JP4477373B2 - 定電流回路 - Google Patents

定電流回路 Download PDF

Info

Publication number
JP4477373B2
JP4477373B2 JP2004029390A JP2004029390A JP4477373B2 JP 4477373 B2 JP4477373 B2 JP 4477373B2 JP 2004029390 A JP2004029390 A JP 2004029390A JP 2004029390 A JP2004029390 A JP 2004029390A JP 4477373 B2 JP4477373 B2 JP 4477373B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
constant current
source
depletion
voltage
type mos
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004029390A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005222301A (ja
Inventor
英志 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Priority to JP2004029390A priority Critical patent/JP4477373B2/ja
Priority to DE200510005290 priority patent/DE102005005290A1/de
Priority to US11/049,720 priority patent/US7535286B2/en
Publication of JP2005222301A publication Critical patent/JP2005222301A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4477373B2 publication Critical patent/JP4477373B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

本発明は、定電流回路に関し、更に詳しくは、負荷に直列に接続された電流源を備える定電流回路に関する。
半導体集積回路において、負荷に流れる電流を制限するために、ゲートとソースを短絡したディプレッション型MOSトランジスタ(以下、ディプレッションMOSと呼ぶ)が定電流源として使用される場合がある(例えば、特許文献1)。この定電流源では、図6に示すように、ディプレッションMOS(Q21)のゲートとソースを短絡することで、ゲート・ソース間電圧を0ボルトに保ち、ディプレッションMOS(Q21)の飽和領域のドレイン電流を制限し、これによって、負荷L1に流れる電流を一定に保っている。
特開平05−013686号公報 (段落0003、図5)
上記ディプレッションMOSを利用した定電流回路には以下のような問題点がある。まず、第1の問題点は、定電流回路の電源電圧が変動すると、ディプレッションMOSのチャネル長変調効果によって、負荷電流が変動することにある。これは、電源電圧の変動に伴って、定電流源の両端に印加される電圧が変動すること、つまり、ディプレッションMOSのドレイン・ソース間電圧(Vcc)が変動することに起因している。
第2の問題点は、ディプレッションMOSのドレイン・ソース間に高い電圧が印加されるような高電圧の回路では、ドレイン・ソース間耐圧が低い低耐圧ディプレッションMOSを使うことができないことにある。つまり、このような高電圧の回路では、レイアウト面積や電流特性(定電流性、温度依存性、拡散バラツキ)の観点からは、高耐圧ディプレッションMOSよりも優れている低耐圧ディプレッションMOSが使用できないことから、回路のレイアウト面積が増大し、また、良好な電流特性が得られないという問題である。
上記に鑑み、本発明の目的は、定電流回路の電源電圧の変動等によって定電流源に印加される電圧が変動しても、チャネル長変調効果による負荷電流の変動を低減することが出来る定電流回路を提供することにある。
本発明の他の目的は、定電流源における高耐圧性を維持したまま、定電流となる電源電圧(Vcc)範囲を拡大できる定電流回路を提供することにある。
本発明の他の目的は、定電流源における高耐圧性を維持したまま、レイアウト面積を縮小できる定電流回路を提供することにある。
本発明の他の目的は、定電流源における高耐圧性を維持したまま、電流の温度依存性や素子間バラツキを改善できる定電流回路を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の定電流回路は、相互に直列に接続された第1及び第2のディプレッション型MOSトランジスタを有する定電流源を備え、該定電流源が負荷と直列に接続されて定電流を供給する定電流回路であって、
前記第1のディプレッション型MOSトランジスタのゲート及びソースと、前記第2のディプレッション型MOSトランジスタのゲートとを接続したことを特徴とする。
本発明の定電流回路では、電源電圧の変動に伴って、定電流源の両端の電圧が変動しても、第1のディプレッション型MOSトランジスタのドレイン・ソース間電圧が、第2のディプレッション型MOSトランジスタのしきい値の絶対値以下に制限されるため、第1のディプレッションMOSのチャネル長変調効果に起因するドレイン電流の変動が低減でき、良好な定電流特性が得られる。なお、本発明で使用する用語「負荷」には、各種トランジスタやダイオード、信号線等、或いは、これらを組み合わせた各種回路が含まれる。
本発明の定電流回路では、例えば、前記第1及び第2のディプレッションMOSをそれぞれ低耐圧及び高耐圧のディプレッションMOSとして構成し、高耐圧のディプレッションMOSによって、定電流回路の電源電圧の変動に耐えられる構成を採用すれば、定電流源全体としての高耐圧性を維持したまま、定電流源によって定電流が得られる電圧(Vcc)範囲が拡大できる。
また、上記構成を採用することにより、定電流源全体としての高耐圧性を維持したまま、定電流源のレイアウト面積が縮小可能である。
更に、上記構成を採用することにより、定電流源全体としての高耐圧性を維持したまま、電流の温度依存性や素子間バラツキを改善できる。
上記各効果は、定電流回路の消費電流を増大させることなく、実現可能である。
本発明の実施形態例を説明する前に、本発明の動作原理について、本発明の第1の実施形態例を示す図1を参照して説明する。図1の例では、第1のディプレッションMOS(Q1)及び第2のディプレッションMOS(Q2)が共にnチャンネル型MOSトランジスタで構成されるものとし、定電流回路が高電位電源ラインVDDと低電位電源ラインGNDとの間に接続されることによって、第2のディプレッションMOS(Q2)のドレインと第1のディプレッションMOS(Q1)のソースとの間に電圧(Vcc)が印加される旨を示しており、このときに定電流回路に流れる電流(I)とする。
図1から理解できるように、ディプレッションMOS(Q2)のゲート・ソース間電圧(Vgs2)は、ディプレッションMOS(Q1)のドレイン・ソース間電圧(Vds1)との間で、Vds1=-Vgs2の関係がある。定電流源の両端電圧Vccを固定した場合には、Vds1が増加すると、ディプレッションMOS(Q1)の電流はVds1の増加と共に単調に増加し、Vds1がディプレッションMOS(Q1)のしきい値(Vt1)を符号反転した値(-Vt1)以上になると飽和する。一方、ディプレッションMOS(Q2)の電流は、Vds1の増加と共に単調に減少し、Vds1がディプレッションMOS(Q2)のしきい値(Vt2)を符号反転した値(-Vt2)以上になると0になる。従って、ディプレッションMOS(Q1)とディプレッションMOS(Q2)の電流が一致する回路の動作点は、必ずVds1<-Vt2の範囲に入る。つまり、ディプレッションMOS(Q1)のドレイン・ソース間電圧(Vds1)は-Vt2以下に制限される。このように、ディプレッションMOS(Q1)のドレイン・ソース間電圧(Vds1)を-Vt2以下に制限することにより、ディプレッションMOS(Q1)のチャネル長変調効果に起因する電流の変動が低減でき、従って定電流源によって得られる定電流の変動が低減できる。
以下、本発明の実施形態例に基づいて本発明を更に説明する。図1において、本実施形態例に係る定電流源は、相互に直列に接続された一対のディプレッションnMOS(Q1,Q2)から構成され、高電位電源ラインVDDと低電位電源ラインGNDとの間に、負荷L1と直列に接続される。ディプレッションnMOS(Q1)のドレインは、ノードn2において、ディプレッションnMOS(Q2)のソースに接続されており、ディプレッションnMOS(Q1)のソース及びゲートはディプレッションnMOS(Q2)のゲートと接続されている。ディプレッションnMOS(Q2)のドレインはノードn1を介して負荷L1の一端に接続されており、負荷L1の他端は高電位電源ラインVDDに接続される。ディプレッションMOS(Q1)のソースは、ノードn3を介して低電位電源ラインGNDに接続される。本発明では、高電位電源ラインVDDから負荷L1、定電流源(Q1,Q2)を経由して低電位電源ラインGNDに至るまでの回路を定電流回路と呼ぶ。ディプレッションMOS(Q1)のドレイン・ソース間耐圧は、ディプレッションMOS(Q2)のドレイン・ソース間耐圧よりも低く、ディプレッションMOS(Q1)のしきい値の絶対値は、ディプレッションMOS(Q2)のしきい値の絶対値よりも低い。
上記定電流源の動作について詳細に説明する。まず、回路の動作点を求める。キャリア移動度をμと定義する。ディプレッションnMOS(Q1)のドレイン・ソース間電圧をVds1、ゲート・ソース間電圧をVgs1、しきい値電圧をVt1(<0)、単位面積当たりのゲート容量をC1、チャネル長変調係数をλ1(>0)、ドレインに流れ込む電流をI1と定義する。また、ディプレッションnMOS(Q2)のドレイン・ソース間電圧をVds2、ゲート・ソース間電圧をVgs2、しきい値電圧をVt2(<0)、単位面積当たりのゲート容量をC2、チャネル長変調係数をλ2(>0)、ドレインに流れ込む電流をI2と定義する。ここで、Vccは、図1に示すように、Vds1とVds2の和である。
ディプレッションnMOS(Q1)は、Vds1<Vgs1-Vt1の領域では線形領域、Vds1>Vgs1-Vt1の領域では飽和領域となる。電流I1は次式1で示される。
Figure 0004477373
式1で、ディプレッションnMOS(Q1)のゲートとソースが短絡されているため、Vgs1=0である。Vgs1=0を式1に代入すると、次式2が得られる。
Figure 0004477373
図2は、式2で示されるI1をグラフで示している。同図において、Vds1を0から増加させると、I1は単調に増加する。
次に、ディプレッションMOS(Q2)の電流I2を考える。Vcc>-Vt2のとき、
Vds2=Vcc-Vds1=Vcc+Vgs2>Vgs2-Vt2
であるので、ディプレッションMOS(Q2)は飽和領域にある。また、Vcc<-Vt2のときには、
Vds2=Vcc-Vds1=Vcc+Vgs2<Vgs2-Vt2
であるので、ディプレッションMOS(Q2)は線形領域にある。電流I2は式3で表される。
Figure 0004477373
式3に、Vgs2=-Vds1を代入すると、次式4が得られる。
Figure 0004477373
図3(a)及び(b)は、式5で示されるI2をグラフで示している。同図(b)に示すように、Vcc<-Vt2のときには、Vds1を0から増加させるとI2は単調に減少し、Vds1>VccでI2=0となる。また、同図(a)に示すように、Vcc>-Vt2のときには、Vds1を0から増加させると、I2は単調に減少し、Vds1>-Vt2でI2=0となる。図2と図3(a)及び(b)とを重ねて図示したのが図4(a)及び(b)である。図4(a)及び(b)において、I1とI2の交点がこの定電流回路の動作点を示している。図4(a)及び (b)から、回路の動作点がVds1<-Vt2の範囲に制限されることが判る。従って、ディプレッションMOS(Q1)のドレイン・ソース間の耐圧は-Vt2以上であれば十分である。
定電流源に高耐圧が要求される用途でも、ディプレッションMOS(Q2)として、定電流源に印加される電圧Vccの最大値以上の耐圧を持つ高耐圧ディプレッションMOSを使えば、ディプレッションMOS(Q1)には耐圧が-Vt2以上の低耐圧ディプレッションMOSを使うことができる。低耐圧ディプレッションMOSは、電流の温度依存性や素子間バラツキなどの特性上で、高耐圧ディプレッションMOSよりも優れるものが容易に製造でき、上記実施形態例における定電流源は、温度依存性や素子間バラツキが改善できる。
次に、チャネル長変調効果による電流の変動について説明する。図5は、上記実施形態例で採用される構成である、|Vt1|<|Vt2|、μ1・C1・W1/L1≪μ2・C2・W2/L2、λ12の場合について、定電流回路の動作点を示す。つまり、低耐圧ディプレッションMOS(Q1)のしきい値の絶対値は、高耐圧ディプレッションMOS(Q2)のしきい値の絶対値よりも低く、低耐圧ディプレッションMOS(Q1)の電流駆動能力は、高耐圧ディプレッションMOS(Q2)の電流駆動能力よりも極めて低く、且つ、双方のトランジスタのチャネル長変調係数は等しい。これは、通常の半導体装置で容易に実現可能な構成である。
図5から、Vcc>-Vt2の場合には、動作点におけるVds1は-Vt1と-Vt2の間の値となる。したがって、式2におけるチャネル長変調効果の項λ・Vds1は、λ・(-Vt1)〜λ・(-Vt2)の範囲内でほぼ一定値を保つ。従来は、ディプレッションMOS単体のドレイン・ソース間電圧がVccであるため、チャネル長変調効果の項はλ・Vccであった。したがって、Vccが変動した場合のチャネル長変調効果による電流の変動は、本発明により大幅に低減されることがわかる。また、Vcc<-Vt2であっても、-Vt1<Vccの範囲では電流値がほぼ一定を保つことが判る。したがって、定電流の範囲はVcc>-Vt1となる。
低耐圧ディプレッションMOSのしきい値は、高耐圧ディプレッションMOSのしきい値よりも低くすることは容易であり、これによって、定電流源の定電流が得られる範囲の拡大が可能となる。つまり、従来の定電流回路では、高耐圧用途には高耐圧ディプレッションMOSしか使えないため、定電流が得られる範囲はVcc>-Vt2であった。上記実施形態例では、ディプレッションMOS(Q1)を低耐圧ディプレッションMOSで、ディプレッションMOS(Q2)を高耐圧ディプレッションMOSでそれぞれ構成することにより、定電流が得られる範囲(Vcc>-Vt1)が拡がったことになる。
次に、上記実施形態例の構成において、|Vt1|≪|Vt2|、μ1・C12・C2、W1=W2=Wmin(設計ルール最小値)、L1=L2=Lmin(設計ルール最小値)、λ12である場合を考える。回路の動作点は、図5と同じである。式2で規定される電流値は、Vds1>Vgs1-Vt1のときに、(Vt1・Vt1)に比例している。従来の定電流源は高耐圧ディプレッションMOSを使用するため、式2によって同様に規定される従来の定電流源の電流は、上記実施形態例の場合と比べて、(Vt2・Vt2)/(Vt1・Vt1)倍となる。したがって、従来の定電流源で本発明と同じ電流値を得るためには、ゲート長をLmin・(Vt2・Vt2)/(Vt1・Vt1)にする必要がある。この従来の定電流源では、ゲート面積はWmin・Lmin・(Vt2・Vt2)/(Vt1・Vt1)である。上記実施形態例におけるディプレッションMOS(Q1)とディプレッションMOS(Q2)のゲート面積の合計は2・Wmin・Lminである。ここで、(Vt2・Vt2)/(Vt1・Vt1)>2とすることにより、上記実施形態例における定電流源のゲート面積を、従来の定電流源のゲート面積に比して小さくできる。一般に、ゲート面積が小さくなれば、レイアウト面積も小さくなる傾向にある。したがって、上記実施形態例の定電流源は、従来の定電流源よりもレイアウト面積を小さくできる。
実施例1
図7は、本発明の第1の実施例に係る定電流源の回路図であり、図1で示した第1及び第2のディプレッションnMOS(Q1,Q2)の双方のバックゲートを共通に、第1のディプレッションnMOS(Q1)のソースに接続した例を示している。このように、バックゲートを一括に接続する構成を採用すると、双方のディプレッションnMOSを同じウエル内に形成できる。
実施例2
図8は、本発明の第2の実施例に係る定電流源の回路図であり、図1で示した第1及び第2のディプレッションnMOS(Q1,Q2)の双方のバックゲートを、それぞれのディプレッションnMOS(Q1、Q2)のソースに接続した例を示している。このように、個々にバックゲートをソースに接続する構成を採用する場合には、双方のディプレッションnMOSを別のウエル内に形成する必要がある。
実施例3
図9は、本発明の第3の実施例に係る定電流源の回路図であり、第1及び第2のディプレッションMOS(Q11,Q12)をpMOSで構成した例を示している。第1及び第2のディプレッションpMOS(Q11,Q12)の双方のバックゲートを共通に、第1のディプレッションpMOS(Q11)のソースに接続している。このように、バックゲートを一括に接続する構成を採用すると、双方のディプレッションpMOSを同じウエル内に形成できる。ディプレッションpMOS(Q1)のソースは、ノードn11を経由して高電位電源ラインVDDに接続される。ディプレッションpMOS(Q12)のドレインは、ノード13を経由して負荷L1の一端に接続され、負荷L1の他端は、低電位電源ラインGNDに接続される。
実施例4
図10は、本発明の第4の実施例に係る定電流源の回路図であり、第1及び第2のディプレッションMOS(Q11,Q12)をpMOSで構成した例を示している。第1及び第2のディプレッションpMOS(Q11,Q12)の双方のバックゲートを、それぞれのディプレッションpMOS(Q11、Q12)のソースに接続している。このように、個々にバックゲートをソースに接続する構成を採用する場合には、双方のディプレッションpMOSを別のウエル内に形成する必要がある。ディプレッションpMOS(Q1)のソースは、ノードn11を経由して高電位電源ラインVDDに接続される。ディプレッションpMOS(Q12)のドレインは、ノード13を経由して負荷L1の一端に接続され、負荷L1の他端は、低電位電源ラインGNDに接続される。
以上、本発明をその好適な実施態様に基づいて説明したが、本発明の定電流源回路は、上記実施態様の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施態様の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。例えば、高電位電源ラインVDDとノードn1の間と、低電位電源ラインGNDとノードn3の間の両方に負荷を接続した構成も含まれる。
本発明の一実施形態に係る定電流回路の回路図である。 図1の実施形態における第1のディプレッションMOSのドレイン電流特性を示すグラフである。 図1の実施形態における第2のディプレッションMOSのドレイン電流特性を示すグラフである。 図1の実施形態におけるディプレッションMOSの動作点を示すグラフである。 図1の実施形態における特定条件での動作点を示すグラフである。 従来の定電流源の回路図である。 本発明の実施例1の回路図である。 本発明の実施例2の回路図である。 本発明の実施例3の回路図である。 本発明の実施例4の回路図である。
符号の説明
Q1,Q2,Q11,Q12:ディプレッションMOSトランジスタ
n1,n2,n3,n11,n12n13:ノード
L1:負荷
VDD:高電位電源ライン
GND:低電位電源ライン

Claims (4)

  1. 相互に直列に接続された第1及び第2のディプレッション型MOSトランジスタを有する定電流源を備え、該定電流源が負荷と直列に接続されて定電流を供給する定電流回路であって、
    前記第1のディプレッション型MOSトランジスタのゲート及びソースと、前記第2のディプレッション型MOSトランジスタのゲートとを接続し
    前記第1のディプレッション型MOSトランジスタのドレイン・ソース間耐圧が、前記第2のディプレッション型MOSトランジスタのドレイン・ソース間耐圧よりも低く、
    前記第1のディプレッション型MOSトランジスタのドレイン・ソース間耐圧が、前記第2のディプレッション型MOSトランジスタのしきい値を符号反転した値以上であり、且つ、前記第2のディプレッション型MOSトランジスタのドレイン・ソース間耐圧が、前記定電流源に印加される電圧の最大値以上であることを特徴とする定電流回路。
  2. 前記第1のディプレッション型MOSトランジスタのしきい値の絶対値が、前記第2のディプレッション型MOSトランジスタのしきい値の絶対値よりも小さい、請求項1に記載の定電流回路。
  3. 前記第1及び第2のディプレッション型MOSトランジスタのバックゲートを共通に、前記第1のディプレッション型MOSトランジスタのソースに接続したことを特徴とする、請求項1又は2に記載の定電流回路。
  4. 前記第1及び第2のディプレッション型MOSトランジスタのバックゲートをそれぞれ、前記第1及び第2のディプレッション型MOSトランジスタのソースに接続したことを特徴とする、請求項1又は2に記載の定電流回路。
JP2004029390A 2004-02-05 2004-02-05 定電流回路 Expired - Fee Related JP4477373B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004029390A JP4477373B2 (ja) 2004-02-05 2004-02-05 定電流回路
DE200510005290 DE102005005290A1 (de) 2004-02-05 2005-02-04 Konstantstromquellen-Vorrichtung mit zwei seriellen Verarmungs-MOS-Transistoren
US11/049,720 US7535286B2 (en) 2004-02-05 2005-02-04 Constant current source apparatus including two series depletion-type MOS transistors

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004029390A JP4477373B2 (ja) 2004-02-05 2004-02-05 定電流回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005222301A JP2005222301A (ja) 2005-08-18
JP4477373B2 true JP4477373B2 (ja) 2010-06-09

Family

ID=34824086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004029390A Expired - Fee Related JP4477373B2 (ja) 2004-02-05 2004-02-05 定電流回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7535286B2 (ja)
JP (1) JP4477373B2 (ja)
DE (1) DE102005005290A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7830200B2 (en) * 2006-01-17 2010-11-09 Cypress Semiconductor Corporation High voltage tolerant bias circuit with low voltage transistors
US7755419B2 (en) * 2006-01-17 2010-07-13 Cypress Semiconductor Corporation Low power beta multiplier start-up circuit and method
JP4848870B2 (ja) * 2006-07-13 2011-12-28 ヤマハ株式会社 基準電圧発生回路
JP4524407B2 (ja) * 2009-01-28 2010-08-18 学校法人明治大学 半導体装置
JP5245871B2 (ja) * 2009-01-30 2013-07-24 ミツミ電機株式会社 基準電圧発生回路
JP4543193B2 (ja) * 2010-02-12 2010-09-15 学校法人明治大学 半導体装置
JP5581868B2 (ja) * 2010-07-15 2014-09-03 株式会社リコー 半導体回路及びそれを用いた定電圧回路
CN104049666B (zh) * 2014-06-17 2016-08-17 苏州捷芯威半导体有限公司 一种二端恒流器件
JP6368572B2 (ja) * 2014-07-25 2018-08-01 新日本無線株式会社 定電流回路
JP2017063096A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置および認証システム
US9450568B1 (en) * 2015-09-25 2016-09-20 Raytheon Company Bias circuit having second order process variation compensation in a current source topology
JP7106931B2 (ja) 2018-03-28 2022-07-27 セイコーエプソン株式会社 定電流回路、半導体装置、電子機器および半導体装置の製造方法
JP2020035307A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 エイブリック株式会社 定電流回路

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0513686A (ja) 1991-07-08 1993-01-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 半導体定電流源回路
US5672994A (en) * 1995-12-21 1997-09-30 International Business Machines Corporation Antifuse circuit using standard MOSFET devices
US6198337B1 (en) * 1996-12-11 2001-03-06 A & Cmos Communications Device Inc. Semiconductor device for outputting a reference voltage, a crystal oscillator device comprising the same, and a method of producing the crystal oscillator device
US6005378A (en) 1998-03-05 1999-12-21 Impala Linear Corporation Compact low dropout voltage regulator using enhancement and depletion mode MOS transistors
JPH11272786A (ja) 1998-03-25 1999-10-08 Seiko Instruments Inc 差動増幅回路
US6144248A (en) * 1998-07-16 2000-11-07 Ricoh Company, Ltd. Reference voltage generating circuit having a temperature characteristic correction circuit providing low temperature sensitivity to a reference voltage

Also Published As

Publication number Publication date
DE102005005290A1 (de) 2005-09-22
JP2005222301A (ja) 2005-08-18
US20050174165A1 (en) 2005-08-11
US7535286B2 (en) 2009-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7859243B2 (en) Enhanced cascode performance by reduced impact ionization
JP4477373B2 (ja) 定電流回路
US8476967B2 (en) Constant current circuit and reference voltage circuit
KR100604462B1 (ko) 매우 낮은 전력 공급용 vt 기준 전압
JP2007524944A (ja) Cmos定電圧発生器
KR101358930B1 (ko) 전압 디바이더 및 이를 포함하는 내부 전원 전압 발생 회로
JP4582705B2 (ja) ボルテージレギュレータ回路
KR101797769B1 (ko) 정전류 회로
JP2000114891A (ja) 電流源回路
JP2020129236A (ja) 基準電圧回路及び半導体装置
US6630818B1 (en) Current mirror circuits
JP7522176B2 (ja) 定電流回路
JP4263056B2 (ja) 基準電圧発生回路
JP2013054535A (ja) 定電圧発生回路
JP5121587B2 (ja) 基準電圧回路
JP2008197723A (ja) 電圧発生回路
US20200091885A1 (en) Voltage follower circuit
JP4658838B2 (ja) 基準電位発生回路
JP3227711B2 (ja) 基準電圧発生回路
US10634712B2 (en) Current sensing circuit for sensing current flowing through load switch
KR0143575B1 (ko) 기준전압 발생 회로
JP5428259B2 (ja) 基準電圧発生回路および電源クランプ回路
JP4793214B2 (ja) 半導体素子駆動回路
US20100090727A1 (en) Voltage detection circuit and bgr voltage detection circuit
JP4820183B2 (ja) 安定化電圧出力回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100128

TRDD Decision of grant or rejection written
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100217

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100218

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4477373

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees