JPH04202257A - 全芳香族ヘテロ環状高分子組成物、その繊維、フィルムおよび製造方法 - Google Patents

全芳香族ヘテロ環状高分子組成物、その繊維、フィルムおよび製造方法

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JPH04202257A
JPH04202257A JP33187590A JP33187590A JPH04202257A JP H04202257 A JPH04202257 A JP H04202257A JP 33187590 A JP33187590 A JP 33187590A JP 33187590 A JP33187590 A JP 33187590A JP H04202257 A JPH04202257 A JP H04202257A
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JP
Japan
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aromatic heterocyclic
wholly aromatic
polymer
heterocyclic polymer
solution
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Application number
JP33187590A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takeda
弘 竹田
Chisato Kajiyama
千里 梶山
Masanori Motooka
本岡 正則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、均一で、かつ安定であり、しかも相分離しな
い全芳香族ヘテロ環状高分子組成物に関し、さらにこの
全芳香族ヘテロ環状高分子組成物から得られる繊維、フ
ィルムおよびこのような繊維、フィルムの製造方法に関
する。
発明の技術的背景 近年耐熱性樹脂として、ポリイミド樹脂に代わってポリ
ベンゾチアゾール類、ポリベンゾオキサゾール類または
ポリベンゾイミダゾール類なとの全芳香族ヘテロ環状高
分子化合物が注目されている。全芳香族ヘテロ環状高分
子化合物は、耐熱性に優れていると共に、すでに知られ
ているようにポリイミド樹脂とは異なり、耐加水分解性
にもきわめて優れている。
このような全芳香族ヘテロ環状高分子化合物は、剛直な
骨格構造を有しており、適当な溶媒を用いることにより
、その溶液は液晶性を示すようになる。このような液晶
溶液を紡糸、または成形することにより、全芳香族ヘテ
ロ環状高分子化合物からなる液晶性繊維またはフィルム
が得られ、この繊維、フィルムは液晶性を有している。
たとえば、特公昭60−500538号公報などには、
2.5−ジアミノ−1,4−ベンゼンジチオール・ジハ
イドロクロライド、4.6−ジアミツー1,3−ベンゼ
ンジオール・ジハイドロクロライドあるいは1.2.4
.5−テトラアミノベンゼン・テトラハイドロクロライ
ド等とテレフタル酸とをポリリン酸などの反応溶媒を用
いて重合させることにより、ポリベンゾチアゾール類、
ポリベンゾオキサゾール類、ポリベンゾイミダゾール類
などの全芳香族ヘテロ環状高分子化合物を製造すること
かできることが記載されている。
このような全芳香族ヘテロ環状高分子化合物からたとえ
ば繊維を製造するに際しては、反応溶媒から生成した全
芳香族ヘテロ環状高分子を析出させて分離すると、再び
有機溶媒に溶解させることが困難であるため、上記のよ
うにして反応を行って得られた反応液をそのままあるい
は希釈して紡糸原液として使用し、ウェット・スピニン
グ法(湿式紡糸法)あるいはドライ・ジェット/ウェッ
ト・スピニング法(乾湿式紡糸法)と呼ばれる紡糸法を
採用して紡糸されているのか一般的である。
ところで、このような反応液中には、全芳香族ヘテロ環
状高分子化合物か、通常は5〜20重量%の高濃度で含
有されており、このような高濃度液中では全芳香族ヘテ
ロ環状高分子化合物は、反応液中ですでに液晶相を形成
していることかある。
また、液晶相を形成していない場合であっても、この高
分子化合物は相互に高い凝集状態(たとえば配向状態)
にあり、ある種のドメイン構造を形成している。そして
このような反応液を紡糸すると、高分子化合物が凝集あ
るいは配向した状態またはそれに近い構造をほとんどそ
のまま有するような繊維が得られる。
このためこのようにして得られた繊維、フィルムは、耐
熱性の点では、ポリイミド樹脂から得られるそれらと同
等もしくはそれ以上の耐熱性を示すにもかかわらず、非
常に脆く、加工性が著しく低いと言う問題点を有してい
る。また、このように、上記のような相分離をおこして
いる反応液をそのまま紡糸して得られる繊維、フィルム
は、均一性が低くなり、また結晶性も低い。
このように上記のような全芳香族ヘテロ環状高分子化合
物の繊維に関する従来技術においては、全芳香族ヘテロ
環状高分子化合物の有している耐熱性および耐加水分解
性などの優れた特性を有効に利用できなかった。
発明の目的 本発明は、上記のような従来技術における問題点を解決
しようとするものであって、均一で、安定性が高く、か
つ相分離しない全芳香族ヘテロ環状高分子組成物、およ
びこれから得られる繊維、フィルムを提供するとともに
、このような繊維、フィルムを製造する方法を提供する
ことを目的としている。
発明の概要 本発明に係る全芳香族ヘテロ環状高分子組成物は、 [A]ポリベンゾチアゾール、ポリベンゾオキサゾール
およびポリベンゾイミダゾールよりなる群から選ばれる
第1のポリマーと、 [B]ポリp−フェニレンベンゾビスベンゾチアゾール
、ポリp−フェニレンベンゾビスベンゾオキサゾールお
よびポリp−フェニレンベンゾビスベンゾイミダゾール
よりなる群から選ばれる第2のポリマーとかポリリン酸
、メタンスルホン酸、硫酸またはこれらの混合物に、液
晶相が観察されない状態で溶解されていることを特徴と
している。
本発明に係る繊維は、上記のような全芳香族ヘテロ環状
高分子組成物からなることを特徴としている。
この全芳香族ヘテロ環状高分子繊維の製造方法は、全芳
香族ヘテロ環状高分子組成物を紡糸した後、熱処理する
ことにより製造することかできる。
本発明に係るフィルムは、上記のような全芳香族ヘテロ
環状高分子組成物からなることを特徴としている。
さらに、この全芳香族ヘテロ環状高分子組成物フィルム
は、全芳香族ヘテロ環状高分子組成物をフィルム状に成
形した後、熱処理することにより製造することができる
本発明に係る全芳香族ヘテロ環状高分子組成物は、均一
性に優れ、安定で、相分離しない。
また本発明に係る繊維またはフィルムは、上記のように
相間剥離をおこすことかなく安定で、均一な組成物を用
いて調製されているため、均一性に優れており、結晶性
が高い。
さらに本発明の繊維またはフィルムの製造方法によれば
、内部組織か緻密化され、かつ均質化された繊維または
フィルムか得られるとともに、こうして製造されたフィ
ルムおよび繊維は、機械的強度、ヤング率が高く、伸度
が低いという特性を有するようになる。
発明の詳細な説明 以下本発明の全芳香族ヘテロ環状高分子組成物、これか
ら得られる繊維、フィルムおよび製造方法について具体
的に説明する。
まず本発明に係る全芳香族ヘテロ環状高分子組成物につ
いて説明する。このような全芳香族ヘテロ環状高分子組
成物は、 [A]ポリベンゾチアゾール、ポリベンゾオキサゾール
およびポリベンゾイミダゾールよりなる群から選ばれる
第1のポリマーと、 [B]ポリp−フェニレンベンゾビスベンゾチアゾール
、ポリp−フェニレンベンゾビスベンゾオキサゾールお
よびポリp−フェニレンベンゾビスベンゾイミダゾール
よりなる群から選ばれる第2のポリマーとを含有してい
る。
このような第1のポリマーとしては、具体的には下記の
ような全芳香族ヘテロ環状高分子組成物を挙げることが
できる。
ポリ(2,6−ベンゾチアゾール) ポリ(2,5−ベンゾオキサゾール) ポリ(2,5(6)−ベンゾイミダゾール)本発明にお
いては、上記のような第1のポリマーのうちから少なく
とも1種類のポリマーを選択して使用する。したかって
第1のポリマーとしては、上記3種類から1種類のポリ
マーを選択して使用することもできるし、2種類以上の
ポリマーを組み合わせて使用することもできる。2種類
以上の第1のポリマーを組み合わせて使用する場合、2
種類以上の第1のポリマーを、たとえば、以下に記載す
る方法等により、それぞれ個別に合成して、得られた反
応液を混合し、この反応液を所定の濃度に希釈yる方法
により2種類以上の第1のポリマーを含有する溶液を得
ることができる。
さらに本発明において、第1のポリマーは、第1のポリ
マーを形成し得る2種類以上のコモノマーおよび/また
はポリマーの共存下に、これらを共重合させることによ
り得られる共重合体であっでもよい。また、第1のポリ
マーは、こうして得られる共重合体にさらに他の第1の
ポリマーを加えた組成物であってもよい。
本発明に係る第2のポリマーとしては、具体的には下記
のような全芳香族ヘテロ環状高分子組成物を挙げること
ができる。
ポリ(p−フェニレンベンゾビスチアゾール)ホIJ(
1)−フェニレンベンゾビスオキサゾール)ポリ(p−
フェニレンベンゾビスイミダゾール)本発明においては
、上記のような第2のポリマーのうちから少なくとも1
種類のポリマーを選択して使用する。したかって第2の
ポリマーとしては、上記3種類から1種類のポリマーを
選択して使用することもできるし、2種類以上のポリマ
ーを組み合わせて使用することもできる。2種類以上の
第2のポリマーを組み合わせて使用する場合、2種類以
上の第2のポリマーを、たとえば、以下に記載する方法
等により、それぞれ個別に合成して、得られた反応液を
混合し、この反応液を所定の濃度にに希釈する方法によ
り2種類以上の第2のポリマーを含有する溶液を得るこ
とかできる。
さらに本発明において、第2のポリマーは、第2のポリ
マーを形成し得る2種類以上のコモノマーおよび/また
はポリマーの共存下に、これらを共重合させることによ
り得られる共重合体であってもよい。また、第2のポリ
マーは、こうして得られる共重合体にさらに他の第1の
ポリマーを加えた組成物であってもよい。
本発明の組成物を構成する上記のような全芳香族ヘテロ
環状高分子化合物を調製する方法については特に制限は
なく、公知の種々の反応を利用することができる。たと
えば、このような全芳香族ヘテロ環状高分子化合物のう
ち、上記ポリ(2,6−ベンゾオキサゾール’)(AB
PBOは)、3−アミノ−4−ヒドロキシベンゾイック
アシッド・ハイドロクロライド(AHAH)を、ポリリ
ン酸の存在下で反応させることにより合成することがで
きる。
ABPBT、ABPB I等も上記の方法に準じて製造
することかできる。
またPBTは、2,5−ジアミノ−1,4−ベンゼンジ
チオール・ジハイドロクロライド(DABDT)とテレ
フタル酸(TA)とを、ポリリン酸の存在下で反応させ
ることにより合成することかできる。
さらにPBOは、4,6−ジアミツー1.3−ベンゼン
ジオール・ジハイドロクロライド(DAR)とテレフタ
ル酸(TA)とを、ポリリン酸の存在下で反応させるこ
とにより合成することかできる。
FBI等も上記の方法に準じて製造することかできる。
上記の反応の際に用いられるポリリン酸は、この反応に
おいて、反応溶媒として作用すると共に、反応触媒とし
ても作用することかある。
ここで、ポリリン酸(PPA)は一般に次式で表わすこ
とかできる。
Hn+2  P n  O3n+1 上記のようなポリリン酸はオルトリン酸(H,PO2)
を加熱して脱水縮合する方法および五酸化リン(P2O
3)に所定量の水を加えた後、加熱する方法等により調
製することができる。
このようなポリリン酸は、ポリメリックなプロトン酸で
あり、かつ酸無水物であって、室温で無色透明で粘稠な
シロップ状態で存在している。
たとえば、全芳香族ヘテロ環状高分子化合物を合成する
際の反応条件等を、ポリリン酸(PPA)に、4.6−
ジアミツー1,3−ベンゼンジオール・ジハイドロクロ
ライド(DAR)とテレフタル酸(TA)とを添加して
合成する場合を例にとって説明する。PPA中にDAR
を添加して減圧下に50〜80°Cに約20時間加熱す
ると、次式に示すようにDARから塩化水素が除去され
ると共に、DARにPPAか付加する。
またポリリン酸(PPA)にテレフタル酸(TA)を添
加すると、次式に示すようにTAとPPAとの付加物が
生成する。
ついて、このような混合液を不活性ガス気流中で攪拌し
なからさらに加熱する。この場合、反応は、80〜10
0の温度°Cで行ない、さらに−旦100〜180°C
の温度で行った後、引続き180〜200°Cの温度で
行なうことか好ましい。
このようにして反応を行うことにより、反応の進行にと
もなって、反応液の粘度か次第に上昇する。す゛なわち
、上記のような条件で反応させることにより、30°C
のメタンスルホン酸中で測定した極限粘度[ηコが、通
常2〜50dl/gの範囲内にある全芳香族ヘテロ環状
高分子化合物を得ることかできる。
そして、上記のようにして反応を行うことにより、反応
液中における全芳香族ヘテロ環状高分子化合物の濃度は
、通常2〜50重量%になる。
上記のような濃度の全芳香族ヘテロ環状高分子化合物の
PPA溶液は、溶液中で全芳香族ヘテロ環状高分子化合
物か液晶相を形成し、直交ニコル下で偏光が観察される
本発明の組成物は、たとえば上記のようにして調製され
た反応液を液晶が観察されない濃度まで希釈することに
より調製することができる。
ここで使用される希釈溶媒は、反応溶媒と同一であって
もよいし、異なっていてもよい。したかって、′本発明
においては上記のようにして得られた反応液を、ポリリ
ン酸、メタンスルホン酸および/または硫酸を用いて希
釈することかできる。
なお上記のポリリン酸、メタンスルホン酸および硫酸以
外にも、紡糸原液の特性を損なわない範囲内で、クロロ
硫酸、トリフルオロ硫酸等の極性溶媒を使用することも
できる。上記のように全芳香族ヘテロ環状高分子が、ポ
リリン酸、メタンスルホン酸、硫酸またはこれらの混合
物に、1〜50重量%、好ましくは2〜20重量%の濃
度となるように希釈される。
このような希釈は、下記のような第1のポリマーと第2
のポリマーとの混合に先だって行なわれてもよいし、混
合の後で行なわれてもよい。
このような本発明に係る全芳香族ヘテロ環状高分子組成
物は、上記のような[A]第1のポリマー反応液または
希釈液と、[B]第2のポリマー反応液または希釈液と
を含有しているか、この組成物では、[B]第2のポリ
マーが、[A]第1のポリマー100重量部に対して、
20〜200重量部、好ましくは30〜150重量部の
量で含有される。
このような全芳香族ヘテロ環状高分子組成物は、均一性
に優れ、安定で、相分離しない。
本発明に係る全芳香族ヘテロ環状高分子繊維の製造方法
は、上記のような組成物を、たとえばウェット・スピニ
ング法、ドライ・ジェット/ウェット・スピニング法を
採用して紡糸する。
紡糸に際しては、本出願人か先に特願平1−23855
9号明細書において開示した方法を用いることかできる
具体的には、たとえば、上記のような組成物の粘度を1
00〜5X10’ポイズとし、この溶液を平均流速5×
102〜5×104CI[l/sec、好ましくは10
3〜2XIO’口/secでノズルを通過させて凝固浴
に吐出して紡糸することによって、耐屈曲疲労性か向上
した全芳香族ヘテロ環状高分子組成物を得ることかでき
る。ここて、紡糸に用いられる溶液粘度は、溶質である
高分子の分子量、溶液濃度、溶液温度、溶媒の種類等を
考慮して、適宜設定することかできる。この溶液粘度は
、紡糸ノズル通過時に剪断力によって破壊あるいは細分
化された溶液中の高分子の規則的な凝集状態かノズル通
過後再形成されるのに要する時間、すなわちその緩和時
間の大きさに関係する。
このような緩和時間を考慮すると、この溶液の粘度を5
×102〜5X106ポイズの範囲内にすることか好ま
しい。上記溶液の粘度を上記範囲内にすることにより、
紡糸時における溶液の流動性か良好であるとともに、耐
屈曲疲労性に優れた繊維か得られる。
また溶液の濃度は、溶液の粘度を決める要因の一つでも
あるが、同時に形成される繊維の緻密さを決定するもっ
とも重要な因子である。このため本発明では、上記溶液
中において、液晶か観察されない濃度に第1のポリマー
および第2のポリマーの濃度を設定する。そして、具体
的には上記溶液を1〜50重量%、好ましくは2〜20
重量%とじている。溶液の濃度か上記のような範囲であ
ると、紡糸時における溶液の流動性が良好になるととも
に、しかも機械的強度に優れた繊維を得ることかできる
さらに本発明では、上記溶液を平均流速を通常は、5 
X 102〜5 X 10 ’on/sec 、好まし
くは103〜2×104cm/SeCの範囲内に設定し
、この流速でノズルを通過させて凝固浴に吐出して紡糸
している。
すなわち、ノズルを通過するときに溶液が受ける剪断力
を上記範囲内にすることにより、靭性、緻密性かつ均質
性に優れた繊維を得ることができる。さらに詳細すれば
、平均流速を上記範囲に保つことによって溶液中に形成
されている高分子化合物の凝集構造を破壊あるいは細分
化し、かつ紡糸原液を安定した状態で吐出させることが
できる。
平均流速が5 X 102cm/sec以上になると、
この凝集構造の充分に破壊されないことかあり、また平
均流速か5 x 10 ’cm/ sec以下になると
溶液の流れが不安定となる。
以上のようにして溶液を平均流速5×102〜5 X 
10 ’am/ secでノズルを通過させて凝固浴に
吐出させることによって、紡糸時に溶液中の凝集構造を
破壊あるいは細分化し、しかもこの凝集構造が再形成さ
れない間に固化することかてき、耐屈曲疲労性に優れた
繊維を得ることができる。
このように紡糸溶液の粘度、濃度、および紡糸時の平均
流速を上記のような範囲に制御することによって耐屈曲
疲労性に優れた全芳香族ヘテロ環状高分子繊維を得るこ
とができる。
本発明では、凝固浴として水浴を用いることか好ましい
。そして凝固洛中に吐出された糸は水中で溶媒を除去す
る。本発明の方法により得られた繊維は、ポリイミド繊
維と同等ともしくはそれ以上の耐熱性を有している。し
かも、本発明の方法により得られた繊維は、ポリイミド
と異なり耐加分解性に優れ、水と接触しても加水分解さ
れることがない。
このようにして得られた繊維(凝固糸)は、水中から引
き上げられた後、乾燥することができる。
このような乾燥は、乾燥温度を通常は20〜100°C
の範囲、乾燥時間を通常は1分間以上に設定して行われ
る。そして好ましくは繊維(乾燥糸)中の水分の含有率
か、通常は0.1重量%以下、好ましくは0.01重量
%以下となるように乾燥させる。
本発明においては、上記のようにして得られた繊維を熱
処理する。
このような熱処理をする際は、450°C〜700°C
の温度で10秒〜3分間行うのが好ましく、さらに45
0〜550°Cの温度てlO秒〜60秒間行うのが好ま
しく。
通常、600°C以上で長時間(たとえば600°Cて
1分以上)加熱すると、上記のような繊維はその一部が
熱分解し始めるが、本発明の熱処理条件においては繊維
の熱分解は起こらず、このような熱処理によって繊維内
に形成されている空隙が減少し、かつ繊維を構成する高
分子化合物の結晶化度が向上する。したがって、このよ
うな熱処理をすることによって、繊維の靭性が向上する
上記のような熱処理は、種々の装置を用いて行うことが
てきる。
このようにして得られた繊維は、そのまま使用すること
もてきるか、さらに必要に応じて延伸することもできる
。またこのような延伸は、上記のような熱処理の前に行
ってもよいし、熱処理の後に行ってもよい。
このような延伸は、延伸倍率を通常は1〜200%の範
囲、延伸温度を通常は20〜500°Cに設定して行わ
れる。なお、延伸を行った後、得られた延伸繊維をさら
に熱処理することもてきる。
このようにして、得られる全芳香族ヘテロ環状高分子繊
維は、均一で、安定であり、かつ相間剥離することがな
い。また、繊維は内部組織が緻密化され、かつ均質化さ
れており、機械的強度か向上し、ヤング率が高く、伸度
が低い。
本発明に係る全芳香族ヘテロ環状高分子フィルムは、上
記のような全芳香族ヘテロ環状高分子組成物をフィルム
状に成形して得られる。
また、本発明に係るフィルムの製造方法においては、上
記のような全芳香族ヘテロ環状高分子組成物をフィルム
状に成形した後、熱処理する。
このようなフィルムの成形方法としては、特に限定はさ
れないか、上記の組成物をキャストする方法か用いられ
る。
このようにキャストしたフィルムを熱処理するか、この
際、上記繊維の製造方法と同様の条件で行なうことかで
きる。さらに、熱処理の前または後または両方に延伸を
行なうこともてきるし、さらに延伸を行った後、得られ
た延伸フィルムをさらに熱処理することもできる。
このようにして得られた全芳香族ヘテロ環状高分子フィ
ルムは、均一で、安定であり、相間剥離することがない
。また、フィルムは内部組織が緻密化され、かつ均質化
されており、機械的強度か向上し、ヤング率が高く、伸
度か低い。
発明の効果 本発明に係る全芳香族ヘテロ環状高分子組成物は、均一
性に優れ、安定て、相分離しない。
また本発明に係る繊維またはフィルムは、相分離しない
組成物を用いているため、均一性に優れており、結晶性
か高い。
さらに本発明の繊維またはフィルムの製造方法によれば
、内部組織か緻密化され、かつ均質化された繊維または
フィルムか得られ、機械的強度か向上し、ヤング率が高
く、伸度か低い繊維またはフィルムを製造することでき
る。
次に本発明を実施例により具体的に説明するか、本発明
はこれら実施例により限定されるものではない。
実施例1 全芳香族ヘテロ環状高分子組成物の調製(A B P 
B Oの調製〕 濃度85%のH,PO2を58.7gと、濃度115%
のポリリン酸(HsPO4ベース)140.0gとの混
合物を、減圧下に100°Cにおいて4時間攪拌して、
ポリリン酸溶液(PPA溶液)を調製した。
上記のPPA溶液198.7gと、161.9gの3−
アミノ−4−ヒドロキシベンゾイックアシッド・ハイド
ロクロライド(AHDH)とを5007nlのレジンケ
トル内に入れ、アルゴン気流下に50°Cにおいて一晩
加熱した。ついて、減圧下に保ち70°Cて23時間加
熱した。
その後、196.8gのP2O5を添加して、この混合
物中のP2O,の含有率を88.6重量%にした。次い
で、減圧下に保ちP2O,の脱ガスを行った。攪拌を3
時間行った後に、100°Cに昇温し、この温度で減圧
下に21時間保った。この混合物は、攪拌時、乳光特性
を呈した。
次いで、この混合物をアルゴン中、115°Cで3時間
加熱し、減圧下130°Cて2時間、170°Cで30
分、190℃で17時間加熱した。
この重合物の極限粘度は、12.0dl/g(メタンス
ルホン酸中、30°C)であった。
最終反応生成物のポリマー濃度は、19.0重量%であ
り、P20B含量は82゜2%であった。
(PBOの調製〕 濃度85%のH2PO4を40重量%と、濃度115%
のポリリン酸(H,PO4ベース)60重量%とを混合
してP’tOsの含有率が74.9%のポリリン酸溶液
(PPA溶液)を調製した。
上記のPPA溶液88.6gと、22.82gの4.6
−ジアミツー1,3−ベンゼンジオール・ジハイドロク
ロライド(DAR)とを200ydのレジンケトル内で
混合した。この混合物を攪拌した後、減圧下に50〜8
0°Cの温度に約20時間加熱することによりDARか
ら塩化水素を除いた。この化合物に17.96gのテレ
フタル酸(TA)を添加し、さらに61.2gのP2O
,を添加して、この混合物中のP2O5の含有率を87
.2重量%にした。
この混合物を、アルゴン気流下に油浴を用いて100°
Cで15時間攪拌した。加熱攪拌することによっては、
混合液のバルク粘度の著しい上昇をみられなかった。
ついでこの混合液を激しく攪拌しながら、油浴の温度を
40分以内に100°Cから178°Cに昇温し、この
温度で25時間維持し、ついで1時間以内に185°C
にまで上昇させ、この温度で25時間反応させた。
上記のようにして、ポリ(p−)ユニレンヘンゾピス才
キサゾール)(PBO)を13.6重量%含有している
反応液を得た。
この反応液の一部を取り出し、反応の際に調製したPP
A溶液を添加して充分に攪拌しPBOa度3.52重量
%の溶液を希釈調製した。このPBOの極限粘度は11
.]dl/g (30°C、メタンスルホン酸)であっ
た。
得られた上記の二種類のポリマー(A B P B○。
PBO)をメタンスルホン酸を溶媒として用い、液晶相
が観察されない状態で混合溶解した。両者の混合比は重
量比で100/43であった。驚くべきことに、この溶
液は非常に安定で1力月以上静置しても相分離すること
なく均一混合状態であった。
全芳香族ヘテロ環状高分子繊維 上記の溶液を以下のように紡糸して繊維を得た。
溶液の粘度(90°C1すり速度15ec−’)は、1
04ボイズであった。この溶液を押出し式紡糸装置を用
いて乾湿式紡糸(エアーギャップ1 、5 cm)で、
大量の水を含む凝固浴へ紡糸し、25°Cで2、   
          ゛ 4時間水洗した。吐出圧力は200Kg/cIllrで
あり、溶液のノズル通過平均流速は3 、5 X 10
3cm/secであった。
水洗後の系中のP2O5濃度は、0.0021重量%に
まて低下した。湿潤状態のまま評価したこの繊維の破断
伸度は120%であった。
この繊維を水中から取り出し、80°Cて12時間乾燥
した。乾燥糸の水分含有率は0.01重量%てあり、直
径は32μmであった。
比較例1.2 単一組成のABPBOおよびPBOのメタンスルホン酸
溶液について実施例1と同様にして紡糸を行ない、比較
実験を行った。水洗後のABPBOおよびPBO糸中系
中2O5濃度は、0.0021重量%、湿潤状態の繊維
の破断伸度はABPBO糸で60.5%、PBO糸て1
00.5%、80°Cて12時間乾燥した糸の水分含有
率は0.01重量%であった。これらの繊維について、
強度、伸度、密度、X線小角散乱能、繊維を180°折
り曲げる操作を繰り返し行ない、切断までに要した折り
曲げ回数等を測定した結果を表1に示す。
密度、X線小角散乱能は緻密性、均質性の尺度として用
い、折り曲げ回数は靭性の尺度として用いた。これらの
結果、実施例1は比較例よりも靭性が優れている傾向に
あることか認められる。これはABPBOおよびPBO
が極めて均一に分散した状態であることを示していると
共に両者の混合によって分子間あるいは相境界間の滑り
か起こり易くなった結果と得られる。
比較例3.4 ノズルを通過する紡糸原液の平均流速を、2×102.
5 x 102am/secとした以外は、実施例1と
同様にして紡糸を行ない繊維を得た。水洗後の系中のP
2O5濃度は、0.0021重量%、湿潤状態の繊維の
破断伸度は60.5%、80°Cで12時間乾燥した糸
の水分含有率は0,01重量%であった。これらの繊維
について、強伸度、密度、X線小角散乱能、繊維を18
0°折り曲げる操作を繰り返し行ない、切断までに要し
た折り曲げ回数等を測定した結果を表2に示す。密度、
X線小角散乱能は緻密性、均質性の尺度であり、折り曲
げ回数は靭性の尺度である。実施例1と比較例3.4と
の間には靭性に明らかな違いか見られる。このことはノ
ズルを通過する紡糸原液の適当な流速によって繊維内の
分子凝集ドメイン構造が破壊され、靭性が向上すること
を示している。
実施例2〜6および比較例5〜6 実施例1において得られた繊維を熱処理し、熱処理の効
果を比較した。結果を表3に示す。熱処理温度か、本発
明における好ましい熱処理温度の下限である400°C
より低い350°Cては熱処理時間を30分以上長くし
ても熱処理効果か小さいことか明らかである。また熱処
理温度か本発明における好ましい熱処理温度の上限であ
る550°Cより高い575°Cては熱処理時間を1,
5分にしても熱分解が起こり繊維の劣化か始まることか
わかる。
実施例7〜9および比較例7〜8 実施例1において得られた繊維を高温短時間熱処理し、
熱処理の効果を比較した。結果を表4に示す。得られた
繊維の特性を実施例2〜6や比較例3〜4について行っ
たと同様の方法で比較した。
これらの結果、本発明の処理高温でも短時間熱処理によ
って熱分解を起こさずに充分な熱処理の効果を上げるこ
とができることか分かる。
実施例10〜15 実施例1と同様の方法で得られたABPBOおよびPB
Oを種々の割合で混合した。この溶液を実施例1に記載
の方法と同様のプロセスで紡糸を行ない繊維を得た。こ
れらの繊維の性質を表5に示す。通常の単純なポリマー
ブレンドとは異なりブレンドによって性質を劣化させる
ことなくPBOの長所を発現させたA B P B O
/P B Oa維か得られることが明らかである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)[A]ポリベンゾチアゾール、ポリベンゾオキサ
    ゾールおよびポリベンゾイミダゾールよりなる群から選
    ばれる第1のポリマーと、 [B]ポリp−フェニレンベンゾビスベンゾチアゾール
    、ポリp−フェニレンベンゾビスベンゾオキサゾールお
    よびポリp−フェニレンベンゾビスベンゾイミダゾール
    よりなる群から選ばれる第2のポリマーとが、ポリリン
    酸、メタンスルホン酸、硫酸またはこれらの混合物に、
    液晶相が観察されない状態で溶解されていることを特徴
    とする全芳香族ヘテロ環状高分子組成物。
  2. (2)前記第2のポリマーが、前記第1のポリマー10
    0重量部に対し、20〜200重量部の量で溶解されて
    いることを特徴とする請求項第1項に記載の全芳香族ヘ
    テロ環状高分子組成物。
  3. (3)組成物中において、第1のポリマーと第2のポリ
    マーとが、合計で1〜50重量%の量で含有されている
    ことを特徴とする請求項第1項または第2項に記載の全
    芳香族ヘテロ環状高分子組成物。
  4. (4)請求項第1項ないし第3項のいずれかに記載され
    た全芳香族ヘテロ環状高分子組成物からなることを特徴
    とする繊維。
  5. (5)前記全芳香族ヘテロ環状高分子組成物を紡糸した
    後、熱処理することを特徴とする全芳香族ヘテロ環状高
    分子繊維の製造方法。
  6. (6)請求項第1項ないし第3項のいずれかに記載され
    た全芳香族ヘテロ環状高分子組成物からなることを特徴
    とするフィルム。
  7. (7)前記全芳香族ヘテロ環状高分子組成物をフィルム
    状に成形した後、熱処理することを特徴とする全芳香族
    ヘテロ環状高分子フィルムの製造方法。
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