JP2002277663A - 光導波路製造方法 - Google Patents

光導波路製造方法

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JP2002277663A
JP2002277663A JP2001081506A JP2001081506A JP2002277663A JP 2002277663 A JP2002277663 A JP 2002277663A JP 2001081506 A JP2001081506 A JP 2001081506A JP 2001081506 A JP2001081506 A JP 2001081506A JP 2002277663 A JP2002277663 A JP 2002277663A
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core
optical waveguide
polymer
precursor
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Kenji Miyao
憲治 宮尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 RIEのような高価な設備を使用する必要が
なく、また、樹脂硬化のための加熱工程の回数が少な
く、製造工程が短く大幅なスループットの向上が可能
な、光導波路の製造方法を提供する。 【解決手段】 基板b2上に、下部クラッド層a2となるポ
リマーまたはその前駆体の有機溶剤溶液を塗布し、60
〜200℃でプリベークを行った上に、コア部c2となる
ポリマーまたはその前駆体の有機溶剤溶液を塗布し、6
0〜200℃でプリベークしてコア層c2を形成し、該コ
ア層上にレジストe2を塗布し、プリベークを行った後、
パターンf2の露光を行い、現像液でレジスト層、コア
層、および下部クラッド層を一度に現像し、さらに残っ
たレジスト層e2を剥離・除去して、コア層(コア部)お
よび下部クラッド層からなる凸部を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザー光などを
低損失で結合伝送するための、インターコネクション・
光通信デバイス等に適用できる、耐熱性、電気特性、機
械特性、物理特性に優れた、プラスチック光導波路の製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光導波路材料としては、従来から、ガラ
ス(石英)やプラスチックなどの材料が検討されてい
る。そのうち、石英で構成した光導波路は、低損失およ
び高耐熱性などの利点を有するため、光ファイバーや光
インターコネクション・光通信デバイスなどの分野に置
いて、数多く検討され実際に利用されている。しかしな
がら、作製に長い工程を要するため、本質的に低価格化
は困難である。また、製作プロセスに置いて1000℃
前後の高熱処理を要するため、電気回路基板との融合性
が悪い上、大面積化が困難である問題があった。
【0003】一方、プラスチックで構成された光導波路
は、石英光導波路に比べて作成および大面積化が容易で
あり、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネートお
よび紫外線硬化型樹脂などのポリマーを用いた、プラス
チック光導波路が検討されている。
【0004】しかし、プラスチック材料により光導波路
を形成する現状のプロセスでは、コア層を硬化させた
後、含Siレジストを塗布し、プリベークして露光、現
像した後、RIE(リアクティブイオンエッチング)を
用いてエッチングする必要があり、工程が非常に長くな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、プラスチッ
ク光導波路の形成における、従来のこのような問題点を
解決し、簡便かつ安価な、光通信用のプラスチック光導
波路の製造方法を提供することを目的としたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、基板上
に、下部クラッド層となるポリマーまたはその前駆体の
有機溶剤溶液を塗布し、60〜200℃でプリベークを
行った上に、コア部となるポリマーまたはその前駆体の
有機溶剤溶液を塗布し、60〜200℃でプリベークし
てコア層を形成し、該コア層上にレジストを塗布し、プ
リベークを行った後、パターンの露光を行い、現像液で
レジスト層、コア層、および下部クラッド層を一度に現
像し、さらに残ったレジスト層を剥離・除去して、コア
層(コア部)および下部クラッド層からなる凸部を形成
することを特徴とする光導波路製造方法である。
【0007】また、本発明で作製できる光導波路は、リ
ッジ型とした場合、コア部の上面や側部が空気層となる
が、コア部をクラッド層で覆い、埋め込み型とすること
も出来る。その場合は、前記凸部を形成した基板上に、
上部クラッド層となるポリマーまたはその前駆体の有機
溶剤溶液を塗布し、60〜200℃でプリベークしさら
に加熱硬化させて、コア部を覆う上部クラッド層を設け
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、一般的なポジ型あるい
はネガ型のレジストを使用して、光導波路を形成出来る
のが特徴で、従来法のようにRIEを使う必要が無いた
め、高価な設備を使用する必要がないと同時に、スパッ
タ装置やSi含有レジストも使用する必要性がなく、さ
らに製造工程が短いため、大幅なスループットの向上が
果たせる利点がある。
【0009】本発明における光導波路の基板は、平坦な
表面を有するものであれば、特に制限されるものではな
いが、シリコン基板、ガラス基板、プラスチック基板等
を用いることができる。
【0010】本発明において、コア部、下部および上部
クラッド層を形成する材質としては、ポリマーの他、加
熱硬化してポリマーとなる前駆体も用いることができ
る。そのようなポリマーまたはその前駆体としては、ポ
リアミド酸、可溶性ポリイミド、ポリベンゾオキサゾー
ル前駆体、および一般式(1)で表される構造を有する
含フッ素ポリベンゾオキサゾール前駆体からなる群から
選ばれた1種の、有機溶剤溶液が用いられる。下部およ
び上部クラッド層で用いる材質は、それぞれ同一であっ
ても、異なっていても良い、
【0011】
【化2】 式中、nは1〜1000までの整数を示し、X及びY
は、2価の有機基を示し、少なくとも一方にフッ素を含
む。
【0012】ポリマーまたはその前駆体の有機溶剤溶液
を調製するための溶媒としては、N−メチル−2−ピロ
リドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、γ−ブチロラクトン等が挙げられるが、これらに限
定されるものではない。
【0013】また、ポリマーまたはその前駆体の有機溶
剤溶液には、パターニングが可能な範囲で、基板との密
着性を向上させるために、シランカップリング剤やチタ
ン系カップリング剤を微量添加、あるいはプライマーと
して基板に予めこれらカップリング剤を塗布しても良
い。
【0014】ポリマーまたはその前駆体の有機溶剤溶液
は、スピンコート法などにより塗布した後、60〜20
0℃でプリベークを行うことが可能であるが、80〜1
40℃で行うと、現像時の溶解性を制御することが容易
になるのでさらに好ましい。また必要に応じて、さらに
加熱硬化させて使用する。
【0015】以下、本発明の具体的な実施の形態を、図
面を参照して説明する。図1および図2は、本発明によ
るプラスチック導波路の断面構造を示す図で、光導波路
は紙面に対して直角な方向に伸びている。図1は埋め込
み型プラスチック導波路で、図2はコア部が露出したリ
ッジ型プラスチック導波路である。
【0016】図1に示した埋め込み型プラスチック導波
路は、基板b1上にクラッド部分a1が形成され、その
上に凸型に形成されたコア部c1と、そのクラッド層及
びコア部上に形成された上部クラッド層d1から構成さ
れている。
【0017】図1の光導波路は、図3に示す工程により
製造される。先ず、基板b1上にクラッド層a1を形成
するためのポリマー溶液を塗布し、プリベークする。
クラッド層a1上に、コア層c1を形成するための、よ
り高屈折率のポリマーの溶液を塗布し、プリベークを行
う。次に、コア層c1上にレジストe1を塗布し、プ
リベークを行う。図3に示すように、所望のパター
ンを照射した後、未露光部、もしくは露光部を除去(現
像)し、レジスト部e1、コア部c1、および下部クラ
ッド部a1からなる凸部を形成する。その後、レジス
ト部e1を剥離し、コア部c1よりも低屈折率を有す
る透明樹脂で、下部クラッド層a1とコア部c1を被覆
して、上部クラッド層d1を形成し、図1に示した埋め
込み型プラスチック光導波路が得られる。
【0018】次に、図2に示したリッジ型プラスチック
導波路は、基板b2上に形成された下部クラッド部a2
と、さらにその上に凸型に形成されたコア部c2とから
構成されている。
【0019】図2の光導波路は、図4に示す工程により
製造される。先ず、基板b2上にクラッド層a2を形成
するためのポリマー溶液を塗布し、プリベークする。
クラッド層a2上に、コア層c2を形成するための、よ
り高屈折率のポリマーの溶液を塗布し、プリベークを行
う。次に、コア層c2上にレジストe2を塗布し、プ
リベークを行う。図4に示すように、所望のパター
ンを照射した後、未露光部、もしくは露光部を除去(現
像)し、レジスト部e2、コア部c2、および下部クラ
ッド部a2からなる凸部を形成する。その後、レジス
ト部e2を剥離し、図2に示したリッジ型プラスチッ
ク光導波路が得られる。
【0020】
【実施例】以下、具体例を挙げて本発明を一層具体的に
説明するが、本発明はこれらによってなんら限定される
ものではない。
【0021】(実施例1)Si基板上に、ジメチルアセ
トアミド中で合成した、波長1300nmでの屈折率が
1.528の、フッ素化ポリアミド酸をスピンコートで
塗布を行った。この基板を90℃で4分間プリベーク
し、下部クラッド層を形成した。この下部クラッド層上
に、波長1300nmでの屈折率が1.533の、フッ
素化ポリアミド酸をスピンコートで塗布を行った。この
基板を90℃で4分間プリベークを行った後、ポジ型レ
ジストをスピンコートで塗布し、プリベークを行った。
超高圧水銀灯で400mJの露光を行い、10μmのラ
イン&スペースのパターンの焼き付けを行った。その
後、アルカリ現像液でパドル現像を行い、レジスト層、
コア層、および下部クラッド層の現像を一度に行った。
その後、レジスト剥離液で、残ったレジストの剥離を行
った。さらに、コア層及び下部クラッド層を被覆するた
め、下部クラッド層と同一のフッ素化ポリアミド酸をス
ピンコートで塗布し、100℃で4分間プリベークを行
った後、窒素流入下で緩やかに昇温して、350℃で1
時間加熱して硬化させ、長さ5cmの導波路を得た。高
さが8μm,幅が8μmのコア部となる凸部が形成された
埋め込み型光導波路を得た。
【0022】得られた光導波路の端面から、波長130
0nmの光を導入し、導波路を切断することにより長さ
を変えて伝達光量を測定する方法、つまり、カットバッ
ク法によって光損失を求めた結果、0.4dB/cmと
良好であった。
【0023】(実施例2)Si基板上に、NMPに溶解
した、波長1300nmでの屈折率が1.520のフッ
素化ポリイミドを、スピンコートで塗布を行った。この
基板を90℃で4分間プリベークして下部クラッド層を
形成した。この下部クラッド層上に、波長1300nm
での屈折率が1.530のフッ素化ポリアミド酸を、ス
ピンコートで塗布を行った。この基板を90℃で4分間
プリベークを行った後、ポジ型レジストをスピンコート
で塗布し、プリベークを行った。超高圧水銀灯で400
mJの露光を行い、10μmのライン&スペースのパタ
ーンの焼き付けを行った。その後、アルカリ現像液でパ
ドル現像を行い、レジスト層、コア層、および下部クラ
ッド層の現像を一度に行った。その後、レジスト剥離液
で、残ったレジストの剥離を行った。コア層及び下部ク
ラッド層を被覆するため、下部クラッド層と同一のフッ
素化ポリアミド酸をスピンコートで塗布を行い、100
℃で4分間プリベークを行った後、窒素流入下で緩やか
に昇温して、350℃で1時間加熱し硬化させて、長さ
5cmの導波路を得た。高さが8μm,幅が8μmのコア
部となる凸部が形成された埋め込み型光導波路を得た。
【0024】得られた光導波路の端面から、波長130
0nmの光を導入し、カットバック法によって光損失を
求めた結果、0.4dB/cmと良好であった。
【0025】(実施例3)Si基板上に、γ−ブチロラ
クトンに溶解した、波長1300nmでの屈折率が1.
533の、フッ素化ポリベンゾオキサゾール前駆体を、
スピンコートで塗布を行った。この基板を110℃で4
分間プリベークを行い、下部クラッド層を形成した。こ
の下部クラッド層上に、γ−ブチロラクトンに溶解し
た、波長1300nmでの屈折率が1.540の、フッ
素化ポリベンゾオキサゾール前駆体を、スピンコートで
塗布を行った。この基板を110℃で4分間プリベーク
を行った後、ポジ型レジストをスピンコートで塗布し、
プリベークを行った。超高圧水銀灯で400mJの露光
を行い、10μmのライン&スペースのパターンの焼き
付けを行った。その後、アルカリ現像液でパドル現像を
行い、レジスト層、およびコア層の現像を一度に行っ
た。その後、レジスト剥離液で、残ったレジストの剥離
を行った。コア層及び下部クラッド層を被覆するため、
下部クラッド層と同一のフッ素化ポリベンゾオキサゾー
ル前駆体をスピンコートで塗布を行い、120℃で4分
間プリベークを行った後、窒素流入下で緩やかに昇温し
て、350℃で1時間加熱し硬化させて、長さ5cmの
導波路を得た。高さが8μm,幅が8μmのコア部となる
凸部が形成された埋め込み型光導波路を得た。
【0026】得られた光導波路の端面から、波長130
0nmの光を導入し、カットバック法によって光損失を
求めた結果、0.3dB/cmと良好であった。
【0027】(実施例4)Si基板上に、γ−ブチロラ
クトンに溶解した、波長1300nmでの屈折率が1.
533の、フッ素化ポリベンゾオキサゾール前駆体を、
スピンコートで塗布を行った。この基板を110℃で4
分間プリベークを行い、下部クラッド層を形成した。こ
の下部クラッド層上に、γ−ブチロラクトンに溶解し
た、波長1300nmでの屈折率が1.540の、フッ
素化ポリベンゾオキサゾール前駆体を、スピンコートで
塗布を行った。この基板を110℃で4分間プリベーク
を行った後、ポジ型レジストをスピンコートで塗布し、
プリベークを行った。超高圧水銀灯で400mJの露光
を行い、10μmのライン&スペースのパターンの焼き
付けを行った。その後、アルカリ現像液でパドル現像を
行い、レジスト層、およびコア層の現像を一度に行っ
た。その後、レジスト剥離液で、残ったレジストの剥離
を行った。この基板を窒素流入下で緩やかに昇温して、
350℃で1時間、加熱し硬化させ、長さ5cmの導波
路を得た。高さが8μm,幅が8μmのコア部となる凸部
が形成されたリッジ型光導波路を得た。
【0028】得られた光導波路の端面から、波長130
0nmの光を導入し、カットバック法によって光損失を
求めた結果、0.4dB/cmと良好であった。
【0029】(比較例1)Si基板上に、ジメチルアセ
トアミド中で合成した、波長1300nmでの屈折率が
1.528の、フッ素化ポリアミド酸をスピンコートで
塗布を行った。この基板を100℃で4分間プリベーク
を行った後、窒素流入下で緩やかに昇温して、350℃
で1時間加熱し硬化させ、下部クラッド層を形成した。
この下部クラッド層上に、波長1300nmでの屈折率
が1.533の、フッ素化ポリアミド酸をスピンコート
で塗布を行った。この基板を100℃で4分間プリベー
クを行った後、窒素流入下で緩やかに昇温して、350
℃で1時間加熱し硬化させ、コア層を形成した。このコ
ア層上に、スパッタ装置でSiO2膜を形成し、このSi
2膜上にポジ型レジストをスピンコートで塗布し、プ
リベークを行った。超高圧水銀灯で400mJの露光を
行い、10μmのライン&スペースのパターンの焼き付
けを行った。その後、アルカリ現像液でパドル現像を行
い、所望のパターンをレジスト層に形成した。この基板
をCF4雰囲気下で、RIEを用いてSiO 2膜をエッチ
ングした後、O2雰囲気下でレジスト層及びコア層のエ
ッチングを行い、再びCF4雰囲気下でSiO2膜の除去
を行った。コア層及び下部クラッド層を被覆するよう
に、下部クラッド層と同一のフッ素化ポリアミド酸を、
スピンコートで塗布してプリベークを行い、窒素流入下
で緩やかに昇温して、350℃で1時間加熱し硬化させ
て、上部クラッド層を形成した。高さが8μm,幅が8
μmのコア部となる凸部が形成された埋め込み型光導波
路を得た。
【0030】得られた光導波路の端面から、波長130
0nmの光を導入し、カットバック法によって光損失を
求めた結果、0.3dB/cmと良好であったが、作製
に非常に長い工程を経たため、作製に長時間を要した。
【0031】
【発明の効果】本発明の方法によれば、RIEを使う必
要がないため、高価な設備を使用する必要がなく、ま
た、樹脂硬化のための加熱工程の回数が少なく、製造工
程が短いため、大幅なスループットの向上が可能で、低
損失のプラスチック光導波路を容易に製造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による埋め込み型プラスチック光導波路
の断面構造を示す図で、光導波路は紙面に対して直角な
方向に伸びている。
【図2】本発明によるコア部が露出したリッジ型プラス
チック光導波路の、断面構造を示す図である。
【図3】図1に示した埋め込み型プラスチック光導波路
の作成方法の一例を示す工程図である。
【図4】図2に示したリッジ型プラスチック光導波路の
作成方法の一例を示す工程図である。
【符号の説明】
a1,a2 下部クラッド層 b1、b2 基板 c1、c2 コア部 d1 上部クラッド層 e1,e2 レジスト層 f1,f2 パターンを形成するためのマスク層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、下部クラッド層となるポリマ
    ーまたはその前駆体の有機溶剤溶液を塗布し、60〜2
    00℃でプリベークを行った上に、コア部となるポリマ
    ーまたはその前駆体の有機溶剤溶液を塗布し、60〜2
    00℃でプリベークしてコア層を形成し、該コア層上に
    レジストを塗布し、プリベークを行った後、パターンの
    露光を行い、現像液でレジスト層、コア層、および下部
    クラッド層を一度に現像し、さらに残ったレジスト層を
    剥離・除去して、コア層(コア部)および下部クラッド
    層からなる、凸部を形成することを特徴とする光導波路
    製造方法。
  2. 【請求項2】 コア層(コア部)および下部クラッド層
    からなる凸部を形成した基板上に、上部クラッド層とな
    るポリマーまたはその前駆体の有機溶剤溶液を塗布し、
    60〜200℃でプリベークしさらに加熱硬化させて、
    コア部を覆う上部クラッド層を設けることを特徴とす
    る、請求項1記載の光導波路の製造方法。
  3. 【請求項3】 下部クラッド層、コア部、および上部ク
    ラッド層となるポリマーまたはその前駆体が、それぞ
    れ、ポリアミド酸、可溶性ポリイミド、ポリベンゾオキ
    サゾール前駆体、および一般式(1)で表される構造を
    有する含フッ素ポリベンゾオキサゾール前駆体からなる
    群から選ばれた1種であることを特徴とする、請求項1
    または請求項2記載の光導波路の製造方法。 【化1】 式中、nは1〜1000までの整数を示し、X及びY
    は、2価の有機基を示し、少なくとも一方にフッ素を含
    む。
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