JP2875159B2 - 紙葉類大束結束機 - Google Patents

紙葉類大束結束機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、紙葉類が100枚結
束された小束を所定束数(10束)重ね合わせた小束群
に、結束テープを十文字に巻き付けることにより大束を
作成するようにした紙葉類大束結束機に関する。
【0002】
【従来の技術】所定数の小束群の周囲に結束テープを巻
き回して結束する紙葉類大束結束機として、例えば出願
人本人が既に出願している特願平5−70568号があ
る。この紙葉類大束結束機は、所定束数の小束群をその
長手方向を水平にした姿勢で一括して受け入れ可能で、
かつ水平面内において回転自在であり、かつ上下方向に
昇降自在な昇降テーブルを内部に有する載置手段と、該
載置手段側へ結束テープを供給するテープ供給手段と、
該テープ供給手段より供給される結束テープを小束群と
の間に挟み、かつ該小束群を両側より挾持するクランプ
板を有するクランプ手段と、載置手段に受け入れられた
小束群に対して近接離間するように設けられて、該小束
群に巻回した結束テープの重なり部分を熱圧着するヒー
ター及び熱圧着後の結束テープを切断する切断接着手段
と、互いに近接離間するように設けられそれぞれが軸回
りに回転自在な一対のクランプ棒を有し、該クランプ棒
の近接により該クランプ棒間に小束群を挟持して、該小
束群の向きを、長手方向を水平にした姿勢から短手方向
を水平にした姿勢に転換する方向転換機構とを具備する
ものである。
【0003】そして、このように構成された紙葉類大束
結束機では、載置手段に、所定数の小束群をその長手方
向を水平にした姿勢で一括して受け入れた状態で、テー
プ供給手段により小束群に結束テープを供給した後、該
結束テープを、クランプ板により小束群との間に挟んだ
状態で、クランプ板を載置手段とともに回転させること
により、テープ供給手段から供給された結束テープを小
束群の周囲に巻回し、その後、小束群に巻回した結束テ
ープの重なり部分を切断接着手段により切断しながら熱
圧着し、これにより小束群の長手方向に沿った周囲に結
束テープを巻回する。
【0004】そして、その後、昇降テーブルを上昇させ
て、結束された小束群からクランプ板を引き抜いた後、
方向転換機構のクランプ棒を互いに近接させて該クラン
プ棒の間に小束群を挟持し(このとき、クランプ棒は、
小束群の長手部分を挟持するとともに、該長手部分の中
央部からずれた偏心位置にて該小束群を挟持する)、更
にこの状態で、昇降テーブルを降下させることにより、
クランプ棒に挟持された小束群をその自重により90度
回転させ、これにより、載置手段上の小束群の向きを、
長手方向を水平にした姿勢から短手方向を水平にした姿
勢に転換する。そして、その後、上述した結束テープの
巻回作業を繰り返すことにより、小束群の短手方向に沿
った周囲に結束テープを巻回し、これにより該小束群を
十文字に結束してなる大束を作成することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な紙葉類大束結束機では、小束群の長手方向に沿った周
囲に結束テープを巻回した後、該小束群の向きを転換し
て、小束群の短手方向に沿った周囲に結束テープを巻回
するようにしているが、このとき、小束群を構成する紙
葉類が流通券であると、小束群の長手方向に沿った周囲
に結束テープを巻回した段階で、小束群の長手部分の端
部に結束テープの力が集まり、その結果、小束群は、長
手部分の端部に比べて、該小束群の長手部分の中央部の
厚みが増した樽状となる。そして、このように樽状に形
成された小束群では、上述した方向転換時において、昇
降テーブルを上昇させて小束群を持ち上げた場合に、こ
の厚みの増した部分が昇降テーブルに支えられず、かつ
この状態では、小束群の長手方向に沿った周囲にのみ結
束テープが巻回されているだけであるので、昇降テーブ
ル上の小束群の一部が結束テープ内から抜け落ちてしま
い、更には小束群の全体が崩れ落ちてしまうという問題
が発生していた。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、流通券からなる小束群を結束する処理にお
いて、該小束群の方向を転換する際に、昇降テーブル上
の小束群が崩れ落ちることを未然に防止することができ
る紙葉類大束結束機の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、小束群を受け入れ可能で、水平面内にお
いて回転自在であり、かつ上下方向に昇降自在な昇降テ
ーブルを内部に有する載置手段と、該載置手段側へ結束
テープを供給するテープ供給手段と、該テープ供給手段
より供給される結束テープを挟み、かつ該小束群を両側
より挾持するクランプ手段と、クランプ手段により結束
テープが保持された状態で、該クランプ手段が載置手段
とともに回転され、これにより小束群の水平方向に沿う
周囲に結束テープが巻回された場合に、該結束テープの
重なり部分を接着し、かつ不要な結束テープを切断する
切断接着手段と、互いに近接離間するように設けられそ
れぞれが軸回りに回転自在な一対のクランプ棒を有し、
昇降テーブルの上昇により持ち上げられた小束群を、該
クランプ棒により中央部からずれた位置にて把持し、こ
の状態で、該昇降テーブルを降下させることにより、該
小束群の向きを転換する方向転換機構とを有する紙葉類
大束結束機であって、上記昇降テーブルは、小束群が載
置されるテーブル本体と、該テーブル本体に納まる内部
位置と該テーブル本体から突出した突出位置との間で移
動自在に設けられた補助板と、該補助板を突出方向に向
けて付勢する付勢手段と、前記補助板の突出方向側に設
けられて、垂直軸を中心として回転自在なローラとが具
備されていることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に示される紙葉類大束結束機によれば、
小束群が載置される昇降テーブルに、テーブル本体に納
まる内部位置とテーブル本体から突出した突出位置との
間で移動自在な補助板と、該補助板を突出方向に向けて
付勢する付勢手段とが設けられているので、この補助板
によって昇降テーブルの上面の面積が増え、これによっ
て昇降テーブル上に載置されている小束群が流通券であ
り、かつ該小束群の長手部分の中央部の厚み増している
場合に、この小束群の厚みの増した部分が昇降テーブル
の補助板に支えられ、その結果、該昇降テーブルの昇降
時において、該昇降テーブル上の小束群の一部が結束テ
ープ内から抜け落ちることを防止でき、小束群の全体が
崩れ落ちるトラブルを未然に防止できる。
【0009】また、補助板の突出方向側に垂直軸を中心
として回転自在なローラが設けられているので、載置手
段を回転させて、昇降テーブル上の小束群の水平方向に
沿う周囲に結束テープを巻回した場合に、例えば補助板
が周辺に配置されているクランプ板等の機材に触れたと
しても、該補助板の突出方向側に設けられているローラ
が回転するとともに、該補助板が付勢手段の付勢力に抗
してテーブル本体に押し込まれ、これによって該補助板
が破損されること、あるいは周辺の機材に引っ掛かるト
ラブルを防止できる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図1〜図7に基づいて説明
する。まず、図1及び図4(a)〜図7(g)を参照し
て紙葉類大束結束機の概略構成をその動作とともに説明
する。図1に示される紙葉類大束結束機には、小束群M
が載置される回転テーブル1を有する載置手段2と、小
束群Mに結束テープ3を供給するテープ供給手段4と、
回転テーブル1上の小束群Mを挟持するクランプ手段5
と、結束テープ3を熱圧着及び切断する切断接着手段6
と、小束群Mの姿勢を変換する方向転換機構7とが具備
されている。
【0011】以下、紙葉類大束結束機の構成要素を説明
する。載置手段2は、垂直軸を中心として水平面内で回
転されるとともに、上下方向に昇降可能な昇降テーブル
15(図3、図6(e)、図7(g)参照)を内部に有
する回転テーブル1と、該回転テーブル1上に設けられ
て、小束群Mが載置される凹状の装填部1Aとを有し、
この回転テーブル1の装填部1A内には、図示される如
く、まず、紙葉類が100枚結束されてなる小束を例え
ば10束重ね合わせた小束群Mが、その長手方向を水平
にした姿勢で一括して載置されるようになっている。ま
た、回転テーブル1の下部には回転駆動部(図示略)が
設けられており、この回転駆動部により、該回転テーブ
ル1が垂直軸を中心として水平面内で回転されるように
なっている。また、回転テーブル1内には、装填部1A
に対して近接離間するように設けられて、該装填部1A
内に載置された小束群Mの端部に接触して該小束群1A
を取り揃える揃え板1B(図4(a)参照)が設けられ
ている。
【0012】テープ供給手段4は、結束テープロール
(図示略)から結束テープ3を引き出しかつ案内する案
内ローラ8と、案内ローラ8を駆動する案内ローラ駆動
部(図示略)とを有するものであって、この案内ローラ
8によって案内された結束テープ3は、後述するクラン
プ手段5に向けて供給されるようになっている。
【0013】クランプ手段5は、回転テーブル1上に設
けられた一対のクランプ板9、10と、回転テーブル1
上に載置された小束群Mに対して、クランプ板9、10
を図1矢印A−B方向に近接離間させるクランプ板駆動
部30(図3参照)とを具備するものであって、更に、
一方のクランプ板9は、互いに重なり合う位置と、離間
する位置との間において微小量移動する一対の板部材9
A・9Bにより構成されている。そして、このような構
成のクランプ手段5では、図4(a)〜図4(b)で示
されるように、クランプ板9・10の近接時に、クラン
プ板9とクランプ板10との間に小束群Mを挟持すると
ともに、板部材9A・9Bの間にテープ供給手段4によ
り供給される結束テープ3を保持し、この状態で、回転
テーブル1の回転駆動部を駆動して、該回転テーブル1
と一体にクランプ板9・10を回転させることにより、
小束群Mの長手方向に沿った周囲に結束テープ3を巻回
させるようにしている。
【0014】切断接着手段6は、回転テーブル1上の小
束群Mに対して矢印A−B方向に近接離間され、近接し
た状態で、さらに矢印C−D方向に移動されることによ
り、小束群Mに巻回された結束テープ3を熱圧着させる
ヒーター11と、ヒーター11の近傍に固定され、ヒー
ター11が矢印C−D方向に移動する際に、小束群Mに
巻回された結束テープ3を切断するカッタ12と、ヒー
ター11を矢印A−B方向及び矢印CーD方向に沿って
移動させるヒーター駆動部(図示略)とを有するもので
ある。そして、このような切断接着手段6では、小束群
Mの周囲に結束テープ3が巻回された後(図4(a)〜
図4(b)参照)、図5(c)に示すように、ヒーター
11を矢印B方向に移動させることにより、一重あるい
は二重に巻回した結束テープ3の重なり部分を熱圧着し
て固定し、更にヒーター11を矢印D方向に移動させる
ことにより、該ヒーター11に固定されたカッタ12
に、結束テープ3を切断させる。
【0015】方向転換機構7は、図5(d)〜図6
(e)に示すように、回転テーブル1内の昇降テーブル
15を上方に移動させて、該回転テーブル1に載置した
小束群Mを上方に持ち上げ、これにより、結束された小
束群Mからクランプ板9・10(このとき板部材9Aと
9Bとの間には隙間を形成する)を引き抜く昇降手段3
1(図3参照)と、小束群Mに対して近接離間するよう
にかつ軸回りに回転自在に設けられ、回転テーブル1に
より小束群Mが持ち上げられた状態で、小束群Mを両側
から挟持して、該小束群Mの向きを90度変換させる一
対のクランプ棒13A・13Bと、これらクランプ棒1
3A・13Bを近接離間方向に駆動するクランプ棒駆動
機構(図示略)とを具備するものである。なお、上記方
向転換機構7では、クランプ棒13A・13Bを、図6
(e)に示すように小束群Mの集積方向(図6(e)で
は矢印AーB方向)に沿う方向から近接させて、該小束
群Mを挟持する。
【0016】また、クランプ棒13A・13Bは、図6
(e)に示すように回転テーブル1内の昇降テーブル1
5が小束群Mを持ち上げた位置にて、小束群Mの長さ方
向に沿う中心位置から、同方向に沿って若干ずれた位置
(すなわち、重心を外れた位置)にて、小束群Mを挟持
するようにしており、更に、該クランプ棒13A・13
Bが小束群Mを挟持した状態で、該昇降テーブル15を
降下させた場合には、小束群Mの自重で該小束群Mが9
0度回転し、短手が水平となるように小束群Mを位置さ
せることが可能となる(図6(e)〜図6(f)参
照)。また、短手が水平となるように小束群Mが配置さ
れた場合には、回転テーブル1内の昇降テーブル15を
上昇させて、小束群Mをその上面に載置させ、この状態
で、該小束群Mの短手に沿う周囲に結束テープ3を巻回
させる作業を上記と同様に行わせ、これによって図7
(g)に示すように十文字に結束テープ3が巻回されて
なる小束群Mを得ることができる。
【0017】なお、昇降テーブル15を上下方向に移動
させる昇降手段31は、図3に示すように、昇降テーブ
ル15の下部に垂直となるように固定された軸体32
と、本体フレーム33に設けられて、昇降テーブル15
の軸体32を上下方向移動自在かつ回転自在に支持する
支持手段34と、本体フレーム33に固定された駆動モ
ータ35と、駆動モータ35の出力軸36に固定されて
その先端部が上下方向に揺動されるリンク37と、軸体
32の下端部に固定されて、リンク37の先端の長孔3
8に沿って移動されるピン39とを具備するものであっ
て、駆動モータ35の出力軸36の回転により、リンク
37、長孔38、ピン39、軸体32を通じて昇降テー
ブル15を上下動させるようにしている。
【0018】次に、回転テーブル1内に配置されている
昇降テーブル15の具体的構成について図2、図3を参
照して説明する。図2に示されるように昇降テーブル1
5は、水平に配置されてその上面に小束群Mが載置され
る円形のテーブル本体20と、L字状に形成されて、テ
ーブル本体20に納まる内部位置(図2に二点鎖線で示
す)と該テーブル本体20から半径方向外方に突出した
突出位置(図2に実線で示す)との間で、垂直軸21A
を中心に水平面内で回転自在に設けられた一対の補助板
21と、これら補助板21を矢印aで示す突出方向に向
けて付勢するばね材22と、L字状に形成された補助板
21の折曲部に設けられて、垂直軸23Aを中心として
回転自在なローラ23を有するものであって、昇降テー
ブル15のテーブル本体20は、図3に示す昇降手段3
1によって昇降される。また、補助板21は、テーブル
本体20の中心を挟んで対称となる位置に設けられてお
り、共通のばね材22により矢印aで示す突出方向に向
けて共に付勢されている。
【0019】そして、上記のように構成された昇降テー
ブル15では、テーブル本体20に納まる内部位置(図
2に二点鎖線で示す)とテーブル本体20から突出した
突出位置(図2に実線で示す)との間で移動自在な補助
板21が設けられ、該補助板21が、ばね材22によっ
て矢印aで示す突出方向に付勢されていることから、こ
のような補助板21によって、昇降テーブル15の上面
の面積が増え、昇降テーブル15上に載置されている小
束群Mが流通券で、該小束群Mの長手部分の中央部の厚
み増している場合(図2参照)においても、該小束群M
を充分に支持することができる。その結果、図5(d)
で示すような、昇降テーブル15の昇降時において、該
昇降テーブル15上の小束群Mの一部が結束テープ3内
から抜け落ちることを防止でき、小束群Mの全体が崩れ
落ちるトラブルを防止できる効果が得られる。
【0020】また、昇降テーブル15は、小束群Mを挟
持する際に水平方向に移動されるクランプ板9・10の
移動経路内にあり、これによってクランプ板9・10は
昇降テーブル15の補助板21に接触することになる
が、一方で、これら補助板21は、ばね材22によって
突出方向側に付勢されたものであるので、仮にクランプ
板9・10が接触したとしても、ばね材22の付勢力に
抗して内側に押し込まれるだけであり、このような補助
板21の存在によって、クランプ板9・10による小束
群Mの挟持動作が妨げられることは無い。
【0021】一方、補助板21の突出方向側には垂直軸
23Aを中心として回転自在なローラ23が設けられて
いるので、回転テーブル1とともに昇降テーブル15を
水平面内で回転させて、昇降テーブル15上の小束群M
の水平方向に沿う周囲に結束テープ3を巻回した場合
に、例えば昇降テーブル15の補助板21が周辺に配置
されているクランプ板9・10等の機材に触れたとして
も、該補助板21の突出方向側に設けられているローラ
23が回転するとともに、該補助板21がばね材22の
付勢力に抗してテーブル本体20に押し込まれ、これに
よって該補助板21が破損されること、あるいは周辺の
機材に引っ掛かることが防止される。
【0022】なお、上記実施例では、テーブル本体20
に一対の補助板21を設けるようにしたが、これら補助
板21の数については特に限定されるものでは無い。ま
た、上記実施例では、補助板21をL字状に形成した
が、テーブル本体20の面積を可変できるものであれ
ば、補助板21の形状については特に限定されるもので
は無い。
【0023】また、載置手段2、テープ供給手段4、ク
ランプ手段5、切断接着手段6、方向転換機構7の詳細
は、前述の特願平5−70568号に示されており、本
実施例では構成の詳細な説明は省略する。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の紙葉
類大束結束機によれば、小束群が載置される昇降テーブ
ルに、テーブル本体に納まる内部位置とテーブル本体か
ら突出した突出位置との間で移動自在な補助板と、該補
助板を突出方向に向けて付勢する付勢手段とが設けられ
ているので、この補助板によって昇降テーブルの上面の
面積が増え、これによって昇降テーブル上に載置されて
いる小束群が流通券であり、かつ該小束群の長手部分の
中央部の厚み増している場合に、この小束群の厚みの増
した部分が昇降テーブルの補助板に支えられ、その結
果、該昇降テーブルの昇降時において、該昇降テーブル
上の小束群の一部が結束テープ内から抜け落ちることを
防止でき、小束群の全体が崩れ落ちるトラブルを未然に
防止できる効果が得られる。
【0025】また、補助板の突出方向側に垂直軸を中心
として回転自在なローラが設けられているので、載置手
段を回転させて、昇降テーブル上の小束群の水平方向に
沿う周囲に結束テープを巻回した場合に、例えば補助板
が周辺に配置されているクランプ板等の機材に触れたと
しても、該補助板の突出方向側に設けられているローラ
が回転するとともに、該補助板が付勢手段の付勢力に抗
してテーブル本体に押し込まれ、これによって該補助板
が破損されること、あるいは周辺の機材に引っ掛かるト
ラブルを防止できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】紙葉類大束結束機の概略構成を示す平面図であ
る。
【図2】載置手段2の回転テーブル1を示す平面図。
【図3】図2の正断面図。
【図4】紙葉類大束結束機の動作説明図(a)(b)で
ある。
【図5】紙葉類大束結束機の図4に続く動作説明図
(c)(d)である。
【図6】紙葉類大束結束機の図5に続く動作説明図
(e)(f)である。
【図7】紙葉類大束結束機の図6に続く動作説明図
(g)である。
【符号の説明】
M 小束群 1 回転テーブル 2 載置手段 3 結束テープ 4 テープ供給手段 5 クランプ手段 6 切断接着手段 7 方向転換機構 9 クランプ板 10 クランプ板 13A クランプ棒 13B クランプ棒 15 昇降テーブル 20 テーブル本体 21 補助板 21A 垂直軸 22 ばね材(付勢手段) 23 ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−282020(JP,A) 特開 昭60−158020(JP,A) 特開 昭59−37116(JP,A) 特開 平6−286271(JP,A) 実開 昭50−32386(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 13/00 - 13/34 B65B 27/00 - 27/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小束群を受け入れ可能で、水平面内にお
    いて回転自在であり、かつ上下方向に昇降自在な昇降テ
    ーブルを内部に有する載置手段と、 該載置手段側へ結束テープを供給するテープ供給手段
    と、 該テープ供給手段より供給される結束テープを挟み、か
    つ該小束群を両側より挾持するクランプ手段と、 クランプ手段により結束テープが保持された状態で、該
    クランプ手段が載置手段とともに回転され、これにより
    小束群の水平方向に沿う周囲に結束テープが巻回された
    場合に、該結束テープの重なり部分を接着し、かつ不要
    な結束テープを切断する切断接着手段と、 互いに近接離間するように設けられそれぞれが軸回りに
    回転自在な一対のクランプ棒を有し、昇降テーブルの上
    昇により持ち上げられた小束群を、該クランプ棒により
    中央部からずれた位置にて把持し、この状態で、該昇降
    テーブルを降下させることにより、該小束群の向きを転
    換する方向転換機構とを有する紙葉類大束結束機であっ
    て、 上記昇降テーブルは、 小束群が載置されるテーブル本体と、 該テーブル本体に納まる内部位置と該テーブル本体から
    突出した突出位置との間で移動自在に設けられた補助板
    と、 該補助板を突出方向に向けて付勢する付勢手段と、 前記補助板の突出方向側に設けられて、垂直軸を中心と
    して回転自在なローラとが具備されていることを特徴と
    する紙葉類大束結束機。
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