JP6651740B2 - 手掛け付きガゼット袋 - Google Patents
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Description
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、正面シート(4)と背面シート(5)との間に横マチシート(6)を配置したガゼットタイプの合成樹脂製シートからなる袋本体(2)を備えていて、袋本体(2)の下部は、袋本体(2)の下辺部(7)の方向に沿ってヒートシールした下部シール部(8)で略平面の袋底面を形成可能にして閉じられ、袋本体(2)の上部は、袋本体(2)の上辺部(9)に注出口栓(3)を取り付け、この注出口栓(3)の取付部分側から袋本体(2)の両側辺部に向けて下り傾斜した方向に沿ってヒートシールした上部シール部(11)で略平面の袋天面を形成可能にして閉じられており、
前記注出口栓(3)の取付部分の両側には、前記上部シール部(11)の部分から袋上方に向けて、正面シート(4)と背面シート(5)とこの両シート(4、5)の間に二つ折りして配置した横マチシート(6)とが重なってなるシート重ね合わせ部(12)が延設されていて、注出口栓(3)の取り付け部分の両側の上辺部(9)と前記上部シール部(11)との間に亘って、前記シート重ね合わせ部(12)が位置しているガゼット袋(1)であって、
前記上部シール部(11)に交差する位置での袋本体(2)の袋幅方向に亘って、前記正面シート(4)をZ状に折り返して、重ね合わせた袋本体側シート(15)と外方側シート(17)とからなる手掛け帯状部(13)を設け、該手掛け帯状部(13)が袋本体(2)の外方に位置しており、
この手掛け帯状部(13)の両端部側が前記シート重ね合わせ部(12)に重なる部分それぞれにおいて、手掛け帯状部(13)の袋本体側シート(15)とシート重ね合わせ部(12)の正面シート(4)と二つ折りの横マチシート(6)とに透孔(20)が開口されて、前記透孔(20)を通して手掛け帯状部(13)の外方側シート(17)とシート重ね合わせ部(12)の背面シート(5)とをヒートシールして固定部(19)が形成されていて、手掛け帯状部(13)の両端部側それぞれが前記固定部(19)に固定されていることを特徴とする手掛け付きガゼット袋を提供して、上記課題を解消するものである。
そして、本発明によれば、上記手掛け帯状部(13)に取っ手(23)が切り込み形成されていることが良好である。
また、本発明によれば、上記袋本体側シート(15)における手掛け帯状部基端部分と上記外方側シート(17)における手掛け帯状部基端部分とが袋本体(2)の袋幅方向に亘ってヒートシールされ、袋本体(2)の内側と手掛け帯状部(13)の内側とが区分されていることが良好である。
また、本発明によれば、上記袋本体(2)の下部に取っ手(25)が設けられていることが良好である。
また、本発明によれば、上記袋本体(2)の上部の中央において対向する正面シート(4)と背面シート(5)との間に注出口栓(3)を位置させて溶着固定して取り付けられていることが良好である。
また、本発明によれば、上記手掛け帯状部(13)に、空気を封入した膨らみ部(26)が手掛け帯状部(13)の長手方向に沿って設けられていることが良好である。
請求項1に係る発明によれば、袋本体の上部シール部に交差する位置にしてこの袋本体の正面シートを外方に折り出してなる手掛け帯状部を設け、この手掛け帯状部の両端部を上部シール部に連続するシート重ね合わせ部に固定しているので、注出口栓に近い位置で手掛け帯状部が配されたガゼット袋となり、両端部がシート重ね合わせ部に固定された手掛け帯状部と袋本体との間に手先が差し入れできる手掛けポケット部が得られ、手掛け帯状部の手掛けポケット部に手を掛けて持ち上げて注出口栓が下となるように袋全体を傾けることが簡単となる。
請求項2に係る発明によれば、手掛け帯状部に手先が掛かっている状態をより一層確実なものとすることができる。
請求項3に係る発明によれば、手掛け帯状部の内側と袋本体の内側とが連続しないように簡単に区分することができる。
請求項4に係る発明によれば、収容物を注出するときにガゼット袋をより一層簡単に傾けるようにすることができる。
請求項5に係る発明によれば、注出口栓からの収容物の注ぎ出しに際し、その収容物が注出口栓の袋本体内に臨む流入口の部分に適正に集まるようになる。
請求項6に係る発明によれば、手掛け帯状部に対して手先が掛かり易くなり、ガゼット袋を一層確実に支持することができるという効果を奏する。
袋本体2は、それぞれ同じ合成樹脂製シートである正面シート4と背面シート5との間に、袋幅方向での両側にマチとして前記シート4、5と同じ合成樹脂製シートとされた横マチシート6を二つ折りした状態で配置したガゼットタイプの袋体である。そして、袋本体2の下部は、該袋本体2の下辺部7の方向(袋幅方向)に沿ってヒートシールしてなる下部シール部8で閉じられており、収容物を充填したときに略平面として展開される袋底面が形成可能とされている。
袋本体2の側部においても袋高さ方向に沿ってヒートシールして正面シート4の側辺と横マチシート6の側辺とを接合し、また背面シート5の側辺と横マチシート6の側辺とを接合して側部シール部10にて閉じていて、これにより袋周方向にシートを繋いでなる袋胴部が形成されている。
袋本体2の上部は図示されているようにこの袋本体2の上辺部9の中央にして上記注出口栓3が取り付けられていて、直接に相対する正面シート4と背面シート5との間に注出口栓3を挟み込むようにして溶着している。そして上辺部9における注出口栓3の取付部分側から袋本体2の左右の側辺部(側部シール部10)に向けて下り傾斜した方向に沿ってヒートシールしてなる上部シール部11が前記取付部分に連続して形成されており、前記注出口栓3の取付部分を含む上部シール部11によって袋本体2の上部が閉じられている。注出口栓3の取付部分を含んで、さらに図3に示すように二つ折りした横マチシート6を間に位置させた状態で正面シート4と背面シート5とをヒートシールしてなるこの上部シール部11で閉じた袋本体2の上部も、収容物の充填により上記袋底面と同じく略平面の広がりを持つ袋天面が形成可能とされている。
本実施の形態での手掛け付きガゼット袋1では、図示されているように袋本体2の上部側に、上記注出口栓3の取付部分の近傍となる高さ位置にして幅方向に亘る手掛け帯状部13を有していて、この部分を利用して袋全体を持ち上げることができ、充填されたガゼット袋1を運び易くなるように図られている。
つぎにスタンディングパウチ形態の包装袋と、ガゼットタイプであって袋上部の両隅の三角状部分に把手孔を開口した包装袋と、同じくガゼットタイプであって本発明よりなるガゼット袋とを作製し、それぞれに4リットルの水を入れて、積載能力、自立性、運び易さ、注ぎ易さ、残液の程度に対してのモニター評価を実施した。それぞれの包装袋は、ドライラミネート法によるPET(ポリエチレンテレフタレートフィルム12μm)/接着剤層/ONY(二軸延伸ナイロンフィルム15μm)/接着剤層/LLDPE(直鎖状低密度ポリエチレンフィルム150μm:シーラント層)の構成からなる積層シートを用いて作製した。モニター評価を表1として以下に示す。
2…袋本体
3…注出口栓
4…正面シート
6…横マチシート
7…袋本体2の下辺部
9…袋本体2の上辺部
10…側部シール部
11…上部シール部
12…シート重ね合わせ部
13…手掛け帯状部
15…袋本体側シート
17…外方側シート
18…仕切りシール部
19…固定部
20…透孔
21…手掛けポケット部
22…収容物送り込み集中部
23、25…取っ手
26…膨らみ部
Claims (6)
- 正面シート(4)と背面シート(5)との間に横マチシート(6)を配置したガゼットタイプの合成樹脂製シートからなる袋本体(2)を備えていて、袋本体(2)の下部は、袋本体(2)の下辺部(7)の方向に沿ってヒートシールした下部シール部(8)で略平面の袋底面を形成可能にして閉じられ、袋本体(2)の上部は、袋本体(2)の上辺部(9)に注出口栓(3)を取り付け、この注出口栓(3)の取付部分側から袋本体(2)の両側辺部に向けて下り傾斜した方向に沿ってヒートシールした上部シール部(11)で略平面の袋天面を形成可能にして閉じられており、
前記注出口栓(3)の取付部分の両側には、前記上部シール部(11)の部分から袋上方に向けて、正面シート(4)と背面シート(5)とこの両シート(4、5)の間に二つ折りして配置した横マチシート(6)とが重なってなるシート重ね合わせ部(12)が延設されていて、注出口栓(3)の取り付け部分の両側の上辺部(9)と前記上部シール部(11)との間に亘って、前記シート重ね合わせ部(12)が位置しているガゼット袋(1)であって、
前記上部シール部(11)に交差する位置での袋本体(2)の袋幅方向に亘って、前記正面シート(4)をZ状に折り返して、重ね合わせた袋本体側シート(15)と外方側シート(17)とからなる手掛け帯状部(13)を設け、該手掛け帯状部(13)が袋本体(2)の外方に位置しており、
この手掛け帯状部(13)の両端部側が前記シート重ね合わせ部(12)に重なる部分それぞれにおいて、手掛け帯状部(13)の袋本体側シート(15)とシート重ね合わせ部(12)の正面シート(4)と二つ折りの横マチシート(6)とに透孔(20)が開口されて、前記透孔(20)を通して手掛け帯状部(13)の外方側シート(17)とシート重ね合わせ部(12)の背面シート(5)とをヒートシールして固定部(19)が形成されていて、手掛け帯状部(13)の両端部側それぞれが前記固定部(19)に固定されていることを特徴とする手掛け付きガゼット袋。 - 上記手掛け帯状部(13)に取っ手(23)が切り込み形成されている請求項1に記載の手掛け付きガゼット袋。
- 上記袋本体側シート(15)における手掛け帯状部基端部分と上記外方側シート(17)における手掛け帯状部基端部分とが袋本体(2)の袋幅方向に亘ってヒートシールされ、袋本体(2)の内側と手掛け帯状部(13)の内側とが区分されている請求項1または2に記載の手掛け付きガゼット袋。
- 上記袋本体(2)の下部に取っ手(25)が設けられている請求項1から3の何れか一項に記載の手掛け付きガゼット袋。
- 上記袋本体(2)の上部の中央において対向する正面シート(4)と背面シート(5)との間に注出口栓(3)を位置させて溶着固定して取り付けられている請求項1から4の何れか一項に記載の手掛け付きガゼット袋。
- 上記手掛け帯状部(13)に、空気を封入した膨らみ部(26)が手掛け帯状部(13)の長手方向に沿って設けられている請求項1に記載の手掛け付きガゼット袋。
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