JP6007375B2 - 物品仕分方法と物品仕分装置 - Google Patents

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Description

多数の物品をライン搬送しながら物品別の仕分情報などに基づいて仕分するための仕分方法と装置に関するものであり、搬送される物品をライン下方に設けたベルトコンベヤやターンテーブル、シュータなどの引き継ぎ搬送体に振分けするのに利用できるものである。一つの例として野菜や果実等の傷み易い物品を仕分する選別機として使用できるものである。
多数の物品をライン搬送してライン途中の仕分口下方に設けられたベルトコンベヤなど引き継ぎ搬送体に振り分けする装置としては、物品の種類、大きさ、形状に応じて多種多様なものがある。この中で野菜や果物等の物品を等階級別に仕分する選別機に関していえば、次の様な構造があった。
果菜、果実に多く用いられ、例えば特公平07-073694号広報の第5図に示すものは、仕分対象の物品を傾動するトレー状の物品搬送体の上に載せて搬送し、途中の仕分口のところで物品搬送体を下方に傾動させて物品を落として仕分するものである。
特公平07-073694号広報。
特許文献1のものでは高速で移動中の物品搬送体が下方に傾動して物品を下に落下させるため、物品は落下の速度に加えて搬送体の速度が加わり、引き継ぎ搬送体に乗り継ぐ際に大きな衝撃を受ける。物品の種類によっては傷付いたり破損したりする虞があった。この装置では物品搬送体を搬送方向後ろ向きに傾動させることにより物品に搬送方向と逆向きの速度を与えて速度低減を期待することはできるが、それでも落下させて排出することに変わりはない。しかもこの場合は傾動した方向に物品が転がることで後ろ向きの速度を得るため物品は積極的に転倒されることになる。落下させたり転倒したりすると引き継ぎコンベアの上で物品の向きが上や下、右や左と様々になり、取り出しや箱詰め作業等の後工程で不便があった。特に取り出した物品を整然と箱詰めする様な場合は、物品の向きを上向きにそろえることから作業能率の低下を招くことがあり、また長時間の作業では腱鞘炎などを煩う虞もあった。
本発明のうち請求項1記載の物品仕分方法は、無端状に構成されたチェーンに同チェーンに沿って多数の物品支持体が連結されており、これら物品支持体の上に物品を載せて搬送させ、これら物品を、個々の属性データに基づいてチェーンより下方に設けられたベルトコンベアなどの別の引き継ぎ搬送体に排出させて仕分ける物品仕分方法であって、スイング機構を介してチェーンと連結されてチェーン移動方向前後方向且つ上下方向にスイング可能となる物品支持体を、チェーン移動方向先方側にスイングさせた待機位置で保持させ、同待機位置に保持された物品支持体に物品を載せて搬送し、属性データに基づいて選択される物品支持体をその待機位置から下方向且つチェーン移動方向後方側にスイング移動させてチェーンによる搬送速度を低減し、スイング軌道の最下点付近で物品支持体から物品を排出させて、チェーン下方の引き継ぎ搬送体に物品を引き継ぎ可能とし、さらに前記物品支持体は略ベルトコンベア状に構成させた帯状部材の上面に物品を載せて支持させ、排出のタイミングで下面側の帯状部材のみを物品の下側から引き出す様に稼働させ、これと連動して帯状部材の先端折り返し部を引出し方向に後退させて帯状部材を物品の下から抜去ることにより物品支持体から物品を排出させる様にしたことを特徴とするものである。
本発明のうち請求項2記載の物品仕分方法は、無端状に構成されたチェーンに同チェーンに沿って多数の物品支持体が連結されており、これら物品支持体の上に物品を載せて搬送させ、これら物品を、個々の属性データに基づいてチェーンより下方に設けられたベルトコンベアなどの別の引き継ぎ搬送体に排出させて仕分ける物品仕分方法であって、スイング機構を介してチェーンと連結されてチェーン移動方向前後方向且つ上下方向にスイング可能となる物品支持体を、チェーン移動方向先方側にスイングさせた待機位置で保持させ、同待機位置に保持された物品支持体に物品を載せて搬送し、属性データに基づいて選択される物品支持体をその待機位置から下方向且つチェーン移動方向後方側にスイング移動させてチェーンによる搬送速度を低減し、スイング軌道の最下点付近で物品支持体から物品を排出させて、チェーン下方の引き継ぎ搬送体に物品を引き継ぎ可能とし、さらに前記物品支持体は搬送方向前後方向に対向して配置させた回動支持体の上に物品を跨がせて載せ置き、排出のタイミングで対となる回動支持体を略水平面内で互いが開く様に回転駆動させて物品を略水平に送り出して排出する様にしたことを特徴とするものである。
本発明のうち請求項3記載の物品仕分装置は、無端状に構成されたチェーンに同チェーンに沿って多数の物品支持体が連結されており、これら物品支持体の上に物品を載せて搬送させ、これら物品を、個々の属性データに基づいてチェーンより下方に設けられたベルトコンベアなどの別の引き継ぎ搬送体に排出させて仕分を行うための物品仕分装置であって、物品支持体はチェーン移動方向前後方向且つ上下方向にスイング可能とするスイング機構を介してチェーンに取り付けられ、スイング機構は、物品支持体をチェーン移動方向先方方向にスイングさせた待機位置に保持可能であり、また物品排出時には物品支持体を待機位置からチェーン移動方向後方且つ下方にスイング可能であり、さらに最下点付近までスイングした物品支持体を前記待機位置に復帰可能であり、さらに前記物品支持体は、略ベルトコンベア状に構成された帯状部材を備え、同帯状部材の上面側の帯状部材に物品を載せ置き可能であり、下面側の帯状部材のみを物品の下側から引き出す様に稼働し、これと連動して帯状部材の先端折り返し部を引出し方向に後退させて帯状部材を物品の下から抜去ることにより物品を排出可能としたものである。
本発明のうち請求項4記載の物品仕分装置は、無端状に構成されたチェーンに同チェーンに沿って多数の物品支持体が連結されており、これら物品支持体の上に物品を載せて搬送させ、これら物品を、個々の属性データに基づいてチェーンより下方に設けられたベルトコンベアなどの別の引き継ぎ搬送体に排出させて仕分を行うための物品仕分装置であって、物品支持体はチェーン移動方向前後方向且つ上下方向にスイング可能とするスイング機構を介してチェーンに取り付けられ、スイング機構は、物品支持体をチェーン移動方向先方方向にスイングさせた待機位置に保持可能であり、また物品排出時には物品支持体を待機位置からチェーン移動方向後方且つ下方にスイング可能であり、さらに最下点付近までスイングした物品支持体を前記待機位置に復帰可能であり、さらに前記物品支持体は、2つの対となる回動支持体が搬送方向前後に対向配置され且つそれぞれ搬送方向前後の回転軸を支点に略水平面内で回動可能であり、これら対となる回動支持体はその上に物品を 跨がせて載せ置き可能なるものであり、対となる回動支持体を略水平面内で開く様に回動駆動させ、その上に載せられた物品を搬送方向横方向に送り出しながら略水平排出可能としたものであることを特徴とするものである。
本発明の物品仕分方法には次のような効果がある。
(1)請求項1の方法では、物品をチェーンの搬送方向と逆向きにスイングさせ且つ引き継ぎ搬送体の高さすれすれまで物品支持体で保持しながら降下させて引き継ぎ搬送体に排出することができるため、仕分け排出の際に物品を傷つけたり姿勢を崩させたりする虞を大きく減らすことができる。しかもスイングの速度を適切に調整すれば物品のチェーン移動方向の速度を完全に0にすることもでき、また落下距離も殆どないため非常に安全な乗り継ぎが可能である。さらに物品を支持している物品支持体の帯状部材を物品の下から同物品に無影響で抜去ることができるため、より安定的に物品を引き継ぎ搬送体に乗り継がせることが可能となる。しかも帯状部材の構成の仕方では同部分の厚みを数ミリ程度にすることも可能であり、排出の際の落下高さを数ミリ程度まで低減することもできる。
(2)請求項2の方法では、物品をチェーンの搬送方向と逆向きにスイングさせ且つ引き継ぎ搬送体の高さすれすれまで物品支持体で保持しながら降下させて引き継ぎ搬送体に排出することができるため、仕分け排出の際に物品を傷つけたり姿勢を崩させたりする虞を大きく減らすことができる。しかもスイングの速度を適切に調整すれば物品のチェーン移動方向の速度を完全に0にすることもでき、また落下距離も殆どないため非常に安全な乗り継ぎが可能である。さらに物品支持体の回動支持体が回動して物品を水平に送り出して排出でき、しかも回動支持体の厚みを薄くすることもできるので、物品をほとんど落下させることなく引き継ぎ搬送体に引き継がせることができる。また排出方向を引き継ぎ搬送体の搬送方向に一致させるようにすれば、例えば稼働中の引き継ぎ搬送体にスムースな引き継ぎを効率よく行える。
本発明の物品仕分装置には次のような効果がある。
(1)請求項3記載の装置では、簡単な構造であるにもかかわらず、物品をチェーンの搬送方向と逆向きにスイングさせ且つ引き継ぎ搬送体の高さすれすれまで物品支持体で保持しながら降下させて引き継ぎ搬送体に排出することができるため、仕分け排出の際に物品を傷つけたり姿勢を崩させたりする虞を大きく減らすことができる。しかもスイングの速度を適切に調整すれば物品のチェーン移動方向の速度を完全に0にすることもでき、また落下距離も殆どないため非常に安全な乗り継ぎが可能である。さらに物品支持体が略ベルトコンベア状に構成された帯状部材を備えており、同帯状部材の上面側の帯状部材に物品を載せ置き可能であり、下面側の帯状部材のみを物品の下側から引き出す様に稼働し、これと連動して帯状部材の先端折り返し部を引出し方向に後退させて帯状部材を物品の下から抜去ることにより物品を排出可能としてあるため、物品を確実に排出することができる。
(2)請求項4記載の装置では、簡単な構造であるにもかかわらず、物品をチェーンの搬送方向と逆向きにスイングさせ且つ引き継ぎ搬送体の高さすれすれまで物品支持体で保持しながら降下させて引き継ぎ搬送体に排出することができるため、仕分け排出の際に物品を傷つけたり姿勢を崩させたりする虞を大きく減らすことができる。しかもスイングの速度を適切に調整すれば物品のチェーン移動方向の速度を完全に0にすることもでき、また落下距離も殆どないため非常に安全な乗り継ぎが可能である。さらに物品支持体の2つの対となる回動支持体が搬送方向前後に対向配置され且つそれぞれ搬送方向前後の回転軸を支点に略水平面内で回動可能であり、これら対となる回動支持体はその上に物品を跨がせて載せ置き可能なるものであるため、物品を確実に排出することができる。
本件発明の物品仕分方法と物品仕分装置の第1の実施形態を示した斜視図であり、仕分口付近の部分拡大図。 図1に示された仕分口付近を略反対側からみた部分斜視図。 図1の実施形態における物品支持体の図であり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 図1の実施形態における物品支持体の分解斜視図。 本件発明の物品仕分方法と物品仕分装置の第1の実施形態の全体概略の平面図。 図1の装置における物品排出プロセスを説明する正面図であり、(a)は素通りする場合、(b)は排出途中、(c)は排出完了時の状態を示したものである。 本件発明の物品仕分方法と物品仕分装置における物品支持体の第2の実施形態を示した斜視図であり、(a)は斜め上方からみた斜視図、(b)は斜め下方から見た斜視図。
図1〜5は本発明の仕分方法と仕分装置の第1の実施形態を示したものである。図1の3はトマトやリンゴ、桃などの略球形状の果実、果菜であり、本実施形態において仕分の対象となる物品である。本件発明においては物品3は前述の農産物以外に各種食品素材や加工食品などでもそれ以外のものであっても良い。
図1〜5の2は物品3を載せて搬送する物品支持体である。この実施形態では、一つの物品支持体2に一つの物品3が載せられる様に構成しているが、一つの物品3を二つ以上の物品支持体2に跨がせて載せ置く様にする使い方も可能であり、また始めからそれを前提に個々の物品支持体2を小さく構成しておくことも本件発明に含まれるものとする。図1〜5の物品支持体2は図1や図5に示す様に無端状に構成されて図中の矢印a方向に周回駆動されるチェーン1に一定の等間隔(この場合152.4mmピッチ)で多数取り付けられている。チェーン1は図5に示す様に長尺に構成された仕分装置の前後両端の従動スプロケット20と駆動スプロケット21とに架けられており、装置後部のモータ22により駆動スプロケット21が回転されると図中の矢印a方向に所定の速度で周回駆動されるようになっている(この場合は毎分30m〜36m程度)。さらに従動スプロケット20と駆動スプロケット21との間にはチェーン1を支持し走行させるための角形フレーム23とガイドレール24なども設けられ、チェーン1が両スプロケット20、21間で直線的に安定して走行できる様に構成されている。
このチェーン1に取り付けられた物品支持体2の搬送経路上には図5に示す位置に物品3の大きさや色、形などを計測して物品3毎の属性データを決定する画像センサ25を設けてある。画像センサ25はそこを通過する物品3の外観をCCDセンサにてとらえ、画像処理プロセスによりその大きさ、形、色、傷などを予め設定された判定基準に基づいて決定し、個々の物品3に等階級データ(属性データ)を設定することができるものである。この実施形態では仕分装置上に画像センサ25を設けて物品3毎の属性データを得られる様に構成したが、例えば個々の物品3が包装された加工食品などであり包装容器にバーコード等が印字されている場合には、搬送ライン上でバーコードを読み取って個々の属性データとし、この属性データでもって物品3を仕分する等しても良い。なお、この物品支持体2の搬送経路の画像センサ25より上流側部分は人が手作業で物品支持体2に物品3を載せ置く区間であり、選別施設において手選部と呼ばれる区間である。
前記画像センサ25より下流側の搬送経路には属性データに基づいて物品3を仕分けるための仕分口26が複数設けられている。これら仕分口26の一つには物品支持体2の搬送方向と直交する向きでベルトコンベア(引き継ぎ搬送体4)4aが設けられており、また別の仕分口26にはトラック状の周回コンベア(引き継ぎ搬送体4)4bが設けられ、また別の仕分口26には円盤形のターンテーブル(引き継ぎ搬送体4)4cが設けられている。これらはいずれも図1、2に示す様にチェーン1の下方約10cmのところに設けられており、具体的には物品支持体2が最も下側に下がった状態(図2)で物品支持体2の下面と引き継ぎ搬送体4の搬送上面とがかろうじて接触しない程度の高さに設定されている。これらベルトコンベア4aや周回コンベア4b、ターンテーブル4cは常時回転動作するものでも良いし、或は物品支持体2から物品3が排出された時だけ物品排出位置から退避させることができる場所まで物品3を移動させる様に間欠動作するものでも良い。後者の場合は物品3の排出動作と連動させるため前記コンベアやターンテーブルは本装置と電気的に連動する様に構成するのが望ましい。本実施形態では仕分口26に設ける引き継ぎ搬送体4として図5に示したもの以外に、細身のローラを敷き詰めたローラコンベヤや滑り台(シュータ)などを配置することもでき、さらに前述のものを複数組み合わせて配置することもできる。ベルトコンベア4aや周回コンベア4b、ターンテーブル4cは図5に示した様に仕分装置の左右どちら側にでも設けることができ、またこれらとチェーン1や物品支持体2や角形フレーム23は互いに高さが異なっているためぶつからないため、装置終端の周回コンベア4bの様に装置の左右両側にのばして設置することもできる。
本実施形態において前記各物品支持体2は2本のベルト31a、31b(2本の帯状部材6)を備えたベルト式構造のものであり、図1〜4に示す様にチェーン1の上から被せて取り付け固定可能な取付部品30に、2本のスイングアーム5a、5bからなるスイング機構5を介して取り付けられている。取付部品30は樹脂成型品であり、図示されていないネジでチェーン1に固定できる様になっている。同取付部品30の側面33には図1、2に示す様に2つのピン34a、34bが突設されており、ピン34aは長く、ピン34bは短くなっている。長い方のピン34aには側面33から少し離してスイングアーム5aが取り付けられており、短い方のピン34bには側面33に近づけてスイングアーム5bが取り付けられ、共に図3中の矢印c−d方向に回動自在となっている。従って両者はスイングしても互いにぶつからない様になっている。またスイングアーム5a、5bは共に同じ長さとしてあり、次に説明する物品支持体2が取り付けられた状態で全体が平行リンクを構成し、物品支持体2はどの様にスイングさせられても常に水平状態が保持される様にしてある。
前記物品支持体2は物品3を置いて支持させるものであり、図3、4に示す様にスイングアーム5a、5bと連結されて水平に保持される樹脂成型品のベース部品35を備える。同ベース部品35には2本のベルト31a、31bが取り付けられている。それぞれのベルトは、小径の前端ローラ36と大径の後端ローラ37とに架けられて全体がベルトコンベアの様に構成されている。しかし通常のベルトコンベアとは異なりベルトの上側に折り返された方はベース部品35に固定されている。代わりに前端ローラ36と後端ローラ37は、ベース部品35に図中の矢印e−f方向にスライド自在に取り付けられた丸棒素材のフレーム部品38により、同e−f方向にスライド自在となっており、矢印e方向にスライドさせると物品3を載せるエリアにベルトが突き出して物品3を載せ置くことができる様になり、反対に矢印f方向にスライドさせると物品3の下からベルトが引き抜かれて物品3の下からベルトがなくなり物品3の支持が解除される様になっている。従って、矢印e方向に突き出した状態でベルトの上に物品3を置き、その後矢印f方向にフレーム部品38を比較的高速で移動させると物品3はベルト31a、31bの動きの影響を一切受けることなく、あたかも突然に支えが消えたかの様な状態となって排出される。本実施形態では特に物品3が乗る側の前端ローラ36の直径を6mmと細くしてあり、ベルト31a、31b共に上面側ベルト6aと下面側ベルト6bとの高さの間隔が6mmと狭く、ベルトがなくなっても物品3は6mm程度しか下に落下しなくてすむ様にしてある。さらに繊細な物品3を扱う必要がある場合には柔軟性と耐久性に富んだフィルム素材やシート素材を用い、前端ローラ36をより小径にするか、極端には前端ローラ36をなくして丸棒素材のフレーム部品38だけで前端6cを支持する様にしても良い。このように構成すれば、落下距離はさらに小さくすることができる。本件発明では前端ローラ36をスライドさせる際、矢印f方向へのスライド(物品排出動作時)は比較的高速で行うのが望ましいが、この場合前端ローラ36はベルトの内側に引かれる方向のため大きな摩擦がかかず前端ローラ36は小径にしても大きな問題とならない。他方後端ローラ37は矢印f方向へ移動させる際、高速でベルトを内側から押すので抵抗が少なくなる様にある程度大径にしておくのが望ましい。それでも10mmより大きくしておけば良い。
前記両ベルト31a、31bは図3、4に示される様に若干では有るが互いに向き合う様に傾けてあり、略V字型になる様にしてある。これは物品3の矢印a−b方向におけるホールド性を高めて傾きにくくするためである。また矢印e−f方向への傾きに関して、f方向への傾きはベース部品35の傾斜面35aにより完全に阻止できる様になっており、他方e方向への傾きは強制的に阻止するものはないものの、物品3の荷重によるベルト31a、31b自体のたわみで結果として適度なホールド性が確保される様になっている。この荷重のたわみによる傾き防止は全方向に対して機能する様になっている。本実施形態は物品支持体2の帯状部材6を2本構成にした上でさらにV字型配置として物品3のホールド性を高めてあるが、本件発明は1本構成のものでも良く、或は3本以上の構成のものでも良い。また帯状部材6は複数の細い丸ベルトを複数本並べて配置して全体として帯状に構成する等しても良いものとする。
前記前端ローラ36と後端ローラ37とを繋ぐ丸棒素材のフレーム部品38には、図4の分解図に示す様にベース部品35の後ろ側部分で圧縮コイルスプリング39を取り付けてあり、同スプリング39の伸び力により常時前端ローラ36が矢印f方向に引っ張られる様にしてある。他方後端ローラ37を保持している保持部品40には上に向けてピン41を突設してあり、同ピン41はベース部品35背面のスイングアーム取付用のピン42に取り付けたラッチ43に係止可能となっている。係止された状態では前端ローラ36が矢印e方向に突き出した状態となり、同時に圧縮コイルスプリング39は圧縮された状態となり(図4には圧縮された状態のスプリング39を描いてある。)、この状態で物品3を載せ置くことができる状態となる。前記ラッチ43は図示されていないスプリングにより図4中の矢印g方向に常時押されておりピン41の係止可能位置に戻る様強制されている。しかしラッチ43は、図4に示すスイングアーム5aの先端に設けられた棒状の突起部44と接触可能となっており、同突起部44はスイングアーム5aが図1に示す水平状態(角度0)から垂直状態(角度90)へと回動する際に、0度から75度までの間はラッチ43と非接触であるが、75度を超えたところでラッチ43の接触部43aと接触してこれを矢印h方向(図4)に回動させ、80度前後の角度のところでラッチ43によるピン41の係止を完全に解除できる様になっている。ラッチ43によるピン41の係止が解除されるとフレーム部品38と共に前端ローラ36、後端ローラ37が矢印f方向に移動され、図1示すスイングアーム5aが垂直状態のときにはベルト31a、31bが物品3の下から引き抜かれた状態となり、結果物品3は下に自由落下する様になっている。但しすぐ下にベルトコンベア4a(引き継ぎ搬送体4)が配置されrているため、ほんのわずかの距離の落下にて物品3はベルトコンベア4aに乗り継ぐ様になる。
前記スイングアーム5aは図1、2に示す様に、上端部にクランクした第1アーム部45が設けられている。第一アーム部45の取付部品30の上部を跨ぐ部分には回転自在なローラ46が設けられている。同ローラ46はその上にガイドレール47を配置することでガイドレール47の下面と接触しながら走行でき、ガイドレール47の高さを適切な高さにまで下げることで図1や6に示す様にスイングアーム5aの取付部品30と物品支持体2とを繋ぐ部分を水平に保持することができ、物品支持体2をチェーン移動方向先方側にスイングさせた状態、物品支持体2が凡そチェーン1の高さとなる様な待機位置に保持することができる。このガイドレールは仕分装置のほぼ全体に渡ってチェーン1に沿って設けられている。仕分口26部分においては図示されていないロータリーソレノイドにより回動動作する排出ガイドレール47aがあり、図6(b)に示す様に進行方向上り傾斜となる様に回動させると排出ガイドレール47aに沿って走行し、同図(b)、(c)に示す様にスイングアーム5aをスイング動作させる。ソレノイドは属性データに基づいて図示されていない制御装置によりオンオフ動作される様になっており、通過する物品3を同仕分口26で排出させる場合には、ソレノイドをオンして排出ガイドレール47aを回動させる。前記ローラ46の先にはさらにクランクして第2アーム部48が設けられ、同アーム部48の先端に回転自在にローラ49が取り付けられている。同ローラ49は先のローラ46とほぼ同じ様な役割を持ち同ローラ49に別のガイドレール50を接触させることができる。ローラ46は排果プロセスの途中から降下始めるため、先の排出ガイドレール47aでコントロールできなくなるため、途中からローラ49がガイドレール50と接触して走行し、ローラ46に代わりローラ49がスイングアーム5aのスイングを制御する。異なる位置のアーム部にローラを設けることで最大90度回動されるスイングアーム5aの思案点問題を回避させて安定的に同ささせることができる様にしてある。
図5の仕分装置の終端側(駆動スプロケット21側)には、前記ローラ46、49をガイドすることでスイングアーム5aを水平に戻す、即ち物品支持体2を待機位置に戻すための図示されていないガイドレールも設けられている。さらに物品支持体2のベルト31a、31bを矢印e方向に押して物品を載せることができる待機状態に戻すための戻し機構(図示されていない)も設けられている。この戻し機構は物品支持体2のピン41を図3、4の矢印e方向に押すことができるガイドであり、同ピン41がラッチ43に係止される位置まで押し戻すことができる様になっている。
本件発明においてスイング機構5をスイングさせるための構造は図1〜6に示したものに限られない。要は物品支持体2を排果動作時にチェーン1の進行方向と逆方向にスイングさせてスイングの最下点付近で物品支持体2のスイング方向の速度v1をチェーン1の走行速度v2とほぼ同じ大きさでベクトルは180度異なる様に調整できる構造であれば良い。
次に本件発明の物品仕分方法を以上説明した装置を使った例で説明する。
物品3を図5の画像センサ25の上流側にて図1に示される物品支持体2に載せる。同上流区間では図2に示されるガイドレール47及び50によりスイングアーム5aが略水平状態に保たれる様にしてあり、物品3はチェーン1とほぼ同じ高さの物品支持体3により図中の矢印a方向に搬送される。画像センサ25にて外観が検査されて等階級が判別されるとその結果である属性データが図示されていない制御装置に保持され画像センサ25より下流側の仕分口26の図示されていないソレノイドに送られる。
前記ソレノイドは制御装置からの信号でオンオフ動作され、オンされるとガイドレール47、50を排出走行用のガイドレール47bに切り替えてスイングアーム5aを水平状態からチェーン1の搬送後方後方且つ下側へとスイング動作させる。排出側のガイドレール47a、50はローラ46、49を案内してスイングアーム5aを自由落下より遅い速度でスイングさせる。スイングアーム5aをガイドレール47、49で案内せずに自由に振らせると品物3が自由落下状態に近くなり、物品支持体3からの抵抗を受けにくくなり、チェーン移動方向後方に減速させる力が働きにくくなるからである。さらにスイングアーム5aのスイングを調整するガイドレール47a、50の傾斜角度やカーブの具合は、スイングアーム5aが最下点に到達するとき、物品支持体3のスイング方向の速度v1が、チェーン1の移動方向速度v2と大きさがほぼ同じで向きが逆となる様に設定されており、静止系から見た物品3は静止された状態になる。そして最下点付近でラッチ43によるピン41の係止が解除されてベルト6が引き戻されると、物品3は物品支持体3から速度0で排出される様になり、ソフトに引き継ぎ搬送体4に載せかえられる。
本発明の物品仕分方法と物品仕分装置における物品支持体の第2の実施形態を図7に基づいて説明する。図7のスイングアーム5a、5bは前記実施形態で説明した取付部品30にスイング可能なる様に取り付けられており、第1の実施形態と同様にチェーン1の移動方向前後にスイング可能で且つ上下方向にスイング可能となっている。両スイングアーム5aの上部の第1アーム等は省略してある。両アーム5a、5bの下部には図4のベース部品35に代わって図7(a)、(b)に示す様なベース部品60が取り付けられている。ベース部品60には回転軸8a、8bを支軸として水平面内で回動自在となる様に回動支持体7a、7bが取り付けられている。
回動支持体7a、7bはプラスチックなど樹脂素材で一体成型されてなるものであり、上に物品3を跨がせて載せて搬送可能な大きさを有している。しかも同支持体7a、7bの上面には、両支持体7a、7bを回転させていない状態の角度θが0度の状態、即ち両支持体7a、7bが完全に向き合う状態で、二つ向き合って略カップ状の凹みとなる様に、それぞれ半カップ状の支持壁面61a、61bを形成させてあり、これら支持壁面61a、61bが物品3を倒れない様に支持させる構造となっている。また両回動支持体7a、7bの対向する部分の下縁62a、62bはそれぞれの回転軸8a、8bを中心とした円弧状に形成されている。なお、本回動支持具7a、7bは全体をゴムなど柔軟性のある素材を用いて成型してもよく、或は表層のみを柔軟性素材とし、それ以外を硬質の樹脂素材で成型するような複合構造としても良い。さらに材料には各種抗菌素材などを利用することもできる。ところで前記支持壁面61a、61bの下縁62a、62bを挟んで両側の傾斜面は物品3を支持するための壁として機能するだけでなく、回動支持具7a、7bが開かれる際には傾斜面が物品3を押し出す手段として機能する。このような回動支持体7a、7bの形状は、物品3が略球形である場合に、同物品3を安定的に支持しつつ排出時に排出を助けるという二つの機能を兼ねる。
前記回動支持体7a、7bは、ベース部品60の背面にスライド自在に取り付けられたスライドピン63により回動操作される様にしてある。スライドピン63を図中の矢印c方向に押してスライドさせると図示されていないピンの先端が回動支持体7a、7bを同方向に押して回動支持体7a、7bを矢印f方向に回動させ(約50度開かせることができる。)、押し力を解除すると図示されていないコイルスプリングでスライドピン63が矢印b方向に戻されて回動支持体7a、7bを矢印e方向に回動させる。本実施形態では仕分口26で物品3を排出する際にスイングアーム5a、5bがチェーン移動方向反対方向且つ下方にスイングさせられると、両アーム5a、5bが垂直になる少し手前でスライドピン63が図示されていないガイドレールで図中の矢印c方向に押されて物品3を同方向に水平に排出し、図示されてない引き継ぎ搬送体4に乗り移る様になっている。物品3が排出された後に図示されていないガイドレールによるスライドピン63の押し力が解除されると図7に示されている状態に戻る様になっている。
本発明の物品仕分方法及び物品仕分装置は前記の実施形態で説明した果菜や果実に限られず各種産業分野において物品をベルトコンベヤやターンテーブル、シュータ、受け箱などの各種仕分用具に仕分する装置に応用・利用することができる。
1 チェーン
2 物品支持体
3 物品
4 引き継ぎ搬送体
5 スイング機構
6 帯状部材
6a 上面側の帯状部材
6b 下面側の帯状部材
6c 帯状部材の先端折り返し部
7a 回動支持体
7b 回動支持体

Claims (4)

  1. 無端状に構成されたチェーンに同チェーンに沿って多数の物品支持体が連結されており、これら物品支持体の上に物品を載せて搬送させ、これら物品を、個々の属性データに基づいてチェーンより下方に設けられたベルトコンベアなどの別の引き継ぎ搬送体に排出させて仕分ける物品仕分方法であって、スイング機構を介してチェーンと連結されてチェーン移動方向前後方向且つ上下方向にスイング可能となる物品支持体を、チェーン移動方向先方側にスイングさせた待機位置で保持させ、同待機位置に保持された物品支持体に物品を載せて搬送し、属性データに基づいて選択される物品支持体をその待機位置から下方向且つチェーン移動方向後方側にスイング移動させてチェーンによる搬送速度を相殺又は減らし、スイング軌道の最下点付近で物品支持体から物品を排出させて、チェーン下方の引き継ぎ搬送体に物品を引き継ぎ可能とし、さらに前記物品支持体は略ベルトコンベア状に構成させた帯状部材の上面に物品を載せて支持させ、排出のタイミングで下面側の帯状部材のみを物品の下側から引き出す様に稼働させ、これと連動して帯状部材の先端折り返し部を引出し方向に後退させて帯状部材を物品の下から抜去ることにより物品支持体から物品を排出させる様にしたことを特徴とする物品仕分方法。
  2. 無端状に構成されたチェーンに同チェーンに沿って多数の物品支持体が連結されており、これら物品支持体の上に物品を載せて搬送させ、これら物品を、個々の属性データに基づいてチェーンより下方に設けられたベルトコンベアなどの別の引き継ぎ搬送体に排出させて仕分ける物品仕分方法であって、スイング機構を介してチェーンと連結されてチェーン移動方向前後方向且つ上下方向にスイング可能となる物品支持体を、チェーン移動方向先方側にスイングさせた待機位置で保持させ、同待機位置に保持された物品支持体に物品を載せて搬送し、属性データに基づいて選択される物品支持体をその待機位置から下方向且つチェーン移動方向後方側にスイング移動させてチェーンによる搬送速度を相殺又は減らし、スイング軌道の最下点付近で物品支持体から物品を排出させて、チェーン下方の引き継ぎ搬送体に物品を引き継ぎ可能とし、さらに前記物品支持体は搬送方向前後方向に対向して配置させた回動支持体の上に物品を跨がせて載せ置き、排出のタイミングで対となる回動支持体を略水平面内で互いが開く様に回転駆動させて物品を略水平に送り出して排出する様にしたことを特徴とする物品仕分方法。
  3. 無端状に構成されたチェーンに同チェーンに沿って多数の物品支持体が連結されており、これら物品支持体の上に物品を載せて搬送させ、これら物品を、個々の属性データに基づいてチェーンより下方に設けられたベルトコンベアなどの別の引き継ぎ搬送体に排出させて仕分を行うための物品仕分装置であって、物品支持体はチェーン移動方向前後方向且つ上下方向にスイング可能とするスイング機構を介してチェーンに取り付けられ、スイング機構は、物品支持体をチェーン移動方向先方方向にスイングさせた待機位置に保持可能であり、また物品排出時には物品支持体を待機位置からチェーン移動方向後方且つ下方にスイング可能であり、さらに最下点付近までスイングした物品支持体を前記待機位置に復帰可能であり、さらに前記物品支持体は、略ベルトコンベア状に構成された帯状部材を備え、同帯状部材の上面側の帯状部材に物品を載せ置き可能であり、下面側の帯状部材のみを物品の下側から引き出す様に稼働し、これと連動して帯状部材の先端折り返し部を引出し方向に後退させて帯状部材を物品の下から抜去ることにより物品を排出可能としたものであることを特徴とする物品仕分装置。
  4. 無端状に構成されたチェーンに同チェーンに沿って多数の物品支持体が連結されており、これら物品支持体の上に物品を載せて搬送させ、これら物品を、個々の属性データに基づいてチェーンより下方に設けられたベルトコンベアなどの別の引き継ぎ搬送体に排出させて仕分を行うための物品仕分装置であって、物品支持体はチェーン移動方向前後方向且つ上下方向にスイング可能とするスイング機構を介してチェーンに取り付けられ、スイング機構は、物品支持体をチェーン移動方向先方方向にスイングさせた待機位置に保持可能であり、また物品排出時には物品支持体を待機位置からチェーン移動方向後方且つ下方にスイング可能であり、さらに最下点付近までスイングした物品支持体を前記待機位置に復帰可能であり、さらに前記物品支持体は、2つの対となる回動支持体が搬送方向前後に対向配置され且つそれぞれ搬送方向前後の回転軸を支点に略水平面内で回動可能であり、これら対となる回動支持体はその上に物品を 跨がせて載せ置き可能なるものであり、対となる回動支持体を略水平面内で開く様に回動駆動させ、その上に載せられた物品を搬送方向横方向に送り出しながら略水平排出可能としたものであることを特徴とする物品仕分装置。
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