JP4500670B2 - プロテクタおよび翼状針組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、プロテクタおよび翼状針組立体に関する。
医療用針として、針体の基端部のハブに、可撓性を有する一対の翼が突出形成された翼状針が広く用いられている。針体を生体に対し穿刺する際には、一対の翼は、指で摘んで閉じた状態とされ、把持部として機能する。また、翼状針を生体に留置する際には、開いた状態の翼を粘着テープ等で皮膚に貼り付けることにより、翼状針を固定することができる。
使用後の翼状針を廃棄する場合には、廃棄作業者等が誤って針先で指等を刺すという事故が起きるのを防止するために、針体を覆う必要がある。従来は、針体を覆うキャップを被せて破棄していたが、針体にキャップを被せる作業に際して指を誤刺するおそれがある。そこで、安全な操作で使用後の針体を覆うことができるプロテクタを備えた翼状針が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載された翼状針では、構造が複雑で、部品の製造および組立のコストが高いという問題がある。
特許3245843号公報
本発明の目的は、構造が簡単で、安全な操作で使用後の針体の針先を覆うことができ、廃棄処理等に際し安全性の高いプロテクタおよび翼状針組立体を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(12)の本発明により達成される。
(1) 先端に鋭利な針先を有する針体と、前記針体の基端側に設けられたハブと、前記ハブから突出する一対の翼と、前記ハブの基端側に接続されたチューブとを有する翼状針に装着して使用され、該翼状針に対し、基端側に退避した退避位置から、前記針体を収納する収納位置へ先端方向に相対的に移動可能なプロテクタであって、
長手方向に沿って壁部に細長い開口が形成され、該開口を介して一対の半体に分けられる筒状体で構成され、当該一対の半体が回動することにより、前記開口が開いた状態と閉じた状態とに変形可能な針体収納部と、
前記針体収納部の基端側に設けられ、横断面における周の一部が欠損した中間部側欠損部を有する筒状体で構成されており、前記中間部側欠損部が前記ハブを挟み込むことが可能な幅であり、かつ、前記開口と同じ側に形成されている中間部と、
前記中間部の基端側に設けられ、自然状態で横断面における周の一部が欠損した挿通部側欠損部を有し、該挿通部側欠損部を介して一対の半体に分けられる筒状体で構成されており、前記挿通部側欠損部が前記開口と同じ側に形成され、かつ、当該一対の半体が回動することにより、前記挿通部側欠損部が開いた状態と閉じた状態とに変形可能であり、該開いた状態で前記チューブを挿通する挿通部とを備え、
前記針体収納部、前記中間部および前記挿通部は、一体的に形成されており、前記針体収納部と前記中間部との間、前記中間部と前記挿通部との間にそれぞれスリットが形成され、該各スリットを介して離間したものであり、
前記退避位置にあるときには、前記針体が前記針体収納部の先端を超えて突出し、かつ前記ハブが前記針体収納部内に前記開口から挿入した状態となっており、
前記退避位置から前記収納位置へ当該プロテクタを移動させると、前記ハブが前記針体収納部内を通過して前記中間部に到達するとともに、前記針体が前記針先まで前記針体収納部内に収納された状態となり、前記開口を閉じて前記針体収納部で前記針体を覆うように構成されていることを特徴とするプロテクタ。
(2) 前記針体収納部は、自然状態では前記開口が開いた状態となっており、
前記針体収納部の開口が閉じられたときにその閉じた状態を保持する保持手段をさらに備える上記(1)に記載のプロテクタ。
(3) 前記保持手段は、前記針体収納部の開口の縁部に形成された係合部で構成されている上記(2)に記載のプロテクタ。
(4) 前記針体収納部の開口が閉じたときに前記針先を先端側から覆う遮蔽部が前記針体収納部に設けられている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のプロテクタ。
(5) 前記遮蔽部は、二分割されて前記針体収納部の各半体にそれぞれ形成されており、前記開口を閉じると前記遮蔽部が一つに合わさるように構成されている上記(4)に記載のプロテクタ。
(6) 前記遮蔽部は、前記各半体にそれぞれ形成された一対の板片で構成され、
前記一対の板片は、当該プロテクタが前記退避位置にあるときには前記針体を挟むように位置しており、当該プロテクタが前記収納位置に移動した後に前記開口が閉じると一部が重なり合う重なり部が形成される上記(5)に記載のプロテクタ。
(7) 当該プロテクタを保持する際に指を当てる指当て部をさらに備える上記(1)ないし(6)のいずれかに記載のプロテクタ。
(8) 前記挿通部は、前記挿通部側欠損部を閉じるように変形可能であり、前記挿通部側欠損部が閉じた状態に固定する固定手段を有する上記(1)ないし(7)のいずれかに記載のプロテクタ。
(9) 前記挿通部は、前記挿通部側欠損部を閉じる前の状態では、平面視における直径が前記針体収納部および前記中間部の直径よりも大きくなっており、前記挿通部側欠損部を閉じると、平面視における直径が前記針体収納部および前記中間部の直径と同程度になるように構成されている上記(1)ないし(8)のいずれかに記載のプロテクタ。
(10) 先端に鋭利な針先を有する針体と、前記針体の基端側に設けられたハブと、前記ハブから突出する一対の翼と、前記ハブの基端側に接続されたチューブとを有する翼状針と、
前記翼状針に装着された上記(1)ないし(9)のいずれかに記載のプロテクタとを備えることを特徴とする翼状針組立体。
(11) 前記プロテクタを前記退避位置に位置決めする位置決め手段を有する上記(10)に記載の翼状針組立体。
(12) 前記プロテクタを前記収納位置に位置決めする位置決め手段を有する上記(10)または(11)に記載の翼状針組立体。
本発明によれば、プロテクタを翼状針に対し相対的に先端方向に移動させるという安全かつ簡単な操作で使用後の針体を覆うことができる。特に、針体の全周が針体収納部に覆われるので、針体に付着した血液が周囲に飛散するのを確実に防止することができる。このようなことから、廃棄処理等に際し、高い安全性が得られる。
また、極めて簡単な構造のプロテクタで上記効果を達成することができる。また、プロテクタを既存の翼状針に後付け装着して使用するような使用形態にも適する。
また、針体収納部の開口が閉じたときに針先を先端側から覆う遮蔽部を針体収納部に設けた場合には、針体収納状態で、針体収納部の先端から血液が飛び出したり漏れ出したりすることも確実に防止することができ、感染が生じるのをより確実に防止することができる。
以下、本発明のプロテクタおよび翼状針組立体を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1および図2は、それぞれ、本発明の翼状針組立体の実施形態を示す平面図および側面図、図3は、図1および図2に示す翼状針組立体における翼状針を示す図であり、(a)が平面図、(b)が側面図、図4は、図1中のA−A線断面図、図5は、図1中のB−B線断面図、図6は、図5の一部を拡大した断面図、図7は、図1中のC−C線断面図、図8は、図1中のD−D線断面図、図9は、図1および図2に示す翼状針組立体の使用時の状態を示す平面図、図10は、図9中のE−E線断面図、図11および図12は、それぞれ、図9に示す状態からプロテクタを収納位置へ移動させた状態を示す平面図および側面図、図13は、図12に示す状態から針体収納部の開口を閉じた状態を示す平面図、図14は、図13中のF−F線断面図である。なお、以下では、説明の都合上、図1中の左側を「先端」、右側を「基端」と言う。
図1および図2に示す翼状針組立体1は、図3に示す医療用の翼状針(翼付針)2に、本発明のプロテクタ3を装着してなるものである。
図3に示すように、翼状針2は、針体21と、針体21の基端側に設けられたハブ22と、一対の翼23a、23bと、ハブ22の基端側に接続された可撓性を有するチューブ24とを有している。
針体21は、例えば、ステンレス鋼、アルミニウムまたはアルミニウム合金、チタンまたはチタン合金のような金属材料で構成され、その先端部には、鋭利な針先211が形成されている。この針体21は、血液等の体液あるいは輸液等の流路となる中空部を有する針管で構成されており、針体21の先端部には、液体の出入口(図示せず)が形成されている。
針体21の基端部外周には、円筒状のハブ22が液密に固着されている。ハブ22の内部には、液体の流路となる中空部が形成されている。
翼23a、23bは、平面視でハブ22から左右にそれぞれ突出するように設置されている。図5に示すように、翼23a、23bは、ハブ22と一体的に形成されているのが好ましい。また、同図に示すように、翼23a、23bは、それらの根元部同士が接合して1枚の平板状をなし、その上にハブ22が接合した状態になっている。
翼23a、23bは、可撓性を有し、翼23a、23bの根元部付近が屈曲または湾曲することにより、開閉可能に構成されている。翼23a、23bの根元部付近には、開閉を容易にするため、薄肉部231a、231bが形成されている。
針体21を生体に対し穿刺する際には、翼23a、23bを指で摘んで閉じた状態とし、穿刺の操作を行う。また、針体21を留置する際には、翼23a、23bを開いた状態とし、翼23a、23bを粘着テープ等により皮膚に固定する。
図3に示すように、ハブ22の基端側には、体液あるいは輸液等の流路となる可撓性を有するチューブ24が液密に接続されており、このチューブ24の内腔は、針体21の内腔に連通している。
ハブ22、翼23a、23b、チューブ24の構成材料としては、それぞれ、特に限定されないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリブタジエン、ポリアミド、ポリエステル等が挙げられる。
なお、内部の視認性を確保するために、これらは、透明または半透明な材料で構成されているのが好ましい。
図1および図2に示すように、翼状針組立体1は、上述した翼状針2と、この翼状針2に装着されたプロテクタ3とを有している。プロテクタ3は、翼状針2に対し長手方向に相対的に移動可能になっている。すなわち、プロテクタ3は、図1および図2に示す基端側に退避した退避位置から、後述する収納位置へ先端方向に相対的に移動して、使用後の針体21を収納可能になっている。
プロテクタ3は、針体収納部4と、この針体収納部4の基端側に設けられた中間部5と、中間部5の基端側に設けられた挿通部6とを有している。
針体収納部4は、ほぼ円筒状の筒状体で構成されている。図4に示すように、針体収納部4は、横断面において周の一部が欠損しており、この欠損部が針体収納部4の長手方向に沿って連続することにより、細長い開口(スリット)41が針体収納部4の全長に渡って形成されている。
針体収納部4は、開口41を介し、ほぼ半円筒状の一対の半体42、43に分かれている。針体収納部4は、半体42、43がそれらの境界部44付近を中心に回動することにより、開口41が開いた状態(図4に示す状態)と、開口41が閉じた状態(図14に示す状態)とに変形可能になっている。
針体収納部4は、自然状態では開口41が開いた状態となっている。開口41が開いた状態での針体収納部41の内径は、ハブ22およびチューブ24の外径よりやや大きくなっている(図6参照)。
図4に示すように、針体収納部4には、開口41が閉じた状態を保持する保持手段として、開口41の縁部に係合凸部421および係合凹部431からなる係合部が設けられている。係合凸部421および係合凹部431は、針体収納部4の長手方向に沿って所定間隔で複数箇所に設けられている。あるいは、係合凸部421および係合凹部431を針体収納部4の長手方向に沿って連続する凸条および溝として形成してもよい。
図14に示すように、開口41を閉じるように針体収納部4を変形させると、半体42に形成された係合凸部421が半体43に形成された係合凹部431に挿入することにより、開口41が閉じた状態を保持することができる。
また、針体収納部4の先端部には、開口41が閉じたときに針体21の針先211を先端側から覆う遮蔽部45が設けられている。図4に示すように、遮蔽部45は、ほぼ半円形あるいは三日月型の遮蔽板451と遮蔽板452とに二分割された構成となっており、遮蔽板451は、半体42側に形成され、遮蔽板452は、半体43側に形成されている。プロテクタ3が図1に示す退避位置にあるときには、遮蔽板451、452は、針体21を両側から挟むように位置している(図4参照)。
プロテクタ3を図11および図12に示す収納位置へ移動させた後に開口41を閉じると、図14に示すように、遮蔽板451、452が一つに合わさり、針体収納部4の先端が封止される。このとき、遮蔽板451、452の一部が重なり合う重なり部453が生じるように構成されている。これにより、針体収納部4の先端を隙間なく封止することができる。遮蔽板451、452は、重なり部453を形成することができるように、それらの厚さ1枚分だけずれた位置に形成されている(図1参照)。
プロテクタ3が図1に示す退避位置にあるときには、針体21は、針体収納部4の先端を超えて先端方向に突出している。また、図6に示すように、ハブ22は、開口41から針体収納部4内に挿入した状態となっている。
図1に示すように、針体収納部4の基端側には、中間部5が同軸的に設けられている。図7に示すように、中間部5は、横断面における周の一部が欠損した欠損部51を有する円筒状の筒状体で構成されている。プロテクタ3が退避位置にあるときには、中間部5内をチューブ24が挿通した状態になっている。中間部5の内径は、ハブ22およびチューブ24の外径よりやや大きくなっている。また、中間部5の長さは、ハブ22の長さとほぼ同程度とされている。
欠損部51は、針体収納部4の開口41と同じ側に形成されている。プロテクタ3を翼状針2に装着する際には、欠損部51からチューブ24を中間部5内に挿入する。すなわち、欠損部51の幅は、広げることによってチューブ24が通過可能な程度の幅であり、かつ、収納位置にプロテクタ3が移動した際に、ハブ22を挟み込むことが可能な程度の幅とされている。
図1に示すように、針体収納部4と中間部5とは、中心軸を介して開口41および欠損部51と反対側の部分でのみ連結されており、それ以外の部分は、スリット32を介して離間している。これにより、針体収納部4の開口41を閉じる際、中間部5が針体収納部4の変形を妨げることはない。
中間部5の基端側には、挿通部6が同軸的に設けられている。図8に示すように、挿通部6は、自然状態で横断面における周の一部が欠損した欠損部61を有する円筒状の筒状体で構成されており、チューブ24を挿通する中空部65を有している。欠損部61は、針体収納部4の開口41や中間部5の欠損部51と同じ側に形成されている。
挿通部6は、欠損部61を介してほぼ半円筒状の一対の半体62、63に分かれている。挿通部6は、半体62、63がそれらの境界部64付近を中心に回動することにより、欠損部61が開いた状態(図8に示す状態)と、欠損部61が閉じた状態(図10に示す状態)とに変形可能になっている。挿通部6は、自然状態では欠損部61が開いた状態となっている。
挿通部6には、欠損部61が閉じた状態に固定する固定手段として、欠損部61の縁部に係合凸部621および係合凹部631からなる係合部が設けられている。係合凸部621および係合凹部631は、挿通部6の長手方向に沿って所定間隔で複数箇所に設けられていてもよく、あるいは、係合凸部621および係合凹部631を挿通部6の長手方向に沿って連続する凸条および溝として形成してもよい。
図10に示すように、欠損部61を閉じるように挿通部6を変形させると、半体62に形成された係合凸部621が半体63に形成された係合凹部631に挿入することにより、欠損部61が閉じた状態を保持することができる。
プロテクタ3を翼状針2に装着する際には、欠損部61からチューブ24を挿通部6の中空部65へ挿入する。すなわち、挿通部6の自然状態における欠損部61の幅は、チューブ24が通過可能な程度の幅とされている。
図1および図8に示す状態から、挿通部6を指で摘んで欠損部61を閉じるように変形させると、図9および図10に示すように、係合凸部621と係合凹部631との係合により、挿通部6が欠損部61の閉じた状態に固定され、挿通部6が環状になる。
翼状針組立体1は、図9および図10に示す状態で使用される。この状態では、挿通部6が環状をなしているので、挿通部6がチューブ24から外れることがなく、よって、プロテクタ3が翼状針2から離脱するのを確実に防止することができる。
図示の構成では、欠損部61を閉じる前の状態では、平面視における挿通部6の直径が針体収納部4および中間部5の直径よりも大きくなっており(図1参照)、欠損部61を閉じると、平面視における挿通部6の直径が針体収納部4および中間部5の直径と同程度になるように構成されている(図9参照)。これにより、図9に示す翼状針組立体1の使用時にプロテクタ3の平面視における外径が長手方向に沿ってほぼ一定となるので、プロテクタ3が操作の邪魔になることがなく、優れた操作性が得られるとともに、製品の美的外観を向上することができる。
図1に示すように、中間部5と挿通部6は、中心軸を介して欠損部51および61の反対側の部分でのみ連結されており、それ以外の部分は、スリット33を介して離間している。これにより、挿通部6の欠損部61を閉じる際、中間部5が挿通部6の変形を妨げることはない。
図2および図5に示すように、プロテクタ3は、指当て部31をさらに備えている。指当て部31は、針体収納部4の先端側の部分の境界部44の外側に突出形成された平板状の部位で構成されている。この指当て部31は、プロテクタ3の長手方向に平行な姿勢で形成されている。また、指当て部31の両面には、滑り止めとして機能する微小な凹凸が形成されている。
プロテクタ3を退避位置から収納位置へ移動させる際には、この指当て部31に指を当ててこれを摘むことにより、プロテクタ3を確実に保持することができる。
図2に示すように、指当て部31には、翼23a、23bを粘着テープで皮膚に固定する際に粘着テープを挿通するスペースとなる切欠き311が形成されている。この切欠き311は、プロテクタ3が退避位置にあるときに翼23a、23bの上方に位置する。具体的には、切欠き311は、指当て部31の後端側の、針体収納部4との接合部付近に形成されている。
この切欠き311を設けたことにより、針体21と直交する方向に粘着テープを掛け渡して翼23a、23bを皮膚に固定する場合であっても、指当て部31が粘着テープの邪魔になることがなく、容易かつ確実に固定することができる。
なお、指当て部31は、図示のような構成に限らず、例えば、指腹の形状に合わせた凹部を針体収納部4の外周部に形成してもよい。
このようなプロテクタ3の構成材料としては、特に限定されないが、比較的柔らかい樹脂材料が好ましく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリブタジエン、ポリアミド、ポリエステル等が挙げられる。
また、プロテクタ3は、複数の部品を組み合わせて構成されていてもよいが、本実施形態のように、針体収納部4、中間部5および挿通部6が一体的に形成されているのが好ましい。
このような翼状針組立体1は、プロテクタ3を退避位置に位置決めする位置決め手段を有している。この位置決め手段は、図6に示すように、ハブ22の外周面に形成された係合凸部221と、針体収納部4の内周面に形成された係合凹部46とで構成されている。
プロテクタ3が退避位置にあるときには、係合凸部221が係合凹部46に挿入することにより、プロテクタ3がある程度の力で退避位置に保持される。これにより、針体21を生体に穿刺する際や留置する際に、プロテクタ3が退避位置から不本意にずれて前進するのをより確実に防止することができ、優れた操作性が得られる。
さらに、翼状針組立体1は、プロテクタ3を収納位置に位置決めする位置決め手段を有している。この位置決め手段は、前述したハブ22の係合凸部221と、中間部5の内周面に形成された係合凹部52とで構成されている(図7参照)。
プロテクタ3を収納位置へ移動させると、係合凸部221が係合凹部52に挿入することにより、プロテクタ3がある程度の力で収納位置に保持される。これにより、一旦収納位置へ到達したプロテクタ3が後退してしまうことをより確実に防止することができる。また、プロテクタ3が収納位置に到達したときに操作者の手にクリック感が感じられるので、優れた操作性が得られる。
以上説明したようなプロテクタ3は、針体収納部4を翼状針2のハブ22およびチューブ24に被せ、中間部5および挿通部6をチューブ24に被せた後、挿通部6を環状に変形させることにより、容易に翼状針2に装着することができる。
よって、本発明では、プロテクタ3を翼状針2に装着した状態、すなわち翼状針組立体1とした状態の製品を製造販売することができるだけでなく、医療現場で既に使用されている既存の翼状針に対してプロテクタ3を後付けで装着して使用するようにしてもよい。
次に、翼状針組立体1の使用方法の一例について詳細に説明する。
[1] 翼状針組立体1は、図9に示す状態で使用される。針体21を生体に穿刺する操作を行う際には、翼23a、23bを指で摘んで閉じた状態とされる。その後、翼23a、23bを開いた状態とし、翼23a、23bを粘着テープ等により皮膚に固定することにより、留置される。
[2] 翼状針組立体1の使用後は、粘着テープを剥がして皮膚に対する固定を解除した後、針体21を生体から抜去する。次いで、指当て部31を片方の手で摘んでプロテクタ3を保持し、もう片方の手でチューブ24を基端方向へ引っ張る。これにより、プロテクタ3は、図9に示す退避位置から、図11および図12に示す収納位置へと移動する。
プロテクタ3が収納位置に来ると、針体21は、針先211まで針体収納部4に覆われ、中間部5は、ハブ22上に位置する。また、挿通部6が翼23a、23bの根元部に当接することにより、プロテクタ3がそれ以上前進することが防止されるので、プロテクタ3が前進し過ぎて翼状針2から離脱することはない。
[3] 次いで、針体収納部4を両方の側面から指で押圧する。これにより、開口41が閉じるように変形し、パチンという音がして係合凸部421が係合凹部431に挿入し、図13および図14に示す針体収納状態となる。この針体収納状態では、針体21がプロテクタ3に覆われるので、廃棄作業者等が誤って針先211で指等を刺すという事故が起きるのを確実に防止することができる。
また、針体収納状態では、針体21は、その全周が針体収納部4に覆われるので、針体21に付着した血液が周囲に飛散するのを確実に防止することができる。さらに、本実施形態では、遮蔽部45を設けたことにより、針体収納部4の先端が封止されるので、針体収納部4の先端から血液が飛び出したり漏れ出したりすることも確実に防止することができる。このようなことから、翼状針組立体1では、感染が生じるのを確実に防止することができる。
また、遮蔽部45を設けたことにより、プロテクタ3が図13に示す針体収納状態から基端方向へずれた場合であっても、針先211が遮蔽部45に当接するので、針先211が突出することがなく、極めて安全性が高い。
以上、本発明のプロテクタおよび翼状針組立体を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、プロテクタおよび翼状針組立体を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
例えば、本発明の翼状針組立体は、使用前に針体21を収納するプロテクタ(キャップ)をさらに備えていてもよい。この場合には、そのプロテクタ(キャップ)が、プロテクタ3の針体収納部4の先端に外嵌合するように構成されていることが好ましい。
また、上述した実施形態では、針体収納部4が自然状態で開いており、針体21を収納する際には針体収納部4の開口41を操作者が手で閉じるように構成されているが、これに限らず、針体収納部4の開口41が自然状態で閉じており、退避位置にあるときにはハブ22が開口41に挿入することによって開口41が強制的に開かれた状態になっており、プロテクタ3を退避位置から収納位置へ移動させると、針体収納部4の弾性によって開口41が自動的に閉じるように構成されたものであってもよい。
本発明の翼状針組立体の実施形態を示す平面図である。 本発明の翼状針組立体の実施形態を示す側面図である。 図1および図2に示す翼状針組立体における翼状針を示す図であり、(a)が平面図、(b)が側面図である。 図1中のA−A線断面図である。 図1中のB−B線断面図である。 図5の一部を拡大した断面図である。 図1中のC−C線断面図である。 図1中のD−D線断面図である。 図1に示す状態から挿通部を変形させた状態を示す平面図である。 図9中のE−E線断面図である。 図9に示す状態からプロテクタを収納位置へ移動させた状態を示す平面図である。 図9に示す状態からプロテクタを収納位置へ移動させた状態を示す側面図である。 図12に示す状態から針体収納部の開口を閉じた状態を示す平面図である。 図13中のF−F線断面図である。
符号の説明
1 翼状針組立体
2 翼状針
21 針体
211 針先
22 ハブ
221 係合凸部
23a、23b 翼
231a、231b 薄肉部
24 チューブ
3 プロテクタ
31 指当て部
311 切欠き
32、33 スリット
4 針体収納部
41 開口
42、43 半体
421 係合凸部
431 係合凹部
44 境界部
45 遮蔽部
451、452 遮蔽板
453 重なり部
46 係合凹部
5 中間部
51 欠損部
52 係合凹部
6 挿通部
61 欠損部
62、63 半体
621 係合凸部
631 係合凹部
64 境界部
65 中空部

Claims (12)

  1. 先端に鋭利な針先を有する針体と、前記針体の基端側に設けられたハブと、前記ハブから突出する一対の翼と、前記ハブの基端側に接続されたチューブとを有する翼状針に装着して使用され、該翼状針に対し、基端側に退避した退避位置から、前記針体を収納する収納位置へ先端方向に相対的に移動可能なプロテクタであって、
    長手方向に沿って壁部に細長い開口が形成され、該開口を介して一対の半体に分けられる筒状体で構成され、当該一対の半体が回動することにより、前記開口が開いた状態と閉じた状態とに変形可能な針体収納部と、
    前記針体収納部の基端側に設けられ、横断面における周の一部が欠損した中間部側欠損部を有する筒状体で構成されており、前記中間部側欠損部が前記ハブを挟み込むことが可能な幅であり、かつ、前記開口と同じ側に形成されている中間部と、
    前記中間部の基端側に設けられ、自然状態で横断面における周の一部が欠損した挿通部側欠損部を有し、該挿通部側欠損部を介して一対の半体に分けられる筒状体で構成されており、前記挿通部側欠損部が前記開口と同じ側に形成され、かつ、当該一対の半体が回動することにより、前記挿通部側欠損部が開いた状態と閉じた状態とに変形可能であり、該開いた状態で前記チューブを挿通する挿通部とを備え、
    前記針体収納部、前記中間部および前記挿通部は、一体的に形成されており、前記針体収納部と前記中間部との間、前記中間部と前記挿通部との間にそれぞれスリットが形成され、該各スリットを介して離間したものであり、
    前記退避位置にあるときには、前記針体が前記針体収納部の先端を超えて突出し、かつ前記ハブが前記針体収納部内に前記開口から挿入した状態となっており、
    前記退避位置から前記収納位置へ当該プロテクタを移動させると、前記ハブが前記針体収納部内を通過して前記中間部に到達するとともに、前記針体が前記針先まで前記針体収納部内に収納された状態となり、前記開口を閉じて前記針体収納部で前記針体を覆うように構成されていることを特徴とするプロテクタ。
  2. 前記針体収納部は、自然状態では前記開口が開いた状態となっており、
    前記針体収納部の開口が閉じられたときにその閉じた状態を保持する保持手段をさらに備える請求項1に記載のプロテクタ。
  3. 前記保持手段は、前記針体収納部の開口の縁部に形成された係合部で構成されている請求項2に記載のプロテクタ。
  4. 前記針体収納部の開口が閉じたときに前記針先を先端側から覆う遮蔽部が前記針体収納部に設けられている請求項1ないし3のいずれかに記載のプロテクタ。
  5. 前記遮蔽部は、二分割されて前記針体収納部の各半体にそれぞれ形成されており、前記開口を閉じると前記遮蔽部が一つに合わさるように構成されている請求項4に記載のプロテクタ。
  6. 前記遮蔽部は、前記各半体にそれぞれ形成された一対の板片で構成され、
    前記一対の板片は、当該プロテクタが前記退避位置にあるときには前記針体を挟むように位置しており、当該プロテクタが前記収納位置に移動した後に前記開口が閉じると一部が重なり合う重なり部が形成される請求項5に記載のプロテクタ。
  7. 当該プロテクタを保持する際に指を当てる指当て部をさらに備える請求項1ないし6のいずれかに記載のプロテクタ。
  8. 前記挿通部は、前記挿通部側欠損部を閉じるように変形可能であり、前記挿通部側欠損部が閉じた状態に固定する固定手段を有する請求項1ないし7のいずれかに記載のプロテクタ。
  9. 前記挿通部は、前記挿通部側欠損部を閉じる前の状態では、平面視における直径が前記針体収納部および前記中間部の直径よりも大きくなっており、前記挿通部側欠損部を閉じると、平面視における直径が前記針体収納部および前記中間部の直径と同程度になるように構成されている請求項1ないし8のいずれかに記載のプロテクタ。
  10. 先端に鋭利な針先を有する針体と、前記針体の基端側に設けられたハブと、前記ハブから突出する一対の翼と、前記ハブの基端側に接続されたチューブとを有する翼状針と、
    前記翼状針に装着された請求項1ないし9のいずれかに記載のプロテクタとを備えることを特徴とする翼状針組立体。
  11. 前記プロテクタを前記退避位置に位置決めする位置決め手段を有する請求項10に記載の翼状針組立体。
  12. 前記プロテクタを前記収納位置に位置決めする位置決め手段を有する請求項10または11に記載の翼状針組立体。
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