JP2013019885A - ガスセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】センサ自体を小型化できると共に、ガス検出素子の内部空間と大気側との通気経路を確保できるガスセンサを提供すること。
【解決手段】ガス検出素子3の内部空間63に嵌め込んだ端子金具9は、内側電極33と接触すると共に、内部空間63にてリード線11と接続されている。また、ガス検出素子3の後端面81とセパレータ5の先端面83とで、端子金具9のフランジ片75を挟み、これにより、端子金具9の位置決めを行っている。従って、ガスセンサ1の軸線方向の長さを短くすることができ、ガスセンサ1をコンパクトにすることができる。特に、端子金具9の後端部に花弁状に径方向に張り出すフランジ片75を設け、そのフランジ片75を挟むようにガス検出素子3とセパレータ5を配置すると共に、隣接するフランジ片75の間に間隙74を設けて通気経路79を形成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動二輪(オートバイ)等に搭載されて、その内燃機関(エンジン)から排出される排気ガス中の酸素等を検出するガスセンサに関する。
従来、ガスセンサとして、例えば、酸素イオン導電性のガス検出素子を備え、オートバイ等のエンジンの排気管に取付けられて、排気ガス中の酸素濃度を検知するセンサが知られている。
前記ガス検出素子としては、例えば先端側が閉塞された筒状の(ジルコニアからなる)素子本体を有し、この素子本体の内側に内側電極を備えると共に、外側に外側電極を備え、ガス検出素子の外側と内側とのガスの状態(酸素濃度)の違いによって起電力を発生させるものが知られている。
例えば下記特許文献1には、図14に示す様に、ガス検出素子P1が主体金具P2内に固定されると共に、ガス検出素子P1の後端側を金属製の外筒P3及び保護外筒P4で覆ったガスセンサP5が開示されている。
この種のガスセンサP5では、ガス検出素子P1の後端側に、(外筒P3の後端側にて位置決めされた)セパレータP6が配置されると共に、内側電極P7に接触する様に端子金具P8が配置されている。また、この端子金具P8の後端側は、セパレータP6の貫通孔P9に配置されると共に、貫通孔P9内にて(センサ出力を取り出す)リード線P10と接続されている。
更に、ガスセンサP5には、ガス検出素子P1の後端側の空間P11(及び空間P11に繋がるガス検出素子の内部空間P12)を、酸素基準源となる大気側と連通するために、外筒P3と保護外筒P4とに連通孔P13、P14が設けられている。なお、外筒P3と保護外筒P4との間には、ガスの通過は可能で水の通過を阻止するフィルタP15が配置されている。
2004−37471号公報
しかしながら、上述した従来技術では、ガス検出素子の後端側にセパレータを配置し、そのセパレータ内で端子金具とリード線とを接続する構造のために、センサ自体が大型化するという問題があった。
この対策として、端子金具の構造を工夫し、ガス検出素子の内側にてリード線を接続する方法が考えられるが、この場合には、端子金具を位置決めして固定する方法が問題になる。
つまり、端子金具と内側電極との接触部分がずれないように端子金具を位置決めするために、例えば、端子金具に径方向に伸びる環状のフランジ部を設け、このフランジ部をガス検出素子の後端面とセパレータの先端面で挟む方法が考えられるが、この場合には、ガス検出素子の内部空間と大気側との間の気体の流路(通気経路)を確保できないという問題がある。
すなわち、端子金具のフランジ部はガス検出素子とセパレータとに挟まれて密着するので、ガス検出素子とセパレータとの間に通気経路となる間隙が無いという問題がある。
特に、ガスセンサの使用中に、ガス検出素子の内部空間に外部から排気ガスが侵入したり、内部で何からのガスが発生した場合に、ガスの換気ができないと、ガスセンサの測定に支障が生じてしまうので、通気経路の確保は重要である。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、センサ自体を小型化できると共に、ガス検出素子の内部空間と大気側との通気経路を確保できるガスセンサを提供することを目的とする。
(1)本発明は、第1態様として、軸線方向に伸び先端側が閉塞された筒状の固体電解質からなる素子本体と、該素子本体の内側及び外側に設けられた内側電極及び外側電極と、を備えたガス検出素子と、前記ガス検出素子を、前記軸線方向に貫通する貫通孔内に保持する筒状のケーシングと、前記ガス検出素子の後端側の前記ケーシングの内部に、前記ケーシングと空隙を介して配置されて、少なくともリード線が貫挿される電気絶縁性の筒状のセパレータと、前記セパレータの後端側に配置されて、前記リード線が貫挿されると共に、前記ケーシングの後端側を閉塞する閉塞部材と、前記ガス検出素子に内嵌して前記内側電極に接触する電極接触部を有すると共に、前記リード線に接続される端子金具と、を備えたガスセンサにおいて、前記ケーシングには、前記閉塞部材よりも先端側に、外部からの基準ガスを導入するための通気孔を有し、前記端子金具は、前記ガス検出素子に内嵌され、前記リード線が接続されるリード線接続部と、前記ガス検出素子よりも後端側に設けられ、少なくとも一部が前記セパレータに接する露出部と、を備え、該露出部は、前記ガス検出素子の後端面と前記セパレータの先端面とに挟持されると共に、前記電極接触部よりも径方向外側に突出するフランジ部を備え、且つ、周方向における所定箇所には、前記ガス検出素子の後端面と前記セパレータの先端面の形成面との間に、前記空隙と前記ガス検出素子の内部とを連通する間隙が設けられており、前記通気孔を通過した前記基準ガスは、前記空隙及び前記間隙を通って前記ガス検出素子の内部に導入されることを特徴とするガスセンサ。
本発明の第1態様のガスセンサにおいては、端子金具に設けられたフランジ部は、ガス検出素子の後端面とセパレータの先端面に挟まれており、しかも、リード線は端子金具のフランジ部より先端側のリード線接続部にて接続されている。これにより、端子金具の位置決めができると共に、リード線の接続部分を従来より先端側に設けて、ガス検出素子とセパレータとを近接して配置することができるので、従来に比べて、ガスセンサを小型化することができる。
また、本第1態様では、端子金具においてガス検出素子よりも後端側に設けられた(フランジ部を備えた)露出部が、セパレータに接することによって、ガス検出素子の後端面とセパレータの先端面との間に空間が設けられている。詳しくは、少なくともフランジ部がガス検出素子とセパレータとの間に挟まれていることによって、ガス検出素子の後端面とセパレータの先端面との間に空間が形成されている。これによって、周方向における所定箇所(例えばフランジ部を備えた露出部が形成されていない箇所)に、前記空間において前記空隙とガス検出素子の内部とを連通する間隙が形成されている。
つまり、前記間隙によって、ガス検出素子の内部と外部(空隙)との間のガスの流通が可能な通気経路が確保されているので、この通気経路によってセンサ内部と外部とは連通されている。従って、この通気経路によって、酸素基準源となるセンサ外部の大気を、通気孔や空隙を介してセンサ内部を導入することができ、また、センサ内部に発生したガスの換気を行うことができる。
このように、本第1態様によって、通気経路を確保しながら、センサの大型化を極力抑えることができる。すなわち、センサ内部の換気性能とセンサの小型化の両立が可能となる。
なお、セパレータ内には、少なくともリード線が貫挿されていればよく、さらには、リード線の周囲を覆うように配置された端子金具が貫挿されていても良い。
また、前記間隙としては、前記周方向において、フランジ部を備えた露出部以外の場所に形成することが、空間を広く確保できるので望ましいが、例えばフランジ部を備えた露出部自身(例えばフランジ部の根本等)に、スリット状に通気経路となる切り欠き等を設けて間隙を形成してもよい。
なお、ここで、径方向とは、軸線に対して垂直に交差する方向であり、周方向とは、軸線を中心としてその回りを回る方向である。
(2)本発明は、第2態様として、前記フランジ部は、複数のフランジ片からなると共に、該各フランジ片は、前記周方向において、前記間隙を介して配置されていることを特徴とする。
本第2態様は、好適なフランジ部の構成を例示したものである。
本第2態様では、各フランジ片の間の間隙を介して、ガス検出素子の内部と外部とのガスの流通が可能な通気経路が確保されているので、この通気経路によって、センサ内部と外部との間のガスの流通を実現できる。
また、複数のフランジ片が設けられているので、ガス検出素子の後端面とセパレータの先端面とでフランジ片を挟持した場合に、しっかりとフランジ片(従って端子金具)を保持して固定することができるという利点がある。
なお、ここでいう「フランジ片」とは、フランジ部を備えた露出部を指す。
(3)本発明は、第3態様として、前記フランジ片には、前記軸線方向に突出して、前記ガス検出素子の後端部と前記セパレータの先端部との間の空間を保持する凸部が形成されていることを特徴とする。
本第3態様では、フランジ片に凸部を設けることにより、ガス検出素子とセパレータとの間の空間をフランジ部の板厚よりも大きく確保することができる。これにより、十分な通気量の通気経路を確保することができる。
(4)本発明は、第4態様として、前記凸部は、前記フランジ片の周方向において、その一部のみに形成されていることを特徴とする。
凸部を設けた箇所は、ガス検出素子やセパレータに当接しており、その当接箇所では通気が妨げられるが、本第4態様では、凸部はフランジ片の周方向の全体に形成されていないので、通気が妨げられにくくすることができる。
(5)本発明は、第5態様として、前記セパレータの後端面と前記閉塞部材の先端面とが密着していることを特徴とする。
本第5態様では、セパレータの後端面と閉塞部材との先端面とが密着しているので、さらに、ガスセンサを小型化することができる。
その上、このように、セパレータの後端面と閉塞部材との先端面とを密着させると、セパレータの後端面と閉塞部材の先端面との隙間を介して(更には、セパレータ内のリード線挿入孔を介して)ガス検出素子の内部と外部との間に、ガスの流通が可能な通気経路が確保されないが、本発明では、端子金具の露出部の間の間隙を介して、ガス検出素子の内部と外部との間にガスの流通が可能な通気経路が確保されているので、この通気経路によってガスセンサの内部と外部とを連通し、ガスの流通を実現することができる。
第1実施形態のガスセンサを軸線O方向に破断した状態を示す説明図である。 ガス検出素子3を一部破断して示す正面図である。 端子金具9及びリード線11の周囲の構造を軸線方向に破断した状態を示す斜視図である。 (a)は端子金具9の斜視図、(b)はその平面図、(c)はその正面図である。 端子金具9のフランジ片75の周囲の構成を軸線方向に破断し拡大して示す説明図である。 (a)は第2実施形態の端子金具101の斜視図、(b)はその平面図、(c)はその正面図である。 (a)は第3実施形態の端子金具121の斜視図、(b)はその平面図、(c)はその正面図である。 (a)は第4実施形態の端子金具141の上部を示す平面図、(b)はそのフランジ片143の周囲の構成を拡大し軸方向に破断して示す説明図である。 (a)は第5実施形態の端子金具151の上部を示す平面図、(b)は(a)のA−A’断面を周囲の構成と共に拡大して示す説明図、(c)は(a)のB−B‘断面を周囲の構成と共に拡大して示す説明図である。 (a)は第6実施形態の端子金具171の上部を示す平面図、(b)はそのフランジ片175の周囲の構成を拡大し軸方向に破断して示す説明図である。 (a)は第6実施形態の変形例の端子金具181の上部を示す平面図、(b)は他の変形例の端子金具191の上部を示す平面図である。 他の実施形態の端子金具201を取り付けた状態を示す説明図である。 更に他の実施形態の端子金具225のフランジ片221の構造を示す説明図である。 従来技術の説明図である。
以下に、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
ここでは、ガスセンサ1(図1参照)として、例えばオートバイ等の車両の排気管に、ガスセンサ1の先端部分を排気管内に突出させる形態で締結し、排気ガス中の酸素濃度を計測する酸素センサを例に挙げて説明する。
以下、各構成について説明するが、以下の説明では、軸線Oに沿う方向のうち、プロテクタ15の取り付けられる側を先端側とし、この逆側を後端側として説明する。
a)まず、本実施形態ガスセンサ1の構成について説明する。
図1に示す様に、第1実施形態のガスセンサ1は、主として、ガス検出素子3、セパレータ5、閉塞部材7、端子金具9、リード線11を備えると共に、それらの周囲を覆う様に、主体金具13、プロテクタ15、外筒17、保護外筒19等を備えている。なお、主体金具13及び外筒17からケーシング20が構成されている。
また、このガスセンサ1は、ガス検出素子3を加熱するためのヒータを備えていない、いわゆるヒータレスのセンサであり、排気ガスの熱を利用してガス検出素子3を活性化して酸素濃度を計測するものである。
以下、各構成について説明する。
図2に示す様に、ガスセンサ1の構成のうち、ガス検出素子3は、酸素イオン伝導性を有する固体電解質からなり、先端部25が閉塞された有底で、軸線O方向に延びる円筒状の素子本体21を有している。この素子本体21の外周には、径方向外向きに突出した鍔部23が周設されている。
なお、素子本体21を構成する固体電解質としては、例えば、Y23又はCaOを固溶させたZrO2が代表的なものであるが、それ以外のアルカリ土類金属または希土類金属の酸化物とZrO2との固溶体を使用しても良い。さらには、これにHfO2が含有されていても良い。
このガス検出素子3の先端部25には、素子本体21の外周面に外側電極27が形成されている。この外側電極27は、PtあるいはPt合金を多孔質に形成したものである。この外側電極27からは、軸線方向にPt等からなる縦リード部29が形成されており、この縦リード部29は、鍔部23の下面側(図2下方)に環状に形成されたPt等からなる環状リード部31に接続されている。
一方、ガス検出素子3の素子本体21の内周面には、内側電極33が形成されている。この内側電極33も、PtあるいはPt合金を多孔質に形成したものである。
図1に戻り、セパレータ5は、電気絶縁性を有する例えばアルミナからなる円筒形状の部材であり、その軸中心には、リード線11が貫挿される貫通孔35が形成されている。
なお、セパレータ5と(その外周側を覆う)外筒17との間には、空隙18が設けられている。
閉塞部材7は、例えばフッ素ゴムからなる円筒形状のシール部材であり、その軸中心には、リード線11が貫挿される貫通孔37が形成されている。この閉塞部材7の先端面95は、セパレータ5の後端面97に密着すると共に、その後端側の外周は、外筒17の内周面や保護外筒19の内周面と密着し、ガスセンサ1の内部と外部とを分離している。即ち、閉塞部材7によって、ケーシング20の後端側が閉塞されている。
端子金具9は、例えばインコネル750(英インコネル社、商標名)からなり、センサ出力を外部に取り出すための略筒状の部材である。この端子金具9は、後に詳述する様に、リード線11に接続されると共に、ガス検出素子3の内側電極33に接触するように構成されている。
前記主体金具13は、例えばSUS310Sからなる円筒状の部材である。この主体金具13には、ガス検出素子7の鍔部23を支持するために、内周面から径方向内側に向かって段部39が突出するように周設されている。
また、主体金具13の先端側の外周面には、ガスセンサ3を排気管に取付けるためのネジ部41が形成されており、このネジ部41の後端側には、ネジ部41を排気管にネジ込むための取付工具を係合させる六角部43が周設されている。更に、この主体金具13の六角部43の後端側には、筒状部45が設けられている。
プロテクタ15は、例えばSUS310Sからなり、ガス検出素子3の先端側を覆う保護部材である。このプロテクタ15は、後端側に伸びて、その後端縁が、ガス検出素子3の鍔部23と主体金具13の段部39との間に挟まれるようにして固定されている。
また、主体金具13とガス検出素子3との間には、先端側より、滑石から形成されたセラミック粉末47と、アルミナからなるセラミックスリーブ49とが配置されている。
更に、主体金具13の筒状部45の後端部51の内側には、例えばSUS430からなる金属リング53を介して、例えばSUS304Lからなる外筒17の先端部55が配置されており、この先端部55が筒状部45の後端部51にて加締められることにより、外筒17が主体金具13に固定されている。
また、外筒17の外周には、例えばPTFEからなる筒状のフィルタ57が嵌められると共に、フィルタ57の外周に例えばSUS304Lからなる保護外筒19が嵌められている。このフィルタ57は、通気は可能であるが水分の侵入は防止できるものである。
そして、保護外筒19の外周側から加締められることにより、外筒15とフィルタ57と保護外筒19とが一体に固定されている。
なお、外筒17及び保護外筒19には、それぞれ通気孔59、61が設けてあるので、各通気孔59、61及びフィルタ57を介して、ガスセンサ1の内部と外部との通気が可能である。
b)次に、第1実施形態のガスセンサ1の要部である通気経路について説明する。
第1実施形態のガスセンサ1においては、ガス検出素子3の内部と外部との酸素濃度の差によって生じる起電力を利用して、ガスセンサ1の先端側の外側空間における排気ガス中の酸素濃度を検出するので、ガスセンサ1の先端側の外側と、ガスセンサ1の内部、詳しくは、ガス検出素子3の内側電極33側の内部空間63とを分離する必要がある。
しかも、ガス検出素子3の内部空間63内を酸素基準源とするために、内部空間63と大気側とを、通気孔59、61や空隙18等を介して連通する必要があり、そのために、第1実施形態では、端子金具9を利用して、下記の通気経路を確保している。以下、詳細に説明する。
図1に示す様に、端子金具9は、ガス検出素子3の内部空間63に嵌め込まれて内側電極33に接触すると共に、内部空間63にて、図3に示す様に、リード線11の先端が接続されて固定されている。なお、リード線11は芯線65とその芯線65の外周を覆う被覆部67とから構成されている。
詳しくは、図4に示す様に、端子金具9は、1枚の金属板が加工されたものであり、内側電極33に密着する(軸線方向の垂直の断面が)略C字状の電極接触部69と、電極接触部69の先端側に設けられて前記リード線11の被覆部67を外側から把持して固定する第1固定部71と、第1固定部71の先端側に設けられて芯線65を把持して固定する複数の第2固定部(即ちリード線接続部)73とを備えている。
特に、この端子金具9には、電極接触部69の後端側から径方向(軸線方向と垂直の方向)に沿って、等間隔に花弁状に伸びる3枚の板状のフランジ片75が形成されている。つまり、各フランジ片75は、その周方向において等間隔となるように所定中心角毎に分離して配置されているので、隣接するフランジ片75の間には間隙74があいており、この間隙74によって(矢印で示す)通気経路79が形成されている。
なお、全てのフランジ片75をフランジ部77と総称し、また、図5に要部を拡大して示す様に、端子金具9のうち、ガス検出素子3の後端面81より後端側(同図上方)に突出する部分を露出部78と称する。従って、本実施形態では、フランジ部77(従ってフランジ片75)が露出部78に該当する。
詳しくは、図5に示す様に、各フランジ片75は、ガス検出素子3の後端面81とセパレータ5の先端面83とによって挟持されているので、両端面81、83の間にはフランジ片75の厚み分の空間76があり、しかも、各フランジ片75は、周方向において花弁状に分離して形成されているので、その分離により形成された間隙74が、ガス検出素子3の内部空間63と外部とを連通する通気経路79の一部を構成している。なお、電極接触部69の上端とセパレータ5の先端面83との間の空間も通気経路79の一部を構成している。
しかも、図1に示す様に、この通気経路79は、空隙18と外筒17の通気孔59と保護外筒19の通気孔61とに連通しているので、ガス検出素子3の内部空間63とガスセンサ1の外部(大気側)は連通していることになる。
なお、閉塞部材7によって、ガスセンサ1の後端側は気密されており、また、セラミックスリーブ49やセラミック粉末47などによって、外筒75の内側の空間85とガス検出素子3の先端側の外側の空間とは気密されているので、ガス検出素子3の内部空間63は、前記通気経路79及び通気孔59、61によってのみ大気側と連通している。
c)次に、第1実施形態のガスセンサ1の製造手順について簡単に説明する。
図1に示す様に、同図の上方から、主体金具13の貫通孔87内に、プロテクタ15を押し入れる。
次に、主体金具13の貫通孔87内に、ガス検出素子3を挿入する。
次に、主体金具13とガス検出素子3との間の空間に、セラミック粉末47とセラミックスリーブ49とを配置する。
次に、その上に、先端側が径方向に広がった外筒17の先端部55を配置し、外筒17の先端部55の上に金属リング53を嵌める。
この状態で、主体金具13の後端部51を加締めて、金属リング53を介して外筒17を固定する。その後、外筒17の外周にフィルタ57を嵌める。
これとは別に、図3に示す様に、セパレータ5の貫通孔35と閉塞部材7の貫通孔37と保護外筒19の貫通孔89にリード線11を通し、そのリード線11の先端に端子金具9を固定して、複合部材91を作成する。
そして、図1に示す様に、この複合部材91の端子金具9の先端を、ガス検出素子3の内部空間63に挿入し、端子金具9と内側電極33とを接触させる。
このとき、端子金具9の各フランジ片75は、ガス検出素子3の後端面81に当接することにより、端子金具9の位置決めがなされる。
同時に、セパレータ5及び閉塞部材7及び保護外筒19を先端側に押圧し、セパレータ5及び閉塞部材7の一部を外筒17内に配置すると共に、保護外筒19をフィルタ57の外周側に嵌め込む。
その後、保護外筒19の外周側より加締めることにより、保護外筒19と外筒17とを一体に固定し、ガスセンサ1を完成する。
d)この様に、第1実施形態では、ガス検出素子3の内部空間63に嵌め込んだ端子金具9は、内側電極33と接触すると共に、(フランジ片75より先端側の)前記内部空間63にてリード線11と接続されている。また、ガス検出素子3の後端面81とセパレータ5の先端面83とで、端子金具9のフランジ片75を挟み、これにより、端子金具9の位置決めを行っている。従って、従来に比べて、ガスセンサ1の軸線方向の長さを短くすることができ、ガスセンサ1をコンパクトにすることができる。
特に、第1実施形態では、端子金具9の後端部に花弁状に径方向に張り出す複数のフランジ片75を設け、その各フランジ片75を挟むようにガス検出素子3とセパレータ5を配置している。これによって、ガス検出素子3とセパレータ5との間に所定厚みの空間76を設けると共に、隣接するフランジ片75の間に(前記空間76による)間隙74を設けて、通気経路79を形成している。
これにより、ガスセンサ1をコンパクトにすると共に、フランジ片75の間に通気経路79を設けることにより、大気側とガス検出素子3の内部空間63とを連通している。
よって、ガス検出素子3の内部空間63に酸素基準源として、大気を確実に導入できると共に、内部空間63に発生したガスを換気することができる。これにより、常に高い精度にて酸素濃度の測定ができるという顕著な効果を奏する。
さらに、第1実施形態では、セパレータ5の後端面97と閉塞部材7との先端面95とが密着している。よって、ガスセンサ1をさらに小型化することができる。
その上、セパレータ5の後端面97と閉塞部材7との先端面95とを密着させると、セパレータ5の後端面97と閉塞部材7の先端面95との隙間を介して(更には、セパレータ5内の貫通孔35を介して)ガス検出素子3の内部空間63と外部との間に、ガスの流通が可能な通気経路が確保されないが、本第1実施形態では、各フランジ片75間に、ガス検出素子3の内部空間63と外部(空隙18)とを連通する間隙74によって通気経路79が確保されているので、この通気経路79によって、ガスセンサ1の内部と外部との間でガスの流通が可能である。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態のガスセンサについて説明するが、第1実施形態と同様な内容については、同符号を用いて説明するか、もしくは説明を省略する。
第2実施形態は、第1実施形態とは、端子金具の形状が異なるのみであるので、異なる点を説明する。
図6に示す様に、第2実施形態で使用される端子金具101は、第1実施形態の端子金具と同様に、電極接触部103と第1固定部105と第2固定部107とを備えると共に、電極接触部103の後端側に、径方向に花弁状に伸びる3枚のフランジ片109を備えている。
この隣接するフランジ片109の間には間隙110があるので、第1実施形態と同様に、この間隙110が通気経路111となっている。
さらに、第2本実施形態では、各フランジ片109には、板厚方向に凸部113が形成されている。つまり、図6(b)、(c)に示す様に、径方向の先端側にゆくほど厚み方向の突出量が大きくなるような凸部113が形成されている。なお、この凸部113は、フランジ片109の周方向全体に形成されておらず、その一部のみに形成されている。
従って、本実施形態では、図6(c)に示す様に、各フランジ片109をガス検出素子3とセパレータ5で挟んだ場合には、第1実施形態と比べて、(凸部113の突出量だけ)大きな空間114が形成されている。よって、各フランジ片109の間隙110(従って通気経路111)の厚みを大きく確保できる。その上、凸部113がフランジ片109の全体に形成されていないので、凸部113により通気が妨げられず、フランジ片109の凸部113が設けられていない空隙119も通気経路111の一部として利用することができる。
よって、第2実施形態では、第1実施形態と同様な効果を奏すると共に、通気経路111が大きいので、酸素基準源の確保及びガスの排出が一層容易であるという顕著な効果を奏する。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態のガスセンサについて説明するが、第1実施形態と同様な内容については、同符号を用いて説明するか、もしくは説明を省略する。
第3実施形態は、第1実施形態とは、端子金具の形状が異なるのみであるので、異なる点を説明する。
図7に示す様に、第3実施形態で使用される端子金具121は、第1実施形態の端子金具9と同様に、電極接触部123と第1固定部125と第2固定部127とを備えている。
特に、本第3実施形態では、端子金具121の後端側(図7(a)、(c)上方)に設けられた露出部129の形状が、第1実施形態と異なっている。
具体的には、電極接触部123の後端側に、第1実施形態のフランジ片と同じ位置に、等間隔で第1突出部131、フランジ片133、第2突出部135が設けられている。
このうち、フランジ片133は、第1実施形態と同様であり、第1、第2突出部131、135は、電極接触部123の後端より後端方向に向けて、フランジ片133の幅で且つフランジ片133の厚み分だけ突出したものである。
本第3実施形態においても、第1突出部131、フランジ片133、第2突出部135からなる露出部129によって、ガス検出素子3とセパレータ5との間に、通気経路137となる間隙139を設けることができるので、第1実施形態と同様な効果を奏する。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態のガスセンサについて説明するが、第2実施形態と同様な内容については、同符号を用いて説明するか、もしくは説明を省略する。
前記第2実施形態では、径方向の先端側にゆくほど厚み方向の突出量が大きくなるような凸部113をフランジ片109に設けたが、これに限られることなく、以下のような形状の凸部をフランジ片に設けても良い。
具体的には、図8(a)に示す様に、本第4実施形態の端子金具141においては、第2実施形態と同様な3枚のフランジ片143が形成されていると共に、各フランジ片143には、そのほぼ中央に、フランジ片143の厚み方向に円形に突出する凸部(スポット)145が形成されている。
従って、図8(b)に示す様に、端子金具141のフランジ片143をガス検出素子3とセパレータ5とで挟んだ場合には、第1実施形態より大きな通気経路149を確保することができる。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態のガスセンサについて説明するが、第4実施形態と同様な内容については、同符号を用いて説明するか、もしくは説明を省略する。
第5実施形態は、第4実施形態とは、端子金具の形状が異なるのみであるので、異なる点を説明する。
図9に示す様に、第5実施形態で使用される端子金具151は、端子金具151の後端側(図9(a)の手前側)に設けられた露出部153の形状が、第4実施形態と異なっている。
具体的には、電極接触部155の後端側に、第4実施形態のフランジ片と同じ位置に、等間隔で第1突出部157、フランジ片159、第2突出部161が設けられている。
このうち、フランジ片159は、第4実施形態と同様であり、第1、第2突出部157、161は、図9(b)に示す様に、第4実施形態と同様に、電極接触部155の後端より後端方向に向けて、フランジ片159の幅で且つフランジ片159の厚み分だけ突出して、セパレータ5の先端面83に当接するものである。
また、本第5実施形態では、露出部153のうち、第1、第2突出部157、161とフランジ片159とが形成されている以外の露出部分163は、図9(c)に示す様に、ガス検出素子3の後端面81とセパレータ5の先端面83との間に位置するように突出している。即ち、露出部分163の先端とセパレータ5の先端面83との間に隙間165が設けられている。
本第5実施形態においても、前記第4実施形態と同様な効果を奏する。
[第6実施形態]
次に、第6実施形態のガスセンサについて説明するが、第4実施形態と同様な内容については、同符号を用いて説明するか、もしくは説明を省略する。
本第6実施形態は、第4実施形態とは、端子金具の露出部の形状が異なるのみであるので、異なる点を説明する。
また、図10(a)に示す様に、本第6実施形態の端子金具171においては、端子金具171の露出部173に、第2実施形態と同様なフランジ片175が形成されていると共に、各フランジ片175には、その径方向の先端側に、フランジ片175の厚み方向に折れ曲がった凸部177が形成されている。
従って、図10(b)に示す様に、端子金具171のフランジ片175をガス検出素子3とセパレータ5とで挟んだ場合には、第1実施形態より大きな通気経路179を確保することができる。
本第6実施形態においても、前記第4実施形態と同様な効果を奏する。
また、本第6実施形態の変形例として、図11(a)に示す端子金具181を採用できる。
この端子金具181には、第2実施形態と同様なフランジ片183が形成されていると共に、各フランジ片183には、各フランジ片183を周方向に横断するように、フランジ片183の厚み方向の先端側に突出する線状の凸部185が形成されている。
従って、図示しないが、この端子金具181のフランジ片183をガス検出素子3とセパレータ5とで挟んだ場合には、第1実施形態より大きな通気経路を確保することができる。
更に、本第6実施形態の他の変形例として、図11(b)に示す端子金具191を採用できる。
この端子金具191には、第2実施形態と同様なフランジ片193が形成されていると共に、各フランジ片193には、各フランジ片193の径方向に伸びるように、フランジ片193の厚み方向の先端側に突出する線状の凸部195が形成されている。
従って、図示しないが、この端子金具191のフランジ片193をガス検出素子3とセパレータ5とで挟んだ場合には、第1実施形態より大きな通気経路を確保することができる。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
(1)例えば、第2実施形態では、フランジ片109に凸部113を1つずつ設けていたが、これに限られることなく、1つのフランジ片に複数の凸部を設けてもよい。また、第2実施形態では、フランジ片109毎に凸部113を設けていたが、これに限られることなく、凸部が設けられたフランジ片と、凸部が設けられていないフランジ片を備えるフランジ部であっても良い。
(2)また、第2実施形態では、フランジ片109の先端側に向かって凸部113を設けたが、これに限られることなく、フランジ片に凸部を設ける場合には、厚み方向の後端側に突出するように設けても良いし、さらには、先端側及び後端側の両方に突出するように、凸部を設けても良い。
(3)更に、図12に、第3実施形態の変形例を示すが、この変形例における端子金具201は、前記第3実施形態とは露出部203の形状が異なる。
具体的には、第1突出部205とフランジ片207と第2突出部209の形状は、第3実施形態と同様であるが、周方向における第1突出部205とフランジ片207と第2突出部209の間においては、電極接触部211の後端部213が、ガス検出素子3の後端面81と同一平面に(つらいち)設けられている。
なお、第1突出部205と第3突出部209の後端に、ガスの通過が可能なスリット状の切り欠き215を設けてもよい(他の実施形態の突出部にも同様な切り欠きを設けてもよい)。
(4)また、前記第2、第4〜第6実施形態のフランジ片の湾曲部分に、即ち、図13に示す様に、フランジ片221が電極接触部223の後端より後端方向に伸びると共に、径方向外側に向かって曲がる部分227に、スリット状の切り欠き229を設けてよい。これにより、フランジ部231においても(即ちフランジ部231の形成箇所以外でなくても)、ガスの通過が可能になる。
1…ガスセンサ
3…ガス検出素子
5…セパレータ
7…閉塞部材
9、101、121、131、141、151、171、181、191、201、225…端子金具
11…リード線
13…主体金具
15…プロテクタ
17…外筒
18…空隙
19…保護外筒
27…外側電極
33…内側電極
59、61…通気孔
63…内部空間
69…電極接触部
73…リード線接続部(第2固定部)
74、110、139、165…間隙
75、109、123、133、143、159、175、183、193、207、221…フランジ片
76、114…空間
77、231…フランジ部
78、129、153、173、203…露出部
79、111、129、179…通気経路
113、125、135、145、155…凸部

Claims (5)

  1. 軸線方向に伸び先端側が閉塞された筒状の固体電解質からなる素子本体と、該素子本体の内側及び外側に設けられた内側電極及び外側電極と、を備えたガス検出素子と、
    前記ガス検出素子を、前記軸線方向に貫通する貫通孔内に保持する筒状のケーシングと、
    前記ガス検出素子の後端側の前記ケーシングの内部に、前記ケーシングと空隙を介して配置されて、少なくともリード線が貫挿される電気絶縁性の筒状のセパレータと、
    前記セパレータの後端側に配置されて、前記リード線が貫挿されると共に、前記ケーシングの後端側を閉塞する閉塞部材と、
    前記ガス検出素子に内嵌して前記内側電極に接触する電極接触部を有すると共に、前記リード線に接続される端子金具と、
    を備えたガスセンサにおいて、
    前記ケーシングには、前記閉塞部材よりも先端側に、外部からの基準ガスを導入するための通気孔を有し、
    前記端子金具は、前記ガス検出素子に内嵌され、前記リード線が接続されるリード線接続部と、前記ガス検出素子よりも後端側に設けられ、少なくとも一部が前記セパレータに接する露出部と、を備え、
    該露出部は、前記ガス検出素子の後端面と前記セパレータの先端面とに挟持されると共に、前記電極接触部よりも径方向外側に突出するフランジ部を備え、
    且つ、周方向における所定箇所には、前記ガス検出素子の後端面と前記セパレータの先端面の形成面との間に、前記空隙と前記ガス検出素子の内部とを連通する間隙が設けられており、
    前記通気孔を通過した前記基準ガスは、前記空隙及び前記間隙を通って前記ガス検出素子の内部に導入されることを特徴とするガスセンサ。
  2. 前記フランジ部は、複数のフランジ片からなると共に、
    該各フランジ片は、前記周方向において、前記間隙を介して配置されていることを特徴とする請求項1に記載のガスセンサ。
  3. 前記フランジ片には、前記軸線方向に突出して、前記ガス検出素子の後端部と前記セパレータの先端部との間の空間を保つ凸部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のガスセンサ。
  4. 前記凸部は、前記フランジ片の周方向において、その一部のみに形成されていることを特徴とする請求項3に記載のガスセンサ。
  5. 前記セパレータの後端面と前記閉塞部材の先端面とが密着していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のガスセンサ。
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