JP4644051B2 - センサ - Google Patents
センサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4644051B2 JP4644051B2 JP2005180549A JP2005180549A JP4644051B2 JP 4644051 B2 JP4644051 B2 JP 4644051B2 JP 2005180549 A JP2005180549 A JP 2005180549A JP 2005180549 A JP2005180549 A JP 2005180549A JP 4644051 B2 JP4644051 B2 JP 4644051B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- detection element
- axial direction
- end side
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
Description
また、金属端子部材は、弾性接触部が検出素子の電極端子部に押圧された状態で、検出素子と絶縁コンタクト部材との間で挟持されている。このため、金属端子部材と検出素子の電極端子部との接続状態は、接続不良を起こすことなく良好に保たれる(例えば、特許文献1、および特許文献2参照)。
また、特許文献2に記載のセンサにおいては、金属端子部材の弾性接触部は、フレーム本体部の先端側および後端側にて2点支持されている。
そこで、このような問題点を鑑み、センサにおいて、金属端子部材を小型化できるようにしつつ、金属端子部材が隔壁部に乗り上げてしまうことによる不具合を防止できるようにすることを本発明の目的とする。
なお、以下に示す各実施形態では、ガスセンサの一種であって、自動車や各種内燃機関における空燃比フィードバック制御に使用するために、測定対象となる排ガス中の特定ガスを検出する検出素子(ガスセンサ素子)が組み付けられるとともに、内燃機関の排気管に装着される全領域空燃比センサ2(以下、空燃比センサ2ともいう)について説明する。
図1は、本発明を適用した実施形態の空燃比センサ2の全体構成を示す断面図である。
空燃比センサ2は、排気管に固定するためのネジ部39が外表面に形成された筒状の主体金具38と、軸線方向(空燃比センサ2の長手方向:図中上下方向)に延びる板状形状をなす検出素子4と、検出素子4の径方向周囲を取り囲むように配置される筒状のセラミックスリーブ6と、軸線方向に貫通するコンタクト挿通孔68の内壁面が検出素子4の後端部の周囲を取り囲む状態で配置される絶縁コンタクト部材66と、検出素子4と絶縁コンタクト部材66との間に配置される5個の接続端子10(本発明の金属端子部材に相当)と、を備えている。
検出素子4は、軸線方向(図2における左右方向)に延びる板状形状に形成された素子部20と、同じく軸線方向に延びる板状形状に形成されたヒータ22とが積層されて、長方形状の軸断面を有する板状形状に形成されている。なお、空燃比センサ2として用いられる検出素子4は従来公知のものであるため、その内部構造等の詳細な説明は省略するが、その概略構成は以下のようである。
そして、素子部20とヒータ22とは、セラミック層(例えば、ジルコニア系セラミックやアルミナ系セラミック)を介して互いに接合される。また、検出素子4のうち検出部8が形成される先端側の表面には、被毒防止用の保護層(図示省略)が形成される。
次に、絶縁コンタクト部材66について、図1、図3、図4および図7に基づいて説明する。図3は、先端側から見たときの絶縁コンタクト部材66の外観を表す斜視図であり、図4は、後端側から見たときの絶縁コンタクト部材66の外観を表す底面図であり、図7は、接続端子10が配置された状態の絶縁コンタクト部材66を後端側から見たときの外観を表す斜視図である。図4において破線で示している検出素子4は、5つの接続端子10が所定の位置にそれぞれ配置された絶縁コンタクト部材66に対して検出素子4を挿通し組み付けたときの、検出素子の配置状態を仮想的に示したものである。
次に、接続端子10について説明する。本実施形態の空燃比センサ2が備える5つの接続端子10は、端子係止部の形状および後述する固定ガイド部の形状・有無の違いで大きく分類することができる。即ち、端子係止部を有するものの固定ガイド部を有しない接続端子(第5接続端子211;図6参照)と、軸線方向後端側から先端側に向かって検出素子4を見たときに端子係止部および固定ガイド部がいずれも左側に延設されている接続端子10(第1接続端子11(図5参照)および第3接続端子251(詳細は図示略。図8参照。))と、軸線方向後端側から先端側に向かって検出素子4を見たときに端子係止部および固定ガイド部がいずれも右側に延設されている接続端子10(第2接続端子111(詳細は図示略。図8参照。)および第4接続端子271(詳細は図示略。図8参照。))との3種類に分類される。
この第1端子係止部18は、絶縁コンタクト部材66の第1係止用溝部86(図4参照)に配置される。そして、第1端子係止部18は、第1端子本体部12の先端側面から板面に対する垂直方向に向けて延設されると共に、一定長延設された所で、第1端子本体部12から離れる方向へ直角に屈曲されることにより、当該第1端子本体部12の板面に平行となる部分を有するよう構成されている。
第1張り出し部26は、第1端子本体部12から一定長延設されたところで、第1端子本体部12の板面に対して垂直方向であって検出素子4に近づく方向(即ち、第1素子当接部15側)へ屈曲されて形成されている。
つまり、第1接続端子11は、背面側(第1端子本体部12と直交する方向であって、第1素子当接部15とは反対側)から見たとき、第1端子固定ガイド部17および第1端子係止部18がいずれも、第1端子本体部12の左側面側から延設されている。これに対して第2接続端子111は、図示は省略するが、背面側から見たとき、第2端子固定ガイド部117および第2端子係止部118がいずれも、第2端子本体部の右側面側から延設されている。このように、端子固定ガイド部および端子係止部の延設位置が異なることを除けば、第2接続端子111は第1接続端子11と形状・寸法ともに同じである。
第5素子当接部216は、軸線方向に平行かつ板面に垂直な平面における断面形状は、第1素子当接部15(図5参照)と略同様の円弧状形状に形成されており、第1連結側端部13に対応する第5連結側端部213と、第1開放側端部14に対応する第5開放側端部214とを備えている。
次に、コンタクト挿通孔68に5つの接続端子10が配置された状態の絶縁コンタクト部材66について、図7および図8に基づいて説明する。図7は、接続端子10が配置された状態の絶縁コンタクト部材66を後端側から見たときの外観を表す斜視図であり、図8は、図7と同じ状態における絶縁コンタクト部材66の底面図である。
次に、検出素子4を、5つの接続端子10が配置された状態のコンタクト挿通孔68に挿通して、検出素子4、各接続端子10および絶縁コンタクト部材66を一体に組み付ける組み付け作業について説明する。
以上説明したように、本実施形態の空燃比センサ2は、5つの接続端子10(第1接続端子11、第2接続端子111、第3接続端子251、第4接続端子271および第5接続端子211を備えている。そして、各接続端子はいずれも、端子本体部、素子当接部、および連結側端部を有している。第1接続端子11の場合(以後、第1接続端子11を例に挙げて説明する。)、第1端子本体部12、第1素子当接部15および第1連結側端部13を有し、第1連結側端部13の弾性変形による復元力により第1素子当接部15が検出素子4の電極端子部34に当接することで、電流経路の一部を形成するよう構成されている。
なお、本発明の実施の形態は、上記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
Claims (3)
- 軸線方向に延びる板状形状をなし、軸線方向先端側が測定対象物に向けられ、軸線方向後端側に電極端子部が形成される検出素子と、
絶縁材料からなり、前記検出素子の後端側を挿通するための挿通部、および該挿通部の内壁面に形成された軸線方向後端側に延びる複数の溝部を有する絶縁コンタクト部材と、
前記複数の溝部のうちの少なくとも1つに挿通された状態で、前記検出素子と前記絶縁コンタクト部材との間に挟持されると共に、前記電極端子部に電気的に接続されて電流経路を形成する金属端子部材と、
を備えるセンサであって、
前記金属端子部材は、
軸線方向に延びる長尺形状のフレーム本体部と、
該フレーム本体部の先端側に延設され、自身の少なくとも一部が前記フレーム本体部と前記検出素子との間に配置され、前記検出素子の電極端子部に当接する素子当接部と、
該素子当接部から軸線方向後端側に延び、前記フレーム本体部の検出素子側の面と当接する本体当接部と、
前記本体当接部から軸線方向後端側に延び、当該金属端子部材を前記検出素子側から見たときに前記本体当接部より後端側が先細り形状とされた先細り部と、
を有することを特徴とするセンサ。 - 前記先細り部は、当該金属端子部材を前記検出素子側から見たときに、軸線方向に沿って延びる端辺のうち、少なくとも一方の端辺が軸線方向後端側に向かうにつれて、当該金属端子部材の中心線に近づくことを特徴とする請求項1に記載のセンサ。
- 前記先細り部は、当該金属端子部材を前記検出素子側から見たときに、軸線方向に沿って延びる両方の端辺が、軸線方向後端側に向かうにつれて当該金属端子部材の中心線に近づくこと
を特徴とする請求項1または請求項2に記載のセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005180549A JP4644051B2 (ja) | 2005-06-21 | 2005-06-21 | センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005180549A JP4644051B2 (ja) | 2005-06-21 | 2005-06-21 | センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007003216A JP2007003216A (ja) | 2007-01-11 |
JP4644051B2 true JP4644051B2 (ja) | 2011-03-02 |
Family
ID=37689009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005180549A Expired - Fee Related JP4644051B2 (ja) | 2005-06-21 | 2005-06-21 | センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4644051B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4961416B2 (ja) * | 2008-12-10 | 2012-06-27 | 日本特殊陶業株式会社 | センサ |
CN102095767B (zh) * | 2009-12-15 | 2014-05-28 | 上海航天汽车机电股份有限公司 | 一种氧传感器电极连接装置 |
US9541533B2 (en) | 2013-02-08 | 2017-01-10 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Gas sensor |
JP6369496B2 (ja) | 2015-09-17 | 2018-08-08 | 株式会社デンソー | ガスセンサ |
JP7241228B2 (ja) * | 2020-02-12 | 2023-03-16 | 日本碍子株式会社 | ガスセンサ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001141689A (ja) * | 1999-08-30 | 2001-05-25 | Denso Corp | ガスセンサ |
WO2005029057A1 (ja) * | 2003-09-17 | 2005-03-31 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | センサおよびセンサの製造方法 |
JP2005091289A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Ngk Spark Plug Co Ltd | センサ |
-
2005
- 2005-06-21 JP JP2005180549A patent/JP4644051B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001141689A (ja) * | 1999-08-30 | 2001-05-25 | Denso Corp | ガスセンサ |
WO2005029057A1 (ja) * | 2003-09-17 | 2005-03-31 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | センサおよびセンサの製造方法 |
JP2005091289A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Ngk Spark Plug Co Ltd | センサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007003216A (ja) | 2007-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4740385B2 (ja) | センサおよびセンサの製造方法 | |
JP4545044B2 (ja) | センサ | |
USRE49874E1 (en) | Gas sensor and method for manufacturing the same | |
JP5475715B2 (ja) | センサ | |
JP4644051B2 (ja) | センサ | |
US7674143B2 (en) | Sensor and method of producing sensor | |
JP4648781B2 (ja) | センサの製造方法 | |
JP4723309B2 (ja) | センサ | |
JP4693108B2 (ja) | センサ | |
JP4773161B2 (ja) | センサ | |
JP5524898B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP2008170398A (ja) | センサ | |
US20160209351A1 (en) | Sensor | |
JP2005091289A (ja) | センサ | |
JP2005091223A (ja) | センサの製造方法 | |
CN109211998B (zh) | 气体传感器以及气体传感器的制造方法 | |
JP3822219B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP5925089B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP2014219355A (ja) | センサ | |
JP4648539B2 (ja) | センサの端子接続構造 | |
JP2008197085A (ja) | センサ | |
JP2006153702A (ja) | ガスセンサ | |
JP5047386B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP5275624B2 (ja) | センサの製造方法 | |
JP2016099268A (ja) | ガスセンサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080508 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100701 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100713 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100901 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101109 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101203 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4644051 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |