JP4474002B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ等の画像形成装置の現像装置及びこのような現像装置を具備するプロセスカートリッジ及び画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真方式の画像形成装置においては、像担持体上に形成した静電潜像を、現像装置によりトナー像として可視化することを行っている。
【0003】
このような現像装置の一例として、乾式一成分現像装置が種々提案されている。また、静電潜像を可視化するに際し、感光ドラム等の像担持体に現像剤を搬送するために現像剤担持体が採用されている。
【0004】
上記現像剤担持体として、半導電性の現像ローラ、又は表面に誘電層を形成した現像ローラを用いて感光体表面層に押し当てる構成で現像を行う接触一成分現像方法が提案されている。
【0005】
このような方式においては、現像ローラが感光体表面に接触して回転、現像を行っているが故に、現像ローラには一般に弾性材料が用いられる。また、現像ローラに求められる機能としては、必要な現像ニップが得られることや、当接に対する圧縮力に対して充分な回復性を持つこと、現像ローラ上のトナーが所望の帯電極性や帯電量を得ること、現像ローラ表面が現像剤(以下、トナーともいう。)との離型性に優れローラ表面にトナーがフィルミングしないこと等種々ある。
【0006】
そのため、現像ローラの構成は、現像ローラ表面近傍に求められる機能と、現像ローラ内部に求められる機能とに分けて、それぞれの機能を満足するような多層構成の現像ローラが一般的に用いられている。
【0007】
このような多層構成の現像ローラは、一般にディップコートやロールコートなどにより下層としての弾性層の上に表層が形成される。
【0008】
また、磁性トナーを用い磁界の作用により現像スリーブ表面にトナーを保持できやすい磁性現像装置と比べ、非磁性トナーを現像剤として用いた現像装置においては、磁気的な吸着力を用いることができないために、トナーの現像装置外への漏れ出しを防止するのが困難になる。
【0009】
ここで、従来の現像装置を図8を用いて説明する。図8に、従来の現像装置の構造図を示す。図8は現像容器24を開口部側から見た図である。
【0010】
現像容器24の開口部には現像ローラ25が配置されている。この現像ローラ25は矢印B方向に回転する。また、現像ローラ25と弾性ブレード27の当接部位置より回転方向上流側に位置し、現像ローラ25に接触した弾性ローラ(不図示)により、トナーが供給される。
【0011】
現像ローラ25に供給されたトナーは、現像ローラ25の回転に伴い弾性ブレード27と現像ローラ25の当接部に搬送され薄層化される。
【0012】
その後、像担持体である感光体(不図示)上に搬送され、静電潜像の現像が行われる。
【0013】
また、現像容器24下部のトナー回収部分(現像ローラ回転方向下流側)には現像ローラ25に対し軽圧当接した可撓性のシール部材26を設け、未現像トナー通過を許容するとともに現像容器24内のトナーが現像容器24の下部から漏出するのを防止している。
【0014】
さらに現像ローラ25の両端部と現像容器24開口部との間隙に羊毛フェルト、ポリテトラフルオロエチレン(本明細書中においてPTFEと記す。)パイル等の繊維材料や、ポリウレタンフォーム、スポンジゴム等の発泡体等の材料からなる端部シール部材29を設け、現像容器24と現像ローラ25の長手方向両端部との聞からのトナーの漏れ出しを防止している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の様にディップコートやロールコート等で表層形成された現像ローラは、表層形成時に表層端部でコートむらが発生しやすい。
【0016】
そのため、例えば弾性層の端面における最外周部においては、表層が塗れなかったり、逆に厚くなったりと不安定である。また、現像ローラの表層両端部が弾性層よりも長手方向内側にあるような場合も、ロールコート等で表層を塗る際は、塗り始め部や、塗り終わり部で充分に塗れていない場合がある。
【0017】
このような現像ローラを用いて、図8に示すような従来の現像装置24で現像動作を多数回繰り返すと、現像ローラ25の表層端部は端部シール部材29との摺擦が繰り返されるため、長期使用により表層が剥れてしまい、それをきっかけに現像ローラ25の表層剥がれが現像ローラ25の長手方向中心部に進行してしまう。
【0018】
この様子を図9を参照して説明する。図9に、従来の現像装置の構成図を示す。図9に示されるように、現像ローラ25の端部における剥がれ90は、現像ローラ25の中央部に進行する。
【0019】
その結果、現像容器24の開口部と端部シール部材29との間に隙間ができてしまい、トナー漏れに対するシール性が低下する。
【0020】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、その目的は、現像剤担持体の表層剥れによる現像剤漏れを防止することが可能な現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る現像装置は、現像剤を収容する現像剤容器と、前記現像剤容器に収容された前記現像剤を担持して、該現像剤を前記現像剤容器の外部に搬送する、前記現像剤容器の開口部に配置された現像剤担持体と、前記現像剤容器の開口部の端部に配置された、前記現像剤担持体の端部以外の部分と当接するシール部材とを備え、前記現像剤担持体が、最も外側の層であってディップコート又はロールコートにより形成されている表層と、該表層の下に形成される、少なくとも1以上の下層とから構成され、前記現像剤担持体の硬度が、AskerC硬度計に1kgの加重を加えて計測した際の計測値が40°以上、60°以下の範囲となる硬度である現像装置であって、前記シール部材が、前記現像剤担持体の長手方向における前記表層の端部よりも内側に配置されていることを特徴とする。
【0022】
また、前記現像剤担持体が、所定の軸を中心に回動する現像ローラである。
【0024】
また、前記表層が、ディップコートにより形成されている。
【0025】
また、前記表層が、ロールコートにより形成されている。
【0028】
また、前記シール部材が、羊毛フェルト及びPTFEパイルその他の繊維材料により形成されている。
【0029】
また、前記シール部材が、ポリウレタンフォーム及びスポンジゴムその他の発泡体により形成されている。
【0030】
さらに、本発明に係るプロセスカートリッジは、上記現像装置を備え、該現像装置により現像剤が搬送される装置に着脱自在である。
【0031】
さらに、本発明に係る画像形成装置は、上記現像装置を備える。
【0032】
したがって、本発明に係る現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置によれば、現像剤容器の開口部の端部にシール部材が配置されているため、開口部からの現像剤の漏れを防止することができると共に、このシール部材が現像剤担持体の端部以外の部分と当接するため、現像剤担持体の端部(特に最外層の端部)に剥がれ等の不具合が発生することを減少させ、さらに現像剤の漏れを防止することができる。
【0033】
ここで、現像剤容器の開口部の端部について、図7を参照して説明する。図7に、本発明に係る現像装置の概念図を示す。ただし、以下の説明は現像装置の開口部の端部についての説明であるため、図7に示される図においては、通常、現像装置に具備される現像ローラ等の部材は省略している。
【0034】
まず、図7の(a)に示されるように、現像装置72は、本発明の現像剤容器の開口部としての開口部71を備える。この開口部71を介して、現像剤が現像装置72の内部から外部に搬送される。ここで、この開口部71は、現像装置72の中央から側部にわたって設けられている。
【0035】
したがって、この場合、開口部71の端部というときは、現像装置72の側部が含まれる。すなわち、開口部71の端部にシール部材を配置する場合、図7の(b)のように、シール部材73が現像装置72の側部に配置される。
【0036】
以上が、本発明にいう開口部の端部にシール部材を配置する場合であるが、本発明においては上記のような場合に限定されるものではなく、その他種々の形状の開口部の端部にシール部材を配置し得る。
【0037】
また、図7に示される例においては、現像装置72における開口部71を形成する部分である部分70が現像装置72の枠により形成されているが、本発明はこのような場合に限定するのではない。
【0038】
例えば、上記の開口部71を形成する部分である部分70は、弾性ブレードや他のシール部材であって良い。
【0039】
また、現像剤担持体が現像ローラであるため、現像剤の搬送性を向上させることができる。
【0040】
また、現像剤担持体が表層と、少なくとも1以上の下層とから構成されるため、シール部材との密着性を考慮して、よりシール性を向上させることができる。
【0041】
また、シール部材が現像剤担持体の表層の長手方向端部よりも内側に配置されているため、例えば現像剤担持体が複数の層により形成されている場合であっても、現像剤担持体の表層の端部は少なくともシール部材に対して現像剤担持体の長手方向の外側にあるため、シール部材と現像剤担持体の表層の端部との当接を回避して表層の剥がれを防止でき、さらに現像剤のシール性を向上させることができる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0043】
また、以下の図面において、前述の従来技術の説明で用いた図面に記載された部材、及び既述の図面に記載された部材と同様の部材には同じ番号を付す。
【0044】
(現像装置の第1の実施形態)
まず、本発明に係る現像装置の第1の実施形態を具備した画像形成装置について図1及び図2を参照して説明する。図1に、本発明に係る現像装置の第1の実施形態を具備した画像形成装置の断面図を示し、図2に、図1に示される現像装置の断面図を示す。
【0045】
図1において、潜像が形成される感光ドラム1は、矢印A方向に回転し、感光ドラム1を帯電処理するための帯電装置2によって一様に帯電され、感光ドラム1に静電潜像を書き込む露光ユニットからのレーザ光3により、その表面に静電潜像が形成される。
【0046】
この静電潜像を感光ドラム1に対して近接配置された現像装置4によって現像し、トナー像として可視化する。
【0047】
なお、本実施形態では露光部にトナー像を形成するいわゆる反転現像を行っている。
【0048】
可視化された感光ドラム1上のトナー像は、転写ローラ9によって記録媒体である紙13に転写される。
【0049】
転写されずに感光ドラム1上に残存した転写残トナーはクリーニングブレード10によりかきとられ、廃トナー収容容器11に収納され、クリーニングされた感光ドラム1は上述作用を繰り返し画像形成を行う。
【0050】
一方トナー像を転写された紙13は定着装置12により定着処理され、装置外に排紙されプリント動作が終了する。
【0051】
本実施形態に係る現像装置4について図2に基づいてさらに説明する。図2において、14は一成分現像剤として本発明の現像剤としての非磁性トナー8を収容した本発明の現像剤容器としての現像容器である。
【0052】
本現像装置4は、現像容器14内の長手方向に延在する開口部に位置し、感光ドラム1と対向設置された、本発明の現像剤担持体としての現像ローラ5を備え、感光ドラム1上の静電潜像を現像して可視化するようになっている。
【0053】
現像ローラ5は感光ドラム1と当接幅を持って接触している。具体的な現像動作は、現像容器14内の非磁性トナー8が、攪拌部材16の矢印C方向の回転に伴い弾性ローラ6方向に送られる。
【0054】
次にこの非磁性トナー8は弾性ローラ6が矢印D方向に回転することにより、現像ローラ5近傍に運ばれ、現像ローラ5と弾性ローラ6との当接部において、弾性ローラ6上に担持されている非磁性トナー8は、現像ローラ5と摺擦されることによって、摩擦帯電をうけ、現像ローラ5上に付着する。
【0055】
その後、現像ローラ5の矢印B方向の回転に伴い、弾性ブレード7の圧接下に送られ、非磁性トナー8が現像ローラ5上に薄層形成される。
【0056】
現像ローラ5上に薄層形成された非磁性トナー8の層は、一様に感光ドラム1との対向部である現像部へ搬送される。
【0057】
この現像部において、現像ローラ5上に薄層形成された非磁性トナー層は、現像ローラ5に印加された直流電圧によって感光ドラム1上の静電潜像にトナー像として現像される。
【0058】
現像部において消費されなかった未現像トナーは、現像ローラ5の回転とともに現像ローラ5の下部より回収される。
【0059】
この回収部分には可撓性のシートからなるシール部材17が設けられ、未現像トナーの現像容器14内への通過を許容するとともに、現像容器14内の非磁性トナー8が現像ローラ5の下部から漏出するのを防止する。
【0060】
この回収された現像ローラ5上の未現像トナーは、弾性ローラ6と現像ローラ5との当接部において、現像ローラ5表面から剥ぎ取られると同時に弾性ローラ6の回転により現像ローラ5上に新たなトナーが供給され前述の作用を繰り返す。
【0061】
また、本実施形態では現像ローラ5の端部近傍からの非磁性トナー8の外部への漏れ出し、いわゆるトナー漏れを防止するために、現像ローラ端部近傍に、本発明のシール部材としての端部シール部材19を別途設けている。ただし、図2においては、説明を容易にするため、端部シール部材19に関しては透視して図示している。
【0062】
ここで、図3を参照して、図1に示される現像装置についてさらに説明する。図3に、図1に示される現像装置の正面構造図を示す。
【0063】
図3は、現像装置4を感光ドラム1方向から見た図であり、説明の都合上、現像ローラ5は省略している。
【0064】
端部シール部材19の側面部は弾性ブレード7両端側面部に当接させるように配設し、弾性ブレード7の両端部からのトナーの漏れ出しを防止している。
【0065】
端部シール部材19には羊毛フェルト、PTFEパイル等繊維材料やポリウレタンフォーム、スポンジゴム等の発泡体等の材料が好ましい。本実施形態では羊毛フェルトを用いた。
【0066】
次に本実施形態で用いた現像ローラ5について説明する。本実施形態の現像ローラ5表面は、非磁性トナー8との摺擦確率を高くし、かつ、非磁性トナー8の搬送を良好に行うための適度な凹凸を有しており、下層としてのシリコンゴム層上にウレタン系の表層を被覆した2層から成る弾性ローラ5を用いている。
【0067】
表層はシリコンゴム層上にディップコートにより形成されている。また、現像ローラ5の硬度は、AskerC硬度計に1kgの加重をした際に50°となる硬度とした。
【0068】
このような低硬度の現像ローラ5は、端部シール部材19との密着性が高いため、非磁性トナー8の端部漏れに対するシール性が高い。したがって、現像ローラ5の硬度はAskerC硬度計に1kgの加重をした際において、40°以上、60°以下の範囲内であるのが好ましい。
【0069】
上述現像ローラ5を用いて上記現像動作を繰り返した場合、前述のように現像ローラ5の表層はディップコートにより形成されているため、表層形成時において、弾性層端面の最外周部は安定にコートすることが困難である。
【0070】
故に、現像ローラ5の端部が端部シール部材19上にあると、現像ローラ5の端部と端部シール部材19との摺擦により、表層端部の剥がれが生じてしまう。
【0071】
さらに上記現像動作が繰り返されると、表層端部の剥がれは、現像ローラ5の長手方向中央部に進行してしまい、その結果、端部シール部材19と現像ローラ5間に隙間が発生してしまい、トナー漏れが発生してしまう。
【0072】
そこで、本実施形態では図4に示すように、本発明の現像剤担持体の端部としての現像ローラ5の表層端部Eが現像容器開口部の外側であり、端部シール部材19に当接しない構成とした。図4に、図1に示される現像装置の正面構造図を示す。
【0073】
このようにすることにより、現像ローラ5の表層端部Eは、端部シール部材19と摺擦することがないため、現像動作が繰り返し行われた際も端部剥がれを起こすことはなく、現像ローラ5の表層剥がれは発生せずに、非磁性トナー8の漏れに対するシールが充分に保つことができる。
【0074】
また、現像ローラ5の端部が現像容器開口部の外側にあり、端部シール部材19に当接しない構成としたため、現像容器4の開口部から端部シール部材19上にかけて、現像ローラ5上の長手方向で継ぎ目などの段差がなく、更に現像ローラ5の硬度を低硬度に設定したことにより、現像ローラ5の端部シール部材19との圧接部において密着性が高まり、非磁性トナー8の端部漏れに対するシール性がより高まった。
【0075】
なお、本実施形態の現像ローラ5は2層構成のものを用いたが、単層、若しくは3層以上の現像ローラを用いた際も、本発明の効果が得られることは言うまでもない。
【0076】
(現像装置の第2の実施形態)
次に、本発明に係る現像装置の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、前述の第1の実施形態に対して本発明の現像剤担持体としての現像ローラの構成を換えたものである。
【0077】
その他の画像形成動作及び現像動作は前述の第1の実施形態と同様であるためその説明を省略する。
【0078】
図5に、本発明に係る現像装置の第2の実施形態の正面構造図を示す。図5に示されるように、本発明の現像剤担持体としての現像ローラ20は、本発明の下層としての下層21及び本発明の表層としての表層22とにより構成されている。
【0079】
本第2の実施形態では現像ローラ20の表層22の両端部が弾性層である下層21よりも長手方向内側にある点が特徴的である。
【0080】
また、現像ローラ20の硬度は表層22を含む箇所で50°(AskerC硬度計、1kg加重)のものを用いた。また、現像ローラ20の材料はシリコンゴム層上にウレタン系の表層22を被覆した2層から成る弾性ローラである。
【0081】
このような低硬度の現像ローラ20は、端部シール部材19との密着性が高いため、トナーの端部漏れに対するシール性が高い。したがって、現像ローラ20の硬度はAskerC硬度計に1kgの加重をした際において、40°以上、60°以下の範囲内であるのが好ましい。
【0082】
表層22は弾性層である下層21にロールコートにより形成されたものである。ロールコートで表層を塗る際は、その製法上、塗り始め部分と塗り終わり部分は表層が充分に塗れていない場合がある。
【0083】
そのような現像ローラ20を用いて、現像動作を行うと、現像ローラ20の表層端部に隙間が発生し、トナー漏れが発生してしまう。
【0084】
そこで、本実施形態では図5に示すように現像ローラ20の表層22の端部である、本発明の現像剤担持体の端部としての表層端部Eが現像容器開口部の外側に配置される構成とした。
【0085】
このような構成とすることにより、表層端部Eは本発明のシール部材としての端部シール部材19に当接しない構成とした。そうすることにより、現像ローラ20の表層端部Eは、端部シール部材19と摺擦されることがないため、現像動作が繰り返し行われた際も端部剥がれを起こすことはなく、現像ローラ20の表層剥がれは発生せずに、トナーの漏れに対するシールが充分に保たれる。
【0086】
また、現像ローラ20の表層端部Eが現像容器開口部の外側に位置し、端部シール部材19に当接しない構成としたため、現像容器開口部から端部シール部材19上にかけて、現像ローラ20上の長手方向で維ぎ目などの段差がなく、更に現像ローラ20の硬度を低硬度に設定したことにより、現像ローラ20の端部シール部材19との圧接部において密着性が高まり、トナーの端部漏れに対するシール性がより高まった。
【0087】
なお、本実施形態の現像ローラは2層構成のものを用いたが、単層、若しくは3層以上の現像ローラを用いた際も、本発明の効果が得られることは言うまでもない。
【0088】
(プロセスカートリッジの実施形態)
上記現像装置の各実施形態の説明では、現像装置は、画像形成装置本体内に固定され、トナーのみを補給するような構成の現像装置として説明したが、画像形成装置本体に着脱可能な現像装置からなるプロセスカートリッジを用いても良い。
【0089】
すなわち、現像装置と感光ドラム、クリーニングブレード、廃トナー収容容器、帯電装置等を一体で形成し画像形成装置本体に対し着脱可能なプロセスカートリッジとして用いても良い。
【0090】
このようなプロセスカートリッジについて図6を参照して説明する。図6に、本発明に係るプロセスカートリッジの一実施形態の断面構造図を示す。
【0091】
図6に示されるように、このプロセスカートリッジ60は、レーザ光3が露光される感光ドラム1と、帯電ローラ2と、非磁性トナー8を収容する現像装置4と、クリーニングブレード10を備える廃トナー収容容器11とを主要部材として備えている。
【0092】
また、現像装置4には、前述の本発明に係る現像装置の第1の実施形態で用いたものと同様の本発明の現像剤担持体としての現像ローラ5、弾性ローラ6、弾性ブレード7、シール部材17及び本発明のシール部材としての端部シール部材19を備えている。
【0093】
これら各部材の動作については前述の本発明に係る現像装置の第1の実施形態及び第2の実施形態の動作と同様であるため省略する。また、図6に示されるプロセスカートリッジにおいても、端部シール部材19は、現像ローラ5の端部以外の部分に当接するように配置されている。
【0094】
ただし、図6に示される現像装置4においては、現像ローラとして前述の本発明に係る現像装置の第1の実施形態で用いた現像ローラ5を用いるのみではなく、前述の本発明に係る現像装置の第2の実施形態で用いた現像ローラ20を用いても良い。
【0095】
したがって、本発明に係るプロセスカートリッジの一実施形態においても、前述の本発明に係る現像装置の第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の効果を得ることができると共に、現像装置4が感光ドラム1等と一体的に形成されているため、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
【0096】
(画像形成装置の実施形態)
次に本発明に係る画像形成装置の実施形態について説明する。本発明に係る画像形成装置の実施形態は、上記本発明に係る現像装置の第1の実施形態、第2の実施形態又はプロセスカートリッジの一実施形態を具備した実施形態である。
【0097】
すなわち、原稿の画像を読み取り、この読み取った画像情報に基づいて、上記第1の実施形態、第2の実施形態又は一実施形態として示された現像装置又はプロセスカートリッジによりシート材に画像形成を行なう画像形成手段を備える画像形成装置である。また、本発明に係る画像形成装置の実施形態が適用される装置としては、プリンタ、FAX、複写機等を挙げることができる。
【0098】
したがって、本発明に係る画像形成装置の実施形態においては、前述の本発明に係る現像装置の第1の実施形態、第2の実施形態及び本発明に係るプロセスカートリッジの一実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0099】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、シール部材が現像剤担持体の端部以外の部分と当接しているため、現像剤担持体の端部はシール部材と摺擦されることはなくなり、現像剤担持体の剥がれを防止することができ、現像剤の漏れを防止することが可能となる。
【0100】
また、現像剤担持体を現像ローラにより形成した場合、現像容器の開口部からシール部材上にかけて、現像剤担持体の長手方向に段差を無くすことが容易にできるため、現像剤の漏れに対するシール性がさらに向上する。
【0101】
また、現像剤担持体が、表層と1以上の下層というように複数の層により構成しているため、シール部材との密着性を考慮した構成とすることができ、よりシール性を向上させることができる。
【0102】
また、表層がディップコート又はロールコートにより形成されていることから、各種コートにより、現像ニップを確保でき、圧縮力に対する回復性を維持し、所望の帯電極性や帯電量を得ることができ、現像剤との離型性に優れ、現像剤のフィルミングを抑えることができる。
【0103】
また、シール部材が現像剤担持体の長手方向端部よりも内側に配置されているため、たとえば現像剤担持体が複数の層により構成されている場合であっても、少なくとも表層の端部はシール部材と当接しないこととなるため、現像剤担持体とシール部材との間のシール性を向上させることができる。
【0104】
また、現像剤担持体の硬度が、AskerC硬度計に1kgの加重をした際の計測値が40°以上、60°以下の範囲であることから、現像剤担持体とシール部材との密着性が高まり、現像剤の漏れに対するシール性を向上させることができる。
【0105】
また、シール部材が、羊毛フェルト及びPTFEパイルその他の繊維材料や、ポリウレタンフォーム及びスポンジゴムその他の発砲体により形成されていることから、より容易にシール部材を形成することができる。
【0106】
また、本発明に係る現像装置を備え、この現像装置により現像剤が搬送される装置に着脱自在であるプロセスカートリッジとしたことから、さらにユーザの利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現像装置の第1の実施形態を具備した画像形成装置の断面図である。
【図2】図1に示される現像装置の断面図である。
【図3】図1に示される現像装置の正面構造図である。
【図4】図1に示される現像装置の正面構造図である。
【図5】本発明に係る現像装置の第2の実施形態の正面構造図である。
【図6】本発明に係るプロセスカートリッジの一実施形態の断面構造図である。
【図7】本発明に係る現像装置の概念図である。
【図8】従来の現像装置の構造図である。
【図9】従来の現像装置の構成図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム
2 帯電装置
3 レーザ光
4 現像装置
5 現像ローラ
6 弾性ローラ
7 弾性ブレード
8 非磁性トナー
9 転写ローラ
10 クリーニングブレード
11 廃トナー収容容器
12 定着装置
13 紙
14 現像容器
15 支持板金
16 攪拌部材
17 シール部材
19 端部シール部材
20 現像ローラ
21 下層
22 表層
24 現像容器
25 現像ローラ
26 シール部材
27 弾性ブレード
29 端部シール部材
60 プロセスカートリッジ
70 部分
71 開口部
72 現像装置
73 シール部材
90 剥がれ
E 表層端部

Claims (6)

  1. 現像剤を収容する現像剤容器と、
    前記現像剤容器に収容された前記現像剤を担持して、該現像剤を前記現像剤容器の外部に搬送する、前記現像剤容器の開口部に配置された現像剤担持体と、
    前記現像剤容器の開口部の端部に配置された、前記現像剤担持体の端部以外の部分と当接するシール部材とを備え、
    前記現像剤担持体が、最も外側の層であってディップコート又はロールコートにより形成されている表層と、該表層の下に形成される、少なくとも1以上の下層とから構成され、
    前記現像剤担持体の硬度が、AskerC硬度計に1kgの加重を加えて計測した際の計測値が40°以上、60°以下の範囲となる硬度である現像装置であって、
    前記シール部材が、前記現像剤担持体の長手方向における前記表層の端部よりも内側に配置されていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記現像剤担持体が、所定の軸を中心に回動する現像ローラである請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記シール部材が、羊毛フェルト及びPTFEパイルその他の繊維材料により形成されている請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記シール部材が、ポリウレタンフォーム及びスポンジゴムその他の発泡体により形成されている請求項1又は2に記載の現像装置。
  5. 上記請求項1からのいずれか1項に記載の現像装置を備え、該現像装置により現像剤が搬送される装置に着脱自在であるプロセスカートリッジ。
  6. 上記請求項1からのいずれか1項に記載の現像装置を備える画像形成装置。
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