JP4513201B2 - 棒鋼結束補助装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、棒鋼を結束する前に棒鋼束を整列させることにより一部の棒鋼が綾になって結束されるのを防止しようとする、棒鋼結束補助装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
棒鋼を一定本数宛結束するに際し、その一部の棒鋼が斜めになり、そのまま結束されると変形し不良品となるおそれがある。ところが従来の棒鋼結束装置では、どうしてもこうした綾結束が解消されない欠点があり、特定の太さの棒鋼では概略20束に1つ程度の割合で不良品が生じる状況であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、上記のような綾結束の発生を効果的に防止し得る棒鋼結束補助装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そのために本発明の棒鋼結束補助装置は、両端部が支持され懸垂状に吊下されたクレードルベルト上に一定本数の棒鋼を落下投入することによって該棒鋼を纏める装置であって、山形の凸起を該クレードルベルトの真中部に下面から相対するように設け、落下投入によって底部に位置した棒鋼が一旦は該凸起の両側に区分けされるようにしたことを特徴とする。
また本発明は上記棒鋼結束補助装置において、棒鋼を落下投入した後に凸起を上下動させるようにしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に従い説明する。図1はこの棒鋼結束補助装置の横断面図、図2は平面図である。図中、1〜4は平行に置かれた複数本のクレードルベルト(cradle belt)で、該各クレードルベルトは、両端部を支柱3a,3b上に設けられたプーリ4a,4bに引っ掛けその先を夫々巻取リール5a,5bに巻掛することにより懸垂状に吊下され、該各巻取リールの軸6a,6bに設けられたサーボモータ7a,7bを作動させ該各巻取リールを回転することにより該各クレードルベルトの張力を緩急調節し得るようにしている。
【0006】
8は該クレードルベルト1〜4の真中部に下面から相対するように基台9上に設けたナイロン樹脂製の山形の凸起である。また、10はクレードルベルト1〜4上に棒鋼11を落下投入するために設けられたシュートで、該棒鋼11を落下投入する際には、図1に示したように、該クレードルベルトを若干緊張状態なるように張設し、棒鋼を該クレードルベルト上に落下投入した後に巻取リール5a,5bを同時に巻き戻すことにより図3に示したように該棒鋼を下降させる。このとき該クレードルベルト1〜4は下降して凸起8に当接することによりW形になり、底部に位置している棒鋼は該凸起8の両側に区分けされる。そしてクレードルベルト上の棒鋼が両側に転がるのにつれて斜め状態であった棒鋼は真っ直ぐになり得る。
【0007】
そして該棒鋼11を図3に仮想線で示したように吊クランプ12により吊り上げることで丸い束に纏められるので、これをそのまま結束機(図示せず)に移動し結束する。この吊り上げの際に棒鋼はまた内側に転がることでなおも斜め状態にあった棒鋼が真直に直される。
【0008】
なお、図4に示した本発明の他の実施形態は、山形の凸起8を流体圧シリンダ13の作動軸の先に設け、該シリンダを作動させることによって凸起8を上下動させるもので、棒鋼11を落下投入した後に該凸起8を数回上下動させることで該棒鋼はクレードルベルト1〜4上にて繰り返し転がることから、斜め状態の棒鋼をより確実に真直に直すことができる。そしてこの場合は凸起8を下降させることで多数の棒鋼が丸い束に纏められるので、そのままこの部所で結束することも可能となる。
【0009】
【発明の効果】
このように本発明に係る棒鋼結束補助装置は、両端部が支持され懸垂状に吊下されたクレードルベルト上に一定本数の棒鋼を落下投入することによって該棒鋼を纏める装置であって、山形の凸起を該クレードルベルトの真中部に下面から相対するように設け、落下投入によって底部に位置した棒鋼が一旦は該凸起の両側に区分けされるようにしたので、クレードルベルト上に斜めに横たわった棒鋼も自然と真直に直され、綾結束が生じることなく不良品の発生率を大幅に低減させる有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示した棒鋼結束補助装置の横断面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1の棒鋼結束補助装置の作動状態図。
【図4】本発明の他の実施形態を示した棒鋼結束補助装置の作動状態図。
【符号の説明】
1〜4 クレードルベルト
4a,4b プーリ
5a,5b 巻取リール
8 凸起
11 棒鋼
Claims (2)
- 両端部が支持され懸垂状に吊下されたクレードルベルト上に一定本数の棒鋼を落下投入することによって該棒鋼を纏める装置であって、山形の凸起を該クレードルベルトの真中部に下面から相対するように設け、落下投入によって底部に位置した棒鋼が一旦は該凸起の両側に区分けされるようにしたことを特徴とする棒鋼結束補助装置。
- 棒鋼を落下投入した後に凸起を上下動させるようにした請求項1に記載の棒鋼結束補助装置。
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