JP4478234B2 - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のトナーを用い、それらを画像媒体上で重ね合わせて多色の色表現を行う画像形成装置および画像形成方法に係り、色重ね精度を向上させる画像形成装置および画像形成方法に関するものである。
特に、電子写真カラープリンタ等では、色の3原色であるイエロー色、マゼンダ色、シアン色と、黒色のトナーを用いてそれらを適切に混色することにより多彩なカラー画像を形成している。
【0002】
上記4色の画像を用紙上に転写するまでの方法として、各色毎に感光ドラムを設けて用紙に順次転写する4連ドラム方式、1個の感光ドラムで各色毎の現像機を選択的に使用してトナー像を形成し、用紙に4回転写を行う単一ドラム4回転写方式、一個の感光ドラムに形成された各色トナー像を転写媒体に4回転写して重ね合わせ、その後用紙に一回で転写する単一ドラム転写媒体方式等が挙げられるが、いずれも、2次色形成の際の色重ねズレの問題がある。
【0003】
色重ねズレによる画像劣化を防止する為には、各色画像を数十μの精度で重ね合わさねばならず、そのためにドラム回転の精度向上、用紙走行の精度向上、または、色ズレ量検知による自動補正技術等の改良など様々な方策を講じてきたが、十分な色重ね精度を得ることは難しく、また、多大なコストアップをまねいていた。
【0004】
近年、画像品質の向上と、かつ、色重ねズレの改良に係るコストの低減とが望まれている。
【0005】
【従来の技術】
従来のカラー画像形成方法では、以下の方法が一般的である。
先ず、例えば、赤色を表現する場合には、上記3原色のイエロー色とマゼンダ色を最終的に用紙上で混色すれば所定の色が表現できる。しかし、上記のいずれの方法で画像を形成しても、3原色の各色を形成するプロセスが色毎に時間的ズレまたは位置的ズレを生じるため、各色の画像は同一とはならず、どうしても画像位置に誤差が生じ色重ねズレが発生してしまう。その場合、画像位置誤差(または、色重ねズレ)が大きいと、所定の色が得られず著しい画質低下を招くことになる。
【0006】
更に詳しく図1で説明する。
図1は、従来の一例の色を重ねた場合の図である。
図中で、Mはマゼンダ色、Rは赤色、Yはイエロー色を示す。
図1(A)は、色重ねズレがない場合である。
従来技術では、色重ねズレが発生しない場合は、マゼンダ色とイエロー色の線の中心線が中心線1で一致した時のみ画質の良い赤色が形成される。
【0007】
図1(B)は、許容ズレ100μ発生した場合を示す。
ここで、許容ズレとは、人間が目で見てズレを感じた時の、2つの画像が物理的にズレている最小の物理的ズレ量である。許容ズレ100μとは、2つの画像が100μ以上ズレると人間の目でズレを感じ始めることを言い、100μ未満のズレであれば人間の目ではズレを感じないことを言う。詳細は後述する。
【0008】
図1(B)で、ズレ5は、Mの中心線2とYの中心線3が100μのズレを示し、従来技術では、Mの線とYの線の太さは等しいので、中心線どうしのズレ5がそのまま、下エッジの差6の100μと上エッジの差7の100μとして現れてしまう。
ドラム回転の精度向上、用紙走行の精度向上、または、色ズレ量検知による自動補正技術等の改良などを行ってはいるが、現実として、同じ太さの2次色形成の際の色重ねズレ問題を解消するのは、極めて困難である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来におけるカラー画像形成方法においては、以下に述べる問題点がある。
先ず、ドラム回転の精度向上、用紙走行の精度向上、または、色ズレ量検知による自動補正技術等の改良によっても、色重ねズレ問題を完全に解消することは極めて困難であり、これ以上の改良は多大なコストを発生させるだけである。
【0010】
コストを最小限としながらも、さらなる色重ね精度の向上が望まれている。
本発明の課題は、上記問題点に鑑みてなされたもので、多少の色重ねズレを許容範囲内とし、画像品質を良好に保ち、かつ、改良コストの少ないカラーイメージ技術を有する画像形成装置および画像形成方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、以下に述べる各手段を講じたことを特徴とする。請求項1記載の発明では、2色以上の色材を画像媒体上に重ね合わせ、入力画像に対応した出力画像を形成する画像形成装置において、各色材について潜像を光学的に形成する光学手段と、前記光学手段により形成される前記潜像の画像面積を制御することで、重ね合わせる色材のうち少なくとも2つの色材について、明度の高い色材の出力画像面積を明度の低い色材の出力画像面積より小さくする画像面積制御手段とを有することにより、画像の色重ねズレを目立たなくすることができる。
【0012】
請求項2記載の発明では、前記画像面積制御手段は、前記重ね合わせる色材のうち、他の色材と比して明度が高い色材の出力画像面積を前記他の色材の出力画像面積より小さいか同じ大きさにし、且つ全ての色材の出力画像面積を同じ大きさにしないことにより、色重ねズレを目立たなくすることができる。請求項3記載の発明では、前記画像面積制御手段は、前記光学手段から出射される光の強度を制御して前記潜像の画像面積を制御することにより、色重ねズレを目立たなくすることができる。
【0013】
請求項4記載の発明では、前記画像面積制御手段は、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、K(黒)又は、それらに準ずる色から少なくとも2色以上の色材を用いてカラー画像を形成する場合に、同じ面積の入力画像に対し、
Yの出力画像面積 < Mの出力画像面積
Mの出力画像面積 < Cの出力画像面積
Yの出力画像面積 < Cの出力画像面積
Yの出力画像面積 < Kの出力画像面積
Mの出力画像面積 < Kの出力画像面積
Cの出力画像面積 < Kの出力画像面積
の関係式のうち少なくとも1つを満たす出力画像面積の制御を行うことにより、色重ねズレを目立たなくすることができる。
【0014】
請求項5記載の発明では、前記画像面積制御手段が、重ね合わせる色材のうち最も明度の低い色材の出力画像面積を前記入力画像の面積と同等にし、重ね合わせる色材のうち最も明度の低い色材でない色材の出力画像面積を前記入力画像の面積に比して小さくする制御を行なうことにより、色重ねズレを大幅に解消することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2は、本発明の第一実施例の全体構成図である。
図2より、イエロー色とマゼンダ色とシアン色と黒色の各オリジナル色の画像形成ユニットY、M、C、Kがパラレルに設けられている。
【0016】
各色の画像形成ユニットY、M、C、Kは、同一の構成を有する。即ち、各画像形成ユニットY、M、C、Kは、各々感光ドラム10−Y、10−M、10−C、10−Kを有する。この感光ドラム10−Y、10−M、10−C、10−Kは、各々帯電器12−Y、12−M、12−C、12−Kによって、一様帯電される。
【0017】
そして、各感光ドラム10−Y、10−M、10−C、10−Kは、各々レーザー光学系14−Y、14−M、14−C、14−Kにより、各々イエロー色、マゼンダ色、シアン色及びブラック色のビットマップデータによる画像が露光される。これにより、各感光ドラム10−Y、10−M、10−C、10−Kに、イエロー色、マゼンダ色、シアン色及びブラック色の潜像が形成される。
【0018】
この感光ドラム10−Y、10−M、10−C、10−Kの潜像は、各々現像器16−Y、16−M、16−C、16−Kにより、現像される。この現像器16−Yは、イエロー色の現像剤を感光ドラム10−Yに供給する。又、現像器16−Mは、マゼンダ色の現像剤を感光ドラム10−Mに供給する。更に、現像器16−Cは、シアン色の現像剤を感光ドラム10−Cに供給し、現像器16−Kは、ブラック色の現像剤を感光ドラム10−Kに供給する。
【0019】
この感光ドラム10−Y、10−M、10−C、10−Kの現像は、各々転写ローラ18−Y、18−M、18−C、18−Kにより、用紙に転写される。そして、感光ドラム10−Y、10−M、10−C、10−Kは、各々クリーナー24−Y、24−M、24−C、24−Kによって、クリーニングされる。
一方、用紙は、ホッパー21に収容されている。用紙は、ホッパー21から取り出された後、搬送ローラ20により搬送される。その後、用紙は、搬送ベルト23により、各画像形成ユニットY、M、C、Kの転写位置に順次搬送されるそして、各画像形成ユニットの現像が転写された用紙は、定着器22に搬送され、用紙の現像が定着される。
【0020】
その後、用紙は、排出ローラ25により、スタッカー26へ送られた後、スタッカー26に収容される。
さて、本発明では、物理的ズレ量と主観的ズレ量との相関関係に着目し発明がなされている。
物理的ズレ量と主観的ズレ量について図3より説明する。
【0021】
色重ねズレ量には、2つの画像が物理的に何μmずれているかという物理的ズレ量と、人間が目で見てズレをどの程度感じるかという主観的ズレ量の2種類がある。この2種のズレ量の相関関係を調査した結果、同じ物理的ズレ量でも主観的ズレ量が2種の色の組合せによって大きく異なる場合があることを発見し、それに着目した。
【0022】
調査は、2種のうち1種を本来一致すべき中心線から10μ毎にはみ出す方向に移動させ(物理的ズレ量)、主観的ズレ量を5段階で評価する方法で行った。
主観的ズレ量の目視評価は、1が非常にズレている、2がかなりズレている、3がズレている、4がややズレている、5が全くズレていない、に分類される。図3は、本発明の第1実施例の物理的ズレ量と主観的ズレ量との相関関係を示す図である。
【0023】
図中で、Mはマゼンダ色、Rは赤色、Yはイエロー色を示す。
図3(A)は、イエロー色とマゼンダ色を混色して赤色を表現する場合に、Mの中心線141に対してYがはみ出す方向、例えば、上方向のズレ140の場合を示す図である。
図3(B)は、同様にイエロー色とマゼンダ色を混色して赤色を表現する場合であるが、今度は、Yの中心線143に対してMがはみ出す方向、例えば、上方向のズレ142の場合を示す図である。
【0024】
図3(C)は、上記図3(A)と図3(B)の場合の相関関係をグラフで示したものである。
図3(C)より、図3(A)のYがはみ出す方向にズレている場合は、100μ程度の物理的ズレ量で主観的ズレ量が4点になるが、逆に、図3(B)のMがはみ出す方向にズレている場合は、180μのズレで主観的ズレ量が4点となる。つまり、図3(B)の場合のズレ方向の方が、より大きな物理的ズレ量があっても、主観的な画像品質を良好に保てるという結果となった。
【0025】
また、他の色の組み合わせについても評価した結果、「明るい」色がはみ出す方が、より主観的ズレ量が大きくなる傾向となった。つまり、はみ出した場合の目立ち易さを不等式で表すと、
Y(イエロー色)>M(マゼンダ色)>C(シアン色)>K(黒色)−−−−(i)となる。
【0026】
従って、色重ね誤差が多少あっても主観的ズレ量を小さく抑えるためには、不等式(i)のより左辺側にある色をより右辺側にある色からはみ出さないような設定にすれば良い。つまり、不等式(i)の逆の順序で、重ね合わせるべき画像の出力面積を少しずつ大きく設定すれば、主観的ズレ量が小さく抑えられる。その出力面積は、
Y(イエロー色)<M(マゼンダ色)<C(シアン色)<K(黒色)−−−−(ii)
の順に大きさを設定すれば良い。
【0027】
上記調査結果に基づき画像形成装置を構成する。
図4は、本発明の第1実施例の画像形成装置の構成図である。
図4により、画像形成装置100について説明する。
図4に示すように、画像形成装置100は、大別して、画像をビットマップに展開する画像制御部110、光学ユニットに画像ドット信号を送出するメカコントローラ120、所定量のレーザーパワーに応じた画像ドット信号を光学ユニットに供給する光学ユニットコントローラ130、光ドット信号を照射する光学ユニット140とから構成される。
【0028】
画像制御部110は、ビットマップメモリ111に各色毎に1枚分の画像を展開する。ビットマップに展開された各色のKプレーン111−K、Cプレーン111−C、Mプレーン111−M、Yプレーン111−Yは、画像ドット信号でメカコントローラ120に送信される。メカコントローラ120は、受信した画像ドット信号をクロック信号に応答させ、各色のK出力信号120−K、C出力信号120−C、M出力信号120−M、Y出力信号120−Yから光学ユニットコントローラ130に送信する。
【0029】
光学ユニットコントローラ130は、上記不等式(ii)に応じた各色の所定量のレーザーパワーとなるようなパルス幅の画像ドット信号に変換する。各色のLD出力130−K、LD出力130−C、LD出力130−M、LD出力130−Yによって変換された画像ドット信号を光学ユニット140に送出する。光学ユニット140は、図2のレーザー光学系に対応し、入力した画像ドット信号を光ドット信号に換えて照射し感光ドラムに画像を形成する。
【0030】
各色のレーザーパワーの所定量と1ドットの線幅の例を示す。
図5は、本発明の第1実施例の各色の1ドット線幅を示す表である。
図5は、解像度240DPIの電子写真式の場合について、各色のレーザーパワーmWと1ドット線幅μで表している。
この例では、イエロー色はレーザーパワー3.7mWで照射され、出力画像は1ドット線幅100μとなり、マゼンダ色はレーザーパワー4.0mWで照射され、出力画像は1ドット線幅140μとなり、シアン色はレーザーパワー4.4mWで照射され、出力画像は1ドット線幅180μとなり、黒色はレーザーパワー4.8mWで照射され、出力画像は1ドット線幅220μとなる。
【0031】
次に、図5の表に従い、同じ入力画像に対する出力画像の各色の面積の違いを示す。
図6は、本発明の第1実施例の各色の出力画像面積を示す図である。
図中で、Yはイエロー色、Mはマゼンダ色、Cはシアン色、そしてKは黒色を示す。
【0032】
図6で示す通り、同じ入力画像に対し、実際には、イエロー色の出力画像が最も小さく、マゼンダ色は僅かにイエロー色より大きく、シアン色は僅かにマゼンダ色より大きく、黒色は僅かにシアン色より大きくなる。
図6の最内側のイエロー色と最外側の黒色の差は、正確に画像が出力された場合でも120μの物理的ズレ量の差が生じるが、主観的ズレ量では全くズレを感じない許容ズレ量内である。以下に更に詳しく説明する。
【0033】
図7は、本発明の第1実施例の色を重ねた場合の図である。
図7(A)は、色重ねズレが無い場合を示す図である。
図5と同様にして、イエロー色とマゼンダ色を例とすると、色重ねズレが無い場合、イエロー色とマゼンダ色の中心線は中心線152と一致し、イエロー色とマゼンダ色の上側150と下側151の差は20μずつとなる。
【0034】
次に、イエロー色とマゼンダ色を重ねた場合の許容ズレ量を考察してみる。
まず、マゼンダ色に対してイエロー色が飛び出す方向にズレた場合、図3(C)の相関関係を示す図より、主観的ズレ量を4点以上に保つためには、物理的ズレ量を100μ以下としなければならない。しかし、本実施例では、図5の表より、もともとマゼンダ色のエッジに対してイエロー色のエッジが20μ下がるので物理的ズレ量が100μになるのは、実際のズレ量が120μのときである。つまり、20μだけマージンが増えたことになる。
【0035】
次に、イエロー色に対してマゼンダ色が飛び出す方向にズレた場合、図3(C)の相関関係を示す図より、主観的ズレ量を4点以上に保つためには物理的ズレ量を180μ以下にすればよい。しかし、もともとマゼンダ色のエッジに対してイエロー色のエッジが20μ下がっているので、この場合は、実際のズレ量を160μ以下にすればよい。
【0036】
ただし、実際の画像では上下にエッジがあり、2方向のズレは同時に発生する。よって、120μと160μの小さい方、つまり120μを許容ズレ量とする。
図7(B)は、許容ズレ120μ発生した場合を示す図である。
ズレ155は、Mの中心線156とYの中心線157とのズレで120μズレている。
【0037】
上エッジの差153は、この場合、140μであるが、主観的ズレ量は4点以上で目視ではズレを感じない範囲である。
下エッジの差154は、上エッジの差153より小さい100μであるが、主観的ズレ量は4点となり、目視でややズレを感じる範囲となる。
各色の線幅が同じに設定されている従来技術では、主観的ズレ量を4点以上を目指した場合、100μのズレ量しか許容されず、本発明は20%の改善効果が見込まれることが分かる。
【0038】
同様に、他の色との組合せによるズレ許容値は、マゼンダ色とシアン色では120μのズレを許容し、イエロー色とシアン色では140μのズレを許容し、イエロー色と黒色では160μのズレを許容し、いずれも、従来技術の100μに対しマージンが20μから60μまで拡大される。この例では、1ドット線により説明したが、他の形状の大面積の画像についても、そのエッジ部では、1ドット線と全く同じ状況となる。つまり、そのエッジにおいては片側20μずつイエロー色に対してマゼンダ色が外にはみ出すことになり、その分マゼンダ色の出力画像面積が大きくなる。そして、その大きくなった分だけ、物理的ズレ量の許容量が増えるのである。すなわち、各色の線幅の差をもっと大きくすれば効果も大になる。
【0039】
また、上記実施例では、イエロー色、マゼンダ色、シアン色、黒色の4色についての説明であるが、この色に限定する必要はなく、必要な色のみに本発明を適用すれば良い。例えば、プリンタによっては、黒色と他の色を重ね合わせることがない場合もあり得る。その場合には、イエロー色、マゼンダ色、シアン色の3色に本発明を適用し、黒色は任意の出力面積(線幅)に設定すれば良い。さらに、所望の2色のみに本発明を適用することもできる。
【0040】
また、同じ入力画像に対する出力画像の面積を制御する方法で、電子写真方式の場合は、上記実施例では、光学手段のレーザパワーを制御して、1ドット線幅を所定量に制御する方法で説明をしたが、ドラム表面電位や現像器バイアスなど、画像形成プロセスのあらゆるパラメータのどれか1つを制御すれば達成できる。
【0041】
さらに、第2実施例として、各色を重ね合わせる画像領域のみで、出力画像面積を可変する方法を説明する。これは、本発明の応用例であり、さらに効率的にズレ量許容値を広げることができる。プリンタ装置の場合、入力画像がイエロー色、マゼンダ色、シアン色、黒色の4色毎のビットマップのデータで送られるので、単独色か2次色かを判別するのは容易である。そして、2次色であると判別された領域のみ、各色の光学手段のレーザパワーを切り換えて出力画像面積を補正すれば良い。
【0042】
なお、第2実施例における全体構成は、第1実施例の全体構成と同様であるので、説明を省略する。
図8は、本発明の第2実施例の画像形成装置の構成図である。
図8より、画像形成装置200は、大別して、画像をビットマップに展開する画像制御部210、光学ユニットに画像ドット信号を送出するメカコントローラ220、所定量のレーザーパワーに応じた画像ドット信号を光学ユニットに供給する光学ユニットコントローラ230、光ドット信号を照射する光学ユニット240とから構成される。
【0043】
画像制御部210は、ビットマップメモリ211に各色毎に1枚分の画像を展開する。ビットマップに展開された各色のKプレーン211−K、Cプレーン211−C、Mプレーン211−M、Yプレーン211−Yは、画像ドット信号でメカコントローラ220に送信される。
メカコントローラ220は、各色の出力信号を同期させ送信させるためのビデオクロック221とシアン色、マゼンダ色、イエロー色の3色が2次色である場合に光学手段のレーザパワーを切り換えるアルゴリズム222とで構成される。
【0044】
アルゴリズム222は、受信した画像ドット信号から2次色を判別し、2次色は出力2信号から送信されるように制御し、また、単独色または1次色の場合は、出力1信号から送信されるように制御する。
単独色または1次色の場合は、受信した画像ドット信号をクロック信号に応答させ、K出力1信号222−K1、C出力1信号222−C1、M出力1信号222−M1、Y出力1信号222−Y1から光学ユニットコントローラ230に送信する。
【0045】
2次色の場合は、受信した画像ドット信号をクロック信号に応答させ、K出力2信号222−K2、C出力2信号222−C2、M出力2信号222−M2、Y出力2信号222−Y2から光学ユニットコントローラ230に送信する。
光学ユニットコントローラ230は、次に説明する図9に示す各色の所定量に応じたレーザーパワーとなるようなパルス幅の電気ドット信号に変換する。各色のLD出力230−K、LD出力230−C、LD出力230−M、LD出力230−Yによって変換された画像ドット信号を光学ユニット240に送出する。
【0046】
光学ユニット240は、図2のレーザー光学系に対応し、入力した画像ドット信号を光ドット信号に換えて照射し感光ドラムに画像を形成する。
各色のレーザーパワーの所定量と1ドットの線幅の例を示す。
図9は、本発明の第2実施例の出力画像面積を示す表である。
図9は、解像度240DPIの電子写真式の場合について、各色のレーザーパワーmWと1ドット線幅μで表している。
【0047】
この例では、イエロー色、マゼンダ色、シアン色、黒色が出力1で印字する場合、すなわち、単独色の場合は、レーザーパワー4.4mWで照射され、出力画像は1ドット線幅180μとなる。また、イエロー色、マゼンダ色、シアン色、黒色が出力2で指定された場合、すなわち、2次色の場合は、レーザーパワー3.7mWで照射され、出力画像は1ドット線幅100μとなる。
【0048】
次に、図8中のアルゴリズム222について説明する。
図10は、本発明の第2実施例の出力切り換えアルゴリズムを示す図である。
アルゴリズム222は、ビットマップから画像ドット信号を受信する受信部222−20、2次色を判断する論理演算回路部222−30、光学ユニットコントローラ230へ画像ドット信号を送信する送信部222−40とで構成される。
【0049】
受信部222−20は、Yの入力222−Y0、Mの入力222−M0、Cの入力222−C0、Kの入力222−K0とで構成される。
Yの入力222−Y0は、ビットマップのY211−Yからイエロー色の画像ドット信号を受信する。
Mの入力222−M0は、ビットマップのM211−Mからマゼンダ色の画像ドット信号を受信する。
【0050】
Cの入力222−C0は、ビットマップのC211−Cからシアン色の画像ドット信号を受信する。
Kの入力222−K0は、ビットマップのK211−Kから黒色の画像ドット信号を受信する。
論理演算回路222−30は、OR222−1、OR222−2、NOT222−3、NOT222−4、NOT222−5、AND222−6、AND222−7、AND222−8、AND222−9、AND222−10、AND222−11とで構成される。
【0051】
OR222−1は、Cの入力222−C0とKの入力222−K0との論理和を出力する。
OR222−2は、Mの入力222−M0とOR222−1との論理和を出力する。
NOT222−3は、OR222−2を反転させて出力する。
【0052】
NOT222−4は、OR222−1を反転させて出力する。
NOT222−5は、Kの入力222−K0を反転させて出力する。
AND222−6は、Yの入力222−Y0とNOT222−3との論理積を出力する。
AND222−7は、Yの入力222−Y0とOR222−2との論理積を出力する。
【0053】
AND222−8は、Mの入力222−M0とNOT222−4との論理積を出力する。
AND222−9は、Mの入力222−M0とOR222−1との論理積を出力する。
AND222−10は、Cの入力222−C0とNOT222−5との論理積を出力する。
【0054】
AND222−11は、Cの入力222−C0とKの入力222−K0との論理積を出力する。
送信部222−40は、Y出力1信号222−Y1、Y出力2信号222−Y2、M出力1信号222−M1、M出力2信号222−M2、C出力1信号222−C1、C出力2信号222−C2、K出力1信号222−K1とで構成される。
【0055】
Y出力1信号222−Y1は、イエロー色が単独色の場合のみ信号を送信する。
Y出力2信号222−Y2は、イエロー色が2次色となる場合に信号を送信する。
M出力1信号222−M1は、マゼンダ色が単独色またはイエロー色と重ね合わせる場合のみ信号を送信する。
【0056】
M出力2信号222−M2は、マゼンダ色が2次色となる場合に信号を送信する。
C出力1信号222−C1は、シアン色が単独色またはイエロー色やマゼンダ色と重ね合わせる場合のみ信号を送信する。
C出力2信号222−C2は、シアン色が2次色となる場合に信号を送信する。
【0057】
K出力1信号222−K1では、黒色が単独色であっても2次色であっても、画像ドット信号が入力されれば常に信号が送信される。
この第2実施例において、色を重ね合わせる場合に各色が2次色になるか否かは、前述の不等式(ii)に従い、色が重ね合わせる他の色よりも右項に位置すれば出力1信号が送信され、重ね合わせる他のどの色よりも左項に位置すれば出力2信号が送信されるように構成されている。
【0058】
アルゴリズム222は、重ねる色のうち、はみ出した時に最も目立ちにくい色のみを出力1とし、他の色はすべて出力2で印字するように構成すれば良く、上記4色に制限されるものではない。なお、レーザパワーを変える方法は、特開昭62−261274号公報と特開平8−300728号公報に記載されている。
【0059】
上述により、本発明によれば簡単な構成で色重ね誤差による画質劣化を防止することができ、従来より比較的低コストで良好な画質のカラープリンタ装置を提供することができる。
なお、本発明は、本実施例の光学系の電子写真式のカラープリンタ装置に限らず、色を重ね合わせてカラー画像を形成するものであれば、良好な画質を提供することが可能である。
【0060】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、次に述べる効果を実現することができる。
本発明によれば、例えば、カラー印刷ができるプリンタ装置のような各色の画像を形成するための光学手段を持つ電子写真方式の画像形成装置において、同じ入力画像に対し各色毎に異なる出力画像面積で出力することにより、色重ねによる物理的なズレを視覚的には感じさせない程度にまで画質を向上させることができる等の特長を有する。
【0061】
また、本発明によれば、同じ入力画像に対し各色毎に異なる出力画像面積で出力させるためには、各色の光源手段の潜像形成に係わるパラメータ、すなわち、光強度や発光時間または光波長等の内少なくとも1つを各色毎に設定し出力画像面積を変更するだけで良く、画質を改良する方法としては、低コストにて実現できる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の一例の色を重ねた場合を示す図である。
【図2】本発明の第一実施例の全体構成図である。
【図3】本発明の第1実施例の物理的ズレ量と主観的ズレ量との相関関係を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例の画像形成装置の構成図である。
【図5】本発明の第1実施例の各色の1ドット線幅を示す表である。
【図6】本発明の第1実施例の各色の出力画像面積を示す図である。
【図7】本発明の第1実施例の色を重ねた場合を示す図である。
【図8】本発明の第2実施例の画像形成装置の構成図である。
【図9】本発明の第2実施例の出力画像面積を示す表である。
【図10】本発明の第2実施例の出力切り換えアルゴリズムを示す図である。
【符号の説明】
K K(黒)の画像形成ユニット
M M(マゼンダ)の画像形成ユニット
C C(シアン)の画像形成ユニット
Y Y(イエロー)の画像形成ユニット
10−K K(黒)の感光ドラム
10−M M(マゼンダ)の感光ドラム
10−C C(シアン)の感光ドラム
10−Y Y(イエロー)の感光ドラム
12−K K(黒)の帯電器
12−M M(マゼンダ)の帯電器
12−C C(シアン)の帯電器
12−Y Y(イエロー)の帯電器
14−K K(黒)のレーザー光学系
14−M M(マゼンダ)のレーザー光学系
14−C C(シアン)のレーザー光学系
14−Y Y(イエロー)のレーザー光学系
16−K K(黒)の現像器
16−M M(マゼンダ)の現像器
16−C C(シアン)の現像器
16−Y Y(イエロー)の現像器
18−K K(黒)の転写ローラ
18−M M(マゼンダ)の転写ローラ
18−C C(シアン)の転写ローラ
18−Y Y(イエロー)の転写ローラ
20 搬送ローラ
21 ホッパー
22 定着器
23 搬送ベルト
24−K K(黒)のクリーナ
24−M M(マゼンダ)のクリーナ
24−C C(シアン)のクリーナ
24−Y Y(イエロー)のクリーナ
25 排出ローラ
26 スタッカー
100、200 画像形成装置
110、210 画像制御部
120、220 メカコントローラ
130、230 光学ユニットコントローラ
140、240 光学ユニット
222 アルゴリズム
Claims (12)
- 2色以上の色材を画像媒体上に重ね合わせ、入力画像に対応した出力画像を形成する画像形成装置において、
各色材について潜像を光学的に形成する光学手段と、
前記光学手段により形成される前記潜像の画像面積を制御することで、重ね合わせる色材のうち少なくとも2つの色材について、明度の高い色材の出力画像面積を明度の低い色材の出力画像面積より小さくする画像面積制御手段とを有する画像形成装置。 - 前記画像面積制御手段は、
前記重ね合わせる色材のうち、他の色材と比して明度が高い色材の出力画像面積を前記他の色材の出力画像面積より小さいか同じ大きさにし、且つ全ての色材の出力画像面積を同じ大きさにしないことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記画像面積制御手段は、
前記光学手段から出射される光の強度を制御して前記潜像の画像面積を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。 - 前記画像面積制御手段は、
Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、K(黒)又は、それらに準ずる色から少なくとも2色以上の色材を用いてカラー画像を形成する場合に、同じ面積の入力画像に対し、
Yの出力画像面積 < Mの出力画像面積
Mの出力画像面積 < Cの出力画像面積
Yの出力画像面積 < Cの出力画像面積
Yの出力画像面積 < Kの出力画像面積
Mの出力画像面積 < Kの出力画像面積
Cの出力画像面積 < Kの出力画像面積
の関係式のうち少なくとも1つを満たす出力画像面積の制御を行なうことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の画像形成装置。 - 前記画像面積制御手段が、
重ね合わせる色材のうち最も明度の低い色材の出力画像面積を前記入力画像の面積と同等にし、重ね合わせる色材のうち最も明度の低い色材でない色材の出力画像面積を前記入力画像の面積に比して小さくする制御を行なうことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の画像形成装置。 - 前記画像面積制御手段は、
明度の高い色材ほど出力画像面積を小さく制御する信号送信手段を各色材毎に有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の画像形成装置。 - 2色以上の色材を画像媒体上に重ね合わせ、入力画像に対応した出力画像を形成する画像形成方法において、
各色材について潜像を光学的に形成する光学手順と、
前記光学手順により形成される前記潜像の画像面積を制御することで、重ね合わせる色材のうち少なくとも2つの色材について、明度の高い色材の出力画像面積を明度の低い色材の出力画像面積より小さくする画像面積制御手順とを有することを特徴とする画像形成方法。 - 前記画像面積制御手順は、
前記重ね合わせる色材のうち、他の色材と比して明度が高い色材の出力画像面積を前記他の色材の出力画像面積より小さいか同じ大きさにし、且つ全ての色材の出力画像面積を同じ大きさにしないことを特徴とする請求項7記載の画像形成方法。 - 前記画像面積制御手順は、
前記光学手順によって出射される光の強度を制御して前記潜像の画像面積を制御することを特徴とする請求項7又は8記載の画像形成方法。 - 前記画像面積制御手順は、
Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、K(黒)又は、それらに準ずる色から少なくとも2色以上の色材を用いてカラー画像を形成する場合に、同じ面積の入力画像に対し、
Yの出力画像面積 < Mの出力画像面積
Mの出力画像面積 < Cの出力画像面積
Yの出力画像面積 < Cの出力画像面積
Yの出力画像面積 < Kの出力画像面積
Mの出力画像面積 < Kの出力画像面積
Cの出力画像面積 < Kの出力画像面積
の関係式のうち少なくとも1つを満たす出力画像面積の制御を行なうことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項記載の画像形成方法。 - 前記画像面積制御手順が、
重ね合わせる色材のうち最も明度の低い色材の出力画像面積を前記入力画像の面積と同等にし、重ね合わせる色材のうち最も明度の低い色材でない色材の出力画像面積を前記入力画像の面積に比して小さくする制御を行なうことを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一項記載の画像形成方法。 - 前記画像面積制御手順は、
明度の高い色材ほど出力画像面積を小さく制御する信号送信手段を各色材毎に有することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一項記載の画像形成方法。
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