JP4501662B2 - 感光性組成物及びソルダーレジスト - Google Patents
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Description
しかしながら、このような組成物の硬化物は、高い柔軟性を持つ反面、従来のソルダーレジストと比較して耐熱性や耐水性が低く、熱劣化や吸湿により導体の腐食や導体間の絶縁性低下をきたす等の不具合を起こすことがあった。
本発明者らは、解像度及び保存安定性に優れ、その硬化物が耐水性、電気絶縁性及び柔軟性に優れ、さらに耐熱性に特に優れる感光性組成物を見出すため鋭意検討を行ったのである。
以下に、本発明を詳細に説明する。
尚、本明細書においては、アクリレート又はメタクリレートを(メタ)アクリレートと表し、アクリル酸又はメタクリル酸を(メタ)アクリル酸と表す。
以下、それぞれの成分について説明する。
(A)成分は、カルボキシル基を有するビスフェノール型のエポキシ(メタ)アクリレートである。
(A)成分としては、種々の化合物が使用でき、好ましい具体例としては、例えばビスフェノール型のエポキシ化合物と不飽和モノカルボン酸を反応させ水酸基を有する化合物を製造し、この水酸基を有する化合物の水酸基の一部又は全部に、飽和又は不飽和多塩基酸無水物(以下単に多塩基酸無水物という)を付加させた反応物等が挙げられる。
不飽和モノカルボン酸の例としては、アクリル酸、メタアクリル酸、クロトン酸及びケイ皮酸等がある。
多塩基酸無水物としては、無水マレイン酸、無水コハク酸、無水イタコン酸、無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸及び無水トリメリット酸等がある。
(B)成分は、ポリエーテルポリオールと多価イソシアネートと、水酸基含有(メタ)アクリレートとの反応物であって、カルボキシル基を有しないウレタン(メタ)アクリレートである。
ポリエステルポリオール構造を有するウレタン(メタ)アクリレートを用いた場合には、レジスト組成物として吸湿時に加水分解が生じ易く、絶縁信頼性に問題が起こる。
ポリエーテルポリオールの具体例としては、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール及びポリテトラメチレングリコール等のポリアルキレングリコール、並びにトリメチレンオキサイド、α−メチルトリメチレンオキサイド、テトラヒドロフラン及びジオキサン等の環状エーテルの開環重合物又は共重合等が挙げられる。
ポリエーテルポリオールとしては、数平均分子量で800〜100,000のものが好ましい。
多価イソシアネートとしては、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート及び水添ジフェニルメタンジイソシアネート等が挙げられる。
水酸基含有(メタ)アクリレートとしては、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート及びヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートが挙げられる。
(C)成分は、一分子中に1個以上の不飽和二重結合を有する重合性化合物である。
(C)成分の不飽和二重結合としては、アクリロイル基、メタクリロイル基、アリル基及びビニル基等が好ましい。
不飽和二重結合を1個有する重合性化合物の具体例としては、メチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート及びヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の単官能(メタ)アクリレート;スチレン等のビニル基を有する化合物;並びにアリルフェノール等のアリル基を有する化合物等がある。
(D)成分は、(メタ)アクリル酸及び/又は(メタ)アクリル酸エステルを必須構成単量体単位とする共重合体であり、組成物の硬化物に優れた耐熱性を付与する成分である。
(メタ)アクリル酸エステルとしては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート及び2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)アクリレート;ベンジル(メタ)アクリレート等のアリールアルキル(メタ)アクリレート;ヒドロキシルエチル(メタ)アクリレート及びヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート;並びにグリシジル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらの単量体は、単独又は2種以上の組合せで用いることができる。
尚、本発明においてはガラス転移温度と、粘弾性スペクトロメーターにより測定した粘弾性の損失正接(tanδ)が最大値を示す温度とする。
尚、本発明において、数平均分子量とは、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより測定した分子量を、ポリスチレン換算した値を意味する。
(E)成分は、光重合性開始剤である。
(E)成分は、紫外線等の照射によりラジカル重合を開始させることが出来るものであり、具体的には、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル等のベンゾイン及びベンゾインアルキルエーテル類;アセトフェノール、2,2−ジメトキシ−2−アセトフェノン、2,2−ジエトキシ−2−アセトフェノン、1,1−ジクロロアセトフェノン等のアセトフェノン類;2−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、2−ターシャリーブチルアントラキノン、1−クロロアントラキノン、2−アミルアントラキノン等のアントラキノン類;チオキサントン、2−クロルチオキサントン、2−アルキルチオチオキサントン、2,4−ジアルキルチオキサントン等のチオキサントン類;ベンゾフェノン、4−クロルベンゾフェノン、4,4’−ジクロルベンゾフェノン、4,4’−ビスジメチルアミノベンゾフェノン等のベンゾフェノン類等が挙げられる。
(E)成分の配合量は、(A)成分と(B)成分の合計を100質量部として、0.5〜10質量部が好ましい。0.5質量部未満では反応が十分開始されず、露光により得られる塗膜の機械的強度が弱くなり、現像工程において硬化塗膜が剥離したりパターンが蛇行することがある。一方、10質量部を越えると露光時に使われなかった光重合開始剤が多量に塗膜中に残り、塗膜の耐熱性等の物性を低下させることがある。
増感剤としては、N,N−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジメチルアミノ安息香酸イソアミルエステル、トリエチルアミン、ジエチルチオキサントン及びトリエタノールアミン等が挙げられる。増感剤は市販されており、例えば、新日曹化工(株)のニッソキュアEPA、EMA、IAMA等、日本化薬(株)のカヤキュアEPA、DETX、DMBI等、大阪有機(株)DABA等がある。
これら増感剤の配合量は、(A)成分と(B)成分の合計を100質量部として、0.5〜10質量部が好ましい。0.5質量部未満では紫外線硬化の反応速度が十分に向上しないことがあり、10質量部を超えると反応が速くなり保存安定性を悪化させることがある。
(F)成分は、熱重合触媒である。
(F)成分としては、例えば、有機過酸化物系、アゾビス系が挙げられる。この中では、分解開始温度が高いために保存安定性がよい点と、分解した時に低分子量の揮発成分の発生が少ない点から、ジアルキルパーオキサイドが好ましく、具体的にはジクミルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン及び2,5−ジメチル−2,5−(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン等が挙げられる。
又、(F)成分の配合量は、(A)成分と(B)成分の合計を100質量部として0.5〜10質量部が好ましい。0.5質量部未満では重合が不十分となり、10質量部を越えると保存安定性が悪化しやすくなると共に開始剤の分解物の量が多く発生するために耐熱性が損なわれる恐れがある。
本発明の組成物は、前記(A)〜(F)成分を必須とするものであるが、必要に応じてその他の成分を配合しても良い。
本発明の組成物には、基材に対する密着性、特に銅に対する密着性を向上させるため、密着向上剤を配合することが好ましい。密着性向上剤としては、(G)成分である下記一般式(1)で表される化合物が好ましい。
(G)成分によれば、銅製の基板表面上に形成されたレジストパターンのはんだ耐熱性を著しく向上させ、かつアルカリ性の水溶液による現像性を損なわず、むしろこれを向上させ得ることができる。
(G)成分の好ましい配合量としては、(A)成分と(B)成分の合計を100質量部に対して0.2〜50質量部、さらに好ましくは2〜20質量部である。0.2質量部未満であると添加による効果が不十分であり、はんだ耐熱性が低下することがあり、一方、50部を越えると塗膜の耐熱性等の物性を低下させることがある。
エポキシ化合物の具体例としては、クレゾールノボラックエポキシ樹脂、フェノールノボラックエポキシ樹脂、イソシアヌール酸骨格を有するエポキシ樹脂及びビスフェノールA型エポキシ樹脂等が挙げられる。
エポキシ化合物としては、2個以上のエポキシ基を有する化合物が好ましい。
エポキシ化合物を使用する場合には、通常のアミン系硬化剤、酸系硬化剤及び酸無水物系硬化剤等を併用することが好ましい。
本発明の組成物は、前記(A)〜(F)成分、又は必要に応じてその他の成分を、常法に従い攪拌・混合することにより製造することができる。
前記加熱における、加熱方法及び条件は常法に従えば良い。
以下、本発明の組成物をレジストとして使用する場合について説明する。
基材としては、シリコン、アルミニウム、鉄、ニッケル及び銅等の金属;ガラス;ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド及びポリカーボネート等のプラスチック;並びにガラスエポキシ基板等の複合基材等が挙げられる。
組成物の硬化に使用する活性エネルギー線としては、電子線及び紫外線等が挙げられ、安価な装置を使用できることから、紫外線を使用することが好ましい。
活性エネルギー線の照射条件としては、常法に従えば良い。照射条件としては、使用する組成物の種類及び目的に応じて適宜設定すれば良く、好ましくは10〜5,000mJ/cm2である。
現像で使用する希アルカリ水溶液としては、使用する組成物の種類及び目的に応じて適宜選択すれば良い。例えば、0.5〜2%炭酸ソーダ水溶液等が挙げられる。
現像条件としては、使用する組成物の種類及び目的に応じて適宜設定すれば良く、現像温度としては、15〜50℃が好ましく、現像時間としては15〜180秒が好ましい。
この場合、使用する支持フィルムの塗工に適した溶剤を添加しても良い。組成物中の溶剤は、フィルム塗工後に該組成物が重合しない程度の加熱の温度と時間で揮発させる必要がある。そのための溶剤例としては、メチルエチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メタノール及びエタノール等の比較的低沸点のものが挙げられる。
この場合、活性エネルギー線照射し、現像した後、更に諸物性向上のために、加熱又は活性エネルギー線照射により十分な硬化を行う事ができる。この加熱方法及び条件としては、使用する組成物の種類及び目的に応じて適宜設定すれば良く、加熱温度としては、100〜250℃が好ましく、加熱時間としては5分〜5時間が好ましい。活性エネルギー線の照射条件としては、常法に従えば良い。照射条件としては、使用する組成物の種類及び目的に応じて適宜設定すれば良く、好ましくは10〜5,000mJ/cm2である。
前記(B)成分としては、カルボキシル基を有しないウレタン(メタ)アクリレートが好ましい。前記(C)成分としては、一分子中に(メタ)アクリロイル基を3個以上有する化合物が好ましい。前記(D)成分としては、ガラス転移温度40〜150℃の範囲を有するものが好ましい。
本発明の組成物としては、さらに(G)成分を含むものが好ましく、又、エポキシ化合物を含まないものが好ましい。
本発明の組成物は、特にソルダーレジストとして好ましく使用でき、ドライフィルムレジストとしても好ましく使用できる。
尚、以下において、「部」とは質量部を意味し、「%」とは質量%を意味する。
温度計、攪拌機及び冷却器を具備した4口フラスコに、油化シェルエポキ社製ビスフェノールA型エポキシ樹脂「エピコート828」を950g(5.0エポキシ当量)と溶剤であるトルエン450gを入れ、110℃に加熱して均一な溶液を得た。この溶液に重合禁止剤としてフェノチアジン0.50g触媒としてテトラブチルアンモニウムブロマイド10g及びアクリル酸360g(5.0カルボキシル当量)を加え、空気を吹き込みながら110℃で反応させて水酸基含有化合物を製造した。酸価から計算されるアクリル酸消費率はほぼ100%になった。
上記で得た水酸基含有化合物の溶液に、さらに無水フタル酸220g(1.5モル)を加え110℃に加熱し無水フタル酸が完全に溶解した後さらに3時間反応させた。この溶液にブチルセルソルブ1040gを加えた後、減圧下でトルエンを300g除去することにより、カルボキシル基を有するエポキシアクリレート(a−1)を固形分60%の溶液として得た。
温度計、攪拌機及び冷却器を具備したフラスコに、溶剤であるトルエン400gを入れ、80℃に加熱した。
この溶液に下記第1表に示す組成のモノマー混合物500gとアゾビスイソブチロニトリル(以下AIBNという)を窒素を吹き込みながら3時間かけて滴下した。その後さらに2〜4時間加熱した。この後、トルエンで希釈をしてアクリル系共重合体(d−1)及び(d−2)の固形分40%の溶液を得た。
得られた共重合体について、ガラス転移温度(以下Tgという)、酸価及び数平均分子量(以下Mnという)を測定した。それらの結果を、表1に示す。
・MMA:メチルメタアクリレート
・MAA:メタアクリル酸
・EA :アクリル酸エチル
・AN :アクリロニトリル
2,4−ジエチルチオキサントン(増感剤)1部、シリカ(充填剤)20部及びメチルエチルケトン(溶剤)と、下記に示す(A)成分〜(G)成分及びその他の成分をそれぞれ下記表2に示す配合比率に従い使用し、これらを三本ロールで練ることにより、固形分65%の組成物を調製した。
得られた組成物を、スクリーン印刷により評価用基板上に乾燥後の厚さがおよそ35μmになるように塗工し、100℃で10分間乾燥した。
上記実施例1及び比較例3と同一組成の固形分65%の組成物を、厚さ25μmポリエチレンテレフタレート製フィルム上に塗工し、100℃で10分間乾燥した後、厚さ25μmポリエチレン製フィルムを貼り合わせてドライフィルムを作成した。
得られたドライフィルムのポリエチレンフィルムを剥した後に、評価用基板の表面にドライフィルムを70℃に加温しながらラミネーターを用いてラミネートとした。
・(a−1):合成例1で得たエポキシアクリレート
・(b−1):(B)成分〔新中村化学(株)製「UA−340P」、数平均分子量13000〕
・(b−2):(B)成分〔新中村化学(株)製「UA−4100」、数平均分子量1200〕
・(c−1):ジペンタエリスリトールペンタアクリレートとジペンタエリスリトールヘキサアクリレートからなる組成物〔東亞合成(株)製「アロニックスM−400」〕
・(c−2)ペンタエリスリトールジアクリレートモノステアレート〔東亞合成(株)製「アロニックスM−233」〕
・(c−3)ポリエステルポリオール型ウレタンアクリレート〔新中村化学(株)製「U−200AX」、数平均分子量13000〕
・(d−1)及び(d−2):合成例2で得た共重合体
・(E)成分:光重合開始剤2−メチル−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モリフォリノ−1−プロパノン〔チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア907」〕
・(F)成分:熱重合触媒 ジクミルパーオキサイド〔日本油脂(株)製「パークミルD」〕
・(G)成分:一般式(1)で表される化合物のR1が水素原子であるベンゾトリアゾールカルボン酸の混合物〔城北化学(株)「CBT−1」〕
(H)成分:油化シェルエポキシ社製ビスフェノールA型エポキシ樹脂「エピコート828」
作成した塗膜にフォトマスクを当て、250mJ/cm2の光量で露光した。
ついで、液温が30℃で濃度1%の炭酸ナトリウム水溶液を、1.5kg/cm2の圧力で60秒間スプレーし、硬化膜の未露光部を除去することによりアルカリ現像を行った。その後、160℃で30分間ポストキュアし供試体を得た。
80μm、100μm及び125μmのライン幅のパターンを持つフォトマスクを用いて作成した供試体を顕微鏡で観察し、硬化膜の状態について、次の3段階で評価した。
〇・・・異常なし
△・・・一部に異常(残渣、剥離、蛇行等)がみられる。
×・・・全面的に異常(残渣、剥離、蛇行等)がみられる。
又、保存安定性を評価するために樹脂組成物及びドライフィルムを15゜Cで1ヶ月保存した後に同様な試験を行い解像度を評価した。
供試体は、基板として25μm厚ポリイミドフィルム〔東レ・デュポン(株)製「カプトン」〕を50mm角のものを用いて製造したものを使用した。供試体を水平な床の上において、各試料体の角の床からの高さを測定し、その平均値を反りの大きさとして評価した。
×・・・完全にカールするため反りが測定できない。
上記基板反り試験と同様の供試体を使用した。供試体の組成物塗工面が外側になるように180°折り曲げ、硬化膜のクラック等の損傷を目視により観察し、次の2段階で評価した。
〇・・・塗膜に異常なし。
×・・・塗膜に異常(クラック、白い筋)あり。
供試体を280℃の溶融はんだ浴に10秒間浸漬させることを1サイクルとして、5サイクル行なった後に硬化膜の状態を観察し、次の3段階で評価した。
〇・・・剥れなし。
△・・・塗膜の一部剥れ。
×・・・大部分が剥れ又は完全剥離。
供試体は基板としてくし型テストパターン(線幅100μm、線間100μm)を用い、それぞれ密着性試験と同様の条件でテストピースを作成し、温度85℃、湿度85%の雰囲気中で直流50V印加して250時間、500時間、1000時間放置後の絶縁抵抗値を測定した。
×・・・配線間が短絡し、抵抗値測定不可。
Claims (7)
- (A)カルボキシル基を有するビスフェノール型のエポキシ(メタ)アクリレート化合物、(B)ポリエーテルポリオールと多価イソシアネートと、水酸基含有(メタ)アクリレートとの反応物であって、カルボキシル基を有しないウレタン(メタ)アクリレート化合物、(C)一分子中に1個以上の不飽和二重結合を有する重合性化合物、(D)(メタ)アクリル酸及び/又は(メタ)アクリル酸エステルを必須構成単量体単位とする共重合体、(E)光重合開始剤及び(F)熱重合触媒を含有することを特徴とする感光性組成物。
- 前記(D)成分がガラス転移温度40〜150℃の範囲を有するものであることを特徴とする請求項1に記載の感光性組成物。
- 前記(C)成分が、一分子中に(メタ)アクリロイル基を3個以上有する化合物である請求項1又は2に記載の感光性組成物。
- エポキシ基を有する化合物を含有しない請求項1〜請求項4のいずれかに記載の感光性組成物。
- 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の感光性組成物からなるソルダーレジスト。
- 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の感光性組成物を支持体上に有することを特徴とする感光性ドライフィルム。
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