JP4494403B2 - ガスセンサ - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関より排出される排気ガス中の特定ガス成分を検出するためのセンサ素子を内蔵したガスセンサに関するものである。
従来、自動車などの排気ガス中の特定ガス成分を検出するセンサ素子を備えたガスセンサが知られている。このようなガスセンサのセンサ素子は、一対の電極で挟まれた固体電解質からなる層を少なくとも一層以上備えた板状の素子として構成され、排気ガス中の特定ガス(例えば、酸素)の濃度を検知している。固定電解質は温度が低いと活性化しないため、センサ素子の近傍には、センサ素子を加熱して活性化するためのヒータが設けられていることが一般的である。例えば、ヒータ一体型のセンサ素子としては、板状のヒータをセンサ素子とともに焼成一体化させた積層構造を有するものが知られている。
このようなセンサ素子は、セラミック製のスリーブ(素子側絶縁碍子)の軸孔内に挿入された状態でガラスシールされることによってスリーブに保持され、このスリーブを主体金具内に保持させることにより、最終的に主体金具に組み付けることができる。そして、センサ素子からの出力を取り出すために、センサ素子の後端側の表裏面にそれぞれ設けられた電極端子部を覆うようにして電極ホルダ(大気側絶縁碍子)が被せられる。この電極ホルダ内には、センサ素子の電極端子部に当接する接続端子が設けられており、センサ素子の両面からセンサ素子と電極バネを挟持することで、電極端子部と接続端子との導通が確保される。
このとき、電極ホルダとスリーブとを互いに係合させるようにすれば、互いの位置決めがなされ、電極ホルダがスリーブに対して傾いた状態で配置されることがない。このため、電極ホルダ内に挿入されるセンサ素子の後端部が、電極ホルダの内面に衝突して破損することが防止される(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−43004号公報
しかしながら、特許文献1に記載のガスセンサでは、電極ホルダがセンサ素子ではなく、スリーブに対して同軸状に位置決めされている。そのため、軸孔に挿入されたセンサ素子が傾いた状態でスリーブに保持された場合、電極ホルダ組付時にセンサ素子に余分な荷重がかかることになり、組み付け時に素子折れが生じる問題が生ずる。また、その場合、接続端子からの接触圧がセンサ素子の一方の板面(表面)と他方の板面(裏面)とで異なってくるため、電極端子部に対する電気的な接続が不安定となる可能性がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、センサ素子に余分な荷重をかけることなく、その電極端子部に対して接続端子を安定して接触させることができる信頼性の高いガスセンサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明のガスセンサは、筒状の主体金具と、先端側が被測定ガスに晒され、後端側の表裏面に接続端子と接触する電極端子部がそれぞれ形成された長手方向に延びる板状のセンサ素子と、前記センサ素子が挿通される軸孔を有し、前記主体金具の内側にて保持されるスリーブとを備えたガスセンサであって、前記スリーブは、前記軸孔の後端側の開口端面より突出するとともに、前記センサ素子の前記軸孔の軸線方向に交差する方向への傾きを規制する一対の素子ガイド部を備えており、この一対の素子ガイド部は、前記軸孔の中心軸線を挟んで向かい合うように配置されている、ことを特徴とする。
本発明のガスセンサによれば、センサ素子が内挿されるスリーブに、軸孔の後端側の開口端面より突出して、センサ素子の軸孔の軸線方向に交差する方向への傾きを規制するための素子ガイド部が設けてある。この素子ガイド部により、スリーブの軸孔に挿入されるとともに、自身の後端側が軸孔の後端側の開口端面より突出したセンサ素子が、軸孔の軸線方向に交差する方向に傾いた状態で配置されることが防止できる。
従って、センサ素子の電極端子部と接触する接続端子を内側に配置した部材を、スリーブに対して同軸状に配置させた場合にも、センサ素子に余分な荷重がかかるのを抑制することができ、センサ素子の素子折れ等の破損を防止することができる。また、接続端子をセンサ素子の表裏面にそれぞれ形成された電極端子部に接触させた場合にも、接続端子からの接触圧はセンサ素子の表面及び裏面においてほぼ均等となる。そのため、接続端子をセンサ素子の電極端子部に安定して接触させることができ、それぞれの電気的な接続を良好に行うことができる。
また、素子ガイド部を軸孔の中心軸線を挟んで向かい合うように一対設けることで、センサ素子をスリーブ(詳細には、スリーブの軸孔)に対して同軸状に安定して配置させることができる。
さらに、上記のガスセンサであって、前記一対の素子ガイド部は、前記センサ素子の短手方向両端側のいずれかを収容するとともに、前記軸孔の内周に連続する溝部を有すると良い。
一対の素子ガイドのそれぞれに軸孔の内周に連続する溝部を設け、この溝部にセンサ素子の幅方向両端側のいずれかを収容させることで、センサ素子の幅方向への傾きと厚み方向への傾きの両方を確実に防止することができる。従って、センサ素子をスリーブ(詳細には、スリーブの軸孔)に対して同軸状により安定して配置させることができ、より信頼性の高いガスセンサを提供することができる。
上記目的を達成するために、第2の発明のガスセンサは、筒状の主体金具と、先端側が被測定ガスに晒され、後端側の表裏面に接続端子と接触する電極端子部がそれぞれ形成された長手方向に延びる板状のセンサ素子と、前記センサ素子が挿通される軸孔を有し、前記主体金具の内側にて保持されるスリーブとを備えたガスセンサであって、前記スリーブは、前記軸孔の後端側の開口端面より突出するとともに、前記センサ素子の前記軸孔の軸線方向に交差する方向への傾きを規制する素子ガイド部を備え、前記センサ素子の後端側周囲に絶縁保持部材が配置されるとともに、前記接続端子が、前記センサ素子と前記絶縁保持部材との間に配置されて前記電極端子部に接触しており、前記絶縁保持部材の内面が、前記素子ガイドの外面に係合されている、ことを特徴とする。
本発明のガスセンサによれば、接続端子を内側に配置した状態でセンサ素子の後端側周囲に配置される絶縁保持部材の内面を、素子ガイドの外面に係合させている。これにより、センサ素子の後端側と絶縁保持部材との間に素子ガイド部が介在することになるため、組み付け時やガスセンサを振動が激しく掛かる部位(自動車の排気管等)に取り付けて使用した際に、絶縁保持部材の内面がセンサ素子の後端側側周面に当たることが防止され、センサ素子に破損が生ずるのを確実に防げる。
また、絶縁保持部材が素子ガイドに対して傾いて配置されることが防止されるため、センサ素子の各電極端子部に対する各接続端子の接触圧をより均等に設定することができる。従って、接続端子をセンサ素子の電極端子部により安定して接触させることができ、より信頼性の高いガスセンサを提供することができる。
さらに、上記のガスセンサであって、前記絶縁保持部材は、対をなすと共に、前記接続端子と前記センサ素子とを挟持固定していると良い。このように対をなす絶縁保持部材を用いて、接続端子とセンサ素子とを挟持固定することで、接続端子とセンサ素子の電極端子部とを確実に接触させることができる。
なお、この態様のガスセンサにおいては、前記主体金具に固定され、前記絶縁保持部材を取り囲む保護カバーと、前記絶縁保持部材の外周を取り囲む筒状をなし、前記絶縁保持部材による前記接続端子と前記センサ素子とを挟んだ状態を維持させるとともに、前記保護カバーの内部で保持される保持金具とを備えると良い。これにより、ガスセンサに振動が及んだ際にも対をなす絶縁保持部材は安定して保持され、さらに外部から保護カバーに飛石等に起因する衝撃が加わっても、保持金具により絶縁保持部材に掛かる衝撃を緩和し、センサ素子に伝達される応力を軽減することができるので、素子折れを効果的に防止することができる。
さらに、上記のガスセンサであって、前記絶縁保持部材は、前記センサ素子の後端側周囲を覆う単一部材からなり、後端側に前記接続端子に接続されるリード線を挿通する挿通孔を有していると良い。このような単一部材からなる絶縁保持部材をセンサ素子の後端側に被せて配置させることで、自身の内面とセンサ素子との間で接続端子を挟みつつ、接続端子とセンサ素子の電極端子部とを確実に接触させることができる。また、この絶縁保持部材に各接続端子に接続されるリード線を挿通する挿通孔を設けることで、ガスセンサ組み立て時のリード線の絡みを防止でき、短絡の発生を防止することができる。
なお、この態様のガスセンサにおいては、前記主体金具に固定され、前記絶縁保持部材を取り囲む保護カバーと、前記保護カバーの内部で保持されるとともに、前記絶縁保持部材を内部で保持する保持金具とを備えると良い。これにより、ガスセンサに振動が及んだ際にも対をなす絶縁保持部材は安定して保持され、さらに外部から保護カバーに飛石等に起因する衝撃が加わっても、保持金具により絶縁保持部材に掛かる衝撃を緩和し、センサ素子に伝達される応力を軽減することができるので、素子折れを効果的に防止することができる。
また、上記目的を達成するために、第3の発明のガスセンサは、筒状の主体金具と、先端側が被測定ガスに晒され、後端側に接続端子と接触する電極端子部が形成された長手方向に延びる板状のセンサ素子と、前記センサ素子が挿通される軸孔を有し、前記主体金具の内側にて保持されるスリーブとを備えたガスセンサであって、前記スリーブは、前記軸孔の後端側の開口端面より突出すると共に、前記センサ素子の後端側を前記軸孔と同軸状に案内する一対の素子ガイド部を備えており、この一対の素子ガイド部は、前記軸孔の中心軸線を挟んで向かい合うように配置されている、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、第4の発明のガスセンサは、筒状の主体金具と、先端側が被測定ガスに晒され、後端側に接続端子と接触する電極端子部が形成された長手方向に延びる板状のセンサ素子と、前記センサ素子が挿通される軸孔を有し、前記主体金具の内側にて保持されるスリーブとを備えたガスセンサであって、前記スリーブは、前記軸孔の後端側の開口端面より突出すると共に、前記センサ素子の後端側を前記軸孔と同軸状に案内する素子ガイド部を備え、前記センサ素子の後端側周囲に絶縁保持部材が配置されるとともに、前記接続端子が、前記センサ素子と前記絶縁保持部材との間に配置されて前記電極端子部に接触しており、前記絶縁保持部材の内面が、前記素子ガイドの外面に係合されている、ことを特徴とする。
本発明のガスセンサによれば、センサ素子が内挿されるスリーブに、軸孔の後端側の開口端面より突出して、センサ素子の後端側を前記軸孔と同軸状に案内する素子ガイド部が設けてある。これにより、センサ素子をスリーブの軸孔に挿入する際に、センサ素子の後端側を素子ガイド部によって案内させることができ、センサ素子はスリーブの軸孔に対し同軸状に配置(位置決め)され、ひいてはセンサ素子が軸孔の軸線方向に交差する向きに傾くのを防止することができる。
従って、センサ素子の電極端子部と接触する接続端子を内側に配置した部材を、スリーブに対して同軸状に配置させた場合にも、センサ素子に余分な荷重がかかるのを抑制することができ、センサ素子の素子折れ等の破損を防止することができる。また、接続端子をセンサ素子の表裏面にそれぞれ形成された電極端子部に押圧させた状態で接触させた場合にも、接続端子からの接触圧はセンサ素子の表面及び裏面においてほぼ均等となる。そのため、接続端子をセンサ素子の電極端子部に安定して接触させることができ、それぞれの電気的な接続を良好に行うことができる。
[図1]実施形態のガスセンサ1の要部破断断面図である。
[図2]センサ素子10の概略構成を示す斜視図である。
[図3]主体金具2に係合されるフランジ部25がセンサ素子10に一体的に組み付けられた状態を示す斜視図である。
[図4]素子ガイド部33を備えるスリーブ30の斜視図である。
[図5]電極ホルダ40の斜視図である。
[図6]保持金具48の斜視図である。
[図7]セパレータ50の斜視図である。
[図8]リード線68が加締められた電極金具60の斜視図である。
[図9]主体金具2へのセンサ素子10の組み付けについて説明するための分解斜視図である。
[図10]センサ素子10への電極ホルダ40の組み付けについて説明するための分解斜視図である。
[図11]2部品から構成した一対の電極ホルダ140の斜視図である。
[図12]電極ホルダ140を保持する保持金具148の斜視図である。
[図13]電極ホルダ140をセンサ素子10に組み付けた別実施形態のガスセンサ1の要部破断部分断面図である。
[図14]単一部品から構成した電極ホルダ240の後端側から見た斜視図である。
[図15]単一部品から構成した電極ホルダ240の先端側から見た斜視図である。
[図16]電極ホルダ240を保持する保持金具248の斜視図である。
[図17]電極ホルダ240をセンサ素子10に組み付けた別実施形態のガスセンサ1の要部破断部分断面図である。
符号の説明
1 ガスセンサ
2 主体金具
10 センサ素子
15,16 電極端子部
30 スリーブ
31 軸孔
33 素子ガイド部
35 溝部
40,140,240 電極ホルダ(絶縁保持部材)
48 保持金具
49 突設部
50 セパレータ
52 挿通孔
53 小径部
60 電極金具(接続端子)
68 リード線
70 保護カバー
以下、本発明の一実施の形態にかかるガスセンサ1について、図面を参照して説明する。まず、図1〜図8を参照して、ガスセンサ1の概略構成について説明する。図1は、ガスセンサ1の要部破断断面図である。図2は、センサ素子10の概略構成を示す斜視図である。図3は、主体金具2に係合されるフランジ部25がセンサ素子10に一体的に組み付けられた状態を示す斜視図である。図4は、スリーブ30の斜視図である。図5は、電極ホルダ40の斜視図である。図6は、保持金具48の斜視図である。図7は、セパレータ50の斜視図である。図8は、リード線68が加締められた電極金具60の斜視図である。なお、各部材がガスセンサ1に組み込まれた際に、ガスセンサ1の軸線方向(図1に示す紙面上下方向)においてセンサ素子10の検出部11側となる方向を先端側、その反対側に位置する側を後端側として、以下、説明する。
図1に示すガスセンサ1は、自動車の排気管に装着されて使用に供され、排気管内を流通する排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサである。板状のセンサ素子10は、自身の先端部(検出部11)を主体金具2の先端から突出させた状態で、主体金具2に保持されている。本実施の形態のセンサ素子10は、図2に示すように、軸線方向に延びる板状の素子部12と、同じく軸線方向に延びる板状のヒータ14とが積層された構成をなし、素子部12とヒータ14とが一体に焼成されている。素子部12は、イットリアを安定化剤として固溶させたジルコニアを主体に構成された固体電解質基板の両面に、白金を主体とする多孔質状の一対の電極(検知電極および基準電極)が形成されている。また、ヒータ14は、アルミナを主体とする絶縁基板の間に、白金を主体とする発熱抵抗体が挟み込まれるようにして形成されている。
このようなセンサ素子10では、素子部12の長手方向の先端側に多孔質状の検知電極及び基準電極(図示外)を配置させた検出部11が設けられ、後端側の第1板面(表面)13にはそれぞれと電気的に接続された2つの電極端子部15が設けられている。また、センサ素子10の後端側の第2板面(裏面)17には発熱抵抗体(図示外)に電圧を印加するための正極・負極となる2つの電極端子部16が形成されている。さらに、センサ素子10は、先端側のうち少なくとも排気ガスに晒される電極(検知電極)の表面上に、耐被毒防止用の多孔質セラミックからなる電極保護層19が形成されている。なお、本実施の形態では、センサ素子10のうち排気ガスに晒される電極の表面を含む先端側側周面を電極保護層19にて覆っている。
次に、図1,図3に示すように、センサ素子10に一体に組み付けられるフランジ部25は、アルミナ製のセラミックリング21と、滑石粉末を圧縮充填させた滑石リング22と、セラミックリング21および滑石リング22を内部に収容可能な大きさの筒状をなす金属製ホルダ20とから構成されている。なお、このフランジ部25は、以下のようにしてセンサ素子10に組み付けられる。まず、センサ素子10を挿通可能な大きさの開口断面積を有する滑石リング22を準備し、センサ素子10の所定位置に金属製ホルダ20、セラミックリング21および滑石リング22を順に配置させる。そして、滑石リング22の挿通孔の開口断面積が縮小するように圧力を付与して滑石リング22を圧縮変形させることで、金属製ホルダ20およびセラミックリング21を滑石リング22とともに、センサ素子10に一体に組み付ける。これにより、主体金具2の段部9に係合させるためのフランジ部25がセンサ素子10に対して固定された状態で設けられる。
図1に示すように、主体金具2の先端側(図中下側)には、その内径が細くなることで形成された段部9を有する。また、フランジ部25の外径は主体金具2の内径とほぼ同じに構成されている。そして、フランジ部25は、主体金具2内に挿入されて自身の先端部が段部9に当接することにより、主体金具2に対して位置決めされる。そして、フランジ部25(金属製ホルダ20)が係合された主体金具2内で、金属製ホルダ20よりも後端側(図中上側の層)には、滑石リング23が圧縮充填される。これにより、主体金具2内でフランジ部25が固定されるとともに、センサ素子10もまた主体金具2に対して位置決め固定される。なお、滑石リング23の圧縮は、後述するスリーブ30が主体金具2内に組み込まれる際に、そのスリーブ30によって押圧されて行われる。
また、ガスセンサ1の先端側(図中下側)では、センサ素子10の検出部11が主体金具2より露出される。この検出部11を覆って保護する有底円筒状の内側プロテクタ3と、その内側プロテクタ3を覆う外側プロテクタ4とが、それぞれ主体金具2にレーザ溶接により固定されている。センサ素子10の検出部11がガスセンサ1周囲の雰囲気(排気ガス)中に曝されるように、内側プロテクタ3と外側プロテクタ4とにはそれぞれ、複数の外気連通孔5,6が開口されている。
次に、滑石リング23よりもガスセンサ1の後端側には多段円筒状のアルミナ製のスリーブ30が設けられ、滑石リング23を先端側に向かって押圧しつつ、フランジ部25とともに主体金具2内に収容されている。図1,図4に示すように、スリーブ30はその軸線方向に軸孔31を有し、この軸孔31にセンサ素子10が挿通される。この軸孔31は、軸線方向断面の面積(開口面積)がセンサ素子10の長手方向断面の面積よりやや大きめとなるように形成されている。スリーブ30が主体金具2に収容された状態では、センサ素子10の各電極端子部15,16は、主体金具2の加締め部7側より露出される。
また、図4に示すように、スリーブ30は、軸孔31の後端側の開口端面37から、スリーブ30(軸孔31)の軸線方向に沿って後端方向(図中上方向)に向かって延びる一対の素子ガイド部33が突設されている。この一対の素子ガイド部33は、軸孔31の中心軸線を挟んで向かい合うように配置されている。各素子ガイド部33には、センサ素子10の後端側における幅方向両端側のいずれかを収容および案内するために、軸孔31の内周に連続する溝部35が設けられている。この溝部35の長さは、スリーブ30が組み付けられた際に、センサ素子10がはみ出さない程度の長さとなっている。また、溝部35の深さは、溝部35にセンサ素子10の幅方向両端側のいずれかを収容した際に、センサ素子10の電極端子部15,16の少なくとも一部を露出させることが可能な深さとなっており、後述する電極金具60が接触するのに必要な面積分の電極端子部15,16の一部が露出されている。また、溝部35の幅は、センサ素子10の厚みより少し広めに形成されている。なお、電極金具60が、本発明の特許請求の範囲における「接続端子」に相当する。
そして、図1に示すように、主体金具2の加締め部7が内側に折り曲げられて加締められると、内部に介在されたステンレス製のリング部材8を介し、スリーブ30が主体金具2の先端側に向かって押圧される。すると滑石リング23が圧縮変形されて周囲の隙間を埋めるので、センサ素子10が主体金具2内に気密的に保持固定される。
次に、主体金具2の後端より突出したセンサ素子10の各電極端子部15,16が形成された第1板面13,第2板面17は、センサ素子10の厚み方向の両側から、電極金具60を介して一対の電極ホルダ40によって挟み込まれている。図1,図5に示すように、電極ホルダ40は、自身の内面がスリーブ30の素子ガイド部33(図4参照)の外面に係合するようになっており、素子ガイド部33に案内(収容)されたセンサ素子10に対向する内壁面42と、素子ガイド部33とともに構成する軸線方向の断面がほぼ円形となる湾曲した外周面を形成する外壁面44とを有している。また、外壁面44の先端寄りには鍔部47が形成され、なお、電極ホルダ40が、本発明の特許請求の範囲における「絶縁保持部材」に相当する。
さらに、一対の電極ホルダ40それぞれの軸線方向におけるほぼ中央には、内壁面42と外壁面44を貫通する2つの開口46が設けられている。この開口46の内面には後述する電極金具60の突片63(図8参照)が係合し、電極金具60が電極ホルダ40の内側の所定位置に位置決めされるようになっている。電極金具60は、本実施の形態では、センサ素子10の第1板面13に設けられた電極端子部15、および第2板面17に設けられた電極端子部16のそれぞれの正極・負極に電気的な接続を行うため、各電極ホルダ40に2つずつ係合されている。
そして電極ホルダ40が、電極金具60を内側に保持した状態で素子ガイド部33に係合した場合には、その係合を維持させるため、一対の電極ホルダ40の外壁面44に保持金具48が係合される(図1参照)。図6に示すように、保持金具48は、円筒形状を有し、一方の筒端にて軸線方向の切り込みが近接して2本ずつ、軸線方向に対して四方に設けられている。その近接する2本の切り込みの間に位置する部位は突設部49として構成され、保持金具48の外側に開くように折り曲げられている。
図1に示すように、電極ホルダ40に保持金具48が係合された状態では、電極ホルダ40の内壁面42とセンサ素子10との間に挟まれる電極金具60が撓められる。しかし、その弾性復元力によって、電極金具60が電極ホルダ40を保持金具48の内周に対して押圧するため、保持金具48の抜けが防止される。
次に、図1に示すように、電極ホルダ40よりもガスセンサ1の後端側(図中上側)には、センサ素子10と外部の回路とを電気的に接続するための4本のリード線68を電極金具60へと案内するためのアルミナ製のセパレータ50が配置され、電極ホルダ40の後端面に当接されている。図7に示すように、セパレータ50はほぼ円柱形状を有し、後端側の面(図中上側の面)の中央付近に円柱状の小突起51が設けられている。そして、小突起51の周囲に四ヶ所、軸線方向に貫通する挿通孔52が設けられている。図1に示すように、挿通孔52には、小突起51が設けられた側(図中上側)の部分が小径となった小径部53が設けられている。小径部53の内径は、リード線68の太さとほぼ同等となっている。
図1に示すように、挿通孔52の内部には、電極金具60の基部62が収容される。図8に示すように、電極金具60の基部62は、リード線68を加締めて電極金具60に固定するための部位である。基部62は、リード線68の導線69を被覆する絶縁被膜の外周を加締めて抜けを防止する加締め部65と、リード線68内の導線(撚り線)69を加締めて電気的な接続を行う加締め部64とが設けられている。リード線68の外周を加締める加締め部65は、導線69を加締める加締め部64より大きく形成されている。このため、図1に示すように、加締め部65はリード線68を加締めた際にリード線68の径よりもさらに太径となるため、セパレータ50の挿通孔52の後端側に位置する小径部53の内径よりも大きくなり、その小径部53を通過できないようになっている。
また、図8に示すように、基部62に接合された電極金具60の先端部61は、センサ素子10の電極端子部15,16に接触して電気的な接続を行う部位であり、U字バネ形状に構成されている。先端部61のほぼ中央には、電極ホルダ40の開口46に係合されて電極ホルダ40への位置決めを行うための突片63が突設されている。
図1に戻り、電極ホルダ40とセパレータ50とを覆って保護するほぼ円筒状のステンレスからなる保護カバー70が、主体金具2の加締め部7の外周に固着されている。保護カバー70の後端部(主体金具2に固着される側とは反対側の端部)にはフッ素ゴム製の栓部材71が嵌入され、リード線68のみが挿通されるこの栓部材71の径方向周囲に位置する保護カバー70を内方に加締めることで、栓部材71は弾性変形された状態で保護カバー70内に固定される。また、保護カバー70の内壁に、電極ホルダ40の保持金具48に設けられた突設部49が当接する。突設部49は、上述したように四方に張り出し状に設けられており、保持金具48自身はこの突設部49の弾性力によって保護カバー70内で保持される。
このように構成されたガスセンサ1へのセンサ素子10の組み付けについて、図1,図9,図10を参照して説明する。図9は、主体金具2へのセンサ素子10の組み付けについて説明するための分解斜視図である。図10は、センサ素子10への電極ホルダ40の組み付けについて説明するための分解斜視図である。
図1,図9に示すように、フランジ部25が一体に組み付けられたセンサ素子10は、検出部11側を主体金具2の先端側にして主体金具2内に挿入される。そして、センサ素子10は、主体金具2の先端側(図1における下側)の段部9にフランジ部25の端部が当接する位置で、主体金具2に対して位置決めされる。
次いで、滑石リング23が、その中央の孔にセンサ素子10を通すようにして係合され、これに続いてスリーブ30の軸孔31にセンサ素子10が自身の後端側より通される。このとき、センサ素子10の幅方向両端側は、軸孔31の内周に連続した素子ガイド部33の溝部35に案内される。なお、センサ素子10の電極端子部15,16の一部は素子ガイド部33の溝部35内に位置することとなるが、電極金具60との接続を行えるように、少なくとも一部が露出される。このようにセンサ素子10を素子ガイド部33(詳細には、溝部35)に案内させることにより、センサ素子10をスリーブ30の軸孔31に対して同軸状に配置(位置決め)させることができる。
この状態でリング部材8をスリーブ30上に載置して、主体金具2の後端部を径方向内側に加締めることで加締め部7を形成する。この加締め部7を形成することにより、スリーブ30はリング部材8を介して、主体金具2の先端方向に向かう押圧力を受け、滑石リング23を圧縮する。滑石リング23は変形し、周囲の隙間を埋めて、主体金具2内においてフランジ部25を固定する。
図10に、加締め部7形成後の主体金具2およびセンサ素子10の状態を示す。センサ素子10は、その幅方向両端側が素子ガイド部33に案内された状態で主体金具2内に固定される。
そして、図10に示すように、電極金具60の突片63が電極ホルダ40の開口46に係合されると、電極金具60が電極ホルダ40に対して位置決めされて保持される。この状態で、電極ホルダ40が、センサ素子10の厚み方向の両側から当該センサ素子10を挟むようにして素子ガイド部33に係合される。電極ホルダ42の内壁面42とセンサ素子10の板面との間で挟まれる電極金具60の先端部61は、センサ素子10の電極端子部15,16に対して当接する。このとき、センサ素子10は素子ガイド部33に対して位置決めされており、電極ホルダ40も係合される素子ガイド部33に対して位置決めされている。このため、センサ素子10の板面と、電極ホルダ40の内壁面42との間の距離は、製造されるどの個体においても大差なく、ほぼ一定に保たれる。
電極金具60の先端部61はU字バネ状に形成されているので、素子ガイド部33に電極ホルダ40が係合されると、センサ素子10の板面と、電極ホルダ40の内壁面42との間が遠ざかる方向に両者は付勢される。この状態で、素子ガイド部33に係合した電極ホルダ40の外周を押さえて両者の係合を維持させるため、保持金具48が被せられる。電極金具60の先端部61は、センサ素子10の電極端子部15,16に対して付勢されて当接したままの状態で維持され、両者間の電気的な接続は安定する。上記したように、センサ素子10の板面と電極ホルダ40の内壁面42との間の距離が、どの電極端子部15,16の位置においてもほぼ一定に保たれているので、電極端子部15,16の位置によって電極金具60との接触圧が偏ったりすることはない。
そして、セパレータ50が電極ホルダ40に当接され、この状態で、図1に示す、保護カバー70が電極ホルダ40およびセパレータ50に被せられる。保護カバー70は主体金具2に圧入された後全周レーザ溶接されて固定され、その内壁に保持金具48の突設部49が当接される。これにより、保持金具48は保護カバー70内で保持され、保持金具48によって保持された電極ホルダ40もまた、保護カバー70内で位置決めされることとなる。
以上説明したように、本実施の形態のガスセンサ1では、主体金具2にセンサ素子10の固定を行う際に、スリーブ30に素子ガイド部33を設け、この素子ガイド部33の溝部35にてセンサ素子10の短手方向両端側を案内して、スリーブ30の軸孔31に対するセンサ素子10の位置決めを行った。そして、センサ素子10の電極端子部15,16に接触する電極金具60を、素子ガイド部33に対して位置決めを行うことができる電極ホルダ40に位置決め保持させた。
これにより、素子ガイド部33を介して電極金具60とセンサ素子10との位置関係が製造される個体差の影響なく一定に保たれるため、電極金具60の先端部61とセンサ素子10の電極端子部15,16との接触圧が一定し、電気的に安定した接続を行うことができる。また、素子ガイド部33を介してセンサ素子10がスリーブ30の軸孔31に対して同軸状に位置決めされ、且つセンサ素子10は素子ガイド部30により軸孔31の軸線方向に交差する方向(換言すれば、センサ素子10の幅方向及び厚み方向)に傾くことが規制されるため、素子ガイド部33に対して電極ホルダ40を係合させても、電極ホルダ40がセンサ素子10に接することがない。従って、センサ素子10に余分な荷重が掛かることがなく、センサ素子10の素子折れを防止することができる。
また、電極金具60には外部回路から配線されたリード線68が接続されるが、そのリード線68の案内するセパレータ50を素子ガイド部33の後方に設けたことにより、複数のリード線68をそれぞれ分離して配設することができ、ガスセンサ1の組み立て時の絡みを防止して組み立てを容易とし、また、短絡の発生を防止することができる。さらに、そのセパレータ50の端部にリード線68の外径とほぼ同等の径を有する小径部53を設けた。これにより、リード線68を加締めて抜けないように固定する電極金具60の基部62が小径部53を通過できず、セパレータ50からの電極金具60の抜けを防止することができる。
なお、本発明は各種の変形が可能なことはいうまでもない。例えば、上述した実施の形態では、電極金具60周りの絶縁部材を、一対の電極ホルダ40とセパレータ50の3つの部品から構成したが、2部品、あるいは1部品から構成してもよい。例えば、図11では、電極ホルダ40とセパレータ50とを一体に形成し、一対の電極ホルダ140として2部品から構成した例を示す。図11に示すように、電極ホルダ140は、セパレータ50に相当する部分を縦割りに分割し、その分割部分と電極ホルダ40に相当する部分とを一体成形した。
この一対の電極ホルダ140のそれぞれには、電極ホルダ40に相当する部位に凹部141が設けられている。この凹部141は、電極ホルダ140でセンサ素子10をその厚み方向から挟み込んだときに、素子ガイド部33ごとセンサ素子10を凹部141内に収容可能に構成されている。このとき、その凹部141の内面143が、一対の素子ガイド部33の外面に係合するようになっている。また、センサ素子10の板面と対向する凹部141の内壁面142には、本実施の形態の電極ホルダ40と同様に、電極ホルダ140の外壁面144に貫通する2つの開口146が設けられている。この開口146に、上記実施の形態における電極金具60の突片63が係合されることで、電極金具60の先端部61が電極ホルダ140の内側に保持される。
また、電極ホルダ140のセパレータ50に相当する部位には、セパレータ50の挿通孔52に相当する2本の挿通溝152が溝設されている。この挿通溝152は凹部141に接続され、凹部141とは反対側の溝の端部に、リード線68の外径とほぼ同じ溝幅を有する小溝幅部153が設けられている。この小溝幅部153は、上記実施の形態と同様に、電極金具60の加締め部65に対するストッパとして機能する。そして、この挿通溝152に電極金具60の基部62が収容され、凹部141に先端部61が収容されることによって、電極金具60全体が電極ホルダ140内に収容される。なお、電極ホルダ140が、本発明の特許請求の範囲における「絶縁保持部材」に相当する。
この電極ホルダ140にて素子ガイド部33ごとセンサ素子10を挟み込めば、電極金具60の先端部61が位置決めされた電極ホルダ140が素子ガイド部33に係合されるので、電極金具60の先端部61と素子ガイド部33に案内されたセンサ素子10との位置関係は、個体差によらずほぼ一定となる。また、この電極ホルダ140は、上記実施の形態の保持金具48と同様に、図12に示す、円筒状の保持金具148によって保持される。この保持金具148には、内側に向かって張り出す突設部149が六ヶ所形成されるとともに、先端に位置し、径方向内側に延びるとともに徐々に方向転換して後端側に延びてほぼJ字状に湾曲してなる突設部171(図13参照)が六ヶ所形成されている。
そして、この保持金具148は、図13に示すように、一対の電極ホルダ140がセンサ素子10を挟んだ状態を維持させるように、電極ホルダ140の外側に突設部149、突設部171が弾性的に接した状態で、電極ホルダ140を保持している。さらに、この保持金具148は、保護カバー70のうち保持金具148の径方向外側に位置する部位を径方向内側に押圧して、内側に凸となるように変形させた凸部181により、自身の一部を変形させた状態で保護カバー70内に保持される。
これにより、ガスセンサ1に振動が及んだ際にも電極ホルダ140は安定して保持され、さらに外部から保護カバー70に衝撃が加わっても、保持金具148により電極ホルダ140にかかる衝撃を緩和することができ、センサ素子10に伝達される外力を軽減することができるので、素子折れの発生を防止することができる。もっとも、上記実施の形態における保持金具48のように、保護カバー70に凸部181を設けることなく、突設部を外方に向かって突設させ、保持金具の内周で一対の電極ホルダ140を保持するとともに、突設部を保護カバー70の内壁に当接させるようにした保持金具を用いて、ガスセンサ1を構成してもよい。
また、図14,図15では、電極ホルダ40とセパレータ50とを一体に形成し、電極ホルダ240として単一部品から構成した例を示す。電極ホルダ240は、電極ホルダ40に相当する部位に凹部241が形成され、スリーブ30の素子ガイド部33を挿入可能となっている。そして、一対の素子ガイド部33の外面が凹部241の内面243に対して係合することで、素子ガイド部33に対して電極ホルダ240が位置決めされるようになっている。
凹部241に挿入されるセンサ素子10の板面と対向する内壁面242には、断面L字形状の係合溝246が、片面に2ヶ所ずつ設けられている。上記実施の形態における電極金具60の突片63を断面L字形状に構成し、この係合溝246に係合させれば、電極金具60の先端部61を凹部241内にて位置決めすることができる。そして、素子ガイド部33を凹部241の内面243に係合させれば、対向する電極金具60の先端部61間にセンサ素子10が挟まれ、先端部61と電極端子部15,16との電気的な接続が行われる。センサ素子10は素子ガイド部33に位置決めされ、また、電極金具60の先端部61が位置決めされた電極ホルダ240も素子ガイド部33に位置決めされている。そこで、電極ホルダ240を素子ガイド部33に被せるようにして係合させれば、電極金具60の先端部61とセンサ素子10との位置関係は、個体差によらずほぼ一定となる。
なお、電極ホルダ240のセパレータ50に相当する部位に挿入孔252や小径部253を形成し、4つの電極金具60におけるそれぞれの基部62を収容し、電極金具60の抜け防止を行う点については、上記実施の形態と同様である。なお、電極ホルダ240が、本発明の特許請求の範囲における「絶縁保持部材」に相当する。
そして、電極ホルダ240は、図16に示す円筒状の保持金具248によって保護カバー70内に保持される。この保持金具248には、内側に向かって張り出す突設部251が六ヶ所形成されるとともに、後端に位置し、径方向内側に延びるとともに徐々に方向転換して先端側に延びてほぼJ字状に湾曲してなる突設部249が六ヶ所形成されている。そして、この保持金具248は、図17に示すように、電極ホルダ240の外側に突設部249、突設部251が弾性的に接した状態で、電極ホルダ240を保持している。さらに、この保持金具248は、保護カバー70のうち保持金具248の径方向外側に位置する部位を径方向内側に押圧して、内側に凸となるように変形させた凸部181により、自身の一部を変形させた状態で保護カバー70内に保持される。
これにより、ガスセンサ1に振動が及んだ際にも電極ホルダ240は安定して保持され、さらに外部から保護カバー70に衝撃が加わっても、保持金具248により電極ホルダ240にかかる衝撃を緩和することができる。なお、上記実施の形態における保持金具48のように、保護カバー70に凸部181を設けることなく、突設部を外方に向かって突設させ、保持金具の内周で電極ホルダ240を保持するとともに、突設部を保護カバー70の内壁に当接させるようにした保持金具を用いて、ガスセンサ1を構成してもよい。
また、上記実施の形態では、素子ガイド部33として、対をなすと共に、センサ素子10の幅方向両端側を案内する溝部35を設けた構成を示したが、素子ガイド部33の構成はこれに限定されず、センサ素子10の四つの角部稜線を案内する四つのガイド部材として構成してもよい。また、電極金具60の先端部61はU字バネ状に形成したが、電極ホルダ40の内壁面42に直交する方向に付勢力を有する板バネ状、あるいは波状に形成され、内壁面42に位置決め保持されていてもよい。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2004年3月19日出願の日本特許出願(特願2004−079813)、に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
さらに、本発明を適用可能なガスセンサとして、上記の実施の形態では酸素センサを示したが、板状のセンサ素子を備える全領域空燃比センサやNOxセンサ等の各種ガスセンサにも本発明を適用できる。

Claims (9)

  1. 筒状の主体金具と、先端側が被測定ガスに晒され、後端側の表裏面に接続端子と接触する電極端子部がそれぞれ形成された長手方向に延びる板状のセンサ素子と、前記センサ素子が挿通される軸孔を有し、前記主体金具の内側にて保持されるスリーブとを備えたガスセンサであって、
    前記スリーブは、前記軸孔の後端側の開口端面より突出するとともに、前記センサ素子の前記軸孔の軸線方向に交差する方向への傾きを規制する一対の素子ガイド部を備えており、この一対の素子ガイド部は、前記軸孔の中心軸線を挟んで向かい合うように配置されている、
    ことを特徴とするガスセンサ。
  2. 請求項1に記載のガスセンサであって、
    前記一対の素子ガイド部は、前記センサ素子の幅方向両端側のいずれかを収容するとともに、前記軸孔の内周に連続する溝部を有する
    ガスセンサ。
  3. 筒状の主体金具と、先端側が被測定ガスに晒され、後端側の表裏面に接続端子と接触する電極端子部がそれぞれ形成された長手方向に延びる板状のセンサ素子と、前記センサ素子が挿通される軸孔を有し、前記主体金具の内側にて保持されるスリーブとを備えたガスセンサであって、
    前記スリーブは、前記軸孔の後端側の開口端面より突出するとともに、前記センサ素子の前記軸孔の軸線方向に交差する方向への傾きを規制する素子ガイド部を備え、
    前記センサ素子の後端側周囲に絶縁保持部材が配置されるとともに、前記接続端子が、前記センサ素子と前記絶縁保持部材との間に配置されて前記電極端子部に接触しており、
    前記絶縁保持部材の内面が、前記素子ガイドの外面に係合されている、
    ことを特徴とするガスセンサ。
  4. 請求項3に記載のガスセンサであって、
    前記絶縁保持部材は、対をなすと共に、前記接続端子と前記センサ素子とを挟持固定している
    ガスセンサ。
  5. 請求項4に記載のガスセンサであって、
    前記主体金具に固定され、前記絶縁保持部材を取り囲む保護カバーと、
    前記絶縁保持部材の外周を取り囲む筒状をなし、前記絶縁保持部材による前記接続端子と前記センサ素子とを挟んだ状態を維持させるとともに、前記保護カバーの内部で保持される保持金具とを備えた
    ガスセンサ。
  6. 請求項3に記載のガスセンサであって、
    前記絶縁保持部材は、前記センサ素子の後端側周囲を覆う単一部材からなり、後端側に前記接続端子に接続されるリード線を挿通する挿通孔を有している
    ガスセンサ。
  7. 請求項6に記載のガスセンサであって、
    前記主体金具に固定され、前記絶縁保持部材を取り囲む保護カバーと、
    前記保護カバーの内部で保持されるとともに、前記絶縁保持部材を内部で保持する保持金具とを備えた
    ガスセンサ。
  8. 筒状の主体金具と、先端側が被測定ガスに晒され、後端側に接続端子と接触する電極端子部が形成された長手方向に延びる板状のセンサ素子と、前記センサ素子が挿通される軸孔を有し、前記主体金具の内側にて保持されるスリーブとを備えたガスセンサであって、
    前記スリーブは、前記軸孔の後端側の開口端面より突出すると共に、前記センサ素子の後端側を前記軸孔と同軸状に案内する一対の素子ガイド部を備えており、この一対の素子ガイド部は、前記軸孔の中心軸線を挟んで向かい合うように配置されている、
    ことを特徴とするガスセンサ。
  9. 筒状の主体金具と、先端側が被測定ガスに晒され、後端側に接続端子と接触する電極端子部が形成された長手方向に延びる板状のセンサ素子と、前記センサ素子が挿通される軸孔を有し、前記主体金具の内側にて保持されるスリーブとを備えたガスセンサであって、
    前記スリーブは、前記軸孔の後端側の開口端面より突出すると共に、前記センサ素子の後端側を前記軸孔と同軸状に案内する素子ガイド部を備え、
    前記センサ素子の後端側周囲に絶縁保持部材が配置されるとともに、前記接続端子が、前記センサ素子と前記絶縁保持部材との間に配置されて前記電極端子部に接触しており、
    前記絶縁保持部材の内面が、前記素子ガイドの外面に係合されている、
    ことを特徴とするガスセンサ。
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