JP4475789B2 - ガスセンサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車の排気ガス中のガス成分の検出などに用いられるガスセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、混合ガス中から特定のガス成分の濃度を検出するガスセンサとして、HCセンサやNOxセンサ等種々のものが知られている。この種のガスセンサの一つとして、例えば特開平9−54063号公報に示される外気導入型の酸素センサがある。この酸素センサは、外気を導入する通気孔を、ガスセンサの最上部に設けられたシール部材に形成すると共に、この通気孔を硬質の撥水性の通気フィルタにより閉塞することにより、ガスセンサ内に形成された基準ガス空間と大気との間の通気性と防水性を保持している。
【0003】
シール部材にはリード線を通過させるための挿通孔(第1挿通孔)が複数設けられ、この挿通孔を介してリード線を基準ガス空間内に導入し、そして、シール部材の下方にある検出素子の電極に接続している。そしてシール部材と検出素子との間には、接続部品(リード線や端子金具等)を通過させる挿通孔(第2挿通孔)が形成された絶縁部材が配置され、接続部品の絶縁を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成において、通気フィルタは、基準ガス空間への水(液体)の侵入を防止することはできるものの、気体である水蒸気の侵入を防止することはできない。このため、通気フィルタを介して侵入した水蒸気が、絶縁部材の表面で凝縮して水滴となり、そして第2挿通孔に浸入することにより、リード線間での短絡、即ち端子間での短絡を起こす可能性があった。
【0005】
本発明はこうした問題に鑑みてなされたものであり、大気を外部から導入して機能するガスセンサにおいて、電極端子間の短絡等を生じさせることなく、その検出精度を良好に保持することができるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記課題を解決するため、本発明(請求項1記載)のガスセンサにおいては、絶縁部材の上端面に、シール部材の通気孔から検出素子に向けて大気を導くための通気溝を、当該通気溝から第2挿通孔へ液体の流入を妨げるよう形成している。
【0007】
絶縁部材には、接続部品を外筒の軸方向に通過させる第2挿通孔が形成されており、絶縁部材の上端面には第2挿通孔の上端側開口部が位置することになるが、上記の様に通気溝を形成したため、シール部材の通気孔を通過した外気は、通気溝を介して検出素子方向に導かれることになる。このため、外気に含まれている水蒸気の一部が通気溝で凝縮するとしても、第2挿通孔への流入は妨げられるので、接続部材の絶縁性が低下するのを抑制することができ、当該ガスセンサの検出精度を保持することができる。また、万一、通気孔から水などの液体が基準ガス空間に浸入してきたとしても、少なくとも通気孔から第2挿通孔の上端側開口部へ液体の流入を妨げられるので、接続部材の絶縁性の低下を抑制することができる。
【0008】
通気孔から第2挿通孔の上端側開口部へ液体の流入を妨げることができるようにするには、具体的には、請求項2に記載の様に、絶縁部材の上端面において、第2挿通孔の上端側開口部よりも低く通気溝の底部を形成するとよい。
ここで通気孔は単なる孔でも良いが、防水性を高めるために、請求項3に記載の様に、防水性の通気フィルタによって閉塞することが好ましい。
【0009】
通気フィルタとしては、特開平9−54063の様に硬質の通気フィルタを通気孔に挿入して通気孔を防水的に閉塞することが考えられる。
また、請求項4に記載の様に、通気フィルタとして、シート上に形成されたものを採用してもよい。通気フィルタにシート状の材料を用いると、通気量を多くする事が出来るので、基準ガス空間に新鮮な大気を大量に供給でき、好ましい。
【0010】
シート状の通気フィルタは、シール部材が複数の構成部材から構成される場合には、その構成部材の間に挟み込んでも良いし、また、通気孔の中にシート状の通気フィルタを押し込み、通気フィルタの内側に別の筒状部材を挿入して、通気フィルタを通気孔内壁と筒状部材の間に挟持して固定してもよい。
【0011】
そして筒状部材を用いる場合には、請求項5に記載の様に、筒状部材の下端側開口部が第2挿通孔の上端側開口部よりも低くなるよう、筒状部材を配置すると良い。こうすれば、外気が水蒸気を多く含んでいても、第2挿通孔の上端側開口部よりも低い位置で凝縮することが可能性が高くなり、水滴が第2挿通孔に進入するのを更に抑制できる。また、通気孔から水などの液体が浸入しても、第2挿通孔への流入を避けることができる。
【0012】
また請求項6記載の様に、第2挿通孔の上端側開口部を、シール部材に密着させると、第2挿通孔への水の浸入を確実に抑制することができる。
更に、請求項1に記載の様に、第2挿通孔の上端側開口部を、通気孔の下端側開口部よりも高い位置に形成すると、第2挿通孔への水の浸入をより確実に抑制することができる。具体的には、例えば請求項7記載の様に、第2挿通孔の開口縁部を、シール部材に向けて、絶縁部材の上端面から突出させ、シール部材の下端面の嵌合凹部に挿入することにより、請求項1記載のガスセンサを実現できる。
【0013】
以上の発明(請求項1〜)は、請求項8記載の様に、通気孔がシール部材の軸心に形成されると共に、通気孔から検出素子への主たる通気経路が絶縁部材の外周面上に形成された構成を有するガスセンサに好適である。即ち、こうした構成においては、絶縁部材の上端面において中央部から外周面の方向に外気が流れることになるため、従来、絶縁部材の上端面で凝縮した水や通気孔から基準ガス空間内に浸入した水などが、第2挿通孔の上端側開口部に到達する可能性が高かったが、本発明(請求項1〜)によれば、その可能性を少なくできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面と共に説明する。
図1は、本発明のガスセンサの第1実施例としての酸素センサについて、全体的構成を示す断面図である。
【0015】
図1に示すように、この酸素センサ1は、ZrO2を主成分とする固体電解質体により先端が閉じた中空軸状に形成された検出素子2、検出素子2内に配置された軸状のセラミックヒータ3、検出素子2を支持する主体金具9、主体金具9の上部に連設され内側に基準ガス空間Aを形成する外筒13、外筒13の上部開口部47に配設されたシール部材14、検出素子2の出力電圧を外部に取り出すためのリード線20,21、これらリード線20,21などを絶縁するためのセパレータ24などから構成されている。なお、図示しないが、セラミックヒータ3に通電するための一対のリード線も設けられており、本実施例の酸素センサ1には、計4本のリード線が基準ガス空間Aに導入されている。
【0016】
シール部材14は、図1に示す様に、フッ素ゴムで形成された円柱状の基礎部材15と押え部材16との間に、円形のシート状に形成された撥水性の通気フィルタ50を介装させて構成されている。本実施例では、基礎部材15および押え部材16の組合せにより、請求項の「シール部材」が構成されており、その中央を軸方向に(即ち軸心を)貫通して外気を導入する通気孔17が形成されている。複数のリード線20,21等を通過させるために同本体を軸方向に貫通する第1挿通孔18が、リード線20,21と同数形成されている。
【0017】
通気フィルタ50には、第1挿通孔18に対応する位置に、リード線20,21等を通過させる挿通孔が形成されている。通気フィルタ50は、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)の未焼成成形体を延伸することにより得られる多孔質繊維構造体(例えば、商品名:ゴアテックス(ジャパンゴアテックス(株)))であり、水滴等の水を主体とする液体の透過は阻止し、かつ気体(空気、水蒸気等)の透過は許容する。
【0018】
このように構成されたシール部材14が外筒13の上部開口部47の内側に配置され、外筒13を介して径方向に加締められることにより、外筒13及びシール部材14が互いに密着し、外筒13の上部開口部47におけるシール性が確保される。
【0019】
セパレータ24は請求項の「絶縁部材」に相当するものであり、セラミックにより筒状に形成されており、シール部材14の下方、即ちシール部材14と検出素子2との間に配置されている。
ここで図2〜図4は、このセパレータ24を詳細に示す説明図であり、このうち図2はセパレータ24の斜視図、図3はセパレータ24の上面図、図4はセパレータ24の破断面図である。
【0020】
図1〜図4に示す様に、セパレータ24の外周面24bには周方向に鍔部25が形成され、この鍔部25が、外筒13の内周面に形成された突出部13aに係合することにより、セパレータ24は外筒13の内部に保持される。外筒13の突出部13aは、外筒13の周方向に連続しているのではなく、断続的に数カ所形成されているだけであるので、セパレータ24の外周面24b上における気体の流れは確保される。そして、セパレータ24の外周面24b上、即ちセパレータ24の外周面24bと外筒13の内周面との間に、通気孔17から検出素子2に至る主たる通気経路が形成される。
【0021】
セパレータ24の上端面24aには、上記の通気孔17から検出素子2に向けて大気を導くための通気溝26が形成されている。また、セパレータ24には、リード線20,21や後述の端子金具30,31を外筒13の軸方向に挿通させるための第2挿通孔28がリード線20,21と同数形成され、その開口部(上端側開口部)29がセパレータ24の上端面24aに形成されている。
【0022】
通気溝26は、セパレータ24の上端面24aの中心部(即ち、シール部材14の通気孔17に対応する位置。より詳しくは、通気孔17の直下。)から外周面24bにむけて放射状(より具体的には十字状)に、第2挿通孔28の上端側開口部29の間を通過するよう形成されている。そして通気溝26は、上端面24aから掘り下げられて構成されており、その底部27は、第2挿通孔28の上端側開口部29よりも低い位置となっている。通気溝26の深さ(即ち、通気溝26の底部27と第2挿通孔28の上端側開口部29との高低差)および幅は、本実施例では共に1mmであり、同一寸法となっている。
【0023】
上記のシール部材14およびセパレータ24を貫通するように、検出素子2の電極に夫々接続されるリード線20,21及びセラミックヒータ3に接続される一対のリード線(図示せず)が配置されている。
検出素子2に接続する一方のリード線20は、一端が検出素子2の内側電極2aに接触している端子金具30の他端に加締られ、この端子金具30を介して検出素子2の内側電極2aと電気的に接続されている。検出素子2に接続する他方のリード線21は、一端が検出素子2の外側電極2bに接触している端子金具31の他端に加締られ、この端子金具31を介して検出素子2の外側電極2bと電気的に接続されている。
【0024】
また、セラミックヒータ3に通電するための一対のヒータ端子40が、セラミックヒータ3の上端に固定され、これらヒータ端子40を経て、セラミックヒータ3に通電される。なお、本実施例においては、リード線20,21、端子金具30,31、ヒータ端子40、セラミックヒータ3に通電するための図示しないリード線が、請求項の「接続部品」に相当する。
【0025】
本実施例の酸素センサ1においては、通気孔17を介して基準ガス空間Aの方向に導入された外気は、セパレータ24の上端面24aに形成された通気溝26に突き当たり、通気溝26を通って、セパレータ24の外周面24bに導かれ、更に外周面24b上を通過して検出素子2に到達する。
【0026】
この様に本実施例の酸素センサ1においては、凝縮しやすい状態で外気に水蒸気が含まれており通気溝26内で水滴となっても、通気溝26の底部27が第2挿通孔28の上端側開口部29よりも低くなっているので、その上端側開口部29への水の流入が妨げられる。そのため、リード線20,21、端子金具30,31、ヒータ端子40などの絶縁性が低下するのを抑制することができ、酸素センサ1の検出精度を保持することができる。
【0027】
また、万一、通気孔17から水などの液体が基準ガス空間Aに浸入してきたとしても、少なくとも通気孔17から第2挿通孔28の上端側開口部29へ液体の流入を妨げられるので、リード線20,21、端子金具30,31、ヒータ端子40などの絶縁性低下を抑制でき、延いては酸素センサ1の出力信号に異常が発生する可能性を少なくすることができる。
【0028】
図5〜図7は、参考例としてのセパレータ124を示す説明図である。このうち図5はセパレータ124の斜視図、図3はセパレータ124の上面図、図4はセパレータ124の破断面図である。
このセパレータ124においては、上端面124aに通気溝126が形成されているものの、一部の第2挿通孔128の上端側開口部129と通気溝126の底部127とに高低差がなく、当該通気溝126から第2挿通孔へ液体の流入を許してしまう。発明者らが実験において、通気溝126の内の、通気孔17に対応する位置に水滴を滴下したところ、図6、図7の点線の矢印で示す様に、通気溝126から水が第2挿通孔128に流れ込む結果となった。
【0029】
一方、本実施例のセパレータ24を用いて、通気溝26の内の、通気孔17に対応する位置に水滴を滴下したところ、図3の点線の矢印で示す様に、水は通気溝26に沿ってセパレータ24の外周面の方向に向けて流れ、第2挿通孔28に流れ込むことはなかった。この様に、本実施例の酸素センサ1によれば、通気溝26から第2挿通孔28への水の流入を妨げることができるという効果が得られることが確かめられた。
【0030】
なお、この酸素センサ1は、自動車の排気管に設けられるものであり、高温の環境下で使用されるものであるため、基準ガス空間Aに水が浸入しても蒸発しやすい。そのため検出素子2に水が到達する可能性も少ないので、上記の様に、リード線20,21、端子金具30,31、ヒータ端子40の絶縁性低下を抑制できれば、高い確実性で酸素センサ1の検出精度を保持できる。
【0031】
また、本実施例の酸素センサ1においては、通気孔17が防水性の、しかも撥水性の通気フィルタ50で塞がれているため、酸素センサ1の検出精度維持の確実性を高めることができる。しかも通気フィルタ50は、シート状に形成されているため高い通気性を確保できる。
【0032】
次に第2実施例の酸素センサ201について説明する。なお、第1実施例の酸素センサ1と同一の部材には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例の酸素センサ201においては、図8に示す様に、外筒13の開口端部47内側に、フッ素ゴムで一体成形された柱状のシール部材214が設けられている。このシール部材214には、図9に示す様に通気孔217と、リード線20,21等を通過させる第1挿通孔218が形成されている。
【0033】
通気孔217はシール部材214の軸心に形成され、その内部には、上記多孔質繊維構造体によりシート状に形成された撥水性の通気フィルタ250が、筒状部材215により押し込まれて固定される。この筒状部材215は両端が開口し、通気孔217に嵌合可能な筒状に形成されている。通気フィルタ250は、筒状部材215の一方の開口とその外周面とを覆うことができる程度に広げられ、筒状部材215に被せられた状態で、筒状部材215と共に通気孔217に挿入される。この様にして、通気フィルタ250は、筒状部材215の外周面と通気孔217の内周面との間に挟まれて、通気孔217を塞いだ状態で固定される。
【0034】
筒状部材215の下端側開口部の外周には、鍔部215aが形成されている。この鍔部215aがシール部材214の下端面214aにて係止され、通気孔217内における筒状部材215の軸方向の位置決めがなされる。
一方、セパレータ224の上端面224aには、第1実施例と同様に通気溝226や第2挿通孔228の上端側開口部229が形成されており、しかも本実施例においては、通気溝226の堤部227には、筒状部材215の下端部(即ち鍔部215a)を嵌め込み可能な凹部230が形成されている。筒状部材215の鍔部215aがこの凹部230に嵌め込まれることで、筒状部材215の下端側開口部が第2挿通孔228の上端側開口部229よりも低くなる。
【0035】
そのため、本実施例の酸素センサ201においては、外気が水蒸気を多く含んでいても、第2挿通孔228の上端側開口部229よりも低い位置で凝縮することが可能性が高くなり、水滴が第2挿通孔228に進入するのを更に抑制できる。また、通気孔から水などの液体が浸入しても、第2挿通孔228への流入を避けることができる。その結果、リード線20,21、端子金具30,31、ヒータ端子40などの絶縁性が低下するのを抑制することができ、酸素センサ1の検出精度を保持することができる。
【0036】
次に第3実施例の酸素センサ301について説明する。なお、第1および第2実施例の酸素センサ1,201と同一の部材には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例においては、図10、図11に示すように、セパレータ324の上端面324aから第2挿通孔328の上端側開口部329をシール部材314に向けて突出させ、シール部材314の下端面314aに形成された嵌合凹部314bに挿入している。これにより、第2挿通孔328の上端側開口部329が、通気孔317の下端側開口部よりも高いところに位置することとなっており、第2挿通孔328への水の浸入を確実に抑制することができる。しかも第2挿通孔328の上端側開口部329を、図10に示すように、シール部材214に密着させているため、第2挿通孔328への浸水防止効果がより高くなる。
【0037】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様をとることができる。
また、上述した通気孔等の配置や形状等は上記実施例のものに限られず、設計の便宜上適宜変更しうることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の酸素センサを示す断面図である。
【図2】 第1実施例のセパレータを示す斜視図である。
【図3】 第1実施例のセパレータを示す上面図である。
【図4】 第1実施例のセパレータを示す破断面図である。
【図5】 比較例のセパレータを示す斜視図である。
【図6】 比較例のセパレータを示す上面図である。
【図7】 比較例のセパレータを示す破断面図である。
【図8】 第2実施例の酸素センサのセパレータ近傍を示す説明図である。
【図9】 第2実施例のシール部材及びセパレータの構造の説明図である。
【図10】 第3実施例の酸素センサのセパレータ近傍を示す説明図である。
【図11】 第3実施例のセパレータの斜視図である。
【符号の説明】
1,201,301…酸素センサ
2…検出素子 13…外筒
14,214,314…シール部材
17,217…通気孔
18,218…第1挿通孔
20,21…リード線
24,224,324…セパレータ
26,226…通気溝
28…第2挿通孔
29,229,329…上端側開口部
30,31…端子金具 40…ヒータ端子
50、250…通気フィルタ
214…シール部材
215…筒状部材 230…凹部
324…絶縁部材
A…基準ガス空間

Claims (8)

  1. 検出素子と、
    該検出素子の上方に基準ガス空間を形成する外筒と、
    前記基準ガス空間に外気を導入する通気孔および前記検出素子の電極に接続された接続部品を前記外筒の軸方向に通過させる第1挿通孔を有し、前記外筒に装着されて、該外筒と共に基準ガス空間を形成するシール部材と、
    前記接続部品を前記外筒の軸方向に通過させる第2挿通孔を有し、前記シール部材と前記検出素子との間に設けられた状態で該第2挿通孔内にて該接続部品を保持することにより、該接続部品の絶縁を図る絶縁部材と、
    を備えたガスセンサにおいて、
    前記絶縁部材の上端面に、前記通気孔から前記検出素子に向けて大気を導くための通気溝を、当該通気溝から前記第2挿通孔へ液体の流入を妨げるよう形成し、
    前記第2挿通孔の上端側開口部を、前記通気孔の下端側開口部よりも高い位置に設けた事、
    を特徴とするガスセンサ。
  2. 前記通気溝の底部を、前記第2挿通孔の上端側開口部よりも低く形成した事、
    を特徴とする請求項1記載のガスセンサ。
  3. 前記通気孔を、防水性の通気フィルタにより閉塞した事、
    を特徴とする請求項1又は2記載のガスセンサ。
  4. 前記通気フィルタは、シート状に形成されている事、
    を特徴とする請求項3記載のガスセンサ。
  5. 前記通気フィルタは、前記通気孔に挿入された筒状部材と該通気孔内壁との間で挟持されており、
    前記筒状部材の下端側開口部が前記第2挿通孔の上端側開口部よりも低くなるよう、該筒状部材を配置した事、
    を特徴とする請求項4記載のガスセンサ。
  6. 前記第2挿通孔の上端側開口部を、前記シール部材に密着させた事、
    を特徴とする請求項1〜5の何れか記載のガスセンサ。
  7. 前記第2挿通孔の上端側開口部を、前記絶縁部材の上端面から前記シール部材に向けて突出させ、前記シール部材の下端面に形成された嵌合凹部に嵌合させた事、
    を特徴とする請求項1〜6の何れか記載のガスセンサ。
  8. 前記通気孔は、前記シール部材の軸心に形成されると共に、
    前記通気孔から前記検出素子への主たる通気経路は、前記絶縁部材の外周面上に形成されている事、
    を特徴とする請求項1〜7の何れか記載のガスセンサ。
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