JP4482431B2 - 自動水栓 - Google Patents

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Description

この発明は人体検知センサによる人体検知に基づいて自動的に吐水を行う自動水栓に関し、詳しくは吐水ヘッドに接続されたホースが吐水パイプ内に引き出し可能に挿通された形態の自動水栓に関する。
従来より、人体検知センサによる人体検知に基づいて吐水口から自動的に吐水するようになした自動水栓が広く用いられている。
ところで近年、特にキッチン水栓等としてホース収納式水栓、詳しくは吐水ヘッドに接続した可撓性のホースを吐水パイプ内に挿通状態に収納し、必要に応じてホースを吐水ヘッドとともに引き出し可能となした水栓が好んで用いられるようになって来ている。
上記自動水栓をこの種ホース収納式水栓に適用する場合、通常弁等の水栓の機器を動作制御する制御部と人体検知センサとを繋ぐ電気配線を上記ホースと併せて吐水パイプ内に挿通することとなるが、その際に制御部側配線と人体検知センサ側配線とをコネクタで配線連結し且つそのコネクタも併せて吐水パイプ内に収容しておくと、必然的に吐水パイプが太くなって外観が悪化してしまう問題を生ずる。
また人体検知センサ等のメンテナンスが必要となった場合においてコネクタによる配線連結を外す必要が生じたとき、かかるコネクタが吐水パイプ内に収容してあると、場合によって吐水パイプを含む全体を分解しなければならなくなり、メンテナンス作業に大きな困難を伴う問題も生ずる。
尚、下記特許文献1にはセンサ等のメンテナンス性を向上することを目的とした自動水栓の電装品の設置構造についての考案が開示されているが、このものは吐水パイプ内に可撓性のホースが引き出し可能に挿通された形態のものではなく、対象においてまた解決手段の点で本発明とは異なっている。
実開平5−54672号公報
本発明はこのような事情を背景とし、コネクタ配設に起因して吐水パイプが太くなることがなく、従って吐水パイプを含む吐水部の外観を良好となすことができるとともに、吐水パイプを分解することなく容易にコネクタを外すことが可能でメンテナンス性においても優れている自動水栓を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、吐水ヘッドに接続された可撓性のホースを吐水パイプ内に引出し可能に挿通するとともに、人体検知センサと制御部とを繋ぐ電気配線を該吐水パイプ内に挿通し、該電気配線は制御部側配線と人体検知センサ側配線とがコネクタにて配線連結してあり、該コネクタが該吐水パイプの径方向外面と更にその外側のカバーとの間に且つ該吐水パイプの該外面を支持面として該外面により直接支持された状態で収容配置してあるとともに、該吐水パイプには管壁を貫通する引出穴が設けてあって、該吐水パイプ内から前記制御部側配線が該引出穴を通じて該吐水パイプの外側に引き出された上、前記コネクタに接続してあることを特徴とする
発明の作用・効果
以上のように本発明は、コネクタを吐水パイプの外面とその外側のカバーとの間に収容配置するとともに、吐水パイプには管壁を貫通する引出穴を設けてその引出穴を通じて吐水パイプ内から制御部側配線を外側に引き出した上、コネクタに接続するようになしたもので、本発明ではコネクタが吐水パイプの径方外側に配置してあるため、コネクタ配設によって吐水パイプが太くなる問題を解消し、吐水パイプを細く構成し得て吐水パイプを含む吐水部全体の外観を良好となすことができる。
またカバーを外すことによって簡単にコネクタによる配線連結或いはコネクタ自体を外すことができるため、人体検知センサやコネクタ等のメンテナンス作業を容易に行うことができ、メンテナンス性も併せて向上する。
ここで本発明では吐水パイプの外面を支持面として上記コネクタを直接支持するようになしておく。
本発明においては、上記カバーを人体検知センサを外側から被うセンサカバーとなしておくことができる。
次に本発明をキッチン用のホース収納式の自動水栓(湯水混合水栓)に適用した場合の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10はキッチンのキャビネットで、12はカウンターであり、このカウンター12上に起立する状態で水栓の本体部14と吐水部16とが設けられている。ここで吐水部16は本体部14に対して所定角度回動可能とされている。
また吐水部16は、図3に示しているように逆U字状のグースネック形状をなしている。
同図に示しているように吐水部16は、先端に吐水口18を有し、可撓性のホース20とともに引出し可能な吐水ヘッド22と、金属パイプから成る吐水パイプ24とを有している。
図1に示しているように、キャビネット10の内部には一対の止水栓28,30の間の位置においてバルブユニット26が配設されている。
そしてこのバルブユニット26の水流入口に対して給水用の元配管(以下単に給水元管と略す)が止水栓28,分岐継手32及び接続ホース34を介して接続されている。
また湯流入口に対して給湯用の元配管(以下単に給湯元管と略す)が、止水栓30及び接続ホース36を介して接続されている。
このバルブユニット26の水流出口及び湯流出口からは水,湯のサプライ管38,40が上向きに延び出しており、それらの先端が上記の水栓の本体部14に接続されて、その本体部14に水,湯がそれぞれ供給されるようになっている。
本体部14には混合弁58(図2参照)が内蔵されていて、その混合弁58の下流部から水(低温水)又は湯(混合弁58で温調された湯(高温水))を流出させる流出管42が下向きに延び出しており、その先端がカプラ44を介して上記の可撓性のホース20に接続されている。
ここでホース20はカプラ44から上向きに延び出した後、1回転した上で本体部14,吐水パイプ24を挿通し吐水ヘッド22に接続されている。
キャビネット10の内部にはまた浄水器46が設けられており、バルブユニット26の上流部において給水元管からの水が分岐継手32,ホース48を通じてこの浄水器46に導かれるようになっている。
浄水器46は、水道水を後述のフィルタ66(図2参照)に通して浄化するもので、その浄化後の浄水を流出させるホース50が浄水器46から延び出している。
このホース50の先端はカプラ44を介して、吐水ヘッド22に繋がるホース20に接続されている。
即ち浄水器46から流出した浄水がホース50,20を通じて吐水ヘッド22に導かれ、その先端の吐水口18から吐水されるようになっている。
尚図1の部分拡大図に示しているように、カプラ44には吐水口18からの吐水の温度をその上流部で検出するための温度検出素子としてのサーミスタ170が取り付けられている。
キャビネット10の内部にはまた、バルブユニット26の下側において水栓の動作制御のためのコントローラ(制御部)52が設けられている。
図2に示しているように本実施形態において給水元管,給湯元管からの水,湯は給水路54,給湯路56を通じて本体部14に内蔵された混合弁58に供給される。
供給された水と湯とはレバーハンドル60の操作に基づいて所定比率で混合された上、同じくそのレバーハンドル60の操作に基づいて決定された所定流量で流出路62を通じ吐水ヘッド22に送られ、先端の吐水口18から吐水される。
ここでレバーハンドル60は、左右回動操作によって水と湯との混合比率の調節即ち温度調節を行い、また上下回動操作によって流量調節を行う。
給水元管からの水はまた、電磁弁68の上流部で給水路54から分岐した浄水路64に取り出され、そして浄水路64上に設けられた浄水器46のフィルタ66を通過してそこで浄化された上で、浄化後の水(浄水)が混合弁58をバイパスして流出路62に導かれ、そしてその流出路62を通じて吐水ヘッド22の吐水口18から吐水されるようになっている。
これら給水路54,給湯路56及び浄水路64のそれぞれには流路を開閉する電磁弁68,70,72及び逆流防止をなす逆止弁74が配設されている。
尚浄水路64には定流量弁73が設けられている。
給水路54からはまた、電磁弁68の上流部においてバイパス路76が分岐して延び出しており、その先端が給湯路56且つ電磁弁70及び逆止弁74の下流部に接続されている。
このバイパス路76上にもまた、流路を開閉する電磁弁78と逆止弁74が設けられている。
これら電磁弁68,70,72,78はそれぞれコントローラ52に電気的に接続されていて、コントローラ52によって動作制御される。
本実施形態において、給水路54と給湯路56とを連絡するバイパス路76を設けているのは次のような理由による。
即ちレバーハンドル60の操作位置が、混合弁58内における湯の流路を全開、水の流路を全閉状態とする状態にあると、後述する人体検知センサ(水用センサ116)による人体検知に基づいて吐水口18から水吐水させようとしてもこれを行うことができない。
そこで給水路54と給湯路56とをバイパス路76で連絡しておき、混合弁58内において水の流路が全閉状態にあっても、給水元管からの水をバイパス路76,給湯路56,更に流出路62を通じて吐水口18へと供給可能となしているのである。
この実施形態の自動水栓では、図10(A)に示しているように電磁弁68及び78が開,電磁弁70,72が閉とされることで、給水路54及びバイパス路76、更に給湯路56の一部を通じて給水元管からの水が混合弁58に送られ、更にその混合弁58を経由して流出路62を通じ、吐水口18から水が吐水(水吐水)される。
また図10(B)に示しているように電磁弁68及び70が開,電磁弁72及び78が閉の状態の下で、給水元管からの水と給湯元管からの湯がそれぞれ給水路54及び給湯路56を通じて混合弁58に送られてそこで混合され、適温の湯とされた上で流出路62を通じ吐水口18から湯が吐水(湯吐水)される。
一方図10(C)に示しているように電磁弁68,70及び78の何れもが閉で、電磁弁72のみが開の状態の下では、給水元管からの水が浄水器46、つまり浄水路64の側に導かれてフィルタ66を通り、浄水となって流出路62を通じ吐水口18から吐水(浄水吐水)される。
図3に示しているように、逆U字状のグースネック形状をなす吐水部16の最上位の部位から先端に向かって下向きとなる部分の上面側に、水用センサ(低温水の吐水を選択するための水用の人体検知センサ)116及び湯用センサ(高温水の吐水を選択するための湯用の人体検知センサ)118が、所定間隔隔てて管軸方向に一列に配列されている。
ここで水用センサ116は使用者に近い手前側に(前側に)、また湯用センサ118は奥側に設けられている。従って水用センサ116は湯用センサ118に対して下位置に、また湯用センサ118は水用センサ116に対して上位置に位置している。
本実施形態においては、吐水部16の側面側にも浄水用センサ(浄水用の人体検知センサ)120が設けられている。
尚吐水部16の先端部下面には、吐水やシンク或いはシンク内の容器等に光を照射してほのかに照らし出す光照射部122が設けられている。
この実施形態の自動水栓では、水用センサ116の上方に手をかざして水用センサ116によりこれを検知させると、吐水口18から水が吐水(水吐水)される。また水吐水状態の下で再び水用センサ116の上方に手をかざすと、そこで水吐水が停止する。即ち止水する。
一方湯用センサ118の上方に手をかざすと、湯用センサ118による手の検知に基づいて、吐水口18から適正温度に温度調節された湯(温調水)が吐水され、そしてその湯吐水中に再び湯用センサ118の上方に手をかざすと、そこで湯吐水が停止する。
一方図9に示しているように吐水部16の先端部側方に手を差し出すと、浄水用センサ120がこれを検知し、吐水口18から浄水が吐水(浄水吐水)される。また浄水吐水状態の下で再び浄水用センサ120に対して手をかざすと、そこで浄水吐水が停止する。
そのようにコントローラ52が対応する各電磁弁68,70,72,78を動作制御する。
図4〜図7に吐水部16の内部構造が具体的に示してある。
これらの図に示しているように吐水部16はホース20とともに引き出し可能な吐水ヘッド22と、吐水パイプ24と、断面U字状をなして吐水パイプ24内部に挿入されたインナ部材126と、その先端側に設けられてホース20を挿通ガイドする概略筒状のガイド部材128と、その下側からこれを被うガイドカバー130とを有している。
尚このガイド部材128は吐水パイプ24の一部とみることもできる。
この実施形態において、吐水パイプ24内に挿通されたホース20は、上記U字状をなすインナ部材126の内側空間に収容されてそのインナ部材126によりガイドされている。
本実施形態ではまた上記水用センサ116,湯用センサ118,浄水用センサ120とコントローラ52とを繋ぐ電気配線180が吐水パイプ24内を挿通して延びている。上記インナ部材126は、その外側においてこの電気配線180を挿通ガイドしている。
図7に示しているようにガイド部材128の上面には仕切板131が固定されており、そしてその仕切板131の上面に上記水用センサ116,湯用センサ118を有するセンサユニット132,134が載置固定された上、その上側から樹脂製の透光性のセンサカバー136が被せられている。
ガイド部材128には、その側面に浄水用センサ120が取り付けられている。ガイドカバー130は、その浄水用センサ120に対応する部分が透光性とされている。従ってガイドカバー130もまたセンサカバーとしての働きを有している。
上記湯用センサ118は光電式のものであって、図8(A)に示しているようにこの湯用センサ118を有するセンサユニット134は基板140を有していて、そこに赤外線の発光素子142と、受光素子144と、センサ制御用のマイコン146が搭載されている。
基板140にはまた、湯吐水状態であるかそうでないかを表示するためのLED148が搭載されており、湯吐水状態の下ではこのLED148が点滅し、またそうでないときにはLED148が点灯保持するようになっている。
一方図8(B)に示しているように、水用センサ116を有するセンサユニット132は、基板140に赤外線の発光素子142と、受光素子144と、更に水吐水中であるか否かを表示するLED150が搭載されている。
ここでLED150は水吐水中であれば点滅を行い、またそうでないときには点灯状態を保持して、水吐水中であるか否かを表示する。
このセンサユニット132にはまた、基板140に現在の吐水温度を表示するための3色(RGB)LED152が搭載されている。
一方図8(C)に示しているように浄水用センサ120を有するセンサユニット138は、基板140に赤外線の発光素子142と、受光素子144及び浄水吐水中であるか否かを表示するためのLED154が搭載されている。
このLED154は浄水吐水中においては点滅動作し、またそうでないときには点灯状態を保持することによって、浄水吐水中であるか否かを表示する。
上記水用,湯用及び浄水用センサ116,118及び120(厳密にはセンサユニット132,134および138)とコントローラ52とを繋ぐ電気配線180は、コントローラ側配線(制御部側配線)180-1とセンサ側配線(人体検知センサ側配線)180-2とがコネクタ182にて配線連結されており、そしてそのコネクタ182が、図4及び図5に示しているように吐水パイプ24の径方向外面とセンサカバー136との間に収容配置されている。
ここでコネクタ182は雄コネクタ182-1と雌コネクタ182-2とから成っており、その雌コネクタ182-2に対してセンサ側配線180-2が接続され、また雄コネクタ182-1に対してコントローラ側配線180-1が接続されている。
本実施形態において吐水パイプ24の外面、具体的にはその上面はコネクタ182に対する支持面を成していて、その吐水パイプ24の外面によってコネクタ182が支持されている。
吐水パイプ24には、その先端から図中右方に所定距離引き込んだ位置において管壁を貫通する引出穴(ここでは円形)184が設けられており、この引出穴184を通じて吐水パイプ24内からコントローラ側配線180-1が吐水パイプ24外に引き出された上、コネクタ182に詳しくは雄コネクタ182-1に接続されている。
尚この引出穴184は、吐水パイプ24をその先端から切り欠いて形成すること、即ち切欠穴とすることも可能である。
一方吐水ヘッド22は、図5に示しているように筒状のコア部材156と、これを外周側から被うカバー158とを有しており、そのコア部材156に対してホース20の先端部が水密に接続固定されている。
この吐水ヘッド22の先端には、吐水口18からの吐水をストレート吐水からシャワー吐水に又はその逆に切換操作する切換操作部160が設けられている。
吐水パイプ24と吐水ヘッド22との間には、図4及び図5に示しているように、それらによって管軸方向に挟まれるようにして温度表示リング162が取り付けられている。
この温度表示リング162は、概略リング状をなす透光性の樹脂から成っていて、図5の部分拡大図に示しているように後方への延出部164が一体に成形されており、この延出部164に対して上記3色LED152からの光が照射されるようになっている。
3色LED152から延出部164に照射された光は、温度表示リング162の内部を通ってその外周面から周辺に放射される。
3色LED152は赤(Red),緑(Green)及び青(Blue)を発色するLEDをユニット化したもので、無段階で連続的に色変化が可能であり、温度表示リング162はその色変化に基づいて吐水温度を表示する。
即ちサーミスタ170による検出温度、即ち吐水口18からの吐水温度が低いときには青色を、吐水温度が高いときには赤色を、中間のときにはそれらに応じた色を発色して現在の吐水温度がどのような温度であるかをその色変化によって表示する。
以上のような本実施形態では、コネクタ182が吐水パイプ24の外側に配置してあるためにコネクタ182配設によって吐水パイプ24が太くなることはなく、吐水パイプ24を細く構成し得て吐水パイプ24を含む吐水部16全体の外観を良好となすことができる。
またセンサカバー136を外すことによって簡単にコネクタ182自体或いはコネクタ182による配線連結を外すことができるため、水用,湯用及び浄水用センサ116,118及び120やコネクタ182等のメンテナンス作業を容易に行うことができメンテナンス性も併せて向上する。
図11及び図12は本発明の他の実施形態を示している。
この実施形態では、給水元管からの水及び給湯元管からの湯をそれぞれ上記のようなバルブユニットを経由することなく、直接本体部14内の混合弁58に供給するようにし、そして流出路62を構成する流出管42とホース20とを接続するカプラ171に、流出路62を開閉する電磁弁172を設けている。
即ちここでは、温調された湯を吐水口18から吐水させ又は止水するための電磁弁172を混合弁58の2次側に設けている。
また一方、混合弁58の上流部において給水路54から第2の給水路174を分岐して延び出させ、その先端を流出路62且つ電磁弁172の下流部に接続している。
この第2の給水路174上には、定流量弁73と第2の給水路174を開閉する電磁弁176とが設けてある。
一方吐水部16には、その上面に湯用センサ118と水用センサ116とが管軸方向に一列に設けられている。
但しここでは湯用センサ118が使用者に近い手前側(前側)に、また水用センサ116が奥側に設けられている。
この実施形態においても、使用者に近い手前側の湯用センサ118の検知距離が奥側の水用センサ116の検知距離よりも短く設定してあり、また湯用センサ118と水用センサ116とが実質的に同時に人体検知したときには、奥側の水用センサ116による人体検知が優先するようになしてある。
この実施形態では、第2の給水路174からの水が混合弁58をバイパスして吐水口18から水吐水されることから、水吐水の際の流量調節の機能は有しておらず、一定流量で吐水口18から水吐水される。
図12にカプラ171の内部構造が具体的に示してある。
同図に示しているように、ここではカプラ171に吐水の温度をその上流部で検出するための温度検出素子としてのサーミスタ170が電磁弁172と併せて組み付けられている。
更にまたこのカプラ171には、水抜栓110と電磁弁172の主弁をなすダイヤフラム弁98を開放させる開放操作部材112が組み込まれている。
図13は本発明の更に他の実施形態を示したもので、ここでは第2の給水路174に代えて浄水路64を設け、それに対応して吐水部16の上面に湯用センサ118と浄水用センサ120とを管軸方向に一列に且つ湯用センサ118を使用者に近い手前側に、浄水用センサ120を奥側に設けている。
この例においても、湯用センサ118及び浄水用センサ120のうち、使用者に近い手前側の湯用センサ118に対して奥側の浄水用センサ120が優先され、またその検知距離は、奥側の浄水用センサ120に対し手前側の湯用センサ118の検知距離が短く設定されている。
この実施形態の場合、水吐水に代えて浄水吐水が行われる以外は図11及び図12に示す実施形態と基本的に同様である。
図14は本発明の更に他の実施形態を示している。
この実施形態は、図11及び図12に示す第2の給水路174,図13の実施形態における浄水路64を省略した形態のもので、吐水部16には湯用センサ118のみが設けられている。
他の点については図11〜図13に示す実施形態と同様である。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態である自動水栓を示す図である。 同実施形態の自動水栓の流路を示す図である。 同実施形態の吐水部と各種センサを示す図である。 図3の吐水部の内部構造を示す断面図である。 図4における吐水ヘッドを吐水パイプから離した際の図である。 図4の分解斜視図である。 図6の一部を詳しく示した図である。 同実施形態における各人体検知センサを示した図である。 浄水吐水を行う際の図である。 同実施形態における流路切換えの説明図である。 本発明の更に他の実施形態を示す図である。 図11におけるカプラの内部構造を詳しく示した図である。 本発明の更に他の実施形態を示す図である。 本発明の更に他の実施形態を示す図である。
20 ホース
22 吐水ヘッド
24 吐水パイプ
52 コントローラ(制御部)
116 水用センサ(人体検知センサ)
118 湯用センサ(人体検知センサ)
120 浄水用センサ(人体検知センサ)
136 センサカバー(カバー)
180 電気配線
180-1 コントローラ側配線(制御部側配線)
180-2 センサ側配線(人体検知センサ側配線)
182 コネクタ
184 引出穴

Claims (1)

  1. 吐水ヘッドに接続された可撓性のホースを吐水パイプ内に引出し可能に挿通するとともに、人体検知センサと制御部とを繋ぐ電気配線を該吐水パイプ内に挿通し、該電気配線は制御部側配線と人体検知センサ側配線とがコネクタにて配線連結してあり、該コネクタが該吐水パイプの径方向外面と更にその外側のカバーとの間に且つ該吐水パイプの該外面を支持面として該外面により直接支持された状態で収容配置してあるとともに、該吐水パイプには管壁を貫通する引出穴が設けてあって、該吐水パイプ内から前記制御部側配線が該引出穴を通じて該吐水パイプの外側に引き出された上、前記コネクタに接続してあることを特徴とする自動水栓。
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JP2000220179A (ja) * 1999-01-29 2000-08-08 Toto Ltd 自動水栓装置
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