JP4248013B2 - 自動水栓 - Google Patents

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Description

この発明は人体検知センサによる人体検知に基づいて自動的に吐水を行う自動水栓に関し、特に温調水と給水源からの水とを選択的に吐水可能で、且つそれら温調水及び水の流量調節,温調水の温度調節を行う手動ハンドルを備えた自動水栓に関する。
従来、人体検知センサによる人体検知に基づいて自動的に吐水を行う自動水栓として、湯と水とを混合して成る温調水の温度調節及び流量調節を1つの手動ハンドルの操作にて行う手動ハンドル付きのものが公知である(下記特許文献1)。
図11はその具体例を示している。
同図において200,202はそれぞれ給水路,給湯路を形成する給水管,給湯管で、それぞれに電磁弁から成る水側弁204,湯側弁206が設けられている。
これら給水管200,給湯管202にて形成された給水路,給湯路の合流部にはシングルレバー式の湯水の混合弁208が設けられており、その混合弁208に対してシングルレバーハンドル(手動ハンドル)210が作動的に連結されている。
212は流出路を形成するホースで、混合弁208で混合された温調水がこのホース212を通じて吐水管214の先端の吐水口216から吐水される。
吐水管214には人体検知センサ218が設けられており、この人体検知センサ218による人体検知に基づいてコントローラ220の制御の下に水側弁204,湯側弁206が開動作し、吐水口216からの吐水が自動的に行われる。
ここでシングルレバー式の湯水の混合弁208は、シングルレバーハンドル210の左右回動操作及び上下回動操作に基づいて湯水の混合比率の調節即ち温度調節と流量調節(吐止水を含む)とが可能である。
この図11に示す湯水混合の自動水栓の場合、シングルレバーハンドル210の操作によって吐水口216から吐水される温調水の温度を適正温度,流量に設定しておけば、その後単に人体検知センサ218により人体検知させるだけで、常に適正温度の温調水を吐水口216から自動的に吐水させることができる。
この自動水栓の場合、シングルレバーハンドル210を完全閉止状態、詳しくは混合弁208を完全閉止状態としておくと、人体検知センサ218にて人体検知させても吐水口216から吐水が行われないが、この自動水栓にあってはシングルレバーハンドル210の操作によって設定された温度,流量でのみ吐水が行われるため、使用者は吐水が行われないのはシングルレバーハンドル210が閉止状態になっていることによるものであると気付くことができる。
ところで、例えばキッチン作業においては適正温度に調節された設定温度の温調水と水(冷水)とを選択的に吐水させたい場合があり、そこで手動ハンドル付きの自動水栓を、人体検知センサによる人体検知に基づいて温調水と水とを選択的に吐水可能に構成しておけばこのような要請に応え得、自動水栓の利便性を飛躍的に高めることができる。
その際手動ハンドルを温調水の温度調節,流量調節のみならず水の流量調節をも行い得るように構成しておけば、自動水栓の利便性を更に高めることができる。
しかしながらこの場合、手動ハンドルは温調水の温度調節,流量調節のためのものであって、水の流量調節のためのものではないものと使用者が誤解してしまう恐れがある。
特に水の吐水時において手動ハンドルを温度調節方向に操作しても水の吐水量が一定で変化しないものとなしてある場合、手動ハンドルを操作してみても(温度調節方向に)水の吐水量が変化しないことから特に上記の誤解を生じ易い。
而して使用者がそのような誤解を生じてしまうと、自動水栓の有する本来の機能が十分に発揮されない問題が生ずる。
特開2003−321856号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、人体検知センサによる人体検知に基づいて温調水と水とを選択的に吐水可能な手動ハンドル付きの自動水栓において、手動ハンドルが完全閉止状態にあることによって自動吐水されないときに、使用者に対してハンドル操作すれば吐水が可能になることを容易に気付かせ得、特に水吐水時においてもハンドル操作によって流量調節が可能であることを容易に気付かせ得る自動水栓を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、手動ハンドルの操作によって調節した設定温度の温調水と給水源からの水とを人体検知センサによる人体検知に基づいて選択的に吐水可能、且つ該温調水については温度及び流量の何れをも、また該水については流量だけを前記手動ハンドルの操作によって調節可能な自動水栓であって、前記水の吐水時において前記手動ハンドルを温度調節方向に操作しても吐水量が一定で変化しないものとなしてあり、該手動ハンドル、流量調節方向には単独で回動する第1部分と、該流量調節方向とは異なった前記温度調節方向には該第1部分と一体に回動する第2部分とに分けて構成してあることを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記第2部分には前記第1部分の回動操作位置を表示する表示部が設けてあることを特徴とする
発明の作用・効果
以上のように本発明は、水の吐水時において手動ハンドルを温度調節方向に操作しても水の吐水量が一定で変化しないものとなし、そして手動ハンドルを流量調節方向には単独で回動する第1部分と、温度調節方向には第1部分と一体に回動する第2部分とに分けて構成したもので、本発明によれば、手動ハンドルが完全閉止状態にあることによって自動吐水を行わない場合であっても、そのことは手動ハンドルが完全閉止状態にあることによって生じていることを使用者に容易に気付かせることができる。
従って使用者は第1部分を完全閉止状態から操作することによって自動吐水を行わせ得る状態とすることができる。
また水吐水時においても、手動ハンドルが流量調節方向に単独で回動する第1部分と、温度調節方向に第1部分と一体に回動する第2部分とに分れていることから、その第1部分を操作することによって流量調節できることを使用者に分らせることができ、自動水栓の本来有する機能を十分に発揮させることができる。
ここで本発明では、上記人体検知センサとして温調水用の人体検知センサと水用の人体検知センサとを設けておいて、それらの何れかによる人体検知に基づいて温調水と水とを選択的に吐水するようになしておくことができる。
この場合において第2部分には、第1部分の現在の回動操作位置を表示する表示部を設けておくことができ(請求項2)、このようにしておけば、第1部分が単独で操作可能であることをより確実に使用者に分らせることができる
また本発明は、上記手動ハンドルが単独の湯水混合ディスク弁に作動的に連結されて成る自動水栓に適用して好適である
本発明においては、手動ハンドルを水栓におけるハンドル取付面に沿って回動する基部と、基部から突き出したレバー部とを有する形態となし、そのレバー部及び基部のレバー部と一体の部分を第1部分と成し、基部の他部を第2部分となしておくことができる。
このようにしておけば、レバー操作1つで温度調節と流量調節とが可能であり、しかも第1部分にて流量調節だけが可能であることを使用者に容易に分らせることができる。
次に本発明をキッチン用のホース収納式の自動水栓に適用した場合の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10はキッチンのキャビネットで、12はカウンターであり、このカウンター12上に起立する状態で水栓の本体部14と吐水管16とが設けられている。ここで吐水管16は本体部14に対して所定角度回動可能とされている。
また吐水管16は、図3に示しているように逆U字状のグースネック形状をなしている。
同図に示しているように吐水管16は、先端に吐水口18を有し、可撓性のホース20とともに引出し可能な吐水ヘッド22と、吐水ヘッド22を収納位置に保持するホルダとしての働きを有する吐水管本体24とを有している。
図1に示しているように、キャビネット10の内部には一対の止水栓28,30の間の位置においてバルブユニット26が配設されている。
そしてこのバルブユニット26の水流入口に対して給水用の元配管(以下単に給水元管と略す)が止水栓28,分岐継手32及び接続ホース34を介して接続されている。
また湯流入口に対して給湯用の元配管(以下単に給湯元管と略す)が、止水栓30及び接続ホース36を介して接続されている。
このバルブユニット26の水流出口及び湯流出口からは水,湯のサプライ管38,40が上向きに延び出しており、それらの先端が上記の水栓の本体部14に接続されて、その本体部14に水,湯がそれぞれ供給されるようになっている。
本体部14には後述の混合弁58(図2参照)が内蔵されていて、その混合弁58の下流部から水(冷水)又は温調水(混合弁58で湯と水とが混合されて温度調節された温調水)を流出させる流出管42が下向きに延び出しており、その先端がカプラ44を介して上記の可撓性のホース20に接続されている。
ここでホース20はカプラ44から上向きに延び出した後、1回転した上で本体部14,吐水管本体24を挿通し吐水ヘッド22に接続されている。
キャビネット10の内部にはまた浄水器46が設けられており、バルブユニット26の上流部において給水元管からの水が分岐継手32,ホース48を通じてこの浄水器46に導かれるようになっている。
浄水器46は、水道水を後述のフィルタ66(図2参照)に通して浄化するもので、その浄化後の浄水を流出させるホース50が浄水器46から延び出している。
このホース50の先端はカプラ44を介して、吐水ヘッド22に繋がるホース20に接続されている。
即ち浄水器46から流出した浄水がホース50,20を通じて吐水ヘッド22に導かれ、その先端の吐水口18から吐水されるようになっている。
尚図1の部分拡大図に示しているように、カプラ44には吐水口18からの吐水の温度をその上流部で検出するための温度検出素子としてのサーミスタ170が取り付けられている。
キャビネット10の内部にはまた、バルブユニット26の下側において水栓の動作制御のためのコントローラ(制御部)52が設けられている。
図2に示しているように本実施形態において給水元管,給湯元管からの水,湯は給水路54,給湯路56を通じて本体部14に内蔵された混合弁58に供給される。
供給された水と湯とはシングルレバーハンドル(手動ハンドル)60の操作に基づいて所定比率で混合された上、同じくそのシングルレバーハンドル60の操作に基づいて決定された所定流量で流出路62を通じ吐水ヘッド22に送られ、先端の吐水口18から吐水される。
ここでシングルレバーハンドル60は、左右回動操作によって水と湯との混合比率の調節即ち温度調節を行い、また上下回動操作によって流量調節を行う。
給水元管からの水はまた、電磁弁68の上流部で給水路54から分岐した浄水路64に取り出され、そして浄水路64上に設けられた浄水器46のフィルタ66を通過してそこで浄化された上で、浄化後の水(浄水)が混合弁58をバイパスして流出路62に導かれ、そしてその流出路62を通じて吐水ヘッド22の吐水口18から吐水されるようになっている。
これら給水路54,給湯路56及び浄水路64のそれぞれには流路を開閉する電磁弁68,70,72及び逆流防止をなす逆止弁74が配設されている。
尚浄水路64には定流量弁73が設けられている。
給水路54からはまた、電磁弁68の上流部においてバイパス路76が分岐して延び出しており、その先端が給湯路56且つ電磁弁70及び逆止弁74の下流部に接続されている。
このバイパス路76上にもまた、流路を開閉する電磁弁78と逆止弁74が設けられている。
これら電磁弁68,70,72,78はそれぞれコントローラ52に電気的に接続されていて、コントローラ52によって動作制御される。
本実施形態において、給水路54と給湯路56とを連絡するバイパス路76を設けているのは次のような理由による。
即ちシングルレバーハンドル60の回動操作位置が、混合弁58内における湯の流路を全開、水の流路を全閉状態とする状態にあると、後述する人体検知センサ(水用センサ116)による人体検知に基づいて吐水口18から水吐水させようとしてもこれを行うことができない。
そこで給水路54と給湯路56とをバイパス路76で連絡しておき、混合弁58内において水の流路が全閉状態にあっても、給水元管からの水をバイパス路76,給湯路56,更に流出路62を通じて吐水口18へと供給可能となしているのである。
この実施形態の自動水栓では、図6(A)に示しているように電磁弁68及び78が開,電磁弁70,72が閉とされることで、給水路54及びバイパス路76、更に給湯路56の一部を通じて給水元管からの水が混合弁58に送られ、更にその混合弁58を経由して流出路62を通じ、吐水口18から水が吐水(水吐水)される。
また図6(B)に示しているように電磁弁68及び70が開,電磁弁72及び78が閉の状態の下で、給水元管からの水と給湯元管からの湯がそれぞれ給水路54及び給湯路56を通じて混合弁58に送られてそこで混合され、適温の温調水とされた上で流出路62を通じ吐水口18から吐水(温調水吐水)される。
一方図6(C)に示しているように電磁弁68,70及び78の何れもが閉で、電磁弁72のみが開の状態の下では、給水元管からの水が浄水器46、つまり浄水路64の側に導かれてフィルタ66を通り、浄水となって流出路62を通じ吐水口18から吐水(浄水吐水)される。
図4に上記混合弁(湯水混合ディスク弁)58の構成が具体的に示してある。
同図に示しているように混合弁58は、ハウジング80の内部に固定ディスク弁体82と、その上面を摺動する可動ディスク弁体84とを有しており、その可動ディスク弁体84に対してシングルレバーハンドル60が作動的に連結されている。
固定ディスク弁体82には同じ大きさの水,湯の入口86,86が設けられていて、それら入口86,86を通じて、サプライ管38,40を図中上向きに送られて来た水と湯とが可動ディスク弁体84の混合室88内に流入する。
そして混合室88で混合された後の温調水或いは水(冷水)が出口89から流出管42へと流出して、図2の流出路62を通じ吐水口18へと導かれる。
図3に示しているように、逆U字状のグースネック形状をなす吐水管16における吐水管本体24の先端部、詳しくはその最上位の部位から先端に向かって下向きとなる部分の上面に、水用センサ(冷水吐水を選択するための人体検知センサ)116及び温調水用センサ(温調水吐水を選択するための人体検知センサ)118が、所定間隔隔てて管軸方向に一列に配列されている。
ここで水用センサ116は使用者に近い手前側に(前側に)、また温調水用センサ118は奥側に設けられている。従って水用センサ116は温調水用センサ118に対して下位置に、また温調水用センサ118は水用センサ116に対して上位置に位置している。
本実施形態においては、吐水管本体24の側面においても浄水用センサ(浄水吐水を選択するための人体検知センサ)120が設けられている。
尚吐水管本体24の先端部下面には、吐水やシンク或いはシンク内の容器等に光を照射してほのかに照らし出す光照射部122が設けられている。
この実施形態の自動水栓では、水用センサ116の上方に手をかざして水用センサ116によりこれを検知させると、吐水口18から水が吐水(水吐水)される。また水吐水状態の下で再び水用センサ116の上方に手をかざすと、そこで水吐水が停止する。即ち止水する。
一方温調水用センサ118の上方に手をかざすと、温調水用センサ118による手の検知に基づいて、吐水口18から適正温度に温度調節された温調水が吐水され、そしてその温調水吐水中に再び温調水用センサ118の上方に手をかざすと、そこで温調水吐水が停止する。
一方図5に示しているように吐水管本体24の先端部側方に手を差し出すと、浄水用センサ120がこれを検知し、吐水口18から浄水が吐水(浄水吐水)される。また浄水吐水状態の下で再び浄水用センサ120に対して手をかざすと、そこで浄水吐水が停止する。
そのようにコントローラ52が対応する各電磁弁68,70,72,78を動作制御する。
上記吐水管本体24と吐水ヘッド22との間には、図2,図3に示しているようにそれらによって管軸方向に挟まれるようにして温度表示リング162が取り付けられている。
この温度表示リング162は、図2に示しているように概略リング状をなす透光性の樹脂から成っていて、後方への延出部が一体に成形されており、この延出部に対して3色LED152からの光が照射されるようになっている。
3色LED152から延出部に照射された光は、温度表示リング162の内部を通ってその外周面から周辺に放射される。
3色LED152は赤(Red),緑(Green)及び青(Blue)を発色するLEDをユニット化したもので、無段階で連続的に色変化が可能であり、温度表示リング162はその色変化に基づいて吐水温度を表示する。
即ちサーミスタ170による検出温度、即ち吐水口18からの吐水温度が低いときには青色を、吐水温度が高いときには赤色を、中間のときにはそれらに応じた色を発色して現在の吐水温度がどのような温度であるかをその色変化によって表示する。
本実施形態では、図7に示しているようにシングルレバーハンドル60が、ハンドル取付面180に沿って左右方向に回動する、外観が扁平且つ円形状をなす基部182と、側方(前方)に突出するレバー部184とを有する形態をなしている。
基部182はまた、レバー部184と一体を成す帯状の中央部182-1と、略半円状の左右部182-2とに分れている。
即ちシングルレバーハンドル60は全体に2つの部分に分けて構成してある。
ここではレバー部184と中央部182-1とがシングルレバーハンドル60における第1部分を成しており、また基部182における左右部182-2が第2部分を成している。
この実施形態においては、レバー部184と中央部182-1とから成る第1部分が、図7(B)に示しているように単独で図中上下方向に回動操作可能であり、その上下方向の回動操作によって温調水の流量調節及び水(冷水)の流量調節が行われる。
一方略半円状の左右部182-2から成る第2部分は、図8に示しているように第1部分のレバー部184,中央部182-1と一体に図中左右方向に回動操作可能であり、その左右方向の回動操作によって温調水吐水時における温度調節が行われる。
尚水吐水時においてはシングルレバーハンドル60全体の左右方向の回動操作位置は吐水流量に影響を及ぼさず、シングルレバーハンドル60全体を左右方向に回動操作しても、水の吐水量は一定で変化しない。
一方レバー部184及びこれと一体の中央部182-1から成る第1部分を上下方向に回動操作すると、水吐水時においても吐水流量が変化する。
而してこの実施形態では、本体部14にレバー部184自体を指示部としてシングルレバーハンドル60の現在の左右方向の回動操作位置を表示する表示部186が設けられており、また左右部182-2の上面には、第1部分の中央部182-1に設けた指示部190とともに、その第1部分の現在の上下方向の回動操作位置を表示する表示部188が設けられている。
以上のような本実施形態の自動水栓によれば、シングルレバーハンドル60が完全閉止状態にあることによって自動吐水が行われない場合であっても、そのことはシングルレバーハンドル60が完全閉止状態にあることによるものであることを、第2部分である左右部182-2に設けた表示部188と第1部分の中央部182-1に設けた指示部190とによって、使用者に容易に気付かせることができる。
従って使用者は第1部分のレバー部184を完全閉止状態から開方向に操作することで自動吐水を行わせ得る状態とすることができ、併せて流量調節も行うことができる。
また水吐水時においてもレバー部184を操作することによって流量調節できることを使用者に容易に分らせることができ、自動水栓の本来有する機能を十分に発揮させることができる。
図9はシングルレバーハンドル60の他の形態例を示したもので、ここでは基部182全体にて第2部分を、またその側面から突出したレバー部184にて第1部分を構成している。
この実施形態において、レバー部184から成る第1部分が上下方向に単独で回動操作可能であり、また基部182から成る第2部分がレバー部184と一体に左右方向に回動操作可能である。
この実施形態では、図9(B)に示しているようにレバー部184自体を指示部として、第2部分である基部182の側面且つレバー部184の近傍位置に、レバー部184の現在の上下方向の回動操作位置を表示する表示部188が設けてある。
尚レバー部184においても、その前面に図9(A)に示しているようにレバー部184が完全閉止状態にあるときにこれを表す第2表示部192が設けてある。
図7及び図8に示す実施形態の場合、基部182における中央部182-1と左右部182-2との分れ目にスリットの隙間が生じて、そこからごみ等が侵入する恐れがあるが、図9に示す実施形態の場合、これを防止することができる。
尚この図9に示す実施形態において、表示部188,第2表示部192は図10に示すような他の様々な形態で設けておくことができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれらはあくまで一例示であり、本発明は人体検知センサが接触式のものである場合においても適用可能であるなどその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態である自動水栓を示す図である。 同実施形態の自動水栓の流路を示す図である。 同実施形態の吐水管と各種センサを示す図である。 同実施形態における混合弁を示す図である。 浄水吐水を行う際の図である。 同実施形態における流路切換えの説明図である。 同実施形態のシングルレバーハンドルを流量調節時の操作状態とともに示す図である。 図7のシングルレバーハンドルの温度調節時の操作状態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の更に他の実施形態におけるシングルレバーハンドルを示す図である。 従来の自動水栓の一例を示す図である。
符号の説明
58 混合弁(湯水混合ディスク弁)
60 シングルレバーハンドル(手動ハンドル)
116 水用センサ(人体検知センサ)
118 温調水用センサ(人体検知センサ)
180 ハンドル取付面
182 基部
182-1 中央部(第1部分)
182-2 左右部(第2部分)
184 レバー部(第1部分)
188 表示部

Claims (2)

  1. 手動ハンドルの操作によって調節した設定温度の温調水と給水源からの水とを人体検知センサによる人体検知に基づいて選択的に吐水可能、且つ該温調水については温度及び流量の何れをも、また該水については流量だけを前記手動ハンドルの操作によって調節可能な自動水栓であって
    前記水の吐水時において前記手動ハンドルを温度調節方向に操作しても吐水量が一定で変化しないものとなしてあり、
    手動ハンドル、流量調節方向には単独で回動する第1部分と、該流量調節方向とは異なった前記温度調節方向には該第1部分と一体に回動する第2部分とに分けて構成してあることを特徴とする自動水栓。
  2. 請求項1において、前記第2部分には前記第1部分の回動操作位置を表示する表示部が設けてあることを特徴とする自動水栓。
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