JP2003070913A - 開閉式注射針キャップ - Google Patents
開閉式注射針キャップInfo
- Publication number
- JP2003070913A JP2003070913A JP2001317462A JP2001317462A JP2003070913A JP 2003070913 A JP2003070913 A JP 2003070913A JP 2001317462 A JP2001317462 A JP 2001317462A JP 2001317462 A JP2001317462 A JP 2001317462A JP 2003070913 A JP2003070913 A JP 2003070913A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- injection needle
- syringe needle
- needle
- vertical direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】注射針を従来の縦方向と横方向から包み込むよ
うにしてキャップを装着できる機能を有することによ
り、キャップの装着が安全かつ容易にできる。またキャ
ップを外す時も、縦方向にキャップを引かずにキャップ
を開くことによって安全かつ容易に行える注射針キャッ
プセットの提供。 【解決手段】以下のような構造を有する。従来の注射針
用のキャップを縦方向に２分割１，２し、その一端の接
続を残しておく。それぞれ分割したキャップ１，２に、
開くための羽部３，４を設ける。従来のキャップのよう
に閉じた状態で保持できるようにキャップ１，２中央部
にそれぞれ凹部７と凸部８を設ける。注射針９とキャッ
プはシリンジ１０から一緒にはずせるための鍵部５，６
を構造１・２の尾部（注射針の入り口）に設ける。
うにしてキャップを装着できる機能を有することによ
り、キャップの装着が安全かつ容易にできる。またキャ
ップを外す時も、縦方向にキャップを引かずにキャップ
を開くことによって安全かつ容易に行える注射針キャッ
プセットの提供。 【解決手段】以下のような構造を有する。従来の注射針
用のキャップを縦方向に２分割１，２し、その一端の接
続を残しておく。それぞれ分割したキャップ１，２に、
開くための羽部３，４を設ける。従来のキャップのよう
に閉じた状態で保持できるようにキャップ１，２中央部
にそれぞれ凹部７と凸部８を設ける。注射針９とキャッ
プはシリンジ１０から一緒にはずせるための鍵部５，６
を構造１・２の尾部（注射針の入り口）に設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は注射針キャップを脱
着する際、安全かつ確に取り扱うことができる注射針の
キャップに関するものである。
着する際、安全かつ確に取り扱うことができる注射針の
キャップに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の注射針キャップで、キャップを注
射針に被着する時は注射針の先端にキャップの尾部を通
過させる構造であった。特開平０８−２６６６２５で横
方向からキャップを被着することは出来るようになった
が，この方式では、被着する時は横方向からしか行うこ
とが出来ず、縦方向から被着できなかった。特開平０８
−０８９５７３は本発明と同じように横方向から被着を
開始し、最後に縦方向で被着をするのだが、その扱いは
注意を要し衛生的にも問題がある。また、キャップが注
射針に被着した状態でキャップを引っ張るとキャップだ
け外れたり、注射針ごとシリンジから外れたりした。
射針に被着する時は注射針の先端にキャップの尾部を通
過させる構造であった。特開平０８−２６６６２５で横
方向からキャップを被着することは出来るようになった
が，この方式では、被着する時は横方向からしか行うこ
とが出来ず、縦方向から被着できなかった。特開平０８
−０８９５７３は本発明と同じように横方向から被着を
開始し、最後に縦方向で被着をするのだが、その扱いは
注意を要し衛生的にも問題がある。また、キャップが注
射針に被着した状態でキャップを引っ張るとキャップだ
け外れたり、注射針ごとシリンジから外れたりした。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】注射針のキャップを装
着する時、注射針の差込口に針の先端をとおす必要があ
り、その作業は煩わしく時間がかかり、刺針事故を起こ
す危険があった。キャップを装着した状態からキャップ
だけを引っ張ると、従来ではキャップだけ、またはキャ
ップと注射針がはずれるなど、再現性がない。正確に
「キャップだけ」または「キャップと注射針」をシリン
ジから意図的に分離するという事は困難であった。従来
の方式では、このような危険な点や不便な点があり、安
全性と正確性を欠くことから事故が生じやすかった。そ
れを解決することが課題です。
着する時、注射針の差込口に針の先端をとおす必要があ
り、その作業は煩わしく時間がかかり、刺針事故を起こ
す危険があった。キャップを装着した状態からキャップ
だけを引っ張ると、従来ではキャップだけ、またはキャ
ップと注射針がはずれるなど、再現性がない。正確に
「キャップだけ」または「キャップと注射針」をシリン
ジから意図的に分離するという事は困難であった。従来
の方式では、このような危険な点や不便な点があり、安
全性と正確性を欠くことから事故が生じやすかった。そ
れを解決することが課題です。
【０００４】
【課題が解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、従来使用している注射針用キャップと同様の素材を
使用し、そのキャップ本体を縦方向に開く構造とした。
キャップを開くのにキャップの中央部に羽（３・４）と
設け、同じく中央部に閉じた状態を維持できる凹凸
（７．８）を設けた。キャップ尾部に注射針を保持する
役割を果たす鍵部（５・６）を設けた。
め、従来使用している注射針用キャップと同様の素材を
使用し、そのキャップ本体を縦方向に開く構造とした。
キャップを開くのにキャップの中央部に羽（３・４）と
設け、同じく中央部に閉じた状態を維持できる凹凸
（７．８）を設けた。キャップ尾部に注射針を保持する
役割を果たす鍵部（５・６）を設けた。
【０００５】
【作用】注射針のキャップを外す時、注射針に縦方向に
キャップを引くのではなく、羽部を摘んでキャップを開
き、横に少しずらす事で、安全かつ容易に注射針からキ
ャップを外すことが出来る。また逆にキャップを装着す
る時は、注射針の途中で横方向からキャップを閉じて、
そのまま少し縦方向に被せれば安全かつ容易に装着が出
来る。
キャップを引くのではなく、羽部を摘んでキャップを開
き、横に少しずらす事で、安全かつ容易に注射針からキ
ャップを外すことが出来る。また逆にキャップを装着す
る時は、注射針の途中で横方向からキャップを閉じて、
そのまま少し縦方向に被せれば安全かつ容易に装着が出
来る。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照しつつ
説明する。図１、図２は注射器と注射針用キャップの分
解斜視図、図３は注射器と注射針用キャップの断面図で
ある。図１の状態からキャップを外す時は従来なら縦方
向にキャップを引き抜いていたが、本発明では羽部
（３、４）を指で摘んでキャップ（１，２）が開き図２
の状態になり、容易にキャップを外す事が出来る。また
キャップをはめる時は注射針の途中で横方向からキャッ
プ覆い閉じる。そのまま少し縦方向に引くようにすれば
安全かつ容易に装着が出来る。注射針（９）の先端がキ
ャップの入口を通る必要がないので、刺針事故の可能性
は大きく低下する。この発明のもう一つの機能としてキ
ャップを装着した状態でキャップを引くとシリンジ（１
０）から注射針にキャップの被着した状態で同時にはず
せる。従来のようにキャップだけだったり注射針も同時
だったりしない。注射針を廃棄する時は注射針にキャッ
プを被着の状態なのでこのままで良く、もし注射針のみ
破棄する場合でも、キャップの羽部（３，４）を摘め
ば、簡単に注射針とキャップを分離できる。医療の世界
では、一人でキャップの脱着の操作をするとは限らず、
二人で行う事も多い。このような時には、本発明のよう
に確実にキャップと注射針を確実に扱える事は安全面か
らも非常に有用である。スパイラル針のような長い針な
どは、特に望ましい。またＲＩ（ラジオアイソトープ）
で使用されているダブルルアー針のようにルアー針（注
射針）からキャップだけをとり外し、キャップとルアー
針を一緒にシリンジから外すなどの作業が多い時も特に
正確な取り扱いが出来る事が要求されるので適してい
る。
説明する。図１、図２は注射器と注射針用キャップの分
解斜視図、図３は注射器と注射針用キャップの断面図で
ある。図１の状態からキャップを外す時は従来なら縦方
向にキャップを引き抜いていたが、本発明では羽部
（３、４）を指で摘んでキャップ（１，２）が開き図２
の状態になり、容易にキャップを外す事が出来る。また
キャップをはめる時は注射針の途中で横方向からキャッ
プ覆い閉じる。そのまま少し縦方向に引くようにすれば
安全かつ容易に装着が出来る。注射針（９）の先端がキ
ャップの入口を通る必要がないので、刺針事故の可能性
は大きく低下する。この発明のもう一つの機能としてキ
ャップを装着した状態でキャップを引くとシリンジ（１
０）から注射針にキャップの被着した状態で同時にはず
せる。従来のようにキャップだけだったり注射針も同時
だったりしない。注射針を廃棄する時は注射針にキャッ
プを被着の状態なのでこのままで良く、もし注射針のみ
破棄する場合でも、キャップの羽部（３，４）を摘め
ば、簡単に注射針とキャップを分離できる。医療の世界
では、一人でキャップの脱着の操作をするとは限らず、
二人で行う事も多い。このような時には、本発明のよう
に確実にキャップと注射針を確実に扱える事は安全面か
らも非常に有用である。スパイラル針のような長い針な
どは、特に望ましい。またＲＩ（ラジオアイソトープ）
で使用されているダブルルアー針のようにルアー針（注
射針）からキャップだけをとり外し、キャップとルアー
針を一緒にシリンジから外すなどの作業が多い時も特に
正確な取り扱いが出来る事が要求されるので適してい
る。
【図１】注射針にキャップを装着した状態の斜視図
【図２】注射針にキャップを装着し、キャップを開いた
状態の斜視図
状態の斜視図
【図３】注射針にキャップを装着した状態の断面図
【図４】キャップの矢視図
【図５】キャップを開いた状態の矢視図
１・２ キャップ本体
３・４ 羽部
５・６ 鍵部
７・８ 凹凸部
９ 注射針
１０ シリンジ
Claims (3)
- 【請求項１】キャップを注射針に装着する時、従来の縦
方向に加え横向から包み込む機能を有する。またキャッ
プをはずすときは羽（３．４）をつまむことによってワ
ンタッチでキャップをはずすことが出来ることを特徴と
する注射針用キャップ。 - 【請求項２】キャップを装着した状態から，従来とおり
縦方向にキャップを引くと必ず同時に注射針もシリンジ
からはずすことが出来ることを特徴とする注射針用キャ
ップ。 - 【請求項３】中空の円筒を２分割した構造で，その中央
部にキャップを開くための羽と、閉じた状態を保持する
ための凹凸部、並びに注射針を保持する鍵部を有し、前
記請求項１．２の機能を有する注射針用キャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001317462A JP2003070913A (ja) | 2001-09-06 | 2001-09-06 | 開閉式注射針キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001317462A JP2003070913A (ja) | 2001-09-06 | 2001-09-06 | 開閉式注射針キャップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003070913A true JP2003070913A (ja) | 2003-03-11 |
Family
ID=19135332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001317462A Pending JP2003070913A (ja) | 2001-09-06 | 2001-09-06 | 開閉式注射針キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003070913A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006181067A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Terumo Corp | プロテクタおよび翼状針組立体 |
| KR20190142112A (ko) * | 2018-06-15 | 2019-12-26 | 주식회사 한국감염관리본부 | 찔림사고 및 재사용 방지를 위한 이중 슬라이드 방식 안전캡 주사기 |
| KR20190142117A (ko) * | 2018-06-15 | 2019-12-26 | 김윤일 | 찔림사고 및 재사용 방지를 위한 원터치 수직형 안전캡 주사기 |
-
2001
- 2001-09-06 JP JP2001317462A patent/JP2003070913A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006181067A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Terumo Corp | プロテクタおよび翼状針組立体 |
| JP4500670B2 (ja) * | 2004-12-27 | 2010-07-14 | テルモ株式会社 | プロテクタおよび翼状針組立体 |
| KR20190142112A (ko) * | 2018-06-15 | 2019-12-26 | 주식회사 한국감염관리본부 | 찔림사고 및 재사용 방지를 위한 이중 슬라이드 방식 안전캡 주사기 |
| KR20190142117A (ko) * | 2018-06-15 | 2019-12-26 | 김윤일 | 찔림사고 및 재사용 방지를 위한 원터치 수직형 안전캡 주사기 |
| KR102188186B1 (ko) | 2018-06-15 | 2020-12-07 | 주식회사 한국감염관리본부 | 찔림사고 및 재사용 방지를 위한 이중 슬라이드 방식 안전캡 주사기 |
| KR102188184B1 (ko) * | 2018-06-15 | 2020-12-07 | 김윤일 | 찔림사고 및 재사용 방지를 위한 원터치 수직형 안전캡 주사기 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6359547B2 (ja) | 医療用アクセス・コネクタのための蓋閉めデバイス | |
| CA2453509C (en) | Wing-like needle protector | |
| US20090302086A1 (en) | Disposable ampoule openers | |
| JP2006346506A (ja) | 安全針組立体 | |
| JPH02239872A (ja) | 注射器の針の保護キャップ | |
| JP2003070913A (ja) | 開閉式注射針キャップ | |
| JPH08276013A (ja) | キャップ付き注射器 | |
| EP1620144A2 (en) | Tamper evident vacuum tube holder assembly and needle hub assembly therefor | |
| JP3649364B2 (ja) | カーテンレールのキャップストップ | |
| JPH1076007A (ja) | 注射後の針刺し防止キャップ | |
| JPH06121836A (ja) | 注射針安全カバー | |
| JPH07265366A (ja) | 針キャップグリッパ− | |
| JP3022432B2 (ja) | クリップ型点滴針ホルダー | |
| JPH08206202A (ja) | 安全な針カバ− | |
| JPH08280805A (ja) | キャップ付き注射器 | |
| CN217138109U (zh) | 一种采样管及采样套装 | |
| JPH1162332A (ja) | 引戸の引き手 | |
| JP2000342143A (ja) | 釣り用着脱錘及び着脱用器具 | |
| JP2000025892A (ja) | オープナー | |
| JP2002153555A (ja) | 医療用穿刺針 | |
| CN208447095U (zh) | 一种取药器及取药装置 | |
| US20050261640A1 (en) | Easily carried eye rinsing device | |
| JP2549371Y2 (ja) | 封鎖体折り取り容器 | |
| JP3055033U (ja) | 医療用バックの連通部材 | |
| JP2003165556A (ja) | 空洞部付分別回収用キャップ |