塩素系ポリマー(例えばポリ塩化ビニリデン)のごとき材質の一種以上を張り合わせたり、共押し出ししたりしたものや、これらの一種を外層とし、他の材質、例えば他種ポリオレフィン、ナイロン、ポリエステル、含塩素系ポリマー(例えばポリ塩化ビニリデン)のごときフィルムの一種以上を内層とするものを用いられ得る。これらの内袋や外装部を形成するフィルム状物の厚さは、それぞれの目的に合うように、適宜選定可能であるが、通常、15〜120μ程度が適当である。また、該内袋と外装部を熱融着せしめたものが好適である。さらに、該内袋は、通常の、いわゆる三方シール方式であったり、いわゆるスタンドパック形態をとったりすることができ、また、外装部は、内袋の前記形態の目的を達せしめるように貼り合せされるべきである。また、内袋および外装部はいずれも透明フィルムであることが望ましい。しかしフィルムの材質の一部として、織物、編物、不織布のごとき繊維状面状体も、本発明の目的を達する包装構造物を形成し得るものであれば用いられ得る。これらの材質は、必要に応じ、着色、印刷、染色などの処置を施したものであってもよい。
本発明の包装構造物は、その全体のサイズとして、特に限定はないが、通常、30〜700mm程度を一辺とする大略長方形のようなものを例として挙げられる。
本発明において、内袋の排出機能部の先端は、内容物を取り出す際に、外装部のジッパー部の外側に位置するよう折り曲げ構造を有している。当然のことながら該排出機能部は、使用しない時には、ジッパー部の内側に、折り曲げ、または巻き込みなどの手段を用いて収納されていなければならない。また、該排出機能部は、通常、ジッパーの内側に折り込まれており、使用時にジッパーの外に取り出されたその先端部から、内容物を取り出せばよいのである。
また、より高度に内容物の品質を保持するひとつの方法として、排出機能部の先端を熱シールなどの方法で封じておき、内容物を取り出すにあたって、その先端部を切除して開口させる態様であってよい。その場合にあって、開口させたあとの該排出部の先端が、ジッパー部の外側に位置するような長さを有していることが、本発明の目的を達するうえで必要であることはいうまでもない。また、該排出機能部は、ジッパー部の内側で曲げやすいように、例えば熱処理などにより、予め折り曲げ部を形成させておくことも有用な方法である。かかる排出機能部の先端は、内容物の流動性やその量の多少により、排出量の調節をしやすくするために、目的に応じた開口度や形状にすることが好ましい。
さらに、該排出機能部は、内容物の一部を取り出したあとも、長時間にわたり外気と接していることが多く、このことは、排出機能部に付着した内容物が変質しやすいものであればある程、悪影響を受けることが多い。従って、本発明の包装構造物のようにジッパー部が効果的に作用すれば、内容物の変質防止に一段と効果的に働くことになる。
本発明の包装構造物は、ジッパー部の封止により実質的に外気から遮断されるため、内容物の変質防止に役立つと同時に、衛生面でもきわめて有用な方法であるといえるのである。
本発明の効果を充分発揮せしめるためには、排出機能部の先端は、ジッパー部の位置から通常、5〜150mm程度、好ましくは、10〜80mm程度、殊に好ましくは、15〜50mm程度外側に位置するような長さを有するのが、内容物がジッパー部に留まってジッパーの機能を低下させるのを防止するうえで有用である。
次に、本発明の包装構造物を図面によってさらに詳しく説明する。図1aは、一枚のフィルムを底部で折り、両側の端部をシールした内袋であり、狭い方の上部の開口部が排出機能部、広い方の開口部は、粉体、液体、粘性体、粒状体、破砕物などの充填部である。図1bは、図1aのX−X’線断面図を示したもので、上部がそれぞれ排出機能部であり下部が充填部に該当する。排出機能部は、折り目附近で折り曲げておくのが適当であり、製袋作業を容易にすることにもなる。また、排出機能部は、目的に応じて熱シールを施しておき、内容物を取り出す時にその部分を切除して開口させることも好ましい態様である。充填部は、通常、排出機能部の反対側の開口部であるが、場合により排出機能部を利用することも可能である。図2aは、ジッパー部を有する外装部を内袋に取りつけたものであり、排出機能部は折り曲げてジッパー部の内側に位置される。ジッパー部を備えた外装部のフィルムは、実質的に内袋の幅に等しく、折り曲げられた排出機能部の取り扱いが容易になるような広さを有していることが重要である。特に、折り目とジッパー部との距離は、折り目から排出機能部を伸ばしたり折り込んだりするのが支障なく行なえるようにすることが必要である。図2bは、図2aのY−Y’線断面図を示す。図3aに示すごとく、内容物を取り出す時の排出機能部は、ジッパー部に内容物が実質的に接触することのないよう、図3aおよびbに示すように充分に袋の外側に出ていることが必要である。このように作成された本発明の包装構造物は、繰り返し内容物を取り出すような扱いをしてもジッパー部に内容物が実質的に付着することがなく、充分に気密性を保つことができる。このことにより、内容物の品質を実質的に低下させることなく、きわめて有効に内容物を保存することが可能となるのである。本発明の包装構造物は、粉体、ペースト状物あるいはこれらの混合物の充填に有利である。
以下、本発明をさらに具体的に説明するため、実施例を掲げる。本発明がこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1
延伸ポリプロピレンフィルムに未延伸ポリプロピレンフィルムを貼り合わせた厚さ55μのフィルムを用い、図1aのような袋状のものを作成した。排出機能部は、巾70mm、充填部の巾は、150mm、長さは260mmである。さらに、充填部から190mmのところから排出機能部に向けて直線的に巾を狭くした排出機能部に到る線は、左右対称である。充填部から230mmのところで二つ折りにし、融着しない程度の温度で熱処理し、折り目を固定した。次いで、片方の端にジッパー部を備えた50mm幅のフィルム図1aの袋状物に熱シールし、図2aおよび図2bのように折り目部分を完全に覆うような袋状体を作った。排出機能部はジッパー部から27mmはなれた位置にある。作成された袋の充填部に、コーンスターチ300gを入れ、熱シールした。次いで、ジッパー部を開放し、排出機能部をジッパー部の外に引き出し、コーンスターチ約100gを取り出した。排出機能部には少量の粉体が付着したが、簡単に除去でき、該排出機能部を再び二つ折りにしてジッパー内に収納した後、ジッパーの溝には粉体の付着はなく、容易にジッパーを閉じることができた。さらに残りのコーンスターチを同様にして5回にわたって取り出したが、ジッパー部には全く粉体の付着は認められなかった。
実施例2
実施例1と同様な袋に充填部から市販のポリビニルアルコール系の糊350ccを充填し、充填部を熱シールした。ジッパー部を開放し、排出機能部をジッパー部の外側に出し、糊を取り出した後、排出機能部を二つ折りにしてジッパー部の内側に納めた。この方法を数回にわたり繰り返したが、ジッパーに不具合は見られず、排出機能部に付着していた少量の糊も固化することなく、長期の保存に耐えた。このように固化しやすい液状物や粘性体の分割取り出しや保存にきわめて有用であった。
実施例3
袋の形状は実施例1同様であるが、排出機能部をジッパー部の位置から7mmの所に位置するように短くしたものについて実施例1と同様に繰り返し取り出した。ジッパー部から排出機能部までの距離は短くなるほどジッパー附近の汚れは多くなる傾向があったが、ジッパー部自体の機能に障害を生じなかった。
図1−aは、本発明の包装構造物における内袋の正面図を示す。図1−bは、図1−aのX−X’線断面図を示す。 図2−aは、本発明の包装構造物の正面図を示す。図2−bは、図2−aのY−Y’線断面図を示す。 図3−aは、本発明の包装構造物における内容物を取り出す際、ジッパー部を開き、内袋の排出機能部をジッパー部の外側に伸ばした状態を表す正面図を示す。図3−bは、図3−aのZ−Z’線の断面図を示す。
符号の説明
1 包装構造物本体
2 内袋
3 外袋部
4 排出機能部
5 ジッパー
6 折り目
7 外袋部と内袋の貼り合せ部
8 シール部

Claims (1)

  1. (1):排出機能を備えた内袋と、(2):(1)の排出機能部を覆う機能を備え、且つ、ジッパー部を有する外装部からなり、その内袋における排出機能部の先端から内容物を排出させる際には、該排出機能部の先端は、該外装部のジッパー部の外側に位置しうるような折り曲げ構造を有する、ジッパー部の機能を損なわない包装構造物
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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