JP2003155081A - 摺り切りバー付き袋 - Google Patents
摺り切りバー付き袋Info
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Abstract
封包装できる袋であって、内容物の使用時には、袋に接
合された摺り切りバーを使用して容易に計量することが
でき、空容器が嵩張らず廃棄処理も容易で、経済性にも
優れた摺り切りバー付き袋を提供する。 【解決手段】 最内層にシーラント層を積層した積層フ
ィルムを用いて、袋本体部を、例えば、スタンディング
パウチ形式で形成し、該袋の口部近傍の内面にチャック
テープ50を熱接着し、更にその内側の内面に折り畳み可
能な摺り切りバー60を折り畳んだ状態で熱接着し、袋を
開口させることにより自動的に摺り切りバー60が直線状
に開いて摺り切り可能な状態になるように形成して摺り
切りバー付き袋100 を構成する。袋のチャックテープ50
が熱接着された外側は上部シール部3で封止し、上部シ
ール部3とチャックテープ50の間には袋の開封手段を設
けることが好ましい。
Description
袋に関し、更に詳しくは、粉状、顆粒状、粒状などの内
容物を密封包装し、内容物の使用時に計量スプーンなど
により精度の高い計量を可能にした摺り切りバー付き袋
に関するものである。
を密封包装し、内容物の使用時に計量スプーンなどによ
り精度の高い計量を可能にした包装容器としては、例え
ば、缶やプラスチックの成形容器などの保形性容器にプ
ラスチックの成形体などによる外蓋または内蓋を設け、
その外蓋または内蓋に摺り切りバーを設けることによ
り、その摺り切りバーを利用して計量スプーンにすくい
上げた内容物を摺り切る方法で計量できるようにした容
器があった。
うな摺り切り機能を備えた保形性容器は、便利に使用す
ることができるが、使用後の空容器が嵩張るため、廃棄
処理が厄介であると同時に、コスト面でも割高になる問
題があった。
めになされたものであり、その目的とするところは、粉
状、顆粒状、粒状などの内容物を安全に密封包装するこ
とができ、且つ、内容物の使用時には、計量スプーンな
どにより容易に精度よく内容物を計量することができ、
更に、内容物を使用した後の空容器が嵩張らず、廃棄処
理も容易であり、また、経済性にも優れた摺り切りバー
付き袋を提供することにある。
発明により解決することができる。即ち、請求項1に記
載した発明は、粉状乃至粒状の内容物を密封包装する袋
であって、該袋の口部近傍の内面に開閉自在なチャック
テープが熱接着されると共に、更にその内側の内面に、
折り畳み可能な摺り切りバーが折り畳まれた状態で接合
され、袋を開口させることにより摺り切りバーが直線状
に開いて摺り切りバーを形成し、計量スプーンによる内
容物の摺り切り計量を可能にしたことを特徴とする摺り
切りバー付き袋からなる。
定はされず、例えば、三方シール形式の袋や四方シール
形式の袋などの平袋のほか、スタンディングパウチ形式
の袋、或いはガセットパウチ形式の袋とすることができ
る。
ように、互いに嵌合可能な凸条が設けられたテープ体
と、凹条が設けられたテープ体とで構成し、袋の開口部
の内面に、両者をその凸条と凹条とが対向するように配
置し、そのテープ体部で袋に熱接着して取り付け、凸条
と凹条との嵌合または解離により、袋の開閉を容易に、
且つ繰り返し行えるようにするものである。
本体部は、積層フィルムをヒートシールして任意の形状
に形成することができるので密封性に優れると共に、袋
の口部には開閉自在なチャックテープが熱接着され、更
にその内側に折り畳み可能な摺り切りバーが折り畳まれ
た状態で接合されているので、充填された内容物を使用
する際には、何時でも容易にチャックテープの嵌合を解
離させて、その内側に接合された摺り切りバーを直線状
に開いて摺り切り計量可能な状態とし、計量スプーンを
用いて内容物を計量しながら取り出すことができる。ま
た、内容物の一部を取り出した後も、容易に摺り切りバ
ーを折り畳んでチャックテープを嵌合させ、袋を再封す
ることができるので、次回の使用まで内容物を安全に保
存することができる。
立性を有する形式に形成されていることを特徴とする請
求項1記載の摺り切りバー付き袋からなる。
れず、袋に自立性を付与できる形式であれば何でもよ
い。只、代表的な自立性を付与できる形式としてスタン
ディングパウチ形式があり、これは袋の底部を、両側の
壁面の積層フィルムの下部の間に、底面フィルムを内側
に折り返して挿入して形成されるガセット形式で形成
し、内側に折り込まれた底面フィルムの両側下端近傍に
スポット状などの底面フィルム切り欠き部を設けておい
て、そのガセット部を内側が両側から中央部にかけて湾
曲線などで凹状となる船底形などのシールパターンでヒ
ートシールして形成するものである。
り、内容物を充填した際、袋の底部が前後に大きく広が
り、フラットに近い底面が形成されると共に、底部の外
周にはヒートシール部による脚部が形成されるので、袋
に優れた自立性を付与することができる。従って、袋に
自立性を付与する場合、スタンディングパウチ形式で袋
を形成することが特に好ましい。
求項1に記載した発明の作用効果に加えて、袋に自立性
が付与されるので、取り扱いが容易になるほか、内容物
を計量スプーンで計量する際にも、摺り切りの操作を一
層容易に行うことができる。また、容量の割にコンパク
トに包装することができ、外観にも優れた摺り切りバー
付き袋を提供することができる。
ックテープが熱接着された外側の端縁部がヒートシール
部により封止され、該ヒートシール部とチャックテープ
との間に袋の開封手段が設けられていることを特徴とす
る請求項1または2に記載の摺り切りバー付き袋からな
る。
り取り線などの開封指示線や開封指示マークであっても
よく、また、実際の引き裂きによる開封操作を容易にす
る以下のような易開封性手段であってもよい。更にこれ
らの複数を適宜組み合わせて設けたものであってもよ
い。
の積層フィルム製の袋でも汎用されるノッチを設ける方
法のほか、レーザー光照射などによるハーフカット線を
設ける方法、或いは、袋の積層フィルムの中間層などに
一軸延伸フィルムを積層する方法(この場合、一軸延伸
フィルムは、その延伸方向が袋の開封方向と一致するよ
うに用いる)などがあり、これらは単独で用いてもよ
く、また、例えば、ノッチとハーフカット線、更には一
軸延伸フィルムの積層などを組み合わせて用いることも
できる。
のノッチが利用されているが、形状は特に限定されず、
切り取り方向に鋭角部分を有する形状であれば何でも使
用することができる。また、ハーフカット線を設ける場
合も、直線状のハーフカット線に限らず、ミシン目状な
ど断続的なハーフカット線で設けることもできる。更
に、このようなハーフカット線は、1本でもよいが、引
き裂き方向がずれた場合を想定して、中心のハーフカッ
ト線の両側に各1本、または各2本など複数本のハーフ
カット線を平行または中心のハーフカット線に収斂する
形状などに設けることもできる。
請求項1または2に記載した発明の作用効果に加えて、
袋のチャックテープの外側の端縁部がヒートシール部に
より封止されているので、内容物が充填された摺り切り
バー付き袋が、流通段階で誤ってそのチャックテープの
嵌合が解離されても、内容物が外部に散逸するようなこ
とがなく安全に密封されると共に、袋に充填された内容
物を使用する際にも、正しい位置(チャックテープの外
側)で一層容易にヒートシール部を切り取って袋を開封
することができ、次いでチャックテープの嵌合を解離さ
せて内容物の摺り切りバーによる計量と取り出しを行う
ことができる。
バーが、ポリエチレンまたはポリプロピレンで形成され
ていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
載の摺り切りバー付き袋からなる。
切りバーは、繰り返し使用するものであり、最初は折り
畳んだ状態で袋の内面に接合し、使用時に直線状に開い
て摺り切りバーを形成し、使用後には再度折り畳んで偏
平な形状にできることが好ましく、そのためには摺り切
り機能と共に、折り曲げ部がヒンジ適性を有することが
好ましく、また、袋の内面に接合する際には、袋の積層
フィルムのシーラント層と熱接着できることが好まし
く、更に内容物が粉ミルクなどの食品の場合は、食品衛
生面でも問題のないことが必要である。従って、摺り切
りバーの材質は、特に限定するものではないが、ポリエ
チレンまたはポリプロピレンが好ましく、そのシート状
乃至板状体を用いて、その折り曲げ部に折り曲げ線また
は薄肉部を設けて折り畳み可能に摺り切りバーを形成す
ることできる。
求項1乃至3のいずれかに記載した発明の作用効果に加
えて、摺り切りバーを、袋の内面への熱接着が容易で、
良好な摺り切り機能および折り畳み適性、ヒンジ適性を
有すると共に、食品衛生面でも安全なものにすることが
できる。
き袋に用いる材料、即ち、袋の積層フィルムおよびチャ
ックテープ、摺り切りバーについて説明する。先ず、本
発明の摺り切りバー付き袋に用いる積層フィルムは、主
にプラスチックを主体とする積層フィルムが用いられる
が、特に限定はされず、充填される内容物に応じて種々
の構成を採ることができる。簡単な構成では、基材フィ
ルム層にシーラント層を積層して構成することができる
が、要求される性能に応じて、上記基材フィルム層とシ
ーラント層との間に、中間層として、水蒸気その他のガ
スバリヤー層や、遮光層、強度向上層などを積層して構
成することもできる。また、中間層には、袋の開封時の
一定方向の引き裂きを容易にするため、一軸延伸ポリプ
ロピレンフィルムや一軸延伸高密度ポリエチレンフィル
ムなどをその延伸方向が袋の開封方向と一致するように
積層して用いることもできる。また、上記基材フィルム
層、中間層、シーラント層は、それぞれを単独の層で形
成してもよいが、複数の層を積層して形成してもよい。
ロピレンフィルムのほか、二軸延伸ポリエチレンテレフ
タレートフィルム、二軸延伸ポリエチレンナフタレート
フィルムなどの二軸延伸ポリエステルフィルムや、ナイ
ロン6、ナイロン66、MXD6(ポリメタキシリレン
アジパミド)などの二軸延伸ポリアミドフィルムなどを
好適に使用することができが、必要に応じて各種エンジ
ニアリングプラスチックフィルムを使用することもでき
る。これらは単独で使用してもよく、また、複数を組み
合わせて積層して使用することもできる。
層には、エチレン・酢酸ビニル共重合体ケン化物(EV
OH)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリアクリ
ロニトリル(PAN)などのフィルムのほか、アルミニ
ウム箔、或いは、シリカ、アルミナ、アルミニウムなど
の蒸着層やPVDCの塗膜層を設けた二軸延伸ナイロン
フィルム(ONフィルム)、二軸延伸ポリエチレンテレ
フタレートフィルム(PETフィルム)、二軸延伸ポリ
プロピレンフィルム(OPPフィルム)などを使用する
ことができる。これらのうち、アルミニウム箔またはア
ルミニウム蒸着層を設けたフィルムは、不透明であるた
め遮光層を兼ねることもできる。また、中間層を強度向
上層とする場合は、前記基材フィルムを適宜追加積層し
てもよく、二軸延伸高密度ポリエチレンフィルムなどを
防湿層を兼ねて積層することもできる。上記の基材フィ
ルム層と中間層の積層には、公知のドライラミネーショ
ン法または押し出しラミネーション法(サンドイッチラ
ミネーション法)を用いることができる。
チレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(L・
LDPE)のほか、エチレン・αオレフィン共重合体、
エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸
共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、ポ
リプロピレンまたはその共重合体などを使用することが
できる。シーラント層の積層は、上記の樹脂をフィルム
状に製膜し、ドライラミネーション法または押し出しラ
ミネーション法で積層してもよく、また、上記の樹脂を
押し出しコートして積層することもできる。
いて、図3を参照して説明する。図3は、本発明の摺り
切りバー付き袋に取り付けるチャックテープの構成を説
明する模式拡大断面図である。図3に示したチャックテ
ープ50は、袋の口部の両側の積層フィルム1、1′の
内面に熱接着され、その嵌合が解離された時の状態で示
したものである。即ち、チャックテープ50は、一方の
積層フィルム1の内面にそのテープ体部で熱接着された
雄型嵌合部10を有する凸条付きテープ体8と、これに
対向するようにもう一方の積層フィルム1′の内面に熱
接着された雌型嵌合部11を有する凹条付きテープ体9
とで構成されている。
ち、嵌合と解離は、両者を外側から押圧することによ
り、雄型嵌合部10が雌型嵌合部11内に嵌まり込んで
嵌合され、その解離は積層フィルム1、1′の上部を摘
んで両側に引き離すことにより、雄型嵌合部10が雌型
嵌合部11から外れる形式で行われる。このようなチャ
ックテープ50は、通常、低密度ポリエチレン、直鎖状
低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、ポリプロピ
レンのほか、ポリエチレン共重合体、ポリプロピレン共
重合体などを押出成形して作製される。また、チャック
テープ50は、単独の樹脂で形成してもよいが、その嵌
合部側とテープ体側とを異なる樹脂で多層押出成形し
て、その嵌合適性と積層フィルムに対する熱接着適性と
を向上させることもできる。
て、図4を参照して説明する。図4は、本発明の摺り切
りバー付き袋に取り付ける摺り切りバーの一例の構成を
説明する拡大平面図である。図4に示した摺り切りバー
60は、適度の剛性を有するシート状乃至板状体で形成
され、中央部に摺り切りバー形成部22を有し、その両
側に折り曲げ線24b または折り曲げ線24c を介して
接合部21、21が連設されており、また、摺り切りバ
ー形成部22の中央部の上部には折り曲げ線24d を介
して固定部25が連設され、更に摺り切りバー形成部2
2と固定部25の中央部には縦方向の折り曲げ線24a
が、摺り切りバー60を左右に二等分するように設けら
れて構成されている。上記折り曲げ線24a 、24b 、
24c 、24d は、押し罫のようにプレス成形して形成
してもよく、また、線状に薄肉部を設けて形成してもよ
い。
ように、ポリエチレンやポリプロピレンなどのシート状
乃至板状体で形成した場合は、縦方向の折り曲げ線24
a で半折して、図1に破線で示したように、袋の口部の
内面のチャックテープ50の内側(図において下側)の
所定の位置(摺り切りバー60の位置)に挿入し、接合
部21、21で袋の積層フィルム(シーラント層)と熱
接着させて接合することができる。
60は、使用に際して、図2に示すように、袋を開口さ
せることにより、折り畳まれた摺り切りバー形成部22
が直線状に開くので、その中央部の上部に設けられた固
定部25を折り曲げ線24dで一方に折り曲げることに
より、摺り切りバー形成部22が直線状に固定され、そ
の下端の摺り切りライン23を利用して、計量スプーン
にすくい上げた内容物を摺り切るようにして計量するこ
とができる。計量を終了した後は、前記折り曲げた固定
部25を元に戻す(上方に立てる)ことにより、再度、
縦方向の折り曲げ線24a を折り曲げて偏平に折り畳む
ことができる。
説明する。但し、本発明は、以下の図面に限定されるも
のではない。図1は、本発明の摺り切りバー付き袋の一
実施例の構成を示す平面図であり、図2は、図1に示し
た摺り切りバー付き袋の使用時の形状を説明する斜視図
である。
は、その本体部を、両側の壁面の積層フィルム1、1′
の下部の間に、底面フィルムを内側に折り返して、底面
フィルム折り返し部5まで挿入してなるガセット形式で
形成し、内側に折り込まれた底面フィルムの両側下端近
傍には、スポット状の底面フィルム切り欠き部(図示せ
ず)を設けておいて、そのガセット部を内側が両側から
中央部にかけて湾曲線状に凹状となる船底形の底部シー
ル部4でヒートシールして底部を形成し、胴部の両側端
縁部を側部シール部2、2でヒートシールして形成する
と共に、袋100の口部となる上部近傍の内面にチャッ
クテープ50を熱接着して取り付け、更にその内側(図
において下側)の内面に折り畳み可能な摺り切りバー6
0を折り畳んだ状態(半折した状態)で熱接着などで接
合し、また、内容物の充填後にヒートシールされる上部
シール部3とチャックテープ50との間に切り取り線6
とその両端にノッチ7、7を設けて構成したものであ
る。上記切り取り線6は、印刷などによる切り取り指示
線のみでもよいが、レーザー光照射などによるハーフカ
ット線や一軸延伸フィルムの積層などの易開封性手段を
併用することが更に好ましい。
の充填は、チャックテープ50の嵌合を解離させ、ま
た、未シールの上部シール部3を開口させることによ
り、上部の開口部から容易に充填し、充填後、チャック
テープ50を嵌合し、上部シール部3をヒートシールし
て密封することができる。内容物が充填された摺り切り
バー付き袋100は、自立性を有し取り扱いが容易であ
ると同時に、容量の割にコンパクトに包装することがで
き、外観にも優れている。
は、ノッチ7を利用して切り取り線6に沿って容易に上
部シール部3を切り取って、チャックテープ50の外側
を開封することができ、それによりチャック50が開閉
可能な状態となる。次いで、チャックテープ50の嵌合
を解離させて袋100の上部を開口させることにより、
開口と同時に、図2に示すように、チャックテープ50
の内側に接合された摺り切りバー60が直線状に開くの
で、前述したように、その固定部25を横方向に折り曲
げることにより、直線状に開いた摺り切りバー60がそ
のまま固定することができ、その下端の摺り切りライン
23の部分を摺り切りバーとして使用することができ
る。
量スプーンですくい上げ、摺り切りバーで余分な内容物
をかき落とすことにより、容易に計量することができ
る。また、この時、袋100が自立性を有するため、摺
り切りによる計量操作を一層容易に行うことができる。
内容物を所望の量だけ計量して取り出した後は、摺り切
りバー60が折り畳み可能であるため、前記固定部25
を元に戻すことにより、摺り切りバー60を半折して元
の状態に折り畳むことができ、次いでチャックテープ5
0を嵌合させることにより、次回の使用まで内容物を安
全に保存することができる。また、内容物を完全に使い
切った後も、従来の保形性容器と比較して、空容器が嵩
張らず廃棄処理も容易であり、製造コストも低減するこ
とができる。
よれば、粉状、顆粒状、粒状などの内容物を安全に密封
包装することができ、且つ、内容物の使用時には、計量
スプーンなどにより容易に精度よく内容物を計量するこ
とができ、その使い勝手や外観もよく、更に、内容物を
使用した後の空容器が嵩張らず、廃棄処理も容易であ
り、また、経済性にも優れた摺り切りバー付き袋を生産
性よく提供できる効果を奏する。
を示す平面図である。
状を説明する斜視図である。
ックテープの構成を説明する模式拡大断面図である。
切りバーの一例の構成を説明する拡大平面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】粉状乃至粒状の内容物を密封包装する袋で
あって、該袋の口部近傍の内面に開閉自在なチャックテ
ープが熱接着されると共に、更にその内側の内面に、折
り畳み可能な摺り切りバーが折り畳まれた状態で接合さ
れ、袋を開口させることにより摺り切りバーが直線状に
開いて摺り切りバーを形成し、計量スプーンによる内容
物の摺り切り計量を可能にしたことを特徴とする摺り切
りバー付き袋。 - 【請求項2】前記袋が、自立性を有する形式に形成され
ていることを特徴とする請求項1記載の摺り切りバー付
き袋。 - 【請求項3】前記袋のチャックテープが熱接着された外
側の端縁部がヒートシール部により封止され、該ヒート
シール部とチャックテープとの間に袋の開封手段が設け
られていることを特徴とする請求項1または2に記載の
摺り切りバー付き袋。 - 【請求項4】前記摺り切りバーが、ポリエチレンまたは
ポリプロピレンで形成されていることを特徴とする請求
項1乃至3のいずれかに記載の摺り切りバー付き袋。
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JP2001355348A JP3721121B2 (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | 摺り切りバー付き袋 |
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Cited By (8)
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2001
- 2001-11-20 JP JP2001355348A patent/JP3721121B2/ja not_active Expired - Fee Related
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