JPH05177253A - スリッターリワインダー及び帯状シートの矯正装置 - Google Patents

スリッターリワインダー及び帯状シートの矯正装置

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JPH05177253A
JPH05177253A JP3552492A JP3552492A JPH05177253A JP H05177253 A JPH05177253 A JP H05177253A JP 3552492 A JP3552492 A JP 3552492A JP 3552492 A JP3552492 A JP 3552492A JP H05177253 A JPH05177253 A JP H05177253A
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    • B65H2301/51Modifying a characteristic of handled material
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  • Winding Of Webs (AREA)
  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属板等の帯状シートの切断不良及び巻取不
良が生じにくいスリッターリワインダーを提供すること
を目的とする。 【構成】 コイル2から帯状シート1を巻き戻しながら
スリッター3により複数条に長手方向に切断して巻き取
るスリッターリワインダーにおいて、スリッター3の上
流に帯状シートの矯正装置4を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば金属板等の帯
状シートをスリッターにより複数条に分割して巻き取る
スリッターリワインダー及び金属板等の矯正装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の金属板のスリッターリワインダー
では、金属板をスリッターへ案内して通過させるため、
スリッターの前後に、いくつかの積極的に回転駆動され
る被駆動ローラ等、案内ローラを設けている。この案内
ローラによって定められる走行経路に通した帯状金属板
は、弛まないように、かつ被駆動ローラから受ける張力
により塑性変形が生じないように、被駆動ローラによっ
て適当な張力を与えられて走行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のスリ
ッターリワインダーでは、次のような不具合を生ずるこ
とが少なくない。即ち、運転前の調整段階でスリッター
の各切断刃の切断状態が良くなるようにスリッターを調
節していても、通常の運転に入ると、分割された一部の
金属板は良好な切り口が得られないため切断不良品にな
る。また、分割された個々の金属板において張力が異な
り、一部の分割された金属板が弛み、幅方向にずれて隣
りの金属板の円滑な走行を妨げる。更に、巻取位置へ供
給される各金属板の張力が揃わないため、一部のコイル
の締まり具合が悪くなり、コイルが形崩れして巻取不良
となる。そして、これらの不具合は、製品コイルの歩留
まりを悪くしている。更に、運転速度の高速化により、
不具合の発生が著しくなるので、運転速度の高速化の妨
げとなっている。
【0004】そこで、この発明は、金属板等の帯状シー
トの切断不良及び巻取不良が生じにくいスリッターリワ
インダーを提供することを目的とする。
【0005】また、本発明は、構造が簡素で、スリッタ
ーリワインダー等に容易に用いることができ、しかも、
矯正用のローラに対する金属板等の帯状シートの抱き込
み角を大きくすることができ、かつ金属板等の帯状シー
トの先端を壮行経路に沿って簡単に通すことるとができ
る矯正装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスリッターリワインダーは、スリッターの
上流に帯状シートの矯正装置を備える。
【0007】また、上記矯正装置は、スリッターの上流
の帯状シーとの走行経路に、第1被駆動ローラ並びに第
1被駆動ローラ用圧接ローラと、前記第1被駆動ローラ
とスリッター間の帯状シートの走行経路に第2被駆動ロ
ーラ並びに第2被駆動ローラ用圧接ローラと、上記第2
被駆動ローラと第1被駆動ローラの速度比を微調整可能
な変速装置とを備えるとよい。
【0008】更に、上記第1被駆動ローラ及び上記第2
被駆動ローラが、又は上記第1被駆動ローラと上記第2
被駆動ローラの一方が、帯状帯状シートの先端の受け入
れ位置と矯正位置に変位可能にするとよい。
【0009】また、本発明の矯正装置は、帯状シートの
第1被駆動ローラ及び第1被駆動ローラ用圧接ローラ
と、第2被駆動ローラ及び第2被駆動ローラ用圧接ロー
ラと、第1被駆動ローラ及び第2被駆動ローラを支持
し、第1被駆動ローラ及び第2被駆動ローラを帯状シー
ト先端の受け入れ位置と帯状シートの矯正位置とに付け
るターレット盤と、第2被駆動ローラと第1被駆動ロー
ラとの速度比を微調整可能な変速装置とを備える。
【0010】
【作用】コイルから巻き戻した金属板等の帯状シート
は、均一な厚さで歪みのない平面に仕上げられているよ
うに見えるが、厳密には歪みを生じており、局部的に伸
び過ぎて弛みを生じた部分を持っていることが多い。そ
して、この弛みは、それ以前の製造処理工程における装
置の癖等により帯状シートのほぼ同じ部分に規則的に生
じることが多い。帯状シート走行経路中に設けた被駆動
ローラは、帯状シートの全幅にわたり一様に引っ張り力
を及ぼそうとするが、局部的に弛みが生じている帯状シ
ートは、スリッターリワインダーの走行経路中のスリッ
ターを通過する際、その幅方向における張力が一様に分
布しない。つまり、弛みが生じている部分は張力が零か
又は張力が非常に小さく、弛みが生じていない部分は張
力が集中し、張力が大きくなる。そのため、帯状シート
はスリッターの個々の切断刃において無張力や大きな張
力になるなど、異なった張力下で切断されることにな
り、これが上記問題の原因となっている。
【0011】本発明のスリッターリワインダーによれ
ば、スリッターの上流に設けた矯正装置が、金属コイル
から巻き戻された金属板等の帯状シートの歪みを矯正し
ながらスリッターへ送るので、スリッターへ送られる帯
状シートの局部的な弛みは除去され、スリッターを通過
する金属板の張力は全幅にわたり均一化する。
【0012】
【実施例】図1は本発明のスリッターリワインダーの第
1実施例に係る全体説明図、図2は同じく概略側面図で
ある。図1及び図2において1は帯状シートであり、ア
ルミニウム、アルミニウム合金、銅、ステンレススチー
ル等の金属板である。2は帯状シート1のコイル、3は
帯状シートを長手方向に複数条に切断するスリッターで
ある。
【0013】スリッター3の上流には矯正装置4が備え
てある。矯正装置4は、スリッター3の上流の帯状シー
ト1の走行経路に、第1被駆動ローラ5並びに第1被駆
動ローラ用の圧接ローラ6と、前記第1被駆動ローラ5
とスリッター3間の帯状シート1の走行経路に第2被駆
動ローラ7並びに第2被駆動ローラ用の圧接ローラ8
と、上記第2被駆動ローラ7と第1被駆動ローラ5との
速度比を微調整可能な変速装置9を備える。
【0014】第1被駆動ローラ5はモータ10から公知
の伝動装置により回転が伝達され、その上流にあるガイ
ドローラ11と同じ速度で回転する。第2被駆動ローラ
7には、モータ10の回転が公知の伝動装置及び変速装
置9を介して伝達される。
【0015】この実施例では、変速装置9は無段変速装
置であり、第2被駆動ローラ7を第1被駆動ローラ5よ
り、零から約1パーセントの範囲で速く回転させること
ができるようにしてある。また、モータ10は、ガイド
ローラ11、第2被駆動ローラ7の下流にあるガイドロ
ーラ12並びに13、スリッター3が有する複数の切断
刃3a及び振り分けローラ14を回転駆動するライン駆
動用モータである。そして、ガイドローラ12並びに1
3及び振り分けローラ14は、それらとモータ10との
間に設けた、速度比を微調整可能な無段変速装置15並
びに16及び17により、第2被駆動ローラ7の速度に
ガイドローラ12並びに13及び振り分けローラ14の
回転速度を合わせたり、スリッター3を通過する帯状シ
ート1の張力を調節したりすることかできる。また、ガ
イドローラ11ないし13は、その外周面と帯状シート
1とのスリップを防ぐために、それぞれ圧接ローラ13
aないし20aを備えている。
【0016】コイル2より巻き戻された帯状シート1
は、ガイドローラ11を経て矯正装置4に供給され、矯
正装置4からガイドローラ12、13を経てスリッター
3に至る。そして、図1の実施例によれば、スリッター
3により両縁部を化粧裁ちされて4条の細幅帯状シート
18に分割される。この細幅帯状シート18は振り分け
ローラ14を経て、巻取位置の回転駆動される巻芯19
のまわりに巻き取られ、巻取コイル20になる。
【0017】矯正装置4では、第1被駆動ローラ5の速
度に対する第2被駆動ローラ7の速度を変速装置9によ
り、帯状シート1の局部的な弛みの発生状態等に応じて
調節することができる。この調節は、帯状シート1の切
断状態や走行状態を観察しながら速度比を変えることに
より、あるいは、厚み、材質、製造元等の条件に応じて
予め実験的に得た最適なデータに基づき速度比を設定す
ることにより行う。
【0018】矯正装置4に供給された帯状シート1は、
圧接ローラ6により第1被駆動ローラ5へ押し付けられ
て確実に第2被駆動ローラ7へ送り出される。そして、
圧接ローラ8により第2被駆動ローラ7に押し付けられ
ながら、第2被駆動ローラ7により、それと第1被駆動
ローラ5との速度差に応じて引っ張られる。また、第2
被駆動ローラ7から帯状シート1に与えられる張力は、
部分的な弛みを生じている場所以外の場所に集中し、そ
の部分を引き伸ばす。したがって、変速装置9による速
度比の調整が適当な場合、帯状シート1は、その局部的
な弛みを生じていない部分が、局部的な弛みを生じてい
た部分と同様に引き伸ばされて全幅にわたり同様な歪み
を生じ、局部的な弛みが除去される。
【0019】図3は本発明のスリッターリワインダーの
第2実施例に係る側面図である。図3に示すスリッター
リワインダーは、ガイドローラ21、22及び23を備
え、また、細幅帯状シート15を振り分けローラ14か
ら巻取コイル20へ案内するためのガイドローラ群2
4、タッチローラ25を備えている。更に、巻取準備
時、コイル2から巻き戻した帯状シート1の先端をガイ
ドローラ13まで自動的に走行経路に通すために、ガイ
ドローラ21と22の間に吸着ベルトコンベア26、2
7、28及び29を備えている。そして、ガイドローラ
11と12の間に備えた矯正装置4は、図4ないし図6
に示すような構造をしており、ガイドローラ11から供
給された帯状シート1の先端を自動的に走行経路に通
し、ガイドローラ12へ送り出すことができるようにな
っている。
【0020】図4において矯正装置4は第1被駆動ロー
ラ5及び第2被駆動ローラ7を回転可能に支持する一対
のターレット盤31を備えている。この一対のターレッ
ト盤31は、それぞれスリッターリワインダーの機枠3
2に回転自在に取り付けてあり、その側面に歯車33を
持っている。そして、この歯車33に噛み合う歯車34
を取り付けた駆動軸35をターレット用モータ36で駆
動することにより、それぞれ同時に同方向に回転し、第
1被駆動ローラ5及び第2被駆動ローラ7を、帯状シー
ト1の先端を通すときには、図6に示す受け入れ位置に
付け、帯状シート1を矯正するときには、図5に示す矯
正位置に付けることかできる。
【0021】第1被駆動ローラ5及び第2被駆動ローラ
7は、ターレット盤31が回転してそれらの位置が変わ
っても、それらの回転駆動に支障を生じないようにする
ために、図4に示すように、軸端部に備えた歯車37、
38を、ターレット盤31の回転中心と同心に回転する
ように設けた歯車39、40に噛み合わし、これらの歯
車39、40を介して回転駆動するようにしてある。
【0022】歯車39は、ターレット盤31のブラケッ
ト部41により回転自在に支持されている中空駆動軸4
2の一端に形成されている。そして、ライン駆動用モー
タ10の回転が共通駆動軸43、ベルト伝動装置44を
介して伝達される。また、歯車40は、中空駆動軸42
の中空部に通した伝動軸45の先端に固着してある。こ
の伝動軸45は変速装置9の出力軸9aにつないである
ので、共通駆動軸43の回転をベルト伝動装置46を介
して変速装置9の入力軸9bに伝達すると、その回転が
変速装置9により調節されて伝動軸45に伝えられる。
なお、この実施例では、フレクスプライン、ウエーブジ
ェネレータ、サーキュラスプラインとからなる、いわゆ
るハーモニックドライブと差動歯車とを組み合わせた公
知の無段変速装置9を用いており、調整用モータ9cの
回転速度を変えることにより速度比の調整操作を運転中
でも行うことができるようになっている。
【0023】圧接ローラ6、8は、その両端の軸受部
が、機枠32に設けた案内機構47により案内され、流
体圧シリンダ装置48により駆動されて第1被駆動ロー
ラ5又は第2被駆動ローラ7に対して進退するようにな
っている。そして、図5に示すように、矯正装置4の矯
正動作中には、流体圧シリンダ装置48により第1被駆
動ローラ5、第2被駆動ローラ7に押し付けられる。
【0024】帯状シート1の先端を矯正装置4に通す
際、ガイドローラ11と圧接ローラ11aより送り出さ
れた帯状シート1は、この実施例では、図6に示すよう
に水平方向に進んで、第1被駆動ローラ5と第2被駆動
ローラ7の間を通過する。しかし、帯状シート1の厚み
や材質によっては、重力により先端が垂れ下がり、正常
に通過しなくなることも起こり得る。そこで、これを防
止するために、ガイドローラ11と第1被駆動ローラ5
との間には案内板49、50及び51が備えてある。案
内版50は一対のターレット盤31の間に取り付けてあ
るが、案内板49及び51は、流体圧シリンダ装置5
2、53により、帯状シート1の先端が通過すると、図
5に示すように退避位置に退避するようにしてある。
【0025】帯状シート1の先端が第1被駆動ローラ5
と第2被駆動ローラ7との間を通過してガイドローラ1
2に至り、更に十分に前進すると、ターレット盤31を
回転させて第1被駆動ローラ5及び第2被駆動ローラ7
を矯正位置につける。このとき、帯状シート1の走行経
路は長くなるので、矯正装置4の下流側か上流側の走行
経路中の帯状シート1の拘束を解くなどして、走行経路
の差を吸収する。
【0026】本発明のスリッターリワインダー及び矯正
装置は、以上に説明した実施例に限らず、発明の要旨を
変えることなく多様に変化し得る。たとえば、この発明
は、厚手のプラスチックフィルムのスリッターリワイン
ダーに適用することも有り得る。また、スリッターリワ
インダーにおける矯正装置は、他の公知の金属板矯正装
置を用いることもできる。また、第1被駆動ローラと第
2被駆動ローラは、両者のうちいずれか一方を揺動腕又
はスライドする支持体に支持して移動可能にし、帯状シ
ートをジグザグに走行させないように走行経路を作る受
け入れ位置と、ジグザグの走行経路を作る矯正位置とに
つけるようにしてもよい。
【0027】図1の実施例では、矯正装置4の第1被駆
動ローラ5はモータ10に対し一定の減速比で回転駆動
されるが、第2被駆動ローラ7の減速比を固定とし、第
1被駆動ローラ5とモータ10との間に変速装置9を設
けてもよい。また、第1被駆動ローラ5及び第2被駆動
ローラ7は、双方の減速比を変えることができるよう
に、モータ10との間にそれぞれ変速装置を設けること
もできる。
【0028】
【発明の効果】本発明のスリッターリワインダーによれ
ば、金属板等の帯状シートは矯正装置により部分的な弛
みを除去されてスリッターへ供給されるので、弛んでい
ない部分への張力の集中を防ぐことができ、張力分布が
幅方向において均一化する。そのため、全幅にわたり良
好な切り口が得られる。また、分割された帯状シートが
幅方向へずれることも防げる。更に、分割された各帯状
シートの張力が揃うため、各帯状シートのコイルを高速
で高品質に巻き上げることができるようになる。しか
も、帯状シートを矯正しながら分割するので能率的であ
る。したがって、本発明のスリッターリワインダーを用
いれば生産性が大幅に向上する。
【0029】請求項2記載のスリッターリワインダーに
よれば、変速装置で第1被駆動ローラと第2被駆動ロー
ラとの速度比を微調整することにより、第2被駆動ロー
ラを第1被駆動ローラより僅かに速く回転させて帯状シ
ートの弛み部分以外の部分を引き伸ばし、帯状シートの
全幅にわたり各部分の長手方向の伸びを均一化して部分
的な弛みを解消する。そして、変速装置により第1被駆
動ローラと第2被駆動ローラとに速度差を与えるので、
帯状シートの引っ張り強さの大小に係わらず必要以上に
帯状シートを引き延ばしてしまう心配がない。
【0030】また、本発明の矯正装置によれば、帯状シ
ートの先端を通すときは第1被駆動ローラと第2被駆動
ローラとをターレット盤により受入れ位置に付けると、
第1被駆動ローラと第2被駆動ローラの間に帯状シート
の走行経路ができ、帯状シートをジグザグに通す必要が
なくなるので、帯状シートが通り易い。そして、帯状シ
ートの先端が通過した後、第1被駆動ローラと第2被駆
動ローラとをターレット盤により旋回させて矯正位置に
付けることができるため、帯状シートによる第1被駆動
ローラ、第2被駆動ローラの抱き込み角を大きくでき
る。それゆえ、運転中に第1被駆動ローラや第2被駆動
ローラと帯状シートとのスリップが生じにくく、帯状シ
ートの矯正をより確実にすることができる。また、構造
が簡素で占有空間が小さく、帯状シートの先端を通す作
業を自動化する必要のある装置への適用も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスリッターリワインダーの第1実施例
に係る全体説明図である。
【図2】本発明のスリッターリワインダーの第1実施例
に係る側面図である。
【図3】本発明のスリッターリワインダーの第2実施例
に係る側面図である。
【図4】矯正装置の正面図である。
【図5】第1被駆動ローラ及び第2被駆動ローラを矯正
位置につけた状態を示す、矯正装置の側面図である。
【図6】第1被駆動ローラ及び第2被駆動ローラを受け
入れ位置につけた状態を示す、矯正装置の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 帯状シート 2 コイル 3 スリッター 4 矯正装置 5 第1被駆動ローラ 6 第1被駆動ローラ用の圧接ローラ 7 第2被駆動ローラ 8 第2被駆動ローラ用の圧接ローラ 9 変速装置 10 モータ 31 ターレット盤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルから帯状シートを巻き戻しながら
    スリッターにより複数条に長手方向に切断して巻き取る
    スリッターリワインダーにおいて、スリッターの上流に
    帯状シートの矯正装置を備えることを特徴とするスリッ
    ターリワインダー。
  2. 【請求項2】 上記矯正装置は、スリッターの上流の帯
    状シートの走行経路に第1被駆動レーラ並びに第1被駆
    動ローラ用の圧接ローラと、前記第1被駆動ローラとス
    リッター間の帯状シートの走行経路に第2被駆動ローラ
    並びに第2被駆動ローラ用の圧接ローラと、上記第2被
    駆動ローラと第1被駆動ローラの速度比を微調整可能な
    変速装置とを備える請求項1記載のスリッターリワイン
    ダー。
  3. 【請求項3】 上記第1被駆動ローラ及び上記第2被駆
    動ローラが、又は上記第1被駆動ローラと上記第2被駆
    動ローラの一方が、帯状帯状シートの先端の受け入れ位
    置と矯正位置に変位可能にした請求項2記載のスリッタ
    ーリワインダー。
  4. 【請求項4】 帯状シートの第1被駆動ローラ及び第1
    被駆動ローラ用圧接ローラと、第2被駆動ローラ及び第
    2被駆動ルーラ用圧接ローラと、第1被駆動ローラ及び
    第2被駆動ローラを支持し、第1被駆動ローラ及び第2
    被駆動ローラを帯状シート先端の受け入れ位置と帯状シ
    ートの矯正位置とに付けるターレット盤と、第2被駆動
    ローラと第1被駆動ローラとの速度比を微調整可能な変
    速装置とを備える帯シートの矯正装置。
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