JP4492113B2 - 樹脂組成物および光導波路 - Google Patents

樹脂組成物および光導波路 Download PDF

Info

Publication number
JP4492113B2
JP4492113B2 JP2003405158A JP2003405158A JP4492113B2 JP 4492113 B2 JP4492113 B2 JP 4492113B2 JP 2003405158 A JP2003405158 A JP 2003405158A JP 2003405158 A JP2003405158 A JP 2003405158A JP 4492113 B2 JP4492113 B2 JP 4492113B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
bis
optical waveguide
resin composition
amino
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003405158A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005165063A (ja
Inventor
啓造 高浜
憲治 宮尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP2003405158A priority Critical patent/JP4492113B2/ja
Publication of JP2005165063A publication Critical patent/JP2005165063A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4492113B2 publication Critical patent/JP4492113B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Integrated Circuits (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

本発明は、樹脂組成物および光導波路に関するものである。
従来、光導波路材料としては、ガラス(石英)やプラスチックなどの材料があり、これらの内、石英で構成した光導波路は、低損失および高耐熱性などの利点を有するため、光ファイバーや光インターコネクション・光通信デバイスなどの分野において用いられている。しかし、従来の石英光導波路では、製造工程が長いため、製造コストが大きい上に1000℃前後の高熱処理を要するため、電気回路基板上に直接作製することは電気回路の耐熱性の点で問題があり、更には導波路の大面積化に問題があった。
一方、プラスチックで構成された光導波路は、石英光導波路よりも作製および大面積化が容易であり、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネートおよび紫外線硬化型樹脂などのポリマーを用いたプラスチック光導波路が知られている。これらプラスチック光導波路では、その構成材料の耐熱性は、一般的に100℃前後であるため使用環境が制限されると共に、電気回路基板に実装する場合、数百℃のハンダ工程を通過することから、光導波路用材料の耐熱性に問題があった。
そこで、プラスチック材料でありながら300℃以上の耐熱性を有するポリイミド樹脂をプラスチック光導波路に用いようとする試みもなされているが現状のポリイミドでは、その特異な分子構造のため、構造に起因する吸収による光損失が甚だ大きかった。また、ポリイミド樹脂において、その構造から結晶性の高い樹脂があり、樹脂膜の厚みが薄い場合は影響が少ないが、光導波路に使用する厚み膜厚になると、その結晶性の高さから膜が脆くなる場合や、屈折率が変化することがあった。
一方、ポリベンゾオキサゾール樹脂は、ポリイミド樹脂をしのぐ耐熱性、低吸湿性を有することから、耐熱用途、電子用途に適用されているが、近年、これを光導波路材料として適用する試みがなされている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、その性能は強靭性や耐溶剤性の面で十分ではなく、光導波路の製造において、多層積層時やドライエッチング時にクラックが発生する問題があった。
特開平2002−173532号公報(第1−3頁)
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、鋭意検討の結果なされたもので、耐熱性、加工性に優れ、光導波路とした場合、光損失の少ない樹脂組成物およびこれを用いた光導波路を提供することを目的とする。
即ち、本発明は、
1. コア層および/またはクラッド層を有する光導波路を形成するための樹脂組成物であって、
ポリベンゾオキサゾール前駆体と、
ビスアミノフェノール化合物もしくはジアミノヒドロキシ化合物またはそれらの誘導体と、反応性の炭素不飽和結合を有するモノカルボン酸とを合成してなるビスベンゾオキサゾール前駆体と、を必須成分とする樹脂組成物であって、前記ビスベンゾオキサゾール前駆体の配合割合は、ポリベンゾオキサゾール前駆体100重量部に対し、5〜100重量部であることを特徴とする樹脂組成物。
本発明によれば、耐熱性、加工性に優れる樹脂組成物を提供することができ、これより得られるフィルムは無色透明性、強靭性および耐溶剤性を有し、また、光損失の少ない光導波路を提供できる。
本発明は、ポリベンゾオキサゾール前駆体と、一般式(1)で表されるビスベンゾオキサゾール前駆体とを必須成分とする樹脂組成物であり、ポリベンゾオキサゾール樹脂の特徴である耐熱性、電気特性などの特性を維持しながら、ビスベンゾオキサゾールの脂肪族不飽和結合により架橋して強度を付与するものである。
本発明に用いるポリベンゾオキサゾール前駆体は、ビスアミノフェノール化合物もしくはジアミノジヒドロキシ化合物、またはそれらのエステル化物やエーテル化物などの誘導体と、ジカルボン酸とから、酸クロリド法、活性化エステル法またはポリリン酸もしくはジシクロヘキシルカルボジイミド等の脱水縮合剤の存在下での縮合反応等の方法により、反応させ合成して得ることができる。
本発明に用いるポリベンゾキサゾール前駆体の合成に用いるビスアミノフェノール化合物およびジアミノヒドロキシ化合物としては、例えば、4,4’-ジアミノ-3,3’-ジヒドロキシビフェニル、3,3’-ジアミノ-4,4’-ジヒドロキシビフェニル、3,4’-ジアミノ-4,3’-ジヒドロキシビフェニル、ビス(4-アミノ-3-ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス(3-アミノ-4-ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス(3-アミノ-4-ヒドロキシフェニル)スルフィド、ビス(4-アミノ-3-ヒドロキシフェニル)スルフィド、ビス(3-アミノ-4-ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(4-アミノ-3-ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(3-アミノ-4-ヒドロキシフェニル)ケトン、ビス(4-アミノ-3-ヒドロキシフェニル)ケトン、ビス(3-アミノ-4-ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(4-アミノ-3-ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(3-アミノ-4-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)メタン、2,2-ビス(3-アミノ-4-ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2-ビス(4-アミノ-3-ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2-ビス(3-アミノ-4-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)プロパン、2,2-ビス(4-アミノ-3-ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン、2,2-ビス(3-アミノ-4-ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン、2,2-ビス(2-アミノ-3-ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン、2,2-ビス(3-アミノ-2-ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン、4,4’-ビス(4-アミノ-3-ヒドロキシフェノキシ)ビフェニル、4,4’-ビス(3-アミノ-4-ヒドロキシフェノキシ)ビフェニル、3,4’-ビス(4-アミノ-3-ヒドロキシフェノキシ)ビフェニル、3,4’-ビス(3-アミノ-4-ヒドロキシフェノキシ)ビフェニル、3,3’-ビス(4-アミノ-3-ヒドロキシフェノキシ)ビフェニル、3,3’-ビス(3-アミノ-4-ヒドロキシフェノキシ)ビフェニル、1,3-ジアミノ-4,6-ジヒドロキシベンゼン、1,4-ジアミノ-3,6-ジヒドロキシベンゼン、2,7-ジアミノ-3,6-ジヒドロキシナフタレン、2,6-ジアミノ-3,7-ジヒドロキシナフタレン、1,6-ジアミノ-2,5-ジヒドロキシナフタレン、3,6-ジアミノ-2,5-ジヒドロキシナフタレン、2,7-ジアミノ-1,8-ジヒドロキシナフタレン、1,2-ビス(4-アミノ-3-ヒドロキシフェノキシ)ベンゼン、1,2-ビス(3-アミノ-4-ヒドロキシフェノキシ)ベンゼン、1,3-ビス(4-アミノ-3-ヒドロキシフェノキシ)ベンゼン、1,3-ビス(3-アミノ-4-ヒドロキシフェノキシ)ベンゼン、1,4-ビス(4-アミノ-3-ヒドロキシフェノキシ)ベンゼン、1,4-ビス(3-アミノ-4-ヒドロキシフェノキシ)ベンゼン、9,9-ビス-((4-アミノ-3-ヒドロキシ)フェニル)フルオレン、9,9-ビス-((3-アミノ-4-ヒドロキシ)フェニル)フルオレン等や、これらの化合物のベンゼン環上の任意の水素原子をフッ素原子、塩素原子、炭素数10以下のアルキル基、炭素数10以下のアルコキシ基、ビニル基、アリル基、エチニル基、フェニルエチニル基、炭素数10以下のパーフルオロアルキル基のいずれかに置換したものを挙げることができるが、これらに限定されるものではない。これらのジアミノジヒドロキシ化合物およびビスアミノフェノール化合物は、単独、または複数を組み合わせて使用することができる。
また、本発明に用いるポリベンゾオキサゾール前駆体の合成に用いるジカルボン酸としては、例えば、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、1,9−ノナンジカルボン酸、ドデカン二酸、トリデカン二酸、1,12−ドデカンジカルボン酸、テトラフルオロコハク酸、ヘキサフルオログルタル酸、オクタフルオロアジピン酸、パーフルオロピメリン酸、パーフルオロスベリン酸、パーフルオロアゼライン酸、パーフルオロセバシン酸、1,9−パーフルオロノナンジカルボン酸、パーフルオロドデカン二酸、パーフルオロトリデカン二酸、1,12−パーフルオロドデカンジカルボン酸、テトラクロロコハク酸、ヘキサクロログルタル酸、オクタクロロアジピン酸、パークロロピメリン酸、パークロロスベリン酸、パークロロアゼライン酸、パークロロセバシン酸、1,9−パークロロノナンジカルボン酸、パークロロドデカン二酸、パークロロトリデカン二酸、1,12−パークロロドデカンジカルボン酸、1,4−パーフルオロシクロヘキサンジカルボン酸、1,3−パーフルオロシクロヘキサンジカルボン酸、1,2−パーフルオロシクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、1,2−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−パークロロシクロヘキサンジカルボン酸、1,3−パークロロシクロヘキサンジカルボン酸、1,2−パークロロヘキサンジカルボン酸、4,4’−ジカルボキシビフェニル、3,3’−ジカルボキシビフェニル、3,4’−ジカルボキシビフェニル、4,4’−オキシビス安息香酸、3,3’−オキシビス安息香酸、3,4’−オキシビス安息香酸、2,4’−オキシビス安息香酸、3,4’−オキシビス安息香酸、2,3’−オキシビス安息香酸、ビス(4−カルボキシフェニル)−スルフィド、ビス(3−カルボキシフェニル)−スルフィド、ビス(4−カルボキシフェニル)−スルホン、ビス(3−カルボキシフェニル)−スルホン、ビス(4−カルボキシフェニル)−ケトン、ビス(3−カルボキシフェニル)−ケトン、ビス(4−カルボキシフェニル)−メタン、ビス(3−カルボキシフェニル)−メタン、2,2−ビス(4−カルボキシフェニル)−プロパン、2,2−ビス(3−カルボキシフェニル)−プロパン、2,2−ビス(4−カルボキシフェニル)−ヘキサフルオロプロパン、2,2−ビス(3−カルボキシフェニル)−ヘキサフルオロプロパン、4,4’−ビス(4−カルボキシフェノキシ)ビフェニル、4,4’−ビス(3−カルボキシフェノキシ)ビフェニル、3,4’−ビス(4−カルボキシフェノキシ)ビフェニル、3,4’−ビス(3−カルボキシフェノキシ)ビフェニル、3,3’−ビス(4−カルボキシフェノキシ)ビフェニル、3,3’−ビス(3−カルボキシフェノキシ)ビフェニル、1,4−ジカルボキシナフタレン、1,5−ジカルボキシナフタレン、1,6−ジカルボキシナフタレン、1,7−ジカルボキシナフタレン、1,8−ジカルボキシナフタレン、2,5−ジカルボキシナフタレン、2,6−ジカルボキシナフタレン、2,7−ジカルボキシナフタレン、1,2−ビス(4−カルボキシフェノキシ)ベンゼン、1,2−ビス(3−カルボキシフェノキシ)ベンゼン、1,3−ビス(4−カルボキシフェノキシ)ベンゼン、1,3−ビス(3−カルボキシフェノキシ)ベンゼン、1,4−ビス(4−カルボキシフェノキシ)ベンゼン、1,4−ビス(3−カルボキシフェノキシ)ベンゼン、1,3−ビス(3−カルボキシプロピル)テトラメチルジシロキサン、1,3−ビス(3−カルボキシプロピル)テトラフェニルジシロキサン、α,ω−ビス(3−カルボキシプロピル)ポリジメチルシロキサン、α,ω−ビス(3−カルボキシプロピル)ポリジフェニルシロキサン等や、これらの化合物のベンゼン環上の任意の水素原子をフッ素原子、塩素原子、炭素数10以下のアルキル基、炭素数10以下のアルコキシ基、ビニル基、アリル基、エチニル基、フェニルエチニル基、炭素数10以下のパーフルオロアルキル基のいずれかに置換したものを挙げることができるが、これらに限定されるものではない。これらのジカルボン酸は、単独、または複数を組み合わせて使用することができる。
本発明に用いるポリベンゾオキサゾール前駆体の製造方法としては、一例として、酸クロリド法による合成の例を挙げると、まず、前記ジカルボン酸を、N,N−ジメチルホルムアミド等の触媒存在下、過剰量の塩化チオニルと、室温から75℃で反応させ、過剰の塩化チオニルを加熱及び減圧により、留去する。その後、残査をヘキサン等の溶媒で再結晶することにより、酸クロリドであるジカルボン酸クロリドを得ることができる。次いで、前記ビスアミノフェノール化合物もしくはジアミノジヒドロキシ化合物を、N−メチル−2−ピロリドン等の極性溶媒に溶解し、ピリジン等の酸受容剤存在下で、上記で得たジカルボン酸クロリドと、−30℃から室温で反応することにより、ポリベンゾオキサゾール前駆体を得ることができる。この樹脂は、加熱などにより閉環し、ポリベンゾオキサゾール樹脂となる。
本発明に用いる一般式(1)で表されるビスベンゾオキサゾール前駆体は、前記のビスアミノフェノール化合物もしくはジアミノジヒドロキシ化合物、またはそれらのエステル化物やエーテル化物などの誘導体と、反応性の炭素炭素不飽和結合を有するモノカルボン酸とから、前記のポリベンゾオキサゾール前駆体と同様の方法によって得ることができる。この化合物は閉環するとビスベンゾオキサゾール樹脂になるが、特に熱閉環をした場合には、その温度条件により、樹脂構造の末端に有する反応性の不飽和結合が反応し、ポリマーネットワーク構造を形成する。このネットワーク構造が強靭性および耐溶剤性に寄与すると考えられる。
また、本発明に用いる一般式(1)で表されるビスベンゾオキサゾール前駆体の合成に用いる反応性の炭素炭素不飽和結合を有するモノカルボン酸としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、2−メチル−アクリル酸、けい皮酸、フェニルプロピオリックアシッド、2−ビニル安息香酸、3−ビニル安息香酸、4−ビニル安息香酸、2−エチニル安息香酸、3−エチニル安息香酸、4−エチニル安息香酸、2−フェニルエチニル安息香酸、3−フェニルエチニル安息香酸、4−フェニルエチニル安息香酸、2−ペンテノイックアシッド、4−ペンテノイックアシッド、2−ヘキセノイックアシッド、3−ヘキセノイックアシッド、5−ヘキセノイックアシッド、1,2,3,6−テトラヒドロ安息香酸、5−ノルボルネン−2−カルボン酸、5−ノルボルネン−5−ビニル−2−カルボン酸、5−ノルボルネン−6−ビニル−2−カルボン酸、5−ノルボルネン−7−ビニル−2−カルボン酸等や、これらの化合物のカルボン酸が有する水素原子以外の任意の水素原子をフッ素原子、塩素原子、メチル基、トリフルオロメチル基のいずれかに置換したものを挙げることができるが、これらに限定されるものではない。これらのモノカルボン酸は、単独、または複数を組み合わせて使用することができる。
本発明の樹脂組成物において、一般式(1)で表されるビスベンゾオキサゾール前駆体の添加量は、ポリベンゾオキサゾール前駆体100重量部に対し5〜100重量部の範囲である。前記ビスベンゾオキサゾール前駆体の添加量は、この範囲より少ないと、樹脂組成物から得られる製品の強靭性、耐溶剤性が不十分になり、多いと光導波路における光損失に悪影響を及ぼすばかりか、膜が硬くなりすぎて逆効果になってしまうため好ましくない。光損失および強靭性のバランスから10〜50重量部がより好ましい。
本発明の樹脂組成物には、上記必須成分の他に、必要に応じて、密着助剤、酸化防止剤、消泡剤、レベリング剤などを添加することもできる。
本発明の樹脂組成物は、各成分を混合、溶解することにより製造することができるが、前記混合方法としては、通常の攪拌器による方法の外に、ミキサーやミルなどを用いる方法を挙げることができる。
また、本発明に用いる樹脂組成物には、感光剤のナフトキノンジアジド化合物と一緒に用いることでポジ型の感光性樹脂組成物として用いることが可能である。また側鎖にメタクリロイル基のような光架橋性基を有する基があるモノマーを用いた場合は、光開始剤を用いることでネガ型感光性樹脂組成物として用いることが可能である。
本発明の樹脂組成物は、通常、上記各成分を有機溶媒に溶解し、溶液としたものを、基材上に流延、乾燥することにより、フィルム状にして使用することができる。前記有機溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、アセトン、メチルエチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、2−メトキシエタノール、2−ブトキシエタノール、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、酢酸エチル、γ−ブチロラクトン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、N−シクロヘキシル−2−ピロリドン、ジクロロメタン、クロロホルム等が挙げられる。これらの有機溶媒は、単独で用いてもよいし、複数を混合して用いても良い。これらの有機溶媒の中でも、ポリベンゾオキサゾール前駆体の溶解性に優れたテトラヒドロフラン、γ−ブチロラクトン、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドンが好ましい。
前記樹脂組成物の溶液を基材上に流延する方法としては、例えば、ドクターブレードなどを用いたバーコーティング法、スピンコーティング法、スクリーンやステンシルを用いた印刷法などが挙げられる。また、前記基材としてはシリコンウエハ、ガラス板、セラミック板、光学結晶板、銅張り積層板、フレキシブル回路板、銅箔、ポリイミド樹脂フィルム、ポリベンゾオキサゾール樹脂フィルム、などが挙げられる。
基材上に溶液を流延したものは、最高温度280〜400℃の範囲で硬化することにより、ポリベンゾオキサゾール樹脂を主成分とするフィルムとなる。硬化温度が低すぎると前駆体の閉環が不十分になるし、高すぎると光導波路に用いる場合、光損失値が大きくなり好ましくない。
本発明の樹脂組成物は、一般に製造されている基板上のシングルモード光導波路、またはマルチモード光導波路と同様の構造の光導波路に、光導波路用材料として適用できる。前記光導波路の構造には、スラブ型、リッジ型、埋め込み型等がある。また、フレキシブルなフィルム状光導波路等としても適用できる。
本発明の光導波路は、光屈折率の異なる光導波路用材料を、コア層およびクラッド層として用いることにより得られる。この時、光導波路の種類により、コア層とクラッド層に用いる光導波路用材料は、その屈折率差を設定して、それぞれ選ばれる。例えば、シングルモード光導波路を作製する場合は、屈折率差を0.3〜1.5%、マルチモード光導波路を作製する場合は、屈折率差を1.0%以上にすることが、光損失を少なくすることができるので好ましい。
一例として、埋め込み型シングルモード光導波路の製造方法について、図1を参照しつつ説明する。まず、シリコンウエハ等の基板1の上に、下部クラッド用として、本発明の樹脂組成物の溶液をスピンコート等の方法により塗布し樹脂層を形成し、加熱硬化して、下部クラッド層2とする。次に、下部クラッド層2の上に、下部クラッド層の材料よりも屈折率が高い本発明の樹脂組成物の溶液を用い、下部クラッド層2を形成したときと同様の方法で、コア層3を形成する。次に、コア層3の上に、コアパターンを形成するためのマスク層4を形成する(図1(a))。マスク層用材料としては、Al、Ti等の金属、SiO2、スピオングラス(SOG)、Si含有レジスト、感光性ポリベンゾオキサゾール等を用いることができる。次いで、マスク層4の上に、レジストを塗布して、プリベーク、露光、現像、アフターベークを行い、パターニングされたレジスト層5を得る(図1(b))。次に、レジスト層5で保護されていないマスク層4をエッチングで除去(図1(c))した後、レジスト層5をエッチング液で除去し、マスク層4で保護されていない部分のコア層3をドライエッチングにより除去する(図1(d))。マスク層4にSi含有レジストや感光性ポリベンゾオキサゾールを用いた場合には、フォトレジストを使用する必要はない。次に、残ったマスク層4を、ドライエッチングやはく離液を用いることにより除去する(図1(e))。更に、この上に、前記下部クラッド層と同じ樹脂組成物の溶液を用い、下部クラッド層2を形成したときと同様の方法で、上部クラッド層6を形成する(図1(f))。以上のようにして特性の良好な光導波路を作製できる。
以下、実施例により本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらによりなんら限定されるものではない。
尚、実施例および比較例で使用する原料は、下記の略号で示した。
B−AP :1,3−ジアミノ−4,6−ジヒドロキシベンゼン
6F−AP:2,2−ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン
8F−AP:4,4’−ビス(4−アミノ−3−ヒドロキシフェノキシ)オクタフルオロビフェニル
BF−AP:3,3’−ジアミノ−4,4’−ジヒドロキシビフェニル
I−CC :イソフタル酸ジクロリド
S−CC :スベリン酸ジクロリド
O−CC :4,4’−オキシビス安息香酸ジクロリド
6F−CC:2,2’−ビス(4−カルボキシフェニル)−ヘキサフルオロプロパンのジカルボン酸クロリド
A−C :塩化アクリロイル
B−C :塩化ベンゾイル
N−C :5−ノルボルネン−2−カルボン酸クロライド
4E−C :4−エチニル安息香酸クロライド
NMP :N−メチル−2−ピロリドン
(ポリベンゾオキサゾール前駆体PBO−1の合成)
8F−AP 544.4重量部(1.0mol)を、乾燥したNMP 2178重量部に溶解し、ピリジン 193.8部(2.45mol)を添加後、乾燥窒素下、−15℃で、NMP 796重量部にI−CC 198.9重量部(0.98mol)を溶解したものを、30分間かけて滴下した。滴下終了後、室温まで戻し、室温で5時間かく拌した。その後、反応溶液を大量のイオン交換水に滴下し再沈殿し、沈殿物を集め、乾燥することにより、ポリベンゾオキサゾール前駆体PBO−1 660重量部を得た。ゲル・パーミエイション・クロマトグラフィ(以下GPCと略記)を用いて、得られた前駆体の分子量を測定したところ、ポリスチレン換算の重量平均分子量は39000であった。
(ポリベンゾオキサゾール前駆体 PBO−2〜8の合成)
前記ポリベンゾオキサゾール前駆体PBO−1の合成と同様の方法で、表1に示す配合にて、ポリベンゾオキサゾール前駆体PBO−2〜8の合成を行った。なお、溶媒は、全てNMPを使用し、PBO−1の場合と同様に、モノマーの濃度が20%になるような量比で溶解して合成を行った。また、ピリジンの添加量はジカルボン酸クロリドモノマーの2.5倍モルの量比となるように添加した。得られた前駆体のGPCで測定した重量平均分子量も表1に合わせて示した。
Figure 0004492113
(ビスベンゾオキサゾール前駆体 BBO−1〜5の合成)
ジカルボン酸クロリドモノマーの代わりに表2に示したモノカルボン酸クロリドを用い、ピリジンの添加量がモノカルボン酸クロリドの1.25倍モルにしたこと以外は、PBO−1の場合と同様の方法により表2に示した配合でビスベンゾオキサゾール前駆体BBO−1〜5の合成を行った。どの配合においても白色固体の生成物が得られた。
Figure 0004492113
(樹脂組成物 R−1の調整)
前記ポリベンゾオキサゾール前駆体PBO−1 100重量部およびBBO−1 5重量部を245重量部のNMPに投入し、マグネティックスターラーを用い約5時間攪拌して淡黄色透明の樹脂組成物R−1の溶液335重量部を得た。
(樹脂組成物 R−2〜14の調整)
前記樹脂組成物R−1の調整と同様の方法で、表3および表4に示す配合にて、樹脂組成物R−2〜14の調整を行った。なお、溶媒は全てNMPを使用しR−1の場合と同様に組成物の濃度が30%となるように配合した。全ての配合で均一な溶液を得た。
Figure 0004492113
Figure 0004492113
(ポリベンゾオキサゾール前駆体 PBO−1の硬化物の特性評価)
ポリベンゾオキサゾール前駆体PBO−1 30重量部を70重量部のNMPに溶解した。得られた溶液を、シリコン基板上に、スピンコート法で塗布し、350℃で1時間加熱し、厚さ約3μmのフィルムを得た。このフィルムの1300nmの光における屈折率を、メトリコン社製プリズムカプラにて測定したところ、屈折率は1.605であった。次に、このサンプルを2%のフッ化水素酸水溶液に浸漬し、シリコン基板から剥離、水洗、乾燥することで、単体のフィルムを得た。得られたフィルムは、無色透明の均一なフィルムであった。この単体のフィルムについて、TG/DTA測定機を用い、昇温速度10℃/分で、窒素中の5%減量温度を測定したところ、521℃であった。
(ポリベンゾオキサゾール前駆体 PBO−2〜8の硬化物の特性評価)
前記PBO−1の場合と同様の方法で、表5に示したポリベンゾオキサゾール前駆体を使用してフィルムを作製し同様の評価を行った結果を、表5に合わせて示した。
Figure 0004492113
(樹脂組成物R−1〜14の硬化物の特性評価)
前記PBO−1の場合と同様の方法で、表6および表7に示した前記の樹脂組成物溶液を使用してフィルムを作製し同様の評価を行った結果を、表6および表7に合わせて示した。この中でR−13およびR−14を用いた場合においては自立性のフィルムを得ることが出来ず評価に進めなかった。ビスベンゾオキサゾール前駆体の添加量が多すぎたためと考えられる。それ以外はどの配合も屈折率、無色透明性、耐熱性においてポリベンゾオキサゾール前駆体のみの場合と遜色ない結果であった。
Figure 0004492113
Figure 0004492113
(実施例1)
前記の樹脂組成物R−2の溶液をスピンコート法により、シリコン基板上に塗布し、320℃で1時間加熱してフィルム化し下部クラッド層とした。その上に前記の樹脂組成物R−1の溶液を、下部クラッド層と同様の方法でフィルム化しコア層とした。この際、下部クラッド膜とコア膜の間で、インターミキシングはまったく認められなかった。次に、前記コア層上に膜厚0.3μmのアルミニウム層を蒸着し、マスク層を形成した。さらに、前記アルミニウム層上に、ポジ型フォトレジスト(ジアゾナフトキノン−ノボラック樹脂系、東京応化製、商品名OFPR−800)を、スピンコート法により塗布した後、約95℃でプリベークを行った。次に、パターン形成用のフォトマスク(Ti)を配置し、超高圧水銀ランプを用いて紫外線を照射した後、ポジ型レジスト用現像液(TMAH:テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液、東京応化製、商品名NMD−3)を用いて現像した。その後、135℃でポストベークを行った。これにより、線幅8μmを有する直線状のレジストパターンが得られた。次に、アルミニウム層のウエットエッチングを行い、レジストパターンをアルミニウム層に転写した。更に、パターニングされたアルミニウム層をマスクとして、コア層をドライエッチングにより加工した。次に、アルミニウム層をエッチング液で除去した。更に、コア層が露出した面上に、樹脂組成物R−2の溶液を、下部クラッド層と同様の方法でフィルム化し、上部クラッド層とした。最後に、光導波路の両端を、ダイシングソーで切り落として、光の入出射端面を形成した。このようにして、シリコン基板上に埋め込み型シングルモード光導波路が得られた。
上記で得られた埋め込み型シングルモード光導波路の外観を500倍の顕微鏡で観察したがクラックは見られなかった。この光導波路の光伝搬損失を、カットバック法で測定したところ、波長1.3μmで0.2dB/cm、1.55μmで0.3dB/cmであった。また、光伝搬損失の偏波依存性は波長1.3μmでも波長1.55μmでも0.5dB/cm以下であった。さらに、この光導波路の光伝搬損失は、75℃/相対湿度90%の条件以下においても1ヶ月以上変動しなかった。
(実施例2〜4)
実施例1と同様の方法で、表8に示した各原料を、コア層およびクラッド層に用いて、光導波路を作成し、実施例1と同様の評価を行った結果を表8に合わせて示した。全ての系で、クラックのない、光伝搬損失の小さな優れた性能の光導波路が得られていることがわかる。
Figure 0004492113
(比較例1〜3)
実施例1と同様の方法で、表9に示した各原料を、コア層およびクラッド層に用いて、光導波路を作成し、実施例1と同様の評価を行った結果を表9に合わせて示した。これらの系では顕微鏡観察によりクラックが観察され、光損失測定で光損失値が高いことが分った。クラック部分で光が散乱され光損失値が悪くなったものと考えられる。クラック発生の理由としては、比較例1および2においては本発明の必須成分である一般式(1)で表されるビスベンゾオキサゾール前駆体が添加されていないあるいは添加量が少ないためであり、比較例3においては添加したビスベンゾオキサゾール前駆体が芳香環の不飽和結合しか有さないものであったためと考えられる。
Figure 0004492113
本発明の樹脂組成物を用いることで、耐熱性、電気特性、機械特性、耐薬品性に優れた高性能のプラスチック光導波路を低コストで容易に製造することが可能になるため、インターコネクションや光デバイスの分野で広範に利用できると考えられる。
本発明による埋め込み型光導波路の作成方法の一例を示す工程図である。
符号の説明
1 基板
2 下部クラッド層
3 コア層
4 コアパターンを形成するためのマスク層
5 レジスト層
6 上部クラッド層

Claims (1)

  1. コア層および/またはクラッド層を有する光導波路を形成するための樹脂組成物であって、
    ポリベンゾオキサゾール前駆体と、
    ビスアミノフェノール化合物もしくはジアミノヒドロキシ化合物またはそれらの誘導体と、反応性の炭素不飽和結合を有するモノカルボン酸とを合成してなるビスベンゾオキサゾール前駆体と、を必須成分とする樹脂組成物であって、前記ビスベンゾオキサゾール前駆体の配合割合は、ポリベンゾオキサゾール前駆体100重量部に対し、5〜100重量部であることを特徴とする樹脂組成物。
JP2003405158A 2003-12-03 2003-12-03 樹脂組成物および光導波路 Expired - Fee Related JP4492113B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003405158A JP4492113B2 (ja) 2003-12-03 2003-12-03 樹脂組成物および光導波路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003405158A JP4492113B2 (ja) 2003-12-03 2003-12-03 樹脂組成物および光導波路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005165063A JP2005165063A (ja) 2005-06-23
JP4492113B2 true JP4492113B2 (ja) 2010-06-30

Family

ID=34727941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003405158A Expired - Fee Related JP4492113B2 (ja) 2003-12-03 2003-12-03 樹脂組成物および光導波路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4492113B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009128445A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Central Glass Co Ltd 含フッ素樹脂を用いた光導波路用材料および光導波路
JP2011079889A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Sumitomo Bakelite Co Ltd 樹脂組成物、光学部品および光学デバイス

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04202257A (ja) * 1990-11-29 1992-07-23 Mitsui Petrochem Ind Ltd 全芳香族ヘテロ環状高分子組成物、その繊維、フィルムおよび製造方法
JP2001106784A (ja) * 1999-10-08 2001-04-17 Sumitomo Bakelite Co Ltd 耐熱性樹脂組成物
JP2002173532A (ja) * 2000-09-29 2002-06-21 Sumitomo Bakelite Co Ltd プラスチック光導波路用材料
JP2002277663A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Sumitomo Bakelite Co Ltd 光導波路製造方法
JP2003287634A (ja) * 2002-01-22 2003-10-10 Sumitomo Bakelite Co Ltd プラスチック光導波路用材料及び光導波路
JP2003286346A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Sumitomo Bakelite Co Ltd プラスチック光導波路用材料及び光導波路
JP2004149676A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Sumitomo Bakelite Co Ltd ポリベンゾオキサゾール樹脂、その前駆体およびこれらを用いた光導波路用材料ならびに光導波路

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04202257A (ja) * 1990-11-29 1992-07-23 Mitsui Petrochem Ind Ltd 全芳香族ヘテロ環状高分子組成物、その繊維、フィルムおよび製造方法
JP2001106784A (ja) * 1999-10-08 2001-04-17 Sumitomo Bakelite Co Ltd 耐熱性樹脂組成物
JP2002173532A (ja) * 2000-09-29 2002-06-21 Sumitomo Bakelite Co Ltd プラスチック光導波路用材料
JP2002277663A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Sumitomo Bakelite Co Ltd 光導波路製造方法
JP2003287634A (ja) * 2002-01-22 2003-10-10 Sumitomo Bakelite Co Ltd プラスチック光導波路用材料及び光導波路
JP2003286346A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Sumitomo Bakelite Co Ltd プラスチック光導波路用材料及び光導波路
JP2004149676A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Sumitomo Bakelite Co Ltd ポリベンゾオキサゾール樹脂、その前駆体およびこれらを用いた光導波路用材料ならびに光導波路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005165063A (ja) 2005-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4024579B2 (ja) プラスチック光導波路用材料及び光導波路
JP2004059761A (ja) ポリベンゾオキサゾール樹脂、その前駆体及びこれらを用いた光導波路材料並びに光導波路
JP4595288B2 (ja) ポリベンゾオキサゾール樹脂、その前駆体及びこれらを用いた光導波路材料並びに光導波路
JP7059927B2 (ja) 樹脂組成物、樹脂シート、硬化パターンおよび半導体電子部品または半導体装置
JP2005250160A (ja) ポジ型感光性樹脂組成物及びその硬化物
KR20010053617A (ko) 포지티브형 감광성 폴리이미드 전구체 조성물
JP4492113B2 (ja) 樹脂組成物および光導波路
JP4556339B2 (ja) プラスチック光導波路用材料
JP4137595B2 (ja) 光導波路用材料ならびに光導波路
JP2007121873A (ja) 感光性樹脂組成物及びそれを用いた半導体装置の製造方法
JP2981024B2 (ja) ポジ型感光性樹脂組成物
JP2003076007A (ja) ポジ型感光性樹脂前駆体組成物
JP2002341169A (ja) プラスチック光導波路の製造方法
JP2002212192A (ja) アルコキシシラン化合物及びその組成物
JP2004099806A (ja) 樹脂組成物、光導波路用材料および光導波路
JP2011133615A (ja) ポジ型感光性樹脂組成物
JP4137653B2 (ja) 光導波路用材料及び光導波路
JP2004118123A (ja) ポジ型感光性プラスチック光導波路用材料及び光導波路
JP2003286346A (ja) プラスチック光導波路用材料及び光導波路
JP2020160338A (ja) 感光性樹脂組成物、ドライフィルム、硬化物、及び、電子部品
JP2003294967A (ja) プラスチック光導波路の製造方法
JP2005164651A (ja) 光導波路およびその製造方法
JP2004300255A (ja) 光導波路用材料並びに光導波路
JP2003185857A (ja) プラスチック光導波路用材料及び光導波路
JP4946757B2 (ja) ポジ型感光性樹脂組成物の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060410

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100316

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees