JP6323161B2 - シール部材、トナー搬送装置、及び画像形成装置 - Google Patents

シール部材、トナー搬送装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、電子写真法、静電記録法により静電潜像をトナーによって可視化する画像形成プロセスに使用する現像装置、クリーニング装置、トナー搬送装置等の各種装置間におけるトナー漏れを防ぐためのシール部材、トナー搬送装置、及び画像形成装置に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの電子写真式の画像形成装置では、像担持体としての感光体の表面に電荷を与えて帯電させた状態でこの帯電部に対して、原稿反射光、レーザビーム等の光学的な画像情報を照射して露光して静電潜像を形成する。現像装置から供給されるトナーをこの静電潜像に付着させることにより感光体上にトナー像を形成する。次いで、転写装置によりこのトナー像を記録媒体に転写した後で、定着装置により加熱、加圧することにより定着して機外に排出する。記録媒体にトナーを転写した後の感光体の表面には未転写トナーなどの異物が残留している為、クリーニング装置等によって異物を除去して次の画像形成工程に備える。
クリーニング装置は、感光体上に形成されたトナー像のうちで転写後に残留した未転写トナー(現像部で付着させたトナー量の約5%〜20%)を回収する。クリーニング手段としては、ゴム等の弾性体で形成されるクリーニングブレードのエッジ部分を感光体のクリーニング対象面に当接させて未転写トナーを除去するブレードクリーニング方式が一般的である。
クリーニングブレードによって除去された未転写トナーは、クリーニング装置に設けられた回収用のスクリュー等を用いてクリーニング装置の長手方向に搬送されて端部に設けた回収トナー排出口から外部に搬送、排出される。
クリーニング装置外へ排出された回収トナーは回収トナー用経路を搬送されて、廃棄トナーとして廃棄トナー回収用のボトル等へ送られたり、トナー消費量の低減の為にリサイクルトナーとして再び現像装置に戻されて再利用される。
クリーニング装置の長手方向一端部に設けた前記回収トナー排出口から排出される回収トナーを、現像装置の長手方向一端部(同じ側の端部)に設けた回収トナー導入口(新規トナー導入口と兼用)と接続するためには、回収トナー排出口と回収トナー導入口とを接続する中継手段としてのトナー搬送中継装置が必要とされる。
トナー搬送中継装置は、クリーニング装置の回収トナー排出口と連通して回収トナーを導入する回収トナー導入口と、現像装置の回収トナー導入口と連通して回収トナーを排出する回収トナー排出開口部とを備え、クリーニング装置の回収トナー排出口と現像装置の回収トナー導入口との間に着脱自在に配置される。また、トナー搬送中継装置の回収トナー排出開口部からの排出方向は、切替え手段によって回収トナー導入口と廃トナーボトルの導入口とのいずれかに選択可能に構成されている。
図9(a)はトナー搬送中継装置200に設けられ、図示しないクリーニング装置の回収トナー排出口と連通して回収トナーを導入する回収トナー導入開口部201の構成を示す斜視図である。回収トナー導入開口部201は上向きに開口した四角形であり、その周縁には四角い環状で、平坦な周縁部202が設けられている。また、周縁部202の三辺に沿って3面の壁面からなるガイド壁203が突出している。
図示しないクリーニング装置の回収トナー排出口は、ガイド壁203の内壁に沿って装着可能な外面形状を備えた図示しない連結部の下面に設けられて、回収トナー導入開口部201と整合、連通するように下向きとなっている。連結部をガイド壁203の内壁に沿って回収トナー導入開口部201側に結合させた時に、回収トナー排出口の周縁に設けた平坦、且つ四角い周縁部が回収トナー導入開口部201の周縁部202と対向、近接するように構成されている。
図9(b)中には、回収トナー導入開口部201に装着したトナー飛散防止用のシール部材210を示している。
シール部材210は、発泡ウレタン等の弾性材料を所定厚の板状に加工したものであり、回収トナー導入開口部201と整合する形状の開口部211を備えている。回収トナー導入口の周縁部202が四角い環状をなしているため、シール部材210も周縁部202の全面と接してこれを覆うことができるように四角い環状となっている。シール部材の一面には接着剤層が形成されている。
しかし、近年の機器の小型化の要請に伴う内部部品、ユニット類の小型化によって、回収トナー導入開口部201の周縁部202をエンドレスな環状に構成することができず、周縁部202の形状が、環状の周縁部の一部を切り欠いた非環状、例えば「コ」字、「C」字、「U」字状となることがある。
図10(a)は他のトナー搬送中継装置における回収トナー導入開口部201の構成(シール部材が未接着状態)を示す斜視図である。なお、符号240は図示しないトナーカートリッジ(新規トナー容器)から供給される新規トナーを受け容れる導入口であり、下方に位置する図示しない現像装置の回収トナー導入口(新規トナー導入口)と連通可能な位置関係にある。
この回収トナー導入開口部201の周縁部202は環状の周縁部の一部を切り欠いた非環状となっており、切欠き部204側は垂直な壁面205によって閉塞されている。小型化の要請により、シール部材を接着するスペースとしての周縁部を環状の広い面積にすることができず、図示の如き非環状の狭い面積となっている。
この非環状の周縁部202に添設される第1のシール部材220は、第1、及び第2のシール部材を接着した状態を示す図10(b)に示すように周縁部202の形状に整合した切欠き部221aを有した非環状(「コ」字形状)の発泡ウレタン(スポンジ)から成る弾性部材221と、弾性部材221の上面に添設されて接着される弾性部材よりも硬質の材料(PET等)から成る可撓性を有したシート材223と、を備えている。シート材223は、弾性部材221の上面に接着される非環状(「コ」字形状)の部位223aと、部位223aから張り出した第1の張出し部223b、及び第2の張出し部223cと、を備えている。シート材223は、弾性部材221を覆うことにより補強し、回収トナー導入開口部201が着脱するクリーニング装置側の連結部との摺擦による損耗を防いだり、連結部の着脱をスムーズ化するために用いられる。
第1の張出し部223b、及び第2の張出し部223cは、図示するように弾性部材の上面以外の面を覆うことにより、トナー搬送中継装置200をPCDU(Photo-conductor ,Cleaning and Developing Unit)に対して装着する際に弾性部材端部が捲れることを防止する。
弾性部材221の切欠き部221aの両端部221bは垂直な壁面205、或いは第2のシール部材230と接触するように構成されている。
なお、トナー搬送中継装置200は、感光体、クリーニング装置、帯電部、現像装置を一体化したPCDUに対して図10(b)中に示した矢印方向へ移動させることにより装着される。
図11は第2のシール部材単体の構成説明図である。
第2のシール部材230は第1の開口部201と隣接する垂直な壁面205に接着して配置されることにより、第1のシール部材220の切欠き部の両端部221bとの協働によりシール効果を発揮する。具体的には、回収トナー導入開口部201に装着される図示しないクリーニング装置の連結部(下面に回収トナー排出口を有する)から落下してくるトナーが漏出することを防いでいる。
第2のシール部材230は図10(b)、図11に示すように第1のシール部材220の両端部221bと対面する部位を含むように横長に配置される発泡ウレタン等から成る板状の弾性部材231と、弾性部材231の表面に接着されて弾性部材よりも硬質材料から成る可撓性を有したシート材232と、から構成される。
弾性部材231は、弾性部材221の両端部221bが接する垂直な壁面205の壁面部分から、壁面205の角部205aまでを覆うように接着されている。
シート材232は、弾性部材231の前面に接着される部位232aと、部位232aの端部232a−1から張り出した張出し部232bと、を備えている。弾性部材231の端部231a−1は、壁面205の角部205aの手前で終端しているが、シート材の張出し部232bは角部205aを越えて隣接する他の壁面205bに向けて曲げ変形されて該壁面205bに接着される。張出し部232bにより弾性部材231の端部231a−1を覆うことにより、このトナー搬送中継装置200を、図10(a)中に示した装着方向に沿ってフォトコンタクトデベロッピングユニット(PCDU)に対して着脱する際に、弾性部材231の端部231a−1がフォトコンタクトデベロッピングユニット(PCDU)側と直接接触することによるめくれ発生を防止できる。
しかしシート材の張出し部232bにより弾性部材231の端部231a−1を覆うことで、端部のめくれが防止できたとしても、図10(b)、図12に図示するように張出し部231bを曲げ変形(湾曲、屈曲)させて他の壁面205bに接着させることにより、弾性部材231の端部231a−1が潰れを起こすことになる。端部231a−1が潰れを起こすと、図12に示すように、第1のシール部材221の一方の端部221bとの間に隙間が形成されてシールが不十分となる。
このような問題は、クリーニング装置の回収トナー排出口とトナー搬送中継装置の回収トナー導入開口部との接合部のみならず、新規トナー、回収トナーを搬送する経路に設けられる接合部一般に発生する問題である。具体的には、例えばトナー搬送中継装置と現像装置との接合部、トナー搬送中継装置と廃トナーボトルとの接合部、新規トナーカートリッジとトナー搬送中継装置との接合部において同様に発生する問題である。
特許文献1(特開2001−201926公報)には、交換時のトナー飛散による汚染を軽減するとともにトナー容器の密閉性を向上することができ、しかもトナー容器の減容を可能にして回収・リサイクル性を高めた現像剤収納容器が開示されている。この現像剤収納容器は、内部に収納した粉体の現像剤を排出するための開口を有し、この開口は、現像剤を排出するための挿入部材が抜き差しされるスリットが形成された複数のシール部材に覆われており、各シール部材のスリットの位置を異ならせている。
しかし、特許文献1に開示されたシール部材を上記従来例におけるシール箇所に適用することがそもそも不可能であり、シート材を曲げ変形させることにより弾性部材が潰れる不具合や、第1及び第2の弾性部材間に隙間が形成される不具合を解消することもできない。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、トナーを通過させる開口部を備えた2つの部材を接合する場合に、トナーの漏れを防止するためのシール部材を配置する際に、シール部材を構成する弾性部材が潰れを起こしてシール性を低下させるという不具合を解決することを目的としている。
また、画像形成装置の小型化によってシール部材の配置スペースを充分に確保できないくなる場合の対策として2つのシール部材の組合せによってシールを行う場合に、一方のシール部材を構成する弾性部材に上記の潰れが発生すること等によって他方のシール部材との間のシール性が低下するという不具合を解決することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のシール部材は、粉体を通過させる第1の開口部を有した第1の部材に対して着脱されると共に、該第1の部材と結合した時に前記第1の開口部と連通する第2の開口部を有した第2の部材に装着されて前記第1の開口部と前記第2の開口部との結合部からの粉体の漏出を防止するシール部材であって、前記第2の部材に一面を配置される第1の弾性部材と、前記第1の弾性部材の周縁の少なくとも一部に配置され、且つ前記第1の弾性部材よりも硬質な第2の弾性部材と、前記第1の弾性部材の他面に一面を配置されたシート材と、を備え、前記シート材は、その一部が前記第1の弾性部材の周縁から前記第2の弾性部材を越えて張り出しており、前記第2の部材の一つの外壁面に前記第1の弾性部材、及び前記第2の弾性部材を配置し、前記一つの外壁面の端縁に対して所定の角度で交わる他の外壁面に対して前記シート材の張出し部を曲げ変形させて配置した時に、前記第2の弾性部材の少なくとも一部が該シート材の曲げ変形部と対応していることを特徴とする。
本発明のシール部材によれば、トナーを通過させる開口部を備えた2つの部材を接合し、シール部材を配置する際に、シール部材が潰れを起こしてシール性を低下させるという不具合を解決することができる。
また、シール部材の配置スペースを充分に確保できないための対策として2つのシール部材の組合せによってシールを行う場合に、2つのシール部材の当接部のシール性が低下するという不具合を解決することができる。
本発明の一実施形態に係るクリーニング装置を搭載した電子写真式画像形成装置の一例としてのプリンタの内部構成説明図である。 作像部の構成を示す拡大概略図である。 (a)及び(b)は本発明の一実施形態に係るフォトコンタクトデベロッピングユニットに対してトナー搬送中継装置と廃トナーボトルを組み付けた状態を示す斜視図、及び反対側からの斜視図である。 クリーニング装置の連結部にトナー搬送中継装置を組み付けた状態を示す斜視図である。 (a)及び(b)はクリーニング装置の連結部に対してトナー搬送中継装置を装着する直前の状態を示す上側斜視図、及び底面側斜視図である。 (a)及び(b)は第1のシール部材単体の構成を示す斜視図、及び第1のシール部材と第2のシール部材を搬送中継部材に装着した状態を示す斜視図である。 (a)及び(b)は第2のシール部材の構成を示す上面側斜視図、及び底面側斜視図であり、(c)、(d)は第2のシール部材の取付け状態を示す斜視図であり、(e)は第1のシール部材と第2のシール部材との協働によるシール状態を示す平面図である。 (a)及び(b)は本発明の他の実施形態に係るシール部材及び取付け対象物の構成を示す分解斜視図、及び組み付け状態を示す正面図である。 (a)は従来例におけるクリーニング装置の回収トナー排出口と連通して回収トナーを導入する第1の開口部を示した斜視図であり、(b)は第1の開口部に装着したトナー飛散防止用のシール部材を示した斜視図である。 (a)は他のトナー搬送中継装置における第1の開口部の構成を示す斜視図であり、(b)は第1のシール部材、及び第2のシール部材を接着した状態を示す斜視図である。 第2のシール部材単体の構成説明図である。 シート材の張出し部を曲げ変形させて他の壁面に接着させたときに弾性部材の端部が潰れを起こす状態を示す説明図である。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
以下は本発明の好適な実施形態であり、本発明の技術的範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
図1は本発明の一実施形態に係るクリーニング装置を搭載した電子写真式画像形成装置の一例としてのプリンタの内部構成説明図であり、図2は作像部の構成を示す拡大概略図である。
プリンタ(画像形成装置)1は、筐体2内外に画像形成部A、給紙部B、排紙部C、コントロール部(制御手段)Dを配置した構成を備えている。
画像形成部Aは、作像部20と、定着装置35と、を備えている。作像部20は、感光体ドラム(像担持体)21と、感光体ドラムの外周に配置された帯電部25、露光部26、現像装置27、転写装置28、クリーニング装置30と、を備えている。
画像形成部Aの上流側に配置された給紙部Bは、記録媒体Pを積層状態で収容した給紙トレイ40と、給紙トレイ上の記録媒体Pを最上部から一枚ずつ取り出して画像形成部へ向けて給送するピックアップコロ41等を備えている。ピックアップコロ41により給送された一枚の記録媒体はローラ対12を経て上方に搬送される。記録媒体Pは作像部20を通過する過程でトナー像の転写を受ける。
画像形成部Aの下流側に配置された定着装置35は、加圧ローラ36と加熱ローラ37とを備え、両ローラ間を通過する記録媒体上のトナー像を加圧しながら加熱することによって定着を行う。
排紙部Cは、排紙ローラ対38により排出された定着済み記録紙を収容する排紙トレイ39を有する。
画像形成部Aにおける画像形成動作においては、まず帯電部25によって矢印方向へ回転する感光体21上を一様に帯電し、次いで露光部26からの光の照射によって部分的に電位を落として静電潜像を形成する。この静電潜像が現像装置27(現像スリーブ27a)に達してトナー層と接すると帯電しているトナーが付着してトナー像となり、転写装置28の位置に達した時点で記録媒体P上に転写される。作像部20を通過した記録媒体上のトナー像は定着装置35を通過する際に記録媒体P上に定着される。
次に、図2はクリーニング装置を含めた画像形成部の構成を示す拡大図である。
クリーニング装置30は、転写装置28において記録媒体P上に転写しきれずに感光体21上に残留したトナーを除去し、感光体21表面をクリーニングするものである。
本実施形態のクリーニング装置30は、クリーニングケース50と、クリーニングブレード51と、トナー回収コイル(トナー回収搬送手段)52とを有する。クリーニングケース50は、その開口部が矢印方向に回転する感光体21の表面に対向配置されている。クリーニングブレード51は、この開口部を介して感光体21の表面と摺接するようにクリーニングケース50によって支持されている。
クリーニングブレード51はゴムなどの弾性体からなり、図2の手前及び奥方向に長尺となっている。クリーニングブレードの先端縁(エッジ部)は、感光体21の回転に対しカウンタ方向となるように感光体21の表面に当接する。
クリーニングケース50内では、感光体21の表面の残トナーは、クリーニングブレード51によってクリーニングされ、せき止められて、クリーニングブレードのエッジに沿って堆積する。クリーニングブレードに堆積した残トナー量一定の高さまで達すると、トナー回収コイル52によって紙面と直交する方向へ搬送され、クリーニング装置外へ搬送される。
[シール部材の取付け対象物についての説明]
次に、本発明のシール部材を用いて複数のトナー搬送部材(粉体搬送部材)の接合部におけるトナーの漏出、飛散を防止する構成について説明する。
図3(a)及び(b)は本発明の一実施形態に係るフォトコンタクトデベロッピングユニットに対してトナー搬送中継装置と廃トナーボトルを組み付けた状態を示す斜視図、及び反対側からの斜視図である。図4はクリーニング装置の連結部にトナー搬送中継装置を組み付けた状態を示す斜視図である。図5(a)及び(b)はクリーニング装置の連結部に対してトナー搬送中継装置を装着する直前の状態を示す上側斜視図、及び底面側斜視図である。
感光体21、帯電部25、クリーニング装置30等をユニット化したものをPCU(Photo-conductor and Cleaning Unit)と称するが、本明細書ではこれをプロセスユニットU1と称する。また、プロセスユニットU1に対して現像装置27を組み付けてユニット化したものをPCDU(Photo-conductor ,Cleaning and Developing Unit)と称するが、本明細書ではこれをトナー搬送ユニットU2と称する。
トナー搬送ユニットU2と、廃トナー容器45と、トナー搬送中継装置60等は、トナー搬送装置Tを構成している。
図3(a)(b)では、トナー搬送ユニットU2を構成する現像装置27の直下に廃トナー容器45を組み付けた状態を示している。
トナー搬送ユニットU2を構成するクリーニング装置30の長手方向一端部に設けた回収トナー排出口(第1の開口部)56から排出される回収トナーを、現像装置27の長手方向一端部(同じ側の端部)に設けた図示しない回収トナー導入口(新規トナー導入口と兼用)と接続するために、回収トナー排出口(第1の開口部)56と回収トナー導入口とを接続する中継手段としてのトナー搬送中継装置(トナー搬送部材、第2の部材)60を用いている。トナー搬送中継装置60は、図中矢印Eで示す着脱方向に移動することによりトナー搬送ユニットU2に対して着脱される。
クリーニング装置30の一端部に突設された連結部(トナー搬送部材、第1の部材)55の下面には回収トナー排出口(第1の開口部)56が設けられている。連結部55内にはクリーニング装置のクリーニングケース50内部と連通した回収トナー搬送路が形成され、この回収トナー搬送路が回収トナー排出口56と連通している。
トナー搬送中継装置60は、クリーニング装置の連結部55の下面に形成された回収トナー排出口(第1の開口部)56と連通して回収トナーを導入する中継導入口(第2の開口部)62と、下方に位置する現像装置の回収トナー導入口と連通して回収トナーを排出する中継排出口(第3の開口部)66とを備えた搬送中継部材(第2の部材)65を備える。搬送中継部材65は回収トナー排出口56と回収トナー導入口との間の空間(連結部55の直下)に、矢印E方向に沿って着脱自在に配置される。また、中継排出口66からの排出方向は、図示しない切替え手段によって現像装置の回収トナー導入口と廃トナー容器45の導入口とのいずれかに選択可能に構成されている。
本発明では、搬送中継部材65上面の中継導入口(第2の開口部)62を、連結部55下面の回収トナー排出口(第1の開口部)56と連通させた状態で結合する際に、当該結合部からトナーが漏出したり飛散することを防止するために、第1のシール部材100、及び第2のシール部材140をトナーが漏出する可能性のあるルートに相当する部位に配置するようにしている。本例では、搬送中継部材(第1の部材)65側に各シール部材を配置(接着)する例を示したが、これは一例に過ぎず、トナーが漏出する可能性のあるルートが連結部(第2の部材)側にあれば当該ルートに対応する位置にシール部材を配置すればよい。
本発明に係る第1のシール部材100、及び第2のシール部材140は、トナー(粉体)を通過(導入、又は吐出)させる回収トナー排出口(第1の開口部)56を有したクリーニング装置の連結部55(第1の部材)に対して着脱されると共に、連結部55と結合した時に回収トナー排出口56と連通する中継導入口(第2の開口部)62を有した搬送中継部材(第2の部材)65に装着されて、回収トナー排出口56と中継導入口62との結合部からのトナーの漏出を防止する手段である。
換言すれば、本例では、第1のシール部材100、及び第2のシール部材140は、搬送中継部材65に装着される。上述のようにシール部材の目的はトナーが漏出する可能性のあるルートを塞ぐことにあるため、連結部55側にシール部材を配置することが漏出防止に有効であれば、そのようにすることができる。
本例に係る第1のシール部材100、及び第2のシール部材140は、トナーが漏出する可能性のあるルートに相当する搬送中継部材65の外壁、その他の部位に一面を配置される第1の弾性部材101、141と、第1の弾性部材101、141の他面に一面を一体化され、可撓性を有し、且つ第1の弾性部材よりも硬質で、低摩擦抵抗のシート材110、150と、第1の弾性部材101、141の外周縁の少なくとも一部に(沿って)配置され、且つ第1の弾性部材と硬度(密度、弾発力)の異なる第2の弾性部材120、143と、を備えている。
[第1のシール部材を中心とした説明]
図6(a)及び(b)は第1のシール部材単体の構成を示す斜視図、及び第1のシール部材と第2のシール部材を搬送中継部材(第2の部材)に装着した状態を示す斜視図である。
第1のシール部材100は、トナーが漏出する可能性のあるルートに相当する搬送中継部材65の外壁(交差外壁面)71に一面を配置される厚肉の第1の弾性部材101と、第1の弾性部材101の他面に一面を一体化され、可撓性を有し、且つ第1の弾性部材よりも硬質で低摩擦抵抗の薄肉のシート材110と、第1の弾性部材101の外周縁の少なくとも一部(一端縁)に配置され、且つ第1の弾性部材101よりも硬度(密度)の高い厚肉の第2の弾性部材120と、を備えている。本例では、第1の弾性部材101の一面には接着剤層が形成されている。また、第1の弾性部材と第2の弾性部材の肉厚はほぼ同等に設定されている。
第2の弾性部材120は、矢印Eで示したトナー搬送中継装置60の着脱方向と直交(交差)する方向へ延びる第1の弾性部材101の一端縁101aに沿った位置に配置されている。第2の弾性部材は、角部72に近い外壁71面上に配置されると共に、少なくともその一部がシート材の曲げ変形部113と対応していることが必要である。ここで曲げ変形部113とは、角部72の存在によりシート材が図示のように湾曲、或いは屈曲変形している部位である。また、第2の弾性部材の少なくとも一部がシート材の曲げ変形部113と対応しているとは、シート材の曲げ変形部113と第2の弾性部材の少なくとも一部とがオーバーラップしている状態を示している。この結果、シート部材からの加圧力によって潰れを起こさない程度に硬質の第2の弾性部材が、シール性を喪失する程度に潰れ変形しない状態を維持することとなる。
角部72が曲面である場合には、第2の弾性部材は曲面状の角部72の全部又は一部を覆うように配置することもある。
第2の弾性部材120は本例では断面形状が四角形の柱状体であり、第1の弾性部材の一端縁101aに連設されている。第2の弾性部材と第1の弾性部材とは接着してもよいし、互いには接着せずにシート材を介して連接するだけでもよい。第2の弾性部材と第1の弾性部材は、外壁71面上に配置されたときに段差を形成しない程度にその肉厚を設定する。
各弾性部材よりも薄肉のシート材110は、摩擦抵抗の低い材料、例えばPET等から構成し、その一部が第1の弾性部材101の外周縁から第2の弾性部材120を越えて張り出した張出し部112を有している。張出し部112の一面にも接着剤層が形成されている。シート材をPETから構成することにより弾性部材の耐久性を高めることができる。
符号70は、上方に配置された図示しないトナーカートリッジ(新規トナー補給容器)から供給されてきた新規トナーを受け容れて下方に位置する現像装置のトナー導入口に供給する新規トナー導入口である。新規トナー導入口70の一方の外壁(交差壁面)71は垂直面となっており、外壁71の手前(装着方向Eの手前)側の角部(エッジ部)72には垂直な他の外壁73が連設されている。他の外壁73の壁面は、外壁71の壁面に対して所定の角度を有して屈曲した(交差した)位置関係となっている。
シート材110は、第1の弾性部材101に接着される本体部分111と、本体部分から第2の弾性部材120を越えて突出した張出し部112と、を備えている。張出し部112の裏面には接着剤層を形成する。
第1のシール部材100を外壁71、73に取り付ける場合には、第2の弾性部材120を角部72に近い外壁71に接着(配置)すると共に、第1の弾性部材101は残りの外壁71の所要範囲に亘って接着(配置)する。シート材の張出し部112は角部72を越えて他の外壁73の表面に接着する。外壁73は外壁71に対して所定の角度で屈曲して連設されているため、張出し部112を曲げ変形(湾曲、屈曲)させて外壁73に接着させる際に、張出し部からの張力によって第2の弾性部材120を潰す方向(厚さ方向)へ力が加わる。しかし、本実施形態では、第2の弾性部材120は第1の弾性部材101よりも硬質(高密度、高弾発力)に構成されており、張出し部112からの力によって過剰に潰されることがないように構成されている。このため、図3、図4のように連結部55が第1のシール部材の表面に装着された状態において、第2の弾性部材120に対応する部位と連結部55の側面との間の密着性、シール性を高く維持してトナー漏出を防止することができる。
また、トナー搬送中継装置60を連結部55に対して矢印E方向に沿って移動させながら装着する場合に連結部の一部が角部72に摺接したとしても、摩擦抵抗の低いシート材110の緩衝作用により第2の弾性部材120がめくれ上がったり、破壊されることを防止できる。
つまり、シート材(張出し部)の曲げ変形方向は、連結部55に対して搬送中継部材65を着脱する際にシート材の端縁に連結部が干渉しない方向(非交差方向)である。言い換えれば、着脱経路にある搬送中継部材の角部をシート材が覆うことにより、連結部が角部をスムーズに通過できるように、シート材の曲げ変形方向を選定する。この点は、以下の全ての実施形態においても当てはまる。
なお、本発明のシール部材においてシート材は必須ではない。つまり、第1の弾性部材と、第1の弾性部材の周縁(端部)に対して直接、又は断続的に配置された硬質の第2の弾性部材との組合せによって本発明は成立する。第2の弾性部材を取付け対象物の屈曲部、湾曲部、その他外力が加わり易いシール箇所に配置することにより、潰れ変形を抑えてシール性を高めることができる。この場合には、各弾性部材自体を表面の摩擦係数の低い材料から構成すればよい。
また、第2の弾性部材を第2の部材(本例では、搬送中継部材65)に装着する箇所は、第2の部材の角部、凸部、或いは該角部、凸部の近傍である。つまり、第2の部材のこのような箇所は、外力(シート材の折り曲げ、他の部材との接触)によって強い圧力を受けやすいため、このような箇所に配置した弾性部材は潰れてシール性を失い易い。そこで、このような箇所に硬質で潰れ変形しにくい第2の弾性部材を配置することが有効となる。このことは、以下の全ての実施形態にも当てはまる。
第1の弾性部材101を軟質に構成することにより、図4に示したように連結部55が搬送中継部材65上にセットされた状態で、第1の弾性部材101から連結部55に対して過剰な加圧力が加わることが防止される。即ち、第1の弾性部材101から連結部に加わる加圧力は、装着方向Eと直交する方向(弾性部材の厚さ方向)であるが、この加圧力が過大である場合には搬送中継部材65上にセットされた連結部55が加圧方向へ押圧されて位置ズレを起こしてトナー漏れの原因となることがある。従って、第1の弾性部材の弾発力を適度に弱くすることにより、連結部を押し出す力を緩和させてその位置ズレを防止することが可能となる。
軟質の第1の弾性部材101を自由に弾性変形させるためには、第1の弾性部材よりも弾性変形しにくいシート材が障害となることがある。このため、第1の弾性部材とシート材を接着、固定しないことも有効である。或いは、第1の弾性部材とシート材を部分的にのみ接着、固定して第1の弾性部材の自由な変形を許容するように構成してもよい。
次に、一方の外壁71の下方(新規トナー導入口70の開口面よりも下方)には、「コ」字形状(非連続環状)の周縁部64によって形成された中継導入口(第2の開口部)62が配置(突設)されている。即ち、シール部材配置スペースとしての周縁部64は、「ロ」字状の四角い環状体の一部に切欠き部64aを形成する(周縁部の一部を切除する)ことにより非連続環状に構成されている。切欠き部64aは、中継導入口62(第1の開口部)の開口面と交差して延びる他の交差壁面である外壁71によって閉止されている。本例では中継導入口62の開口面(周縁部の上面)は水平であるのに対して、外壁71は垂直に延びているが、これは一例に過ぎず、中継導入口の開口面に対して斜めに交差する外壁も交差壁面である。
図3、図4のようにトナー搬送中継装置60を連結部55に装着した時には、中継導入口62、及び周縁部64と対向するように連結部下面の回収トナー排出口56とその周縁部とが位置決めされる。
図6(b)に示すように、中継導入口62の周縁部64上に第2のシール部材140を接着(配置)することにより、回収トナー排出口56と中継導入口62との間が効果的にシールされる。非連続環状体である第2のシール部材140の2つの端部142を第1のシール部材100(シート材110)の表面に接触させることにより、シール部材配置スペースとしての周縁部64が存在しない部分である切欠き部64aからのトナーの漏出を効果的に防止することができる。つまり、中継導入口62を平面視した場合に、「コ」字状の第2のシール部材140の切欠き部を「I」字状の第1の第1のシール部材100により塞ぐ構造となる。
このように画像形成装置の小型化によってシール部材の配置スペースを充分に確保できないための対策として2つのシール部材の組合せによってシールを行う場合に、一方のシール部材を構成する弾性部材に潰れが発生することによって他方のシール部材との間のシール性が低下するという不具合を解決することができる。
[第2のシール部材を中心とした説明]
次に、図7(a)及び(b)は第2のシール部材の構成を示す上面側斜視図、及び底面側斜視図であり、(c)、(d)は第2のシール部材の取付け状態を示す斜視図であり、(e)は第1のシール部材と第2のシール部材との協働によるシール状態を示す平面図である。
第2のシール部材140は、トナーが漏出する可能性のあるルートに相当する搬送中継部材65(第2の開口部の周縁部64)に一面を配置される第1の弾性部材141と、第1の弾性部材141の他面に一面を一体化され、可撓性を有し、且つ第1の弾性部材よりも硬質で低摩擦抵抗のシート材150と、第1の弾性部材141の外周縁の少なくとも一部に配置され、且つ第1の弾性部材と硬度(密度、弾発力)の異なる第2の弾性部材143と、を備えている。
本実施形態では、第2の弾性部材143は、第1の弾性部材141よりも軟質(低密度、低弾発)である。
第2のシール部材140は、図7(a)(b)に示すように、中継導入口(第2の開口部)62の非連続環状の周縁部64の上面とほぼ同形状の非連続環状の第1の弾性部材141と、第1の弾性部材の表面に一部を配置(非固定、或いは一体化)されたシート材150と、第1の弾性部材141の両端部142にシート材の端縁から突出して固定され、第1の弾性部材よりも軟質(低密度)の第2の弾性部材143と、を備えている。
第1の弾性部材141は、非連続環状の周縁部64の上面に沿ってその周方向に沿って接着される。第1の弾性部材141の両端部に第2の弾性部材143を取り付けた弾性部材全体として、周縁部を周方向全長に亘ってカバーする。
シート材150は、第1の弾性部材141の表面に固定される部位151と、第1の弾性部材の外周縁から張り出した張出し部152、153と、を備えている。各張出し部152、153は、トナー搬送中継装置60の装着方向Eと交差する方向へ延びる第1の弾性部材141の端縁に沿って配置されており、下方へ折り曲げて壁面64bに接着することにより当該端縁をカバーしている。
シート材150が主として覆うのは第1の弾性部材の表面であり、第2の弾性部材の表面は覆わなくても良い。
なお、本発明のシール部材140においてシート材は必須ではない。つまり、第1の弾性部材141と、第1の弾性部材の周縁(端部)に対して直接、又は断続的に配置された軟質の第2の弾性部材143との組合せによって本発明は成立する。
中継導入口62の周縁部64は、所要幅を有した環状体の一部に切欠き部64aを有した非連続環状であり、切欠き部64aは、中継導入口62の開口面(周縁部)64と交差して延びる外壁71(他の交差壁面)によって閉止されている。中継導入口62を平面視した場合に、「コ」字状の周縁部64の切欠き部を、「I」字状の外壁71によって塞ぐことによって、全体として環状(「ロ」字状)の開口部となっているが、周縁部64のみにシール部材を配置した場合には切欠き部64aからはトナーが漏出し易くなる。
中継導入口62の切欠き部64aの両端部に対応した第1の弾性部材141の両端部142には、第1の弾性部材よりも軟質の第2の弾性部材143が配置されている。
第2のシール部材140を構成する第2の弾性部材143を第1の弾性部材141よりも軟質としたことにより、第2の弾性部材143が第1のシール部材100の表面(その他の部材、部位、例えば交差壁面71)と圧接したときに、第2の弾性部材が潰れることにより隙間を無くしてシール性を高めることができる。第1の弾性部材は連結部55との間でシール性を確保する必要からある程度硬質である必要があるが、第2の弾性部材は第1のシール部材との間のシール性を確保する役割を専ら担っているので軟質であっても差し支えない。
第2の弾性部材143が接する対象物は、他のシール部材に限らず、トナーが漏れる可能性のあるルートに存在する他の部品であってもよい。
なお、密度が低く弾性変形し易い第2の弾性部材43の表面には、シート材150を接着(固定)しなくてもよい。シート材を接着しないことにより第2の弾性部材の変形が自由となり、第2の弾性部材が十分に潰れて第1のシール部材との隙間をなくし、トナー飛散をより効果的に防止することができる。
なお、シート材の各張出し部152、153は、図7(c)に示すように第1の弾性部材141の端縁で折り曲げることにより第1の弾性部材のエッジ部を覆うことができ、連結部55との摺擦による損耗、破損を防止できる。
また、張出し部152、153を設けた第1の弾性部材の各エッジ部に第1の弾性部材よりも硬度の高いの弾性部材(第1のシール部材100の第2の弾性部材120に相当する)を配置することにより、張出し部152、153を介して加わる外力によって第1の弾性部材のエッジ部が潰れることを防止できる。
この場合、の弾性部材は少なくともその一部を周縁部64側に配置し、少なくともその一部がシート材の曲げ変形部と対応していることが必要である。の弾性部材の少なくとも一部がシート材の曲げ変形部に掛かっていることにより、シートからの加圧によって潰れることが無くなるからである。
シート材(張出し部)152、153の曲げ変形方向は、連結部55に対して搬送中継部材65を着脱する際にシート材の端縁に連結部が干渉しない方向(非交差方向)である。言い換えれば、着脱経路にある搬送中継部材の角部をシート材が覆うことにより、連結部が角部をスムーズに通過できるように、シート材の曲げ変形方向を選定する。
図7に示した第2のシール部材140は、外壁71に配置される第1のシール部材100との協働によってシール効果を発揮するが、図7(c)に示した例のように第1のシール部材に硬質の第2の弾性部材が存在しないことによって第1の弾性部材101の端部が潰れている場合にも適用することができる。つまり、シート材の張出し部112の曲げ変形部によって第1の弾性部材101の端部101aが潰れを起こしてシール性が低下したとしてもその部位に接する第2のシール部材の第2の弾性部材143が隙間を埋めてシール性を維持することができる。
即ち、画像形成装置の小型化によってシール部材の配置スペースを充分に確保できないための対策として2つのシール部材の組合せによってシールを行うことがある。このような場合に、一方のシール部材100を構成する弾性部材に上記の潰れが発生することによって他方のシール部材140との間のシール性が低下するという不具合を解決することができる。
また、図7(d)(e)に示すように硬質の第2の弾性部材120を備えた第1のシール部材100を外壁71に配置することによって第1の弾性部材101の端部の潰れがなくなっている(少なくなっている)場合に、第1の開口部62の周縁に第2のシール部材140を配置することにより、より効果的なシール性を発揮できることは明かである。
[他の実施形態]
次に、図8(a)及び(b)は本発明の他の実施形態に係るシール部材及び取付け対象物の構成を示す分解斜視図、及び組み付け状態を示す正面図である。
このシール部材160は、環状の第1の弾性部材161と、第1の弾性部材の外周縁の少なくとも一部に沿って配置されて第1の弾性部材よりも硬質(高密度、高弾発)な第2の弾性部材163と、第1の弾性部材161、及び第2の弾性部材の表面に固定(接着)されたシート材170と、を有する。
各弾性部材は例えばスポンジ(発泡ウレタン)等から所要厚に構成する。シート材は、例えばPETから構成する。
第1の弾性部材161の下面には接着剤層を設ける。
シート材170は、第1及び第2の弾性部材の表面に添設される環状の部位171と、第2の弾性部材163を配置した端縁側から張り出した張出し部172と、を備えている。張出し部172の下面には接着剤層を設ける。
このシール部材160を取り付ける対象物である第1の部材180には、四角い環状の周縁部182を有した開口部181が形成されており、この開口部をトナーが通過する。第1の部材180の上方には、シール部材160を間に挟んで他のトナー搬送部材190の開口部が接続される。
第1の弾性部材161には開口部181に対応した開口部174が形成されており、開口部181の環状の周縁部182上に第1の弾性部材の一面を接着し、シート材の張出し部172は図8(b)のように折り曲げることにより、周縁部182の一端縁から屈曲して連設された外壁(壁面)184に接着される。
第1の弾性部材161の端縁に沿って硬質な第2の弾性部材163を配置したことにより、張出し部172を曲げ変形(屈曲変形、湾曲変形)させたことに起因して第2の弾性部材を潰す方向に圧力が加わっても、第2の弾性部材はその形状を維持し続けることができるため、潰れた部分からのトナー漏れが発生することはない。
つまり、第2の弾性部材163は、第2の開口部の周縁部上に配置し、且つ少なくともその一部がシート材の曲げ変形部と対応するように配置することにより、第1の弾性部材を潰すことによるシール性の低下を防止できる。
[シール部材の他の取付け対象物]
上記実施形態では、クリーニング装置30により回収されたトナーを現像装置27側にリサイクル搬送する場合に、クリーニング装置30の回収トナー排出口56と現像装置の回収トナー導入口との間に配置されるトナー搬送中継装置60に設けた中継導入口(第2の開口部)62、及びその周辺に対して各シール部材100、140を配置する例を説明した。しかし、これは本発明のシール部材の取付け対象物の一例に過ぎない。
従って、プロセスユニットU1(トナー搬送ユニットU2)とトナー搬送中継装置60との間でトナーの受け渡しを行うための開口部同志の接続箇所一般、例えば、トナー搬送中継装置と現像装置との間、トナー搬送中継装置と廃トナー容器との間、トナーカートリッジの新規トナー(新規現像剤)の排出口と現像装置のトナー導入口との間などにも本発明のシール部材を取り付けることにより、トナーの漏れを防止することが可能となる。
即ち、トナー搬送装置Tでは、上記各実施形態に係るシール部材は、少なくとも、像担持体21、該像担持体上に形成された静電潜像にトナーを供給して可視像とする現像装置27、及び像担持体上に残留したトナーを除去、回収するクリーニング装置30を備えたトナー搬送ユニットU2と、該クリーニング装置から排出された回収トナーを受け容れる廃トナー容器45と、該トナー搬送ユニットU2に対して着脱自在に装着されることによりクリーニング装置から排出されてきた回収トナーを現像装置内、又は廃トナー容器内に排出するトナー搬送中継装置60と、新規トナーを現像装置に供給する新規トナー容器と、の各結合部(連結部、接続部)の何れかに配置される。つまり、上記各実施形態に係るシール部材は、クリーニング装置、現像装置、又は廃トナー容器のうちの少なくとも一つとトナー搬送中継装置との結合部、又は/及び、新規トナー容器と現像装置との結合部の何れに配置してもよい。
従って、クリーニング装置、現像装置、廃トナー容器、トナー搬送中継装置、新規トナー容器は、シール部材の取付け対象物となる第2の部材に該当し得る。図6の実施形態で言えば、クリーニング装置の連結部を第2の部材とし、トナー搬送中継装置の搬送中継部材65を第1の部材としてもよい。
[発明の構成、作用、効果のまとめ]
第1の本発明に係るシール部材100、トナー(粉)を通過させる第1の開口部56を有した第1の部材(第1のトナー搬送部材)に対して着脱されると共に、該第1の部材と結合した時に第1の開口部と連通する第2の開口部62を有した第2の部材(第2のトナー搬送部材)に装着されて第1の開口部と第2の開口部との結合部からの粉体の漏出を防止するシール部材であって、粉体が漏出する可能性のあるルートに相当する第2の部材に一面を配置される第1の弾性部材101、第1の弾性部材の周縁の少なくとも一部に配置され、且つ第1の弾性部材よりも硬質な第2の弾性部材120と、第1の弾性部材101の他面に一面を配置(非固定、或いは一体化)されたシート材と、を備え、シート材の一部が第1の弾性部材101の周縁(外周縁、端部、端縁)から第2の弾性部材120を越えて張り出している。第2の弾性部材120は、第2の部材60の一つの外壁面71に第1の弾性部材、及び第2の弾性部材を配置し、一つの外壁面の端縁に対して所定の角度で交わる他の外壁面73に対してシート材110の張出し部112を曲げ変形させて配置した時に、第2の弾性部材120の少なくとも一部が該シート材の曲げ変形部と対応している(曲げ変形部内に位置している)ことを特徴とする(図6)。
第1の部材、及びシール部材の取付け対象物となる第2の部材は、粉体、例えばトナー、現像剤を搬送する搬送経路を備えたトナー搬送部材であり、実施形態中に示したクリーニング装置、現像装置、廃トナー容器、トナー搬送中継装置、新規トナー容器は、何れもシール部材の取付け対象物となり得る。つまり、シール部材の取付け対象物に制限はない。
第1の弾性部材よりも硬質で密度の高い第2のシール部材の少なくとも一部が第1の弾性部材の適所(端部、周縁等)に配置されることにより、外部からの圧力によっても第2のシール部材は潰れることがなく(潰れ量が少なくなり)、トナー飛散の原因となるシート材を曲げた部位等からのトナー漏出を防止できる。
第1の弾性部材を潰す外部からの圧力としては、例えばシール部材表面に接着されるシート材を曲げ変形させた部位からの圧力や、周辺部材との接触、摺擦により加わる圧力を例示することができる。また、取付け対象物の角部、凸部、湾曲部に弾性部材が配置される場合にも周辺部材との接触、摺擦により潰れが発生してシール性が低下し易いので、このような箇所に第2の弾性部材を配置することが有効である。
要するに、第2の弾性部材(例えば、スポンジ等の発泡プラスチック、例えば発泡ポリウレタン)は潰れ方向への圧力に対抗できるため第1の弾性部材(例えば、スポンジ等の発泡プラスチック、例えば発泡ポリウレタン)の潰れを防止できる。一方、シールに使われる第1の弾性部材に軟質の材料を用いることができるため、第1の弾性部材から第1の部材に対する反発力を小さくすることができ、第1の部材が第1の弾性部材からの圧力によって正規のセット位置からずれを起こす事態の発生を防止できる。また、密度の高い第2の弾性部材を潰す方向への力が加わる部位に配置することにより、弾性部材の潰れ量を小さくし、狭い貼り付け面においても十分にシールすることが可能となる。
画像形成装置の小型化により、トナー搬送部材同志の結合部にシール部材を配置するスペースを充分に確保できない場合であっても、このように構成することにより高いシール性を確保することが可能となる。
第1の弾性部材と第2の弾性部材は、同材質で硬度(密度、弾発力)を異ならせても良いし、異なった材質で硬度が異なるものであってもよい。
なお、第1の弾性部材の端部、その他の部位は、他の硬質部材との接触により潰れることによりシール性を喪失することがある。このような場合には外力によって当該潰れが発生しやすい箇所(取付け対象物の角部、凸部、湾曲部、或いは角部、凸部、湾曲部の近傍位置)に硬質の第2の弾性部材を配置することにより、シール性を回復することが可能となる。つまり、本発明のシール部材の適用場面は、シート材からの圧力によって潰れを起こす場合に限らない。
ート材を弾性部材に貼り付け、シート材の張出し部を弾性部材の端部(第2の部材の端部)で曲げることで、第2の部材の露出をなくし、弾性部材のエッジ部が、第2の部材の装着対象物となる第1の部材の着脱によって破壊されることを防止する。即ち、各弾性部材の表面にPET等の可撓性と低摩擦性を有し、各弾性部材よりも強度の高いシート材を貼ることで、第1の部材と第2の部材との間で着脱が行われる場合にシール部材の端部がめくれることを防止すると共に、繰り返しの着脱作業中におけるシール部材の耐久性を高めることができる。
また、シート材により弾性部材の表面の摺動抵抗が小さくなり、第1の部材に対して第2の部材を着脱する時においてもシール機能が破壊されることを防止できる。
また、シール機能を専ら発揮する第1の弾性部材の硬度、密度が通常値に設定されているので、第2の部材にセットされた第1の部材に対する第1の弾性部材からの反発力を小さくすることができ、相手方である第1の部材の位置が不要に移動してしまうことを防止できる。
第2の弾性部材の少なくとも一部が該シート材の曲げ変形部と対応している、とは、第1の弾性部材の端部から張り出しているシート材の張出し部を第1の弾性部材の端部側へ屈曲、或いは湾曲変形させた時に最も強い圧力が加わる箇所に硬質の第2の弾性部材を配置することにより、潰れ量を減少させ得る構成を意味している。
の本発明に係るシール部材140では、シール部材は、第2の部材の他の部位に配置される第2のシール部材である。第2の部材(一例としてのトナー搬送中継装置60)の第2の開口部62の周縁部64は、所要幅を有した環状体の一部に切欠き部64aを有した非連続環状であり、第2の開口部の切欠き部64aは、該第2の開口部の開口面方向に対して所定の角度をもって交わる交差壁面71によって閉止されている。第1の弾性部材141は、第2の開口部の非連続環状の周縁部の周方向に沿って配置され、第2の開口部の切欠き部の両端部に対応した第1の弾性部材の両端部142には、該第1の弾性部材よりも軟質の第2の弾性部材143が配置され、交差壁面71に対して、第2の弾性部材を圧接させたことを特徴とする(図7に対応)。
ここで環状とは、全周に亘って連続した無端状の周縁を備えた形状であり、円形、多角形、不定形を問わない。周縁部の全周が繋がって閉じている構成を環状と称する。
また、非連続環状とは、全周が繋がって閉じている環状体(無端状体)の周縁の一部が欠落していることにより無端状となっていない形状である。具体的には、四角形、C字、U字、その他の不定形を例示することができる。
また、交差するとは、2つの面がL字状(直交)、V字状(鋭角状、又は鈍角状)等の所定の交差角度で連続的、又は断続的に配置されている状態を指称する。各面は平坦状である必要はなく、また2つの面の交差部は曲面状であってもよい。
交差壁面71に第1のシール部材を配置すると共に、第2の開口部の周縁部64に非連続環状の第2のシール部材を配置することにより、第2のシール部材の両端部142を第1のシール部材の表面に当接させて切欠き部をシールする。2つのシール部材の協働により、切欠き部64aを有した第2の開口部を効果的にシールすることができる。特に、第2のシール部材の第1の弾性部材の両端部142には軟質の第2の弾性部材143が配置されているため、第1のシール部材との隙間を効果的に塞ぐことが可能となる。画像形成装置の小型化により、トナー搬送部材同志の結合部にシール部材を配置するスペースを充分に確保できない場合であっても、このように構成することにより高いシール性を確保することが可能となる。
第1の弾性部材の端部等のように外力により潰されやすい部位に第2のシール部材の両端部142の第2の弾性部材143を当接させることにより、潰され易い部位のシール性を高めることができる。
第1のシール部材を構成する第1の弾性部材の端部(潰され易い部位)に硬質の第2の弾性部材を配置すれば、潰されやすい部位が潰されにくくなるため、当該部位のシール性を高め、トナーの漏出、飛散を防止することが可能となる。
なお、第2のシール部材の第2の弾性部材143を第1のシール部材ではなく、他の部材、他の部位、例えば交差壁面71と圧接させることにより潰してシール性を高めるようにしてもよい。
発明に係るシール部材は、第1のシール部材100に対して、第2のシール部材140の第2の弾性部材143(第4の弾性部材)を圧接させたことを特徴とする。
第2のシール部材140を構成する軟質な第2の弾性部材143が、対向配置された第1のシール部材100と接触して潰れることにより、第1のシール部材100との隙間をなくし、トナー飛散を防止することができる。
の本発明に係るシール部材140では、シール部材は、第2の部材の他の部位に配置される第2のシール部材である。第2の部材60の第2の開口部62の周縁部64は、環状体の一部に切欠き部64aを有した非連続環状であり、第2の開口部の切欠き部64aは、該第2の開口部の開口面方向に対して所定の角度(直角、鋭角、鈍角等々)をもって交わる交差壁面71(平坦面、湾曲面、その他)によって閉止されている。更に、第1の弾性部材の他面に一面を配置(非固定、或いは一体化)されたシート材を備え、シート材150は、その一部が第1の弾性部材141の外周縁から張り出しており、第2の弾性部材は、第1の弾性部材よりも硬質である。第1の弾性部材141は、第2の開口部62の周縁部64の周方向全長に亘って配置され、第2の開口部の周縁部64の端縁に対して所定の角度で交わる他の壁面64bにシート材の張出し部152、153を曲げ変形させて配置する。更に、第2の弾性部材は、第2の開口部の周縁部側に配置され、且つ少なくともその一部がシート材の曲げ変形部と対応していることを特徴とする(図7に対応)。
非連続環状の第2の開口部62の周縁部64に第1の弾性部材を配置すると共に、シート材の張出し部152、153を曲げ変形させて他の壁面64bに固定した場合に、硬質の第2の弾性部材を曲げ変形部に介在させることにより、弾性部材の潰れと、それに起因したトナー漏れの発生を効果的に防止することが可能となる。
の本発明に係るシール部材160では、第2の部材180の第2の開口部181の周縁部182は、所要幅を有した環状体であり、第1の弾性部材161は、第2の開口部の周縁部の周方向配置され、第1の弾性部材の他面に一面を配置(非固定、或いは一体化)されたシート材170を備える。シート材170は、その一部が第1の弾性部材161の外周縁から張り出している。第2の弾性部材163は、第1の弾性部材よりも硬質であり、第2の開口部の周縁部182の端縁に対して所定の角度で交わる他の外壁面184にシート材を曲げ変形させて固定し、第2の弾性部材は、第2の開口部の周縁部上に配置され、且つ少なくともその一部がシート材の曲げ変形部と対応していることを特徴とする(図8に対応)。
上記の第の発明において第2のシール部材を貼り付ける対象物は、非連続環状の周縁部64であったが、第の本発明における貼り付け対象物は環状の周縁部182である。第2の開口部181の環状の周縁部182に第1の弾性部材を配置すると共に、シート材の張出し部を曲げ変形させて他の壁面184に固定した場合に、硬質の第2の弾性部材を曲げ変形部に介在させることにより、弾性部材の潰れと、それに起因したトナー漏れの発生を効果的に防止することが可能となる。
言い換えれば、トナー等の粉体が出入りする開口部の周縁が環状体である場合にも本発明のシール部材を適用することでシール性を高めることができる。即ち、本発明のシール部材は、開口部の周縁に接着される環状の第1の弾性部材と、第1の弾性部材の表面に接着され、且つ一部が第1の弾性部材の端部から張り出したシート材とから構成されている。そして、シート材の張出し部を曲げ変形させたときに強い圧力が加わる箇所に硬質の第2の弾性部材を配置した。このため、シート材を曲げ変形させた部分の潰れがなくなり、シール性の喪失を防止できる。シート材は第2の部材を第1の部材に対して着脱する際の弾性部材のめくれを防止し、耐久性を高めることができる。
の本発明に係るシール部材では、第2の弾性部材を第2の部材に装着する箇所は、第2の部材の角部、凸部、或いは該角部、凸部の近傍であることを特徴とする。
これらの箇所は、シート材、周辺部材が通過、接触することにより強い圧力が加わり易い箇所であるため、この箇所に第2の弾性部材の少なくとも一部を配置することによって潰れを防止し、潰れによるシール性の低下を防止できる。
の本発明に係るシール部材100、140、160では、シート材110、150、170の曲げ変形方向は、第1の部材に対して第2の部材を着脱する際にシート材の端縁に第2の部材が干渉しない非交差方向であることを特徴とする。
トナー搬送部材としての第1の部材に対してトナー搬送部材としての第2の部材を着脱する際に、シート材の曲げ変形方向を上記のように設定することにより、トナー搬送部材同志の摺接時にシール部材の端部がめくれたり、ダメージを受けることを防止することができる。
の本発明に係るトナー搬送装置Tでは、少なくとも、像担持体21、該像担持体上に形成された静電潜像にトナーを供給して可視像とする現像装置27、及び像担持体上に残留したトナーを除去、回収するクリーニング装置30を備えたトナー搬送ユニットU2と、該クリーニング装置から排出された回収トナーを受け容れる廃トナー容器45と、該トナー搬送ユニットU2に対して着脱自在に装着されることによりクリーニング装置から排出されてきた回収トナーを現像装置内、又は廃トナー容器内に排出するトナー搬送中継装置60と、新規トナーを現像装置に供給する新規トナー容器と、を備える。そして、請求項1乃至8の何れか一項に記載のシール部材は、クリーニング装置、現像装置、又は廃トナー容器のうちの少なくとも一つとトナー搬送中継装置との結合部、又は/及び、新規トナー容器と現像装置との結合部に配置されることを特徴とする。
トナーを通過、搬送させるトナー搬送部材(第1の部材、第2の部材)間の接合部からはトナーが漏出し易いため、シール部材を貼り付けることが行われるが、機器の小型化、周辺レイアウトの制限等からシール部材を配置するのに充分なスペースを確保できないことがある。このような場合に本発明のシール部材を用いることにより狭い接着スペースを利用して効果的なシール性を確保することができる。
従って、本発明のシール部材の配置場所には制限は無く、2つのトナー搬送部材の接合部一般に適用することができる。具体的には、例えば、トナー搬送中継装置と他の各種装置、ユニット(クリーニング装置、現像装置、廃トナー容器、新規トナーカートリッジ)との間、現像装置と新規トナーカートリッジとの間、その他である。
なお、本発明のシール部材が漏出を防止する粉体としては、トナー、現像剤等の粉体の他に、粒状体も含む。
また、本発明に係るシール部材を適用する画像形成装置(プリンタ、複写機、印刷機、その他)は、電子写真プロセスを利用したもの以外にも、粉体、粒体を搬送する機構を備えた機器一般を含む。
12…ローラ、20…作像部、21…感光体、25…帯電部、26…露光部、27…現像装置、27a…現像スリーブ、28…転写装置、30…クリーニング装置、35…定着装置、36…加圧ローラ、37…加熱ローラ、38…排紙ローラ対、39…排紙トレイ、40…給紙トレイ、41…ピックアップコロ、45…廃トナー容器、50…クリーニングケース、51…クリーニングブレード、52…トナー回収コイル、55…連結部(トナー搬送部材、第1の部材)、56…回収トナー排出口、60…トナー搬送中継装置(トナー搬送部材、第2の部材)、62…中継導入口(第2の開口部)、64…周縁部、64a…切欠き部、64b…壁面、65…第2の部材(搬送中継部材)、66…中継排出口、70…新規トナー導入口、71…交差壁面(外壁)、72…角部、73…外壁(面)、101…第1の弾性部材、101a…一端縁、110…シート材、111…本体部分、112…張出し部、113…変形部、120…第2の弾性部材、140…第2のシール部材、141…第1の弾性部材、142…端部、143…第2の弾性部材、150…シート材、151…部位、152、153…張出し部、160…シール部材、161…第1の弾性部材、163…第2の弾性部材、170…シート材、174…開口部、181…開口部、182…周縁部、184…壁面
特開2001−201926公報

Claims (9)

  1. 粉体を通過させる第1の開口部を有した第1の部材に対して着脱されると共に、該第1の部材と結合した時に前記第1の開口部と連通する第2の開口部を有した第2の部材に装着されて前記第1の開口部と前記第2の開口部との結合部からの粉体の漏出を防止するシール部材であって、
    前記第2の部材に一面を配置される第1の弾性部材と、
    前記第1の弾性部材の周縁の少なくとも一部に配置され、且つ前記第1の弾性部材よりも硬質な第2の弾性部材と
    前記第1の弾性部材の他面に一面を配置されたシート材と、を備え、
    前記シート材は、その一部が前記第1の弾性部材の周縁から前記第2の弾性部材を越えて張り出しており、
    前記第2の部材の一つの外壁面に前記第1の弾性部材、及び前記第2の弾性部材を配置し、前記一つの外壁面の端縁に対して所定の角度で交わる他の外壁面に対して前記シート材の張出し部を曲げ変形させて配置した時に、前記第2の弾性部材の少なくとも一部が該シート材の曲げ変形部と対応していることを特徴とするシール部材。
  2. 粉体を通過させる第1の開口部を有した第1の部材に対して着脱されると共に、該第1の部材と結合した時に前記第1の開口部と連通する第2の開口部を有した第2の部材に装着されて前記第1の開口部と前記第2の開口部との結合部からの粉体の漏出を防止するシール部材であって、
    前記第2の部材に一面を配置される第1の弾性部材と、
    前記第1の弾性部材の周縁の少なくとも一部に配置され、且つ前記第1の弾性部材よりも軟質の第2の弾性部材と、を備え、
    前記第2の部材の前記第2の開口部の周縁部は、所要幅を有した環状体の一部に切欠き部を有した非連続環状であり、前記第2の開口部の切欠き部は、該第2の開口部の開口面方向に対して所定の角度をもって交わる交差壁面によって閉止されており、
    前記第1の弾性部材は、前記第2の開口部の周縁部の周方向に沿って配置され、
    前記第2の開口部の前記切欠き部の両端部に対応した前記第1の弾性部材の両端部には、前記第2の弾性部材が配置されており、
    前記交差壁面に対して、前記第2の弾性部材を圧接させたことを特徴とするシール部材。
  3. 粉体を通過させる第1の開口部を有した第1の部材に対して着脱されると共に、該第1の部材と結合した時に前記第1の開口部と連通する第2の開口部を有した第2の部材に装着されて前記第1の開口部と前記第2の開口部との結合部からの粉体の漏出を防止するシール部材であって、
    第1のシール部材と第2のシール部材とを備え、
    前記第1のシール部材は、
    前記第2の部材に一面を配置される第1の弾性部材と、
    前記第1の弾性部材の周縁の少なくとも一部に配置され、且つ前記第1の弾性部材よりも硬質な第2の弾性部材と、
    前記第1の弾性部材の他面に一面を配置されたシート材と、を備え、
    前記シート材は、その一部が前記第1の弾性部材の周縁から前記第2の弾性部材を越えて張り出しており、
    前記第2の部材の一つの外壁面に前記第1の弾性部材、及び前記第2の弾性部材を配置し、前記一つの外壁面の端縁に対して所定の角度で交わる他の外壁面に対して前記シート材の張出し部を曲げ変形させて配置した時に、前記第2の弾性部材の少なくとも一部が該シート材の曲げ変形部と対応しており、
    前記第2のシール部材は、
    前記第2の部材に一面を配置される第3の弾性部材と、
    前記第1の弾性部材の周縁の少なくとも一部に配置され、且つ前記第1の弾性部材よりも軟質の第4の弾性部材と、を備え、
    前記第2の部材の前記第2の開口部の周縁部は、所要幅を有した環状体の一部に切欠き部を有した非連続環状であり、前記第2の開口部の切欠き部は、該第2の開口部の開口面方向に対して所定の角度をもって交わる交差壁面によって閉止されており、
    前記第3の弾性部材は、前記第2の開口部の周縁部の周方向に沿って配置され、
    前記第2の開口部の前記切欠き部の両端部に対応した前記第3の弾性部材の両端部には、前記第4の弾性部材が配置されており、
    前記第1のシール部材に対して、前記第2のシール部材の前記第4の弾性部材を圧接させたことを特徴とするール部材。
  4. 粉体を通過させる第1の開口部を有した第1の部材に対して着脱されると共に、該第1の部材と結合した時に前記第1の開口部と連通する第2の開口部を有した第2の部材に装着されて前記第1の開口部と前記第2の開口部との結合部からの粉体の漏出を防止するシール部材であって、
    前記第2の部材に一面を配置される第1の弾性部材と、
    前記第1の弾性部材の周縁の少なくとも一部に配置され、且つ前記第1の弾性部材よりも硬質の第2の弾性部材と、
    前記第1の弾性部材の他面に一面を配置されたシート材と、を備え、
    前記第2の部材の前記第2の開口部の周縁部は、環状体の一部に切欠き部を有した非連続環状であり、前記第2の開口部の切欠き部は、該第2の開口部の開口面方向に対して所定の角度をもって交わる交差壁面によって閉止されており、
    前記第1の弾性部材は、前記第2の開口部の周縁部の周方向に配置され、
    前記シート材は、その一部が前記第1の弾性部材の外周縁から張り出しており、
    前記第2の開口部の周縁部の端縁に対して所定の角度で交わる他の外壁面に前記シート材の張出し部を曲げ変形させて配置し、
    前記第2の弾性部材は、前記第2の開口部の周縁部側に配置され、且つ少なくともその一部が前記シート材の曲げ変形部と対応していることを特徴とするール部材。
  5. 粉体を通過させる第1の開口部を有した第1の部材に対して着脱されると共に、該第1の部材と結合した時に前記第1の開口部と連通する第2の開口部を有した第2の部材に装着されて前記第1の開口部と前記第2の開口部との結合部からの粉体の漏出を防止するシール部材であって、
    前記第2の部材に一面を配置される第1の弾性部材と、
    前記第1の弾性部材の周縁の少なくとも一部に配置され、且つ前記第1の弾性部材よりも硬質の第2の弾性部材と、
    前記第1の弾性部材の他面に一面を配置されたシート材と、を備え、
    前記第2の部材の第2の開口部の周縁部は、所要幅を有した環状体であり、
    前記第1の弾性部材は、前記第2の開口部の周縁部の周方向に配置され、
    前記シート材は、その一部が前記第1の弾性部材の外周縁から張り出しており、
    前記第2の開口部の周縁部の端縁に対して所定の角度で交わる他の外壁面に前記シート材を曲げ変形させて固定し、
    前記第2の弾性部材は、前記第2の開口部の周縁部上に配置され、且つ少なくともその一部が前記シート材の曲げ変形部と対応していることを特徴とするール部材。
  6. 前記第2の弾性部材を前記第2の部材に装着する箇所は、前記第2の部材の角部、凸部、或いは該角部、凸部の近傍であることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載のシール部材。
  7. 前記シート材の曲げ変形方向は、前記第1の部材に対して前記第2の部材を着脱する際に前記シート材の端縁に前記第2の部材が干渉しない非交差方向であることを特徴とする請求項又はに記載のシール部材。
  8. 少なくとも、像担持体、該像担持体上に形成された静電潜像にトナーを供給して可視像とする現像装置、及び前記像担持体上に残留したトナーを除去、回収するクリーニング装置を備えたトナー搬送ユニットと、該クリーニング装置から排出された回収トナーを受け容れる廃トナー容器と、該トナー搬送ユニットに対して着脱自在に装着されることにより前記クリーニング装置から排出されてきた回収トナーを前記現像装置内、又は前記廃トナー容器内に排出するトナー搬送中継装置と、新規トナーを前記現像装置に供給する新規トナー容器と、を備えたトナー搬送装置であって、
    請求項1乃至の何れか一項に記載のシール部材は、前記クリーニング装置、前記現像装置、又は前記廃トナー容器のうちの少なくとも一つと前記トナー搬送中継装置との結合部、又は/及び、前記新規トナー容器と前記現像装置との結合部に配置されることを特徴とするトナー搬送装置。
  9. 請求項に記載のトナー搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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