JP2001188060A - ガスセンサ - Google Patents

ガスセンサ

Info

Publication number
JP2001188060A
JP2001188060A JP2000235731A JP2000235731A JP2001188060A JP 2001188060 A JP2001188060 A JP 2001188060A JP 2000235731 A JP2000235731 A JP 2000235731A JP 2000235731 A JP2000235731 A JP 2000235731A JP 2001188060 A JP2001188060 A JP 2001188060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
sensor element
metal
insulator
rib
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000235731A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4474752B2 (ja
Inventor
Naoto Ozawa
直人 小澤
Shuichi Nakano
秀一 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2000235731A priority Critical patent/JP4474752B2/ja
Priority to DE60045025T priority patent/DE60045025D1/de
Priority to EP00118687A priority patent/EP1081491B1/en
Priority to US09/649,056 priority patent/US6477887B1/en
Publication of JP2001188060A publication Critical patent/JP2001188060A/ja
Priority to US10/271,554 priority patent/US6688157B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4474752B2 publication Critical patent/JP4474752B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納時のセンサ素子の損傷が生じがたく,セ
ンサ素子の収納容易性に優れると共にセンサ素子と金属
端子との間の電気的導通が充分確保され,体格が小型で
あるガスセンサを提供すること。 【解決手段】 絶縁碍子3には複数の端子収納穴に対し
貫通された素子収納穴が形成され,素子収納穴の内壁に
はリブ321等が形成される。複数の金属端子4,49
間にリブ321が位置して隙間を形成するよう構成さ
れ,金属端子4,49は少なくとも部分的に各端子収納
穴内に配設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,例えば自動車用内燃機関等の排
気系に設置して,排ガス中の酸素濃度等を測定すること
ができるガスセンサに関する。
【0002】
【従来技術】自動車用内燃機関では,排ガス中の酸素濃
度等に基づいて燃焼制御を行うことが,燃費向上,効率
よい排ガス浄化等に非常に有効である。上記排ガス中の
酸素濃度等を検出するガスセンサとして,積層型のセン
サ素子(後述の図7参照)を有するものが挙げられる。
【0003】このようなガスセンサは,センサ素子2が
挿入固定されるハウジングと該ハウジングに設けた大気
側カバー及びその内部に配設した,図15に示すごとき
断面形状の端子収納穴930,931を有する絶縁碍子
93とを有する。
【0004】上記端子収納穴930,931には,図1
6に示すごとき,接続部941と弾性接触部940とを
有する金属端子94が2本ずつ合計4本収納されてい
る。なお,金属端子94の弾性接触部940は板バネと
して構成されている。そして,端子収納穴930の金属
端子94と端子収納穴931の金属端子94との間の絶
縁性は絶縁リブ91により確保されている。
【0005】各金属端子94間に形成された素子収納穴
92にセンサ素子2の基端側が収納される。センサ素子
2を収納することにより,該センサ素子2が金属端子9
4の弾性接触部940に接触し,これを弾性変形させ
て,センサ素子2の各端子電極と各電極取出バネ94の
弾性接触部940とを互いに当接させる。上記接触と弾
性変形によりセンサ素子2の端子電極と金属端子94と
の間の電気的導通が確実なものとなる。
【0006】
【解決しようとする課題】ところで,内燃機関の排気系
という限られたスペース内に設置するガスセンサとして
は,体格が小型であるほうが好ましく,更に近年は排気
系に何本もガスセンサを設け,これらを利用して燃焼制
御を行なうこともあり,この点からも小型ガスセンサの
需要が高まっている。絶縁碍子93もガスセンサの小型
化に伴って小さくなり,各金属端子94間の素子収納穴
92もその分狭くなる。よって,図17(a)の模式図
に示すごとく,センサ素子2の収納前には金属端子94
同士が互いに接触状態となることもある。
【0007】このような素子収納穴92にセンサ素子2
を収納するためには,該センサ素子2を強い力で押し込
んで,金属端子94の弾性接触部940を変形させつつ
両者間に間隙を形成させてやる必要がある。しかしなが
ら,センサ素子2はセラミック等の脆い材料で構成され
ており,力を加えて収納すれば容易に折れや欠けが発生
する。
【0008】もちろんセンサ素子2を厚くして剛性を高
めたり,また金属端子94間の距離を広げてセンサ素子
2の収納容易性を高めることもできる。しかし,その場
合にはガスセンサの体格が大きくなる。また,金属端子
94の弾性接触部のばね性を弱めれば,より弱い力でセ
ンサ素子2を収納できるが,今度はセンサ素子2と弾性
接触部940との間が接触不良となるおそれもある。
【0009】このように従来構造のガスセンサではガス
センサの体格小型化とセンサ素子の収納容易性,センサ
素子と金属端子との間の確実な当接という要求を並立さ
せることが難しかった。
【0010】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,収納時のセンサ素子の損傷が生じ難く,
センサ素子の収納容易性に優れると共にセンサ素子と金
属端子との間の電気的導通が充分確保され,体格が小型
であるガスセンサを提供しようとするものである。
【0011】
【課題の解決手段】請求項1に記載の発明は,基端側に
複数の端子電極を設けたセンサ素子と,該センサ素子が
挿入固定されるハウジングと,該ハウジングの基端側に
設けた大気側カバーと,該大気側カバー内部に配設した
絶縁碍子とを有し,上記絶縁碍子には,複数の端子収納
穴と,該複数の端子収納穴に対し貫通され上記センサ素
子が収納可能な素子収納穴が形成され,上記素子収納穴
の内壁はリブを有し,該リブの先端部の厚みは,上記セ
ンサ素子の端子電極を設けた近傍の厚みより薄く構成さ
れ,上記絶縁碍子の各端子収納穴内にそれぞれ配設され
た複数の金属端子を有し,上記複数の金属端子は,それ
ぞれ外部リード部と接続される接続部を有し,上記複数
の金属端子間に上記リブが位置して隙間を形成するよう
構成され,かつ,上記金属端子は,少なくとも部分的に
各端子収納穴内に配設されており,上記センサ素子の基
端側を上記素子収納穴に収納することにより,上記セン
サ素子の基端側の端子電極と,該端子電極に対応する上
記金属端子とが当接し,端子電極が金属端子を介して外
部リード部との間に電気的導通が確保されるよう構成さ
れていることを特徴とするガスセンサにある。
【0012】本発明において最も注目すべきことは,絶
縁碍子の素子収納穴の内壁にリブを設け,該リブを各端
子収納穴内に配設した金属端子間に位置させて,金属端
子間に隙間を構成したことにある。
【0013】本発明の作用効果について説明する。図1
7(b)に示すごとく,センサ素子2の基端側291は
金属端子4,49とリブ321等との間に形成される素
子収納穴320に収納される。また,金属端子4,49
はリブ321と接触して,各金属端子4,49間に隙間
が形成される。
【0014】従来技術にかかる図15,図17(a)で
は,前述したごとく,センサ素子2を素子収納穴92に
挿入して,金属端子94における弾性接触部940を弾
性変形させる。なお,同図において矢線bはセンサ素子
2の収納方向である。本発明では,図17(b)に示す
ごとく,先端部の厚みがセンサ素子2の端子電極を設け
た近傍,つまり基端側291の厚みより薄く構成された
リブ321により金属端子4,49間に隙間を形成した
状態として,その上で素子収納穴320にセンサ素子2
を挿入する。
【0015】このため,センサ素子2を挿入する際にセ
ンサ素子2と金属端子4,49との間に発生する最大摩
擦力は本発明のほうが小さい。従来にかかる図17
(a)のガスセンサでは,センサ素子2が弾性接触部9
40,45を変形させ,両者を同図に示す矢線aの方向
におしひろげる時に最大摩擦力が発生する。
【0016】本発明にかかるガスセンサでは,リブ32
1を利用して金属端子4,49間に予め隙間を作ってお
き,ここにセンサ素子2を挿入することで摩擦力の低減
を図る。従って,センサ素子2の挿入は本発明のほうが
スムーズに実現でき,センサ素子2の損傷が生じがた
い。また,隙間が形成された金属端子4,49間にセン
サ素子2を挿入するため,本発明にかかるガスセンサは
センサ素子2の収納容易性に優れている。
【0017】また,図17(b)より明らかであるが,
上記リブ321の厚みはセンサ素子2の厚みより薄い。
そのため,金属端子4,49間に形成される隙間はセン
サ素子2の厚みよりも薄い。そのためセンサ素子2を挿
入した際に,挿入圧で金属端子4,49が矢線aの方向
へ変形され,センサ素子2の挿入後は矢線aと反対方向
への復元力が金属端子4,49に発生する。この復元力
がセンサ素子4と金属端子4,49との間を充分接触さ
せるため,両者間に充分な電気的導通を確保することが
できる。
【0018】また,本発明にかかる構成によれば,リブ
321によって金属端子4,49間に隙間を形成するた
め,予め金属端子4,49間の距離が拡がるように,両
金属端子4,49を離して配置する必要がない。つま
り,絶縁碍子3の体格を大きくする必要がなく,本発明
によればガスセンサの体格小型化を容易に実現できる。
【0019】以上に示すごとく,本発明によれば,収納
時のセンサ素子の損傷が生じがたく,センサ素子の収納
容易性に優れると共にセンサ素子と金属端子との間の電
気的導通が充分確保され,体格が小型であるガスセンサ
を提供することができる。
【0020】上記センサ素子の端子電極としては,セン
サ素子の出力を取出す端子,また,センサ素子に一体化
された発熱部等への電力供給端子,センサ素子に対する
印加電圧を供給する端子等が挙げられる。上記端子電極
は金属端子を介して外部リード部に対し電気的導通が確
保されるが,この外部リード部を通じてセンサ素子の出
力が取出されたり,センサ素子に電圧を印加したり,セ
ンサ素子に一体化された発熱部等へ電力が供給される。
【0021】上記金属端子はセンサ素子と外部リードと
の電気的導通を仲立ちするために設けてあり,ここを介
してセンサ素子からの出力が取出される。そして,金属
端子はその全体が絶縁碍子の内部にある必要はなく,少
なくとも部分的に各端子収納穴内に配設されている。つ
まり,少なくともセンサ素子の端子電極と当接する部分
が絶縁碍子内部にあればよい。
【0022】次に,請求項2記載の発明のように,上記
金属端子は外部リード部と接続される接続部と弾性変形
可能に構成された弾性接触部とよりなり,該弾性接触部
は,上記リブと上記素子収納穴の内壁に囲まれた空間内
において,上記リブに対して接触し,この接触により弾
性変形されるよう構成されていることが好ましい。
【0023】本請求項にかかる構成では,金属端子に弾
性変形可能な弾性接触部を設け,ここにおいてリブが接
触する。この接触により弾性接触部は弾性変形する。そ
のため,端子収納穴に金属端子を挿通配置する際にその
幅を狭めながら行なうことができる。よって,より狭い
端子収納穴に金属端子を挿通することができる。よっ
て,ガスセンサの小型化を図ることができる。
【0024】また,金属端子の弾性接触部を弾性変形さ
せるリブの厚みよりもセンサ素子の厚みを厚く構成して
いるため,センサ素子を素子収納穴に収めることで,弾
性接触部を更に弾性変形させることができる。これによ
って生じる弾性力が弾性接触部とセンサ素子との当接を
一層確実とすることができる。
【0025】更に,本請求項にかかる構成では,金属端
子の弾性接触部を弾性変形させて,幅を縮めることで,
金属端子を端子収納穴に挿通配置する際に,金属端子同
士の干渉を防止することができる。よって,これら金属
端子の絶縁碍子に対する収納容易性を高めることができ
る。
【0026】次に,請求項3に記載の発明のように,上
記金属端子または上記端子電極のいずれか一方には突部
が設けてあることが好ましい。これにより,金属端子と
端子電極との間の電気的導通を一層確実に確保すること
ができる。また,上記突部の傾斜はセンサ素子を挿入す
る方向の傾斜が,その反対方向の傾斜よりもなだらかで
あることが好ましい(図6参照)。これにより,センサ
素子の収納容易性をより高めることができる。
【0027】次に,請求項4に記載の発明のように,上
記絶縁碍子には,絶縁リブまたは位置決めリブのいずれ
か一方または双方が設けてあることが好ましい。絶縁リ
ブを設けることにより,金属端子間の絶縁性を確実に確
保することができる。また,位置決めリブを設けること
により,センサ素子を素子収納穴に収納する際の位置決
めが一層容易となり,収納作業の効率を高めることがで
きる。
【0028】次に,請求項5に記載の発明のように,上
記金属端子の接続部と弾性接触部との間の肩部は略直角
に形成されていることが好ましい(図6参照)。これに
より上記金属端子を上記絶縁碍子に挿通配置する際の金
属端子の搬送容易性を高めることができる。つまり,上
記肩部が直角であるため,搬送に使用するフック類がこ
の肩部において確実に金属端子を保持することができ,
搬送時の脱落等が防止できる。また,直角とすること
で,金属端子の全長をより短縮することができ,ガスセ
ンサの小型化に寄与することができる。
【0029】次に,請求項6に記載の発明のように,上
記金属端子の接続部の中心線と弾性接触部の中心線とは
同一線上に存在しないことが好ましい(図6(b)参
照)。これにより,後述する図4に示すごとく,二つの
対称形状の金属端子を並べて端子収納穴に挿通配置する
ことで,双方の接続部を絶縁碍子の中心軸によせて配置
させることができ,絶縁碍子の体格小型化に寄与するこ
とができる。
【0030】次に,請求項7記載の発明のように,上記
センサ素子の基端側にはテーパー部が設けてあることが
好ましい(図9参照)。これにより,基端側のセンサ素
子の幅が狭くなり,センサ素子を素子収納穴に容易に収
納させることができる。よって,収納時のセンサ素子の
損傷を一層防止することができる。
【0031】次に,請求項8記載の発明のように,上記
絶縁碍子には断面が略四角形状の端子収納穴が4つ形成
され,ある端子収納穴と隣接する端子収納穴との間には
リブが,他の隣接する端子収納穴との間には絶縁リブを
設けることができる(図2参照)。これにより,4つの
接続端子を有するセンサ素子を内蔵したガスセンサを得
ることができる。
【0032】4つの接続端子を持つセンサ素子として
は,実施形態例1に示すごとく,センサ素子の出力を取
出す接続端子の他,通電による発熱部を内蔵し,該発熱
部に対する電力供給用の接続端子を持つものが挙げられ
る。このようなセンサ素子は発熱部が一体化されている
ため,外部にヒーター類を持つ必要がなく,ガスセンサ
の小型化に寄与することができる。
【0033】次に,請求項9記載の発明のように,上記
絶縁碍子は上記大気側カバー内に対し固定されているこ
とが好ましい。これにより,ガスセンサ使用中に内燃機
関の振動等で絶縁碍子が動くことによる金属端子を傷つ
けることを防止できる。
【0034】なお,本発明は,酸素センサ,空燃比セン
サ,NOxセンサ,COセンサ,HCセンサ等のセンサ
素子がセラミックなどの脆性材料により構成され,また
設置場所の制限などから一層の小型化が要求されるガス
センサに適用することができる。また,これ以外の各種
ガスセンサ類に適用することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかるガスセンサにつき,図1〜
図9,図17を用いて説明する。本例のガスセンサ1
は,図7に示すごとく,基端側291に4つ端子電極2
21,211(なお残り二つは図面より見えない位置に
ある)を設けたセンサ素子2と,図1に示すごとく,該
センサ素子2が挿入固定されるハウジング10と,該ハ
ウジング10の基端側101に設けた大気側カバー12
1と,該大気側カバー121内部に配設した絶縁碍子3
とを有する。
【0036】上記絶縁碍子3には,図2に示すごとく,
4つの端子収納穴311〜314と,これら端子収納穴
311〜314に対し貫通された,図3(b)に示すご
とく,素子収納穴320が形成されている。更に上記素
子収納穴320の内壁には,図2等に示すごとく,上記
センサ素子2の厚みより薄いリブ321〜324が形成
されると共に上記素子収納穴320は上記センサ素子2
が収納可能に構成されている。
【0037】また,図3,図4に示すごとく,上記絶縁
碍子3の上記端子収納穴311〜314内にそれぞれ配
設された4つの金属端子4,49を有する。更に上記金
属端子4,49は,図6に示すごとく,外部リード部
(後述する接続金具151,153,リード線161,
163等)と接続される接続部41と,上記リブ321
〜324と上記素子収納穴320の内壁に囲まれた空間
内において,上記リブ321〜324に対して接触し,
この接触により弾性変形されるよう構成された弾性接触
部45とよりなる。
【0038】また,上記センサ素子2の基端側291を
上記素子収納穴320に収納することにより(図7参
照),上記センサ素子2の基端側291の端子電極22
1,211と,該端子電極221,211に対応する上
記金属端子4,49とが当接し,端子電極221,21
1が金属端子4,49を介して外部リード部との間に電
気的導通が確保されるよう構成されている。
【0039】以下,詳細に説明する。図1に示すごと
く,本例のガスセンサ1はハウジング10と該ハウジン
グ10の基端側101に設けた大気側カバー121,1
22と,ハウジング10の先端側102に設けた2重の
被測定ガス側カバー141,142とよりなる。
【0040】ハウジング10にはセンサ素子2が挿入固
定されており,図7に示すごとく,センサ素子2の基端
側291には端子電極211,221が,先端側293
には被測定ガス側電極21が設けてある。センサ素子2
の基端側291は上記大気側カバー121内の絶縁碍子
3内に,先端側293は被測定ガス側カバー142内に
位置する。
【0041】図7に示すごとく,上記センサ素子2は,
先端部293に設け,外部に露出する被測定ガス側電極
21とセンサ素子2の内部に設けた大気室に対面する基
準電極とを有し,両者はリード部210等によってそれ
ぞれ端子電極211,221に対する電気的導通が確保
されている。このため,両電極により得られたセンサ素
子の出力は端子電極221,211から取出すことがで
きる。また,本例のセンサ素子2はセラミック製であ
る。
【0042】また,図7において,端子電極221,2
11が設けられた面とは反対側の面に図示を略した2個
の端子電極がある。この端子電極はセンサ素子2に内蔵
された通電により発熱する発熱部に対する電気的導通が
確保されている。このため,上記2つの端子電極に対し
電力を供給することで発熱部が発熱する。
【0043】図1に示すごとく,上記ハウジング10に
対し,大気側カバー121が溶接固定されている。大気
側カバー121の上部には撥水フィルタ125を介して
別の大気側カバー122がかしめ固定されている。上記
ハウジング10の内部には筒状の下方絶縁碍子13が配
置され,この内部にセンサ素子2の中央部292が挿通
固定されている。センサ素子2の中央部292と下方絶
縁碍子13との間はガラス封着材131により封止され
ている。
【0044】図1に示すごとく,上記大気側カバー12
1の内部には絶縁碍子3が配置されている。また,上記
絶縁碍子3の上方にはゴムブッシュ129が配置されて
いる。上記ゴムブッシュ129には4つの端子収納穴が
設けてあり,各端子収納穴にはリード線161,163
と図示を略した他の2本のリード線が挿通配置されてい
る。図3に示すごとく,これら4本のリード線は接続金
具151,153等により,4本の金属端子4,49に
それぞれ接続されている。
【0045】上記絶縁碍子3について説明する。図2
(a)〜(c)に示すごとく,上記絶縁碍子3は断面が
略四角形状の4つの端子収納穴311〜314を有し,
またこれら4つの端子収納穴311〜314は絶縁碍子
3の中心軸近傍において素子挿入穴320に貫通されて
いる。
【0046】また,図2(b)に示すごとく,上記端子
収納穴311〜314は絶縁碍子3の基端側302にお
いて,より径細の上部端子収納穴331や333等に連
結されている。なお,端子収納穴311〜314と上部
端子収納穴331,333等との連結部にはテーパー部
330が形成されている。
【0047】端子収納穴311と端子収納穴313との
間,端子収納穴312と端子収納穴314との間にリブ
321,322が設けてある。端子収納穴311と端子
収納穴312との間,端子収納穴313と端子収納穴3
14との間に絶縁リブ323,324が設けてある。こ
れらのリブ321,322,絶縁リブ323,324の
基端側300の底面343,344等は絶縁碍子3の中
心軸から外周に向かって傾斜したテーパー面となってい
る。
【0048】上記金属端子4,49について説明する。
図6(a),(b)に示すごとく,上記金属端子4は接
続部41と弾性接触部45とよりなり,両者の間は直角
に曲折された肩部40がある。上記弾性接触部45は端
子収納穴311〜314に面する背面42,センサ素子
2に面する素子当接面43と背面42側に折り返された
折り返し部44とよりなる。素子当接面43には突部4
30が設けてあり,突部430の傾斜はセンサ素子2を
収納する方向,つまり図面下方の傾斜面431が,その
反対方向の傾斜面432よりもなだらかとなるよう構成
されている。
【0049】また,金属端子4の接続部41の中心線4
10と弾性接触部45の中心線450は同一直線状にな
く,同図より知れるごとく,図面右方向に中心線450
がずれている。また,上記突部430は中心線450よ
りも図面左方向にずれた位置にある。
【0050】金属端子49は金属端子4が左右反転した
形状を有している。つまり,金属端子49においては,
詳細な図示は省略するが,中心線450は中心線410
に対し左方向にずれ,突部430も中心線450よりも
右方向にずれた形状である。なお,左方向,右方向とは
図6を基準とした表現である。図4に示すごとく,この
ように互いが左右反転した形状の金属端子4,49が絶
縁リブ324を挟んで端子収納穴313と314に配置
されている。また,端子収納穴311,312について
も同様に金属端子49と4とがそれぞれ配置されてい
る。
【0051】図5に素子挿入穴320にセンサ素子2が
挿入された状態を示す。金属端子4a,49aがセンサ
素子2に当接する面にはセンサ素子2の出力を取出す端
子電極が設けてある。金属端子4a,49aを通じてセ
ンサ素子2の出力が外部へ引き出されるのである。ま
た,金属端子4b,49bがセンサ素子2に当接する面
にはセンサ素子2に一体化された発熱部への電力印加用
の端子電極が設けてある。金属端子4b,49bを通じ
て外部から発熱部に対し電力が印加されるのである。こ
こに金属端子49b,4aは略同じ形状である。49
a,4bについても同様である。
【0052】次に,本例のガスセンサ1の組み立てにつ
いて説明する。図8に示すごとく,ハウジング10に被
測定ガス側カバー141,142をかしめ固定する。こ
れがハウジングアッシーである。筒状の下方絶縁碍子1
3にセンサ素子2を挿入し,両者の間をガラス封着材1
31により接着固定する。これがエレメントアッシーで
ある。ゴムブッシュ129に挿通した各リード線161
等とこれに対応する各接続金具151等をかしめ固定
し,ワイヤアッシーとなす。なお,各リード線161の
基端側はソケット199に接続されている。
【0053】絶縁碍子3の端子収納穴331〜334に
金属端子4,49を挿入する。金属端子4,49の接続
部41を上記ワイヤアッシーにおける対応した各接続金
具151等に溶接及びかしめ固定により接続する。その
後,絶縁碍子3の基端側近傍に皿バネ171を配置,更
に大気側カバー121,ワイヤアッシーのブッシュ12
9を配置する。これによりワイヤアッシーを得る。
【0054】次いで,エレメントアッシーをワイヤアッ
シーに挿入固定する。ハウジングアッシーのハウジング
10内部に対しリング状のフロートパッキン172を配
置,更にワイヤアッシーと一体化したエレメントアッシ
ーを挿入し,ハウジング10の外側面と大気側カバー1
21の内側面とが重なる位置において,全周レーザー溶
接固定(銅溶接)を行なう。以上により,ガスセンサ1
を得る。
【0055】次に,本例の作用効果について説明する。
本例のガスセンサ1において,センサ素子2の基端側2
91は金属端子4,49とリブ321,322との間の
素子収納穴320に収納される。そして,リブ321,
322の厚みW2よりもセンサ素子2の厚みW1を厚く
構成し,更に弾性接触部45はリブ321,322と接
触して,弾性変形した状態にある。これにより,金属端
子4,49における弾性接触部45間にはリブ321,
322により隙間が形成され,センサ素子2はこの隙間
を利用して素子収納穴320に対し収納することができ
る。よって,本例のガスセンサ1は,センサ素子2の損
傷が生じ難く,センサ素子2の収納が容易である。
【0056】また,リブ321,322の厚みがセンサ
素子2の厚みより薄いため,金属端子4,49間に形成
される隙間はセンサ素子2の厚みよりも薄い。その上,
金属端子4,49がリブ321,322に接する部分は
弾性接触部45となっている。
【0057】そのためセンサ素子2を挿入した際に,挿
入圧で金属端子4,49が弾性変形され,センサ素子2
の挿入後は弾性変形に対する復元力が発生する。この復
元力がセンサ素子4と金属端子4,49との間を充分接
触させて,確実な電気的導通を確保することができる。
【0058】また,本例では,リブ321,322によ
って金属端子4,49間に隙間を形成するため,予め金
属端子4,49間の距離が拡がるように絶縁碍子3の体
格を大きくする必要がない。よって,ガスセンサ1の体
格小型化を容易に実現できる。
【0059】また,金属端子4,49の弾性接触部45
がリブ321等に対し接触して弾性変形されているた
め,端子収納穴311〜314に対する挿通配置時に金
属端子4,49の幅をより狭くすることができる。よっ
て,端子収納穴311〜314が狭くとも金属端子4,
49とリブ321,322との間に確実に素子収納穴3
20を形成することができる。
【0060】更に,金属端子4,49に弾性接触部45
を設けてあり,端子収納穴311〜314に挿通配置す
る際には,弾性接触部45の持つ弾性を利用して,金属
端子4,49同士の干渉を防止することができる。よっ
て,金属端子の端子収納穴311〜314に対する収納
容易性を高めることができる。
【0061】以上に示すごとく,本例によれば,収納時
のセンサ素子の損傷が生じがたく,センサ素子の収納容
易性に優れると共にセンサ素子と金属端子との間の電気
的導通が充分確保され,体格が小型であるガスセンサを
提供することができる。
【0062】また,本例では,金属端子4,49に突部
430を設けているため,金属端子4,49と端子電極
211,221との間の電気的導通を一層確実に確保す
ることができる。また,上記突部320はセンサ素子2
が収納される方向にある傾斜面431が傾斜面432よ
りなだらかであるため,センサ素子2の収納容易性がよ
り高くなる。更に,絶縁リブ323,324があるた
め,金属端子4,49間の絶縁性を確実に確保すること
ができる。
【0063】また,上記金属端子4,49の接続部41
と弾性接触部45との間の肩部40は直角に形成されて
いるため,金属端子4,49の搬送容易性を高めること
ができる。また,従来の図16に示した,肩部が直角で
ない金属端子94と比較して,全長をより短縮すること
ができ,ガスセンサ1の小型化に寄与することができ
る。
【0064】また,金属端子4,49の接続部41の中
心線410と弾性接触部45の中心線450とは同一線
上に存在しないため,図4に示すごとく,金属端子4,
49の接続部41を絶縁碍子3の中心軸によせて配置す
ることができ,絶縁碍子3の体格小型化に寄与すること
ができる。
【0065】なお,本例のセンサ素子2として,図9
(a)や(b)に示すごとく,基端側291の側面にテ
ーパー部299を設けたものを使用することができる。
テーパー部299とした分,基端側291が幅細となる
ため素子収納穴320へのセンサ素子2の収納を一層容
易に行なうことができる。
【0066】更に,本例の絶縁碍子3として,図10
(a),図11(a)〜(c)に示すごとく,種々の形
状を有する端子収納穴やリブ321,322,絶縁リブ
323,324を持ったものを使用することができる。
なお,図10(a)にかかるセンサ素子2は図10
(b)に示すごとく,断面が菱形のものである。
【0067】実施形態例2 本例は2つの端子収納穴を有する絶縁碍子について説明
する。図12(a)は2つの端子収納穴が並んだ位置に
あり,この端子収納穴と隣接する位置にそれぞれリブ3
21,322が設けてある。両端子収納穴に配置した金
属端子4,49と対面するようにセンサ素子2が配置さ
れる。また,この構造においては,両端子収納穴の間に
絶縁リブを設けることもできる(図示略) その他は実施形態例1と同様である。
【0068】また,図12(b)は2つの端子収納穴が
絶縁碍子3の中心軸を挟んだ対称位置にあり,両端子収
納穴の間にリブ321,322が設けてある。そして両
端子収納穴に配置した金属端子4の間にセンサ素子2が
配置される。また,図示は略したがこの構造において
は,金属端子4の形状を軸対称とすることができ,ま
た,両端子収納穴に配置する金属端子を同形状のものと
することができる。その他は実施形態例1と同様であ
る。
【0069】このような2つの端子収納穴を有する構造
において,センサ素子2の基端側を金属端子4,49と
リブ321,322との間の素子収納穴に収納し,金属
端子4,49の弾性接触部45がリブ321,322と
接触し,かつ弾性変形された状態となることで,実施形
態例1と同様の作用効果を得ることができる。
【0070】実施形態例3 本例は,図13,図14に示すごとく,コップ型のセン
サ素子を有するガスセンサについて説明する。図13に
示すごとく,本例のガスセンサ1は,コップ型で,内部
の大気室600に棒状のヒータ601を挿入したセンサ
素子6を有し,ガスセンサ素子6の基端側は絶縁碍子7
に収納され,図14(a)に示すごとく,絶縁碍子7の
内部で金属端子49と電気的に導通している。なお,同
図において符号62はセンサ素子6の電極と導通が取ら
れたリード部である。
【0071】また,図14(b)に示すごとく,金属端
子49間はセンサ素子6が挿入される前は隙間が形成さ
れている。また,図14(c)に示すごとく,リブ71
1,713の間,リブ712,714との間の距離aは
センサ素子6の外径(直径)よりも小さく構成されてい
る。その他詳細は実施形態例1と同様であり,また同様
の作用効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,ガスセンサの断面説明
図。
【図2】実施形態例1における,絶縁碍子の(a)基端
側平面図,(b)断面説明図,(c)先端側平面図。
【図3】実施形態例1における,金属端子を挿通配置し
た状態での絶縁碍子の(a)断面説明図,(b)先端側
平面図。
【図4】実施形態例1における,金属端子を挿通配置し
た状態での絶縁碍子の断面説明図。
【図5】実施形態例1における,センサ素子を収納した
状態での絶縁碍子の先端側平面図。
【図6】実施形態例1における,金属端子の(a)側面
図,(b)正面図。
【図7】実施形態例1における,センサ素子の斜視図。
【図8】実施形態例1における,ガスセンサの展開説明
図。
【図9】実施形態例1における,基端側にテーパー部を
設けたセンサ素子の斜視図。
【図10】実施形態例1における,(a)絶縁碍子の先
端側平面図,(b)センサ素子の基端側の斜視図。
【図11】実施形態例1における,各種絶縁碍子の先端
側平面図。
【図12】実施形態例2における,端子収納穴が二つあ
る絶縁碍子の先端側平面図。
【図13】実施形態例3における,コップ型のセンサ素
子を持つガスセンサの説明図。
【図14】実施形態例3における,(a)センサ素子の
要部断面図(図14のA−A矢視断面図),(B)絶縁
碍子と金属端子との説明図,(c)絶縁碍子の説明図。
【図15】従来例にかかる,絶縁碍子の先端側平面図。
【図16】従来例にかかる,金属端子の側面図。
【図17】従来例及び本発明にかかる絶縁碍子の素子収
納穴に素子を収納する際の説明図。
【符号の説明】
1...ガスセンサ, 10...ハウジング, 2...センサ素子, 291...基端側, 3...絶縁碍子, 321,322...リブ, 323,324...絶縁リブ, 4,49...金属端子,

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端側に複数の端子電極を設けたセンサ
    素子と,該センサ素子が挿入固定されるハウジングと,
    該ハウジングの基端側に設けた大気側カバーと,該大気
    側カバー内部に配設した絶縁碍子とを有し,上記絶縁碍
    子には,複数の端子収納穴と,該複数の端子収納穴に対
    し貫通され上記センサ素子が収納可能な素子収納穴が形
    成され,上記素子収納穴の内壁はリブを有し,該リブの
    先端部の厚みは,上記センサ素子の端子電極を設けた近
    傍の厚みより薄く構成され,上記絶縁碍子の各端子収納
    穴内にそれぞれ配設された複数の金属端子を有し,上記
    複数の金属端子は,それぞれ外部リード部と接続される
    接続部を有し,上記複数の金属端子間に上記リブが位置
    して隙間を形成するよう構成され,かつ,上記金属端子
    は,少なくとも部分的に各端子収納穴内に配設されてお
    り,上記センサ素子の基端側を上記素子収納穴に収納す
    ることにより,上記センサ素子の基端側の端子電極と,
    該端子電極に対応する上記金属端子とが当接し,端子電
    極が金属端子を介して外部リード部との間に電気的導通
    が確保されるよう構成されていることを特徴とするガス
    センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記金属端子は外部
    リード部と接続される接続部と弾性変形可能に構成され
    た弾性接触部とよりなり,該弾性接触部は,上記リブと
    上記素子収納穴の内壁に囲まれた空間内において,上記
    リブに対して接触し,この接触により弾性変形されるよ
    う構成されていることを特徴とするガスセンサ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記金属端子
    または上記端子電極のいずれか一方には突部が設けてあ
    ることを特徴とするガスセンサ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,
    上記絶縁碍子には,絶縁リブまたは位置決めリブのいず
    れか一方または双方が設けてあることを特徴とするガス
    センサ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項において,
    上記金属端子の接続部と弾性接触部との間の肩部は略直
    角に形成されていることを特徴とするガスセンサ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項において,
    上記金属端子の接続部の中心線と弾性接触部の中心線と
    は同一線上に存在しないことを特徴とするガスセンサ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一項において,
    上記センサ素子の基端側にはテーパー部が設けてあるこ
    とを特徴とするガスセンサ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一項において,
    上記絶縁碍子には断面が略四角形状の端子収納穴が4つ
    形成され,ある端子収納穴と隣接する端子収納穴との間
    にはリブが,他の隣接する端子収納穴との間には絶縁リ
    ブが設けてあることを特徴とするガスセンサ。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか一項において,
    上記絶縁碍子は上記大気側カバー内に対し固定されてい
    ることを特徴とするガスセンサ。
JP2000235731A 1999-08-30 2000-08-03 ガスセンサ Expired - Lifetime JP4474752B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000235731A JP4474752B2 (ja) 1999-10-19 2000-08-03 ガスセンサ
DE60045025T DE60045025D1 (de) 1999-08-30 2000-08-29 Gassensor
EP00118687A EP1081491B1 (en) 1999-08-30 2000-08-29 Gas sensor
US09/649,056 US6477887B1 (en) 1999-08-30 2000-08-29 Gas sensor having pre-stressed terminal for contact with inserted sensor element
US10/271,554 US6688157B2 (en) 1999-08-30 2002-10-17 Gas sensor having pre-stressed terminal for contact with inserted sensor element

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29644599 1999-10-19
JP11-296445 1999-10-19
JP2000235731A JP4474752B2 (ja) 1999-10-19 2000-08-03 ガスセンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001188060A true JP2001188060A (ja) 2001-07-10
JP4474752B2 JP4474752B2 (ja) 2010-06-09

Family

ID=26560678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000235731A Expired - Lifetime JP4474752B2 (ja) 1999-08-30 2000-08-03 ガスセンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4474752B2 (ja)

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002168822A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Ngk Spark Plug Co Ltd センサの端子構造、ガスセンサおよび温度センサ
JP2003043004A (ja) * 2001-08-01 2003-02-13 Denso Corp ガスセンサ
FR2852151A1 (fr) * 2003-03-04 2004-09-10 Denso Corp Structure de contact glissante possedant une durabilite elevee
WO2005029057A1 (ja) * 2003-09-17 2005-03-31 Ngk Spark Plug Co., Ltd. センサおよびセンサの製造方法
US7066009B2 (en) 2003-06-06 2006-06-27 Denso Corporation Gas sensor
JP2006300923A (ja) * 2005-03-22 2006-11-02 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
JP2006337096A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
JP2007017407A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
JP2007047075A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
JP2007047093A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
JP2007071582A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
US7260979B2 (en) 2003-12-15 2007-08-28 Hitachi, Ltd. Oxygen sensor
US7340942B2 (en) 2005-03-22 2008-03-11 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Sensor including a sensor element having electrode terminals spaced apart from a connecting end thereof
JP2008102130A (ja) * 2006-09-19 2008-05-01 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ素子、ガスセンサおよびセンサ素子製造方法
WO2008090865A1 (ja) * 2007-01-24 2008-07-31 Hitachi, Ltd. ガスセンサ
JP2008203249A (ja) * 2007-01-24 2008-09-04 Hitachi Ltd ガスセンサ
JP2009216388A (ja) * 2008-03-06 2009-09-24 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
JP2010197410A (ja) * 2010-06-18 2010-09-09 Ngk Spark Plug Co Ltd センサの端子構造、ガスセンサおよび温度センサ
JP2010276354A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ
US8097139B2 (en) 2006-09-19 2012-01-17 Ngk Spark Plug Co., Ltd Sensor element, gas sensor, and method of manufacturing the sensor element
JP2012230076A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
JP2013083629A (ja) * 2011-09-27 2013-05-09 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ
JP2013181769A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ
JP2013181768A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ
WO2014137812A1 (en) * 2013-03-04 2014-09-12 Scott Technologies, Inc. Wire seal for a detector assembly
JP2016130725A (ja) * 2015-01-09 2016-07-21 日本特殊陶業株式会社 センサ
JP2016130720A (ja) * 2015-01-09 2016-07-21 日本特殊陶業株式会社 センサ
WO2019044746A1 (ja) * 2017-08-31 2019-03-07 株式会社デンソー ガスセンサ
JP7320437B2 (ja) 2019-12-10 2023-08-03 日本碍子株式会社 金属端子

Cited By (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4565736B2 (ja) * 2000-11-30 2010-10-20 日本特殊陶業株式会社 センサの端子構造、ガスセンサおよび温度センサ
JP2002168822A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Ngk Spark Plug Co Ltd センサの端子構造、ガスセンサおよび温度センサ
JP4670197B2 (ja) * 2001-08-01 2011-04-13 株式会社デンソー ガスセンサ
JP2003043004A (ja) * 2001-08-01 2003-02-13 Denso Corp ガスセンサ
US6708551B2 (en) 2001-08-01 2004-03-23 Denso Corporation Insulator positioning structure of gas sensor
DE10235004B4 (de) * 2001-08-01 2014-10-30 Denso Corporation Gassensor
FR2852151A1 (fr) * 2003-03-04 2004-09-10 Denso Corp Structure de contact glissante possedant une durabilite elevee
US6866517B2 (en) 2003-03-04 2005-03-15 Denso Corporation Contact slidable structure with a high durability
US7066009B2 (en) 2003-06-06 2006-06-27 Denso Corporation Gas sensor
US8156790B2 (en) 2003-09-17 2012-04-17 Ngk Spark Plug Co., Ltd Sensor and method of producing sensor
EP2343542A1 (en) 2003-09-17 2011-07-13 NGK Spark Plug Co., Ltd. Sensor and sensor producing method
US7461538B2 (en) 2003-09-17 2008-12-09 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Sensor and method of producing sensor
WO2005029057A1 (ja) * 2003-09-17 2005-03-31 Ngk Spark Plug Co., Ltd. センサおよびセンサの製造方法
JP2010164586A (ja) * 2003-09-17 2010-07-29 Ngk Spark Plug Co Ltd センサおよびセンサの製造方法
US7260979B2 (en) 2003-12-15 2007-08-28 Hitachi, Ltd. Oxygen sensor
JP4693118B2 (ja) * 2005-03-22 2011-06-01 日本特殊陶業株式会社 センサ
US7340942B2 (en) 2005-03-22 2008-03-11 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Sensor including a sensor element having electrode terminals spaced apart from a connecting end thereof
JP2006300923A (ja) * 2005-03-22 2006-11-02 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
JP4545044B2 (ja) * 2005-05-31 2010-09-15 日本特殊陶業株式会社 センサ
JP2006337096A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
JP4648781B2 (ja) * 2005-07-11 2011-03-09 日本特殊陶業株式会社 センサの製造方法
JP2007017407A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
JP4628897B2 (ja) * 2005-08-11 2011-02-09 日本特殊陶業株式会社 センサ
JP2007047093A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
JP2007047075A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
JP4723309B2 (ja) * 2005-08-11 2011-07-13 日本特殊陶業株式会社 センサ
JP2007071582A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
JP4695945B2 (ja) * 2005-09-05 2011-06-08 日本特殊陶業株式会社 センサ
US8097139B2 (en) 2006-09-19 2012-01-17 Ngk Spark Plug Co., Ltd Sensor element, gas sensor, and method of manufacturing the sensor element
JP2008102130A (ja) * 2006-09-19 2008-05-01 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ素子、ガスセンサおよびセンサ素子製造方法
WO2008090865A1 (ja) * 2007-01-24 2008-07-31 Hitachi, Ltd. ガスセンサ
JP2008203249A (ja) * 2007-01-24 2008-09-04 Hitachi Ltd ガスセンサ
JP2009216388A (ja) * 2008-03-06 2009-09-24 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
US8398837B2 (en) 2008-03-06 2013-03-19 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Sensor
JP2010276354A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ
JP2010197410A (ja) * 2010-06-18 2010-09-09 Ngk Spark Plug Co Ltd センサの端子構造、ガスセンサおよび温度センサ
JP2012230076A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
US9689834B2 (en) 2011-09-27 2017-06-27 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Gas sensor
JP2013083629A (ja) * 2011-09-27 2013-05-09 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ
JP2013181769A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ
JP2013181768A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ
WO2014137812A1 (en) * 2013-03-04 2014-09-12 Scott Technologies, Inc. Wire seal for a detector assembly
US9841302B2 (en) 2013-03-04 2017-12-12 Scott Technologies, Inc. Wire seal for detector assembly
JP2016130720A (ja) * 2015-01-09 2016-07-21 日本特殊陶業株式会社 センサ
JP2016130725A (ja) * 2015-01-09 2016-07-21 日本特殊陶業株式会社 センサ
WO2019044746A1 (ja) * 2017-08-31 2019-03-07 株式会社デンソー ガスセンサ
JP7320437B2 (ja) 2019-12-10 2023-08-03 日本碍子株式会社 金属端子

Also Published As

Publication number Publication date
JP4474752B2 (ja) 2010-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001188060A (ja) ガスセンサ
US6477887B1 (en) Gas sensor having pre-stressed terminal for contact with inserted sensor element
JP4494403B2 (ja) ガスセンサ
US8156790B2 (en) Sensor and method of producing sensor
JP4628897B2 (ja) センサ
JP4670197B2 (ja) ガスセンサ
JP2001343356A (ja) ガスセンサ
JP2002048760A (ja) ガスセンサ
US20080295576A1 (en) Gas sensor having insulator assembly for supporting heater
US7674143B2 (en) Sensor and method of producing sensor
JP2001311713A (ja) ガスセンサ
JP4461585B2 (ja) ガスセンサ
JP4801181B2 (ja) センサ
JP4241432B2 (ja) センサ
CN109211986B (zh) 气体传感器的制造方法
JP4773161B2 (ja) センサ
JP2002168824A (ja) センサの端子接続構造
JP2004093302A (ja) ガスセンサ
JP2006153702A (ja) ガスセンサ
US20230074136A1 (en) Gas sensor
JP2004093306A (ja) ガスセンサ
JP2001356109A (ja) ガスセンサ
JP4069802B2 (ja) ガスセンサ
JP2001305098A (ja) ガスセンサ
JP7413989B2 (ja) ガスセンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081021

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100301

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4474752

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term