JP2005301115A - 現像装置およびプロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドシールと層厚規制ブレードとの間のトナー洩れを確実に防止しつつ、層厚規制ブレードの現像ローラに対する押圧力を適正に保つことを目的としている。
【解決手段】現像剤担持体の長手方向に延びて形成された板バネ部材と一体に形成されたゴムまたは樹脂製の押圧部材が現像剤担持体の周面に押圧するように設けられ、現像剤層厚規制部材における現像剤担持体の面と反対側の裏面に接着取り付けされた裏面シール部材が現像剤層厚規制部材の長手方向両端部より露出部を形成する位置に接着取り付けされるように設けられ、現像器筐体開口が長手方向両端付近にて現像器筐体に取り付けられる基材部上に取り付けられた両端部現像剤洩れ防止部材の摺擦部は、裏面シール部材の露出部を覆うように延びて形成され、露出部に接着取り付けされている。
【選択図】図7

Description

本発明は、現像剤として帯電微粒子であるトナーを用い、このトナーを静電潜像に静電気的に付着させることにより現像を行う現像装置およびプロセスカートリッジおよび画像形成装置に関するものである。
現像剤として帯電微粒子であるトナーを用い、このトナーを静電潜像に静電気的に付着させることにより現像を行う現像装置又は、画像形成装置において、例えば、トナーを担持しながら搬送する機能を有する現像ローラ上に、層厚規制ブレードによってトナーの薄層を形成し、これを静電潜像に対向させて現像を行う非磁性一成分現像の場合には、回転する現像ローラの周辺からのトナー洩れが生じ易い。
そこで、従来より、(特許文献1)に記載のように、現像装置の内部にトナー洩れ防止部材を設けることにより、トナー洩れを防止していた。
例えば、現像ローラ周辺には、現像ローラの両端部方向からのトナー洩れを防止するために、サイドシールと呼ばれるトナー洩れ防止部材を現像ローラの両端部の周面に設けて現像ローラの周面に摺擦させると共に、現像ローラの下方に形成される現像ローラとトナー収容容器の開口部との隙間からのトナー洩れを防止するために、リカバリーシートと呼ばれるトナー洩れ防止部材を設けていた。
更に、現像ローラの上方に形成される現像ローラとトナー収容容器の開口部との隙間からのトナー洩れを防止するためには、前記層厚規制ブレードを現像ローラに押圧させることによって、前記層厚規制ブレードにトナー洩れ防止部材としての機能を持たせていた。
前記サイドシールは、ウレタンスポンジにテフロン(登録商標)フェルト製の摺動部材を貼り付けた構造を有している。ウレタンスポンジには、十分に柔らかいことと圧縮永久歪が少ないことが必要とされる。テフロン(登録商標)フェルトは、押圧力の確保と回転トルクの低減との両立のために用いられる。
前記リカバリーシートは、PET(polyethylene terephthalate)シートやウレタンゴム等が用いられる。ウレタンゴムは柔らかい押圧が期待できるが、腰がないため、スポンジ等で背面から押し当てることが必要である。PETシートは、ウレタンゴムフィルムに比べて硬いので、背面からスポンジ等で押圧する必要がなく、また、ウレタンゴムフィルムよりも組み立て作業が容易であるという利点がある。
しかしながら、サイドシールを現像ローラの周面に摺擦させる方式を採った場合には、層厚規制ブレードとサイドシールとの接合状態によって、トナー洩れあるいは層厚規制ブレードの現像ローラに対する押圧不良が発生するという問題があった。
つまり、層厚規制ブレードがサイドシールと干渉することによって、層厚規制ブレードの現像ローラへの押圧が端部で不均一になり易く、この干渉が起こらないように層厚規制ブレードとサイドシールとの押圧力を低下させると、トナー洩れが生じ易くなってしまう。
このように、層厚規制ブレードとサイドシールとの接合状態に基づくトナー洩れと層厚規制ブレードの現像ローラに対する押圧不良とは相反関係にあり、設計が非常に困難であ
った。
例えば、ステンレス鋼等の板バネにゴムや樹脂などの押圧部材を一体で設けた層厚規制ブレードを用いた場合には、板バネと押圧部材の長手方向長さを同じにして、サイドシールの側端面に押圧部材を接触させることによりトナー洩れの防止を図る方式がある。
しかしながら、層厚規制ブレードとサイドシールとの間からトナーが容易に洩れてしまうという問題があった。
また、板バネと押圧部材の長手方向長さを同じにして、サイドシールの上端面と押圧部材とを接触させることによりトナー洩れの防止を図る方式がある。
しかしながら、初期的にはトナー洩れを防ぐことが可能であったが、長期間の使用においては、サイドシールの摺動部材であるテフロン(登録商標)フェルトの繊維が、層厚規制ブレードの押圧部材に乗り上げる形で現像ローラとの間に入り込み、層厚規制ブレードの押圧部材と現像ローラの間に隙間が生じて、ここからトナーが洩れるという問題があった。
また、層厚規制ブレードの押圧部材を板バネより長手方向両端部を短くし板バネを露出させ、その露出部にサイドシールを接着することによりトナー洩れの防止を図る方式がある。
しかしながら、層厚規制ブレードの押圧部材の厚みとサイドシールの厚みの関係で、双方の厚みが同じにならないと、トナーが洩れるという問題があった。
いずれの方式においても、トナー洩れを防止しようとして層厚規制プレートとサイドシールとの押圧を強くすると、板バネの弾性力が適正に現像ローラへの押圧力として働かなくなり、現像ローラへの押圧が板バネの弾性力よりも強くなったり、あるいは弱くなったりとしてしまう。その結果、層厚規制ブレードの端部の現像ローラへの押圧が変化して、トナー層が端部側で不安定になるという問題点を有していた。
特開2001−60041号公報
解決しようとする問題点(課題)は、サイドシールと層厚規制ブレードとの間のトナー洩れを確実に防止しつつ、層厚規制ブレードの現像ローラに対する押圧力を適正に保つことができない点である。
本発明は、現像剤を収容する現像材収納部を有する現像器筐体と、筐体に設けた開口部と、筐体の開口部に回転自在に軸支された現像剤担持体と、現像剤担持体に当接し現像剤を薄層化するための現像剤層厚規制部材とを備えた現像装置であって、現像剤層厚規制部材は、筐体に取り付け可能な基材部と基材部に長手方向一辺を係止され現像剤担持体の長手方向に延びて形成された板バネ部材と板バネ部材の現像剤担持体との当接部に形成されたゴムまたは樹脂製の押圧部材と板バネ部材の現像剤担持体との当接部面と反対側の裏面に板バネ部材の長手方向両端部から所定長さはみ出して取り付けた発泡弾性体からなる裏面シール部材とからなり、開口部長手方向両端であって現像剤担持体が軸支された際に現像剤担持体の両端部に対向する部分に発泡弾性体からなる基材を貼り付け、現像剤層厚規制部材を筐体に取り付けた状態において、裏面シール部材の板バネ部材の長手方向両端部からのはみ出し部と基材を覆う様に現像剤担持体の両端部周面に摺擦する摺擦部材をさら
に貼り付け両端部現像剤洩れ防止部材としたことを特徴とする現像装置である。
これにより、現像剤層厚規制部材の裏面に接着した裏面シール部材を、現像剤層厚規制部材の押圧部材の長手方向長さよりもはみ出し(露出)させたので、板バネ部材の裏側方向から押圧部材の側端面側への現像剤の侵入を抑え、押圧部材の側端面側からのトナー洩れを確実に防止する。
また、両端部現像剤洩れ防止部材の摺擦部を、裏面シール部材の露出部を覆うように延ばして形成し、露出部に接着取り付けしたので、摺擦部の一部が押圧部材と現像剤担持体との間に入り込んで隙間を形成することがなく、このような隙間によるトナー洩れを確実に防止する。
また、現像剤層厚規制部材の板バネ部材の動きに応じて裏面シール部材と両端部現像剤洩れ防止部材の摺擦部が一緒に動くので、現像剤層厚規制部材の板バネ部材の動きを両端部現像剤洩れ防止部材によって阻害することがない。
また、更に、押圧部材を、シリコーンゴムで形成したもので、これにより、押圧部材をシリコーンゴムで形成することにより、良好な帯電性を維持することができ、現像剤を適正に摩擦帯電させる。
しかも、上述のように、両端部現像剤洩れ防止部材がある程度の潰れ量を確保できる場合には、シリコーンゴムが、長期間の使用によって摩耗した場合でも、その摩耗の程度に応じて裏面シール材が潰れ、現像剤層厚規制部材の現像剤担持体に対する押圧を変化させない。従って、現像剤洩れを確実に防止しつつ、現像剤担持体の長手方向における現像剤層厚を均一に維持する。
また、更に、押圧部材は、導電性を有しているようにすることにより、押圧部材として導電性を有する部材を用いたので、押圧部材と現像剤担持体の間に所定の電圧を印加することで、現像剤への電荷注入、あるいは逆極性現像剤の押圧部材と現像剤担持体との圧接部通過を阻止して、印字カブリの発生を低減させる。
しかも、上述したように、現像剤層厚規制部材の押圧部材は、現像剤担持体の両端部側に設けられた両端部現像剤洩れ防止部材の内側に挟まれた位置に設けられているので、現像剤担持体の長手方向の全域に亘って押圧部材と現像剤担持体との圧接部には常に現像剤が存在することになり、押圧部材に電圧を印加した場合でも、押圧部材から現像剤担持体に直接電流が流れることがない。
また、更に、現像剤を、重合法で作製された重合トナーとすることにより、現像剤として、重合法で作製された重合トナーを用いたので、流動性が高く、高精細な現像動作が行われることになる。
但し、この重合トナーは、その流動性の高さ故にトナー洩れを生じさせ易いが、上述のように、現像剤層厚規制部材の両端部側からのトナー洩れは確実に防止される。
また、更に、現像剤担持体を、導電性のある弾性体で形成されたローラとすることにより、現像剤担持体として、導電性のある弾性体で形成されたローラを用いたので、両端部現像剤洩れ部材の一部が現像剤層厚規制部材と現像剤担持体との間に入り込む場合には、現像剤担持体表面の損傷により現像剤洩れを発生させ易いが、上述したように、両端部現像剤洩れ防止部材は、現像剤層厚規制部材の押圧部材の両側の側端面側に設けられているので、このような現像剤層厚規制部材と現像剤担持体との間への入り込みがなく、現像剤
担持体表面の損傷による現像剤洩れを確実に防止する。
また、本発明は、現像器ユニットと、少なくとも感光体と現像器ユニットを着脱可能な現像器ユニットを着脱部を有した感光体ユニットからなるプロセスカートリッジであって、現像器ユニットは、現像剤を収容する現像材収納部を有する現像器筐体と、現像器筐体に設けた開口部と、現像器筐体の開口部に回転自在に軸支された現像剤担持体と、現像剤担持体に当接し現像剤を薄層化するための現像剤層厚規制部材とを備える。
現像剤層厚規制部材は、現像器筐体に取り付け可能な基材部と基材部に長手方向一辺を係止され現像剤担持体の長手方向に延びて形成された板バネ部材と板バネ部材の現像剤担持体との当接部に形成されたゴムまたは樹脂製の押圧部材と板バネ部材の現像剤担持体との当接部面と反対側の裏面に板バネ部材の長手方向両端部から所定長さはみ出して取り付けた発泡弾性体からなる裏面シール部材とからなり、開口部長手方向両端であって現像剤担持体が軸支された際に現像剤担持体の両端部に対向する部分に発泡弾性体からなる基材を貼り付け、現像剤層厚規制部材を現像器筐体に取り付けた状態において、裏面シール部材の板バネ部材の長手方向両端部からのはみ出し部と基材を覆う様に現像剤担持体の両端部周面に摺擦する摺擦部材をさらに貼り付け両端部現像剤洩れ防止部材とした現像器ユニットであって、現像器ユニットを感光体ユニットに装着したプロセスカートリッジとしたものである。
更に、現像器ユニットと、少なくとも感光体と現像器ユニットを着脱可能な現像器ユニットを着脱部を有した感光体ユニットからなるプロセスカートリッジであって、現像器ユニットは、現像剤を収容する現像材収納部を有する現像器筐体と、現像器筐体に設けた開口部と、現像器筐体の開口部に回転自在に軸支された現像剤担持体と、現像剤担持体に当接し現像剤を薄層化するための現像剤層厚規制部材とを備え、現像剤層厚規制部材は、現像器筐体に取り付け可能な基材部と基材部に長手方向一辺を係止され現像剤担持体の長手方向に延びて形成された板バネ部材と板バネ部材の現像剤担持体との当接部に形成されたゴムまたは樹脂製の押圧部材と板バネ部材の現像剤担持体との当接部面と反対側の裏面に板バネ部材の長手方向両端部から所定長さはみ出して取り付けた発泡弾性体からなる裏面シール部材とからなり、開口部長手方向両端であって現像剤担持体が軸支された際に現像剤担持体の両端部に対向する部分に発泡弾性体からなる基材を貼り付け、現像剤層厚規制部材を現像器筐体に取り付けた状態において、裏面シール部材の板バネ部材の長手方向両端部からのはみ出し部と基材を覆う様に現像剤担持体の両端部周面に摺擦する摺擦部材をさらに貼り付け両端部現像剤洩れ防止部材とした現像器ユニットであって、現像器ユニットを感光体ユニットに装着したプロセスカートリッジと、プロセスカートリッジを着脱自在なプロセスカートリッジ着脱部とを備えた画像形成装置としたものである。
これにより、感光体ユニットへの現像器ユニットの着脱の際および画像形成装置に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジの着脱の際にも確実に現像剤洩れが防止される。また、両端部現像剤洩れ防止部材によっては、現像剤層厚規制部材の現像剤担持体の対する押圧は現像剤担持体の長手方向に亘って変化しないので、良好な現像動作が行われる。
上記構成により、板バネ部材の裏側方向から押圧部材の側端面側への現像剤の侵入を抑え、押圧部材の側端面側からのトナー洩れを確実に防止することができる。摺擦部の一部が押圧部材と現像剤担持体との間に入り込んで隙間を形成することがなく、このような隙間によるトナー洩れを確実に防止することができる。現像剤層厚規制部材の板バネ部材の動きを両端部現像剤洩れ防止部材によって阻害することがなく、押圧部材の現像剤担持体に対する押圧を、現像剤担持体の長手方向に亘って均一に保つことができる。その結果、
良好な現像動作を行うことができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。まず、本実施の形態における画像形成装置全体の概要について説明する。
(画像形成装置全体の概要)
図1は、本発明の一実施の形態における画像形成装置の概略構成を示す断面図である。図1において、画像形成装置1は、底部に、用紙を給紙する給紙カセット2を備えている。給紙カセット2は、押圧バネ3によって押圧される用紙押圧板4と、給紙ローラ5と、摩擦分離部材6とを備え、用紙押圧板4により用紙を給紙ローラ5に押圧し、給紙ローラ5の回転により給紙ローラ5と摩擦分離部材6との間で最上位の用紙を分離して所定のタイミングで用紙の供給を行う。
図1の矢印方向に回転する給紙ローラ5の回転による用紙搬送方向の下流側には、一対のレジストローラ7及びピンチローラ8が回転可能に枢支され、感光ドラム9と転写ローラ10によって形成される転写位置へ所定のタイミングで用紙を搬送する。
感光ドラム9は、正帯電性の材料、例えば、正帯電性のポリカーボネイトを主成分とする有機感光体からなる。具体的には、感光ドラム9は、例えば、円筒状でアルミ製の円筒スリーブを本体として、その外周部に、ポリカーボネイトに光導電性樹脂を分散させた所定厚さ(例えば、約20μm)の光導電層を形成した中空状のドラムから構成され、円筒スリーブを接地した状態で、回転自在に枢支される。更に、感光ドラム9は、図示しない駆動手段により矢印方向に回転駆動される。
帯電器11は、例えば、タングステンなどからなる帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器から構成される。
レーザスキャナユニット12は、感光ドラム9上に静電潜像を形成する為のレーザ光を発生するためレーザ発生器、回転駆動されるポリゴンミラー、レンズ、並びに反射ミラー(図示せず)を含んで構成されている。
図2、図3は、本発明の一実施の形態における画像形成装置のプロセスカートリッジを示す斜視図である。図2(a)は現像器ユニット13aの斜視図、図2(b)はプロセスカートリッジ13の斜視図であり、図2(a)の現像器ユニット13aを図2(b)のプロセスカートリッジ13に装着した図が図3である。
図4は、本発明の一実施の形態における画像形成装置のプロセスカートリッジを示す斜視図であり、現像ローラを現像ユニットに装着する状態のプロセスカートリッジを示している。
図4において、現像ローラ17は、現像器筐体としてのケース14に形成された開口部14aを塞ぐように軸受部14bに回転自在に軸支される。現像器筐体としてのケース14内には、アジテータが回転自在に設けられており、電気絶縁性を有する正帯電性の非磁性1成分現像剤としてのトナーが収容されるトナー収納部を備えており、供給ローラと現像剤担持体としての現像ローラ17が回転可能に枢支されている。また、現像ローラ17上のトナーを薄層化するための薄い板状の弾性を有する現像剤層厚規制部材としての層厚規制ブレードが現像ローラ17表面に当接するように取り付けられている。これにより所定の層厚に規制され、現像に供される。
ここで、現像剤担持体としての現像ローラ17は、ステンレス鋼等で形成された芯金上に、導電性を有するカーボンの微粒子を含むウレタンゴムで形成された円筒状の基材が設けられて構成されており、更にこの基材上には、ウレタン樹脂のコート層が形成されている。なお、現像ローラ17は、必ずしも基材を導電性のウレタンゴムで構成しなくてもよく、導電性のシリコーンゴムで構成してもよい。
図5は本発明の一実施の形態における画像形成装置の層厚規制ブレードの斜視図である。
図5に示すように、現像剤層厚規制部材としての層厚規制ブレード18は、鉄またはステンレス鋼等で形成された支持部18cに、リン青銅またはステンレス鋼等で形成された薄い板状の板バネ18bを取り付けたものであり、更に板バネ18b上には、シリコーンゴムで形成された押圧部材18aが取り付けられて構成されている。
図4に示すように、現像ローラ17をケース14に装着することにより、図5の押圧部材18aが板バネ18bの弾性力及びシリコーンゴム自体の弾性力により現像ローラ17の周面に押圧接触する。これにより、現像ローラ17上のトナー層厚が所望の値に規制される。
図6は本発明の一実施の形態における画像形成装置の層厚規制ブレードにブレード裏面シールを取り付けた斜視図である。
図6に示した層厚規制ブレード18は、図5に示した層厚規制ブレード18の裏面側を表している。すなわち、層厚規制ブレード18を現像器ユニット13aのケース14に取り付けた状態において、現像ローラ17と当接する面と反対側である裏面に発泡弾性体からなるブレード裏面シール部材29を取り付けたものであり、ブレード裏面シール部材29は押圧部材18aの長手方向長さより長く両端側にそれぞれはみ出して(露出させて)、両面テープにより板バネ18bに取り付けている。29aは押圧部材18aの長手方向長さより長く両端側にはみ出したシール部材はみ出し部である。
また、現像器ユニット13aに収容されるトナーは、正帯電性の非磁性一成分現像剤であり、懸濁重合法によって球状に形成したスチレン−アクリル系樹脂に、カーボンブラック等の周知の着色剤、及びニグロシン、トリフェニルメタン、4級アンモニウム塩等の荷電制御剤を添加してなる粒径6μm〜10μm、平均粒径8μmのトナー母粒子を有している。そして、トナーは、そのトナー母粒子の表面にシリカを外添剤として添加して構成されている。
図1の転写ローラ10は、回転自在に枢支され、シリコーンゴムやウレタンゴムなどからなる導電性を有する発泡弾性体から構成される。転写ローラ10は、印加される電圧により、感光ドラム9上のトナー画像を用紙に確実に転写するように構成されている。
図1の定着ユニット19は、レジストローラ7及びピンチローラ8から感光ドラム9と転写ローラ10との圧接部に至る用紙の搬送方向の更に下流側に設けられ、ヒートローラ20とプレッシャーローラ21を備える。用紙に転写されたトナー画像はヒートローラ20とプレッシャーローラ21とによって搬送される間に加熱されつつ押圧されて用紙に定着される。
用紙搬送用の一対の搬送ローラ22及び排紙ローラ23は、定着ユニット19の搬送方向下流側に夫々設けられており、排紙ローラ23の下流側には排紙トレイ24が設けられている。
なお、上述した感光ドラム9、帯電器11は、図2(b)に示す感光体ユニット13bに装備されており、図1のプロセスカートリッジ13は画像形成装置1に対して着脱自在に設けられている。更に、現像器ユニット13aは、感光体ユニット13bに対して着脱自在に設けられている。
以上のような本実施の形態の画像形成装置1において、感光ドラム9の表面が帯電器11により一様に帯電され、レーザスキャナユニット12から画像情報に従って変調されたレーザ光が照射されると、感光ドラム9の表面には静電潜像が形成される。この静電潜像は、プロセスカートリッジ13によってトナーで可視像化され、感光ドラム9上に形成された可視像は感光ドラム9によって転写位置へと搬送される。転写位置においては、給紙ローラ5及びレジストローラ7及びピンチローラ8を介して用紙が供給され、前記可視像は転写ローラ10によって印加される転写バイアスにより、用紙に転写される。なお、転写後に感光ドラム9上に残ったトナーは、現像ローラ17によって現像器ユニット13a内に回収される。いわゆる依存のクリーニング同時現像方式である。
次に、用紙は定着ユニット19に搬送され、定着ユニット19のヒートローラ20とプレッシャーローラ21によって挟持搬送され、用紙上の可視像は加圧及び加熱され、用紙上に定着される。そして、用紙は一対の搬送ローラ22及び排紙ローラ23により画像形成装置1上部の排紙トレイ24に排出され、画像形成動作が終了する。
(プロセスカートリッジにおけるシール構造)
次に、本実施の形態のプロセスカートリッジ13における現像剤洩れ防止部材を用いたシール構造を、図7から図11を参照しながら、各部材の取り付け手順と共に説明する。
図7(a)は本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースのシール部の斜視図、図7(b)は本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースのシール部を矢印A方向からみた図、図7(c)は本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースのシール部を矢印B方向からみた図、図8は本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースのシール部におけるサイドシール取り付け前の状態図、図9(a)は本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースのシール部におけるサイドシールを取り付けた状態図、図9(b)は本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースのシール部を図9(a)の矢印A方向からみた図、図10(a)は本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースのシール部における上部サイドシールを取り付けた状態図、図10(b)は本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースの上部シール部を図10(a)の矢印A方向からみた図、図11(a)は本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースのシール部におけるブレード裏面シールを取り付けた状態図、図11(b)は本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースのブレード裏面シールを図11(a)の矢印A方向からみた図である。
まず、図8、図9(a)、(b)において、26は、現像ローラ17を現像器ユニット13aに装着した場合に現像ローラ17の両端部と対向する位置すなわち、サイド側シール取付領域27(図4および図8参照)に、現像ローラ17の端部からのトナー洩れを防止するための両端部現像剤洩れ防止部材の基材を構成するサイドシールである。
サイドシール26は、サイド側シール取付領域27に両面テープにより取り付ける。サイドシール26はスポンジの中でも比較的剛性の高いウレタンスポンジで形成されており、現像ローラ17を取り付けた際に圧縮されて所定の押圧力を発揮するようにある程度の
厚みを持って構成されている。
このような構成により、後述する両端部現像剤洩れ防止部材の最上層であるテフロン(登録商標)フェルトを、現像ローラ17に所定の押圧力で押圧させることができる。
次に、図10(a),(b)に示すように、ブレード裏面シール部材29との密着性を高めるために、上部サイドシール28をサイドシール26に連続してケース14に両面テープで取り付ける。上部サイドシール28は柔らかいウレタンスポンジで形成されており、後述するブレード裏面シールとの接触する位置に設けられる。
このように構成することにより、上部サイドシール28とブレード裏面シールの接触部は、スポンジとスポンジとの接触部となり、トナー洩れを確実に防ぐことができる。
次に、図6に示すように、層厚規制ブレード18の支持部18cに取り付けられた板バネ18bに、ブレード裏面シール29を両面テープにより取り付ける。このブレード裏面シール29は、正面側の押圧部材18aの両端部から露出した部分を(はみ出し部29a)有して取り付けられる。
層厚規制ブレード18の短手方向に沿ったブレード裏面シール29の縦方向の長さは、板バネ18bを板バネ18bの短手方向の全域に亘って覆う長さとなっている。両面テープは、ブレード裏面シール29の裏面に貼り付けられ、表面は上部サイドシール28に押圧されて接触する。ブレード裏面シール29は柔らかいウレタンスポンジで形成されているため、ブレード裏面シール29と上部サイドシール28の接触部は、スポンジとスポンジの接触部となっており、トナー洩れを確実に防いでいる。
板バネ18bの押圧部材18aが設けられた正面側では、図7(c)に示すようにブレード裏面シール27が、押圧部材18aの両端部から露出した上に、後述するテフロン(登録商標)フェルトが取り付けられるが、テフロン(登録商標)フェルトの厚さは、ある程度の潰し量を見込んで、押圧部材18aよりも厚くなるように構成されている。
このように構成することにより、押圧部材18aが摩耗した場合でも、両端部側の押圧部材18aの現像ローラ17に対する押圧力を変化させず、押圧部材18aと現像ローラ17との圧接部からのトナー洩れを確実に防止することができる。
次に、図7(a),(b),(c)に示すように、層厚規制ブレード18を現像器ユニット13aの筐体(ケース14)の所定の位置に取り付けた状態で、両端部現像剤洩れ防止部材の摺擦部としてのテフロン(登録商標)フェルト30を、層厚規制ブレード18両端部のブレード裏面シール29の上面に押圧部材18aの側端面荷一部オーバーラップしてサイドシール26に亘って両面テープを用いて取り付ける。
このように構成することにより、層厚規制ブレード18の押圧部材18aの両端部側からのトナー洩れを確実に防止することができる。
つまり、本実施の形態においては、図6に示すように、ブレード裏面シール29を層厚規制ブレード18の押圧部材18aより露出した構成としたので、押圧部材18aの側端面とテフロン(登録商標)フェルト30との接触部に対する板バネ18bの裏面側からのトナーの侵入は、この接触部を覆うブレード裏面シール29によって阻止され、この方向からのトナー洩れを確実に防ぐ。
従って、板バネ18bと押圧部材18aの長手方向長さが同じで、これらをサイドシー
ルの側端面に接触させていただけの従来の技術に比べると押圧部材とサイドシールとの接触部からのトナー洩れが無く、著しく優れた効果を発揮する。
また、本実施の形態においては、図7(a),(b),(c)に示すように、テフロン(登録商標)フェルト30を押圧部材18aの側端面側の位置であってブレード裏面シール29上の位置に乗り上げるように構成したので、テフロン(登録商標)フェルト30の毛が押圧部材18aと現像ローラ17との圧接部に入り込むことがなく、押圧部材18aと現像ローラ17との間に隙間を形成させることがない。その結果、押圧部材18aと現像ローラ17との間からのトナー洩れを確実に防止することができる。
従って、押圧部材の長手方向長さをサイドシールの外側の側端面側の位置まで延ばし、サイドシールを押圧部材に現像ローラ17の回転方向上流側から当接させていた従来に比べると、押圧部材18aと現像ローラ17との間からのトナー洩れ防止効果を著しく高めることができる。
更に、上述のように、テフロン(登録商標)フェルト30を板バネ18bに乗り上げるように構成することにより、層厚規制ブレード18の板バネ18bの動きに応じてテフロン(登録商標)フェルト30が一緒に動くことになり、層厚規制ブレード18の板バネ18bの動きを阻害することがない。
従って、トナー洩れを防止するために層厚規制ブレード18とサイドシール16との押圧を強くして、層厚規制ブレード18の現像ローラ17に対する押圧力を変化させてしまっていた前記二つの従来の技術に比べると、本実施の形態の構成は、層厚規制ブレード18の現像ローラ17に対する押圧力を常に適切に保つことができるという点で著しく優れた効果を奏する。
また、本実施の形態においては、図8(b)に示すように、テフロン(登録商標)フェルト30が乗り上げた箇所は、両端部側現像剤洩れ防止部材の基材としてのサイドシール26とは別のスポンジで形成された発泡弾性体層としてのブレード裏面シール29が設けられた構成となっている。
その結果、現像ローラ17の両端部からのトナー洩れを確実に防ぐように、テフロン(登録商標)フェルト30を現像ローラ17に十分な押圧力で押圧させた場合でも、この部分の反発力を適度な潰れ量を有するブレード裏面シール29が吸収し、層厚規制ブレード18の押圧部材18aの現像ローラ17への押圧は現像ローラ17の両端部側で弱くなることがない。
特に、本実施の形態のように、層厚規制ブレード18の押圧部材18aの材質として、帯電性の優れたシリコーンゴムを使用した場合には、長期間の使用によってシリコーンゴムが削れるという問題が発生する。
しかし、このような場合でも、シリコーンゴムが削れた分だけ、板バネ18bに取り付けたブレード裏面シール29の潰れ量が増し、現像ローラ17の両端部側における押圧部材18aの現像ローラ17に対する押圧が変化することはない。
つまり、押圧部材18aのシリコーンゴムが削れた場合でも、現像ローラ17と押圧部材18aとの間からのトナー洩れを確実に防止することができる。
また、本実施の形態においては、テフロン(登録商標)フェルト30とブレード裏面シール29とを、押圧部材18aの側端面に対して押圧させ、潰すように取り付けている。
このように構成することにより、押圧部材18aとテフロン(登録商標)フェルト30及びブレード裏面シール29との接触部からのトナー洩れを確実に防止することができる。
また、本実施の形態は、層厚規制ブレード18の押圧部材18aとして、導電性のシリコーンゴムを使用しているが、押圧部材18aの設けられた領域は両端のサイドシール26の内側の位置なので、押圧部材18aと現像ローラ17の間には、現像ローラ17の長手方向全域に亘って必ずトナーが挟持される構成となっており、層厚規制ブレード18と現像ローラ17との間に電圧を印加する場合でも、層厚規制ブレード18から現像ローラ17に電流が直接流れてしまうことがない。
このように、層厚規制ブレード18に電圧を印加することによって、トナーへの電荷注入を行うことによりトナーの帯電を助けたり、あるいはトナーと同極性の電圧によって逆極性のトナーが押圧部材18aと現像ローラ17との間の圧接部を通過し難くしたりすることができるので、印字カブリの発生を低減することができる。
以上説明したように、本実施の形態の現像器ユニット13aにおいては、現像ローラ17の上部、両端部、及び下部からのトナー洩れを確実に防止することができる。特に、層厚規制ブレード18における現像ローラ17の面と反対側の裏面に少なくとも発泡弾性体からなるブレード裏面シール29を押圧部材18aの長手方向長さより長く両端側にそれぞれ露出させて、両面テープにより板バネ18bに取り付け、更には露出させたブレード裏面シール29にテフロン(登録商標)フェルト30貼り付ける構成にしたので、押圧部材18aの現像ローラ17に対する押圧力を変化させることなく、層厚規制ブレード18の両端部側におけるトナー洩れを確実に防止することができる。
本実施の形態のように、微細な粒径を持ち、流動性の高い重合トナーを用いた場合には、確実にトナー洩れを防止することができ、極めて有効である。
また、前記の説明においては、現像器ユニット13aを装着した感光体ユニット13bすなわちプロセスカートリッジ13が画像形成装置1本体に対して着脱自在に構成されている例について説明したが、本発明はこれに限られる訳ではなく、例えば、現像器ユニット13aの部分のみすなわち現像装置として画像形成装置1本体に対して着脱できても良く、また、現像器ユニット13a部分と感光体ユニット13b部分が一体の筐体で形成されたプロセスカートリッジ13として画像形成装置1に対して着脱自在に構成した場合でも良い。
また、現像装置は必ずしも画像形成装置1に対して着脱可能である必要はなく、据え置き型でも良い。現像器カートリッジやプロセスカートリッジ13に本発明を適用すれば、着脱時におけるトナー洩れを確実に防止できるという効果があるが、据え置き型の場合でも、振動等が生じても画像形成装置1本体内をトナーで汚染することがない、という効果を発揮することができる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
本発明は、サイドシールと層厚規制ブレードとの間のトナー洩れを確実に防止しつつ、層厚規制ブレードの現像ローラに対する押圧力を適正に保つことができるようにしたもので、この構成により、トナー洩れによる印刷画像汚れ及び使用者の着衣汚れ等を未然防止し、かつ、現像ローラへの層圧不均衡による印刷画像劣化や製品障害を防止できるように
した現像装置、プロセスカートリッジ、現像器カートリッジ、及び画像形成装置を得る事ができるものである。
本発明の一実施の形態における画像形成装置の概略構成を示す断面図 本発明の一実施の形態における画像形成装置のプロセスカートリッジを示す斜視図 本発明の一実施の形態における画像形成装置のプロセスカートリッジを示す斜視図 本発明の一実施の形態における画像形成装置のプロセスカートリッジを示す斜視図 本発明の一実施の形態における画像形成装置の層厚規制ブレードの斜視図 本発明の一実施の形態における画像形成装置の層厚規制ブレードにブレード裏面シールを取り付けた斜視図 (a)本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースのシール部の斜視図、(b)本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースのシール部を矢印A方向からみた図、(c)本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースのシール部を矢印B方向からみた図 本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースのシール部におけるサイドシール取り付け前の状態図 (a)本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースのシール部におけるサイドシールを取り付けた状態図、(b)本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースのシール部を図9(a)の矢印A方向からみた図 (a)本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースのシール部における上部サイドシールを取り付けた状態図、(b)本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースの上部シール部を図10(a)の矢印A方向からみた図 (a)本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースのシール部におけるブレード裏面シールを取り付けた状態図、(b)本発明の一実施の形態における画像形成装置に用いる現像装置ケースのブレード裏面シールを図11(a)の矢印A方向からみた図
符号の説明
1 画像形成装置
13 プロセスカートリッジ
13a 現像器ユニット
13b 感光体ユニット
14 ケース
17 現像ローラ
18 層厚規制ブレード
18a 押圧部材
18b 板バネ
26 サイドシール
28 上部サイドシール
29 ブレード裏面シール
30 テフロン(登録商標)フェルト

Claims (11)

  1. 現像剤を収容する現像材収納部を有する現像器筐体と、前記筐体に設けた開口部と、前記筐体の前記開口部に回転自在に軸支された現像剤担持体と、前記現像剤担持体に当接し現像剤を薄層化するための現像剤層厚規制部材とを備えた現像装置であって、前記現像剤層厚規制部材は、前記筐体に取り付け可能な基材部と前記基材部に長手方向一辺を係止され前記現像剤担持体の長手方向に延びて形成された板バネ部材と前記板バネ部材の前記現像剤担持体との当接部に形成されたゴムまたは樹脂製の押圧部材と前記板バネ部材の前記現像剤担持体との当接部面と反対側の裏面に前記板バネ部材の長手方向両端部から所定長さはみ出して取り付けた発泡弾性体からなる裏面シール部材とからなり、前記開口部長手方向両端であって前記現像剤担持体が軸支された際に前記現像剤担持体の両端部に対向する部分に発泡弾性体からなる基材を貼り付け、前記現像剤層厚規制部材を前記筐体に取り付けた状態において、前記裏面シール部材の前記板バネ部材の長手方向両端部からのはみ出し部と前記基材を覆う様に前記現像剤担持体の両端部周面に摺擦する摺擦部材をさらに貼り付け両端部現像剤洩れ防止部材としたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記押圧部材は、シリコーンゴムで形成されていることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 前記押圧部材は、導電性を有していることを特徴とする請求項1ないし請求項2記載の現像装置。
  4. 前記現像材は、重合法で生成された重合トナーであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1記載の現像装置。
  5. 前記現像剤担持体は、導電性のある弾性体で形成されたローラであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1記載の現像装置。
  6. 現像器ユニットと、少なくとも感光体と前記現像器ユニットを着脱可能な現像器ユニットを着脱部を有した感光体ユニットからなるプロセスカートリッジであって、前記現像器ユニットは、現像剤を収容する現像材収納部を有する現像器筐体と、前記現像器筐体に設けた開口部と、前記現像器筐体の前記開口部に回転自在に軸支された現像剤担持体と、前記現像剤担持体に当接し現像剤を薄層化するための現像剤層厚規制部材とを備え、前記現像剤層厚規制部材は、前記現像器筐体に取り付け可能な基材部と前記基材部に長手方向一辺を係止され前記現像剤担持体の長手方向に延びて形成された板バネ部材と前記板バネ部材の前記現像剤担持体との当接部に形成されたゴムまたは樹脂製の押圧部材と前記板バネ部材の前記現像剤担持体との当接部面と反対側の裏面に前記板バネ部材の長手方向両端部から所定長さはみ出して取り付けた発泡弾性体からなる裏面シール部材とからなり、前記開口部長手方向両端であって前記現像剤担持体が軸支された際に前記現像剤担持体の両端部に対向する部分に発泡弾性体からなる基材を貼り付け、前記現像剤層厚規制部材を前記現像器筐体に取り付けた状態において、前記裏面シール部材の前記板バネ部材の長手方向両端部からのはみ出し部と前記基材を覆う様に前記現像剤担持体の両端部周面に摺擦する摺擦部材をさらに貼り付け両端部現像剤洩れ防止部材とした現像器ユニットであって、前記現像器ユニットを前記感光体ユニットに装着したことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  7. 前記押圧部材は、シリコーンゴムで形成されていることを特徴とする請求項6記載のプロセスカートリッジ。
  8. 前記押圧部材は、導電性を有していることを特徴とする請求項6ないし請求項7記載のプ
    ロセスカートリッジ。
  9. 前記現像材は、重合法で生成された重合トナーであることを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかのプロセスカートリッジ。
  10. 前記現像剤担持体は、導電性のある弾性体で形成されたローラであることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか記載のプロセスカートリッジ。
  11. 現像器ユニットと、少なくとも感光体と前記現像器ユニットを着脱可能な現像器ユニットを着脱部を有した感光体ユニットからなるプロセスカートリッジであって、前記現像器ユニットは、現像剤を収容する現像材収納部を有する現像器筐体と、前記現像器筐体に設けた開口部と、前記現像器筐体の前記開口部に回転自在に軸支された現像剤担持体と、前記現像剤担持体に当接し現像剤を薄層化するための現像剤層厚規制部材とを備え、前記現像剤層厚規制部材は、前記現像器筐体に取り付け可能な基材部と前記基材部に長手方向一辺を係止され前記現像剤担持体の長手方向に延びて形成された板バネ部材と前記板バネ部材の前記現像剤担持体との当接部に形成されたゴムまたは樹脂製の押圧部材と前記板バネ部材の前記現像剤担持体との当接部面と反対側の裏面に前記板バネ部材の長手方向両端部から所定長さはみ出して取り付けた発泡弾性体からなる裏面シール部材とからなり、前記開口部長手方向両端であって前記現像剤担持体が軸支された際に前記現像剤担持体の両端部に対向する部分に発泡弾性体からなる基材を貼り付け、前記現像剤層厚規制部材を前記現像器筐体に取り付けた状態において、前記裏面シール部材の前記板バネ部材の長手方向両端部からのはみ出し部と前記基材を覆う様に前記現像剤担持体の両端部周面に摺擦する摺擦部材をさらに貼り付け両端部現像剤洩れ防止部材とした現像器ユニットであって、前記現像器ユニットを前記感光体ユニットに装着したプロセスカートリッジと、前記プロセスカートリッジを着脱自在なプロセスカートリッジ着脱部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013064903A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Oki Data Corp 現像装置及び画像形成装置

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