JPH05162904A - 管状パックを製造するための巻取り機械のための押圧装置 - Google Patents

管状パックを製造するための巻取り機械のための押圧装置

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JPH05162904A
JPH05162904A JP4121651A JP12165192A JPH05162904A JP H05162904 A JPH05162904 A JP H05162904A JP 4121651 A JP4121651 A JP 4121651A JP 12165192 A JP12165192 A JP 12165192A JP H05162904 A JPH05162904 A JP H05162904A
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JP
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winding
belt
roll
pressing device
mandrel
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JP4121651A
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English (en)
Inventor
Jan W Kramps
ジャン・ウェー・クランプス
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Ferag AG
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B63/00Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on articles or materials to be packaged
    • B65B63/04Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on articles or materials to be packaged for folding or winding articles, e.g. gloves or stockings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B25/00Packaging other articles presenting special problems
    • B65B25/14Packaging paper or like sheets, envelopes, or newspapers, in flat, folded, or rolled form
    • B65B25/146Packaging paper or like sheets, envelopes, or newspapers, in flat, folded, or rolled form packaging rolled-up articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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    • B65H29/006Winding articles into rolls

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】巻取り処理中を通じてロールの周辺のほとんど
を覆う押圧および固定作用を確実にし、かつ高い剛性の
正確に巻取られた小型管状パックの生産と共に、最終印
刷製品のロールの簡単で迅速な取出しを許容する、押圧
装置を提供する。 【構成】スケールフォーメーションで供給される印刷製
品を巻取るための巻取り機械のための押圧装置は少なく
とも2つの押圧べルト5.1、5.2を含み、これらは
ともに少なくとも270°のロールの周辺の扇形を覆
う。その結果ロール上に均一で強力な接触圧が加えら
れ、それは特別な実施例において制御可能である。移動
グループ3、6、8、17.1、17.2、21.1、
21.2によってべルト5.1、5.2は完全に持ち上
げられ、それによって一杯になったロールが容易に放出
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は印刷機の分野のものであり、請
求項1のプリアンブルに従って、スケールフォーメーシ
ョンで供給され、巻取られてロールまたはレールを形成
する新聞紙、雑誌などのような印刷製品の管状パックを
製造するための巻取り機械のための押圧装置に関するも
のである。
【0002】印刷製品を巻上げて、それによってロール
を形成し、保持エレメントによって巻取り配置にこれを
維持する多数の異なる巻取り機械が既知である。保持エ
レメントはバンド、紐、箔などによって構成される。ロ
ールまたは管状形式に、かつ同時にまたは保持エレメン
トにあった連続動作ステップにおいて印刷製品を巻上げ
ることができるために、巻取り処理を始め、補助する誘
導、または押圧装置を有することが必要である。ヨーロ
ッパ特許第313781号は限定された剛性の保持エレメント
を使用することを可能にするプリアンブルに従った装置
を開示する。プラスチック箔またはフィルムは繰出しロ
ールからほどかれ、引張応力下で印刷製品の進んだスケ
ールフローに与えられる。フィルムおよび印刷製品の区
間は別個の、または共通の供給手段によって巻取りステ
ーションに与えられ、そこでそれらは巻取りマンドレル
の周りに共に巻取られ、ロールの端でフィルムは所望の
点で切断される。巻取りは自由に回転可能な巻取りマン
ドレルによって行なわれる一方、他方でエンドレスべル
トによって行なわれ、印刷製品を有するマンドレルを駆
動し、同時に印刷製品上に半径方向の圧力を加える。
【0003】巻取り処理の開始時、エンドレスべルトが
かなりの範囲で巻取りマンドレル、または巻取られた印
刷製品の周辺で係合するとき、比較的よい接触圧が得ら
れる。しかし、印刷製品が巻取られるほど、べルトによ
って覆われた扇形はより好都合でなくなる。巻取り処理
の終了直前、ロールの周辺は180°の扇形でべルトに
よって係合されるだけになる。これは巻取り処理に、特
に最後の巻取り位相中不利な影響を及ぼし得る。ロール
の所望の強さは落ち、印刷製品および保持エレメントを
共に保持するそれらの制御された押圧はもはや保証され
得ない。この装置および他の既知の装置のさらなる不利
益は、要する時間と、最終の印刷製品のロールのための
機構的に比較的複雑な放出処理である。
【0004】前述の不利益および問題は、もし最新の既
知の小型ロール、たとえばスイス特許出願第2 796/90-7
号から既知のロール、すなわち高密度に圧縮されたスケ
ールフローから形成されるロールを巻取ることが必要で
あればより深刻になる。巻取り処理の開始と同様、そこ
で生じる半径方向に外方向へ作用する力、すなわち巻取
り中のスケールフローの偏向、または逆転は従来の装置
を使用すると不十分にしか扱われ得ない。
【0005】この発明の問題はしたがって、巻取り処理
中を通じてロールの周辺のほとんどを覆う押圧および固
定作用を確実にし、かつ高い剛性の正確に巻取られた小
型管状パックの生産と共に、最終印刷製品のロールの簡
単で迅速な取出しを許容する、押圧装置を提供すること
である。
【0006】この問題は請求項1の独特の特徴によって
解決される。この発明は2つの実施例および添付の図面
に関して以下により詳細に説明される。
【0007】この発明はより特定的には巻取り処理中に
印刷製品を押圧、固定および案内する態様を扱う。図面
に関連して説明される押圧装置の実施例は異なる型の巻
取り機械と共に使用され得るが、ヨーロッパ特許第3137
81号に従った巻取り機械との使用に特に適当である。
【0008】図1は巻取り処理の開始時の押圧および固
定装置の第1の実施例を示す。印刷製品および保持エレ
メント供給手段、駆動装置などの構成および動作は、そ
こに詳細な説明および記述が行なわれている同一出願人
のヨーロッパ特許第313781号の装置に対応する。したが
って、装置全体に関する解説はこの発明に従った装置の
理解のために必要である範囲でのみ、以下に行なわれ
る。
【0009】既知の装置に関して、これらのエレメント
は巻取りを補助するための補助装置として主に理解され
る、すなわちこれらは印刷製品の線形の流れの偏向およ
び巻取りを始めると同時に押圧手段として働いた。しか
し、かなり大きい強度の印刷製品の小型ロールを生産す
るためのこの発明に従って、有効な押圧および固定機
能、すなわちロールの周辺のほとんどを覆うことを行な
い、かつ同時に実質的に第2の機能として巻取りの開始
を補助する装置が使用される。言い換えれば、有効な押
圧装置がつくり出されるが、従来の構成は巻取り処理の
ための補助装置に単に基づくだけであった。
【0010】従来の態様において、印刷製品の巻取りに
使用される巻取りマンドレルは図示されないフレーム2
内に自由に回転可能な態様で吊下げられ、取付けられ
る。べルトコンベア3は再びフレーム2へピボットピン
4に関してピボット回転可能に固定される。べルトコン
ベア3の3つの可能なピボット位置3′、3″、および
3′″が図示され、位置3′は空のロールと共に実線で
示され、他の2つの位置3″、3′″は一点鎖線で示さ
れる。この発明に従って、ロールはその周辺全体に沿っ
て、すなわち360°の最適な扇形で固定、かつ押圧さ
れ、その結果均一な全面的な接触圧が巻取りマンドレル
1に対して半径方向に加えられる。したがって、この発
明に従い少なくとも2つの押圧べルト5.1および5.
2が設けられ、それらは最適な巻付けの扇形のために少
なくとも270°の扇形でロールの周辺に巻付く。べル
ト5.1および5.2はいずれもエンドレスべルトであ
り、巻取りマンドレルの付近に位置し、複数の偏向、ま
たは案内プーリ上に案内され、それによって巻取りマン
ドレル1の周辺の側に係合するか、巻取り処理中印刷製
品のロール7(一点鎖線で示される)に係合する。第1
の押圧べルト5.1は巻取り処理の開始時、空の巻取り
マンドレル1にその周辺に沿って扇形α、この実施例に
おいてはおよそ140°で巻付く。次に、第2のべルト
5.2はおよそ160ないし180°の第2の扇形βで
押圧作用を確実にする。この実施例において、これらの
扇形αおよびβは部分的に重なるので、およそ50ない
し60°の開いた扇形が存在し、その周辺は押圧装置に
よって覆われるか、係合されない。もしさらに複雑な
(360°に近い)巻付けが得られるべきであれば、第
3の押圧べルトが使用され得る。印刷製品はこの開いた
扇形で、すなわちこの実施例においてはべルトコンベア
3を介して右から左へ供給される。
【0011】巻取りマンドレルの巻付けは、2つのべル
ト5.1および5.2が次のように配置されることによ
って得られる。すなわち巻取り処理の開始時、第1のべ
ルト5.1の部分が旋回アーム6によって(空のロール
と共に実線で図示されるその位置6′において)巻取り
マンドレルに案内され、その自由端はマンドレル1の周
辺に関して接点をほぼ形成し、その周辺は少なくとも1
30°、好ましくは140°の扇形で係合し、第2のべ
ルト5.2は巻取りマンドレル1の周りにU形ループに
案内され、その周辺は少なくとも160°、好ましくは
170°の扇形で係合し、2つの扇形は最大15°、お
よび好ましくは僅か10°だけ部分的に重なる。
【0012】ロール幾何学は巻取り処理中永久に変化す
るので、前記処理の終了時特に、前述の押圧作用が常に
良い状態のままであり、すなわち最小の開いた扇形が存
在し、均一な態様で行なわれることが重要である。この
発明の装置の利点は、最適な態様で不規則なロールをそ
の周辺に沿って固定、かつ押圧することも可能であると
いうことである。これは前述の小型ロールの場合におい
ても、それらがほぼ円形の断面を有するにすぎないので
可能である。
【0013】第1の押圧べルト5.1の進路はこれより
詳細に説明され、巻取り方向(すなわち図面で逆時計回
り)に従って、巻取りマンドレルから始まる。巻取りマ
ンドレルで直接べルト5.1は小さい案内プーリ10.
1(または小さい曲率半径の静的偏向)の周りに案内さ
れ、そのプーリは次に旋回アーム6の自由端に固定され
る。旋回アーム6は3つの可能な旋回位置6′、6″お
よび6′″にあり、位置6′は実線で空のロールと共に
図示され、別の2つの位置は一点鎖線で図示される。ピ
ン11に関して回転可能なこの旋回アームは巻取られる
べき最大の印刷製品のロールの直径にほぼ対応する長さ
を有する。この旋回アームはその内端位置6′で巻取り
マンドレル1に接し、その自由端がマンドレルの周辺と
接点をほぼ形成するように位置決めされる。巻取り処理
中、自由端はロールの半径が拡大すると同時に半径方向
に外方向に移動する。一杯になったロールを有する中間
位置6″で、案内プーリ10.1の周りの自由端に案内
された旋回アーム、または押圧べルトは一杯になったロ
ール上に再度接線方向に係合する。押圧べルトは第2の
小さいプーリ10.2によって前記旋回アーム上に案内
される。小さいプーリ10.1の半径、および好ましく
は旋回アーム6上の案内プーリ10.2の半径も好まし
くは0.5cmより小さい。このことによって旋回アー
ム6の小さい寸法が許容され、したがって制限された空
間条件にもかかわらず、旋回アーム6の自由端としたが
ってロール7上のべルトとが密接に係合する。そのピン
が旋回アームのピン11と一致するさらなる案内プーリ
12はプーリ10.1および10.2より大きい直径を
有し、さらなる案内プーリ13および14は駆動プーリ
15までべルト5.1を逆転させ、案内するために使用
される。プーリは図示されない駆動装置(電気モータ)
によって従来の態様で駆動される。べルトは4つのさら
なる案内プーリ16.1ないし16.4によって特定的
に位置決めされた案内プーリ17.1へ案内される。案
内プーリ17.1は領域20.1内に位置決めされ、巻
取りマンドレル1に関して旋回アーム6、または小さい
案内プーリ10.1に向い合う。案内プーリ17.1と
旋回アーム6上の小さい案内プーリ10.1との配置の
結果、押圧べルト5.1は前記扇形αで巻取りマンドレ
ル上に係合する。エンドレスべルト5.1は引張応力下
に保持される。べルトの長さまたは案内は、ロールの直
径の拡大によって必要とされる長さの変化が2つの矢印
1 およびA2 の方向の、べルト5.1および5.2の
両方に共通な案内プーリ16.1の補償運動によって行
なわれるように選択される。この補償運動は矢印A1
よびA2 の方向のバネ張力または駆動装置によって行な
われ得る。必要条件の関数として、案内プーリ16.1
のこの補償運動は巻取り処理中制御され、したがってべ
ルト5.1および5.2の接触圧は時間依存態様で、ま
たは付加的なロールの安定性のために使用され得る別の
予め定めることができるパラメータに従って影響され得
る。駆動プーリ15および補償案内プーリ16.1の相
互配置は特に有利である。案内プーリ16.1は駆動ま
たは巻取り方向で駆動プーリ15の後にくる。(すなわ
ちゆるい側にくる。)もしべルトの延長が巻取り中のロ
ールの大きさの変化のために現在必要であれば、矢印A
1 の方向の補償運動によって前記延長、または引延し
は、駆動プーリを介してべルトを取除くことを必要とせ
ずに、すなわち駆動プーリ上でべルトが擦れたり、滑ら
ずにもたらされ得る。
【0014】第2の押圧べルト5.2の進路も巻取り方
向、すなわち逆時計回りで説明される。巻取りマンドレ
ル1から始まり、べルト5.2はまず第1の案内プーリ
21.1の周りに、次に第2の案内プーリ22をまわっ
て駆動プーリ15に案内され、そのプーリは同時に第1
のべルト5.1を駆動する。案内プーリ16.1ないし
16.3も2つのべルト5.1および5.2を案内する
ために使用される。この理由のために駆動プーリおよび
共同で使用される案内プーリの両方が十分な幅を有さね
ばならず、それによって両方のべルトが並置形式に案内
され得ることが容易に明らかである。言い換えれば、こ
れらのべルトは図面の平面に直角方向に変位される。こ
のことはロール7上の押圧扇形が部分的に重なり得るの
で必要である。第2のべルト5.2は次に2つのさらな
る案内プーリ23.1および23.2によってべルトコ
ンベア3の下、またはその周りに案内され、それによっ
てべルトコンベアはその外端位置3′″において押圧べ
ルトの進路を妨げない。最後に、巻取りマンドレル1に
戻るべルトコンベアの3つのより小さい案内プーリ2
5.1ないし25.3と共に、そのピンがべルトコンベ
ア3のピン4と一致する案内プーリ24によってべルト
5.2が案内される。第2の押圧べルト5.2のための
第1の案内プーリ21.1は、べルトコンベアから、ま
たはその小さい案内プーリ25.1ないし25.3から
来るべルト5.2が巻取りマンドレル1の周りのU形ル
ープを形成し、したがっておよそ180°の前述の扇形
βで係合し、必要な押圧作用を与えるように配置され
る。
【0015】巻取りマンドレルが巻取り処理中空である
とき現在の巻付けを得るためか、押圧領域(扇形αおよ
びβ)をさらに改良するために、互いにかつ巻取りマン
ドレル1に関してピボット運動可能なべルトコンベア3
および旋回アーム6の配置を適用することが必要であ
る。図面は好ましい配列を示す。旋回アーム6およびべ
ルトコンベア3によって空の巻取りマンドレル上の係合
(旋回位置3′または6′)時に形成される角度は30
および45°の間であり、この実施例において約40°
であり、2つのピボットピン4および11の間隔の比率
は巻取りマンドレルの軸の関数として約1.3ないし
1.4である。
【0016】第1の押圧べルト5.1のための案内プー
リ17・1、および案内プーリ21.1は各場合におい
て関連の対応するプーリ17.2および21.2を有
し、これらの案内プーリは対応するプーリと各場合にお
いて機能的対を形成する。これらの2つの対17.1お
よび17.2と21.1および21.2とは図示されな
いリンクまたはレールに沿って運搬チェーン8によって
か、安定したチェーンガイドによって移動可能である。
この移動経路は一杯になった印刷製品のロールを放出す
る目的で押圧べルトをそれらの押圧位置から持ち上げ、
その結果前記ロールを自由にすることを可能にする。前
記案内プーリ対17.1および17.2と21.1およ
び21.2の正確な動作は図3に関連してより詳細に説
明されるであろう。
【0017】図2は、巻取り処理終了直前の、すなわち
ほとんど一杯になった印刷製品のロール7を有する同じ
配置を示す。旋回アーム6上、およびべルトコンベア3
上に載置されるプーリ以外、残りのすべての案内プーリ
は巻取り処理の開始時と同じ位置にある。印刷製品のロ
ールの大きさが半径方向に広がる結果、旋回アーム6は
外方向に旋回され、その実線の中間位置6″にある。べ
ルトコンベア3も外方向にピボット運動され、同じく実
線によって示される位置3″に進む。べルトコンベア3
の揺動に伴って、この発明はフレーム2に関して固定さ
れた態様で巻取りマンドレル1を位置決めすることを可
能にする、すなわち従来の装置の場合におけるように巻
取りマンドレルがたとえばピボット運動可能な支持アー
ムに固定されることは必要でない。このことによって、
一般に重い印刷製品のロールが位置を変化する必要がな
いため機構を簡略化することが可能になり、その結果操
作をより速い速度で、かつ遙かに容易に行なうことが可
能になる。
【0018】図2から理解されるように、2つのべルト
5.1および5.2はロールのより低い右側領域の約4
0°の開いた扇形以外ほとんど全体の周辺にわたって完
全に印刷製品のロールに巻付く。第1のべルト5.1が
ほぼ180°の扇形α1 でその周辺を覆い、第2のべル
ト5.2が約210°の扇形β1 で覆うことも示され
る。結果的に押圧装置は実質的に印刷製品のロール7の
周辺全体を覆うので、もし必要ならば、巻取り処理中の
印刷製品のロールの結果として非対称的に変形されない
で、またはロールの回転作用上の不利な影響を受けずに
極めて高い張力が押圧べルトによって加えられ得る。こ
の実施例の別の利点は、押圧べルト5.1および5.2
の両方によって同時に押圧され、したがって矢印Fの方
向の別の周辺領域と比較してより大きい圧力を加える印
刷製品のロールの領域19が(巻取りマンドレル1に関
して)べルトコンベア3と向いあっているということで
ある。
【0019】一杯になった印刷製品のロール7の取出し
がこれより図3に関して説明される。一杯になったロー
ルの取出しまたは放出は持ち上げられた押圧べルトによ
って行なわれる、すなわちべルト5.1および5.2と
ロール7との間には空間がある。(図2に示される状況
から始まる)押圧べルト5.1および5.2を持ち上げ
るために、案内プーリ対17.1および17.2と2
1.1および21.2(図1および図2)とはそれらの
移動経路に沿って、すなわち図1および図2に示される
位置(図3に′で示される)から持ち上げられた位
置(′″で示される)に移動される。これは図3に示さ
れる押圧べルト5.1および5.2の位置へ通じる。一
杯になったロール7は位置を変化させないままである。
この発明はこれより説明されるであろうように押圧べル
トを完全に、かつ素早く持ち上げることを許容する。4
つの移動エレメントまたはグループ、すなわちピボット
運動可能なべルトコンベア3、旋回アーム6ならびに2
つの案内プーリ対17.1および17.2と21.1お
よび21.2は持ち上げる目的のために重要である。こ
れらの4つの移動グループはそれらの押圧位置(図2を
参照のこと)から持ち上げ位置(図3)へ実質的に同時
に移動されるか、または連続して素早く移動される。移
動部分が比較的軽量部分であるため(すなわち特に印刷
製品のロールは移動される必要がない)、この処理は比
較的迅速に行なわれ得る。べルトコンベア3はそのピボ
ットピン4に関してピボット運動され、その持ち上げら
れた位置3′″(実線で示される)に入り、その結果印
刷製品のロールから間隔をあけられる。同様に旋回アー
ム6は旋回してその最も外側の位置6′″(実線で示さ
れる)に入り、したがって同じく印刷製品のロールから
間隔をあけられる。図2から容易に明らかなように、両
方のユニットを単にピボット旋回して引き離すことでは
前に行なわれたロールの周辺の巻付けを外すのには十分
ではないであろう。代わりに、2つの案内プーリ対1
7.1および17.2と21.1および21.2とはそ
れらの最初の位置(一点鎖線で示される17.1′、1
7.2′、21.1′および21.2′)からコンベア
チェーン8によってピボット運動されて予め定められた
移動経路(移動リンク、または安定したチェーンガイ
ド)に沿って、それらが新しい位置(実線で示される1
7.1′″、17.2′″、21.1′″および21.
2′″)につくように移動される。案内プーリ対がそれ
らが接続される一点鎖線で示されるコンベアチェーンの
経路に従うことは容易に理解される。(逆転動作におけ
る)案内プーリ17.1および17.2は外側のチェー
ン経路上を移動し、案内プーリ21.1および21.2
は内側のチェーン経路を移動する。コンベアチェーン8
の進路は案内プーリ9.1ないし9.4によって予め定
められ、U形構成を有し、前記Uは案内プーリ対17.
1および17.2と21.1および21.2とが印刷製
品のロールの周りに間隔をあけられて案内され得るぐら
い広く開いている。図1ないし図3から理解され得るよ
うに、各場合において2つのプーリ17.1および1
7.2または21.1および21.2の1つだけが活性
である、すなわち押圧べルトを案内する。押圧位置にお
いて、2つの案内プーリ17.1および21.1が活性
であり、図3に従った持ち上げられた位置において2つ
のプーリ17.2および21.2が活性である。案内プ
ーリ対17.1および17.2と21.1および21.
2とはその結果2つの位置、すなわち一方の押圧位
置(′および一点鎖線で示される)および他方の持ち上
げられた位置(′″および実線で示される)に代替的に
移動される。巻取りマンドレル1に関してこれらの2つ
の位置は互いに向い合う。コンベアチェーン8は各場合
において対応する領域の案内または駆動プーリ18.1
および18.2の周りに案内される。コンベアチェーン
は図示されない駆動装置、たとえば電気モータによって
両側で駆動される。好ましくは旋回アーム6およびべル
トコンベア3の運動は同じ駆動装置によって得られ、そ
れによってこれらの2つの移動グループの間で協働運動
が行なわれる。これらの部分のそれらの持ち上げられた
位置への移動と同様に、べルト5.1および5.2の長
さは案内プーリ16.1によって調節されるか、その張
力によって縮小される。明らかに保持エレメントの端部
は持ち上げることに先立つか、持ち上げると同時にロー
ルへ固定されねばならなく、それによってロールは持ち
上げ後その構造を保持する。一杯になったロールの実際
の放出は従来の態様で、たとえばヨーロッパ特許第3137
81号から既知のような放出ブレードか、エジェクタを使
用して行なわれる。
【0020】べルト5.1および5.2は好ましくは僅
かに弾性のプラスチックから作られる。明らかにべルト
は同等のエレメント、または他の回転材料によって置換
えられ得る。この発明の特別な実施例において、構成さ
れた面、たとえば横方向の溝を有するべルトが使用され
る。もし必要ならばべルトは異なる構造を有することも
でき、たとえば一方のべルトが入口で面構造を有し、他
方のべルトが平滑であり得る。
【0021】図4ないし図6は、巻取り処理の開始時、
すなわちまだ空のロールを有する場合(図4)と、一杯
になったか、ほとんど一杯のロールの場合(図5)と、
ロールから押圧および固定エレメントを取除いた後の、
すなわち持ち上げられた状態(図6)の場合とにおける
この発明の押圧および固定装置の第2の例証的実施例を
示す。この装置の異なる部分は巻取り処理中、持ち上げ
るために移動され、したがって3つの図面中で異なる位
置を想定される。これらは空のロールの場合(図4)′
で、一杯になったロールの場合(図5)″で、かつ持ち
上げられた状態(図6)では′″で示され、図面におい
て実線で示される。移動を示すために、各図面は一点鎖
線で別の図面に対応する移動部分の位置も示す。
【0022】図4ないし図6に示されるこの発明の装置
の実施例は図1ないし図3に示されるのと同じ原理、す
なわち2つの押圧べルトによって最大の扇形で巻取られ
る間の印刷製品の押圧および固定に基づく。この装置の
異なる部分はいずれの実施例においても同じ機能を有
し、本質的に同じ構成および位置を有し、したがって同
じ参照番号を有する。これらは特定的には巻取りマンド
レル1、フレーム2、ピボットピン4に関してピボット
運動可能で、ピボット位置3′、3″および3′″を有
するべルトコンベア3、2つの押圧べルト5.1および
5.2、ピボットピン11に関してピボット運動可能
で、ピボット運動位置6′、6″および6′″を有し、
その上に置かれる小さい案内プーリ10.1および1
0.2を有する旋回アーム6、印刷製品のロール7、ピ
ボットピン11と同軸に配置される案内プーリ12、案
内プーリ13および14、駆動プーリ15、案内プーリ
16.1、16.2および16.3であるとともに2つ
の巻付き角度αおよびβである。
【0023】2つの実施例間の相違はより特定的にはロ
ールの交換に先立ち押圧べルト5.1および5.2を持
ち上げるために、かつ実際のロール交換動作のために使
用されるそれらの部分に関する。図1ないし図3に示さ
れる実施例において、ロール交換は4つの連続段階で行
なわれる。まず押圧べルトが持ち上げられて、異なる案
内プーリがチェーン駆動装置の補助を受けてロールの一
方から反対側に移動され、その後最終ロールが放出ブレ
ード、またはエジェクタの補助を受けて放出され、エジ
ェクタは元の位置に移動され、案内プーリは元の位置に
移動される。これらの4段階を行なった後、巻取りステ
ーションは再び巻取り準備状態になる。図4ないし図6
の実施例におけるロール交換も4段階で行なわれる。ま
ず押圧べルトが持ち上げられ、そこで異なる案内プーリ
がその上に置かれるレバーの補助を受けてロールの一方
から反対側へ移動され、エジェクタの補助を受けてロー
ルが放出され、その後案内プーリが元に移動される。こ
れらの3段階の後、巻取りステーションは再度巻取り準
備状態になる。エジェクタは巻取り処理中元に移動され
得る。レバーによる案内プーリの移動がチェーンシステ
ムを使用するときより早いので、かつ特定的には巻取り
処理中エジェクタが元に移動されるという事実の結果と
して、さらにより早いロール交換が第2の実施例(図4
ないし図6)において可能である。ロール交換を含む完
全な巻取り処理のシーケンスは図7に関してより詳細に
説明されるであろう。
【0024】図4は、空のロールを有する、すなわち巻
取り処理の開始直前のこの発明の装置の第2の実施例を
示す。大きくなっていくロールの変化する半径の結果と
して移動されるこの装置の部分はより大きい、または最
終ロールについて一点鎖線で示されるが、押圧べルト
5.1および5.2はロールが空のときの状態について
示されるだけである。
【0025】図面における巻取り方向、すなわち逆時計
回りの第1の押圧べルト5.1の進路は次のとおりであ
る。第1の押圧べルト5.1は旋回アーム6上に置かれ
る2つの案内プーリ10.1および10.2の周りを通
り、それによって巻取りマンドレルから移動して離れ
る。巻取りマンドレルが空のとき、旋回アーム6は位置
6′を有する、すなわちマンドレル1に接する。第1の
押圧べルトは案内プーリ10.2から、旋回アーム6の
ピボットピン11と同軸に位置決めされる案内プーリ1
2上を通り、2つの更なる案内プーリ13および14を
通って駆動プーリ15に向かい、そこから3つのさらな
る案内プーリ16.1、16.2および16.3を通
り、プーリ16.1はその位置の結果として、異なるロ
ール直径によって必要とされる異なるべルトの長さが補
償され得るように変位可能である。案内プーリ16.3
から第1の押圧べルト5.1はさらなる案内プーリ41
を通り巻取りマンドレルに戻る。
【0026】同一方向の第2の押圧べルト5.2の進路
は次のとおりである。第2の押圧べルト5.2は第1の
押圧べルト5.1と共に巻取りマンドレルから遠ざか
り、案内プーリ13および14を通って駆動プーリ15
に向かい、そこから案内プーリ16.1、16.2およ
び16.3を通る。案内プーリ16.3から3つのさら
なる案内プーリ42、43および44を通って巻取りマ
ンドレル1に戻る。案内プーリ42はその上に2つの案
内プーリ43および44が配置される第2の旋回アーム
46のピボットピン45と同軸である。第2の旋回アー
ム46は第1の押圧べルト5.1のために旋回アーム6
が行なうのと同じ機能を、すなわちベルトの進路を大き
くなっていくロールに調節する機能を第2の押圧べルト
5.2のために、かつそれを前記ロールに押圧するため
に行なう。したがって旋回アーム46は異なる旋回位
置、すなわちロールが空のとき位置46′、およびロー
ルがより大きいか、一杯のとき46″を想定する。旋回
アーム46は、持ち上げる目的のためにも使用され、図
6に関連してより詳細に説明されるレバーシステムの部
分である。案内プーリ44から第2の押圧べルト5.2
は巻取りマンドレルに戻る。
【0027】この第2の実施例においても、2つの押圧
べルト5.1および5.2は巻付角度αまたはβで巻取
りマンドレル1に巻付き、ここでαはおよそ140°お
よびβはおよそ160°であり、それによって印刷製品
を導入するための開いた扇形はここで再度約60°にな
る。有利なことに2つの扇形は僅かに部分的に重なる。
巻取り中重なりが大きくなるので、2つの扇形が空のロ
ールと部分的に重なることは絶対的に必要ではない。実
際に、巻取りマンドレル周辺の小さい紙片は、前記紙片
の長さが巻取られるべき印刷製品の長さを上回らなけれ
ば巻付けられないままであり得る。
【0028】図4は放出ブレード、またはエジェクタ5
0も示し、これは図式的にのみ示される駆動装置52へ
エジェクタレバー51によって作動的に接続され、それ
によってエジェクタ50は矢印Pに対応して図面の紙の
平面において位置50′から位置50″へピボット運動
され得、マンドレル1の軸に平行な紙の平面に対して直
角に変位可能でもある。ロールが空のとき(2つの移動
部分の実線の位置)、エジェクタ50はこの装置の別の
部分によって妨げられずに紙の平面に対して直角に移動
され得る。これはロールが限定された直径を有すると
き、すなわち移動部分3、6および46が″で示される
位置へ既に移動されているときにも明らかに可能であ
る。
【0029】図5は、一杯になった、またはほとんど一
杯になった印刷製品のロール7を有する図4におけるよ
うなこの発明の装置の同じ実施例を示す。図4と比較し
て、ロール7の拡大された半径の結果として、べルトコ
ンベア3、旋回アーム6および第2の旋回アーム46は
異なる旋回位置(3″、6″および46″)を有する。
空のロールについての対応する位置(3′、6′、4
6′)は一点鎖線で示される。変位可能な案内プーリ1
6.1も異なる位置を有する。2つの押圧べルト5.1
および5.2の異なる案内プーリを通る進路は移動部分
3、6および46の実線の位置についてのみ示され、案
内プーリ10.1、10.2、16.1、43および4
4の変更された位置の結果として図4と比較して変化さ
れる。新しい巻付け角度α′またはβ′は現在約180
°、または約190°であり、部分的に重なり合い、約
40°の扇形を開いたままにする。
【0030】エジェクタ50は図4(50′)と比較し
て異なる位置50″も有する。これは現在ロール7上に
横方向に係合し、もしエジェクタ50が駆動装置52の
補助を受けて観察者から離れるように紙の平面に対して
直角に移動されれば、これはべルトが持ち上げられてい
るときのみ明らかに可能であるが、それによってロール
は放出される。
【0031】図6は、一杯になった印刷製品のロール7
の放出および押圧べルトの必要とされる持ち上げを示
す。持ち上げおよび放出のために移動される部分は図4
および図5と比較してそれらの新しい位置に′″で(実
線で)示され、一点鎖線で一杯になった印刷製品のロー
ルを有する前の持ち上げ位置が″によって再度示され
る。2つの押圧べルト5.1および5.2はそれらの持
ち上げられた位置においてのみ示される。
【0032】持ち上げられた位置において、べルトコン
ベア3および旋回アーム6はロールからピボット運動さ
れて離れる(位置3′″および6′″)。案内プーリ4
1、42、43および44はそれらの巻取り位置(図4
および図5)に関して、押圧べルトがもはやロール7と
接触しないように変位される。案内プーリ41、42、
43および44の変位は持ち上げレバー60のピボット
運動によってもたらされ、その上で案内プーリ41およ
び42はレバー60に関して変位不可能であるが、第2
の旋回アーム46ならびにしたがって案内プーリ43お
よび44はピボット運動可能である。図4および図5に
おいて図示されない持ち上げレバー60は巻取り処理中
変化されない位置60′(一点鎖線)を有する。これは
ロール7の横方向に位置決めされ(図面中で観察者に向
って紙の平面から持ち上げられ)、それによって大きく
なっていくロールと互いに妨げ合わない。巻取り処理
中、第2の旋回アーム46の旋回位置への変化だけが行
なわれる。持ち上げ処理のために、持ち上げレバー60
はその位置60′からその持ち上げ位置60′″へピボ
ット運動され、対応する図示されないリンクを使用して
第2の旋回アーム46がピボット位置46″からピボッ
ト位置46′″へピボット運動するように持ち上げレバ
ー60に関してその旋回位置を変化させることを確実に
する。押圧べルトを持ち上げるために必要な第2の旋回
アーム46の移動は、この方法によってのみロールの周
りに旋回アーム46ならびに案内プーリ43および44
を移動させることが可能であるため、持ち上げレバー6
0のピボット運動の前か、少なくともそれと同時に行な
われねばならない。持ち上げる目的のための持ち上げレ
バー60のピボット運動の結果として、押圧機能に必要
とされる押圧装置のすべての部分が駆動装置52および
エジェクタレバー51の領域から取除かれ、それによっ
てそれはロールの軸に平行な、すなわち観察者から離れ
るように紙の平面に対して直角な放出運動のために自由
になる。エジェクタ50がロールを押圧べルトの領域か
ら放出するとすぐに、押圧ベルトは持ち上げレバー6
0、第2の旋回アーム46および旋回アーム6をピボッ
ト運動して戻すことによって図4の巻取り位置に戻され
得る。新しい巻取り処理はべルトコンベアが巻取り位置
に戻されているときに開始し得る。巻取り位置の第1の
位相の間、エジェクタ50はまず位置50′に対応する
ピボット位置に入り、そこから巻取り、またはロール軸
に平行に移動されて、さらなるピボット運動によって放
出位置52″に移動される。
【0033】図7は、図4ないし図6に従ったこの発明
の装置の実施例の場合における完全な巻取り周期Wに必
要な運動の時間シーケンスを示す。
【0034】この表の横座標は巻取り周期の個々のステ
ップ(巻取りおよびロール交換)を示す0.2秒のステ
ップに細分される。個々のステップの持続期間は水平線
または点線によって示される。ロール交換は押圧べルト
を同時に持ち上げ、エジェクタをピボット運動によって
持ち上げ、ロールを放出し、押圧べルトを同時に閉め、
エジェクタをピボット運動によって下げることによって
行なわれる。説明された装置は2秒より短い期間でロー
ルを交換することを可能にする。巻取り中、エジェクタ
は引き込まれる。エジェクタのピボット運動による持ち
上げおよび引き下げも巻取り中に行なわれ得る。しかし
べルトが完全に持ち上げられているときのみロールが移
動され、かつエジェクタのピボット運動は持ち上げ動作
より短い時間で行なわれるので、巻取り中エジェクタを
ピボット運動することによってロール交換に要する時間
を短縮することは不可能である。
【0035】有効な巻取り周期の長さのために重要なの
は、使用依存の巻取りおよび装置依存の持ち上げおよび
放出である。これらの3つのステップは完全な巻取り周
期に必要とされる時間を決定する。
【0036】押圧べルトを持ち上げるために必要なべル
トコンベア3、旋回アーム6および持ち上げレバー60
の運動はたとえば3つの異なる対応して制御される駆動
装置、または単一の駆動装置によって実行され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】巻取り処理の開始時のまだ空である巻取りマン
ドレルを有するこの発明の押圧装置の第1の例証的実施
例の図である。
【図2】巻取り処理終了直前のほとんど一杯になった印
刷製品のロールを有する図1に従った押圧装置の図であ
る。
【図3】巻取り処理終了後で、かつ一杯になったロール
の放出前の図1に従った押圧装置の図である。
【図4】図1に対応する巻取り処理段におけるこの発明
の押圧装置の第2の例証的実施例の図である。
【図5】図2に対応する巻取り処理段におけるこの発明
の押圧装置の第2の例証的実施例の図である。
【図6】図3に対応する巻取り処理段におけるこの発明
の押圧装置の第2の例証的実施例の図である。
【図7】図4ないし図6に従った押圧装置のための巻取
り処理およびロール交換のフローチャートの図である。
【符号の簡単な説明】
1:巻取りマンドレル 3:ベルトコンベア 5.1,5.2:押圧ベルト 6,46:旋回アーム 7:印刷製品のロール 17.1,17.2,21.1,21.2:案内プーリ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 新聞、雑誌などのようなスケールフォー
    メーションで供給される印刷製品のロールと、印刷製品
    のための供給手段および固定された巻取りマンドレル
    (1)を含む巻取りステーションとを有するロールの周
    りを通される保持エレメントとから巻取られる管状パッ
    クを製造するための巻取り機械のための押圧装置であっ
    て、巻取りステーションの周囲で少なくとも2つの回転
    駆動されるベルト(5.1、5.2)が巻取り処理中ず
    っと少なくとも270°の扇形で印刷製品のロール
    (7)の周辺に巻付くことを特徴とする、押圧装置。
  2. 【請求項2】 2つのべルト(5.1、5.2)は巻取
    り処理の開始時に第1のべルト(5.1)の部分がピン
    (4)に関して回転可能な旋回アーム(6)によって巻
    取りマンドレル(1)へ偏向され、その自由端はマンド
    レル(1)の周辺と接点をほぼ形成し、少なくとも13
    0°の扇形(α)で巻取りマンドレルの周辺に係合する
    ことと、第2のべルト(5.2)は巻取りマンドレルの
    周りにU形ループに案内され、少なくとも160°の扇
    形(β)でその周辺と係合し、2つの扇形は最大15°
    部分的に重なることを特徴とする、請求項1に記載の巻
    取り機械のための押圧装置。
  3. 【請求項3】 巻取りマンドレル(1)に関して扇形
    (α、β)の部分的に重なり合う領域(19)はベルト
    コンベア(3)と向いあうことを特徴とする、請求項1
    または2に記載の押圧装置。
  4. 【請求項4】 印刷製品を供給する、ピン(11)に関
    してピボット運動可能なべルトコンベア(3)は空の巻
    取りマンドレル(1)に係合する際、30ないし45°
    の角度を形成し、巻取りマンドレル(1)のピンに対す
    るそのピボットピン(4、11)間隔の比率は1.3対
    1.4であるように旋回アーム(6)に関して配置され
    ることを特徴とする、請求項1ないし3の1つに記載の
    押圧装置。
  5. 【請求項5】 第1のべルト(5.1)のための旋回ア
    ーム(6)は少なくともその自由端で、0.5cmより
    小さい半径を有する小さい案内プーリ(10.1)を有
    することを特徴とする、請求項2ないし4の1つに記載
    の押圧装置。
  6. 【請求項6】 べルト(5.1、5.2)を完全に持ち
    上げるための移動グループ(3、6、8、17.1、1
    7.2、21.1、21.2)が存在することを特徴と
    する、請求項1ないし5の1つに記載の押圧装置。
  7. 【請求項7】 べルト(5.1、5.2)を完全に持ち
    上げるための移動グループは移動リンクに沿って調整可
    能な2対の案内プーリ(17.1、17.2、21.
    1、21.2)を含むことを特徴とする、請求項6に記
    載の押圧装置。
  8. 【請求項8】 べルトの長さを調整するために2方向
    (A1 、A2 )に調整可能な案内プーリ(16.1)が
    存在し、両方の押圧べルト(5.1、5.2)はその周
    りに案内されることを特徴とする、前述の請求項の1つ
    に記載の押圧装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの押圧べルト(5.1、
    5.2)は構成された面を有することを特徴とする、前
    述の請求項の1つに記載の押圧装置。
  10. 【請求項10】 押圧べルト(5.1、5.2)の張力
    は巻取り処理の間制御されることを特徴とする、請求項
    8に記載の巻取り機械のための押圧装置の動作。
  11. 【請求項11】 第1のべルト(5.1)および第2の
    べルト(5.2)は、巻取り処理の開始時に第2のべル
    ト(5.2)および第1のべルト(5.1)の部分が各
    場合においてピン(11、45)に関してピボット運動
    可能な旋回アーム(6、46)によって巻取りマンドレ
    ルへ偏向され、第1のべルト(5.1)が少なくとも1
    30°の扇形で巻取りマンドレルの周辺に係合し、かつ
    第2のべルト(5.2)が少なくとも160°の扇形で
    巻取りマンドレルの周辺に係合するように配置されるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の押圧装置。
  12. 【請求項12】 べルト(5.1、5.2)を完全に持
    ち上げるために2つの旋回アーム(6、46)はピボッ
    ト運動されて印刷製品のロールの領域の完全に外に出さ
    れ得ることを特徴とする、請求項11に記載の押圧装
    置。
  13. 【請求項13】 一方で巻取りマンドレル(1)の軸に
    対して直角にピボット運動可能であり、他方で巻取りマ
    ンドレルの軸と平行に変位可能であるように駆動装置
    (52、51)に作動的に接続されるエジェクタ(5
    0)を有することを特徴とする、請求項11または12
    の1つに記載の押圧装置。
  14. 【請求項14】 静止している態様で少なくとも1つの
    案内プーリ(41、42)を有し、そこを巻取り中各場
    合において1つのべルト(5.1、5.2)が通過する
    一方、ピボット運動可能な態様で巻取り処理のためのエ
    ジェクタ(50)の駆動装置(52、51)の周囲に配
    列される第2のピボットレバー(46)を有する持ち上
    げレバー(60)を有することと、持ち上げレバー(6
    0)は駆動装置に作動的に接続されて、それによって巻
    取り軸に対して直角にピボット運動され得ることとを特
    徴とする、請求項12または13の1つに記載の押圧装
    置。
  15. 【請求項15】 持ち上げレバー(6)のピボット運動
    中第2の旋回アーム(46)がロールの周りを移動され
    るような案内を有することを特徴とする、請求項14に
    記載の押圧装置。
  16. 【請求項16】 ロールを交換するためにまず押圧べル
    ト(5.1、5.2)が同時に持ち上げられ、エジェク
    タ(50)がロール(7)上に横方向にピボット運動さ
    れることと、巻取りマンドレル(1)の軸に平行にエジ
    ェクタ(50)を移動することによってロールが放出さ
    れ、続いて同時にエジェクタ(50)がピボット運動さ
    れ、かつべルト(5.1、5.2)が巻取りマンドレル
    の周りに閉められることとを特徴とする、請求項11な
    いし15の1つに記載の押圧装置の動作。
  17. 【請求項17】 巻取り処理中エジェクタ(50)は巻
    取りマンドレル(1)の軸に平行に移動されることを特
    徴とする、請求項16に記載の動作。
  18. 【請求項18】 巻取り処理中エジェクタ(50)は巻
    取りマンドレル(1)の軸に対して直角にピボット運動
    されることを特徴とする、請求項17に記載の動作。
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