JP4491403B2 - システム復旧方法 - Google Patents

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Description

本発明は、システム復旧方法に関し、特にVoIPシステムにおけるシステム復旧方法に関する。
IPネットワークを利用した通話を行うための基盤技術としてVoIP(Voice over Internet Protocol)が存在する。VoIPによるシステムは、リアルタイム性が強く要求されるため、他のコンピュータシステムと同様に冗長化が図られている。
図1は、VoIP冗長化システムの基本構成例を示す図である。図1のVoIP冗長化システム500において、コールマネージャ510P、コールマネージャ510S、複数のIP電話機520、及びVoIPゲートウェイ530等は、有線又は無線のIP(Internet Protocol)ネットワーク540を介して接続されている。VoIP冗長化システム500は、また、VoIPゲートウェイ530を介して公衆キャリア網550に接続されている。
コールマネージャ510Pは、プライマリのコールマネージャであり、コールマネージャ510Sは、セカンダリのコールマネージャである。すなわち、通常はコールマネージャ510Pが起動系であり、コールマネージャ510Sはスタンバイ系である。コールマネージャ510Pに異常が発生した際に、コールマネージャ510Sが起動系となり、システム全体のダウンを回避する。
ところで、一般的にVoIPシステムにおいては、IP電話機から定期的にそのロケーション情報が起動系のコールマネージャに送信され、登録されている。ここで、ロケーション情報とは、例えば、当該IP電話機の電話番号及びIPアドレス等を含む情報であり、コールマネージャは、登録されたロケーション情報に基づいて、呼制御を行う。
図2は、従来のロケーション情報の通知処理を説明するためのシーケンス図である。
通常運用時は、ステップS1001からステップS1004に示されるように、定期的にIP電話機520からプライマリのコールマネージャ510Pに対してロケーション情報の登録要求が行われ(S1001、S1003)、その登録要求に対する応答がコールマネージャ510Pより返信される(S1002、S1004)。
コールマネージャ510Pに障害が発生すると、起動系がコールマネージャ510Pからコールマネージャ510Sに切り替わる(S1005)。
IP電話機510は、ロケーション情報の通知に対する応答が無いことでコールマネージャ510Pの障害を検出し(S1006、S1007)、ロケーション情報の送信先をコールマネージャ510Sに切り替える。その後、コールマネージャ510Pが復旧されるまで、コールマネージャ510Sに対してロケーション情報の登録要求が行われ(S1008、S1010)、その登録要求に対する応答がコールマネージャ510Sよりなされる(S1009、S1011)。
起動系となったセカンダリのコールマネージャ510Sは、コールマネージャ510Pの障害発生後に受信したロケーション情報に基づいて、呼制御を行う。
特開平11−88353号公報
しかしながら、上述のように従来のVoIP冗長化システムでは、通常運用時はプライマリのコールマネージャのみがロケーション情報を保持管理しているため、プライマリのコールマネージャの障害により、起動系がセカンダリのコールマネージャに切り替わった時点では、セカンダリのコールマネージャは、ロケーション情報を保持していない。したがって、セカンダリのコールマネージャが各IP電話機のロケーション情報の登録を完了するまではある程度の時間を要し、その間、一時的な停止状態が発生し得るという問題があった。
かかる様子を図示したのが、図3である。図3は、従来のコールマネージャの自動切り替え時の問題点を説明するための図である。
(A)に示されるように、通常運用時は、IP電話機520よりロケーション情報の登録要求がプライマリのコールマネージャ510Pになされ(a1)、それに対する応答がコールマネージャ510Pよりなされる(a2)。また、セカンダリのコールマネージャ510Sは、死活監視メッセージをコールマネージャ510Pに送信し(a3)、それに対する応答があることで障害が発生していないことを確認する(a4)。
(B)に示されるように、コールマネージャ510Pがダウンすると、IP電話機520からのロケーション情報の登録要求(b1)に対する応答は行われない。これによって、IP電話機520は、コールマネージャ510Pのダウンを検出する。また、コールマネージャ510Sからの死活監視メッセージ(b2)に対する応答も行われない。これによって、コールマネージャ510Sは、プライマリのダウンを検出し、自らが起動系となる。
(C)に示されるように、コールマネージャ510Pのダウンを検出した各IP電話機520は、ロケーション情報の登録要求を、新たに起動系となったコールマネージャ510Sに送信するようになり(c1)、それに対する応答がコールマネージャ510Sより行われる(c2)。但し、各IP電話機520がロケーション情報の登録要求を送信するタイミングは異なるため、コールマネージャ510Sは、全てのIP電話機520のロケーション情報の登録を完了する前に起動系となる。
したがって、(D)に示されるように、コールマネージャ510Sは、ロケーション情報が登録されているIP電話機520の発着信については受付可能であるが、ロケーション情報が登録されていないIP電話機520については、着信先が分からず着信できないという状態が発生し得る。
かかる問題は、プライマリ側が復旧した場合の切り戻し時にも発生する。図4は、従来のコールマネージャの自動切り戻し時の問題点を説明するための図である。
(E)は、セカンダリのコールマネージャ510Sが、起動系となっている状態を示す。この場合、IP電話機520からは、コールマネージャ510Sに対してロケーション情報の登録要求が行われ(e1)、それに対する応答がコールマネージャ510Sより行われる(e2)。また、コールマネージャ510Sは、プライマリの復旧を検出するための死活監視メッセージをコールマネージャ510Pに送信し(e3)、その応答が無いことでプライマリが復旧していないことを確認する。
(F)に示されるように、コールマネージャ510Pが復旧したとしても、IP電話機520は、セカンダリのコールマネージャ510Sからの応答がある限り、ロケーション情報の登録要求はセカンダリに送り続ける(f1)。一方、コールマネージャ510Pは、復旧後に受信した死活監視メッセージ(f2)に対して直ちに応答を返信する(f3)。これによって、コールマネージャ510Sは、プライマリの復旧を検出する。
(G)に示されるように、プライマリの復旧を検出したコールマネージャ510Sは、スタンバイ状態となる。したがって、IP電話機520からのロケーション情報に対する応答は行われなくなる。
(H)に示されるように、コールマネージャ510Sからの応答が行われなくなると、IP電話機520は、ロケーション情報の送信先をコールマネージャ510Pに切り替える(h1)。但し、障害発生以前に蓄積されたロケーション情報は破棄されてしまっており、また、各IP電話機520がロケーション情報の登録要求を送信するタイミングは異なるため、コールマネージャ510Pが、全てのIP電話機520のロケーション情報の登録を完了するまでにはある程度の時間を要する。したがって、ロケーション情報が登録されているIP電話機520の発着信については受付可能であるが、ロケーション情報が登録されていないIP電話機520については、着信先が分からず着信できないという状態が発生し得る。なお、障害発生以前に蓄積されたロケーション情報が破棄されてしまうのは、障害復旧に時間を要する場合があり、復旧中のネットワーク構成の変更により、障害発生以前のロケーション情報が現在のネットワーク構成に対応しているとは限らないからである。
なお、従来のVoIP制御装置間における他の冗長化方法としては、サーバのクラスタ制御のような技術がある。しかし、システム的に高価で、且つ、構築条件など難易度の高い設定が必要とされるという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、VoIPの冗長化システムにおいてプライマリの復旧後の切り戻しを適切に行うことのできるシステム復旧方法の提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、クライアントのロケーション情報に基づいて呼制御を行うコールマネージャとして、プライマリのコールマネージャと、前記コールマネージャに対して定期的に監視メッセージを送信しその応答に基づいて前記プライマリのコールマネージャの稼動状態を監視するセカンダリのコールマネージャとを有するVoIPシステムにおけるシステム復旧方法であって、前記プライマリのコールマネージャは、障害からの復旧後、前記クライアントより送信されるロケーション情報の登録を開始し、前記復旧から所定の期間が経過するまでは、前記監視メッセージに対する応答を行わないことを特徴とする。
このようなシステム復旧方法では、プライマリの復旧後の切り戻しを適切に行うことができる。
本発明によれば、VoIPの冗長化システムにおいてプライマリの復旧後の切り戻しを適切に行うことのできるシステム復旧方法を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図5は、本発明の実施の形態におけるVoIP(Voice over Internet Protocol)冗長化システムの基本構成例を示す図である。
図5のVoIP冗長化システム1において、コールマネージャ10P、コールマネージャ10S、複数のIP電話機(VoIP端末)20、及びVoIPゲートウェイ30等は、有線又は無線のIP(Internet Protocol)ネットワーク40を介して接続されている。VoIP冗長化システム1は、また、VoIPゲートウェイ30を介して公衆キャリア網50に接続されている。
コールマネージャ10Pは、プライマリのコールマネージャ(VoIP制御装置)であり、コールマネージャ10Sは、セカンダリのコールマネージャである。すなわち、通常はコールマネージャ10が起動系であり、コールマネージャ10Sはスタンバイ系である。コールマネージャ10Pに異常が発生した際に、コールマネージャ10Sが起動系となり、システム全体のダウンを回避する。なお、以下においてコールマネージャ10P及びコールマネージャ10Sを総称する場合、「コールマネージャ10」という。
図6は、本発明の実施の形態におけるコールマネージャのハードウェア構成例を示す図である。図6のコールマネージャ10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100と、補助記憶装置102と、メモリ装置103と、演算処理装置104と、インタフェース装置105とを有するように構成される。
コールマネージャ10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。
補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。演算処理装置104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従ってコールマネージャ10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、図5のネットワーク40に接続するために用いられる。
次に、VoIP冗長化システム1の処理概要について図7及び図8を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態におけるVoIP冗長化システムの処理概要を説明するための図である。また、図8は、本発明の実施の形態におけるVoIP冗長化システムの処理概要を説明するためのシーケンス図である。なお、図7と図8とのステップ番号は対応している。
通常運用時において、各IP電話機20は、プライマリのコールマネージャ10Pのみならず(S11、S14)、セカンダリのコールマネージャ10Sにもロケーション(レジスト)情報の登録要求を一定の周期で送信する(S13、S16)。したがって、本実施の形態では、プライマリ側とセカンダリ側の双方のコールマネージャ10において、同様のロケーション情報が登録される。ここで、ロケーション情報とは、当該IP電話機の電話番号、IPアドレス及び種別(ハードフォン、ソフトフォン、及び無線電話等の別)等を含む情報をいう。コールマネージャ10は、登録されたロケーション情報に基づいて、呼制御を行う。なお、ロケーション情報の登録要求が一定の周期(例えば、数分おき)で送信されるのは、ネットワーク構成の変更等があり得ることを考慮し、最新のネットワーク構成に対応したロケーション情報を保持するためである。
IP電話機20からのロケーション情報の登録要求に対する応答は、起動系のコールマネージャ10Pのみが行う(S12、S15)。これによって、IP電話機20は、コールマネージャ10Pが正常に動作していることを確認する。
プライマリのコールマネージャ10Pに障害が発生すると(S17)、セカンダリのコールマネージャ10Sは、その旨を検出し、起動系に切り替わる(S18)。但し、同様のロケーション情報がプライマリ側及びセカンダリ側の双方に定期的に登録されているため、コールマネージャ10Sは、起動系に切り替わると同時に適切に呼制御(発着信・通話)を行うことができる。
例えば、IP電話機20bが、障害発生直後にコールマネージャ10Pに対して発呼要求を行ったとする(S19)。この場合、IP電話機20bは、コールマネージャ10Pからの応答が無いため、セカンダリのコールマネージャ10Sに発呼迂回要求を行う(S20)。コールマネージャ10Sは、スタンバイ時に登録されているロケーション情報に基づいて着信先を特定し、IP電話機20aに着呼要求を行う(S22)。それによって、IP電話機20aとIP電話機20bとの通話が可能となる(S23)。
なお、ステップS19〜S27までのステップにおいて、SIP(Session Initiation Protocol)に基づく一般的な処理は、明細書本文及び図7において適宜省略されている。
以下、VoIP冗長化システム1の処理手順について更に詳細に説明する。図9は、第一の実施の形態におけるVoIP冗長化システムの処理を説明するための図である。第一の実施の形態では、プライマリ側に障害が発生し、起動系がプライマリ側からセカンダリ側に自動的に切り替わる際の処理を説明する。なお、図9において、クライアント25は、IP電話機20及びVoIPゲートウェイ30等、コールマネージャ10に対してクライアントとなり得るものを表現している。
(1)に示されるように、通常運用時は、クライアント25よりロケーション情報の登録要求がプライマリのコールマネージャ10Pに一定の周期で送信され(S101)、それに対する応答がコールマネージャ10Pより返信される(S102)。クライアント25は、また、セカンダリのコールマネージャ10Sに対して一定の周期でロケーション情報の登録要求を送信する(S103)。したがって、プライマリ側及びセカンダリ側の双方のコールマネージャ10Pにおいて各クライアント25のロケーション情報が定期的に登録される。但し、コールマネージャ10Sは、ロケーション情報のみを受信し、発着信要求等を受けた場合は破棄するようにする。これにより、呼制御の不一致を防止することができる。
他方において、セカンダリのコールマネージャ10Sは、死活監視メッセージをコールマネージャ10Pに定期的に送信し(S104)、それに対する応答の有無に基づいてコールマネージャ10Pの稼動状態を監視する(S105)。
(2)に示されるように、コールマネージャ10Pがダウンすると、クライアント25からのロケーション情報の登録要求(S106)に対するコールマネージャ10Pによる応答は行われない。これによって、クライアント25は、コールマネージャ10Pのダウンを検出する。また、コールマネージャ10Sからの死活監視メッセージ(S108)に対する応答も行われない。これによって、コールマネージャ10Sは、プライマリのダウンを検出し、自らが起動系となる。
(3)に示されるように、各クライアント25は、コールマネージャ10Pのダウンを検出した後もロケーション情報の登録要求を各コールマネージャ10に送信し(S109、S110)、新たに起動系となったコールマネージャ10Sは、クライアント25に対する応答を返信する(S111)。
ところで、コールマネージャ10Sではスタンバイ状態においてもロケーション情報の登録が定期的に行われているため、新たに起動系となった時点で既に各クライアント25のロケーション情報が登録されている。
したがって、(4)に示されるように、コールマネージャ10Sは、一時的な停止状態等を発生させることなく、各クライアント25に対する呼制御を適切に行うことができる。
次に、第二の実施の形態について説明する。第二の実施の形態では、プライマリ側が復旧し、起動系がセカンダリ側からプライマリ側に自動的に切り戻される際の処理を説明する。
図10は、第二の実施の形態におけるVoIP冗長化システムの処理を説明するための図である。また、図11は、第二の実施の形態におけるVoIP冗長化システムの処理を説明するためのシーケンス図である。なお、図10と図11とのステップ番号は対応している。
(21)は、プライマリのコールマネージャ10Pがダウンし、セカンダリのコールマネージャ10Sが起動系となっている状態を示す。この場合、クライアント25からは、コールマネージャ10P及びコールマネージャ10Sの双方にロケーション情報の登録要求が一定の周期で行われる(S201,S202)。起動系のコールマネージャ10Sは、ロケーション情報を登録後、クライアント25に対する応答を行う(S203)。一方、ダウンしているコールマネージャ10Pにはロケーション情報は登録されない。また、コールマネージャ10Sは、プライマリの復旧を検出するための死活監視メッセージをコールマネージャ10Pに定期的に送信し、その応答の有無に基づいてコールマネージャ10Pの稼動状態を監視する(S204)。
(22)に示されるように、コールマネージャ10Pは、障害から復旧すると、クライアント25からのロケーション情報の登録要求に応じてロケーション情報の登録を開始する(S205、S209)。但し、コールマネージャ10Sからの死活監視メッセージ(S206)に対する応答は直ちには行わない。すなわち、各クライアント25からのロケーション情報の登録要求のタイミングは必ずしも一致しないため、直ちに死活監視メッセージに対する応答を行ってしまうと、各クライアント25のロケーション情報が登録される前に起動系が切り戻されてしまい、適切な呼制御を行えない可能性が高いからである。したがって、コールマネージャ10Pは、所定の期間が経過するまでは、死活監視メッセージを無視し続ける。一方、コールマネージャ10Sは、プライマリ側の復旧は検出せずに、起動系として各クライアント25からのロケーション情報の登録要求(S207、S210)に対する応答や(S208、S211)、呼制御を行う。
(23)に示されるように、コールマネージャ10Pは、障害の復旧から所定の期間が経過すると死活監視メッセージ(S212)に対する応答を返信する(S213)。
(24)に示されるように、コールマネージャ10Sは、死活監視メッセージに対する応答に基づいて自らをスタンバイ系とする。これによって、起動系がコールマネージャ10Pに切り戻される。したがって、以降のロケーションの登録要求(S214、S216)に対する応答や呼制御は、コールマネージャ10Pが行う(S215)。
ところで、コールマネージャ10Pが復旧してから死活監視メッセージに対して応答を行うために待ち合わせる所定の期間は、コールマネージャ10Pにおいて各クライアント25のロケーション情報の登録が完了するために十分な期間であることが望ましい。例えば、各クライアント25からの登録要求の周期が同じ(例えば、全てのクライアント25が5分おきに登録要求を送信する。)であれば、最初にいずれかのクライアント25からの登録要求を受けた時点から当該周期分(例えば、5分)だけ待ち合わせればよい。または、コールマネージャ10Pが、全てのクライアント25を管理テーブル等で把握している場合は、当該管理テーブルに登録されている全てのクライアント25のロケーション情報の登録が完了した時点で待ち合わせを終了してもよい。
したがって、起動系が切り戻された時点で、コールマネージャ10Pには、各クライアント25のロケーション情報が登録されていることとなる。よって、その後の発呼要求等に対しては、待ち合わせ期間中に登録されたロケーション情報に基づいて適切な呼制御を行うことができる(図11:S217〜S224)。
なお、クライアント25からの登録要求は、その後も継続的に送信されることを考慮すれば、必ずしも全てのクライアントの登録が確実に完了するまで待ち合わせる必要はなく、システムの早期復旧を優先して上記の周期とは別に定められた所定時間だけ待ち合わせるようにしてもよい。
上述したように、第二の実施の形態によれば、プライマリに切戻す際に、プライマリにロケーション情報が再登録されるまでの間、コールマネージャ間の死活監視メッセージによる切替えが抑制される。したがって、プライマリは、自動的に切戻った時点で直ちに呼制御(発着信・通話)を行うことができ、システム全体として停止状態の発生を回避することができる。
次に、第三の実施の形態について説明する。第三の実施の形態では、プライマリ側が復旧し、起動系がセカンダリ側からプライマリ側に自動的に切り戻される際の処理について第二の実施の形態とは別の例を説明する。
図12は、第三の実施の形態におけるVoIP冗長化システムの処理を説明するための図である。また、図13は、第三の実施の形態におけるVoIP冗長化システムの処理を説明するためのシーケンス図である。なお、図12と図13とのステップ番号は対応している。
(31)は、プライマリのコールマネージャ10Pがダウンし、セカンダリのコールマネージャ10Sが起動系となっている状態を示す。この場合、クライアント25からは、コールマネージャ10P及びコールマネージャ10Sの双方にロケーション情報の登録要求が一定の周期で行われる(S301,S302)。起動系のコールマネージャ10Sは、ロケーション情報を登録後、クライアント25に対する応答を行う(S303)。一方、ダウンしているコールマネージャ10Pにはロケーション情報は登録されない。また、コールマネージャ10Sは、プライマリの復旧を検出するための死活監視メッセージをコールマネージャ10Pに定期的に送信し、その応答の有無に基づいてコールマネージャ10Pの稼動状態を監視する(S304)。
(32)に示されるように、コールマネージャ10Pは、障害から復旧すると自らの管理化にある各クライアント25に対して、ロケーション情報の登録要求の送信を促す(要求する)メッセージを送信する(S305、S309)。ここで、管理下にある各クライアント25とは、例えば、コールマネージャ10Pの所定のテーブル(以下「クライアント管理テーブル」という。)にその属性情報が登録されているクライアント25をいう。
図14は、クライアント管理テーブルの構成例を示す図である。図14のクライアント管理テーブル11は、管理下のクライアント25ごとに、クライアント名、電話番号、IPアドレス、及び種別等が予め登録されているテーブルである。また、「状態」は、例えば、「online」及び「offline」の値を持ち、ロケーション情報が登録されたクライアント25については、「online」が設定される。すなわち、図14の例では、クライアント管理テーブル11の登録内容にロケーション情報が含まれているため、改めてロケーション情報を登録するためのテーブルを設けるのではなく、ロケーション情報の登録の有無を識別するための項目として「状態」が設けられている。但し、クライアント管理テーブル11の管理情報は、ロケーション情報の全てを含んでいる必要はなく、少なくともロケーション情報の登録要求の促進メッセージの送信に必要な情報(例えば、IPアドレス)を含んでいればよい。
ところで、クライアント管理情報11にロケーション情報が含まれているにもかかわらず、各クライアント25からロケーション情報を定期的に受信するのは、ネットワークの構成の変更に応じて、ロケーション情報が変化する可能性があり、その変化に対応する必要があるからである。
なお、各クライアント25に対するロケーション情報の登録要求の促進メッセージの送信は、クライアント25ごとに個別に行ってもよいし、マルチキャストによって一斉に送信してもよい。
ロケーション情報の登録要求の促進メッセージに応じ、各クライアント25は、定期的に送信する登録要求とは別に自らのロケーション情報の登録要求をコールマネージャ10Pに送信する(S307、S311)。これによって、コールマネージャ10Pには、クライアント25がロケーション情報を送信する一定の周期分待つことなく各クライアント25のロケーション情報が登録される。したがって、第二の実施の形態に比べて短期間で各クライアント25のロケーション情報のコールマネージャ10Pへの登録が完了する。
(33)に示されるように、コールマネージャ10Pは、自らの促進に対する各クライアントからの登録要求の受信を完了した時点で、もしくは、登録要求の受信待ち合わせがタイムアウトした時点(すなわち、受信待ち合わせがタイムアウトした該クライアントは、現時点では登録の必要が無いと判断できる)で、コールマネージャ10Sからの死活監視メッセージ(S313)に対する応答を行う(S314)。但し、クライアント25からの登録要求は、その後も継続的に送信されることを考慮すれば、必ずしも全てのクライアント25の登録が確実に完了するまで待ち合わせる必要は無いのは、第二の実施の形態と同様である。
(34)に示されるように、コールマネージャ10Sは、死活監視メッセージに対する応答に基づいて自らをスタンバイ系とする。これによって、起動系がコールマネージャ10Pに切り戻される。したがって、以降のロケーションの登録要求(S315、S317)に対する応答(S316)は、コールマネージャ10Pが行う。また、コールマネージャ10Pは、起動系に戻った時点で各クライアント25のロケーション情報を取得しているため、その後の呼制御は、当該ロケーション情報に基づいて適切に行うことができる(図13:S318〜S325)。
上述したように、第三の実施の形態によれば、第二の実施の形態に比べて短期間で各クライアント25のロケーション情報のコールマネージャ10Pへの登録が完了する。したがって、死活監視メッセージに対する応答、及びそれに基づく起動系の切り替えも短期間で完了させることができ、システムの信頼性をより向上させることができる。
なお、上記第一から第三の実施の形態において、各クライアント25による、プライマリとセカンダリの両コールマネージャ10に対する定期的なロケーション情報の登録要求の送信は、一定周期ごとに双方に(同時に)行ってもよいし、一定周期ごとに交互に行ってもよい。また、プライマリに対するロケーション情報の登録要求に対して応答がない場合に限って、セカンダリに対して送信するようにしてもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1) クライアントのロケーション情報に基づいて呼制御を行うコールマネージャとして、プライマリのコールマネージャと、前記コールマネージャに対して定期的に監視メッセージを送信しその応答に基づいて前記プライマリのコールマネージャの稼動状態を監視するセカンダリのコールマネージャとを有するVoIPシステムにおけるシステム復旧方法であって、
前記プライマリのコールマネージャは、障害からの復旧後、前記クライアントより送信されるロケーション情報の登録を開始し、前記復旧から所定の期間が経過するまでは、前記監視メッセージに対する応答を行わないことを特徴とするシステム復旧方法。
(付記2) 前記ロケーション情報は、前記クライアントより一定の周期で送信され、
前記プライマリのコールマネージャは、前記障害からの復旧後、前記ロケーション情報を最初に受信した時点から少なくとも前記周期が経過するまでは、前記監視メッセージに対する応答を行わないことを特徴とする付記1記載のシステム復旧方法。
(付記3) 前記プライマリのコールマネージャは、前記障害からの復旧後、前記クライアントに対して前記ロケーション情報の送信を要求し、該要求に応じて前記クライアントより返信される前記ロケーション情報を登録することを特徴する付記1記載のシステム復旧方法。
(付記4) クライアントのロケーション情報に基づいて呼制御を行うVoIP制御装置であって、
セカンダリのVoIP制御装置より定期的に送信される監視メッセージに対し、稼動状態に応じて応答を返信する監視メッセージ応答手段と、
障害からの復旧後、前記クライアントより送信されるロケーション情報の登録を開始するロケーション情報登録手段とを有し、
前記監視メッセージ応答手段は、前記復旧から所定の期間が経過するまでは、前記監視メッセージに対する応答を行わないことを特徴とするVoIP制御装置。
(付記5) クライアントのロケーション情報に基づいて呼制御を行うVoIP制御装置を、
セカンダリのVoIP制御装置より定期的に送信される監視メッセージに対し、稼動状態に応じて応答を返信する監視メッセージ応答手段と、
障害からの復旧後、前記クライアントより送信されるロケーション情報の登録を開始するロケーション情報登録手段として機能させるためのVoIP制御プログラムであって、
前記監視メッセージ応答手段は、前記復旧から所定の期間が経過するまでは、前記監視メッセージに対する応答を行わないことを特徴とするVoIP制御プログラム。
VoIP冗長化システムの基本構成例を示す図である。 従来のロケーション情報の通知処理を説明するためのシーケンス図である。 従来のコールマネージャの自動切り替え時の問題点を説明するための図である。 従来のコールマネージャの自動切り戻し時の問題点を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるVoIP冗長化システムの基本構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるコールマネージャのハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるVoIP冗長化システムの処理概要を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるVoIP冗長化システムの処理概要を説明するためのシーケンス図である。 第一の実施の形態におけるVoIP冗長化システムの処理を説明するための図である。 第二の実施の形態におけるVoIP冗長化システムの処理を説明するための図である。 第二の実施の形態におけるVoIP冗長化システムの処理を説明するためのシーケンス図である。 第三の実施の形態におけるVoIP冗長化システムの処理を説明するための図である。 第三の実施の形態におけるVoIP冗長化システムの処理を説明するためのシーケンス図である。 クライアント管理テーブルの構成例を示す図である。
符号の説明
1 VoIP冗長化システム
10P、10S、510P、510S コールマネージャ
11 クライアント管理マネージャ
20、520 IP電話機
25、 クライアント
30、530 VoIPゲートウェイ
40、540 IPネットワーク
50、550 公衆キャリア網
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 演算処理装置
105 インタフェース装置
B バス

Claims (3)

  1. クライアントのロケーション情報に基づいて呼制御を行うコールマネージャとして、プライマリのコールマネージャと、前記コールマネージャに対して定期的に監視メッセージを送信しその応答に基づいて前記プライマリのコールマネージャの稼動状態を監視するセカンダリのコールマネージャとを有するVoIPシステムにおけるシステム復旧方法であって、
    前記プライマリのコールマネージャは、障害からの復旧後、前記クライアントより送信されるロケーション情報の登録を開始し、前記復旧から所定の期間が経過するまでは、前記監視メッセージに対する応答を行わないことを特徴とするシステム復旧方法。
  2. 前記ロケーション情報は、前記クライアントより一定の周期で送信され、
    前記プライマリのコールマネージャは、前記障害からの復旧後、前記ロケーション情報を最初に受信した時点から少なくとも前記周期が経過するまでは、前記監視メッセージに対する応答を行わないことを特徴とする請求項1記載のシステム復旧方法。
  3. 前記プライマリのコールマネージャは、前記障害からの復旧後、前記クライアントに対して前記ロケーション情報の送信を要求し、該要求に応じて前記クライアントより返信される前記ロケーション情報を登録することを特徴する請求項1記載のシステム復旧方法。
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