JP2563059B2 - 搬送供給装置 - Google Patents

搬送供給装置

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JP2563059B2
JP2563059B2 JP5066243A JP6624393A JP2563059B2 JP 2563059 B2 JP2563059 B2 JP 2563059B2 JP 5066243 A JP5066243 A JP 5066243A JP 6624393 A JP6624393 A JP 6624393A JP 2563059 B2 JP2563059 B2 JP 2563059B2
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push
chain
plate
belt
supply device
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安弘 横崎
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MARINO GIKEN KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は搬送供給装置に関し、よ
り詳しくは本発明は果物、野菜または魚類などの物品を
1つづつ搬送し、次工程の例えば選別装置の受け皿上に
供給するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品を搬送するためにはベルトコ
ンベアなどが広く使われている。しかしながら、ベルト
コンベアでは搬送物間の区別ができず、次工程に1つづ
つ供給することが非常に難しいという問題がある。
【0003】このような問題点に鑑みバケットを繋げた
コンベアにより物品を搬送し、そのバケットから物品を
取出すことにより1つづつ次工程に供給することが考え
られる。しかしながら、このようなバケットによって搬
送する場合には搬送物を個別に区別することができる
が、次工程への取出しが難しいという問題がある。
【0004】このような点に鑑み実開平3−11331
1号公報には、被搬送物を収納する収納器と、収納器の
底部に配置され収納器内の被搬送物を収納器の外側へ搬
送するフィーダ機構から構成した構造において、フィー
ダ機構は可変形材よりなる駆動無端帯より構成され、該
無端帯は被搬送物を載置して搬送する搬送部と搬送終端
部とを有し、搬送部においては搬送方向へ向けて上下に
変位する波状に変形し、搬送終端部においては無端部の
駆動方向に沿って平滑状に変形することを特徴とするフ
ィーダ機構が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したフィーダ機構
を用いることにより無端帯を柔軟な可撓性のベルトによ
り構成する搬送位置において被搬送物をソフトに把持し
搬送することができる。また、終端部において駆動方向
に沿って平滑状に変形させることにより可撓性のベルト
から被搬送物をそのフィーダ機構の長手方向に排出する
ことができる。しかしながら、このような装置において
は、搬送方向と排出方向が直線上に位置した場合にしか
適用できず、また、ベルト上から次工程への落下距離が
長ことと相俟って、被搬送物が損傷を受けることがあ
り、特に、被搬送物が柔らかい場合に著しい。
【0006】
【発明の目的】本発明は上述した従来技術に付随する問
題点を解消して、本発明に係る搬送供給装置と次工程の
装置を直交した方向に配置することができ、配置がコン
パクトとなり、また、本発明の搬送供給装置から次工程
の装置への落下距離を小さくでき、被搬送物の損傷の少
ない搬送供給装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を、搬送方向に移動可能なチェーン手段、該チェー
ン手段の移動方向に互いに間隔を開け該チェーン手段に
交差する方向に揺動可能に枢着された多数の押上げ板、
前記チェーン手段の周長より長い周長を有し該押上げ板
に取着された可撓性の無端ベルト手段および排出位置に
対応して設けられ該位置に到達した前記押上げ板を揺動
させる排出制御手段からなることを特徴とする搬送供給
装置により達成する。
【0008】
【作用】本発明においては、搬送方向に移動可能なチェ
ーン手段とこのチェーン手段の移動方向に交差する方向
に揺動可能な多数の押上げ板により搬送装置を構成して
おり、その押上げ板に可撓性の無端ベルトを取付けてい
る。
【0009】押上げ板に取付けた無端ベルトが搬送状態
においてはチェーン手段から上方に屈曲して波形に変形
して、その波形部に被搬送物を柔らかく包み込むように
保持することができる。
【0010】排出位置においては排出制御手段により押
上げ板を揺動させることにより無端ベルトの一方を持ち
上げて、その上に乗っていた被搬送物を無端ベルトの横
方向に排出することができる。
【0011】排出位置において押上げ板を揺動させるた
めの排出制御手段としてはチェーン手段を取付けた機台
に固定設置したカムとしてもよく、またはチェーンの移
動に連動して昇降する押上げカムなどとすることができ
る。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
を詳細に説明する。図1は本発明に係る装置の要部の正
面図であり、機台(図示せず)に回転可能に設けられた
左右一対のスプロケット1、2にチェーン3が巻き掛け
られている。なお、右側のスプロケット2は駆動モータ
(図示せず)に連結され、図1において時計方向に回転
される。
【0013】この実施例において、チェーン3は図2に
示すように搬送方向に直交する断面II−IIで切断した場
合に左右に2列3a、3b平行して設けている。なお、
場合によってはチェーン3を1列とすることもできる。
【0014】チェーン3としては公知のアタッチメント
付チェーンを用いることが好ましく、図2においては逆
L字状断面のアタッチメント7a、7bをそれぞれ外向
きに設けている。このアタッチメント付チェーン3のリ
ンクに対しチェーン3の移動方向に交差して揺動可能に
押上げ板4を枢着している(図2参照)。
【0015】すなわち、蝶番6により押上げ板4を図2
の右側チェーン3aのリンクのアタッチメント7aに揺
動可能に枢着している。なお、蝶番に代えて公知のピン
により取着してもよい。一方、押上げ板4の左側端部は
左側のアタッチメント付チェーン3bのリンクのアタッ
チメント7bに載置可能となっている。図2の10は押
上げ板4に一体的に取着した重錘である。
【0016】押上げ板4にはビス、リベット8または接
着剤など適宜の手段により平ベルト9を取付けている。
この平ベルト9は図1に示すようなチェーン3より外方
へ波型状態に変形可能な適宜の可撓性を有し、屈曲を繰
返しても破断などしない材質のゴムとすることが好まし
い。
【0017】また、平ベルト9の長さは図1に示すチェ
ーン3の上下の直線区間においてはチェーン3の外方に
突出した波型が形成するようなチェーン3の周長よりも
長い周長としている。また、図1の両端部においてチェ
ーン3がスプロケット1、2の回りを迴る場合には上述
した平端部におけるよりも波型が延ばされて、例えば図
1の左右に示すようなほぼ直線状まで引き伸ばされるよ
うな長さとすることが好ましい。しかし、本発明におい
ては、スプロケット1、2の回りを回る場合にも平ベル
ト9に適宜の波型が残っていても問題はない。
【0018】図1において、左右両側のスプロケット
1、2の外側およびチェーン3の下側の直線状部の外側
に落下止めバー11を設けており、この領域においては
押上げ板が下方に開かないようにしている。
【0019】本発明の搬送供給装置により搬送された突
起の排出する位置には図1に示すように排出位置に対応
して、例えばL字状をした押上げレバー12が機台に固
定して設けられており、この押上げレバー12に押上げ
板4の図2における左端が当接することにより押上げ板
4は蝶番6の回りに揺動し、図2において実線に示すよ
うに上方に上り、これによりベルト9の上に載置された
被搬送物Aは図2の右下に排出される。図1において
は、排出位置においてベルト9の上がった状態を実線で
示しており、これは図2の左側の状態を示し、点線で示
しているのは図2の右側のベルト9状態を示している。
この間でベルト9は滑り台のように排出側に向けて傾斜
した状態となる(図2参照)。
【0020】本発明の搬送供給装置の使用に際しては、
図1において上側のチェーン3が左から右に移動するよ
うにスプロケット2を駆動し、上側のベルト9の左側の
方の波型位置において人手または適宜の方法により被搬
送物Aを波型の間の空間部に供給して行く。この空間部
により被搬送物Aは1つづつ区分される。また、柔らか
い可撓性を有するベルト9が形成する凹部に包み込まれ
るように収納されるため、被搬送物Aは傷が付いたりす
ることがなく把持される。
【0021】この状態で、被搬送物Aは図1のから右側
の方に搬送されれつつ、排出位置に到達すると、押上げ
板4の一端(図2の左側、図1の手前側)が押上げレバ
ー12に当接し、これによりベルト9の図2の左側が上
に持ち上げられ、滑り台となり、被搬送物Aは右側下の
次工程へと排出されて行く。
【0022】この実施例では図示していないが、次工程
として重量選別装置が設けられており、排出装置が配置
された被搬送物Aは重量選別装置の受け皿20(図2)
上に受け取られる。排出を終わったベルト9は右側のス
プロケット2をまわるときに延ばされた状態となり、再
度、下側へ行くとまた下が突出した空間部を形成してい
く。
【0023】上記実施例においては押上げレバー12を
機台に固定設置し、チェーン3と供に移動してきた押上
げ板4の一端部が押上げレバー12に乗り上げて、押上
げ板4が蝶番6の回りに揺動するようにした。しかし、
押上げレバーを上下に移動可能に設けてチェーン3に連
動して上下に昇降させ、特に押上げレバーを回転可能と
してチェーン3に連動してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、可撓性のベルト9によ
り形成された凹部に被搬送物をソフトに包み込むように
して把持するために被搬送物を傷付けることなく搬送す
ることができる。また排出位置においては押上げ板4を
揺動させることにより確実に排出側に排出することがで
きる。また本発明においては押上げ板4を傾けて斜面と
するために、ベルト9と排出物との落差を充分小さくす
ることができ、そのため排出時における衝撃により被搬
送物は損傷するようなことがない。従って、本発明は傷
み易い果物や野菜、また魚介類などを重量選別装置など
の選別装置に供給する搬送供給装置として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【符号の説明】
1 スプロケット 2 スプロケット 3 チェーン 4 押上げ板 8 リベット 9 無端ベルト 12 押上レバー 20 受け皿 A 被搬送物

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送方向に移動可能なチェーン手段、該
    チェーン手段の移動方向に互いに間隔を開け該チェーン
    手段に交差する方向に揺動可能に枢着された多数の押上
    げ板、前記チェーン手段の周長より長い周長を有し該押
    上げ板に取着された可撓性の無端ベルト手段および排出
    位置に対応して設けられ該位置に到達した前記押上げ板
    を揺動させる排出制御手段からなることを特徴とする搬
    送供給装置。
  2. 【請求項2】 前記排出制御手段が機台の排出位置に固
    定設置されたカムであることを特徴とする請求項1に記
    載の搬送供給装置。
  3. 【請求項3】 前記排出制御手段が前記チェーン手段に
    連動して昇降する押上げカムであることを特徴とする請
    求項1に記載の搬送供給装置。
JP5066243A 1993-03-02 1993-03-02 搬送供給装置 Expired - Lifetime JP2563059B2 (ja)

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JP2912364B1 (ja) 1998-06-26 1999-06-28 九州日本電気株式会社 搬送装置とこれが具備されたリフロー装置
JP4733411B2 (ja) * 2005-03-10 2011-07-27 ヤンマー株式会社 長物野菜の選別制御装置
JP5445816B2 (ja) * 2008-03-24 2014-03-19 株式会社横崎製作所 選別装置

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