JP7314637B2 - パウチ - Google Patents

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Description

本発明は、マチ部を有したパウチに関する。
従来、飲料水等の流動性を有した内容物を収容する容器として、樹脂フィルムから形成された袋状のマチ付きパウチが公知である(例えば、特許文献1を参照)。
また、特許文献1にも開示されるように、その使用時(内容物の注出時)や陳列時や運搬時等において、所謂バックインボックス形式でマチ付きパウチを運用する、すなわち、外装ケース内にマチ付きパウチを収容して運用することも知られている。
特開2012-121611号公報
ところが、このようなマチ付きパウチを構成する樹脂フィルムは可撓性を有しているため、特にマチ付きパウチを大容量に形成した場合に、図26に示すような、飲料水等の流動性を有した内容物の自重によって、パウチ本体の下側部分に膨れが生じる所謂胴膨れが生じることがある。
そして、上記の胴膨れが生じる場合、その使用時や陳列時や運搬時等におけるマチ付きパウチの設置スペースを大きく確保する必要があり、また、バッグインボックス形式で運用する場合には、マチ付きパウチの胴膨れを考慮して、外装ケースに強度を持たせる必要が生じる。
そこで、本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡素な構成で、設置スペースの狭小化を実現するパウチを提供することを目的とするものである。
本発明のパウチは、マチ部を有したパウチであって、パウチ本体と、前記パウチ本体内に配置される内側支え部材とを備え、前記パウチ本体は、内容物収容部と、前記内容物収容部を挟んで対向する第1被固着部および第2被固着部を有し、前記内側支え部材は、前記第1被固着部に固着された第1固着部と、前記第2被固着部に固着された第2固着部とを有することにより、前記課題を解決するものである。
本発明によれば、内側支え部材によって、内容物収容部を挟んで対向するパウチ本体の第1被固着部および第2被固着部が互いに離れることを阻止することが可能であるため、内容物を収容したパウチの全体形状を維持し、飲料水等の流動性を有した内容物の自重によってパウチ本体の下側部分に膨れが生じる所謂胴膨れを抑制することができる。これにより、その使用時や陳列時や運搬時等におけるパウチの設置スペースの狭小化を実現するとともに、バッグインボックス形式でパウチを運用する場合には、パウチを収容する外装ケースに高い強度を持たせる必要を無くすことができる
また、内側支え部材自体、または、パウチ本体と内側支え部材との間の固着部に、周辺部位よりも強度が弱い弱化部が形成されていることによりで、パウチの落下等が生じた場合に、当該弱化部を破断または損傷させることで、パウチの落下等の履歴をパウチに残すことができ、また、内側支え部材自体、または、パウチ本体と内側支え部材との間の固着部は、破断または損傷が生じた場合であっても内容物の漏出に繋がる部位ではないため、内容物の漏出を生じさせることなく、パウチの落下等の履歴をパウチに残すことができる。
また、パウチ本体を構成するフィルムと内側支え部材を構成するフィルムとの間の固着領域には、流体を封入状態で収容した流体収容部が形成されていることにより、流通部の形成位置を調整することによって、内容物の充填時に、内容物の流れを整流して泡立ちを抑制することが可能であるため、パウチ内への内容物の充填効率を向上させることができる。
本発明を説明する上での第1参考例に係るパウチを示す斜視図。 パウチを示す断面斜視図。 パウチを構成する各フィルムを示す説明図。 フィルムの溶着方法の一例を示す説明図。 スパウト装着位置の変形例を示す斜視図。 図5に示す例における各フィルムを示す説明図。 内側支え部材の各種変形例を示す説明図。 内側支え部材の取り付け態様の各種変形例を示す説明図。 マチ部用フィルムの取り付け態様の一例を示す説明図。 マチ部用フィルムの取り付け態様の変形例を示す説明図。 マチ部用フィルムの取り付け態様の異なる変形例を示す説明図。 第2参考例のパウチを示す説明図。 第2参考例における各フィルムを示す説明図。 第2参考例の第1変形例を示す説明図。 第2参考例の第2変形例を示す説明図。 第1実施形態における内側支え部材を示す説明図。 第2実施形態のパウチを示す説明図。 第2実施形態のパウチを切断して示す説明図。 第3参考例のパウチを切断して示す説明図。 第3参考例における内容物充填時の様子を示す説明図。 第4参考例のパウチを示す説明図。 第5参考例のパウチを示す説明図。 第6参考例のパウチを示す説明図。 第6参考例のパウチを吊り下げた状態を示す説明図。 図24とは異なる態様で第6参考例のパウチを吊り下げた状態を示す説明図。 胴膨れを生じたパウチを示す参考図。
以下に、本発明を説明する上での第1参考例に係るパウチ10について、図面に基づいて説明する。
パウチ10は、液体洗剤等の流動性を有した内容物を収容するものであり、図1に示すように、可撓性を有した樹脂フィルムから袋状に形成されたパウチ本体20と、パウチ本体20に装着されたスパウト60と、パウチ本体20内に配置される内側支え部材70とを有している。パウチ10は、その使用時や陳列時や運搬時に、外装ケース(図示しない)内に収容されて運用される。
パウチ本体20は、内容物収容部21の周囲において表側フィルム30と裏側フィルム40と一対のマチ部用フィルム50とを熱溶着したシール部23を形成することで袋状に形成され、本参考例では、図1に示すように、両側部にマチ部22が形成された所謂横ガゼット型のパウチとして構成されている。
各フィルム30、40、50は、少なくともその片面に熱溶着層を有した矩形状(またはほぼ矩形状)の樹脂フィルムとして形成され、互いに熱溶着される箇所において、熱溶着層同士を対向させるように配置されている。
各フィルム30、40、50の熱溶着領域については、以下の通りである。なお、図3では、各熱溶着領域をドットパターンで表している。
まず、表側フィルム30は、図3に示すように、裏側フィルム40に熱溶着される第1熱溶着領域31と、マチ部用フィルム50に熱溶着される第2熱溶着領域32と、スパウト60に熱溶着される第3熱溶着領域33と、内側支え部材70に熱溶着される第4熱溶着領域34とを有している。
また、裏側フィルム40は、図3に示すように、表側フィルム30に熱溶着される第1熱溶着領域41と、マチ部用フィルム50に熱溶着される第2熱溶着領域42と、スパウト60に熱溶着される第3熱溶着領域43と、内側支え部材70に熱溶着される第4熱溶着領域44とを有している。
また、マチ部用フィルム50は、図3に示すように、表側フィルム30に熱溶着される第1熱溶着領域51と、裏側フィルム40に熱溶着される第2熱溶着領域52とを有している。
スパウト60は、合成樹脂等から形成され、パウチ本体20に装着されて内容物の注出口として機能するものである。
参考例では、スパウト60は、図1に示すように、パウチ10の頂部側のシール部23において、表側フィルム30と裏側フィルム40との間に配置され、熱溶着によって表側フィルム30(の第3熱溶着領域33)および裏側フィルム40(の第3熱溶着領域43)に対して固着されている。
スパウト60は、図1に示すように、パウチ10の頂部側のシール部23における中央部よりも一方側(図1における左側)に寄った位置に装着されている。
参考例では、パウチ10の使用時(内容物の注出時)に、スパウト60を装着したパウチ10の頂部を横方向に向けるとともに、マチ部22が形成されたパウチ10の側部を下に向けた状態で、パウチ10が使用される。この際、スパウト60をより低い位置に配置して内容物の注出を円滑に行う観点から、図1のパウチ10の左側の側部を下に向けた状態でパウチ10を載置面上に設置することが好ましい。
内側支え部材70は、図2に示すように、パウチ本体20(内容物収容部21)内に配置されるものであり、本参考例では、少なくともその片面に熱溶着層を有した矩形状(またはほぼ矩形状)かつ可撓性の樹脂フィルムとして形成されている。
内側支え部材70は、図3に示すように、パウチ本体20の第1被固着部24に固着される第1固着部71をその長手方向の一端側に有するとともに、内容物収容部21を挟んで第1被固着部24に対向したパウチ本体20の第2被固着部25に固着される第2固着部72をその長手方向の他端側に有している。
第1固着部71は、図1や図3に示すように、パウチ10の頂部側のシール部23において、その熱溶着層を表側フィルム30の熱溶着層および裏側フィルム40の熱溶着層に対向させるように2つ折りに折り曲げられた状態で、表側フィルム30および裏側フィルム40の間に配置され、表側フィルム30および裏側フィルム40に対して熱溶着されている。本参考例では、図1に示すように、パウチ10の頂部側のシール部23の一部が、パウチ本体20の第1被固着部24として機能する。
第2固着部72は、図1や図3に示すように、パウチ10の底部側のシール部23において、その熱溶着層を表側フィルム30の熱溶着層および裏側フィルム40の熱溶着層に対向させるように2つ折りに折り曲げられた状態で、表側フィルム30および裏側フィルム40の間に配置され、表側フィルム30および裏側フィルム40に対して熱溶着されている。本参考例では、図1に示すように、パウチ10の底部側のシール部23の一部が、パウチ本体20の第2被固着部25として機能する。
なお、第1固着部71および第2固着部72においては、2つ折り状態の内側支え部材70の内側面同士も熱溶着されている。例えば、内側支え部材70の両面に熱溶着層を設けるか内側支え部材70を熱溶着性の素材の単膜とすることで、内側支え部材70の内側面同士も熱溶着することができる。
また、内側支え部材70は、図3に示すように、パウチ本体20の第3被固着部26に固着される第3固着部73をその短手方向の一端側に有するとともに、内容物収容部21を挟んで第3被固着部26に対向したパウチ本体20の第4被固着部27に固着される第4固着部74をその短手方向の他端側に有している。
第3固着部73は、図2に示すように、その熱溶着層を表側フィルム30の内側面側の熱溶着層に対向させた状態で配置され、表側フィルム30の内側面に対して熱溶着されている。本参考例では、表側フィルム30の内側面の一部が、パウチ本体20の第3被固着部26として機能する。
第4固着部74は、図2に示すように、その熱溶着層を裏側フィルム40の内側面側の熱溶着層に対向させた状態で配置され、裏側フィルム40の内側面に対して熱溶着されている。本参考例では、裏側フィルム40の内側面の一部が、パウチ本体20の第4被固着部27として機能する。
このように、本参考例では、内側支え部材70の固着部71、72、73、74がパウチ本体20の被固着部24、25、26、27に固着されていることにより、パウチ本体20の全体形状を維持することができ、特に、陳列時や運搬時等において、パウチ本体20の底部側(スパウト60を装着した側とは反対側)を下に向けた状態でパウチ本体20を載置面上に置いた場合であっても、表側フィルム30および裏側フィルム40が離間する胴体膨れを抑制することができる。
また、本参考例では、パウチ本体20に対して内側支え部材70の固着部71、72、73、74が熱溶着によって固着されていることから、パウチ本体20を袋状に形成するためのシール部23の少なくとも一部を形成する時(すなわち、表側フィルム30と裏側フィルム40とマチ部用フィルム50とを熱溶着してシール部23の少なくとも一部を形成する時)に、パウチ本体20に対する内側支え部材70の熱溶着も一度に行うことができる。
なお、本参考例では、パウチ本体20に対して内側支え部材70を熱溶着する時に、図4に示すように、表側フィルム30と裏側フィルム40との間に内側支え部材70を2つ折りにして配置し、表側フィルム30と裏側フィルム40と内側支え部材70とを一対の熱溶着治具90によって挟み込むことで、表側フィルム30および内側支え部材70の対向面間の一部領域(具体的には、図3に示す第4熱溶着領域34、第1固着部71、第2固着部72、第3固着部73)を熱溶着するとともに、裏側フィルム40および内側支え部材70の対向面間の一部領域(具体的には、図3に示す第4熱溶着領域34、第1固着部71、第2固着部72、第4固着部74)を熱溶着する。ここで、内側支え部材70の両面が熱溶着性を有する層であって、2つ折りされた内側の面が熱溶着されることが望ましくない場合、当該工程において、2つ折りされた内側支え部材70の内側面(対向面)同士が熱溶着されてしまうことを回避するために、2つ折りされた内側支え部材70の内側面(対向面)間に邪魔板80を配置することが好ましい。内側支え部材70の両面が熱溶着性を有する場合には、片面ずつ互いに溶着温度の異なる素材を使用し、溶着温度を制御することで2つ折りされた内側の面同士を熱溶着したり、逆に熱溶着しないようにすることも可能であるが、邪魔板80を用いれば、簡易に内側支え部材70の内側面(対向面)同士が熱溶着されてしまうことを回避することができる。
なお、内側支え部材70の両面が熱溶着性を有する層でなくとも、熱溶着時に邪魔板80を用いることもできる。
また、上記の表側フィルム30および裏側フィルム40に対して内側支え部材70を熱溶着する工程は、パウチ本体20を袋状に形成するためのシール部23を形成する工程(すなわち、表側フィルム30と裏側フィルム40とマチ部用フィルム50との間を熱溶着する工程)と同時に行ってもよく、また、別に行ってもよい。
また、内側支え部材70は、図3に示すように、その表裏方向に貫通して形成され内容物を流通させるための複数の孔状の流通部75を有している。本参考例のように、内側支え部材70の全外縁が内容物収容部21の内壁に固着され、内側支え部材70によって内容物収容部21内が複数(2つ)の空間に区分されている場合であっても、内容物収容部21内で流通部75を通じて内容物を流動させることができる。
また、内側支え部材70は、図2に示すように、その内側の非溶着領域(固着部71~74よりも内側の、流通部75が形成された部分)がマチ部用フィルム50に平行に配置されている。
また、パウチ10の頂部側のシール部23には、図1や図3に示すように、使用者が手や指を通してパウチ10を持つための把手孔28が形成されている。把手孔28の少なくとも一部(本実施形態では全部)は、表側フィルム30と裏側フィルム40と第1固着部71とが重なった部位を貫通するように形成されている。
次に、第2参考例に係るパウチ10について、図12~15に基づいて説明する。ここで、第2実施形態では、一部構成以外については、前述した第1実施形態と全く同じであるため、相違点以外の構成については、その説明を省略する。
従来から、パウチの左右にマチ部を有したスパウトパウチで、把持穴部を有したスパウトパウチがある(特許文献2:特開2017-210257)。この手のパウチは、運搬時に段ボールケース等の箱形ケースに収容されて運搬されるが、スパウトパウチ下部から上部に向かってパウチ幅が小さくなっている。そのため、スパウトパウチの箱形ケースへの収容時に、スパウトパウチと箱形ケースの内壁との間に隙間が多く、収容効率が悪いという課題がある。第2参考例に示すパウチ10は、本課題を解決することを目的としたパウチである。
第2参考例では、パウチ10の全体形状を収納・陳列等に適した形状(本参考例では、パウチ10の全体形状を略直方体)に整え、パウチ10の収納性や陳列性を向上することを目的として、図12や図13に示すように、フィルム30、40、50の所定箇所に、折り目加工部35、45、56が形成されている。
具体的に説明すると、まず、折り目加工部35、45、56は、フィルム30、40、50の所定箇所を厚み方向に凹凸状に変形させることで、フィルム30、40、50の所定箇所で折れ曲がりを生じ易くするための加工が施された部位である。
表側フィルム30および裏側フィルム40は、図12や図13に示すように、上方側(パウチ10の頂部側)および下方側(パウチ10の底部側)の2箇所において、左右方向に沿って延びる第1の折り目加工部35a、45aと、上方側の第1の折り目加工部35a、45aよりも上方側(更に具体的には、表側フィルム30および裏側フィルム40が互いに熱溶着される第1熱溶着領域31、41の下端位置)において、左右方向に沿って延びる第2の折り目加工部35b、45bとを有している。
第1の折り目加工部35a、45aは、図12に示すように、フィルム30、40の外面側が凸状になるように折れ曲がりが生じ易くなるように形成されている。
また、第2の折り目加工部35b、45bの一方は、フィルム30、40の外面側が凸状になるようにフィルム30、40の折れ曲がりが生じ易くなるように形成され、第2の折り目加工部35b、45bの他方は、フィルム30、40の外面側が凹状になるようにフィルム30、40の折れ曲がりが生じ易くなるように形成されている。
また、第1の折り目加工部35a、45aと第2の折り目加工部35b、45bとの間の上下方向における距離と、第2の折り目加工部35b、45bからフィルム30、40の上端までの距離とは、第2の折り目加工部35b、45bからフィルム30、40の上端までの距離の方が小さく設定されており、これにより、図12に示すように、フィルム30、40の第2の折り目加工部35b、45bよりも上方側を倒した時に、フィルム30、40の第2の折り目加工部35b、45bよりも上方側がはみ出てしまうことを回避できる。
また、マチ部用フィルム50は、図12や図13に示すように、第1の折り目加工部35a、45aと同じ高さ位置に設定された上下2箇所において、左右方向に沿って延びる折り目加工部56を有している。
折り目加工部56は、マチ部用フィルム50の外面側が凸状になるようにマチ部用フィルム50の折れ曲がりが生じ易くなるように形成されている。
上述したように、フィルム30、40、50に折り目加工部35、45、56を形成することにより、図12に示すように、パウチ10の全体形状を収納等に適した略直方体にすることができるとともに、パウチ10の頂部側のシール部23(表側フィルム30側または裏側フィルム40の第2の折り目加工部35b、45bよりも上方側)が表側フィルム30側または裏側フィルム40側の一方に倒れ易くなる。
なお、図12に示す例では、スパウト60が、パウチ10の底部側を下側にして載置面上に置いた状態でパウチ10の側面になる位置(正確には、表側フィルム30または裏側フィルム40の一方の、上下の第1の折り目加工部35a、45aの間の位置)に取り付けられているが、図14に示すように、パウチ10の底部側を下側にして載置面上に置いた状態でパウチ10の天面になる位置(正確には、表側フィルム30または裏側フィルム40の一方の、上方の第1の折り目加工部35a、45aおよび第2の折り目加工部35b、45bの間の位置)に、スパウト60を取り付けることも考えられる。この図14に示す例では、パウチ10の収納性等を更に向上することができる。
また、図15に示す例のように、パウチ10の頂部側のシール部23に形成された把手穴28を、スパウト60に引っ掛けることも考えられる。
具体的に説明すると、図15に示す例では、まず、パウチ10の底部側を下側にして載置面上に置いた状態でパウチ10の天面になる位置(正確には、表側フィルム30または裏側フィルム40の一方の、上方の第1の折り目加工部35a、45aおよび第2の折り目加工部35b、45bの間の位置)に、スパウト60が取り付けられている。
また、表側フィルム30および裏側フィルム40の第2の折り目加工部35b、45bは、パウチ10の頂部側のシール部23が、スパウト60を設置した側に倒れ易くなるように形成されている。
なお、上記の折り目加工部35、45、56の具体的な形成手法については、如何なるものでもよいが、折り目加工の一例としては、本出願人が特願2018-031838号で提案した、第1層および前記第1層よりも伸びが小さい第2層を有した少なくとも1枚のフィルムを、2枚のフィルムの間に非固着状態で配置したフィルム重ね箇所に、冷間で厚み方向に圧縮成形を施すことで、フィルム重ね箇所において2枚のフィルム部の間に配置されたフィルムを第2層側に張り出させる、所謂CS加工が挙げられる。
また、上述した第2参考例では、フィルム30、40、50に折り目加工部35、45、56を形成するものとして説明したが、任意のフィルムに折り目加工部を形成すればよく、例えば、フィルム30、40のみに折り目加工部35、45を形成してもよく、また、内側支え部材70を設ける場合には、内側支え部材70にも折り目加工部を形成してよい。
また、折り目加工部35、45、56を形成する位置や長さ等の具体的態様については、所望のパウチ10の全体形状に応じて、任意に設定すればよい。
また、上述した第2参考例では、パウチ10が内側支え部材70を備えているものとして説明したが、パウチ10を構成するにあたって、内側支え部材70自体を設けなくてもよい。
次に、本発明の第1実施形態に係るパウチ10について、図16に基づいて説明する。ここで、第1実施形態では、一部構成以外については、前述した第1参考例と全く同じであるため、相違点以外の構成については、その説明を省略する。
特許文献1に記載のパウチは、樹脂製のフィルム等で構成されるため、保管時や陳列時等に作業者等がパウチを落下させ、パウチが損傷してしまう危険性を伴っている。例えば、バッグインボックス用内袋のように内容量が大きく重量が重くなる場合は、作業者等が内容物入りのパウチ製品を作業者等が持ち上げるのに負担がかかり、作業途中にパウチ製品を落下させるおそれは少なからず存在するものと考えられる。第1実施形態に示すパウチ10は、作業者等によるパウチ衝撃時の履歴をパウチに残すことを目的としたパウチである。
第1実施形態では、製品の保管時や陳列時等に作業者等がパウチ10を落下させたことやパウチ10に対して強い衝撃が加わったことの履歴をパウチ10に残すことを目的として、内側支え部材70自体、または、パウチ本体20と内側支え部材70との間の固着部に、周辺部位よりも強度が弱く、パウチ10の落下時等に破断または損傷する弱化部76が形成されている。
このような弱化部76の具体的態様としては、まず、内側支え部材70自体に弱化部76を形成することが考えられる。
この場合の弱化部76の具体的態様は、図16(a)に示すように、内側支え部材70の流通部75の間に形成された連結片に貫通孔やスリットを形成して連結片の一部分の強度を弱めたり、図16(b)に示すように、連結片の一部に幅狭部を形成して連結片の一部分の強度を弱めたりすることが考えられる。パウチ10へ衝撃がかかった時に、図16(a)(b)に示す弱化部76が完全にちぎれたり、ちぎれなくとも伸ばされたり、或いは、内側支え部材70を構成するフィルムを多層とする場合、表裏フィルムのラミネートが剥離する等の破断や損傷が内側支え部材70に生じる。この破断や損傷状態を観察することで、パウチ10が落下等で衝撃を受けたことを認識することができる。
また、このような弱化部76の具体的態様としては、パウチ本体20と内側支え部材70との間の固着部に弱化部76を形成することも考えられる。
この場合の具体的態様についても、パウチ10の落下時等に破断または損傷するように形成されたものであれば、如何なるものでもよいが、例えば、図16(c)に示すように、パウチ本体20と内側支え部材70との間の固着部の一部に、熱溶着時の温度や圧力を低く設定したり固着面積を小さくする等の手法によって固着強度が弱い部分を設け、この部分を弱化部76として利用してもよい。パウチ10へ衝撃がかかった時に、図16(c)に示すこの弱化部76が一部又は完全に剥がれたりすることで、内側支え部材70に破断や損傷が生じる。この破断や損傷状態を観察することで、パウチ10が落下等で衝撃を受けたことを認識することができる。
また、第1実施形態では、パウチ10の落下時等における弱化部76の破断または損傷をパウチ10の外部から視認することが可能であるように、パウチ本体20を構成するフィルム30、40、50の少なくとも一部に、透明または半透明な部分が設けられている。
また、パウチ10の落下時等に弱化部76が破断または損傷した場合であっても、内側支え部材70によるパウチ10の胴膨れ抑制機能が損なわれない態様で、弱化部76を形成するのが望ましい。
このようにして得られた第1実施形態では、パウチ10の落下時等に破断または損傷する弱化部76を形成することにより、パウチ10の落下等の履歴をパウチ10に残すことができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るパウチ10について、図17、18に基づいて説明する。ここで、第2実施形態では、一部構成以外については、前述した第1参考例と全く同じであるため、相違点以外の構成については、その説明を省略する。
特許文献1に記載のパウチは、樹脂製のフィルム等で構成されるため、内容物が収容されたパウチ製品をそのまま載置した場合、内容物の流動によって自立性を維持できないおそれがある。例えば、バッグインボックス用内袋のように内容量が大きく重量が重くなる場合は、内容物の流動時にフィルムに与える力が大きくなるため、自立性がより悪くなる可能性が考えられる。第2実施形態に示すパウチ10は、自立性を向上させることを目的としたパウチである。
第2実施形態では、図17や図18に示すように、パウチ10を載置面上に置いた場合におけるパウチ10の自立性を向上することを目的として、パウチ本体20の第3被固着部26と内側支え部材70の第3固着部73との間の固着領域、および、パウチ本体20の第4被固着部27と内側支え部材70の第4固着部74との間の固着領域の少なくとも一方(本実施形態では両方)に、エアー等の流体を封入状態で収容した流体収容部91が形成されている。
具体的に説明すると、流体収容部91は、図17や図18から分かるように、被固着部26と固着部73、74との固着領域の一部に、被固着部26と固着部73、74とを固着しない非固着領域を形成し、当該非固着領域にエアー等の流体を封入状態で収容して成るものである。
流体収容部91の下端部は、図17や図18に示すように、パウチ10の底部側を下側にしてパウチ10を載置面上に置いた場合に、載置面付近で表側フィルム30や裏側フィルム40が折れ曲がる位置付近に設定され、また、流体収容部91の上端部は、パウチ10の頂部側で表側フィルム30や裏側フィルム40が折れ曲がる位置付近に設定されている。
なお、流体収容部91の上下端の位置等の具体的態様については、実施形態に応じて任意に決定すればよい。
なお、第2実施形態では、被固着部26と固着部73、74との固着領域の一部に、被固着部26と固着部73、74とを固着しない非固着領域を形成して、エア等の流体を収容する流体収容部91を設けたが、表側及び/又は裏側フィルム30、40を多層とする場合、流体収容部91となる位置において各フィルム30、40の層間を剥離させ空間を作ることにより、流体収容部91としてもよい。或いは、内側支え部材70を多層のフィルムから構成する場合、流体収容部91となる位置においてフィルム70の層間を剥離させ空間を作ることにより、流体収容部91としてもよい。
このようにして得られた第2実施形態では、流体収容部91を形成することにより、パウチ10を載置面上に置いた場合におけるパウチ10の自立性を向上することができる。
次に、第3参考例に係るパウチ10について、図19、20に基づいて説明する。ここで、第3参考例では、一部構成以外については、前述した第1参考例と全く同じであるため、相違点以外の構成については、その説明を省略する。
従来から、パウチの左右にマチ部を有したスパウトパウチにおいて、内容物の充填をパウチの上部の充填口から行うものがある(特許文献3:特開平11-314644)。特許文献3に記載のパウチでは、内容物の充填時に、パウチ内で内容物に泡が生じることがある。この場合、パウチの充填口をシールして密封するためには、充填が進むにつれ泡部分が持ち上がり、満充填時に泡部分がパウチ内に収まっている必要がある。すなわち、パウチには、泡部分を考慮して、パウチに余裕スペースを設けなくてはならず、パウチの大きさに対して、少ない容量の内容物を充填することになり、充填効率が悪くなるおそれがある。第3参考例に示すパウチ10は、充填効率を向上させることを目的としたパウチである。
3参考例では、図19や図20に示すように、パウチ10内への液体洗剤等の内容物の充填時にパウチ10内で生じがちな泡立ちを抑制することを目的として、内側支え部材70の下方領域のみに、流通部75が形成されている。
具体的に説明すると、第3参考例においては、図19や図20に示すように、内側支え部材70の下方領域(上下方向における内側支え部材70の下側半分の領域)のみに流通部75が形成され、内側支え部材70の上方領域(上下方向における内側支え部材70の上側半分の領域)には流通部75が形成されていない。
そして、第3参考例では、内容物の充填時に、シール部23が形成されていない(各フィルム30、40、70が熱溶着されていない)パウチ10の頂部側から、図20に示すように、内側支え部材70によって区分された内容物収容部21内の一方の空間21aに、充填ノズル77から内容物を充填する。この内容物収容部21内の一方の空間21aに供給された内容物は、流通部75を通じて内容物収容部21内の他方の空間21aにも供給される。なお、充填ノズル77は、ノズルの開口部を最初パウチ10の底部付近に配置し、内容物を充填しながら、開口部が液面に触れないように、内容物の液面に追従して上方へ移動する。
このようにして得られた第3参考例では、図19や図20に示すように、内側支え部材70の下方領域(上下方向における内側支え部材70の下側半分の領域)のみに流通部75が形成されていることにより、内容物の充填時に、図20に示すように、内容物の流れを整流することが可能であるため、液体洗剤等の泡立ちを生じる内容物を充填する場合であっても、充填時における泡立ちを抑制することができる。また、これにより、充填時における内容物の泡立ちを考慮して予め設定される内容物収容部21の余裕スペースを低減することができ、充填効率を向上することができる。
3参考例では、流通部75を内側支え部材70の下側に設けているが、流通部75は下側に限らず、図20(b)に示すように、上側にも設けて、定期的に泡を、充填側の内容物収容部21から隣の内容物収容部21の側へ逃がす構成としてもよい。また、図20(c)に示すように、充填ノズル77を内側支え部材70に近づけて配置し、内容物を内側支え部材70に向かって注ぐことにより、内容物を内側支え部材70に沿わせるように充填してもよい。また、流通部75にメッシュ等の細かい貫通孔を有する部材を配置することにより、内容物の流通部75の流通時に泡を壊して少なくすることもできる。
次に、第4参考例に係るパウチ10について、図21に基づいて説明する。ここで、第4参考例では、一部構成以外については、前述した第1参考例と全く同じであるため、相違点以外の構成については、その説明を省略する。
特許文献2に記載のパウチは、手や指でパウチを把持するための把持孔を備えている。特許文献2に記載のパウチでは、フィルムを貫通するスリットをフィルムに形成し、把持孔としている。この場合、内容物が収容されたパウチ製品において、使用者が把持孔に手や指を通してパウチを持ち上げると、スリットの端部に、内容物の自重による負荷がかかり、スリットの端部をキッカケにスリットが裂けてしまうおそれがある。特に、内容物の重量が大きくなると、その危険性は大きくなると考えられる。
4参考例では、図21に示すように、パウチ10の頂部側のシール部23において各フィルム30、40、70が熱溶着された領域に、使用者が手や指を通してパウチ10を持ち上げるための把手部29が形成されている。
把手部29は、フィルム30、40、70に表裏方向に貫通する貫通スリット29aを形成することによって構成され、貫通スリット29aによって区画された穴内に使用者の指を通すことができるようになっている。
貫通スリット29aは、その延在方向に対して直交する方向に幅を有した幅有りスリットとして形成されている。
各フィルム30、40、70には、貫通スリット29aによって周辺部位から区画された(言い替えると、貫通スリット29aのパウチ平面方向の内側に位置する)把手用片部29bが形成されている。
各把手用片部29bは、その外縁の一部が折り曲げ用連結部29cによって周辺部位に連結されている。
折り曲げ用連結部29cは、把手用片部29bの外縁のうち、パウチ外側(本参考例の場合、上方側)に位置する部分に形成されている。これにより、把手部29を利用してパウチ10を持ち上げる時に、折り曲げ用連結部29c付近において折れ曲がった各フィルム30、40に使用者の指が当たるため、使用者の指に痛みを覚えさせることを回避できる。
貫通スリット29aは、図21に示すように、表裏方向に平面視した場合に環状の一部を欠いた全体形状を有している。
また、貫通スリット29aの両端部29dは、把手用片部29bの内側(本参考例では下側)に向けて延びるように湾曲して形成されている。これにより、折り曲げ用連結部29c付近において各フィルム30、40、70を折り曲げてパウチ10を持ち上げる時に、貫通スリット29aの両端部29dの先端に応力が掛かり難くなるため、貫通スリット29aの両端部29dをキッカケにフィルムの破断が生じることを抑制できる。
なお、上述した第4参考例では、フィルム30、40、70が重なった位置に把手部29を形成しているが、例えば、フィルム30、40のみが重なった位置に把手部29を形成する等、把手部29の形成位置は如何なる場所でもよい。
また、上述した第4参考例では、パウチ10が内側支え部材70を備えているものとして説明したが、パウチ10を構成するにあたって、内側支え部材70自体を設けなくてもよい。
次に、第5参考例に係るパウチ10について、図22に基づいて説明する。ここで、第5参考例では、一部構成以外については、前述した第1参考例と全く同じであるため、相違点以外の構成については、その説明を省略する。
特許文献3に記載のパウチは、パウチの上部角部にスパウトを設けている。特許文献3に記載のパウチは、当然のことながら、1種類の内容物がパウチ内に収容され、パウチ製品として小売店等の店頭に陳列される。内容物の容量を多くすれば、使用者は、複数回購入しなくても、1回の購入で長く使用することもできる。しかし、例えば、液体洗剤やシャンプーなどの香りや色も使用者の好みに働きかけるパウチ製品の場合、使用者が内容物を使用する途中で、香りや色を変えたいと所望することも考えられる。第5参考例に示すパウチ10は、使用者のこのような所望に応えることを目的としたパウチである。
まず、上述した第1参考例では、内側支え部材70に流通部75を形成するものとして説明したが、第5参考例では、図22に示すように、内側支え部材70に流通部75が形成されておらず、内側支え部材70は、内容物収容部21内を複数(本参考例では2つ)の空間21aに隔絶するように設置され、言い替えると、内側支え部材70によって区分された複数(2つ)の空間21aの間で内容物が流通しないような態様で設置されている。
また、第5参考例では、図22に示すように、内容物収容部21内の複数の空間21a毎にスパウト60が取り付けられている。
このようにして得られた第5参考例では、内容物収容部21内の各空間21aに内容物をそれぞれ収容するとともに、スパウト60を利用して各空間21aに収容された内容物を個別に注出することが可能であるため、例えば、異なる内容物を各空間21aに収容し、使用者の所望に応じて、内容物を選択して注出したり、2種類以上の内容物を注出してブレンドすることで、内容物の色や香りを変えて使用することができる。或いは、2種類の内容物を交互に使用して、使用者は、1種類の内容物に飽きることなく、使用することができる。
なお、上述した第5参考例では、1つの内側支え部材70によって内容物収容部21内を2つの空間21aに隔絶するものとして説明したが、2つ以上の内側支え部材70によって、内容物収容部21内を3つ以上の空間21aに隔絶してもよく、また、この場合、空間21aの数量に応じて任意にスパウト60の個数を決定すればよい。
次に、第6参考例に係るパウチ10について、図23~25に基づいて説明する。ここで、第6参考例では、一部構成以外については、前述した第1参考例と全く同じであるため、相違点以外の構成については、その説明を省略する。
従来、パウチの下部にスパウトを設け、内容物をスパウトから注ぎ出すパウチがある(特許文献4:実登録3194684)しかし、特許文献4に記載のパウチは、スパウトとパウチ底面との間に距離があると、内容物が少なくなってきたときに内容物がスパウトとパウチ底面との隙間部分に残る。そのため、内容物を最後まで注ぎ出そうとすると、内容物がスパウトへ向かうようにパウチを人手でもって斜めに傾けて、内容物を注ぎ出すことになる。第6参考例に示すパウチ10は、注ぎ出しの残液量を低減することを目的としたパウチである。
6参考例では、図23に示すように、パウチ10を吊り下げて使用するための吊り下げ部92が形成され、また、当該吊り下げ部92を利用してパウチ10を吊り下げた状態で、パウチ10の下方側に来る位置にスパウト60を取り付けることにより、内容物収容部21内に残ってしまう内容物(内容液)Cの量の低減を量っている。
具体的に説明すると、第6参考例では、図23に示すように、表側フィルム30または裏側フィルム40の一方と一対のマチ部用フィルム50の一方とを熱溶着したシール部23(の長手方向中央付近)に、シール部23を貫通する孔として構成された吊り下げ部92が形成されている。
また、スパウト60は、図23に示すように、吊り下げ部92の形成位置の対角位置に取り付けられ、具体的には、表側フィルム30または裏側フィルム40の他方と一対のマチ部用フィルム50の他方とを熱溶着したシール23(の長手方向中央付近)に取り付けられている。
6参考例では、上記のように、吊り下げ部92およびスパウト60を設けることにより、図24に示すように、ボルト等の吊り下げ具Tを吊り下げ部92に挿通してパウチ10を吊り下げた時や、図25に示すように、ボルト等の吊り下げ具Tを吊り下げ部92に挿通するとともに、表側フィルム30または裏側フィルム40の一方の背面側を垂直壁によって支持させるように、パウチ10を吊り下げた時に、スパウト60がパウチ10(内容物収容部21)の下方側に来るため、人手によってパウチ10を傾けたりしなくても、内容物収容部21内に残ってしまう内容物(内容液)Cの量を低減することができる。
なお、上述した第6参考例では、吊り下げ部92が、図23等に示すボルト等の吊り下げ具Tを挿通させる孔状に形成されているものとして説明したが、吊り下げ部92の具体的態様は、パウチ10を吊り下げ可能にするものであれば、如何なるものでもよく、例えば、パウチ10に固着(接着や溶着)されたフック状の部品から吊り下げ部92を構成してもよい。
また、上述した第6参考例では、吊り下げ部92およびスパウト60の設置位置が上記の通りであるものとして説明したが、吊り下げ部92およびスパウト60の設置位置は、吊り下げ部92を利用してパウチ10を吊り下げた状態で、パウチ10の下方側にスパウト60が来るようなものであれば、如何なるものでもよい。
また、上述した第6参考例では、パウチ10が内側支え部材70を備えているものとして説明したが、パウチ10を構成するにあたって、内側支え部材70自体を設けなくてもよい。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。また、上述した複数の実施形態や後述する変形例の各構成を、任意に組み合わせてパウチ10を構成しても何ら構わない。
例えば、上述した実施形態では、パウチ10が、その使用時や陳列時や運搬時に、外装ケース(図示しない)内に収容されて運用されるものとして説明したが、外装ケース(図示しない)内に収容することなく、パウチ10そのものを使用し、又は陳列や運搬を行ってもよい。
また、パウチ本体20を構成する各フィルム30~50の具体的態様については、低密度ポリエチレンやポリプロピレンのオレフィン系やPET(ポリエチレンテレフタレート)などのポリエステル系等の熱溶着性を有する層を少なくとも片面に有するものであれば、熱溶着層の単膜又は熱溶着層に任意の層を積層してもよい。積層を構成する素材は如何なるものでもよく、公知のPETやPBT(ポリブチレンテレフタレート)等のポリエステル、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエチレン、アルミ箔等を積層することで任意に形成すればよい。
また、上述した実施形態では、パウチ本体20が、表側フィルム30と裏側フィルム40と一対のマチ部用フィルム50の4枚の樹脂フィルムから形成されているものとして説明したが、パウチ本体20を構成する樹脂フィルムの枚数等の、パウチ本体20の具体的態様は、上記に限定されず、例えば、1枚の樹脂フィルム(すなわち、表側フィルム30と裏側フィルム40とマチ部用フィルム50とを一体に形成した樹脂フィルム)を筒状に巻いて所定箇所で熱溶着して構成されたもの等、如何なるものでもよい。
また、上述した実施形態では、パウチ本体20が、その両側部にマチ部22を形成した所謂横ガゼット型のパウチとして形成されているものとして説明したが、パウチ本体20の具体的態様は、如何なるものでもよく、例えば、1つのマチ部22を有した所謂底ガゼット型のパウチや、両側部および底部に計3つのマチ部22を有したパウチ等、如何なるものでもよい。
また、上述した実施形態では、スパウト60がパウチ10の頂部側のシール部23に装着されているものとして説明したが、スパウト60の具体的配置は、上記に限定されず、例えば、図5や図6に示すように、熱溶着等の手段によってマチ部22(マチ部用フィルム50)にスパウト60を装着してもよい。なお、図5や図6に示す例では、一方のマチ部用フィルム50に、スパウト60に熱溶着される第3熱溶着領域53が形成されている。図6においては、各フィルム30~50が熱溶着される熱溶着領域をドットパターンで表している。また、同様に、図12や図21に示すように、表側フィルム30や裏側フィルム40に、スパウト60を装着してもよい。また、スパウト60自体を設けずに、パウチ本体20の一部を切断することで注出口を形成するように、パウチ10を構成してもよい。
また、上述した実施形態では、内側支え部材70が樹脂フィルムとして構成されているものとして説明したが、内側支え部材70の具体的態様は、図3、図6に示す第1固着部71および第2固着部72を有するものであれば如何なるものでもよく、例えば、内側支え部材70を紐状や帯状に形成してもよい。内側支え部材70は、可撓性(弾性)を有する材料から形成することが好ましい。
また、内側支え部材70を樹脂フィルムから構成する場合、パウチ本体20を構成する各フィルム30、40、50と異なる構造の樹脂フィルムから内側支え部材70を形成してもよいが、パウチ10の製造コストを低減する観点からも、パウチ本体20を構成する各フィルム30、40、50と同じ構造の樹脂フィルムから内側支え部材70を形成することが好ましい。
また、パウチ本体20に対する内側支え部材70の固着方法については、上述した熱溶着に限定されず、接着剤を用いた接着等の如何なるものでもよい。
また、上述した実施形態等では、内側支え部材70に流通部75を形成する場合、内側支え部材70の流通部75が孔状に形成されているものとして説明したが、流通部75の具体的態様は、内容物を流通させることが可能なものであれば如何なるものでもよく、例えば、図7(a)に示すように、内側支え部材70の外縁を切り欠いた切り欠き状に流通部75を形成してもよい。
また、図3に示す例では、複数の丸孔状の流通部75が2列に並べて配置されているが、流通部75を孔状に形成する場合における、流通部75の具体的な数量や配置や形状は如何なるものでもよく、例えば、図7(b)に示すように、複数の丸孔状の流通部75を千鳥状に配置してもよく、また、図7(c)に示すように、流通部75を長孔状に形成してもよい。また、内容物が流通するような細かい孔が施されたメッシュ状(不図示)であってもよい。
なお、例えば、後述する図8(d)や図8(e)の例のように、本実施形態のように、内側支え部材70によって内容物収容部21内が複数の空間に区分されていない場合、すなわち、内側支え部材70と内容物収容部21の内側面(各フィルム30~50)との間に内容物を流通させるための間隙が形成される場合には、流通部75を形成しなくてもよい。
また、上述した実施形態では、パウチ本体20の第1被固着部24が頂部側のシール部23の一部であり、第2被固着部25が底部側のシール部23の一部であるものとして説明したが、第1被固着部24および第2被固着部25の具体的位置は、互いに内容物収容部21を挟んで対向する位置関係であれば如何なるものでもよい。パウチ本体20の胴膨れを抑制する所望の効果に応じて適宜変更可能である。例えば、後述する図8(d)や図8(e)に示す変形例のように、第1被固着部24が表側フィルム30の内側面の一部であり、第2被固着部25が裏側フィルム40の内側面の一部であってもよく、また、第1被固着部24が一方のマチ部用フィルム50の内側面の一部であり、第2被固着部25が他方のマチ部用フィルム50の内側面の一部であってもよい。
また、同様に、上述した実施形態では、パウチ本体20の第3被固着部26が表側フィルム30の内側面の一部であり、第4被固着部27が裏側フィルム40の内側面の一部であるものとして説明したが、第3被固着部26および第4被固着部27の具体的位置は、互いに内容物収容部21を挟んで対向する位置関係であれば、如何なるものでもよい。
また、内側支え部材70の具体的な数量や配置や各フィルム30、40、50に対する固着態様についても、第1固着部71および第2固着部72を有するものであれば、如何なるものでもよい。
例えば、図8(a)に示す例では、図6に示す例と比較して、A部分の分だけ、各フィルム30、40に対する内側支え部材70の固着面積が大きく、各フィルム30、40に対する内側支え部材70の固着強度を向上することができる。なお、図8(a)に示す例におけるパウチ本体20や内側支え部材70の態様は、上述したA部分を除いて、図6に示す例と同様である。
また、図8(b)に示す例では、2つの内側支え部材70を横方向に並べて配置し、各フィルム30、40に対して各内側支え部材70を固着している。なお、図8(b)に示す例におけるパウチ本体20や内側支え部材70の態様は、内側支え部材70の数量を除いて、図8(a)に示す例と同様である。
また、図8(c)に示す例では、内側支え部材70が、図8(a)に示す例における内側支え部材70と同様に形成された第1フィルム部(図示しない)と、第1フィルム部(図示しない)に十字状に交差するように(一体または別体に)形成された第2フィルム部(図示しない)とから構成されている。第2フィルム部(図示しない)は、表側フィルム30の内面と裏側フィルム40の内面と左右一対のマチ部用フィルム50の内面とに固着され、また、流通部75が形成されている。なお、図8(c)に示す例におけるパウチ本体20や内側支え部材70の態様は、内側支え部材70が第2フィルム部(図示しない)を有している点等を除いて、図8(a)に示す例と同様である。
また、図8(d)(e)に示す例では、1つまたは複数の内側支え部材70が、表側フィルム30の内面と裏側フィルム40の内面とにそれぞれ固着される第1、2固着部(図示しない)を有している。なお、図8(d)(e)に示す例におけるパウチ本体20や内側支え部材70の態様は、内側支え部材70等の態様を除いて、図8(a)に示す例と同様である。例えば、内側支え部材70の片面に熱溶着層を設けることで当該熱溶着層を表側フィルム30の内面と裏側フィルム40の内面とにそれぞれ固着することで実現できる。
また、図示しないが、図1~4に示す例や図5、6に示す例において、第3固着部73や第4固着部74を内側支え部材70に設けなくてもよく、言い替えると、第1固着部71および第2固着部72のみで、パウチ本体20に対して内側支え部材70を固着してもよい。
また、図1~3に示す例では、図9に示すように、マチ部用フィルム50が、2つ折りにされて、表側フィルム30と裏側フィルム40との間に、その折曲部を内容物収容部21側に向けた状態で配置され、表側フィルム30および裏側フィルム40に対して熱溶着されている。
しかしながら、図10や図11に示す変形例のように、マチ部用フィルム50の長手方向の両端部のうち少なくとも一方(本変形例では、スパウト60が装着される頂部側の端部)において、内容物収容部21側に位置するマチ部用フィルム50の角部がパウチ本体20の外側に向けて寄るように、マチ部用フィルム50を長手方向に対して(本変形例では45°の角度で)斜めに折り曲げてもよいし、角部がマチ部用フィルム50の2つ折りの折り目側に入るように、折り返してもよい。これにより、図10や図11に示すように、マチ部用フィルム50を斜めに折り曲げることで空いたスペースにスパウト60を配置することで、スパウト60をより端の方に寄せて配置することが可能であるため、パウチ10の使用時に、スパウト60を装着したパウチ10の頂部を横方向に向けた状態でパウチ10を載置面上に設置した場合に、スパウト60をより低い位置に位置させて、パウチ10内に多くの内容物が残留してしまうことを抑制できる。
なお、図10や図11の符号54は、折り曲げられて対向したマチ部用フィルム50の一部分同士を熱溶着する第4熱溶着領域54を示している。
また、図10や図11に示す例では、マチ部用フィルム50が、2つの切り欠き状の貫通部55をその短辺側に有しており、この2つの貫通部55は、マチ部用フィルム50を折り畳んだ状態で、互いに重なるように形成されている。このような貫通部55を形成した場合、図10(b)や図11(b)から分かるように、貫通部55を通じて、表側フィルム30または裏側フィルム40の一方(図10や図11の例では表側フィルム30)と、符号56で指し示すマチ部用フィルム50の一部分とを熱溶着することができる。なお、図示しないが、貫通部55を切り欠き状ではなく孔状に形成してもよく、この場合、貫通部55は、マチ部用フィルム50の短辺付近に形成される。また、貫通部55の数量は、2つに限定されず、例えば、4つ、6つ等の如何なるものでもよい。
また、図11に示す例のように、2つ折りしたマチ部用フィルム50を更に斜めに折り曲げることで形成された三角形状の部分57において、マチ部用フィルム50同士を熱溶着してもよい。この場合、パウチ10の製袋後の状態で、折り重なったマチ部用フィルム50間に内容物が入り込むことを防止できる。なお、図11に示す例では、表側フィルム30や裏側フィルム40に対してマチ部用フィルム50を熱溶着する前の段階で、当該部分57においてマチ部用フィルム50同士を熱溶着する。
なお、表側フィルム30と裏側フィルム40とマチ部用フィルム50との間における熱溶着箇所については、図10に示す例や図11に示す例に限定されず、実施態様に応じて任意に設定すればよい。
なお、本明細書内では、「頂部」「底部」「側部」等の上下を示す用語を使用しているが、これら用語は、使用時や陳列時や運搬時等におけるパウチ10の設置の向きを限定するものではなく、例えば、使用時や陳列時や運搬時等に、パウチ10の側部や頂部を下に向けて載置面上にパウチ10を設置してもよい。
10 ・・・ パウチ
20 ・・・ パウチ本体
21 ・・・ 内容物収容部
22 ・・・ マチ部
23 ・・・ シール部
24 ・・・ 第1被固着部
25 ・・・ 第2被固着部
26 ・・・ 第3被固着部
27 ・・・ 第4被固着部
28 ・・・ 把手孔
29 ・・・ 把手部
29a ・・・ 貫通スリット
29b ・・・ 把手用片部
29c ・・・ 折り曲げ用連結部
29d ・・・ 両端部
30 ・・・ 表側フィルム
31 ・・・ 第1熱溶着領域
32 ・・・ 第2熱溶着領域
33 ・・・ 第3熱溶着領域
34 ・・・ 第4熱溶着領域
35 ・・・ 折り目加工部
35a ・・・ 第1の折り目加工部
35b ・・・ 第2の折り目加工部
40 ・・・ 裏側フィルム
41 ・・・ 第1熱溶着領域
42 ・・・ 第2熱溶着領域
43 ・・・ 第3熱溶着領域
44 ・・・ 第4熱溶着領域
45 ・・・ 折り目加工部
45a ・・・ 第1の折り目加工部
45b ・・・ 第2の折り目加工部
50 ・・・ マチ部用フィルム
51 ・・・ 第1熱溶着領域
52 ・・・ 第2熱溶着領域
53 ・・・ 第3熱溶着領域
54 ・・・ 第4熱溶着領域
55 ・・・ 貫通部
56 ・・・ 折り目加工部
60 ・・・ スパウト
70 ・・・ 内側支え部材
71 ・・・ 第1固着部
72 ・・・ 第2固着部
73 ・・・ 第3固着部
74 ・・・ 第4固着部
75 ・・・ 流通部
76 ・・・ 弱化部
77 ・・・ 充填ノズル
80 ・・・ 邪魔板
90 ・・・ 熱溶着用治具
91 ・・・ 流体収容部
92 ・・・ 吊り下げ部
C ・・・ 内容物

Claims (2)

  1. マチ部を有したパウチであって、
    パウチ本体と、前記パウチ本体内に配置される内側支え部材とを備え、
    前記パウチ本体は、内容物収容部と、前記内容物収容部を挟んで対向する第1被固着部および第2被固着部を有し、
    前記内側支え部材は、前記第1被固着部に固着された第1固着部と、前記第2被固着部に固着された第2固着部とを有し、
    前記内側支え部材自体、または、前記パウチ本体と前記内側支え部材との間の固着部に、周辺部位よりも強度が弱い弱化部が形成されていることを特徴とするパウチ。
  2. マチ部を有したパウチであって、
    パウチ本体と、前記パウチ本体内に配置される内側支え部材とを備え、
    前記パウチ本体は、内容物収容部と、前記内容物収容部を挟んで対向する第1被固着部および第2被固着部を有し、
    前記内側支え部材は、前記第1被固着部に固着された第1固着部と、前記第2被固着部に固着された第2固着部とを有し、
    前記パウチ本体を構成するフィルムと前記内側支え部材を構成するフィルムとの間の固着領域には、流体を封入状態で収容した流体収容部が形成されていることを特徴とするパウチ。
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