JP2007072176A - 現像装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

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直哉 浅沼
Yoshiyuki Matori
至之 馬鳥
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Abstract

【課題】現像ローラの長手方向端部からの磁性体トナーの漏れを効果的に防ぐことができる現像装置を提供すること。
【解決手段】磁性体トナーと、現像ローラと、現像枠体と、前記現像ローラと弾性をもって当接する弾性シート部材と、前記現像ローラの長手方向において弾性シート部材と重なる領域を有し、現像ローラの長手方向両端部で前記現像ローラ端部からの磁性体トナーの漏れを防止するための磁性体シール部材と、現像ローラへの当接を補助するために磁性体シール部材より現像ローラ中央側に配置された弾性部材とを有する現像装置において、磁性体シール部材より現像ローラ中央側、且つ、弾性部材より現像ローラ端部側に位置し、磁性体シール部材に接する前記現像枠体と一体の第1の側壁と、弾性部材より現像ローラ中央側に位置し、前記現像枠体と一体の第2の側壁を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真画像形成装置等に使用可能な現像装置及びプロセスカートリッジに関するものである。
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。尚、前述のプロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものである。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものを言う。
電子写真画像形成プロセスを用いた電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、操作性を向上し、装置のメンテナンスをユーザ自身で行うことができる。このプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。
図8〜図10に基づいて従来の構成を説明する。
図10は従来の現像枠体40c長手端部構成を示した図である。
プロセスカートリッジは、図10に示すように、現像ローラ41の長手方向両端部の外周に沿って微小間隔gをもって磁性体シール部材14を配置し、該磁性体シール部材14の磁力によって、該現像枠体40cに収容された磁性体トナーが前記現像枠体40cの長手方向両端部と現像ローラ41の隙間から漏れるのを防ぐ構成が知られている。
そして、現像ローラ41の下部におけるシール手段としては現像枠体40cに設けた弾性シート13の先端を現像ローラ41の長手方向に沿って該現像ローラ41の下部に当接させることによりシールを行っている。
図8はプロセスカートリッジ2の実施形態を電子写真感光体ドラム(不図示)側から現像ローラ41方向を見た断面説明図、図9はプロセスカートリッジ2の実施形態を上側から現像ローラ41方向を見た断面説明図である。
図8及び図9に示すように、現像ローラ41と磁性体シール部材14との間に微少間隔gがあって現像ローラ41の長手方向端部で磁性体トナーの漏れを磁性体シール部材14の磁力によって防いでいる。
磁性体シール部材14が対向するシール部分に磁性体トナーが存在し、該磁性体トナーが現像ローラ41下部に当接している前記弾性シート13の端部に極稀に堆積することがある。
該堆積トナーが弾性シート13を押し下げ前記現像ローラ41と前記弾性シート13との間に隙間を形成しようとするのを阻止するため、現像ローラ41の長手方向両端部における前記磁性体シール部材14の近傍に前記弾性シート13の前記現像ローラ41への当接を補助するための弾性部材16を設ける構成も知られている。
上記構成における磁性体トナーの漏れを防止する構成が特許文献1に開示されている。
特開平11−133740号公報
本発明では上記背景技術を更に発展させたものであり、その目的とする処は、現像ローラの長手方向端部のシール性を更に向上した現像装置及びこれを備えたプロセスカートリッジを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
磁性体トナーと、
前記磁性体トナーを電子写真感光体ドラムに現像するための現像ローラと、
前記現像ローラを回動可能に支持し、前記磁性体トナーを内包する現像枠体と、
前記現像ローラの下部長手方向に沿って前記現像ローラと前記現像枠体との隙間をシールするために
前記現像枠体に設けられ、弾性接着部材により前記現像枠体に固定され、前記現像ローラと弾性を持って当接する弾性シート部材と、
前記現像ローラの長手方向において前記弾性シート部材と重なる領域を有し、前記現像ローラの長手方向両端部で前記現像ローラ端部からの前記磁性体トナーの漏れを防止するための磁性体シール部材と、
前記弾性シート部材が前記現像ローラへの当接を補助するために前記磁性体シール部材より前記現像ローラ中央側に配置された弾性部材と、
を有する現像装置において
前記磁性体シール部材より前記現像ローラ中央側、且つ、前記弾性部材より現像ローラ端部側に位置し、前記磁性体シール部材に接する前記現像枠体と一体の第1の側壁と、
前記弾性部材より前記現像ローラ中央側に位置し、前記現像枠体と一体の第2の側壁と、
を設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第2の側壁は、前記現像ローラと同心円の形状を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、
磁性体トナーと、
前記磁性体トナーを電子写真感光体ドラムに現像するための現像ローラと、
前記現像ローラを回動可能に支持し、前記磁性体トナーを内包する現像枠体と、
前記現像ローラの下部長手方向に沿って前記現像ローラと前記現像枠体との隙間をシールするために前記現像枠体に設けられ、弾性接着部材により前記現像枠体に固定され、前記現像ローラと弾性をもって当接する弾性シート部材と、
前記現像ローラの長手方向において前記弾性シート部材と重なる領域を有し、前記現像ローラの長手方向両端部で前記現像ローラ端部からの前記磁性体トナーの漏れを防止するための磁性体シール部材と、
前記弾性シート部材が前記現像ローラへの当接を補助するために前記磁性体シール部材より前記現像ローラ中央側に配置された弾性部材と、
を有するプロセスカートリッジにおいて
前記磁性体シール部材より前記現像ローラ中央側、且つ、前記弾性部材より現像ローラ端部側に位置し、前記磁性体シール部材に接する前記現像枠体と一体の第1の側壁と、
前記弾性部材より前記現像ローラ中央側に位置し、前記現像枠体と一体の第2の側壁と、
を設けたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記第2の側壁は、前記現像ローラと同心円の形状を有することを特徴とする。
本発明によれば、現像枠体内の磁性体トナーが現像枠体長手方向端部に流動した際に、現像枠体内から磁性体シール部材への磁性体トナーの流動を遮断する位置に第2の側壁と第1の側壁が存在するため、流動する磁性体トナーの勢いを減少させ、トナー漏れを防ぐことが可能となる。
本発明に係る現像装置及びこれを備えたプロセスカートリッジとして電子写真画像形成装置となるレーザビームプリンタに適用した場合の一実施形態を具体的に説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の構成を示す縦断面説明図、図2は本発明に係るプロセスカートリッジの構成を示す縦断面説明図である。
尚、以下の説明において、プロセスカートリッジの上面とは、該プロセスカートリッジを画像形成装置本体へ装着した状態で上方に位置する面であり、プロセスカートリッジの下面とは、該プロセスカートリッジを画像形成装置本体へ装着した状態で下方に位置する面である。
又、プロセスカートリッジの短手方向とは、プロセスカートリッジを画像形成装置本体へ着脱する方向であり、記録媒体の搬送方向と一致している。又、プロセスカートリッジの長手方向とは、プロセスカートリッジを画像形成装置本体へ着脱する方向と交差する方向(略直交する方向)であり、記録媒体の平面と平行であり、且つ、記録媒体の搬送方向と交差する方向(略直交する方向)である。
図1及び図2において、画像形成装置1は、電子写真画像形成プロセスによって紙や合成樹脂或は布等から成る記録媒体Pに画像を形成するものである。そして、電子写真感光体ドラム20(以下、感光体ドラム)にトナー画像を形成する。
詳しくは、帯電手段となる帯電ローラ12によって感光体ドラム20の表面を帯電した後、光学手段となる光学系3から画像情報に応じたレーザ光を該感光体ドラム20に照射して画像情報に応じた静電潜像を形成する。
そして、この静電潜像を現像装置ユニット40によって現像してトナー画像を形成する。そして、前記トナー画像の形成と同期して給紙カセット4に収容した記録媒体Pをピックアップローラ5a、搬送ローラ対5b,5cにて搬送する。
次に、プロセスカートリッジ2に内蔵された感光体ドラム20に形成したトナー画像を転写手段となる転写ローラ7に電圧を印加することで記録媒体Pに転写する。その後、トナー画像の転写を受けた記録媒体Pを搬送ガイド8で定着手段9へと搬送する。この定着手段9は、定着ローラ9aと加圧ローラ9bを備え、このニップ部を通過する記録媒体Pに熱及び圧力を印加して転写されたトナー像を記録媒体P上に定着する。
そして、この記録媒体Pを排出ローラ対10で搬送し、反転経路を通して記録媒体Pを排出トレイ11へと排出する。この排出トレイ11は、画像形成装置1の上面に設けられている。
一方、プロセスカートリッジ2は、図2に示すように、表面に感光層を有する感光体ドラム20を回転し、その表面を該感光体ドラム20に接触して設けられた帯電ローラ12への電圧印加によって一様に帯電する。尚、この帯電ローラ12は感光体ドラム20に従動回転する。
次いで、光学系3からの画像情報に応じたレーザ光を露光開口部53を介して感光体ドラム20へ照射して静電潜像を形成する。
そして、この静電潜像を磁性体トナーを用いて現像装置ユニット40によって現像する。前記現像装置ユニット40は、感光体ドラム20の現像領域へ磁性体トナーを供給して該感光体ドラム20に形成された静電潜像を現像する。
ここで、前記現像装置ユニット40は現像剤収容容器(以下、トナー収容容器)40a内の磁性体トナーを攪拌部材43の回転によって、現像ローラ41へ送り出す。そして、固定磁石を内蔵した現像ローラ41を回転させると共に現像ブレード42によって摩擦帯電電荷を付与した磁性体トナー層を現像ローラ41の表面に形成し、その磁性体トナーを感光体ドラム20の現像領域へ供給する。
そして、その磁性体トナーを前記静電潜像に応じて感光体ドラム20へ転移させることによってトナー画像を可視像化する。ここで、現像ブレード42は現像ローラ41の周面の磁性体トナー量を規定すると共に摩擦帯電電荷を付与するものである。
そして、転写ローラ7に前記トナー画像と逆極性の電圧を印加して感光体ドラム20に形成されたトナー画像を記録媒体Pに転写した後、感光体ユニット50によって感光体ドラム20上に残留した磁性体トナーを除去する。ここで、感光体ユニット50は、感光体ドラム20に当接して設けられた弾性クリーニングブレード52によって感光体ドラム20に残留した磁性体トナーを掻き落としてドラム枠体51内廃トナー溜めへ集める。
前記トナー収納容器40aと現像枠体40cは、外周のフランジ部40d及び40eを溶着等の手段により、一体に結合されている。
そして、感光体ユニット50と現像装置ユニット40を丸いピンの結合部材(不図示)によって互いに回動可能に結合することによってプロセスカートリッジ2を構成する。
そして、このプロセスカートリッジ2は、操作者によって画像形成装置1に着脱可能である。
次に、現像ローラ41の周りに配置されている磁性体トナーのシール手段の実施形態について図3〜図5を用いて詳細に説明する。
図3は現像ローラ41と磁性体シール部材14の構成を示す斜視図、図4は磁性体シール部材14の斜視図、図5は現像枠体40cの長手端部構成を示す図である。
図3において、現像ローラ41の長手方向両端部には該端部からの磁性体トナーの漏れを防止するための磁性体シール部材14が設けられている。この磁性体シール部材14は、現像ローラ41の外周面と微小間隔gを隔てて配置され、現像枠体40cに取り付けられている。
又、磁性体シール部材14は、現像ローラ41の長手方向で磁石14aの外側面に磁性部材となる磁性板14bを接合させたものである。
ここで、更に詳しく磁性体シール部材14について説明すると、磁性体シール部材14は、その構成要素である磁石14aがNd−Fe−Bの磁性粉末を含有するナイロンバインダを備えた幅3〜4mmの射出成形品で、もう1つの構成要素である磁性板14bが厚さ1mmの鉄材である。
そして、磁石14aと磁性板14bとの接合方法は、射出成形のインサート成形によって形成されている。但し、接着剤両面テープ、磁力のみによる吸着接合でも良い。又、現像ローラ41と磁性体シール部材14との微小間隔gは0.1〜0.9mmであり、そのときの磁性体シール部材14の磁力による現像ローラ41の表面の磁束密度は10〜20mT程度である。
そして、磁性体シール部材14内の磁石14aと磁性板14bとの位置関係は、現像ローラ41の長手方向内側に磁石14aが配置され、その外側に磁性板14bが配置されている。
この磁性体シール部材14によって磁性体トナーを拘束し、長手外側への漏れを防止する。
図4と図5を用いて現像枠体40cに対する磁性体シール部材の配置構成詳細を説明する。
磁性体シール部材14は、内周側(現像ローラ41側)に現像ローラ41との間に隙間gを形成する半円弧状の内周面14r4を有し、この内周面14r4と反対側に位置する外周側には現像枠体と接する半円弧状の外接面14r8を有する。
又、現像枠体40cに取り付けられた現像ブレード42(不図示)の板金部と磁性体シール部材14に圧縮して配置する付勢部材(不図示)が当接する付勢部材当接面14r1を有している。
更に、付勢部材当接面14r1から見て内周面14r4を挟んだ反対側にあり、現像枠体40cと当接する枠体当接面14r5を有している。
現像枠体40cに磁性体シール部材14が組み込まれた際には磁性体シール部材14の枠体当接端14r5と現像枠体40cの取付け端面40c2が突き当たって接している。磁性体シール部材14の外接面14r8と現像枠体40cの円弧部40c3が接している。
磁性体シール部材14の枠体当接面14r5と現像枠体40cの取付け端面40c2の境界と、磁性体シール部材14の外接面14r8とこれに向かい合う現像枠体40cの円弧部円弧部40c3の境界は磁性体シール部材14の磁力により磁性体トナーを磁性板14bより内側に保持することが可能であり、ユーザによってプロセスカートリッジ2を画像形成装置本体1へ着脱する際に衝撃等が加えられても磁性体トナーが長手方向外側へ漏れることのない良好なシール性が得られている。
図6は本発明に係る現像装置ユニット40の長手端部構成を示した斜視図、図7は本発明に係るプロセスカートリッジ2の実施形態を示す縦断面部分拡大図である。
現像装置ユニット40のシール方法としては、図7に示すように現像ローラ41の下部に該現像ローラ41の長手方向に沿って、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)やウレタン等のシート部材となる弾性シート13が現像枠体40cに設けられており、この弾性シート13の長手方向端部は現像ローラ41の長手方向において磁性体シール部材14の範囲内に該磁性体シール部材14と重なる領域を有している(図6参照)。この部分では、弾性シートの先端部分は現像ローラ41と磁性体シール部材14との微少間隔g(図7参照)内に位置する。
そして、現像枠体40cには該現像枠体40cの長手方向において磁性体シール部材14より内側で、且つ、弾性シート13の下部に該弾性シート13の現像ローラ41への当接を補助するための弾性部材16(以下、ゴムスポンジと記す)が設けられている。ゴムスポンジ16は、セル数が30〜150個/25mmの軟質ウレタンフォームであり、その厚みは3〜7mmの範囲で現像枠体40cに現像ローラ41を取り付けた状態でゴムスポンジ16が圧縮される量としては0〜4mmの範囲である。
上記構成により、現像ローラ41に当接している弾性シート13は、長手方向両端部をゴムスポンジ16によって現像ローラ41に常時付勢して当接させられている。
従って、弾性シート13は長手方向全域で現像ローラ41と接触するのでプロセスカートリッジ2の断面内での磁性体トナーの漏れを防止することができる。
次に、現像枠体40cと一体の第1の側壁、第2の側壁の実施形態を図6及び図7を用いて詳細に説明する。
弾性シート13は、現像枠体40cに弾性接着部材(接着剤両面テープ)15を介在し固定されている。弾性接着部材15側が固定端となり、自由端となる側の弾性シート13は現像ローラ41に弾性をもって当接している。
現像枠体40cの弾性シート貼り付け面40c1(図5参照)に弾性シート13を貼り付ける際に、弾性接着部材15の先端稜線15aを現像枠体40cの弾性シート貼り付け面40c1の先端稜線40c7と一致させて貼り付けることは難しく、現像枠体40cの弾性シート貼り付け面40c1の先端の稜線先端稜線40c7と弾性部材15の先端稜線15aにはプロセスカートリッジ2断面方向から見た際に距離が生じると共に距離は一定のものとはならない。
更に、弾性接着部材15は厚さ0.16mmを持っているため、プロセスカートリッジ2の組立において現像枠体40cの弾性シート貼り付け面40c1に弾性接着部材15を設置し、弾性シート13を貼り付けた後に現像ローラ41を設置した際には微小空間s(図7参照)が形成される。
この微小空間sは、前記磁性体シール部材14の枠体当接面14r5(図4参照)、半円弧形状内周面14r4(図4参照)から離れた位置に存在するため、磁性体シール部材14からの磁力が弱く、プロセスカートリッジ2が画像形成装置本体1へ着脱する際に衝撃等が加えられると、流動するトナーの勢いによっては現像装置ユニット40内にトナーの保持するのが困難な場合がある。
図6に示すように現像枠体40cには該現像枠体40cの長手方向において磁性体シール部材14より現像ローラ41の長手中央側で、且つ、磁性体シール部材14の側面14r6と隣接する位置に現像枠体40cの取付け端面40c2に続く面に第1の側壁40c6を設置する。
更に、ゴムスポンジ16よりも現像ローラ41の長手中央側に現像枠体40cと一体であり、第1の側壁40c6に略平行の第2の側壁40c5が設けられている。
第1の側壁40c6と第2の側壁40c5を現像ローラ41軸線方向から投影すると、それぞれの上面は磁性体シール部材14に投影した際にできる形状に収まる形状をしている。
第2の側壁40c5の上面は、現像ローラ41と同心円形状を有しており、第2の側壁40c5の上面が現像ローラ41に接触することなくプロセスカートリッジ2の断面方向に流動してくる磁性体トナーの勢いを減少させることができるだけの面積を有している。
上記構成により、現像枠体内40c内の磁性体トナーが現像枠体40cの長手方向端部に流動し、現像枠体40c内部から微小空間sに至る前に、第2の側壁40c5があり、トナーの勢いを減少させ、且つ、微小空間sへ侵入するトナー量を極少化させることが可能である。
更に、第2の側壁40c5よりも現像ローラ41の長手外側に第1の側壁40c6が存在するため、前述の様に第2の側壁40e5によって微小空間sへの侵入が極少化されたトナーは、第1の側壁40e6の長手方向内側で保持されることになる。
この結果、現像ローラ41端部からの磁性体トナーの漏れを防止することができる。
本発明に係る画像形成装置の構成を示す縦断面説明図である。 本発明に係るプロセスカートリッジの構成を示す縦断面説明図である。 現像ローラと磁性体シール部材との構成を示す斜視図である。 磁性体シール部材の斜視図である。 現像枠体の長手端部構成を示す斜視図である。 本発明に係る現像装置ユニットの長手端部構成を示した斜視図である。 本発明に係るプロセスカートリッジの実施形態を示す縦断面部分拡大図である。 プロセスカートリッジを電子写真感光ドラム側から現像ローラ方向を見た断面説明図である。 プロセスカートリッジを上側から現像ローラ方向を見た断面説明図である。 従来例を説明する図である。
符号の説明
P 記録媒体
g 微小間隔
s 微小空間
1 画像形成装置
2 プロセスカートリッジ
3 光学系
4 給紙カセット
5a ピックアップローラ
5b 搬送ローラ対
5c 搬送ローラ対
6 転写ガイド
7 転写ローラ
8 搬送ガイド
9 定着手段
9a 定着ローラ
9b 加圧ローラ
10 排出ローラ対
11 排出トレイ
12 帯電ローラ
13 弾性シート
14 磁性体シール部材
14a 磁石
14b 磁性板
14r1 付勢部材当接面
14r2 上面
14r3 正面
14r4 半円弧形状内周面
14r5 枠体当接面
14r6 側面
14r7 付勢部材当接面裏側
14r8 半円弧形状外接面
14r9 側面
15 弾性接着部材(接着剤両面テープ)
15a 弾性接着部材先端稜線
16 弾性部材(ゴムスポンジ)
20 電子写真感光体ドラム(感光体ドラム)
40 現像装置ユニット
40a 現像剤収容容器(トナー収容容器)
40b 把手部
40c 現像枠体
40d 外周フランジ部
40c1 弾性シート貼り付け面
40c2 取付け端面
40c3 円弧部
40c4 底面
40c5 第2の側壁
40c6 第1の側壁
40c7 先端稜線
40e 外周フランジ部
41 現像ローラ
42 現像ブレード
43 攪拌部材
44 現像室
50 感光体ユニット
51 ドラム枠体
52 弾性クリーニングブレード
53 露光開口部
54 弾性部材

Claims (4)

  1. 磁性体トナーと、
    前記磁性体トナーを電子写真感光体ドラムに現像するための現像ローラと、
    前記現像ローラを回動可能に支持し、前記磁性体トナーを内包する現像枠体と、
    前記現像ローラの下部長手方向に沿って前記現像ローラと前記現像枠体との隙間をシールするために
    前記現像枠体に設けられ、弾性接着部材により前記現像枠体に固定され、前記現像ローラと弾性を持って当接する弾性シート部材と、
    前記現像ローラの長手方向において前記弾性シート部材と重なる領域を有し、前記現像ローラの長手方向両端部で前記現像ローラ端部からの前記磁性体トナーの漏れを防止するための磁性体シール部材と、
    前記弾性シート部材が前記現像ローラへの当接を補助するために前記磁性体シール部材より前記現像ローラ中央側に配置された弾性部材と、
    を有する現像装置において
    前記磁性体シール部材より前記現像ローラ中央側、且つ、前記弾性部材より現像ローラ端部側に位置し、前記磁性体シール部材に接する前記現像枠体と一体の第1の側壁と、
    前記弾性部材より前記現像ローラ中央側に位置し、前記現像枠体と一体の第2の側壁と、
    を設けたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記第2の側壁は、前記現像ローラと同心円の形状を有することを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 磁性体トナーと、
    前記磁性体トナーを電子写真感光体ドラムに現像するための現像ローラと、
    前記現像ローラを回動可能に支持し、前記磁性体トナーを内包する現像枠体と、
    前記現像ローラの下部長手方向に沿って前記現像ローラと前記現像枠体との隙間をシールするために前記現像枠体に設けられ、弾性接着部材により前記現像枠体に固定され、前記現像ローラと弾性をもって当接する弾性シート部材と、
    前記現像ローラの長手方向において前記弾性シート部材と重なる領域を有し、前記現像ローラの長手方向両端部で前記現像ローラ端部からの前記磁性体トナーの漏れを防止するための磁性体シール部材と、
    前記弾性シート部材が前記現像ローラへの当接を補助するために前記磁性体シール部材より前記現像ローラ中央側に配置された弾性部材と、
    を有するプロセスカートリッジにおいて
    前記磁性体シール部材より前記現像ローラ中央側、且つ、前記弾性部材より現像ローラ端部側に位置し、前記磁性体シール部材に接する前記現像枠体と一体の第1の側壁と、
    前記弾性部材より前記現像ローラ中央側に位置し、前記現像枠体と一体の第2の側壁と、
    を設けたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  4. 前記第2の側壁は、前記現像ローラと同心円の形状を有することを特徴とする請求項3記載のプロセスカートリッジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10488785B2 (en) 2017-02-14 2019-11-26 Canon Kabushiki Kaisha Developing unit, process cartridge, and image forming apparatus including process cartridge

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