JP2024044526A - マチ付きパウチ - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物の円滑な注出性を維持するマチ付きパウチを提供する。【解決手段】第1サイドシール22によって表側フィルム30および裏側フィルム40に熱溶着される第1マチフィルム50を備えたマチ付きパウチ10であって、第1マチフィルム50は、第1非シール領域53の表裏方向表側に位置する第1表側サイド部分56と、第1非シール領域53の表裏方向裏側に位置する第1裏側サイド部分57とを有し、第1表側サイド部分56および第1裏側サイド部分57には、取手部27がそれぞれ設けられているマチ付きパウチ10。【選択図】図1

Description

本発明は、第1サイドシールによって表側フィルムおよび裏側フィルムに熱溶着される第1マチフィルムを備えたマチ付きパウチに関する。
従来、本出願人は、飲料水や液体洗剤等の内容物を収容する容器として、特許文献1において、第1サイドシールによって表側フィルムおよび裏側フィルムに熱溶着される第1マチフィルムを備えたマチ付きパウチを提案している。
特開2020-132177号公報
ところが、このようなマチ付きパウチでは、注出口を通じて内容物を注出している途中で、注出口から外部空気がパウチ内に入り込んでしまう現象が生じることがあり、この外部空気の侵入の発生によって、所謂脈動が生じる等、円滑な注出が阻害されることがある。
そこで、本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡素な構成で、内容物の円滑な注出性を維持するマチ付きパウチを提供することを目的とするものである。
本発明は、表側フィルムと、内容物収容部を挟んで前記表側フィルムに表裏方向に対向する裏側フィルムと、第1サイドシールによって前記表側フィルムおよび前記裏側フィルムに熱溶着される第1マチフィルムと、使用者がパウチを持つための取手部とを備えたマチ付きパウチであって、前記第1マチフィルムは、前記表側フィルムに熱溶着される第1表側シール領域と、前記裏側フィルムに熱溶着される第1裏側シール領域と、前記第1表側シール領域および前記第1裏側シール領域の内側の領域である第1非シール領域とを有し、前記第1マチフィルムは、前記第1非シール領域の表裏方向表側に位置する第1表側サイド部分と、前記第1非シール領域の表裏方向裏側に位置する第1裏側サイド部分とを有し、前記第1表側サイド部分および前記第1裏側サイド部分には、前記取手部がそれぞれ設けられていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項1に係る発明によれば、第1マチフィルムの第1表側サイド部分および第1裏側サイド部分の両方にそれぞれ取手部を設けている。これにより、両サイドの取手部を利用してパウチを持ち上げた状態で内容物を注出する時に、内容物の注出が進むに従って、使用者によって持たれた両サイドの第1表側サイド部分および第1裏側サイド部分が徐々に近づき、第1マチフィルム側において表側フィルムおよび裏側フィルム間の間隔を狭まるようにすることが可能であるため、内容物の注出を進めるに従って内容物収容部の容積を徐々に減少させることができ、内容物の注出時に注出口から外部空気が入り込んでしまうことを抑制して、内容物の円滑な注出を維持することができる。
本請求項2に係る発明によれば、第1表側サイド部分および第1裏側サイド部分に設けられた取手部の少なくとも一部分が、第1ベース縁部の表裏方向の側方に位置する部分に形成されていることにより、内容物の注出が進むに従って、使用者によって持たれた両サイドの第1表側サイド部分および第1裏側サイド部分を近づける動きをより確実に生じさせることができる。
本請求項3に係る発明によれば、取手部が、第1表側サイド部分および第1裏側サイド部分にフィルム厚み方向に貫通して形成された貫通孔として形成されていることにより、取手部の構造を簡素化でき、パウチ構造が複雑になることを回避できる。
本請求項4に係る発明によれば、第1マチフィルムに、第1マチフィルムをパウチ内側に向けて谷折り状に折り曲げた第1フィルム折曲部が形成されていることにより、内容物の注出が進むに従って第1マチフィルムの折り曲がり具合を徐々に大きくして、両サイドの第1表側サイド部分および第1裏側サイド部分を円滑に近づくようにすることが可能であるため、内容物収容部の容積を円滑に減少させることができる。
本請求項5に係る発明によれば、内側フィルムが、第2収容領域側に向けて内側フィルムを谷折り状に折り曲げた内側フィルム折曲部と、内側フィルム折曲部上に形成されたフィルム貫通部とを有している。これにより、内容物の注出が進むに従って内側フィルムの折れ曲がり具合を大きくして、内側フィルムの第1収容領域側の側面を、内容物を第1収容領域側から第2収容領域側に誘導するガイドとして機能させることが可能であるため、第1収容領域に内容物が残留することを抑制できる。
本請求項6に係る発明によれば、スパウトが第2マチフィルムの第2非シール領域に装着されていることにより、内容物の注出時に、第1マチフィルム側においては、表側フィルムおよび裏側フィルム間の間隔が狭まるのに対して、第2マチフィルム側においては、スパウトが装着されていることによって、表側フィルムおよび裏側フィルム間の間隔が狭まることが防止されるため、第1マチフィルムの両サイドの取手部を利用してパウチを持ち上げた状態での、内容物の重量バランスが良好になるため、安定して注出作業を行うことができる。
本発明の一実施形態に係るマチ付きパウチを示す斜視図。 パウチ本体を構成する各フィルムを示す説明図。 第1マチフィルムを示す説明図。 第2マチフィルムを示す説明図。 マチ付きパウチの使用態様の一例を示す説明図。 マチ付きパウチの変形例を示す説明図。
以下に、本発明の一実施形態であるマチ付きパウチ10について、図面に基づいて説明する。
マチ付きパウチ10は、除草剤、飲料水、液体洗剤等の液体状等の各種内容物を収容するものであり、図1や図2に示すように、可撓性を有したフィルム30、40、50、60を熱溶着して製袋用シール部を形成することで袋状に形成されたパウチ本体20と、パウチ本体20(内容物収容部21)内に配置される内側フィルム70と、パウチ本体20に装着されたスパウト80とを有している。
パウチ本体20は、両側部にマチ部が形成された所謂横ガゼット型のパウチとして構成され、図1や図2に示すように、内容物収容部21を挟んで表裏方向Xに対向して配置される表側フィルム30および裏側フィルム40と、パウチ側部の一方において表側フィルム30および裏側フィルム40の間に配置され、第1サイドシール22によって表側フィルム30および裏側フィルム40に熱溶着される第1マチフィルム50と、内容物収容部21を挟んで前後方向Zに第1マチフィルム50に対向して配置され、パウチ側部の他方において第2サイドシール23によって表側フィルム30および裏側フィルム40に熱溶着される第2マチフィルム60とを有している。
各フィルム30、40、50、60、70は、少なくともその片面に熱溶着層を有した樹脂フィルムとして形成され、互いに熱溶着される箇所において、熱溶着層同士を対向させるように配置されている。
なお、図2等では、各フィルム30、40、50、60、70の各熱溶着領域を塗り潰しで表した。
パウチ本体20は、図1や図2に示すように、第1マチフィルム50の横方向の両側をフィルム30、40に熱溶着した第1サイドシール22と、第2マチフィルム60の横方向の両側をフィルム30、40に熱溶着した第2サイドシール23と、前後方向Zにおける第1サイドシール22および第2サイドシール23の間であって、内容物収容部21を挟んでボトムシール25に対向するパウチ本体20の頂部に対応する位置で、フィルム30、40を固着したトップシール24と、パウチ本体20のパウチ底部20aに対応する位置で、フィルム30、40を固着したボトムシール25と、フィルム30、40と内側フィルム70とを熱溶着した中間シール26とを有している。これらシール22~26は、製袋用シール部を構成する。
本実施形態のように、内側フィルム70を設けている場合、トップシール24およびボトムシール25には、フィルム30、40間を直接的に熱溶着することで、フィルム30、40を固着した部分と、フィルム30、40間に内側フィルム70が介在し、フィルム30、40、70間を熱溶着することで、フィルム30、40を固着した部分とが含まれる。
仮に、内側フィルム70を設けずにマチ付きパウチ10を形成する場合、トップシール24およびボトムシール25は、フィルム30、40間を直接的に熱溶着することでフィルム30、40を固着した部分のみから構成される。
第1マチフィルム50は、図3に示すように、第1サイドシール22において表側フィルム30に熱溶着される第1表側シール領域51と、第1サイドシール22において裏側フィルム40に熱溶着される第1裏側シール領域52と、第1表側シール領域51および第1裏側シール領域52の内側の領域である第1非シール領域53とを有している。
第1非シール領域53は、図3に示すように、第1表側シール領域51との境界である第1表側外縁54と、第1裏側シール領域52との境界である第1裏側外縁55とを有している。
第1マチフィルム50は、第1マチフィルム50の表裏方向Xの中央を上下方向Yに沿って延びる仮想線を基準として線対称(左右対称)に形成され、言い替えると、第1表側外縁54および第1裏側外縁55は、前記仮想線を基準として線対称(左右対称)に形成されている。
第1表側外縁54および第1裏側外縁55は、図3に示すように、互いに表裏方向Xに離間して配置される第1ベース縁部54a、55aと、第1ベース縁部54a、55aの下端から第1表側外縁54および第1裏側外縁55の下端同士を連結する第1下端連結部53aまで延びる第1下方側傾斜縁部54b、55bと、第1ベース縁部54a、55aの上端から第1表側外縁54および第1裏側外縁55の上端同士を連結する第1上端連結部53bまで延びる第1上方側傾斜縁部54c、55cとをそれぞれ有している。
第1ベース縁部54a、55aは、図3に示すように、上下方向Yに沿って直線状に延びるように形成されている。
第1下方側傾斜縁部54b、55bは、図3に示すように、下方に向かうに従って表裏方向Xの内側に寄るように(本実施形態では45°の傾斜角度で)上下方向Yに傾斜して直線状に延びている。
第1上方側傾斜縁部54c、55cは、図3に示すように、上方に向かうに従って表裏方向Xの内側に寄るように(本実施形態では45°の傾斜角度で)上下方向Yに傾斜して直線状に延びている。
第1マチフィルム50は、図3に示すように、第1非シール領域53の表裏方向Xの表側(第1表側外縁54よりも表裏方向Xの表側)に位置する第1表側サイド部分56と、第1非シール領域の表裏方向Xの裏側(第1裏側外縁55よりも表裏方向Xの裏側)に位置する第1裏側サイド部分57とを有している。
本実施形態では、第1表側・裏側サイド部分56、57に、図3に示すように、フィルム30、40に熱溶着された熱溶着部分56a、57aと、フィルム30、40に熱溶着されていない未熱溶着部分56b、57bとが含まれている。
なお、本実施形態では、図3に示すように、表裏方向Xにおいて、未熱溶着部分56b、57bが、熱溶着部分56a、57aに挟まれて形成されている。
第1表側サイド部分56(具体的には、第1表側サイド部分56と表側フィルム30とが重ねられた部分)と、第1裏側サイド部分57(具体的には、第1裏側サイド部分57と裏側フィルム40とが重ねられた部分)とには、図3に示すように、後述する取手部27(第1取手部27a、第2取手部27b)がそれぞれ設けられている。
第1マチフィルム50は、図2や図5に示すように、第1表側サイド部分56および第1裏側サイド部分57の間において、第1マチフィルム50の表裏方向Xの中央を上下方向Yに沿って延びる仮想線に沿って、第1マチフィルム50をパウチ内側に向けて谷折り状に2つ折りに折り曲げた(折り曲げられた状態を維持する折り曲げ加工が施された)第1フィルム折曲部58を有している。
第2マチフィルム60は、図4に示すように、第2サイドシール23において表側フィルム30に熱溶着される第2表側シール領域61と、第2サイドシール23において裏側フィルム40に熱溶着される第2裏側シール領域62と、第2表側シール領域61および第2裏側シール領域62の内側の領域である第2非シール領域63とを有している。
第2非シール領域63は、図4に示すように、第2表側シール領域61との境界である第2表側外縁64と、第2裏側シール領域62との境界である第2裏側外縁65とを有している。
第2マチフィルム60は、第2マチフィルム60の表裏方向Xの中央を上下方向Yに沿って延びる仮想線を基準として線対称(左右対称)に形成され、言い替えると、第2表側外縁64および第2裏側外縁65は、前記仮想線を基準として線対称(左右対称)に形成されている。
第2表側外縁64および第2裏側外縁65は、図4に示すように、互いに表裏方向Xに離間して配置される第2ベース縁部64a、65aと、第2ベース縁部64a、65aの下端から第2表側外縁64および第2裏側外縁65の下端同士を連結する第2下端連結部63aまで延びる第2下方側傾斜縁部64b、65bと、第2ベース縁部64a、65aの上端から第2表側外縁64および第2裏側外縁65の上端同士を連結する第2上端連結部63bまで延びる第2上方側傾斜縁部64c、65cとをそれぞれ有している。
第2ベース縁部64a、65aは、図4に示すように、上下方向Yに沿って直線状に延びるように形成されている。
第2下方側傾斜縁部64b、65bは、図4に示すように、下方に向かうに従って表裏方向Xの内側に寄るように(本実施形態では45°の傾斜角度で)上下方向Yに傾斜して直線状に延びている。
第2上方側傾斜縁部64c、65cは、図4に示すように、上方に向かうに従って表裏方向Xの内側に寄るように上下方向Yに傾斜して直線状に延びている。
また、第2マチフィルム60(の第2非シール領域63)は、図4に示すように、スパウト80のフランジが対向して配置されるフランジ対向領域66を有している。本実施形態では、フランジ対向領域66は、円形状の外周縁を有した円環状に形成されている。
また、第2マチフィルム60は、フィルム厚み方向に貫通して形成された、スパウト80の注出筒部を挿通させるための円形状のスパウト用貫通孔67を有している。
スパウト80は、合成樹脂等から形成され、パウチ本体20の第2マチフィルム60(の第2非シール領域63)に装着されて内容物の注出口として機能するものであり、第2マチフィルム60の第2非シール領域63に対向して配置されるフランジと、円盤状のフランジに対して垂直に延び注出孔が形成された注出筒部と、注出筒部の先端に着脱可能に取り付けられるキャップとを有している。
本実施形態では、スパウト80のフランジは、その中央に貫通孔が形成され円形の外周縁(フランジ外周縁)を有した円盤状(円環状)の部位として形成され、パウチ本体20の内側に配置されて第2マチフィルム60の内側面に熱溶着によってその少なくとも一部分が固着されている。
スパウト80のフランジ(フランジ対向領域66)の中央を含む、フランジ(フランジ対向領域66)の少なくとも一部分(本実施形態では一部)は、図4から分かるように、第2表側外縁64の第2上方側傾斜縁部64cと第2裏側外縁65の第2上方側傾斜縁部65cとの間の領域に対向して配置されている。
上述した、スパウト80のフランジ(の少なくとも一部分)が装着される、第2表側外縁64の第2上方側傾斜縁部64cと第2裏側外縁65の第2上方側傾斜縁部65cとの間の領域は、図1から分かるように、パウチ底部20aを下にしてマチ付きパウチ10を載置面に置いた状態で、表裏方向Xに見た場合に、上方に向かうに従って前後方向Zにおけるパウチ本体20の内側に寄るように傾斜する部分である。そのため、上記領域に取り付けられたスパウト80の注出筒部は、マチ付きパウチ10を載置面に置いた状態では、図1から分かるように、表裏方向Xに見た場合に、上下方向Y(および前後方向Z)に対して斜めに延びた斜め上向きになる、言い替えると、上方に向かうに従って前後方向Zにおけるパウチ本体20の外側に寄るように傾斜した状態になる。
内側フィルム70は、少なくともその片面に熱溶着層を有した矩形状(またはほぼ矩形状)かつ可撓性の樹脂フィルムとして形成され、図2や図5から分かるように、2つ折りに折り曲げられた状態でパウチ本体20(内容物収容部21)内に配置され、その所定箇所がフィルム30、40に熱溶着されている。
内側フィルム70は、図2に示すように、表側フィルム30の内側面に熱溶着によって固着される表側固着部71と、裏側フィルム40の内側面に熱溶着によって熱溶着される裏側固着部72とを有している。
また、内側フィルム70は、図2や図5に示すように、表側固着部71および裏側固着部72の間において、内側フィルム70の表裏方向Xの中央を上下方向Yに沿って延びる仮想線に沿って、内側フィルム70を後述する第2収容領域21b側に向けて谷折り状に2つ折りに折り曲げた(折り曲げられた状態を維持する折り曲げ加工が施された)内側フィルム折曲部73を有している。
また、内側フィルム70には、図2や図5に示すように、フィルム厚み方向に貫通する孔状に形成された複数のフィルム貫通部74が形成され、このフィルム貫通部74の少なくとも1つは、内側フィルム折曲部73上に形成されている。
内容液収容部21は、図5に示すように、内側フィルム70によって仕切られた第1収容領域21aおよび第2収容領域21bを有している。
第1マチフィルム50は、図1や図5に示すように、第1収容領域21aを構成する側壁として機能し、スパウト80は、第2収容領域21bに(直接的に)連通する箇所に装着されている。
また、マチ付きパウチ10には、図1や図2に示すように、使用者がパウチを持つための複数の取手部27が設けられており、本実施形態では、複数の取手部27は、図1や図2に示すように、第1取手部27aと第2取手部27bとを含んでいる。
第1取手部27aは、図3に示すように、第1マチフィルム50の第1表側サイド部分56(具体的には、第1表側サイド部分56と表側フィルム30とが重ねられた部分)と、第1マチフィルム50の第1裏側サイド部分57(具体的には、第1裏側サイド部分57と裏側フィルム40とが重ねられた部分)とにそれぞれ設けられている。
更に具体的には、第1取手部27aの少なくとも一部分(本実施形態では全部)は、図3に示すように、第1表側サイド部分56のうち第1ベース縁部54a、55aの表裏方向Xの表側または裏側に位置する部分に形成されている。
また、第1取手部27aは、図3に示すように、第1表側・裏側サイド部分56、57の熱溶着部分56a、57aおよび未熱溶着部分56b、57bに跨って形成されている。
また、表裏両側の第1取手部27aは、図3に示すように、第1マチフィルム50の表裏方向Xの中央を上下方向Yに沿って延びる仮想線を基準として線対称(左右対称)に形成されている。
第2取手部27bは、図3に示すように、第1マチフィルム50の第1表側サイド部分56(具体的には、第1表側サイド部分56と表側フィルム30とが重ねられた部分)と、第1マチフィルム50の第1裏側サイド部分57(具体的には、第1裏側サイド部分57と裏側フィルム40とが重ねられた部分)とにそれぞれ設けられている。
更に具体的には、第2取手部27bの少なくとも一部分(本実施形態では一部分)は、図3に示すように、第1表側サイド部分56のうち第1上方側傾斜縁部54c、55cの表裏方向Xの表側または裏側に位置する部分に形成され、また、第2取手部27bは、図3に示すように、第1表側・裏側サイド部分56、57の熱溶着部分56a、57aおよび未熱溶着部分56b、57bに跨って形成されている。
また、表裏両側の第2取手部27bは、図3に示すように、第1マチフィルム50の表裏方向Xの中央を上下方向Yに沿って延びる仮想線を基準として線対称(左右対称)に形成されている。
本実施形態では、取手部27a、27bは、図1や図2に示すように、第1表側・裏側サイド部分56、57(具体的には、第1表側・裏側サイド部分56、57とフィルム30、40とが重ねられた部分)にフィルム厚み方向に貫通して形成された貫通孔として形成されている。
なお、図2等においては、技術理解の便宜上、各フィルム30、40、50間を熱溶着していない状態で、取手部27が形成されているものとして図示したが、本実施形態においては、各フィルム30、40、50間を熱溶着した後に、所定箇所に打ち抜き加工を施すことで取手部27を形成する。
また、図1に示す制御固着部28において、フィルム30、40の内側面間が固着されており、これにより、表裏方向両側の第2取手部27bが互いに離れることを阻止して、第2取手部27bに使用者が指等を通し易くしている。
なお、本実施形態では、制御固着部28において第1マチフィルム50を部分的に除去してフィルム30、40間を熱溶着しているが、制御固着部28における固着方法は、接着剤や溶融樹脂を用いたもの等、如何なるものでもよい。
このようにして得られた本実施形態のマチ付きパウチ10では、図5に示すように、第1マチフィルム50の第1表側サイド部分56および第1裏側サイド部分57の両方にそれぞれ取手部27を設けている。これにより、両サイドの取手部27を利用してパウチを持ち上げた状態で内容物を注出する時に、内容物の注出が進むに従って、図5(b)に示すように、使用者によって持たれた両サイドの第1表側サイド部分56および第1裏側サイド部分57が徐々に近づき、第1マチフィルム50側において表側フィルム30および裏側フィルム40間の間隔を狭まるようにすることが可能であるため、内容物の注出を進めるに従って内容物収容部21の容積を徐々に減少させることができ、内容物の注出時に注出口から外部空気が入り込んでしまうことを抑制して、円滑な注出を維持することができる。
また、図2や図3に示すように、第1表側サイド部分56および第1裏側サイド部分57に設けられた取手部27(27a)の少なくとも一部分が、第1ベース縁部54a、55aの表裏方向Xの側方に位置する部分に形成されている(すなわち、第1表側サイド部分56に設けられた取手部27(27a)の少なくとも一部分が、第1ベース縁部54aの表裏方向Xの表側に位置する部分に形成され、また、第1裏側サイド部分57に設けられた取手部27(27a)の少なくとも一部分が、第1ベース縁部55aの表裏方向Xの裏側に位置する部分に形成されている)。これにより、内容物の注出が進むに従って、使用者によって持たれた両サイドの第1表側サイド部分56および第1裏側サイド部分57を近づける動きをより確実に生じさせることができる。
また、図5に示すように、第1マチフィルム50に、第1マチフィルム50をパウチ内側に向けて谷折り状に折り曲げた第1フィルム折曲部58が形成されている。これにより、図5(b)に示すように、内容物の注出が進むに従って第1マチフィルム50の折り曲がり具合を徐々に大きくして、両サイドの第1表側サイド部分56および第1裏側サイド部分57を円滑に近づくようにすることが可能であるため、内容物収容部21の容積を円滑に減少させることができる。
また、図5に示すように、内側フィルム70が、スパウト80が連通して装着された第2収容領域21b側に向けて内側フィルム70を谷折り状に折り曲げた内側フィルム折曲部73と、内側フィルム折曲部73上に形成されたフィルム貫通部74とを有している。これにより、図5(b)に示すように、内容物の注出が進むに従って内側フィルム70の折れ曲がり具合を大きくして、内側フィルム70の第1収容領域21a側の側面を、内容物を第1収容領域21a側から第2収容領域21b側に誘導するガイドとして機能させることが可能であるため、第1収容領域21aに内容物が残留することを抑制できる。
また、図1や図5に示すように、スパウト80が第2マチフィルム60の第2非シール領域63に装着されていることにより、図5(b)に示すように、内容物の注出時に、第1マチフィルム50側においては、表側フィルム30および裏側フィルム40間の間隔が狭まるのに対して、第2マチフィルム60側においては、スパウト80が装着されていることによって、表側フィルム30および裏側フィルム40間の間隔が狭まることが防止されるため、第1マチフィルム50の両サイドの取手部27を利用してパウチを持ち上げた状態での、内容物の重量バランスが良好になるため、安定して注出作業を行うことができる。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。また、上述した実施形態や後述する変形例の各構成を、任意に組み合わせてマチ付きパウチ10を構成しても何ら構わない。
例えば、マチ付きパウチ10を、その使用時や陳列時や運搬時に、外装ケース(図示しない)内に収容されて運用してもよく、また、外装ケース(図示しない)内に収容することなく、マチ付きパウチ10そのものを使用し、又は陳列や運搬を行ってもよい。
また、各フィルム30、40、50、60、70の具体的態様については、低密度ポリエチレンやポリプロピレンなどのオレフィン系やPET(ポリエチレンテレフタレート)などのポリエステル系等の熱溶着性を有する層を少なくとも片面に有するものであれば、熱溶着層の単膜又は熱溶着層に任意の層を積層してもよい。積層を構成する素材は如何なるものでもよく、公知のPETやPBT(ポリブチレンテレフタレート)等のポリエステル、ナイロン等のポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン、アルミ箔等を積層することで任意に形成すればよい。
また、上述した実施形態では、パウチ本体20が、フィルム30、40、50、60の4枚のフィルムから形成されているものとして説明したが、パウチ本体20を構成するフィルムの枚数等の、パウチ本体20の具体的態様は、上記に限定されず、例えば、パウチ底部20aに対応する位置に底部用のマチ用フィルムを別途設けてもよい。
また、第2マチフィルム60を設けることなく、マチ付きパウチ10を、第1マチフィルム50のみを設けたマチ付きパウチとして構成してもよい。
また、内側フィルム70については設けなくてもよい。
また、上述した実施形態では、マチ付きパウチ10が容量2~5Lの大容量パウチとして構成され、また、スパウト80についても、フランジの外径が50~70mmの大型スパウトとして構成されているが、マチ付きパウチ10やスパウト80の大きさは、これに限定されず、実施形態に応じて任意に設定すればよい。
また、上述した実施形態では、第1表側外縁54および第1裏側外縁55が、第1マチフィルム50の表裏方向Xの中央を上下方向Yに沿って延びる仮想線を基準として線対称(左右対称)に形成されているものとして説明したが、第1表側外縁54および第1裏側外縁55が左右非対称に形成されてもよい。
また、同様に、上述した実施形態では、第2表側外縁64および第2裏側外縁65が、第2マチフィルム60の表裏方向Xの中央を上下方向Yに沿って延びる仮想線を基準として線対称(左右対称)に形成されているものとして説明したが、第2表側外縁64および第2裏側外縁65が左右非対称に形成されてもよい。
また、上述した実施形態では、マチ付きパウチ10がスパウト80を備えているものとして説明したが、スパウト80を設けることなく、フィルム30、40、50の少なくとも一部をハサミ等で切断して、内容物収容部21内の内容物を注出するための注出開口を形成するように構成してもよい。
また、上述した実施形態では、フランジが、円形の外周縁を有した円盤状に形成されているものとして説明したが、フランジの具体的形状は、矩形状や多角形状等の円形以外の形状の外周縁(フランジ外周縁)を有するもの等、如何なるものでもよい。
また、上述した実施形態では、フランジが、第2マチフィルム60の内側面に固着されるものとして説明したが、フランジを第2マチフィルム60の外側面に固着してもよい。
また、フランジを第2マチフィルム60に固着する方法は、熱溶着以外にも接着等の如何なるものでもよい。
なお、本明細書内では、「頂部」「底部」「側部」等の上下を示す用語を使用しているが、これら用語は、陳列時や運搬時等におけるマチ付きパウチ10の設置の向きを限定するものではなく、例えば、陳列時や運搬時等に、マチ付きパウチ10の側部や頂部を下にして載置面上にマチ付きパウチ10を設置してもよい。
また、上述した実施形態では、傾斜縁部54b、54c、55c、55b、64b、64c、65c、65bが、上下方向Yに傾斜して延びる1つの直線部分から構成されているものとして説明したが、傾斜縁部54b、54c、55c、55b、64b、64c、65c、65bの具体的態様は、上記に限定されず、少なくとも1つの直線部分や少なくとも1つの曲線部分やこれらの組み合わせで構成すればよい。
また、上述した実施形態では、第1表側・裏側サイド部分56、57が、熱溶着部分56a、57aと未熱溶着部分56b、57bとを含むものとして説明したが、第1表側・裏側サイド部分56、57に未熱溶着部分56b、57bを形成しなくてもよく、すなわち、第1表側・裏側サイド部分56、57の全域に亘ってフィルム30、40を熱溶着してもよい。
また、上述した実施形態では、取手部27が、使用者が手や指を通してパウチ本体20を把持するための貫通孔状に形成されているものとして説明したが、取手部27の具体的態様は、上記に限定されず、使用者がパウチを持つのに適した態様であるものであれば、如何なるものでもよい。
例えば、取手部27を、第1表側・裏側サイド部分56、57のフィルム外縁からフィルム内側に向けて切り欠いた切り欠き状に形成してもよく、また、第1表側・裏側サイド部分56、57に貫通孔や切り欠きを形成するのではなく、第1表側・裏側サイド部分56、57に別体のフィルム等を固着することで、取手部27を第1表側・裏側サイド部分56、57に設けてもよい。
また、上述した実施形態では、図2等に示すように、取手部27が、フィルム30、40、50をフィルム厚み方向に貫通する孔状(または幅有りスリット状)に形成されたものであるものとして説明したが、取手部27の具体的態様は上記に限定されず、フィルム30、40、50をフィルム厚み方向に貫通する切れ込み状のスリット(材料除去を伴わない、その延在方向に対して直交する方向に幅を有さないスリット状)として、取手部27を形成してもよい。なお、取手部27を孔状(または幅有りスリット状)に形成した場合、取手部27の視認性を向上させることができ、取手部27の位置や存在を気づき易くさせることができる。
また、取手部27を貫通孔状に形成する場合、取手部27の少なくとも一部分を第1表側・裏側サイド部分56、57に形成すればよい。
また、上述した実施形態では、取手部27(第1取手部27a、第2取手部27b)が、第1表側・裏側サイド部分56、57の熱溶着部分56a、57aおよび未熱溶着部分56b、57bに跨って形成されていると説明したが、取手部27(第1取手部27a、第2取手部27b)の全域を、熱溶着部分56a、57aまたは未熱溶着部分56b、57bに形成してもよい。
また、上述した実施形態では、取手部27として、第1取手部27aおよび第2取手部27bが設けられているものとして説明したが、第1取手部27aまたは第2取手部27bの一方のみを設けてもよく、また、図6に示すように、取手部27a、27b以外の箇所(図6に示す例ではボトムシール部25)に、他の取手部27を設けてもよい。
10 ・・・ マチ付きパウチ
20 ・・・ パウチ本体
20a ・・・ パウチ底部
21 ・・・ 内容物収容部
21a ・・・ 第1収容領域
21b ・・・ 第2収容領域
22 ・・・ 第1サイドシール
23 ・・・ 第2サイドシール
24 ・・・ トップシール
25 ・・・ ボトムシール
26 ・・・ 中間シール
27 ・・・ 取手部
27a ・・・ 第1取手部(取手部)
27b ・・・ 第2取手部(取手部)
28 ・・・ 制御固着部
30 ・・・ 表側フィルム
40 ・・・ 裏側フィルム
50 ・・・ 第1マチフィルム
51 ・・・ 第1表側シール領域
52 ・・・ 第1裏側シール領域
53 ・・・ 第1非シール領域
53a ・・・ 第1下端連結部
53b ・・・ 第1上端連結部
54 ・・・ 第1表側外縁
54a ・・・ 第1ベース縁部
54b ・・・ 第1下方側傾斜縁部
54c ・・・ 第1上方側傾斜縁部
55 ・・・ 第1裏側外縁
55a ・・・ 第1ベース縁部
55b ・・・ 第1下方側傾斜縁部
55c ・・・ 第1上方側傾斜縁部
56 ・・・ 第1表側サイド部分
56a ・・・ 熱溶着部分
56b ・・・ 未熱溶着部分
57 ・・・ 第1裏側サイド部分
57a ・・・ 熱溶着部分
57b ・・・ 未熱溶着部分
58 ・・・ 第1フィルム折曲部
60 ・・・ 第2マチフィルム
61 ・・・ 第2表側シール領域
62 ・・・ 第2裏側シール領域
63 ・・・ 第2非シール領域
63a ・・・ 第2下端連結部
63b ・・・ 第2上端連結部
64 ・・・ 第2表側外縁
64a ・・・ 第2ベース縁部
64b ・・・ 第2下方側傾斜縁部
64c ・・・ 第2上方側傾斜縁部
65 ・・・ 第2裏側外縁
65a ・・・ 第2ベース縁部
65b ・・・ 第2下方側傾斜縁部
65c ・・・ 第2上方側傾斜縁部
66 ・・・ フランジ対向領域
67 ・・・ スパウト用貫通孔
70 ・・・ 内側フィルム
71 ・・・ 表側固着部
72 ・・・ 裏側固着部
73 ・・・ 内側フィルム折曲部
74 ・・・ フィルム貫通部
80 ・・・ スパウト
X ・・・ 表裏方向
Y ・・・ 上下方向
Z ・・・ 前後方向

Claims (6)

  1. 表側フィルムと、内容物収容部を挟んで前記表側フィルムに表裏方向に対向する裏側フィルムと、第1サイドシールによって前記表側フィルムおよび前記裏側フィルムに熱溶着される第1マチフィルムと、使用者がパウチを持つための取手部とを備えたマチ付きパウチであって、
    前記第1マチフィルムは、前記表側フィルムに熱溶着される第1表側シール領域と、前記裏側フィルムに熱溶着される第1裏側シール領域と、前記第1表側シール領域および前記第1裏側シール領域の内側の領域である第1非シール領域とを有し、
    前記第1マチフィルムは、前記第1非シール領域の表裏方向表側に位置する第1表側サイド部分と、前記第1非シール領域の表裏方向裏側に位置する第1裏側サイド部分とを有し、
    前記第1表側サイド部分および前記第1裏側サイド部分には、前記取手部がそれぞれ設けられていることを特徴とするマチ付きパウチ。
  2. 前記第1非シール領域は、前記第1表側シール領域との境界である第1表側外縁と、前記第1裏側シール領域との境界である第1裏側外縁とを有し、
    前記第1表側外縁および前記第1裏側外縁は、互いに表裏方向に離間して配置される第1ベース縁部と、前記第1ベース縁部の上端から、前記第1表側外縁および前記第1裏側外縁の上端同士を連結する第1上端連結部まで延びる第1上方側傾斜縁部と、前記第1表側外縁および前記第1裏側外縁の下端同士を連結する第1下端連結部まで延びる第1下方側傾斜縁部とをそれぞれ有し、
    前記第1表側サイド部分に設けられた前記取手部は、その少なくとも一部分が、前記第1表側外縁の前記第1ベース縁部の表裏方向表側に位置する部分に形成され、
    前記第1裏側サイド部分に設けられた前記取手部は、その少なくとも一部分が、前記第1裏側外縁の前記第1ベース縁部の表裏方向裏側に位置する部分に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のマチ付きパウチ。
  3. 前記取手部は、前記第1表側サイド部分および前記第1裏側サイド部分にフィルム厚み方向に貫通して形成された貫通孔として形成されていることを特徴とする請求項1に記載のマチ付きパウチ。
  4. 前記第1マチフィルムは、前記第1表側サイド部分および前記第1裏側サイド部分の間において前記第1マチフィルムをパウチ内側に向けて谷折り状に折り曲げた第1フィルム折曲部を有していることを特徴とする請求項1に記載のマチ付きパウチ。
  5. 前記内容液収容部内に配置される内側フィルムを更に備え、
    前記内容液収容部は、前記内側フィルムによって仕切られた第1収容領域および第2収容領域を有し、
    前記第1マチフィルムは、前記第1収容領域を構成する側壁として機能し、
    前記内側フィルムは、前記表側フィルムの内側面に固着される表側固着部と、前記裏側フィルムの内側面に熱溶着される裏側固着部と、前記表側固着部および前記裏側固着部の間において前記内側フィルムを前記第2収容領域側に向けて谷折り状に折り曲げた内側フィルム折曲部と、前記内側フィルム折曲部上に形成されたフィルム貫通部とを有していることを特徴とする請求項1に記載のマチ付きパウチ。
  6. 内容液収容部を挟んで前後方向に前記第1マチフィルムに対向して配置され、第2サイドシールによって前記表側フィルムおよび前記裏側フィルムに熱溶着される第2マチフィルムと、スパウトとを更に備え、
    前記第2マチフィルムは、前記表側フィルムに熱溶着される第2表側シール領域と、前記裏側フィルムに熱溶着される第2裏側シール領域と、前記第2表側シール領域および前記第2裏側シール領域の内側の部分である第2非シール領域とを有し、
    前記スパウトは、前記第2非シール領域に装着されていることを特徴とする請求項1に記載のマチ付きパウチ。

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