JP3358003B2 - 結束装置 - Google Patents

結束装置

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JP3358003B2
JP3358003B2 JP24388193A JP24388193A JP3358003B2 JP 3358003 B2 JP3358003 B2 JP 3358003B2 JP 24388193 A JP24388193 A JP 24388193A JP 24388193 A JP24388193 A JP 24388193A JP 3358003 B2 JP3358003 B2 JP 3358003B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送速度を上げても結
束した被結束物を傷めないように、かつ、整然と搬出で
きるようにした結束装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の結束装置は、図9(実公昭62ー104
8 号公報)に示すように、スプロケット1に掛け渡され
たエンドレスチエーン2に定型化されたバケット3が固
定され、駆動装置4によって矢印A方向に移動させられ
るようになっている。そして、被結束物Wが結束操作部
5に達したときに、被結束物Wは押しつけ部材8にて押
しつけられながら、テープリール6から引き出された結
束テープ7を押すようにして巻つけ、次に結束上部ヘッ
ド9をシリンダ10にて下降して結束する。このようにし
て結束された被結束物Wは、搬出端側のスプロケット1
で反転されるバケット3からシュート11上に落下し、落
下した被結束物Wは図示省略のコンベアなどにより搬送
されて荷作りされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の結束装置に
おいて、結束した被結束物を搬出端でシュート上に落下
させるようにしていたので、例えば被結束物が柔らかい
野菜などの場合には、落下の衝撃力やシュート上での摩
擦により傷められることがあり、また被結束物が固いも
のであっても、被結束物は不規則な形状をしているの
で、バケットからシュート上に落下し、シュート上を滑
る間に被結束物の天地が不揃いになる。そのために人手
によってこの不揃いを直して荷作りする必要があり、手
間がかかるという問題がある。また、スプロケットの回
転速度を上げてバケットによる搬送速度を速くするにつ
れて、被結束物がバケットからシュート上に勢いよく抛
り出されるようになるので、被結束物の損傷および天地
不揃いが多くなる。そのために、バケットの搬送速度を
ある一定の速さ以上にはすることができず、結束能率を
上げるには限界があるという問題がある。
【0004】本発明は、搬送速度を上げても被結束物を
傷めないようにすると共に、被結束物の不揃いをなくし
て被結束物を搬出するようにし、結束能率を向上するよ
うにした結束装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明にかかわる手段は、複数のスプロケットに掛け
渡したエンドレスチェーンを並設して搬送路を形成し、
各エンドレスチェーンにバケットをチェーン配列方向へ
配置してバケット列を形成し、該バケット列をエンドレ
スチェーンに搬送方向へ所定間隔で配設し、エンドレス
チェーンを間欠駆動させてバケット列に保持された被結
束物をエンドレスチェーンの搬送端へ向けて搬送し、エ
ンドレスチェーンの間欠停止時に搬送途中の被結束物を
結束し、該結束された被結束物をエンドレスチェーンの
搬送端から搬出する結束装置であって、バケットのベー
ス板を保持側ベース板と載置側ベース板とに分割して形
成し、保持側ベース板と載置側ベース板とを搬送方向の
前後に配置してエンドレスチェーンに固定し、また、エ
ンドレスチェーンの搬送端にバケットの搬送方向と同一
搬送方向に駆動される揺動可能なベルトコンベアを設
け、該ベルトコンベアの自由端をエンドレスチェーンの
搬送端に位置するバケット列の各バケット間に配置して
おいて、各バケット列をエンドレスチェーンの搬送端で
反転させて間欠停止させ、この反転して間欠停止された
バケット列にある被結束物を、ベルトコンベアを所定の
タイミングで揺動させて該ベルトコンベアの自由端側で
掬い上げてベルトコンベアへ移載することを特徴とする
ものである。
【0006】
【作用】本発明はこのように構成したので次の通りの作
用がある。すなわち、複数のスプロケットに掛け渡した
エンドレスチエーンに多数のバケットを取り付け、該バ
ケットに保持されて搬送されてきた被結束物を搬送途中
で結束し、結束した被結束物を搬出端から搬出するよう
にした結束装置であって、前記搬出端に前記バケットの
搬送方向と同一搬送方向である揺動可能なベルトコンベ
アを設け、該コンベアの自由端側を前記バケット列の間
に位置させたので、被結束物の間欠的な搬送速度に対す
るベルトコンベアの揺動のタイミングをとることが可能
であり、バケットにより間欠的に搬送されてきた被結束
物が、最終端のスプロケットでバケットが反転し間欠的
に停止している間に、バケット列の間に設けられている
ベルトコンベアに被結束物を移載し、搬出することが可
能になる。
【0007】そして、ベルトコンベアは被結束物の任意
の搬送速度に対してタイミングを取るように揺動させる
ことが可能であり、その自由端がバケット列の間に位置
するように設けられているので、上記被結束物をベルト
コンベアに移載する時に、被結束物がベルトコンベアの
自由端に載った後に、ベルトコンベアの自由端を上昇す
るように揺動し、バケットに支持されている被結束物を
バケットから掬い上げるようにして、ベルトコンベア上
に移載することが可能になる。また、ベルトコンベアの
搬送方向はバケットの搬送方向と同一搬送方向であるの
で、被結束物がベルトコンベアに移載される際に、被結
束物とベルトコンベアとの間に摩擦を生じないようにし
て、移載することが可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
先ず、図2および図3を使用して結束装置の全体につい
て説明する。ここに示す結束装置は従来からある既存の
装置に本実施例を適用したものを一例として示したもの
である。すなわち、機枠19に固定された四個のスプロケ
ット1にエンドレスチエーン2が掛け渡されており、こ
のエンドレスチエーン2には後で説明するバケット12が
固定されている。
【0009】そして、駆動装置4によりチエーン17を介
してスプロケット1を駆動することにより、バケット12
は矢印A方向に移動されるようになっている。また、テ
ープリール6から引き出された結束テープは、案内ロー
ル18に案内されて矢印A方向に移動しているバケット12
の搬送路を横切り、その結束テープのテープ端が下部ヘ
ッド13に把持されている。15はシリンダ16により水平移
動されるテープ引き出し部材であり、下部ヘッド13に把
持されている前記結束テープを引き出すようにしてい
る。
【0010】また、図3に示すようにバケット12は、結
束装置の幅方向に複数配設されてバケット列を形成し、
図3に示す例では案内ローラ18で案内されて引き出され
る結束テープが二列設けられて、被結束物を二か所で結
束するようになっている。20は揺動可能に設けられたベ
ルトコンベアであり、矢印A方向にバケット12が移動す
る搬送方向の搬出端に設けられている。
【0011】この部分を拡大して示した図1を用いて更
に詳しく説明する。機枠19にブラケット21を設け、この
ブラケット21に搬出端側のスプロケット1を軸支し、ブ
ラケット21の先端には図4および図5にも示すように軸
23を軸受け24で軸支するための軸受部材22が設けられて
いる。そして、この軸23にはベルト車25が固定されてい
ると共に、軸23の端部にはプーリ26が固定されている。
また、ブラケット21の先端には駆動装置27が取付部材28
によって取りつけられており、駆動装置27のプーリ29と
軸23の端部に固定されたプーリ26とをベルト30で連結し
て、駆動装置27により軸23を回転するようにしている。
【0012】図4に示すように、基端部にベルト車25を
取り付け先端部にベルト車33を取りつけたフレーム31
(本実施例では四本)を連結棒32で連結し、フレーム31
の中間部に当たる連結棒32にはシリンダ34のロッドが連
結されている。このシリンダ34は図1に示すように、ブ
ラケット21の下側に取り付けられた支持部材35にピン36
を介して、回動可能に支持されており、軸23を回動中心
として四本のフレーム31全体がシリンダ34により揺動さ
れるようになっている。
【0013】フレーム31の先端に設けられたベルト車33
の位置は、図1に示すように結束装置の搬出端側に設け
られたスプロケット1の所まで達するようになってお
り、ベルト車25と33にはベルト 203が掛けられて、ベル
トコンベア20を形成している。また、ベルトコンベア20
の揺動最下降姿勢(図1における符号20の位置)は水平
よりもいくぶんベルト車33側が下がった状態になってい
て、ベルトコンベア20に掬い上げられた被結束物Wが落
下しないようにすると共に、ベルトコンベア20が揺動最
上昇姿勢(図1における符号20′の位置)になるまでの
揺動角度をできるだけ少なくするように、ベルトコンベ
ア20の長さをも加味して、高速結束に対処するようにし
ている。
【0014】図6は図3におけるバケット12の取り付け
部を拡大して示した図であり、被結束物Wの結束部W′
部分に狭い間隔でバケット12が取りつけられており、結
束時に結束テープの引っ張り力により被結束物Wが損傷
しないようにし、更に被結束物Wを安定した状態で保持
するために、被結束物Wの端部側にもバケット12を設
け、本実施例では合計三個のバケット12で被結束物Wを
保持するようにしている。
【0015】バケット12はチエーン2に取り付けられた
ベース板40にワークWの大きさや形状に合わせて移動可
能に取り付けられており、チエーン2はフレーム39に取
り付けられたガイド板38により支持されている。図4に
示すベルトコンベア20のフレーム31の配置は図6に示し
たバケット12の間に位置し、かつ、被結束物Wが二本の
ベルトコンベア20に掛け渡されるように、ベルト車25を
軸23にそって移動し、フレーム31の間隔P1 とシリンダ
34に対する間隔P2 が任意に決定できるようになってい
る。本実施例では、被結束物Wを二本のベルトコンベア
20に掛け渡すようにするために、細いベルトコンベア20
を例示しているが、被結束物Wの長さが短い野菜などで
は、幅の広いベルトコンベア20を使用する。
【0016】また、図1に示すように、搬出端側のスプ
ロケット1をブラケット21に軸支することにより、図6
に示すフレーム39およびガイド板38は機枠19の所までで
スプロケット1の所まで突き出ないことから、ベルトコ
ンベアの先端部 201をスプロケット1の所まで伸ばして
も、先端部 201がフレーム39およびガイド板38には干渉
せず、上記間隔P1 およびP2 を任意に決定することが
できるようになっている。図6において、37はベース板
40に移動可能に固定された被結束物W(結束位置W′)
を位置決するためのストッパであり、被結束物Wを傷め
ないようにするために、スポンジなどの柔らかいクッシ
ョン材で形成されている。
【0017】次に、バケット12について説明する。図7
および図8に示すように、バケット12のベース板は被結
束物Wを載置する載置側ベース板 121と被結束物Wを保
持するための保持側ベース板 122に分割されている。載
置側ベース板 121には被結束物Wの種類により形状が一
定しないが、載置板 123が取り付けられており、保持側
ベース 122側にはスプリング 125を介して、回動可能に
保持板 124が設けられている。
【0018】すなわち、保持板 124は略L字状に曲げら
れており、このL字状に曲げられた底部にスプリング 1
25を介在して、保持板 124を常時載置板 123側に回動す
るようにスプリング 125の弾性力を付与し、この保持板
124の回動を規制するように、ボルト 127で保持側ベー
ス板 122に取り付けられたストッパ 126で、保持板 124
の後端を押えるようにしている。そして、被結束物Wを
傷めないようにするために、載置板 123の載置面および
保持板 124の保持面には、例えばスポンジなどの柔らか
いクッション材 128が設けられている。
【0019】また、保持板 124の保持面に設けられたク
ッション材 128の形状は、被結束物Wの種類により変え
られるようになっている。例えば図7に示すように保持
面を平らにしたクッション材 128を取り付けた保持板 1
24により、ほうれんそうのような柔らかい被結束物Wを
柔らかく保持するようにして緩く結束するようにし、ま
た図8に示すように、被結束物Wが長ネギの束のように
固く結束形状が円形のようなもので固く結束する場合
に、クッション材 128の保持面の形状を被結束物Wの結
束形状に合わせた形状にして、強く保持して固く結束す
るようにする。このように、被結束物Wの種類に応じて
クッション材 128の形状を変える場合には、ボルト 127
を弛めてストッパ 126を退避させて保持板 124を取り外
し、所定の保持面形状のクッション材 128を取り付けた
保持板 124を装着し、ストッパ 126をボルト 127で締結
することにより行われる。また、バケット12の移動方向
(矢印A)に対して、載置板 123を後ろ側に取り付け前
側に保持板 124を取り付けるようにしている。
【0020】以上のように構成した本実施例の作用につ
いて次に説明する。図2において、エンドレスチエーン
2により間欠的に矢印A方向に移動しているバケット12
に被結束物Wを手作業あるいは自動的に載置する。この
ように、被結束物Wをバケット12に載置するに際して、
保持板 124はスプリング 125の弾性力が付与された状態
で回動可能に保持側ベース板 122に設けられているの
で、図7および図8に示すように保持板 124を 124′の
ように回動することができ、載置板 123との間を広くし
て被結束物Wを載置し、スプリング 125の弾性力により
保持板 124をストッパ 126で停止されるまで自動復帰さ
せることにより、被結束物Wとクッション材 128との擦
れをなくし、被結束物Wを傷めないように保持すること
が可能になる。
【0021】このようにして、バケット12により保持さ
れた被結束物Wは矢印A方向に搬送され、テープ引き出
し部材15で引き出されている結束テープに当接する位置
に来た時に、駆動装置4による間欠駆動により一旦停止
し、上部ヘッド9が下降すると共に下部ヘッド13が上昇
して、結束テープを被結束物Wに巻回すると共に結束テ
ープを圧着切断する。この結束過程において、バケット
12の載置板 123は搬送方向(矢印A方向)に対して、後
ろ側に設けられているので、結束時における結束テープ
の引っ張り力を載置板 123で受けることができ、被結束
物Wが長ネギのように固いものを強く結束することが可
能になる。
【0022】このようにして、被結束物Wの結束が終了
した後に駆動装置4が間欠駆動して被結束物Wが移送さ
れ、その途中でベラ貼り装置41によりベラ貼りを行い、
被結束物Wの結束が完了する。このように結束が完了し
た被結束物Wは間欠移送されて搬出端に到達する。この
搬出端において、図1に示すように搬出端のスプロケッ
ト1の上にバケット12が位置して間欠移動時間停止する
と、バケット12は保持側ベース板 122と載置側ベース板
121に分割されているので、スプロケット1外周の曲率
半径に応じて保持側ベース板 122がガイドされ、図1に
示すように保持板 124と載置板 123との間の間隔が広が
り、被結束物Wの保持を解除した状態で停止することが
可能になる。
【0023】一方ベルトコンベア20は揺動可能であり、
その先端部 201はスプロケット1のところまで達してお
り、かつ、ベルトコンベア20はバケット列の間に位置し
ているので、ベルトコンベア20を予め揺動して、その先
端部 201を被結束物Wの下側に位置させることが可能に
なる。そして、ベルトコンベア20を20′の位置までシリ
ンダ34により上昇側に揺動して、被結束物Wの保持を解
除した状態で停止しているバケット12から、被結束物W
の姿勢をそのまま維持した状態で、ベルトコンベア20の
上に被結束物Wを掬い上げることが可能になる。このよ
うにして、間欠的に搬送されてくる被結束物Wが停止し
ている間に、シリンダ34により揺動させられるベルトコ
ンベア20で掬い上げるので、間欠的に搬送されてくる被
結束物Wの搬送速度に合わせて、シリンダ34によりベル
トコンベア20の掬い上げのタイミングをとることがで
き、これにより被結束物Wの搬送速度を任意に設定する
ことが可能になる。
【0024】このベルトコンベア20による被結束物Wの
掬い上げに際して、被結束物Wの搬送速度とベルトコン
ベア20の掬い上げのタイミングとり、ベルトコンベア20
の駆動装置27を停止しておくことにより、被搬送物Wの
搬送速度を任意に設定しても、被結束物Wとベルト 203
との間のこすれをなくして被結束物Wの損傷を防止しな
がら、被結束物Wをベルトコンベア20上に移載すること
が可能になる。また、長ネギのように被結束物Wが固い
場合には、駆動装置27を駆動しベルト 203を移動状態に
して被結束物Wを掬い上げ、短時間に被結束物Wをベル
トコンベア20上に移載するようにしてもよい。
【0025】そして、被結束物Wがベルトコンベア20の
先端部 201で掬い上げられた後においては、駆動装置27
の間欠駆動(または連続駆動)により被結束物Wはベル
トコンベア20により搬出側に移送されるので、掬い上げ
た直後にベルトコンベア20をシリンダ34により下降側に
揺動しても、被結束物Wが先端部 201側に落ちることは
なく、駆動装置4によってバケット12の搬送速度が例え
高速搬送速度に設定されていても、間欠移動されている
バケット12の間欠移動動作の間に、ベルトコンベア20の
先端部 201による上記被結束物Wの掬い上げおよび下降
側への揺動による元の位置への復帰動作を完結させるこ
とが可能になる。
【0026】このようにして、被結束物Wの搬送速度に
タイミングを合わせて揺動するベルトコンベア20によ
り、例え被結束物Wの搬送速度が速くても被結束物Wは
損傷されることなく、かつ、その姿勢が維持された状態
で搬出されるので、次工程の例えば荷作り工程への自動
搬入が可能になる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、結束
装置の搬出端にバケットの搬送方向と同一搬送方向であ
る揺動可能なベルトコンベアを設け、このコンベアの自
由端側をバケット列の間に位置させたので、被結束物の
間欠的な搬送速度に対するベルトコンベアの揺動のタイ
ミングをとることができ、バケットにより間欠的に搬送
されてきた被結束物が、最終端のスプロケットでバケッ
トが反転し間欠的に停止している間に、バケット列の間
に設けられているベルトコンベアに被結束物を移載する
ことができる。これにより、被結束物の搬送速度を任意
に設定しても、被結束物を損傷することなく、かつ、結
束された被結束物の姿勢を維持して搬出することがで
き、結束能率を向上することができる。
【0028】そして、ベルトコンベアは被結束物の任意
の搬送速度に対してタイミングを取るように揺動させる
ことができ、その自由端がバケット列の間に位置するよ
うに設けられているので、被結束物をベルトコンベアに
移載する時に、被結束物が間欠的に停止している間に被
結束物をベルトコンベアの自由端に載せ、ベルトコンベ
アの自由端を上昇するように揺動し、バケットに支持さ
れている被結束物をバケットから掬い上げるようにし
て、ベルトコンベア上に移載することができる。これに
より、被結束物とベルトとの間には摩擦が発生しないの
で、被結束物を損傷することなく、かつ、結束された被
結束物の姿勢を維持して搬出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の側面図である。
【図2】図1の実施例を適用した結束装置全体の側面図
である。
【図3】一部省略して示した図2の正面図である。
【図4】図1の一部を省略して示した平面図である。
【図5】一部縦断面して示した図4の正面図である。
【図6】図3におけるバケット取り付け部を拡大して示
した図である。
【図7】図1におけるバケットの側面図である。
【図8】図1におけるバケットの側面図である。
【図9】従来例の側面図である。
【符合の説明】
1 スプロケット 2 エンドレスチエーン 12 バケット 20 ベルトコンベア
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−1411(JP,U) 実開 昭50−143993(JP,U) 実開 昭55−66382(JP,U) 実公 昭62−1048(JP,Y1) 実公 昭42−17409(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 13/18 B65B 61/28 B65B 27/00 A01D 39/00 B65G 47/52 B65G 17/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスプロケットに掛け渡したエンド
    レスチェーンを並設して搬送路を形成し、各エンドレス
    チェーンにバケットをチェーン配列方向へ配置してバケ
    ット列を形成し、該バケット列を前記エンドレスチェー
    ンに搬送方向へ所定間隔で配設し、前記エンドレスチェ
    ーンを間欠駆動させて前記バケット列に保持された被結
    束物を前記エンドレスチェーンの搬送端へ向けて搬送
    し、前記エンドレスチェーンの間欠停止時に搬送途中の
    前記被結束物を結束し、該結束された被結束物を前記エ
    ンドレスチェーンの搬送端から搬出する結束装置であっ
    前記バケットのベース板を保持側ベース板と載置側ベー
    ス板とに分割して形成し、前記保持側ベース板と前記載
    置側ベース板とを搬送方向の前後に配置して前記エンド
    レスチェーンに固定し、また、前記エンドレスチェーン
    の搬送端に前記バケットの搬送方向と同一搬送方向に駆
    動される揺動可能なベルトコンベアを設け、該ベルトコ
    ンベアの自由端を前記エンドレスチェーンの搬送端に位
    置する前記バケット列の各バケット間に配置しておい
    て、各バケット列を前記エンドレスチェーンの搬送端で
    反転させて間欠停止させ、この反転して間欠停止された
    前記バケット列にある前記被結束物を、前記ベルトコン
    ベアを所定のタイミングで揺動させて該ベルトコンベア
    の自由端側で掬い上げて前記ベルトコンベアへ移載する
    ことを特徴とする結束装置。
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