JP4480351B2 - Ip−pbxバックアップシステムおよび同システムの障害対応方法 - Google Patents

Ip−pbxバックアップシステムおよび同システムの障害対応方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IP−PBX(internet protocol-private branch exchange /構内交換機)の障害を対象にしたIP−PBXバックアップシステムおよび同システムの障害対応方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のIP−PBX用バックアップシステムは、一般的に、物理的に異なるネットワーク間に対応すべくバックアップ装置が装備されている。例えば、図7に示すような本従来のIP−PBXシステムは、物理的に異なるネットワーク41,42と、それらを接続するネットワーク40と、ネットワーク41に接続されるIP−PBX装置(以下、構内交換機または交換機100と呼ぶ)とIP端末10,11、およびネットワーク42に接続されるIP端末12,13から構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような構成を有する従来のIP−PBXシステムは、以下の様に動作する。
ネットワーク42に接続されたIP端末12,13は、ネットワーク40を介して端末運用開始要求を交換機100に送信し、交換機100は記憶している端末データから登録要求のあった端末をサーチして、データに存在すればそのIP端末を交換機100の制御下に置き、以後、IP端末からの発信要求や他のIP端末からの着信指示などは、すべて交換機100を基にネットワーク40,42経由でIP端末に送信される。
【0004】
すなわち、IP−PBX装置本体とIP端末間を、LAN(Local Area Network)やインターネットといったTCP/IP(Transport Control Protocol/Internet Protocol )プロトコルにより、通信可能なネットワークで接続する。このことにより、物理的、地理的に離れている場所において、現地にIP−PBX(構内交換機)を設置することなく、中央のIP−PBXのみでIP端末を制御することが可能である。
【0005】
下記の特許文献1では、主装置と予備装置の切り替えを行うための網管理インターフェースが通信網内に存在している。これらの主装置と予備装置間の切り替えは、この網管理インターフェースにより行われる。
【0006】
また、特許文献2では、1台目のIP(internet protocol )ルータに障害が発生した時、2台目のIPルータが1台目のIPルータのノードで示すアドレスの、IPルータのMAC(media access control)アドレスおよびIPアドレスを引き継いでいる。これによれば、LAN−WAN−LAN(local area network-wide area network-local area network )接続IPルータを二重化し、セカンダリIPルータがプライマリIPルータを状態監視し、プライマリIPルータが故障した場合、セカンダリIPルータがプライマリIPルータの情報とアドレスを引き継ぐことにより、IPルータの自動二重化を実現し、端末間の通信を補償している。
【0007】
【特許文献1】
特開昭63−285053号公報
【特許文献2】
特開平7−154429号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術には、次のような問題点を伴う。
第1の問題点は、LANやインターネット等のネットワークに障害が発生した場合、IP端末の制御が一切不可能になり、IP端末の正常な運用を続けることができなくなる。特に、重要な問題点は、物理的なケーブルの障害だけでなく、ルータのソフトウェア的障害も制御不能の原因と成り得る点にある。
【0009】
その理由は、IP端末を制御するための制御信号がTCP/IPプロトコルによってパケットとして送信され、そのパケットの通信路に異常が発生した場合であり、IP−PBXまたはIP端末に到達できない場合には、端末を制御する制御信号も到達できない点にある。このため結果的に、IP端末の制御が不可能になるからである。
【0010】
特に、インターネット等、不特定多数の機器およびネットワークが接続されるネットワークを利用する場合は、それぞれのネットワークの信頼性を確実に保証できない。このため、継続して正常に運用できる可能性は、低くなる問題点を有する。
【0011】
また、上掲の特許文献2では、バックアップ装置は障害発生時に主装置のIPアドレスおよびMACアドレスを引き継ぎ、主装置に完全に成り代わって稼働する。このため、この装置までの通信路が切断された場合、迂回する方法が無くなる問題点を有する。
【0012】
本発明は、運用上の信頼性を向上させたIP−PBXバックアップシステムおよび同システムの障害対応方法を提供することを目的とする。
【0013】
さらに詳述すると、本発明は、IP−PBX(以下、交換機と呼ぶ)を利用する環境において、IP内線多機能電話機(以下、IP端末と呼ぶ)を接続しているローカル・エリア・ネットワーク、またはインターネットなどのIPネットワーク(以下、ネットワークと呼ぶ)、または交換機本体に障害が発生し、収容しているIP端末の制御が不可能になった場合に、一時的にIP端末の制御をバックアップ装置側に移してIP端末の運用再開を可能とし、停止時間の最小化を図ったIP−PBXバックアップシステムおよび同システムの障害対応方法を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、本発明のIP−PBXバックアップシステムは、第1のネットワークへ接続された第1の端末装置と、第2のネットワークへ接続された第2の端末装置と、を有し、第1のネットワークと第2のネットワークとの間が第3のネットワークおよび公衆網で接続され、第1のネットワークに交換機が接続され、第2のネットワークにバックアップ装置が接続されて構成され、第1の端末装置、第2の端末装置およびバックアップ装置は、交換機との間で予め定められた所定時間間隔により状態監視信号の送受信を行い、交換機は、第1の端末装置および第2の端末装置の各端末装置間の接続を管理するための端末データを保持し、第1の端末装置の接続制御および、第3のネットワークを介した第2の端末装置の接続制御を行い、バックアップ装置は、該交換機からダウンロードした該端末データのコピーを保持し、第3のネットワークでの異常の発生時に、第2の端末装置を制御下に置き、第1の端末装置と該第2の端末装置との公衆網を介した通話路を確立すると共に、交換機への状態監視信号の送信を続行し、該交換機から該状態監視信号の応答を受信すると、制御下にある該第2の端末装置に対して状態初期化信号を送信することを特徴としている。
【0015】
また、上記のIP−PBXバックアップシステムにおいて、このバックアップ装置は、該バックアップ装置の電源投入直後に、交換機へ上記端末データの問い合わせを行い、当該時点での交換機の保持する端末データのコピーをダウンロードするとよい。
【0016】
上記のバックアップ装置から交換機への上記端末データの問い合わせは、予め定められた所定時間間隔で行い、上記バックアップ装置は、問い合わせ時点での交換機の保持する端末データのコピーをダウンロードするとよい。
【0018】
請求項4に記載のIP−PBXバックアップシステムの障害対応方法は、第1のネットワークへ第1の端末装置が接続され、第2のネットワークへ第2の端末装置が接続され、第3のネットワークおよび公衆網が第1のネットワークと第2のネットワーク間を接続し、交換機が第1のネットワークに接続されて構成されたIP−PBXバックアップシステムの障害対応方法であり、第2のネットワークにバックアップ装置が接続され、交換機が第1の端末装置および第2の端末装置の各端末装置間の接続を管理するための端末データを保持し、第1の端末装置の接続制御および、第3のネットワークを介した第2の端末装置の接続制御を行い、第1の端末装置、第2の端末装置およびバックアップ装置は、交換機との間で予め定められた所定時間間隔により状態監視信号の送受信を行い、バックアップ装置は、交換機からダウンロードした該端末データのコピーを保持し、第3のネットワークでの異常の発生時に、第2の端末装置を制御下に置き、第1の端末装置と該第2の端末装置との公衆網を介した通話路を確立すると共に、交換機への状態監視信号の送信を続行し、該交換機から該状態監視信号の応答を受信すると、制御下にある該第2の端末装置に対して状態初期化信号を送信することを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明によるIP−PBX用バックアップシステムおよび同システムの障害対応方法の実施の形態を詳細に説明する。図1から図6を参照すると、本発明のIP−PBX用バックアップシステムおよび同システムの障害対応方法の一実施形態が示されている。
【0020】
図1において、IP端末10,11と,IP端末12,13は、それぞれネットワーク41と、ネットワーク42に夫々属している。各ネットワーク41,42間は、ネットワーク40を介して接続され、(構内)交換機100からの制御信号により制御されている。また、バックアップ装置101は、同装置の起動後、交換機100に問い合わせを行い、(構内)交換機100内部に保存されている端末データのコピーをダウンロードし、バックアップ装置101内に保持しておく。
【0021】
通常、IP端末12がIP端末13を呼び出す場合、ネットワーク40を経由して交換機100へ発信要求信号を送信し、交換機100が着信先のIP端末を特定し、IP端末13に対してIP端末12と通信を確立するよう通信路設定信号を送信する。
通話路設定信号を受信したIP端末13は、IP端末12との間に通信路を確立し、通話開始手順を踏むことで、IP端末12とIP端末13の間で通話が可能になる。一連の動作は、IP端末10とIP端末12との間での通話でも同様である。このように、IP端末間の通話を確立させるためには、交換機100による制御が必要である。
【0022】
ここで、ネットワーク40になんらかの障害が発生し、ネットワーク41,42間の通信が実行不能になった場合、IP端末12からIP端末13を呼び出すための発信要求信号を交換機100に送信することが不可能になり、その結果、IP端末13との通話を確立することも不可能となる。また、交換機100からの制御信号を受信できなくなるため、ネットワーク40の障害が復旧するまでの間は、端末としての操作が全て不可能となる。
【0023】
ここで、バックアップ装置101が交換機100との通信が不可能になったことを検出し、バックアップ装置101自身の動作モードを変更して、IP端末からの端末運用開始要求を受け付けられるようにし、IP端末12,13が交換機100との制御信号の送受信が不可能になったことを検出し、端末内に登録されている複数の登録先からバックアップ装置101へ端末運用開始要求を送信し、バックアップ装置101の制御下へ入る。このことで、IP端末12,13の運用は再開され、他のIP端末との通話を可能にすることができる。
【0024】
その後ネットワーク40の障害が復旧し、バックアップ装置101と交換機100との間の通信が復旧した時点で、バックアップ装置101はIP端末12,13に制御下から外れるよう指示する。その結果、IP端末は、再度端末運用開始要求を優先順位順に送信して、再度交換機100の制御下に入ることで、運用状態へ復旧させることが可能となる。
このようにして、物理的に異なるネットワークに分散したIP端末を、一台の交換機で集中制御する環境において、ネットワーク障害時のIP端末停止を、手動での装置切り替えやネットワークの復旧作業なしに復旧可能にする。
【0025】
(実施例の構成)
図1は、本発明のIP−PBX用バックアップシステムおよび同システムの障害対応方法の第1の実施例を示す網構成図である。また、図2は、動作例を示すフローチャートである。
図1を参照すると、本発明のIP−PBX用バックアップシステムおよび同システムの障害対応方法の一実施例は、物理的に異なるネットワーク41,42と、それらのネットワークを接続するネットワーク40から構成される。ネットワーク41には(構内)交換機100およびIP端末10,11が、ネットワーク42にはバックアップ装置101とIP端末12,13が接続される。
【0026】
IP端末10,11,12,13は、端末情報の登録先を複数記憶しており、優先順位の高い順に端末情報の登録を試みる。この例では、まず交換機100に端末情報の登録を試みる。交換機100は、内部記憶装置にIP端末10,11,12,13の端末データを記憶しており、通常、IP端末10,11,12,13は、交換機100の制御下で運用される。
【0027】
IP端末10,11と交換機100の間の制御信号は、ネットワーク41を経由して送受信される。また、IP端末12,13と交換機100の間の制御信号は、ネットワーク42,40を経由して送受信される。
【0028】
バックアップ装置101は、バックアップの対象となる装置のIPアドレスを保持しており、電源投入直後、対象装置(この場合交換機100)に端末データの問い合わせを行い、その時点での交換機100の端末データのコピーをダウンロードして保持する。
【0029】
IP端末10,11,12,13およびバックアップ装置101は、任意の一定周期でネットワーク41,42,40を経由し、交換機100との間で状態監視信号の送受信を行う。バックアップ装置101は、交換機100と同一内容の端末データを記憶している。状態監視信号が正常に送受信できている間は、バックアップ装置101はIP端末12,13に対して何の処理も行わない。同様に、別のネットワーク41に接続されているIP端末10,11に対しても、何の処理も行わない。
【0030】
通常、IP端末10,11,12,13は交換機100の制御下にあり、IP端末10,11はネットワーク41を介して、またIP端末12,13はネットワーク40,42を介して、それぞれ交換機100と制御信号の送受信を行う。
【0031】
(動作例)
次に、図1及び図2のフローチャートを参照して、本実施例の全体の動作について詳細に説明する。
【0032】
バックアップ装置101は、装置が起動した段階で、交換機100から端末データ送信の問い合わせを行い、交換機100から端末データをコピーし、バックアップ装置側に記憶しておく(図2のステップC1)。IP端末10,11,12、13(以下、IP端末12のみに着目する)は、内部に記憶されている登録先メモリから優先順位の高い順に運用開始要求を送信して、端末運用開始登録を試みる(ステップA1)。
まず、交換機100に対して端末運用開始要求を送信し、交換機100は内部に記憶している端末データにIP端末12のデータがあることを確認できるので、IP端末12に対して端末運用開始応答を返し、それを受けることでIP端末12は運用状態となる(ステップA2)。
【0033】
IP端末12は、運用状態に入ってから交換機100の制御を外れるまで、交換機100との間で状態監視信号の送受信を行う(ステップA3)。また、交換機100とバックアップ装置101についても互いの状態を常に識別するため、状態監視信号を送受信する。それぞれの状態監視信号の送受信間隔は、任意に設定できる(ステップC3)。
【0034】
IP端末12とバックアップ装置101は、状態監視信号を送信したならば、交換機100からの状態監視信号を受信できたかどうかの確認を行う(ステップA4、C4)。通信に問題がなければ、任意に設定した送受信間隔だけ時間をおいて、再度状態監視信号の送受信を行う(ステップA4、C4/YES)。
【0035】
ここでネットワーク40に何らかの障害が発生し、ネットワーク40経由での信号の送受信が不可能になった場合を考える。
【0036】
ネットワーク40に障害が発生した時点で、バックアップ装置101は、交換機100との状態監視信号の送受信に失敗する(ステップC4/NO)。バックアップ装置101は、何らかの理由により状態監視信号がネットワーク40上で消失した可能性も考えられるので、あらかじめ設定された回数だけ信号の送受信を繰り返す(ステップC5,C6)。その結果、送受信に失敗した場合には、ネットワーク40に障害が発生したものと判断し、バックアップ装置101は、自身の動作状態をIP端末からの端末運用開始要求を受け付ける状態に変更する(ステップC7)。
【0037】
また、IP端末12は、ネットワーク40に障害が発生した時点で、交換機100との間で状態監視信号または制御信号の送受信に失敗する(ステップA5,A6)。このとき、IP端末12は、あらかじめ設定された時間・回数で制御信号の送受信を再度試みるが、設定時間内に応答がない場合、または設定回数内に応答がない場合に、自律リセットにより端末自身の状態を初期化し、交換機100の制御下から離れる。それ以降は、制御信号のやりとりを行わない(ステップA7)。
【0038】
次に、IP端末12は、自身の端末情報を再度登録するため、端末運用開始要求を内部に設定されている複数の登録先に対して、優先順位の高い順に送信する。まず、優先順位が一番高い交換機100に送信するが(ステップA8)、ネットワーク40の障害のため、交換機100からの応答が得られず(ステップA9)、次の優先順位のバックアップ装置101に対して送信する(ステップA10)。
【0039】
バックアップ装置101は、IP端末12からの登録情報を受信し、その登録情報が自身の持つ端末データに存在するかどうか読み出しを行い、端末データに存在する端末であると判断した場合に、IP端末に対して端末運用開始応答信号を送信する(ステップC8)。IP端末12は、端末運用開始応答信号により、バックアップ装置101の制御下に入り、以後、運用状態に入る(ステップA11)。
【0040】
動作モード変更後も、バックアップ装置101は、交換機100に向けて状態監視信号を送信し続ける(ステップC9)。ネットワーク40の障害が復旧し、交換機100から状態監視信号の応答を受信した時点で(ステップC10/YES)、バックアップ装置101側にあるIP端末制御権を交換機100側に返還すると同時に、制御下にあるIP端末12,13に対し、バックアップ装置101の制御下から外れるよう、状態初期化信号を送信する(ステップC11)。
【0041】
信号を受信したIP端末12は、端末自身の状態を初期化し(ステップA12)、再度、登録情報を優先順位の高い順に登録先に対して送信する。ただし、バックアップ装置101の制御下でIP端末12の通話が確立している場合は、IP端末12の通話保持を優先し、通話終了時点でバックアップ装置101から状態初期化信号を送信する。
【0042】
ネットワーク40が復旧しているので、交換機100との間の通信に問題はない。このため、第一優先順位の交換機100に対して端末運用開始要求信号が送信され(ステップA13)、受信した交換機100は端末データにIP端末12が存在するかどうか読み出しを行う。交換機100が制御する対象であると判断した場合に、IP端末12に対して端末運用開始応答信号を送信する。これによりIP端末12は、再度、交換機100の制御下に入り、運用状態に入る(ステップA14)。バックアップ装置101は、IP端末すべてが制御下から外れた後、再度、交換機100との間で状態監視信号の送受信を行う。
【0043】
次に、具体例を用いて説明する。図3は、第1の適用例を示すネットワーク構成図である。
図3に示すように、交換機100にはIPアドレス192.168.0.1が割り当てられ、バックアップ装置101にはIPアドレス192.168.1.1が割り当てられているとする。
【0044】
IP端末10,11,12,13には、登録先として第一優先順位に交換機100のIPアドレスが、第二優先順位にバックアップ装置101のIPアドレスが登録されている。バックアップ装置101には、端末データ参照先としてIPアドレス192.168.0.1が登録されており、バックアップ装置101は、起動直後に交換機100にアクセスして端末データのコピーを行い、運用状態に入る(ステップC1)。
【0045】
IP端末10,11,12,13は、第一優先度の192.168.0.1、すなわち交換機100に対し端末運用開始要求信号を送信する。交換機100は、自身の持つ端末データを参照し、端末運用開始要求信号に設定されている送信元IPアドレスと内線番号を参照し、それぞれのIP端末に対し運用開始応答信号を返送し、それぞれ内線番号1000,1100,1200,1300として交換機100の制御下に置く(ステップA1〜A2)。
【0046】
(以下、IP端末12に着目する)。
IP端末12は、交換機100に対して状態監視信号を送信し、応答チェックを常に行う(ステップA3)。同様に、バックアップ装置101も交換機100に対して状態監視信号を送信して、応答チェックを行う(ステップC3)。ここで、ネットワーク40に障害が発生し、バックアップ装置101から192.168.0.1、すなわち交換機100向けの状態監視信号が到達できなくなった場合、バックアップ装置101は交換機100へ三回まで状態監視信号の再送を行う(ステップC6の“以下”)。
【0047】
ネットワーク40が復旧せず、三回とも応答が無いと判断すると、バックアップ装置101は動作モードを変更し、IP端末の端末運用開始要求を受け付けられるようにする(ステップC7)。IP端末12,13は、同様に交換機100へ三回まで状態監視信号の再送を行い、三回とも応答がないと判断すると、自律リセットを行い、端末運用開始要求を開始する(ステップA6の“以上”〜A7)。
【0048】
IP端末12は、まず優先順位1の192.168.0.1すなわち交換機100へ端末運用開始要求を送信するが、ネットワーク40は復旧していないので、信号は交換機100へ到達しない(ステップA8)。
端末運用開始要求への応答が無いと判断したIP端末12は(ステップA9の“無し”)、優先順位2の192.168.1.1、すなわちバックアップ装置101へ端末運用開始要求信号を送信する(ステップA10)。
【0049】
バックアップ装置は、すでにIP端末の端末運用開始要求を受け付けられるよう動作モードを変更済みなので、IP端末12からの端末運用開始要求を受け、端末データに登録されているIPアドレスと比較を行い、データ登録されていればIP端末12に対して運用開始応答を返す(ステップC8)。
IP端末12は、バックアップ装置101からの運用開始応答をもって運用状態へ復旧する(ステップA11)。
【0050】
(実施例の効果)
第1の効果は、ネットワーク障害発生時のIP端末動作復旧を自動で行うことが可能なことにある。
その理由は、交換機およびネットワークの障害検出を、状態監視信号の送受信により能動的に行い、その結果障害が発生していると認識した場合は、自らの動作モードを変更し、IP端末からの端末運用開始要求を受け付けることができるためである。
また、バックアップ装置は、交換機から端末データをダウンロードして動作するので、交換機に新たに端末を追加した場合でも、バックアップ装置側にデータの追加をする必要がない。また、状態監視信号の送受信が正常に行えるようになれば、障害が復旧したと判断し、自動でIP端末の制御を交換機に戻すことも可能である。
【0051】
第2の効果は、第1の効果により、IP端末の動作停止時間を最小限に押さえることができることにある。
その理由は、交換機またはネットワークの障害を検出する時間を任意に設定できるため、障害を検出し、IP端末の制御をバックアップ装置に切り替えるまでの時間を短縮することができるためである。さらに、自動でIP端末の制御切り替えを行うことができるため、従来のような手動での復旧作業を行う必要が無く、復旧までの時間を劇的に短縮することができるためである。
【0052】
第3の効果は、バックアップ装置の冗長構成を簡単に取ることができることにある。
IP端末には、優先順位をつけて複数の登録先を設定できる。バックアップ装置は、端末からの要求が無い限り自ら端末を制御することはない。このため、バックアップ装置間の制御は単純である。また、バックアップ装置のデータ設定も、起動時に必要な自身のIPアドレスと端末データのコピー元装置のIPアドレス程度であり、端末データは交換機の端末データのコピーを使用する。このため、バックアップ装置を運用するための手順が少なくて済む。
【0053】
(第2の実施例)
次に、本発明の他の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図4は、第2の実施例のネットワーク構成図を示す。本図4を参照すると、本実施例は、交換機100と、交換機100と同じネットワーク41に接続されたバックアップ装置102およびIP端末10,11と、物理的に異なるネットワーク42と、ネットワーク42に接続されるバックアップ装置101およびIP端末12,13と、から成る。
【0054】
図1の構成例では、交換機100そのものに障害が発生した場合、IP端末12,13は、バックアップ装置101の制御下に入り運用を続けられた。しかし、IP端末10,11については、制御する装置が存在せず、交換機100の障害が復旧するまで運用に入れない。しかし、図4の構成であれば、交換機100に障害が発生した場合に、バックアップ装置102がIP端末10,11の制御を行うことで、IP端末10,11の運用を再開することができる。
【0055】
具体的には、図4にあるような優先順位の登録先データを、全てのIP端末が記憶しているとする。本状態において、交換機100に障害が発生した場合、バックアップ装置102と交換機100との状態監視信号の送受信が失敗するため、バックアップ装置102は、自身の動作モードをIP端末からの端末運用開始登録を受け付けられるよう変更する。同様にIP端末10,11は、交換機100との状態監視信号の送受信が失敗するため、何回かの再送を試みた後に、自律リセットし、複数の登録先に対して優先順位順に、再登録を試みる。
【0056】
優先順位の一番高い交換機100に対しては、交換機100自身に障害が発生しているため登録に失敗するが、二番目に登録されているバックアップ装置102に対して、登録を行うことができる。このため、IP端末10,11の運用が可能になる。もちろんIP端末12,13についても同様に、バックアップ装置101に対して登録を行うことで、運用再開が可能である。さらに、IP端末10,11とIP端末12,13の持つ登録先の優先順位は、それぞれ個別に登録することができる。このため、同一ネットワークに存在するバックアップ装置の優先順位を、交換機100の次に設定することで、運用再開までの時間を短縮することが可能である。
【0057】
(第3の実施例)
次に、本発明の第3の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
図5を参照すると、本実施例は、図1の構成例に加え、IPネットワークから公衆電網への接続部としてゲートウェイ装置20,21が接続される。本ゲートウェイ装置20,21は、IP端末12,13と同様に、通常は交換機100に対して端末運用開始要求の送受信を行い、交換機100の制御下でIPネットワークと公衆電話網との間の発着信処理を行う。
【0058】
交換機100とバックアップ装置101の間で状態監視信号の送受信が途切れると、バックアップ装置101は装置自身の動作モードを変更し、IP端末12,13からの端末運用開始要求を受け付ける。また、併せて、ゲートウェイ装置20からの端末運用開始要求も受けつけ、IP端末12,13とゲートウェイ装置20をバックアップ装置101の制御下に置く。
この状態では、ネットワーク40の復旧を待つことなく、バックアップ装置101の制御下にあるネットワーク42と、交換機100またはバックアップ装置102の制御下にあるネットワーク41の間で、ゲートウェイ装置20,21から公衆電話網を介し、IP端末10,11とIP端末12,13の間で通話が可能となる。
【0059】
具体的には、IP端末10の内線番号を1000番、IP端末11の内線番号を1100番、IP端末12の内線番号を1200番、IP端末13の内線番号を1300番とし、ゲートウェイ装置20の外線番号を20−1111、ゲートウェイ装置21の外線番号を21−1111とする。ネットワーク40が正常に運用されている場合は、IP端末10,11,12,13およびゲートウェイ装置20,21は、全て交換機100の制御下に置かれる。IP端末12がIP端末10を呼び出す場合に内線番号1000をダイヤルすると、ネットワーク40を経由して、IP端末12とIP端末10の間に通話路が確立され、通話を行う。
【0060】
ここで、ネットワーク40に障害が発生し、交換機100とバックアップ装置101の状態監視信号の送受信が不可能になると、IP端末12はバックアップ装置101の制御下に置かれる。同様に、ゲートウェイ装置20もバックアップ装置11の制御下に置かれる。IP端末10,11およびゲートウェイ装置21は、交換機100の制御下のままである。ここで、バックアップ装置101は、IP端末12,13に対してバックアップ装置101の制御下に置かれたことを通知する。このため、端末のディスプレイまたはボタンの点滅などを指示する。この状況において、IP端末13がIP端末11を呼び出す場合には、まず、外線番号21−1111をダイヤルし、ゲートウェイ装置21に着信する。
【0061】
ゲートウェイ装置は、IP端末13に対してダイヤルトーンなど識別音を送信し、接続したい内線番号のダイヤルを促す。IP端末13は、最終的にIP端末11を呼び出すために外線番号1100をダイヤルすると、交換機100による制御を受け、ゲートウェイ装置21を介したIP端末12とIP端末11の通話路が確立し、通話が可能となる。
【0062】
(第4の実施例)
次に、本発明の第4の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
図6を参照すると、本実施例は、ネットワーク41とネットワーク41とに接続された交換機100と、物理的に異なるネットワーク40,42と、ネットワーク42に接続されるバックアップ装置101,102,およびIP端末12,13から成る。IP端末12,13は、図6に示すような登録先データを記憶している。この構成にて、ネットワーク40または交換機100に障害が発生した時、IP端末12,13は、バックアップ装置101の制御下に入り運用状態となるが、バックアップ装置101に障害が発生した場合は、さらに次のバックアップ装置102に対して端末運用開始要求を送信することで、バックアップ装置102の制御下に入り、運用を続けることが可能となる。
【0063】
なお、上に掲げた二つの特許文献1および特許文献2と比較して、本発明の上記実施例では、主装置とバックアップ装置のMACアドレスおよびIPアドレスは、まったく別々のものとなっている。よって、障害発生時に主装置に成り代わるのではなく、別個の装置として稼動することとなる。
【0064】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明のIP−PBX用バックアップシステムは、夫々のネットワークへ接続された端末装置と、この端末装置の全体を交換機が管理保持し、さらに個別のネットワークと接続され、該接続されたネットワーク内の端末装置郡の各端末データをバックアップ装置により保持させている。これにより、交換機による接続管理に異常が発生した場合に、バックアップ装置が接続されたネットワーク内の接続管理が担保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のIP−PBX用バックアップシステムおよび同システムの障害対応方法の第1の実施例を示す網構成図である。
【図2】 第1の実施例に基く動作例を示すフローチャートである。
【図3】 適用例1を示すネットワーク構成図である。
【図4】 第2の実施例を示すネットワーク構成図である。
【図5】 第3の実施例を示すネットワーク構成図である。
【図6】 第4の実施例を示すネットワーク構成図である。
【図7】 従来のIP−PBXシステムの構成例を示す図である。
【符号の説明】
10、11、12、13 IP端末
40、41、42 ネットワーク
100 交換機
101、102 バックアップ装置
192.168.0.1 IPアドレス

Claims (4)

  1. 第1のネットワークへ接続された第1の端末装置と、
    第2のネットワークへ接続された第2の端末装置と、を有し、
    前記第1のネットワークと前記第2のネットワークとの間が第3のネットワークおよび公衆網で接続され、
    前記第1のネットワークに交換機が接続され、
    前記第2のネットワークにバックアップ装置が接続されて構成され、
    前記第1の端末装置、前記第2の端末装置および前記バックアップ装置は、前記交換機との間で予め定められた所定時間間隔により状態監視信号の送受信を行い、
    前記交換機は、前記第1の端末装置および前記第2の端末装置の各端末装置間の接続を管理するための端末データを保持し、前記第1の端末装置の接続制御および、前記第3のネットワークを介した前記第2の端末装置の接続制御を行い、
    前記バックアップ装置は、該交換機からダウンロードした該端末データのコピーを保持し、前記第3のネットワークでの異常の発生時に、前記第2の端末装置を制御下に置き、前記第1の端末装置と該第2の端末装置との前記公衆網を介した通話路を確立すると共に、前記交換機への状態監視信号の送信を続行し、該交換機から該状態監視信号の応答を受信すると、制御下にある該第2の端末装置に対して状態初期化信号を送信することを特徴とするIP−PBXバックアップシステム。
  2. 前記バックアップ装置は、該バックアップ装置の電源投入直後に、前記交換機へ前記端末データの問い合わせを行い、当該時点での前記交換機の保持する前記端末データのコピーをダウンロードすることを特徴とする請求項1記載のIP−PBXバックアップシステム。
  3. 前記バックアップ装置から前記交換機への前記端末データの問い合わせは、前記予め定められた所定時間間隔で行い、前記バックアップ装置は、前記問い合わせ時点での前記交換機の保持する端末データのコピーをダウンロードすることを特徴とする請求項1または2に記載のIP−PBXバックアップシステム。
  4. 第1のネットワークへ第1の端末装置が接続され、第2のネットワークへ第2の端末装置が接続され、第3のネットワークおよび公衆網が前記第1のネットワークと前記第2のネットワーク間を接続し、交換機が前記第1のネットワークに接続されて構成されたIP−PBXバックアップシステムの障害対応方法において、
    前記第2のネットワークにバックアップ装置が接続され、
    前記交換機が前記第1の端末装置および前記第2の端末装置の各端末装置間の接続を管理するための端末データを保持し、前記第1の端末装置の接続制御および、前記第3のネットワークを介した前記第2の端末装置の接続制御を行い、
    前記第1の端末装置、前記第2の端末装置および前記バックアップ装置は、前記交換機との間で予め定められた所定時間間隔により状態監視信号の送受信を行い、
    前記バックアップ装置は、前記交換機からダウンロードした該端末データのコピーを保持し、前記第3のネットワークでの異常の発生時に、前記第2の端末装置を制御下に置き、前記第1の端末装置と該第2の端末装置との前記公衆網を介した通話路を確立すると共に、前記交換機への状態監視信号の送信を続行し、該交換機から該状態監視信号の応答を受信すると、制御下にある該第2の端末装置に対して状態初期化信号を送信することを特徴とするIP−PBXバックアップシステムの障害対応方法。
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