JP6429481B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート等の記録材上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタなどの画像形成装置に関し、特にこれらの装置に備えられる現像装置に関するものである。
従来の現像装置としては、次のように構成されたものが知られている。それは、現像剤を担持し感光体上に形成された静電潜像を現像する現像ローラと、現像ローラに現像剤を供給するための供給ローラと、現像ローラ上の現像剤の層厚を規制する規制部材と、トナーを収容するトナー容器などから構成されている(特許文献1参照)。
供給ローラは、現像ローラに一定の侵入量で接触し、現像ローラと同方向に回転する。供給ローラには、金属製の芯金の周囲にスポンジ層を設けたスポンジローラが用いられる。このような供給ローラでは、現像剤が一旦スポンジ層に取り込まれ、現像ローラとの接触部でスポンジ層が圧縮されることで、スポンジ層内部の現像剤が排出され現像ローラに供給される。
特開平6−301281号公報
近年、ユーザの環境への意識が高まる中、トナー容器内の現像剤を可能な限り使用することが重要となっている。しかしながら、上記した従来の構成では、供給ローラのスポンジ層の芯金近傍に存在する現像剤は、スポンジ層から排出され現像ローラに供給されることなく、スポンジ層に残留してしまうことが懸念される。使用できずにスポンジ層に残ってしまう現像剤を減らすためには、スポンジローラを用いずに現像剤を現像ローラに供給することが必要である。
本発明は上記したような事情に鑑みてなされたものであり、装置内の現像剤を効率的に使用することができる現像装置、画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の代表的な構成にあっては、
像担持体に形成された潜像の像を行う現像装置において、
前記現像に用いられる現像剤を担持する回転可能な現像剤担持体と、
現像剤を介して前記現像剤担持体に摺動することで前記現像剤を前記現像剤担持体に担持させる摺動部材と、
前記摺動部材が前記現像剤担持体と摺動する箇所よりも前記現像剤担持体の回転方向における下流、かつ前記潜像が現像される現像位置よりも上流において前記現像剤担持体と摺動する規制部材と、
現像剤を収容するとともに、前記現像剤担持体、前記摺動部材、及び前記規制部材を支
持する現像容器と、
を備え、
前記規制部材は、前記現像剤担持体の回転方向上流に向かって延びる自由端を有し、
前記摺動部材は、前記現像剤担持体の回転方向下流に向かって延びる自由端を有し、
前記摺動部材のうち前記自由端側の先端部が、前記現像剤担持体に摺動し、
前記摺動部材の前記先端部を補強する補強部が、前記摺動部材に設けられており、
現像装置が画像形成装置の装置本体に取り付けられた状態において
前記摺動部材の前記自由端側が、前記自由端側とは反対側の前記現像容器の底面に固定された固定端側よりも上方に位置し
前記現像剤担持体の回転軸に直交する断面をとったときに、前記摺動部材の前記自由端側が、水平方向において、前記固定端側よりも前記現像剤担持体の回転軸から遠い位置にあり、かつ
前記摺動部材の前記自由端側の前記先端部が前記現像剤担持体と摺動する位置が、前記現像剤担持体の回転軸よりも下方に位置することを特徴とする。
本発明によれば、装置内の現像剤を効率的に使用することができる現像装置、画像形成装置を提供することが可能となる。
参考例1の現像装置の構成について説明する概略断面図 参考例1の画像形成装置の概略断面図 参考例1の画像形成装置の概略断面図 参考例1のニップ部近傍のトナーの動きを説明するための図 楔形状部が存在する場合のトナーの動きについて示す図 参考例2の現像装置の構成について説明する概略断面図 実施例の現像装置の構成について説明する概略断面図 実施例のニップ部近傍のトナーの動きを説明するための図 実施例の角θが鋭角である場合のトナーの動きを説明するための図 変形例の構成を示す断面図 変形例の構成を示す説明図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。本発明は電子写真装置や静電記録装置において静電潜像を現像剤を用いて現像(可視化)する現像装置に関する。
参考例1]
以下、参考例1について説明する。
<画像形成装置>
図2,3は、本参考例の画像形成装置の概略断面図である。ここで、本参考例で示す断面図においては、感光ドラム1の回転軸(現像ローラ25の回転軸)に直交する断面をとっている。
図2に示すように、像担持体としての感光ドラム1が、矢印R1方向に回転可能に設けられている。感光ドラム1の周囲には、帯電ローラ2、現像装置5、転写ローラ6、クリーニング装置9が、図2に示す矢印R1方向に向かって順に配置されている。また、反射ミラー4を介して感光ドラム1上の露光位置(矢印R1方向に対して帯電ローラ2の下流、かつ、現像装置5の上流側の位置)Aを照射し、感光ドラム1表面に静電潜像(潜像)を形成するように、レーザビームを発する露光装置3が設けられている。
このような構成により、感光ドラム1の回転方向下流に向かうに従い、帯電、露光、現像、転写、クリーニングの順に各動作が行われる(詳細は後述する)。
ここで、帯電ローラ2は、感光ドラム1表面を一様に帯電するためのものである。現像装置5は、現像剤として非磁性一成分のトナーTを収容(収納)し、感光ドラム1表面に形成された静電潜像をトナー像に現像する(感光ドラム1に現像作用を行う)ためのものである。現像装置5は、図3に示すように、画像形成装置本体(画像形成装置の装置本体)に対して着脱可能に構成されている。このとき、現像装置5がカートリッジ化されているとよい。
転写ローラ6は、感光ドラム1表面に形成されたトナー像を記録材Pに転写するためのものである。クリーニング装置9は、記録材Pに転写されず感光ドラム1上に残留したトナーをクリーニングするためのものであり、感光ドラム1上からトナーを掻き落とすために感光ドラム1表面に当接するように配置されたクリーニングブレードを備える。
また、トナー像が転写された記録材Pを加熱、加圧することで、トナー像を記録材Pに定着させる定着装置15が設けられている。
<画像形成プロセス>
以下に、本参考例の画像形成装置の画像形成動作について説明する。
まず、図2に示す矢印R1方向に100mm/secで回転している感光ドラム1の表面が、帯電ローラ2により所定電位に帯電される。次に、露光装置3により色毎の画像信号に応じて発せられたレーザビームが反射ミラー4を介して感光ドラム1上の露光位置Aに照射される。これにより、感光ドラム1上に静電潜像が形成される。感光ドラム1上に形成された静電潜像は、図2に示す感光ドラム1上の現像位置Cにおいて、現像装置5によって現像される。これにより、感光ドラム1上にトナー像が形成される。感光ドラム1上に形成されたトナー像は、図2に示す転写位置Bにおいて、転写ローラ6により記録材Pに転写される。トナー像が転写された記録材Pは、定着装置15に送られ、定着装置15により、記録材P上のトナー像が加圧及び加熱されて記録材P上に定着される。このようにして、記録材Pに画像が形成される。
<現像装置>
図1は、本参考例の現像装置5の構成について説明するための概略断面図である。以下、本参考例の現像装置5について詳細に説明する。
現像装置5は、現像容器21、回転可能な現像剤担持体としての現像ローラ25、及び規制部材としての規制ブレード27、摺動部材としてのトナー供給部材24を備える。ここで、現像容器21はトナーTを収容するためのものであり現像剤収容部に相当する。現像ローラ25は、トナーTを担持するためのものであり、現像容器21のうち下方に設けられた開口部に配設されている。規制ブレード27は、現像ローラ25に担持されたトナーTの量(厚み)を規制(制限、制御)するためのものである。トナー供給部材24は、現像ローラ25と当接(接触)するように設けられている。トナー供給部材24については後述する。
現像装置5は、このような構成により、現像ローラ25に担持され規制ブレード27により量が規制されたトナーTを感光ドラム1に供給する。
現像ローラ25は、現像動作中は感光ドラム1と接触した状態で回転する。現像動作終了後は、画像形成装置本体に設けられたカム20が回転して現像容器21上部を押すことで、現像ローラ25は感光ドラム1から離間する。現像ローラ25は、感光ドラム1から離間した後、画像形成装置本体の駆動制御手段の制御によって回転駆動が停止される。
現像ローラ25は、φ8(mm)の導電性芯金28と、その周囲に形成されたシリコンゴムを基層とした導電性弾性層からなる。表層にはアクリル・ウレタン系ゴム層がコートされている。現像ローラ25の外径はφ13(mm)、体積抵抗率は約10Ω・cmである。現像動作中において、現像ローラ25は、現像位置Cで感光ドラム1に接触し、図1に示す矢印R2方向に回転駆動できるように現像容器21に支持されている。画像形成動作中において、現像ローラ25の周速は160mm/secである。
規制ブレード27は、可撓性を有するステンレス鋼(SUS)で構成され、一端が支持板金に固定され、他端が自由端とされて現像ローラ25に当接している。支持板金は現像容器21に固定されている。現像ローラ25の回転方向(矢印R2方向)に対してカウンタ方向となる向きで、自由端近傍の平滑面がトナー量規制位置において現像ローラ25の表面と摺擦するように配設されている。
また、現像装置5には、現像ローラ25と現像容器21の隙間を覆う(シールする)シール部材として洩れ防止シール26が設けられている。
参考例の特徴的な構成であるトナー供給部材24は、厚み0.25mmのポリフェニレンサルファイド樹脂製の可撓性を有するシート部材で構成されている。
トナー供給部材24においては、一端が固定端として現像容器21に固定され、他端が自由端24aとされ、自由端24aが、現像ローラ25の回転方向下流に向かって延びるように配置されている。本参考例では、一端が現像容器21に固定され、自由端24aが、一端(固定端)に対し現像ローラ25の回転方向下流に位置するように、トナー供給部材24が配置されている。
そして、トナー供給部材24のうち自由端24a側(自由端側)の先端部24b(先端(端縁)24cを含んだ部分(領域))が、図1に示すトナー供給位置(以下、ニップ部)Dで、トナーを介在して現像ローラ25の表面に当接するように構成されている。このことで、現像ローラ25とトナー供給部材24は、現像ローラ25が回転することで、ニ
ップ部Dでトナーを介在して摺擦(摺動)する。また、トナーは、トナーの剤面(界面)がニップ部Dよりも上方に位置するように現像容器21内に収容されている。ここで、現像容器21は、現像ローラ25とトナー供給部材24との摺動部分を含んだ領域にトナーが収容されるように構成されている。
<現像プロセス>
現像容器21内に収容されたトナーは、トナー供給部材24によってニップ部Dで現像ローラ25に供給される。これにより現像ローラ25表面に付着したトナーは、現像ローラ25の回転によって図1に示すトナー量規制位置Eに搬送され、規制ブレード27によって適正なトナー量に規制される。現像ローラ25表面にコートされたトナーは、現像位置Cにおいて、感光ドラム1表面に形成された静電潜像の現像(可視化)に用いられる。現像されずに現像ローラ25表面に残ったトナーは、現像容器21内に戻される。
<トナー供給プロセス>
次に、トナー供給部材24を用いた現像ローラ25へのトナー供給方法について説明する。
トナーを現像ローラ25に供給するためには、電荷を持ったトナーを現像ローラ25に接触させる必要がある。そのため、トナー供給部材24と現像ローラ25のニップ部Dにトナーが介在した状態でトナー供給部材24と現像ローラ25とが摺動するように構成することで、トナーは、ニップ部Dで転動し、摩擦帯電により電荷が付与される。電荷が付与されたトナーは、現像ローラ25との鏡像力により現像ローラ25表面に担持される。したがって、安定してトナーを現像ローラ25へ供給するためには、トナー供給部材24と現像ローラ25とのニップ部Dにトナーを安定して介在させる必要がある。
本発明者らは、トナー供給部材24がその先端で現像ローラ25に当接することで、トナー供給部材24と現像ローラ25のニップ部Dに、より安定してトナーを介在させることが可能であることを見出だした。
図4は、トナー供給部材24のうち自由端24a側の先端部24bと、現像ローラ25とが当接(摺動)した場合の、ニップ部D近傍のトナーの動きを説明するための図である。ここで、トナー剤面(収容されているトナーの面(上面、表面))はニップ部Dよりも上方にあるものとする。
未帯電トナーは、電気的外力を受けることなく、自由に移動できる。トナー供給部材24の先端部24bで現像ローラ25と当接した場合、未帯電トナーは即座にニップ部Dへ流入し、ニップ部D内部の圧力により摩擦帯電され、現像ローラ25に搬送される。そして、搬送されることで生じたトナーの隙間を埋めるように、新たな未帯電トナーがニップ部Dに流入する。
以上のようなサイクルが繰り返されることで、トナーが現像ローラ25に供給される。
図5は、トナー供給部材24と現像ローラ25のニップ部Dより現像ローラ25の回転方向下流に楔形状部30が存在する場合のトナーの動きについて説明するための図である。
このような楔形状部30が存在することで、ニップ部D手前(ニップ部Dよりも現像ローラ25の回転方向下流側)にトナー滞留領域ができてしまう。トナー滞留領域ができて
しまうと、この領域によって、ニップ部Dへのトナーの流入が阻害されてしまうことが懸念される。
よって、楔形状部30が存在する場合には、トナー滞留領域でニップ部Dへの流入が阻害され、ニップ部Dに到達できないトナーが存在するようになってしまい、安定して現像ローラ25にトナーを供給することができなくなってしまうことが懸念される。このとき、ニップ部Dに流入したトナーは、十分に電荷付与されるが、トナー滞留領域では、十分な摩擦帯電が行われず、不完全帯電トナーとして現像ローラ25に搬送されず滞留してしまう。
このように、図5に示すような楔形状部30が存在する場合には、ニップ部Dへのトナー流入が安定せず現像ローラ25へのトナー供給が安定してできなくなってしまうことが懸念される。
以上より、トナー供給部材24の先端部24bを現像ローラ25に当接させることで、従来、現像ローラ25にトナーを供給するために設けられていたスポンジ層を有するトナー供給ローラを使用することなく、現像ローラ25へのトナー供給が可能となる。さらに、スポンジローラを用いない構成とすることで、スポンジ層の中から取り出せずにスポンジ層内にトナーが残ってしまうという問題が生じることがなくなる。そのため、トナーをより有効に使用することができるようになる。さらに、トナー供給ローラを無くすことができるので、より安価に現像装置を提供することが可能となる。さらに、トナー供給ローラを無くすことができるので、現像装置をより小型化することが可能となる。
ここで、本参考例では、トナー供給部材24を、ポリフェニレンサルファイド樹脂で構成したが、これに限るものではなく、ポリエステル樹脂やポリエチレンテネフタラート樹脂等で構成してもよい。また、トナー供給部材24の厚みに関しても、特に限定されるものではなく、トナー供給部材24が現像ローラ25に当接したときに、トナー滞留領域を構成するような楔形状部が形成されるものでなければよい。
また、本参考例では、現像剤として、非磁性一成分の現像剤を用いた場合について説明したが、これに限るものではない。現像剤としては、トナー供給部材24のうち自由端24a側の先端部24bと現像ローラ25が現像剤を介して摺動することで、現像ローラ25に担持されるものであればよい。
また本参考例では、現像装置5が、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成される形態について説明した。しかしながら、図11に示すように現像装置5が感光ドラム1とともに一体化されてプロセスカートリッジ10を構成し、プロセスカートリッジ10の一部として画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されるものであってもよい。また、プロセスカートリッジ10としては、感光ドラム1に作用するプロセス手段として、帯電ローラ2とクリーニング装置9とのうち少なくともいずれかが、現像装置5及び感光ドラム1とともに一体的にカートリッジ化されるものであってもよい。また、現像装置5が画像形成装置本体に固定され、ユーザが現像装置5を着脱しないような構成であってもよい。
参考例2]
以下に、参考例2について説明する。
図6は、本参考例の画像形成装置の概略構成を示す断面図である。なお、本参考例においては、参考例1に対して異なる構成部分について述べることとし、参考例1と同様の構成部分については、その説明を省略する。
参考例の特徴は、トナー供給部材24が、現像ローラ25と現像容器21の隙間を覆う洩れ防止シール26としての機能を兼ね備えていることである。
参考例1で説明した図1に示すような形態では、トナー供給部材24と漏れ防止シール26との間の領域は、トナーの供給のために使われる可能性は低く、より多くのトナーを使用するためには、この領域を限りなく狭くすることが望ましい。
よって、本参考例では、トナー供給部材24がトナー漏れ防止シールを兼ねることで、上記領域をなくすことができ、より多くのトナーをより有効に使用することが可能となる。さらに、トナー供給部材24がトナー漏れ防止シールを兼ねることで、トナー漏れ防止シールを別途設ける必要がなくなり、小型化、部品点数削減が可能となる。
[実施例
以下に、実施例について説明する。
本実施例では、トナー供給部材24の形状(構成)が、上述した参考例1,2と異なっている。以下の説明では、本実施例のトナー供給部材24を図1に示した参考例1の形態に適用した場合について記載するものであるが、本実施例のトナー供給部材24は、図6に示した参考例2の形態にも好適に適用できる。本実施例においては、上述した参考例1,2に対して異なる構成部分について述べることとし、参考例1,2と同様の構成部分については、その説明を省略する。
図7は、本実施例の現像装置の構成について説明する概略断面図である。図8は、本実施例のニップ部D近傍のトナーの動きを説明するための図である。
上述したようなトナー供給部材は、シート部材であるため、現像容器21との接着の際に波打ちが発生してしまう可能性がある。
波打ちが発生すると、現像ローラ25とトナー供給部材24のニップ部内部の圧力にムラができ、帯電できないトナーが発生してしまうことが懸念される。帯電できないトナーが発生すると、現像ローラ25の長手方向(回転軸方向)でトナーが供給される部分とトナーが供給されない部分とができてしまい、画像にムラができてしまうことが懸念される。
そこで、本実施例では、トナー供給部材24の自由端24a側の先端部24bにおける波打ちの発生を抑制するように、補強部として図7,8に示すような屈曲部24dが、トナー供給部材24の先端部24bに設けられている。屈曲部24dは、トナー供給部材24の自由端側の先端部24bに対して曲げて設けられた部分であり、換言すると、先端部24b(先端24cを含む部分)から現像ローラ25とは反対側に延びるように設けられている。
トナー供給部材24に屈曲部24dを形成することで、トナー供給部材24の強度を大きくすることができ、現像容器21との接着の際に、トナー供給部材24、特に、トナー供給部材24の先端部24bに波打ちが発生してしまうことを抑制することができる。
ここで、トナー供給部材24の屈曲部24dと、現像ローラ25との関係について説明する。
図9は、角θが鋭角である場合のトナーの動きを説明するための図である。ここで、角θは、トナー供給部材24の屈曲部24dのうち現像ローラ25の回転方向下流の面24eと、トナー供給部材24の自由端24a側の先端部24b(特に先端24c)との接点における現像ローラ25の接線Lとのなす角である。
角θが鋭角となる場合、トナー供給部材24の屈曲部24dの面24eと、現像ローラ25との間に、参考例1で説明したようなトナー滞留領域ができてしまうことが懸念される。このようなトナー滞留領域ができてしまうと、上述のように、ニップ部Dへのトナー流入が安定せず現像ローラ25へのトナー供給が安定してできなくなってしまうことが懸念される。
よって、参考例1,2(トナー供給部材24の先端部24bで現像ローラ25と当接した場合)と同様の効果を得るには、角θが90度以上となる(直角、又は鈍角をなす)ように構成するのが、より好ましい。
以上のように本実施例によれば、トナー供給部材24の自由端24a側の先端部24bに屈曲部24dが設けられているので、トナー供給部材24の強度を大きくすることができる。これにより、参考例1,2と同様の効果に加えて、さらに、次のような効果を得ることが可能となる。それは、現像容器21との接着の際に、トナー供給部材24、特に、トナー供給部材24の先端部24bに波打ちが発生してしまうことを抑制することができ、より安定して現像ローラ25にトナー供給を行うことができるという効果である。
ここで本実施例においては、屈曲部24dを補強部としてトナー供給部材24に設けた形態について説明したが、これに限るものではない。すなわち、補強部としては、トナー供給部材24の自由端24a側の先端部24bにおける波打ちの発生を抑制することができるものであればよく、補強部が設けられる位置においても、トナー供給部材24の自由端24a側の先端部24bに限るものではない。
補強部の変形例について図10を用いて説明する。本実施例では、トナー供給部材24の自由端24a側に補強部24hが固定(接着)されている。補強部24hは、トナー供給部材24を挟んで現像ローラ25とは反対側に位置する。つまり、現像ローラ25に対するトナー供給部材24の接触面の裏側の面に補強部24hは固定される。補強部24hは、トナー供給部材24と同じ厚さ、同じ材料で構成したが寸法や材料はこれに限るものではない。
トナー供給部材24の自由端24a側に補強部24hを重ねたことで、トナー供給部材24の厚さが、自由端24a側で固定端24i側(固定端側)よりも厚くなっている(倍になっている)。つまり補強部24hとは、トナー供給部材24において自由端24a側の厚さを固定端24i側の厚さよりも厚くした部分である。
補強部24hを設けたことでトナー供給部材24は自由端24a側の強度が高まる。その結果、先端部24bが撓みにくく(波打ちしにくく)なる。
1…感光ドラム、5…現像装置、24…トナー供給部材、24a…自由端、24b…先端部、25…現像ローラ

Claims (13)

  1. 像担持体に形成された潜像の像を行う現像装置において、
    前記現像に用いられる現像剤を担持する回転可能な現像剤担持体と、
    現像剤を介して前記現像剤担持体に摺動することで前記現像剤を前記現像剤担持体に担持させる摺動部材と、
    前記摺動部材が前記現像剤担持体と摺動する箇所よりも前記現像剤担持体の回転方向における下流、かつ前記潜像が現像される現像位置よりも上流において前記現像剤担持体と摺動する規制部材と、
    現像剤を収容するとともに、前記現像剤担持体、前記摺動部材、及び前記規制部材を支持する現像容器と、
    を備え、
    前記規制部材は、前記現像剤担持体の回転方向上流に向かって延びる自由端を有し、
    前記摺動部材は、前記現像剤担持体の回転方向下流に向かって延びる自由端を有し、
    前記摺動部材のうち前記自由端側の先端部が、前記現像剤担持体に摺動し、
    前記摺動部材の前記先端部を補強する補強部が、前記摺動部材に設けられており、
    現像装置が画像形成装置の装置本体に取り付けられた状態において
    前記摺動部材の前記自由端側が、前記自由端側とは反対側の前記現像容器の底面に固定された固定端側よりも上方に位置し
    前記現像剤担持体の回転軸に直交する断面をとったときに、前記摺動部材の前記自由端側が、水平方向において、前記固定端側よりも前記現像剤担持体の回転軸から遠い位置にあり、かつ
    前記摺動部材の前記自由端側の前記先端部が前記現像剤担持体と摺動する位置が、前記現像剤担持体の回転軸よりも下方に位置することを特徴とする現像装置。
  2. 前記補強部は前記摺動部材の前記自由端側の前記先端部から前記現像剤担持体とは反対側に延びるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記補強部は、前記摺動部材の前記自由端側が屈曲することで形成されることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記現像剤担持体の回転軸に直交する断面をとったときに、
    前記補強部のうち前記回転方向下流の面と、前記摺動部材の前記自由端側の前記先端部における前記現像剤担持体の接線とのなす角が、90度以上であることを特徴とする請求項2または3に記載の現像装置。
  5. 前記補強部は、前記摺動部材を挟んで前記現像剤担持体の反対側に取り付けられることを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
  6. 前記補強部は、前記摺動部材の前記自由端側の厚さを前記摺動部材の固定端側の厚さよりも厚くした部分であることを特徴とする請求項1、2、5のいずれか1項に記載の現像装置。
  7. 前記摺動部材は、可撓性のシート部材であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の現像装置。
  8. 前記現像容器は、前記現像剤担持体と前記摺動部材との摺動部分を含んだ領域に現像剤が収容されるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の現像装置。
  9. 前記摺動部材は、前記現像容器と前記現像剤担持体との隙間をシールするシール部材を兼ねることを特徴とする請求項8に記載の現像装置。
  10. 前記現像剤は、非磁性一成分の現像剤であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の現像装置。
  11. 前記現像装置は、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の現像装置。
  12. 前記現像装置は、前記像担持体を有するプロセスカートリッジの一部として画像形成装置の装置本体に着脱可能であることを特徴とする請求項11に記載の現像装置。
  13. 像担持体と、
    前記像担持体に形成された潜像の像を行う請求項1乃至1のいずれか1項に記載の現像装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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