JP2003293410A - 自動水栓装置 - Google Patents
自動水栓装置Info
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- JP2003293410A JP2003293410A JP2002101495A JP2002101495A JP2003293410A JP 2003293410 A JP2003293410 A JP 2003293410A JP 2002101495 A JP2002101495 A JP 2002101495A JP 2002101495 A JP2002101495 A JP 2002101495A JP 2003293410 A JP2003293410 A JP 2003293410A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、スパウトの外観を損なわずデザイ
ン性に優れ、なお且つ保守点検作業を容易に行なえ、さ
らには使用勝手ならびに耐久性に優れたる自動水栓装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 人体を検知する人体検出部と、この人体
検出部の信号に基づき水の流れを制御する開閉弁と、こ
の開閉弁を制御するコントローラと、前記開閉弁を通過
して供給される液体を吐出する吐出管とを備えた自動水
栓装置において、前記吐水管の内側に、フレキホースを
挿通し、このフレキホースの端部に接続した吐出部を備
えた吐水具継手を吐水管端部に備え、さらに、前記吐水
具継手に前記人体検出部を設け、この人体検出部と前記
コントローラとをコネクタを介して信号線で接続し、か
つ、このコネクタを保護する保護部を前記吐水具継手内
に備えてなることを特徴とする自動水栓装置。
ン性に優れ、なお且つ保守点検作業を容易に行なえ、さ
らには使用勝手ならびに耐久性に優れたる自動水栓装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 人体を検知する人体検出部と、この人体
検出部の信号に基づき水の流れを制御する開閉弁と、こ
の開閉弁を制御するコントローラと、前記開閉弁を通過
して供給される液体を吐出する吐出管とを備えた自動水
栓装置において、前記吐水管の内側に、フレキホースを
挿通し、このフレキホースの端部に接続した吐出部を備
えた吐水具継手を吐水管端部に備え、さらに、前記吐水
具継手に前記人体検出部を設け、この人体検出部と前記
コントローラとをコネクタを介して信号線で接続し、か
つ、このコネクタを保護する保護部を前記吐水具継手内
に備えてなることを特徴とする自動水栓装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台所や洗面所で使
用され、人体検知手段により人体を検知すると共に自動
的に吐水及び止水する自動水栓装置に関する。
用され、人体検知手段により人体を検知すると共に自動
的に吐水及び止水する自動水栓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】吐水口近傍に自動センサーやタッチスイ
ッチを設ける場合、水栓内部に通水部分と信号線を通す
部分とを設ける必要があり、更には吐水口近傍の自動セ
ンサーやタッチスイッチのメンテ性を損なわないため、
スパウト先側で接続するためコネクタに配慮する必要が
あるため、構造が複雑となる。
ッチを設ける場合、水栓内部に通水部分と信号線を通す
部分とを設ける必要があり、更には吐水口近傍の自動セ
ンサーやタッチスイッチのメンテ性を損なわないため、
スパウト先側で接続するためコネクタに配慮する必要が
あるため、構造が複雑となる。
【0003】例えば、特開平10−306483号公報
に示す自動水栓装置では、センサーとそのコントローラ
それぞれの信号線の接続部をスパウト外に設ける構成と
している。また、特開2000−220175号公報に
示す水栓装置では、センサーは、スパウトとは別体から
なる専用のケーシングに収納されて、前記スパウトに取
付けられている。さらに、前記センサーをそのコントロ
ーラに接続するコネクタは前記ケーシング内に配置する
構成としている。
に示す自動水栓装置では、センサーとそのコントローラ
それぞれの信号線の接続部をスパウト外に設ける構成と
している。また、特開2000−220175号公報に
示す水栓装置では、センサーは、スパウトとは別体から
なる専用のケーシングに収納されて、前記スパウトに取
付けられている。さらに、前記センサーをそのコントロ
ーラに接続するコネクタは前記ケーシング内に配置する
構成としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の水
栓装置では、以下の問題があった。特開平10−306
483号公報に提案されている自動水栓装置のようにセ
ンサーの接続部をスパウトの外部に設ける構造にする
と、センサーの保守点検をする場合、水栓装置全体を分
解するような大掛かりな作業が必要である。また、特開
2000−220175号公報に示す水栓装置では、ス
パウトとは別体からなる専用のケーシングを有し、前記
ケーシングは、前記センサーを狭持する対となる2部品
から構成されているため部品点数が増加し、コストアッ
プとなる。また、スパウトに前記ケーシングを配置する
ことからスパウトの先側が大きくなり、スパウトの外観
を壊し、デザイン性が失われるといった問題を有してい
た。
栓装置では、以下の問題があった。特開平10−306
483号公報に提案されている自動水栓装置のようにセ
ンサーの接続部をスパウトの外部に設ける構造にする
と、センサーの保守点検をする場合、水栓装置全体を分
解するような大掛かりな作業が必要である。また、特開
2000−220175号公報に示す水栓装置では、ス
パウトとは別体からなる専用のケーシングを有し、前記
ケーシングは、前記センサーを狭持する対となる2部品
から構成されているため部品点数が増加し、コストアッ
プとなる。また、スパウトに前記ケーシングを配置する
ことからスパウトの先側が大きくなり、スパウトの外観
を壊し、デザイン性が失われるといった問題を有してい
た。
【0005】本発明はかかる事情を鑑みてなされたもの
で、スパウトの外観を損なわずデザイン性に優れ、なお
且つ保守点検作業を容易に行なえ、さらには使用勝手な
らびに耐久性に優れたる自動水栓装置を提供することを
目的とする。
で、スパウトの外観を損なわずデザイン性に優れ、なお
且つ保守点検作業を容易に行なえ、さらには使用勝手な
らびに耐久性に優れたる自動水栓装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明の請求項1では、人体を検知する人体検出部と、こ
の人体検出部の信号に基づき水の流れを制御する開閉弁
と、この開閉弁を制御するコントローラと、前記開閉弁
を通過して供給される液体を吐出する吐水管とを備えた
自動水栓装置において、前記吐水管の内側に、フレキホ
ースを挿通し、このフレキホースの端部に接続し、吐出
部を備えた吐水具継手を吐水管の端部に備え、さらに、
前記吐水具継手に前記人体検出部を設け、この人体検出
部と前記コントローラとをコネクタを介して信号線で接
続し、かつこのコネクタを保護する保護部を前記吐水具
継手内に備えてなることを特徴とする自動水栓装置とし
た。
発明の請求項1では、人体を検知する人体検出部と、こ
の人体検出部の信号に基づき水の流れを制御する開閉弁
と、この開閉弁を制御するコントローラと、前記開閉弁
を通過して供給される液体を吐出する吐水管とを備えた
自動水栓装置において、前記吐水管の内側に、フレキホ
ースを挿通し、このフレキホースの端部に接続し、吐出
部を備えた吐水具継手を吐水管の端部に備え、さらに、
前記吐水具継手に前記人体検出部を設け、この人体検出
部と前記コントローラとをコネクタを介して信号線で接
続し、かつこのコネクタを保護する保護部を前記吐水具
継手内に備えてなることを特徴とする自動水栓装置とし
た。
【0007】このように吐水具継手にコネクタ保護部を
設けることで部品点数の削減に効果があることから、コ
ストダウン及び組み立て作業の負荷低減に効果があると
共に、フレキホースと直接的にコネクタが接触しないた
め、フレキホースを通過する温水又は熱水によってコネ
クタが熱せられない。また、コネクタを第1管材の先部
付近に配置することが可能となるため、人体検出部が万
一破損などに陥ったとしても吐出部付近の取り外しのみ
でいいため、作業性が非常に良くなる。
設けることで部品点数の削減に効果があることから、コ
ストダウン及び組み立て作業の負荷低減に効果があると
共に、フレキホースと直接的にコネクタが接触しないた
め、フレキホースを通過する温水又は熱水によってコネ
クタが熱せられない。また、コネクタを第1管材の先部
付近に配置することが可能となるため、人体検出部が万
一破損などに陥ったとしても吐出部付近の取り外しのみ
でいいため、作業性が非常に良くなる。
【0008】本発明の請求項2では、人体を検知する人
体検出部と、この人体検出部の信号に基づき水の流れを
制御する開閉弁と、この開閉弁を制御するコントローラ
と、前記開閉弁を通過して供給される液体を吐出する吐
水管とを備えた自動水栓装置において、前記吐水管の内
側に、保護管と、この保護管内に挿通したフレキホース
とを挿通し、このフレキホースの端部に接続し、吐出部
を備えた吐水具継手を吐水管の端部に備え、さらに、前
記吐水具継手に前記人体検出部を設け、この人体検出部
と前記コントローラとを信号線で接続し、前記信号線を
吐水管と保護管の間に配置してなることを特徴とする自
動水栓装置とした。
体検出部と、この人体検出部の信号に基づき水の流れを
制御する開閉弁と、この開閉弁を制御するコントローラ
と、前記開閉弁を通過して供給される液体を吐出する吐
水管とを備えた自動水栓装置において、前記吐水管の内
側に、保護管と、この保護管内に挿通したフレキホース
とを挿通し、このフレキホースの端部に接続し、吐出部
を備えた吐水具継手を吐水管の端部に備え、さらに、前
記吐水具継手に前記人体検出部を設け、この人体検出部
と前記コントローラとを信号線で接続し、前記信号線を
吐水管と保護管の間に配置してなることを特徴とする自
動水栓装置とした。
【0009】このようにすることで、フレキホースを通
過する温水又は熱水によってコネクタのみではなく、信
号線も熱の影響から保護できる。
過する温水又は熱水によってコネクタのみではなく、信
号線も熱の影響から保護できる。
【0010】本発明の請求項3では、人体を検知する人
体検出部と、この人体検出部の信号に基づき水の流れを
制御する開閉弁と、この開閉弁を制御するコントローラ
と、前記開閉弁を通過して供給される液体を吐出する吐
水管とを備えた自動水栓装置において、前記吐水管の内
側に、保護管とフレキホースとをそれぞれ挿通し、この
フレキホースの端部に接続し、吐出部を備えた吐水具継
手を吐水管端部に備え、さらに、前記吐水具継手に前記
人体検出部を設け、この人体検出部と前記コントローラ
とを信号線で接続し、前記信号線を前記保護管の中に配
置してなることを特徴とする自動水栓装置とした。
体検出部と、この人体検出部の信号に基づき水の流れを
制御する開閉弁と、この開閉弁を制御するコントローラ
と、前記開閉弁を通過して供給される液体を吐出する吐
水管とを備えた自動水栓装置において、前記吐水管の内
側に、保護管とフレキホースとをそれぞれ挿通し、この
フレキホースの端部に接続し、吐出部を備えた吐水具継
手を吐水管端部に備え、さらに、前記吐水具継手に前記
人体検出部を設け、この人体検出部と前記コントローラ
とを信号線で接続し、前記信号線を前記保護管の中に配
置してなることを特徴とする自動水栓装置とした。
【0011】このようにすることで、請求項2と同様
に、信号線への熱の影響を防止することが可能となる。
なお且つ、フレキホースと保護管は吐水管内部で自由に
配置することが可能であるため、組立性に規制を持たせ
る必要がなくなり、組立性向上にもなる。また、設計の
自由度も広げることができる。
に、信号線への熱の影響を防止することが可能となる。
なお且つ、フレキホースと保護管は吐水管内部で自由に
配置することが可能であるため、組立性に規制を持たせ
る必要がなくなり、組立性向上にもなる。また、設計の
自由度も広げることができる。
【0012】本発明の請求項4では、請求項2乃至3記
載の自動水栓装置において、前記保護管が可撓性管であ
ることを特徴とする自動水栓装置とした。
載の自動水栓装置において、前記保護管が可撓性管であ
ることを特徴とする自動水栓装置とした。
【0013】このようにすることで、吐水管の挿入が容
易であり、吐水管、フレキホースの形状を考慮する必要
が少なくなるので、自由度が広がる。
易であり、吐水管、フレキホースの形状を考慮する必要
が少なくなるので、自由度が広がる。
【0014】本発明の請求項5では、請求項1乃至4の
いずれか1項記載の自動水栓装置において、前記吐出部
が、吐水具継手から着脱可能に設けられていることを特
徴とする自動水栓装置。
いずれか1項記載の自動水栓装置において、前記吐出部
が、吐水具継手から着脱可能に設けられていることを特
徴とする自動水栓装置。
【0015】特に、本発明を請求項1にて適用した場
合、フレキホースを吐水管から引出せるプルアウト式の
自動水栓装置となるので、この保護部により、フレキホ
ースは可動自在のためフレキホースとコネクタの接触に
よるコネクタのキズや破損を防止することが可能とな
る。また、本発明を請求項2、3、4にて適用した場
合、フレキホースは可動自在のためフレキホースと信号
線の接触によるキズや断線を防止することが可能とな
る。さらに、本発明を請求項2の発明に適用した場合に
は、フレキホースを可動させた場合、吐水管とフレキホ
ースの接触しないことから摩擦音を防止することが可能
となる。
合、フレキホースを吐水管から引出せるプルアウト式の
自動水栓装置となるので、この保護部により、フレキホ
ースは可動自在のためフレキホースとコネクタの接触に
よるコネクタのキズや破損を防止することが可能とな
る。また、本発明を請求項2、3、4にて適用した場
合、フレキホースは可動自在のためフレキホースと信号
線の接触によるキズや断線を防止することが可能とな
る。さらに、本発明を請求項2の発明に適用した場合に
は、フレキホースを可動させた場合、吐水管とフレキホ
ースの接触しないことから摩擦音を防止することが可能
となる。
【0016】
【発明の実施の形態】添付した図面の参照しつつ、本発
明を具体化した実施の形態について説明し、本発明の理
解に供する。図1は本発明の一実施形態に係る給水制御
装置のシステム図、図2は本発明の一実施形態に係る自
動水栓装置の正面図、図3は本発明の一実施形態の係る
自動水栓装置のスパウト先側断面図である。図1を用い
て、本発明の一実施の形態に係る給水制御装置のシステ
ムについて説明する。人体検出部4により人体を検出す
ると、コントローラ5が作用して、開閉弁ユニット1a
及び1bを作動せしめ、水栓本体2に設けられた吐出部
3より吐水される。また、再度、人体検出部4により人
体を検出するとコントローラ5が作用して、開閉弁ユニ
ット1a及び1bを作動せしめ止水を行なう。ここで人
体を検出する人体検出部4は、静電容量検出型センサー
を用いているが、これに限定されず、他のセンサーを適
用してもよい。なお、この静電容量検出型センサーは、
静電容量検出型センサーの表面に手を軽く触れるだけで
静電容量が変化し、この変化によりコントローラが作用
して、開閉弁ユニットを作動せしめ、水栓本体に設けら
れた吐出部より吐水される。また、再度、該静電容量検
出型センサーの表面に手を軽く触れるだけで再び静電容
量が変化し、この変化によりコントローラが作用して、
開閉弁ユニットを作動せしめ止水を行なうものである。
このように静電容量検出型センサ−を用いることで、反
射型光電センサ−にて起こり得る誤感知の問題を解消す
ることができる。また、タクトスイッチ式の操作スイッ
チを使用しないことで感知部の大きさを抑えることがで
き、デザイン性を損なう恐れを無くすことができる。さ
らには、給水制御装置を静電容量検出型センサ−を配置
することで、さらに使い勝手を向上し、保守点検などの
作業性をより向上することが可能となった。
明を具体化した実施の形態について説明し、本発明の理
解に供する。図1は本発明の一実施形態に係る給水制御
装置のシステム図、図2は本発明の一実施形態に係る自
動水栓装置の正面図、図3は本発明の一実施形態の係る
自動水栓装置のスパウト先側断面図である。図1を用い
て、本発明の一実施の形態に係る給水制御装置のシステ
ムについて説明する。人体検出部4により人体を検出す
ると、コントローラ5が作用して、開閉弁ユニット1a
及び1bを作動せしめ、水栓本体2に設けられた吐出部
3より吐水される。また、再度、人体検出部4により人
体を検出するとコントローラ5が作用して、開閉弁ユニ
ット1a及び1bを作動せしめ止水を行なう。ここで人
体を検出する人体検出部4は、静電容量検出型センサー
を用いているが、これに限定されず、他のセンサーを適
用してもよい。なお、この静電容量検出型センサーは、
静電容量検出型センサーの表面に手を軽く触れるだけで
静電容量が変化し、この変化によりコントローラが作用
して、開閉弁ユニットを作動せしめ、水栓本体に設けら
れた吐出部より吐水される。また、再度、該静電容量検
出型センサーの表面に手を軽く触れるだけで再び静電容
量が変化し、この変化によりコントローラが作用して、
開閉弁ユニットを作動せしめ止水を行なうものである。
このように静電容量検出型センサ−を用いることで、反
射型光電センサ−にて起こり得る誤感知の問題を解消す
ることができる。また、タクトスイッチ式の操作スイッ
チを使用しないことで感知部の大きさを抑えることがで
き、デザイン性を損なう恐れを無くすことができる。さ
らには、給水制御装置を静電容量検出型センサ−を配置
することで、さらに使い勝手を向上し、保守点検などの
作業性をより向上することが可能となった。
【0017】図2を用いて本発明の一実施例の形態に係
る自動水栓装置の概略構成を説明する。台座7には、流
量調節、温調調節を行なうシングルカートリッジ式のバ
ルブ8が取付けられ、レバーハンドル9にて流量調節及
び温度調節が可能となっている。また、台座7には例え
ば金属からなる吐水管10のストレートになった基部を
挿入し回転可能なように取付けられており、吐出部3か
らの液体の放出位置を自由に変えることができるように
接続されている。前記流量調節及び/または温度調節を
行なうバルブにて流量および温度を調節された液体は、
吐水管内に配置されたフレキホース(図示せず)に送ら
れる。
る自動水栓装置の概略構成を説明する。台座7には、流
量調節、温調調節を行なうシングルカートリッジ式のバ
ルブ8が取付けられ、レバーハンドル9にて流量調節及
び温度調節が可能となっている。また、台座7には例え
ば金属からなる吐水管10のストレートになった基部を
挿入し回転可能なように取付けられており、吐出部3か
らの液体の放出位置を自由に変えることができるように
接続されている。前記流量調節及び/または温度調節を
行なうバルブにて流量および温度を調節された液体は、
吐水管内に配置されたフレキホース(図示せず)に送ら
れる。
【0018】図3を用いて吐出部の詳細構造を組み立て
手順に従いながら説明する。図4は、図3のA−A断面
図である。フレキホース12の先端にはホース止め具1
3が装着されており、また、吐水管10の先端部には吐
水具継手14があらかじめ装着されている。前記ホース
止め具13をホース継手15に挿入し固定ビス16にて
ビス止め固定される。 また、人体検出部4は吐水具継
手14に固定ビス17を2本用いて固定している。ま
た、コントローラ側からの信号線18を吐水管の基部
(図示せず)側から挿入する。吐水管10先側から保護
管19を吐水管10と信号線18の間に挿入する。フレ
キホースは吐水管10先側より保護管の中に挿入する。
人体検出部4から取り出された信号線20とコントロー
ラ側から取り出された信号線18はコネクタ21により
接続され、吐水具継手14のコネクタ保護部14aに取
付ける。吐水具継手14と人体検知部4は吐水管10の
先側に設けた切り欠き部に挿入され固定ビス22と固定
ナット23により固定する。また、前記ホース止め具1
3にはスナップフィット13aを設け、ホース継手15
が吐水管10から着脱が容易に行えるようにし、吐水具
継手14と簡易固定する。使用者が、シンク内などの清
掃時に前記ホース継手15と組付けられた吐水口部24
を引き出して使用したい時は、吐出部11を引き出すと
ホース止め具13のスナップフィット13aが外れ、引
き出しを自由に行なえるようにしている。吐出部3に
は、吐水切替部11、24を備えており、この吐水切替
部11、24を吐水管の軸方向に可動させることで、泡
沫吐水とシャワー吐水の2つの吐水切替が行なうことが
できるように構成されている。
手順に従いながら説明する。図4は、図3のA−A断面
図である。フレキホース12の先端にはホース止め具1
3が装着されており、また、吐水管10の先端部には吐
水具継手14があらかじめ装着されている。前記ホース
止め具13をホース継手15に挿入し固定ビス16にて
ビス止め固定される。 また、人体検出部4は吐水具継
手14に固定ビス17を2本用いて固定している。ま
た、コントローラ側からの信号線18を吐水管の基部
(図示せず)側から挿入する。吐水管10先側から保護
管19を吐水管10と信号線18の間に挿入する。フレ
キホースは吐水管10先側より保護管の中に挿入する。
人体検出部4から取り出された信号線20とコントロー
ラ側から取り出された信号線18はコネクタ21により
接続され、吐水具継手14のコネクタ保護部14aに取
付ける。吐水具継手14と人体検知部4は吐水管10の
先側に設けた切り欠き部に挿入され固定ビス22と固定
ナット23により固定する。また、前記ホース止め具1
3にはスナップフィット13aを設け、ホース継手15
が吐水管10から着脱が容易に行えるようにし、吐水具
継手14と簡易固定する。使用者が、シンク内などの清
掃時に前記ホース継手15と組付けられた吐水口部24
を引き出して使用したい時は、吐出部11を引き出すと
ホース止め具13のスナップフィット13aが外れ、引
き出しを自由に行なえるようにしている。吐出部3に
は、吐水切替部11、24を備えており、この吐水切替
部11、24を吐水管の軸方向に可動させることで、泡
沫吐水とシャワー吐水の2つの吐水切替が行なうことが
できるように構成されている。
【0019】次に第二の実施形態として、図5により説
明する。ここで、図5は図3の変形例であり、特徴部分
のみ説明する。保護管19をフレキホースの外周部に配
置せず、信号線18の外周部に配置するようにしてもよ
い。いずれの場合にもコネクタ21および信号線18の
保護を可能にすることができる。
明する。ここで、図5は図3の変形例であり、特徴部分
のみ説明する。保護管19をフレキホースの外周部に配
置せず、信号線18の外周部に配置するようにしてもよ
い。いずれの場合にもコネクタ21および信号線18の
保護を可能にすることができる。
【0020】以上、本発明の一実施の形態について説明
してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、例えば、流量の調節を行なうレバーハンドル
の数は2以上でもよく、また、給水制御装置は、単水栓
(流量の調節のみで温度調節なし)と組み合わせでも使
用することができ、さらにはレバーハンドルの代わりに
回転ハンドルを使用して操作することも可能である。
してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、例えば、流量の調節を行なうレバーハンドル
の数は2以上でもよく、また、給水制御装置は、単水栓
(流量の調節のみで温度調節なし)と組み合わせでも使
用することができ、さらにはレバーハンドルの代わりに
回転ハンドルを使用して操作することも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のごとく、吐水具継手にコネクタ保
護部を設け、更には保護管を用いてフレキホースまたは
信号線を保護することでを用いることで、故障の原因を
排除することが可能となる。また、吐水具継手にコネク
タ保護部があることで、メンテ性を向上させるのみでは
なく、デザイン性を失うことがない。
護部を設け、更には保護管を用いてフレキホースまたは
信号線を保護することでを用いることで、故障の原因を
排除することが可能となる。また、吐水具継手にコネク
タ保護部があることで、メンテ性を向上させるのみでは
なく、デザイン性を失うことがない。
【図1】本発明の第一の実施形態に係る給水制御装置の
システム図
システム図
【図2】本発明の第一の実施形態に係る自動水栓装置の
正面図
正面図
【図3】本発明の第一の実施形態に係る自動水栓装置の
スパウトの縦断面図
スパウトの縦断面図
【図4】本発明の第一の実施形態に係る自動水栓装置の
スパウトの横断面図
スパウトの横断面図
【図5】本発明の第二の実施形態に係る自動水栓装置の
スパウトの縦断面図
スパウトの縦断面図
1a、1b:開閉弁ユニット 2:バルブ
3:吐出部 4:人体検出部 5:コントローラ 6:
水栓本体 7:台座 8:シングルカートリッジ式バルブ 9:レバーハンドル 10:吐水管 11:吐水切替部 12:フレキホース 13:ホース止め金具 13a:スナップフィッ
ト部 14:吐水具継手 14a:コネクタ保護部 15:ホース継手 16:固定ビス 17:固定ビス 18:信号線 19:保
護管 20:信号線 21:コネクタ 22:固
定ビス 23:固定ナット 24:吐水切替部
3:吐出部 4:人体検出部 5:コントローラ 6:
水栓本体 7:台座 8:シングルカートリッジ式バルブ 9:レバーハンドル 10:吐水管 11:吐水切替部 12:フレキホース 13:ホース止め金具 13a:スナップフィッ
ト部 14:吐水具継手 14a:コネクタ保護部 15:ホース継手 16:固定ビス 17:固定ビス 18:信号線 19:保
護管 20:信号線 21:コネクタ 22:固
定ビス 23:固定ナット 24:吐水切替部
Claims (5)
- 【請求項1】 人体を検知する人体検出部と、この人体
検出部の信号に基づき水の流れを制御する開閉弁と、こ
の開閉弁を制御するコントローラと、前記開閉弁を通過
して供給される液体を吐出する吐水管とを備えた自動水
栓装置において、前記吐水管の内側に、フレキホースを
挿通し、このフレキホースの端部に接続し、吐出部を備
えた吐水具継手を吐水管の端部に備え、さらに、前記吐
水具継手に前記人体検出部を設け、この人体検出部と前
記コントローラとをコネクタを介して信号線で接続し、
かつこのコネクタを保護する保護部を前記吐水具継手内
に備えてなることを特徴とする自動水栓装置。 - 【請求項2】 人体を検知する人体検出部と、この人体
検出部の信号に基づき水の流れを制御する開閉弁と、こ
の開閉弁を制御するコントローラと、前記開閉弁を通過
して供給される液体を吐出する吐水管とを備えた自動水
栓装置において、前記吐水管の内側に、保護管と、この
保護管内に挿通したフレキホースとを挿通し、このフレ
キホースの端部に接続し、吐出部を備えた吐水具継手を
吐水管の端部に備え、さらに、前記吐水具継手に前記人
体検出部を設け、この人体検出部と前記コントローラと
を信号線で接続し、前記信号線を吐水管と保護管の間に
配置してなることを特徴とする自動水栓装置。 - 【請求項3】 人体を検知する人体検出部と、この人体
検出部の信号に基づき水の流れを制御する開閉弁と、こ
の開閉弁を制御するコントローラと、前記開閉弁を通過
して供給される液体を吐出する吐水管とを備えた自動水
栓装置において、前記吐水管の内側に、保護管とフレキ
ホースとをそれぞれ挿通し、このフレキホースの端部に
接続し、吐出部を備えた吐水具継手を吐水管端部に備
え、さらに、前記吐水具継手に前記人体検出部を設け、
この人体検出部と前記コントローラとを信号線で接続
し、前記信号線を前記保護管の中に配置してなることを
特徴とする自動水栓装置。 - 【請求項4】 請求項2または3記載の自動水栓装置に
おいて、前記保護管が可撓性管であることを特徴とする
自動水栓装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項記載の自
動水栓装置において、前記吐出部が、吐水具継手から着
脱可能に設けられていることを特徴とする自動水栓装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002101495A JP2003293410A (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | 自動水栓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2002101495A JP2003293410A (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | 自動水栓装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003293410A true JP2003293410A (ja) | 2003-10-15 |
Family
ID=29241842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002101495A Pending JP2003293410A (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | 自動水栓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003293410A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2002
- 2002-04-03 JP JP2002101495A patent/JP2003293410A/ja active Pending
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