JP2000142619A - 長尺材の結束装置 - Google Patents
長尺材の結束装置Info
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- JP2000142619A JP2000142619A JP10311396A JP31139698A JP2000142619A JP 2000142619 A JP2000142619 A JP 2000142619A JP 10311396 A JP10311396 A JP 10311396A JP 31139698 A JP31139698 A JP 31139698A JP 2000142619 A JP2000142619 A JP 2000142619A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 横並びしたパイプが突っ張り棒の作用をする
ことなく、しかも、パイプの径および本数が変わっても
部材の段取り替えをすることなくパイプの束形状を容易
且つ確実に整え、結束することができる。 【解決手段】 所定本数のパイプ2が水平に乗せられる
U字状に弛んだ、巻上げ、巻下げ自在なベルト18と、
パイプ2を乗せたベルト18の両端を互いに接近させ
て、ベルト18内のパイプ2の束形状を整えるための束
形状整え機22と、束形状整え機22により束形状が整
えられたパイプ2の束をバンドにより結束するための結
束機とからなる。
ことなく、しかも、パイプの径および本数が変わっても
部材の段取り替えをすることなくパイプの束形状を容易
且つ確実に整え、結束することができる。 【解決手段】 所定本数のパイプ2が水平に乗せられる
U字状に弛んだ、巻上げ、巻下げ自在なベルト18と、
パイプ2を乗せたベルト18の両端を互いに接近させ
て、ベルト18内のパイプ2の束形状を整えるための束
形状整え機22と、束形状整え機22により束形状が整
えられたパイプ2の束をバンドにより結束するための結
束機とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、長尺材の結束装
置、特に、長尺材の束形状を容易に整えて結束すること
ができる、長尺材の結束装置に関するものである。
置、特に、長尺材の束形状を容易に整えて結束すること
ができる、長尺材の結束装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼管(パイプ)、棒鋼等の長尺材(以
下、パイプを例に挙げて説明する。)は、サイズ毎にパ
レット等の収容具に多段に積重ねられて倉庫に保管され
ている。そして、客先から注文があると、該当サイズの
収容具を所定の作業場所まで搬送し、注文数のパイプを
台車に乗せスチールバンドにより結束して、出荷してい
た。 しかしながら、パイプの長さは数mもあり、扱い
難いので、パイプをまとめて収容具に積み重ねる際に、
パイプ同士が互いに交差しやすく(絡みやすく)、この
ように交差して積み重ねられた中からの所定本数のパイ
プの取出し作業は、容易ではなかった。
下、パイプを例に挙げて説明する。)は、サイズ毎にパ
レット等の収容具に多段に積重ねられて倉庫に保管され
ている。そして、客先から注文があると、該当サイズの
収容具を所定の作業場所まで搬送し、注文数のパイプを
台車に乗せスチールバンドにより結束して、出荷してい
た。 しかしながら、パイプの長さは数mもあり、扱い
難いので、パイプをまとめて収容具に積み重ねる際に、
パイプ同士が互いに交差しやすく(絡みやすく)、この
ように交差して積み重ねられた中からの所定本数のパイ
プの取出し作業は、容易ではなかった。
【0003】そこで、交差の有無に無関係に適宜数のパ
イプを収容具からフォークリフト等の機械力により取り
出し、このようにして収容具から取り出した複数本のパ
イプを一本一本整列させて所定本数だけ結束手段に送り
出して、結束することができる長尺材の整列・結束装置
が特開平7−10125号公報に開示されている。この
整列・結束装置を従来技術という。以下、この従来技術
を図面を参照しながら説明する。
イプを収容具からフォークリフト等の機械力により取り
出し、このようにして収容具から取り出した複数本のパ
イプを一本一本整列させて所定本数だけ結束手段に送り
出して、結束することができる長尺材の整列・結束装置
が特開平7−10125号公報に開示されている。この
整列・結束装置を従来技術という。以下、この従来技術
を図面を参照しながら説明する。
【0004】図2は、従来技術を示す正面図、図3は、
従来技術の結束手段を示す正面図である。図2および図
3において、1は、パイプ2が乗せられる互いに平行に
配された複数本のベルト3からなる長尺材受入れ手段で
ある。ベルト3は、U字状に弛んでおり、その一端が巻
取りロール4によって巻き取られるようになっている。
5は、巻取りロール4を駆動させるための駆動機であ
る。駆動機5により巻取りロール4を回転させて、ベル
ト3を巻取りロール4に巻き取ることによって、ベルト
3の弛み量が自在に調整される。
従来技術の結束手段を示す正面図である。図2および図
3において、1は、パイプ2が乗せられる互いに平行に
配された複数本のベルト3からなる長尺材受入れ手段で
ある。ベルト3は、U字状に弛んでおり、その一端が巻
取りロール4によって巻き取られるようになっている。
5は、巻取りロール4を駆動させるための駆動機であ
る。駆動機5により巻取りロール4を回転させて、ベル
ト3を巻取りロール4に巻き取ることによって、ベルト
3の弛み量が自在に調整される。
【0005】6は、長尺材受入れ手段1に続いて設けら
れた長尺材送出し手段である。長尺材送出し手段6は、
互いに平行に配された複数本のパイプ送出し用可動スキ
ッド7と、可動スキッド7上のパイプ2を、互いに平行
に配された固定スキッド8上に一本づつ蹴り出すための
上下動可能なキッカー9とからなっている。可動スキッ
ド7は、シリンダー10によって長尺材入側端を中心と
して傾動可能になっている。可動スキッド7は、パイプ
送出し時、僅かに下り傾斜となるように下方に傾斜して
いる。可動スキッド7上を転がりながら送り出されるパ
イプ2は、固定スキッド8の端部に当たり停止し、この
位置でキッカー9によって一本づつ固定スキッド8上に
蹴り出される。この際、パイプ2の本数は、近接スイッ
チ等からなる計数手段(図示せず)によってカウントさ
れ、所定本数のパイプ2が後述する結束手段11に送り
出される。
れた長尺材送出し手段である。長尺材送出し手段6は、
互いに平行に配された複数本のパイプ送出し用可動スキ
ッド7と、可動スキッド7上のパイプ2を、互いに平行
に配された固定スキッド8上に一本づつ蹴り出すための
上下動可能なキッカー9とからなっている。可動スキッ
ド7は、シリンダー10によって長尺材入側端を中心と
して傾動可能になっている。可動スキッド7は、パイプ
送出し時、僅かに下り傾斜となるように下方に傾斜して
いる。可動スキッド7上を転がりながら送り出されるパ
イプ2は、固定スキッド8の端部に当たり停止し、この
位置でキッカー9によって一本づつ固定スキッド8上に
蹴り出される。この際、パイプ2の本数は、近接スイッ
チ等からなる計数手段(図示せず)によってカウントさ
れ、所定本数のパイプ2が後述する結束手段11に送り
出される。
【0006】11は、固定スキッド8から送り出されて
くるパイプ2を束ね、この束形状を整え、結束するため
の結束手段である。結束手段11は、パイプ2の束形状
整え機12と、束形状整え機12により束形状が整えら
れた複数本のパイプ2をスチールバンドにより結束する
ための結束機(図示せず)とからなっている。結束機
は、束形状整え機12の両側に設置されている。束形状
整え機12は、シリンダー13により開閉可能な一対の
半円形状開閉レバー14と、パイプ2の束が正多角形状
になるようにパイプ2の段積み形状に制限を加えるため
の一対の傾斜バー15と、結束機にかけられるようにパ
イプ2の束の幅寸法に制限を加えるための一対の固定バ
ー16とからなっている。なお、開閉レバー14と傾斜
バー15とは、それぞれ下端が同一軸によって軸支され
ていて、各々、パイプ2の束寸法、即ち、パイプ2の本
数および径に応じて間隔を調整できるようになってい
る。
くるパイプ2を束ね、この束形状を整え、結束するため
の結束手段である。結束手段11は、パイプ2の束形状
整え機12と、束形状整え機12により束形状が整えら
れた複数本のパイプ2をスチールバンドにより結束する
ための結束機(図示せず)とからなっている。結束機
は、束形状整え機12の両側に設置されている。束形状
整え機12は、シリンダー13により開閉可能な一対の
半円形状開閉レバー14と、パイプ2の束が正多角形状
になるようにパイプ2の段積み形状に制限を加えるため
の一対の傾斜バー15と、結束機にかけられるようにパ
イプ2の束の幅寸法に制限を加えるための一対の固定バ
ー16とからなっている。なお、開閉レバー14と傾斜
バー15とは、それぞれ下端が同一軸によって軸支され
ていて、各々、パイプ2の束寸法、即ち、パイプ2の本
数および径に応じて間隔を調整できるようになってい
る。
【0007】このように構成されている、従来技術によ
れば、以下のようにして、パイプ2は、長尺材受入れ手
段1から長尺材送出し手段6によって所定本数だけ結束
手段11に送り出され、結束される。
れば、以下のようにして、パイプ2は、長尺材受入れ手
段1から長尺材送出し手段6によって所定本数だけ結束
手段11に送り出され、結束される。
【0008】フォークリフト等によって、複数本のパイ
プ2をランダムに長尺材受入れ手段1のベルト3上に乗
せる。次いで、駆動機5を作動させてベルト3の一端を
巻取りロール4に巻き取る。これによって、ベルト3上
のパイプ2同士が交差していても、パイプ2が天地返し
される結果、交差状態が次第に解消される。更に、ベル
ト3を巻き取ると、パイプ2は、順次、可動スキッド7
上に乗り、可動スキッド7上を転がりながら、固定スキ
ッド8の端部に当たり止まる。
プ2をランダムに長尺材受入れ手段1のベルト3上に乗
せる。次いで、駆動機5を作動させてベルト3の一端を
巻取りロール4に巻き取る。これによって、ベルト3上
のパイプ2同士が交差していても、パイプ2が天地返し
される結果、交差状態が次第に解消される。更に、ベル
ト3を巻き取ると、パイプ2は、順次、可動スキッド7
上に乗り、可動スキッド7上を転がりながら、固定スキ
ッド8の端部に当たり止まる。
【0009】次いで、キッカー9は、固定スキッド8の
端部に当たり止まっているパイプ2を一本づつ固定スキ
ッド8上に蹴り出す。これによりパイプ2は、固定スキ
ッド8上を転がりながら、結束手段11の束形状整え機
12内に送られる。パイプ2の結束手段11内への投入
本数は、計測手段によってカウントされる。所定本数の
パイプ2が結束手段11に送られた後、可動スキッド7
上に残った余分なパイプ2は、シリンダー10により可
動スキッド7をこれが長尺材受入れ手段1側に下り傾斜
となるように傾動させることにより、長尺材受入れ手段
1に戻される。
端部に当たり止まっているパイプ2を一本づつ固定スキ
ッド8上に蹴り出す。これによりパイプ2は、固定スキ
ッド8上を転がりながら、結束手段11の束形状整え機
12内に送られる。パイプ2の結束手段11内への投入
本数は、計測手段によってカウントされる。所定本数の
パイプ2が結束手段11に送られた後、可動スキッド7
上に残った余分なパイプ2は、シリンダー10により可
動スキッド7をこれが長尺材受入れ手段1側に下り傾斜
となるように傾動させることにより、長尺材受入れ手段
1に戻される。
【0010】このようにして所定本数のパイプ2が束形
状整え機12内に送られたら、シリンダー13を作動さ
せて開閉レバー14を開閉させる。これによって、パイ
プ2の束形状は、傾斜レバー15の作用とあいまって正
多角形(この例では、正五角形)に整えられる。そし
て、結束機を作動させて、束形状が整えられたパイプ2
をスチールバンドによって結束する。
状整え機12内に送られたら、シリンダー13を作動さ
せて開閉レバー14を開閉させる。これによって、パイ
プ2の束形状は、傾斜レバー15の作用とあいまって正
多角形(この例では、正五角形)に整えられる。そし
て、結束機を作動させて、束形状が整えられたパイプ2
をスチールバンドによって結束する。
【0011】以上のように、従来技術によれば、交差の
有無に無関係に適宜数のパイプを収容具からフォークリ
フト等の機械力により取り出し、このようにして収容具
から取り出した複数本のパイプを一本一本整列させて所
定本数だけ結束手段に送り出し、結束することができ
る。
有無に無関係に適宜数のパイプを収容具からフォークリ
フト等の機械力により取り出し、このようにして収容具
から取り出した複数本のパイプを一本一本整列させて所
定本数だけ結束手段に送り出し、結束することができ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術は、次のような問題点を有していた。 束形状整え機12内に、図3に示すようにパイプ2
が横並びに投入されると、場合によっては、横並びした
パイプ2が突張り棒になって開閉レバー14を作動させ
ることができず、パイプ2の束形状を整えることができ
ない。 束形状整え機12の開閉レバー14および傾斜レバ
ー15は、パイプ2の本数や径によって段取り替えする
必要がある。従って、その都度、レバー14、15の間
隔の設定をし直す必要があり、時間と手間がかかる。
た従来技術は、次のような問題点を有していた。 束形状整え機12内に、図3に示すようにパイプ2
が横並びに投入されると、場合によっては、横並びした
パイプ2が突張り棒になって開閉レバー14を作動させ
ることができず、パイプ2の束形状を整えることができ
ない。 束形状整え機12の開閉レバー14および傾斜レバ
ー15は、パイプ2の本数や径によって段取り替えする
必要がある。従って、その都度、レバー14、15の間
隔の設定をし直す必要があり、時間と手間がかかる。
【0013】従って、この発明の目的は、横並びしたパ
イプが突っ張り棒の作用をすることなく、しかも、パイ
プの径および本数が変わっても部材の段取り替えをする
ことなくパイプの束形状を容易且つ確実に整え、結束す
ることができる、長尺材の結束装置を提供することにあ
る。
イプが突っ張り棒の作用をすることなく、しかも、パイ
プの径および本数が変わっても部材の段取り替えをする
ことなくパイプの束形状を容易且つ確実に整え、結束す
ることができる、長尺材の結束装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
所定本数の長尺材が水平に乗せられるU字状に弛んだ、
巻上げ、巻下げ自在なベルトと、長尺材を乗せた前記ベ
ルトの両端を互いに接近させて、前記ベルト内の長尺材
の束形状を整えるための束形状整え機と、前記束形状整
え機により束形状が整えられた長尺材の束をバンドによ
り結束するための結束機とからなることに特徴を有する
ものである。
所定本数の長尺材が水平に乗せられるU字状に弛んだ、
巻上げ、巻下げ自在なベルトと、長尺材を乗せた前記ベ
ルトの両端を互いに接近させて、前記ベルト内の長尺材
の束形状を整えるための束形状整え機と、前記束形状整
え機により束形状が整えられた長尺材の束をバンドによ
り結束するための結束機とからなることに特徴を有する
ものである。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の、長尺材の結束装置の
一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は、この発明の結束装置を示す正面図
である。図1において、18は、上流側の、例えば、図
2 に示すパイプの整列・送出し装置から送り出されてく
る所定本数のパイプ2が水平に乗せられるU字状に弛ん
だベルトである。ベルト18は、複数本、平行に設けら
れ、各ベルト18の一端は、駆動機19によりチェーン
20を介して駆動される巻取りロール21に巻き取ら
れ、これによって、ベルト18の弛み量が自在に調整で
きるようになっている。
である。図1において、18は、上流側の、例えば、図
2 に示すパイプの整列・送出し装置から送り出されてく
る所定本数のパイプ2が水平に乗せられるU字状に弛ん
だベルトである。ベルト18は、複数本、平行に設けら
れ、各ベルト18の一端は、駆動機19によりチェーン
20を介して駆動される巻取りロール21に巻き取ら
れ、これによって、ベルト18の弛み量が自在に調整で
きるようになっている。
【0017】22は、パイプ2を乗せたベルト18の両
端を互いに接近させて、ベルト18内のパイプ2の束形
状を整えるための束形状整え機である。束形状整え機2
2は、ベルト18の両側に設けられた一対のシリンダー
23と、一対のシリンダー23により回動する一対のく
の字状レバー24とからなっている。レバー24の上端
には、ベルト18の外面と接触するローラー25が取り
付けられている。
端を互いに接近させて、ベルト18内のパイプ2の束形
状を整えるための束形状整え機である。束形状整え機2
2は、ベルト18の両側に設けられた一対のシリンダー
23と、一対のシリンダー23により回動する一対のく
の字状レバー24とからなっている。レバー24の上端
には、ベルト18の外面と接触するローラー25が取り
付けられている。
【0018】この他、この発明の結束装置は、束形状整
え機22により束形状が整えられたパイプ2の束をスチ
ールバンドにより結束するための結束機を有している。
結束機は、束形状整え機22の両側に設置されている。
え機22により束形状が整えられたパイプ2の束をスチ
ールバンドにより結束するための結束機を有している。
結束機は、束形状整え機22の両側に設置されている。
【0019】このように構成されている、この発明の結
束装置によれば、以下のようにして、パイプ2が束ねら
れて結束される。整列・送出し装置から送り出されてく
るパイプ2が所定本数、ベルト18上に投入されると、
束形状整え機22のシリンダー23によりレバー24を
互いに内側に回動させて、パイプ2が束ねられたベルト
18の両端を接近させる。即ち、ベルト18の両端を内
側に絞り込む。これによって、パイプ2の束形状は、横
並びしたパイプ2が突っ張り棒になることなく確実に円
形状に整えられる。しかも、ベルト18を使用すること
によって、パイプ2の径および本数が変わっても部材の
段取り替えをすることなくパイプ2の束形状を容易且つ
確実に整えることができる。なお、ベルト18の弛み
は、ベルト18内に送られるパイプ2の本数の増加に伴
い、駆動機19によって徐々に緩める。
束装置によれば、以下のようにして、パイプ2が束ねら
れて結束される。整列・送出し装置から送り出されてく
るパイプ2が所定本数、ベルト18上に投入されると、
束形状整え機22のシリンダー23によりレバー24を
互いに内側に回動させて、パイプ2が束ねられたベルト
18の両端を接近させる。即ち、ベルト18の両端を内
側に絞り込む。これによって、パイプ2の束形状は、横
並びしたパイプ2が突っ張り棒になることなく確実に円
形状に整えられる。しかも、ベルト18を使用すること
によって、パイプ2の径および本数が変わっても部材の
段取り替えをすることなくパイプ2の束形状を容易且つ
確実に整えることができる。なお、ベルト18の弛み
は、ベルト18内に送られるパイプ2の本数の増加に伴
い、駆動機19によって徐々に緩める。
【0020】そして、結束機を作動させて、束形状が整
えられたパイプ2をスチールバンドによって結束する。
えられたパイプ2をスチールバンドによって結束する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の結束装
置によれば、整列・送出し装置から送り出されたパイプ
を巻上げ、巻下げ自在なベルト上に入れ、パイプが束ね
られたベルトの両端を絞ることによって、横並びしたパ
イプが突っ張り棒の作用をすることなく、しかも、パイ
プの径および本数が変わっても部材の段取り替えをする
ことなくパイプの束形状を容易且つ確実に整え、結束す
ることができるといった有用な効果がもたらされる。
置によれば、整列・送出し装置から送り出されたパイプ
を巻上げ、巻下げ自在なベルト上に入れ、パイプが束ね
られたベルトの両端を絞ることによって、横並びしたパ
イプが突っ張り棒の作用をすることなく、しかも、パイ
プの径および本数が変わっても部材の段取り替えをする
ことなくパイプの束形状を容易且つ確実に整え、結束す
ることができるといった有用な効果がもたらされる。
【図1】この発明の結束装置を示す正面図である。
【図2】従来技術を示す正面図である。
【図3】従来技術の結束手段を示す正面図である。
1:長尺材受入れ手段 2:パイプ 3:ベルト 4:巻取りロール 5:駆動機 6:長尺材送出し機 7:可動スキッド 8:固定スキッド 9:キッカー 10:シリンダー 11:結束手段 12:束形状整え機 13:シリンダー 14:開閉レバー 15:傾斜バー 16:固定バー 17:スパイラルロール 17A:突条 18:ベルト 19:駆動機 20:チェーン 21:巻取りロール 22:束形状整え機 23:シリンダー 24:レバー 25:ローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 春樹 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 3E052 AA42 BA12 CB02 CB03 DA02 DB05 LA14 LA18
Claims (1)
- 【請求項1】 所定本数の長尺材が水平に乗せられるU
字状に弛んだ、巻上げ、巻下げ自在なベルトと、長尺材
を乗せた前記ベルトの両端を互いに接近させて、前記ベ
ルト内の長尺材の束形状を整えるための束形状整え機
と、前記束形状整え機により束形状が整えられた長尺材
の束をバンドにより結束するための結束機とからなるこ
とを特徴とする、長尺材の結束装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10311396A JP2000142619A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 長尺材の結束装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10311396A JP2000142619A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 長尺材の結束装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000142619A true JP2000142619A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18016698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10311396A Pending JP2000142619A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 長尺材の結束装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000142619A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101478768B1 (ko) | 2013-06-26 | 2015-01-05 | (주)비앤에스 | 다발의 파이프 집중장치 |
CN104554868A (zh) * | 2013-10-15 | 2015-04-29 | 威尔机械江苏有限公司 | 一种棒型材打捆机器人 |
CN104554860A (zh) * | 2013-10-15 | 2015-04-29 | 威尔机械江苏有限公司 | 钢材打捆机 |
CN104554862A (zh) * | 2013-10-15 | 2015-04-29 | 威尔机械江苏有限公司 | 在捆扎过程中不会出现虚丝现象的棒型材打捆机器人 |
CN104554861A (zh) * | 2013-10-15 | 2015-04-29 | 威尔机械江苏有限公司 | 一种打捆装置 |
CN104554863A (zh) * | 2013-10-15 | 2015-04-29 | 威尔机械江苏有限公司 | 一种打捆机器人 |
CN106144006A (zh) * | 2016-06-28 | 2016-11-23 | 巢湖市金辉自控设备有限公司 | 一种定量纸管码管捆扎装置 |
CN106144004A (zh) * | 2016-06-28 | 2016-11-23 | 巢湖市金辉自控设备有限公司 | 一种定量纸管切割码管捆扎装置 |
CN107697336A (zh) * | 2017-07-31 | 2018-02-16 | 李露青 | 一种全自动钢管拾取清理打包装置 |
CN110550258A (zh) * | 2019-08-23 | 2019-12-10 | 天津市联通钢管有限公司 | 一种防磕碰划伤管壁的缓冲打包设备 |
-
1998
- 1998-10-30 JP JP10311396A patent/JP2000142619A/ja active Pending
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