JP2008065240A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008065240A
JP2008065240A JP2006245647A JP2006245647A JP2008065240A JP 2008065240 A JP2008065240 A JP 2008065240A JP 2006245647 A JP2006245647 A JP 2006245647A JP 2006245647 A JP2006245647 A JP 2006245647A JP 2008065240 A JP2008065240 A JP 2008065240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
image forming
supply port
forming apparatus
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006245647A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Imon
正東 井門
Hideaki Kawai
秀明 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2006245647A priority Critical patent/JP2008065240A/ja
Publication of JP2008065240A publication Critical patent/JP2008065240A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】取り扱い性がよく、現像剤の漏れを防止可能なトナーの受渡し部を備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像器8を含む画像形成プロセスユニット80と、トナーの収容部12aとを繋いでトナーの搬送系が構成される画像形成装置であって、トナーの搬送系は、相互に接離可能に接合されるトナーの受渡し部を含み、受渡し部を構成するトナー供給側部材20は、周壁に供給口を有する筒状部材21と、該筒状部材に嵌装されて供給口21aを開閉する筒状シャッター部材22と、該シャッター部材によって供給口を閉止するよう上記筒状部材の軸方向先側に付勢する弾性部材23とより構成され、筒状部材とシャッター部材との間には供給口の開口周縁部周りをシールする第一のシール部材が介在され、筒状部材の先側周面には、シャッター部材が閉止状態のとき該シャッター部材の先端部が当接する部位に第二のシール部材が添着されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ファクシミリ装置、複写機或いはプリンタ(これらの複合機も含む)等に採用される画像形成装置に関し、詳しくは、現像器を含む画像形成プロセスユニットと、該画像形成プロセスユニットに関連付けて配置されるトナーの収容部とを繋いでトナーの搬送系が構成される画像形成装置に関する。
従来より、現像剤を使用し、現像器によって記録媒体に画像を形成する画像形成装置として、現像器を含む画像形成プロセスユニットと、画像形成プロセスユニットに関連付けて配置されるトナーの収容部とを備えたものが知られており、現像剤を受渡しする部位周辺においては、現像剤の漏れを防ぐために、適所にシール部材が設けられている。
下記特許文献1には、現像スリーブへ通じる開口を有する現像剤容器(現像剤収容器)を備えた画像形成装置が開示されており、該現像剤容器は、該開口を開く位置へ移動可能なシャッター部材を有し、開口の周囲には、シャッター部材と密接して開口を密封するシール部材が設けられているものが提案されている。これによれば、シール部材によって開口を密封することができるので、現像剤を必要としない間は現像剤が漏れることなく、密封することができるとされている。
また下記特許文献2には、現像ローラを配置する現像装置(現像器)の開口部に、シール部材を設け、開口部の上下面及び側部に配置するシール部材が一体的に構成された画像形成装置が開示されている。これによれば、現像剤の漏れを効果的に防止することができるとされている。
特開2000−310902号公報 特開2003−208019号公報
ところで、画像形成プロセスユニットとトナーの収容部とを繋いで、トナーの搬送系が構成され、画像形成プロセスユニットとトナーの収容部とは、トナーの受渡し部を介して、相互に接離可能に接合されている画像形成装置においては、接合される受渡し部近傍において、現像剤の漏れを防ぐために、シール部材を設ける必要がある。特に、受渡し部のトナー供給側が円筒部材で構成されたものにおいては、シール部材を設けるに際して、以下のような問題があった。
図7は、円筒部材で構成された従来の画像形成装置の受渡し部の断面図である。尚、図7ではトナーの受渡し部のうち、供給側のみを示している。
図例のように円筒部材210の周壁にトナーの供給口210aが設けられ、供給口210aをバネ部材(ここでは不図示)の付勢によって閉止するよう構成された円筒状シャッター部材220を備えた受渡し部200のトナー供給側においては、円筒状の部材(210、220)同士が嵌装された状態となるので、円筒部材210より大きな径となるシャッター部材220と、円筒部材210との間の隙間Dにフェルト材等からなるシール部材S’が介在されていた。しかし、シャッター部材220は円筒部材210に対して遊嵌された状態であるから、シール部材S’を介在させることにより、両者210、220は偏心した状態となり、その結果、X部の隙間が最も大きくなるため、この部分でトナーの漏れが多くみられる。そこでトナーの漏れを防ぐために、フェルト材S1’のつぶし代を大きくとってシール性を高めることがなされてきた。
しかしながら、つぶし代を大きくとると、シャッター部材220によって閉める力も大きくしなければならないため、バネ部材のバネ力を上げる必要があった。
ところが、バネ力が強すぎるとシャッター部材220が破損したり、受渡し部200の装着に力を要するため、取り扱い性が悪くなるという新たな問題が生じてしまうため、つぶし代の調整及びバネ力の選定は難しいものであった。
本発明は、前記問題を解決するために提案されたもので、その目的は、取り扱い性がよく、現像剤の漏れを防止可能なトナーの受渡し部を備えた画像形成装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、現像器を含む画像形成プロセスユニットと、該画像形成プロセスユニットに関連付けて配置されるトナーの収容部とを繋いでトナーの搬送系が構成されるものであって、上記トナーの搬送系は、相互に接離可能に接合されるトナーの受渡し部を含み、上記受渡し部を構成するトナー供給側部材は、周壁に供給口を有する筒状部材と、該筒状部材に嵌装されて上記供給口を開閉する筒状シャッター部材と、該シャッター部材によって上記供給口を閉止するよう上記筒状部材の軸方向先側に付勢する弾性部材とにより構成され、上記筒状部材と上記シャッター部材との間には上記供給口の開口周縁部周りをシールする第一のシール部材が介在され、上記筒状部材の先側周面には、上記シャッター部材が閉止状態のとき該シャッター部材の先端部が当接する部位に第二のシール部材が添着されていることを特徴とする。
ここでトナーの収容部には、現像器へ補給するためのトナーが収容されるトナーコンテナや画像形成プロセスユニットから排出された廃トナーが収容される廃トナーコンテナ、現像器へ供給するトナーが一時的に貯留されるトナーホッパーが含まれる。
本発明においては、第一のシール部材はフェルト材からなり、第二のシール材は合成樹脂の発泡体からなるものとすることができ、第二のシール部材は、筒状部材の周方向全周に亘り或いは前記供給口の周方向開口幅より広幅に添着されているものとすることができる。
本発明の画像形成装置においては、筒状部材とシャッター部材との間には供給口の開口周縁部周りをシールする第一のシール部材が介在されているので、トナー漏れが生じ易い筒状部材とシャッター部材との隙間を第一のシール部材によってシールすることができる。
また筒状部材の先側周面には、シャッター部材が閉止状態のとき、該シャッター部材の先端部が当接する部位に第二のシール部材が添着されているので、第一のシール部材によるシール部からトナーの漏れがあったとしても、このトナーはシャッター部材の先端部が第二のシール部材に当接することによりシールされ、外部へ漏出することがない。従って、弾性部材による付勢を強めることなく、トナー漏れを防止することができる。
さらに上述のように弾性部材による付勢を強めることなく、シール性を高めることができるので、シャッター部材の開閉もスムーズに行うことができ、取り扱い性のよいものとすることができる。
さらにまた、フェルト材からなる第一のシール部材によれば、トナー漏れを防ぐとともに飛散するトナーをも吸収することができ、合成樹脂の発泡体からなる第二のシール部材によれば、該発泡体のもつ弾性反力をして、シャッター部材の先端部のシールが好適になされ、一層効果的にトナーの漏れを防ぐことができる。
そして、第二のシール部材は、筒状部材の周方向全周に亘り添着されたもの、或いは供給口の周方向開口幅より広幅に添着されたものとすることができ、いずれのものでも、第一のシール部材によるシールとの相乗効果により、トナー漏れを効果的に防止することができる。
以下に、本発明の最良の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一例を示す概略的縦断面図、図2は、本発明の画像形成装置のトナーの搬送系の構成を説明するための概略的平面図、図3は本発明の画像形成装置に設けられる受渡し部を構成するトナー供給側部材の斜視図、図4は図3におけるトナー供給側部材を下方からみた平面図、図5は図3におけるトナー供給側部材の部分断面図、図6は本発明の別の実施形態を示す平面図である。
図1の画像形成装置Aは、電子写真方式の記録部を備えたプリンタを例に示しているが、これに限らず、画像読取機能を有する複写機、ファクシミリ装置或いはこれらの機能を兼ね備えた所謂複合機等であっても良いことは言うまでもない。
図において、画像形成装置Aの装置本体1は、記録紙(用紙)の給紙部2と、電子写真方式の画像記録部3と、印字後の記録紙の排出部4とが、この順序で高さ方向に層積されて構成されている。
給紙部2は、紙面垂直方向に出し入れ可能な記録紙カセット(用紙載置部)2aを備え、記録紙カセット2aの前端部上には給紙ローラ2bが配設されている。この給紙ローラ2bには摩擦分離パッド2cが弾接され、給紙ローラ2bの回転に伴い、記録紙カセット2aに収容された記録紙が、最上層部より繰出され、摩擦分離パッド2cの作用を受けて1枚ずつ分離され画像記録部3へ給送されて行く。その他、図示及び説明を割愛するが、記録紙カセット2aとして必要な付帯部材も装備されるものであることは言うまでもない。
尚、記録紙カセット2aの下に、更にオプションカセット(不図示)を配設し、2段以上のマルチカセットシステムとすることも可能である。
画像記録部3は、感光体ドラム5の周囲に、コロナ帯電方式の帯電器6、LED等からなる露光器7、現像器8、転写ローラ(転写器)9及び残留トナーを除去するクリーニング装置10をこの順序で配したプロセス部と、その下流側に配設される定着器11とより構成される。これらプロセス部は、露光器7及び転写ローラ9を除き、感光体ドラム5、帯電器6及び残留トナー除去装置10を一括したドラムユニット50と、現像器ハウジング81、攪拌搬送スクリュー82,83、供給パドル84及び現像ローラ85等を一括した現像器ユニット80とよりなるプロセスユニットとされ、ドラムユニット50及び現像器ユニット80は、装置本体1に対してその前面側より、個々に或いは両者を何等かの結合手段で結合した状態で着脱可能に装着される。また、露光器7及び転写ローラ9を除く全てのプロセス部を一括してプロセスユニットとすることも可能である。これらプロセスユニットは、消耗品として適宜新品に交換される。ここで、装置本体1の前面側とは、図1における紙面手前側を言い、給紙カセット2aも装置本体1に対して前面側より抜差し可能とされている。
図例の現像器ユニット80は、2成分現像剤を用いる方式の現像器8であって、樹脂成型された現像剤容器を兼ねる現像器ハウジング81内にトナーとキャリアを収容し、2本の平行な攪拌・搬送スクリュー82、83で攪拌・搬送しながら、供給パドル84により、バイアス電位に印加された現像ローラ85にトナーが供給されるようになされている。現像器ハウジング81の外面には磁気センサからなるトナーセンサ86が付設され、現像器ハウジング81内のトナー濃度(トナーとキャリアの混合比)が常時検出される。この現像器ユニット80から離間した位置には、トナー収容部としてのトナーカートリッジ12及びトナーホッパー18が設置され、上記磁気センサ86により現像器ハウジング81内のトナー濃度が低下したことが検出されると、トナーホッパー18よりスクリューコンベア(パイプスクリュー)13を介してトナー補給口87より現像器ハウジング81内にトナーが補給される。トナーコンテナ12a内には、トナーを攪拌するアジテータ12aa及びトナーホッパー18へトナーを給送する給送用スクリュー12abが配設されている。
上記トナーコンテナ12aは、トナー収容部としての廃トナーコンテナ12bと一体とされ、後記するように装置本体1に対して着脱自在なトナーカートリッジ12として構成されている。廃トナーコンテナ12bには、前記クリーニング装置10で除去回収された廃トナーを逐次搬送投入するためのスクリューコンベア19が接続されている。上記現像器8を含む現像器ユニット(プロセスユニット)80及びドラムユニット(プロセスユニット)50とトナー収容部12a,12b,13とを繋いで構成されるトナーの搬送系の詳細については後記する。
定着器11の下流側には、切替ゲート4a、排出ローラ対4b及び排出トレイ4cが連設され、これらによって排出部4が構成される。上記プロセス部の上流側近傍には、レジストローラ対14が配設され、給紙カセット2aから1枚ずつ分離繰出された記録紙を、レジストローラ対14によりレジストして、感光体ドラム5と転写ローラ9との対合部に導入される。感光体ドラム5は、図1の矢示方向に回転しながら、帯電器6によりその表面が一様にマイナス帯電され、画像情報に基づく光学画像が露光器7によって感光体ドラム5の表面に照射され、感光体ドラム5の表面には静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器8によって現像され、転写ローラ9において、レジスト導入された記録紙にトナー画像として逐次転写される。
詳しくは、この現像の際、光の照射により電位が変化した部分には、現像器8との電位差によりトナーが感光体ドラム5に吸引されて黒部分となり、その他の部分にはトナーは吸引されず白部分となって、全体として、画像情報に基づく白黒トナー画像が形成されて記録紙に転写される。
転写後の感光体ドラム5の表面には、若干のトナーが付着残留しており、この残留トナーは、クリーニング装置10で除去され、廃トナーとして、随時、廃トナースクリューコンベア19によって廃トナーコンテナ12bに回収される。
記録紙に転写されたトナー画像は、定着器11によって永久画像として定着され、永久画像が形成された記録紙は、切替ゲート4aを押し上げ、排出ローラ対4bを介して排出トレイ4cに排出される。この一連の記録紙の給送は、給紙カセット2aからの繰出し直後に略垂直(鉛直)に立ち上がり、排出ローラ対4bでは給紙カセット2aからの繰出し方向とは略180度の方向にUターンするように形成された主給送パスPに沿ってなされる。このようなレイアウト構成により、装置全体のコンパクト化が図られる。
図例の画像形成装置Aは、両面記録機能を備えており、主給送パスPの切替ゲート4aの取付け位置から、レジストローラ対14の上流側で主給送パスPに循環合流する反転給送パスP1が形成されている。排出ローラ対4bは、正逆転可能とされ、また、反転給送パスP1には搬送ローラ対15、16が配設されており、両面記録する場合は、前記のように片面記録がされた記録紙が主給送パスPに沿って給送され、記録紙の後端が排出ローラ対4bに至ると、排出ローラ対4bが一旦停止して記録紙の後端をニップする。次いで、排出ローラ対4bが逆転し、記録紙はその後端より搬送ローラ対15、16によって反転給送パスP1を搬送され、主給送パスPに合流し、レジストローラ対14に至る。そして、前記同様に感光体ドラム5と転写ローラ9との対合部にレジスト導入されて、その裏面にトナー画像が転写され、定着されて排出される。
図例の画像形成装置Aは、記録紙の手差機能を更に備えており、装置本体1の側部には開閉可能な手差トレイ17が付設されている。手差トレイ17は、使用しない時は、図1の2点鎖線のように閉止され、把手17aをして開閉が可能とされている。該手差トレイ17の前端部には手差分離給紙ローラ17bと摩擦分離パッド17cとが弾接状態で配設され、その更に下流側には主給送パスPに合流する手差給送パスP2が連設されている。
上記手差トレイ17を用いて画像記録をする場合、把手17aをして手差トレイ17を開け、その上に記録紙を載置し、適宜スタート操作により手差分離給紙ローラ17bを作動させる。手差トレイ17に載置された記録紙は、手差分離給紙ローラ17bと摩擦分離パッド17cとの作用により一枚ずつ分離繰出され、手差給送パスP2を搬送され、主給送パスPに合流し、レジストローラ対14に至る。そして、前記同様に感光体ドラム5と転写ローラ9との対合部にレジスト導入されて、その裏面にトナー画像が転写され、定着されて排出される。
次に、現像器8を含むプロセスユニット(現像器ユニット80及びドラムユニット50)とトナー収容部12a,12b,18とを繋いで構成されるトナーの搬送系について説明する。図2において、トナーコンテナ12aと廃トナーコンテナ12bとが一体に構成されたトナーカートリッジ12も、装置本体1に対して着脱可能とされ、装置本体1の手前側(図2の紙面下方)より、白抜矢示方向X1に沿って装着される。この装着によって、トナーコンテナ12aの前端部に突出する円筒状のトナー供給側部材20とトナーホッパー18のトナー受入部18aとが接合されて第1の受渡し部T1が構成される。
装置本体1の奥側(図2の紙面上方)には、トナー供給用トナーホッパー18及びその排出側に連結されたトナー供給用スクリューコンベア13が固定的に設置されている。プロセスユニットとしてのドラムユニット50及び現像器ユニット80とは上下に一体に結合された状態で装置本体1に対して着脱可能とされ、装置本体1の手前側(図2の紙面下方)より、白抜矢示方向Xに沿って装着し得るよう構成されている。白抜矢示方向X,X1は同方向である。この装着によって現像器ハウジング81のトナー受入口87と、スクリューコンベア13のトナー供給口13aとが接合されて第2の受渡し部T2が構成される。
クリーニング装置10(図1参照)からの廃トナースクリューコンベア19の廃トナー排出口19aと、廃トナーコンテナ12bの廃トナー受入口12baとが接合されて第3の受渡し部T3が構成される。このように接合されたトナーの受渡し部T1,T2,T3によって、トナーコンテナ12aから現像器ハウジング81への供給トナーの搬送系が、クリーニング装置10から廃トナーの搬送系が夫々構成される。プロセスユニット50,80とトナーカートリッジ12とは、装置本体1の前面側に設けられた開閉扉1aを開けて装置本体1の前面側よりその装着、脱着がなされる。
上述のように、画像形成装置Aは、トナーが収容されているトナーカートリッジ12と、ドラムユニット50及び現像器ユニット80とよりなる画像形成プロセスユニットと、トナーを貯留しておくトナーホッパー18とを備えており、トナーカートリッジ12のトナーコンテナ(トナー収容部)12a、トナーホッパー(トナー収容部)18及び現像器ユニット80とはスクリュー等の搬送部材により繋がれ、一連の搬送系を構成し、ドラムユニット50とトナーカートリッジ12の廃トナーコンテナ(トナー収容部)12bはスクリュー等の搬送部材により繋がれ、一連の搬送系を構成している。そして、トナーコンテナ12aとトナーホッパー18との間、トナーホッパー18から延出されたスクリューコンベア13と現像器8の現像器ハウジング81との間、及びドラムユニット50のクリーニング装置10から延出された廃トナースクリューコンベア19とトナーカートリッジ12の廃トナーコンテナ12bとの間には、互いに接離可能に接合されるトナーの受渡し部T1、T2、T3が夫々形成されている。
次に、図3乃至図6を参照して、上記トナーの受渡し部T1、T2、T3の内、トナーコンテナ12aとトナーホッパー18との間に形成されるトナーの受渡し部T1を構成するトナー供給側部材20について詳細に説明する。図3は本発明の画像形成装置に設けられるトナー供給側部材20の斜視図、図4は図3におけるトナー供給側部材20を下方からみた平面図であり、図3は供給口21aが閉状態、図4は供給口21aが開状態の場合を示している。
トナー供給側部材20は、図3、図4に示すように、トナーコンテナ12aから突出するように設置されており、筒状部材21と、シャッター部材22と、弾性部材23とより構成される。ここでは円筒状の筒状部材21でなるトナー供給側部材20を示しているが、これに限定されず、筒状の受渡し部でなるものであれば適用可能である。またトナーコンテナ12aからトナーホッパー18へ、トナーを搬送するトナー供給側部材20に適用された例について説明するが、これに限定されず、スクリューコンベア13や廃トナースクリューコンベア19の供給側部材に適用することもできる。
筒状部材21の周壁にはトナーをトナーホッパー18に供給するための供給口21aが設けられており、この供給口21aは、開状態(図4参照)となると、供給口21aからトナーホッパー18側に設けられた受け口(不図示)へとトナーが移送されるよう筒状部材21の下方に設けられている。トナー供給側部材20は、筒状部材21の軸方向先側に付勢し、供給口21aを閉止するように作用する弾性部材23を備え、筒状部材21に嵌装されたシャッター部材22によって開閉可能としている。ここで、弾性部材23としては、圧縮コイルバネを用いることができ、この圧縮コイルバネは、シャッター部材22の鍔部22aとトナーカットリッジ12のトナーコンテナ12aの間に弾装されている。
筒状部材21とシャッター部材22との間には供給口21aの開口周縁部周りをシールする第一のシール部材S1が介在され、筒状部材21の先側周面には、シャッター部材22が閉止状態のとき、該シャッター部材22の先端部22bが当接する部位に第二のシール部材S2が添着されている。
トナーカートリッジ12は、装置本体1に対して前面側より抜差し可能とされており、トナーカートリッジ12を装置本体1に装着する際には、トナーコンテナ12aから突出して設置されている筒状部材21の先端部21bが、図2の白抜き矢印方向X1に向かってトナーホッパー18に設けられている所定の位置に当接するまで挿入される。この際に、シャッター部材22に設けられた鍔部22aが、トナーホッパー18に設けられている規制部(不図示)に当接すると、弾性部材23が図4に示すようにシャッター部材22とトナーコンテナ12aによって圧縮されると共に、シャッター部材22が後退し、供給口21aが開状態となり、トナーがトナーホッパー18内へと供給されるよう構成されている。
一方、トナーカートリッジ12を取り出し或いは持ち運ぶときには、図3に示すように、弾性部材23に力が与えられないため、弾性部材23が復元状態となり、シャッター部材22よって、供給口21aは閉状態となる。
これによれば、トナー漏れが生じ易い円筒状の筒状部材21とシャッター部材22との隙間は第一のシール部材S1によってシールされる。また第一のシール部材S1によるシール部からトナーの漏れがあったとしても、このトナーはシャッター部材22の先端部22bが第二のシール部材S2に当接することによりシールされ、外部へ漏出することがない。従って、弾性部材23による付勢を強めることなく、トナー漏れを防止することができる。
また上述のように弾性部材23による付勢を強めることなく、シール性を高めることができるので、シャッター部材22の開閉もスムーズに行うことができ、取り扱い性のよいものとすることができる。
図5は、図3におけるトナー供給側部材20の部分断面図であり、供給口21aはシャッター部材22によって閉状態とされている。
上述したように、第一のシール部材S1は、供給口21aの開口周縁部周りをシールしており、ここでは、この第一のシール部材S1が筒状部材21側に添着されている例を示している。尚、第一のシール部材S1は、供給口21aの開口周縁部周りに介在するものであればよく、図例の他、シャッター部材22の裏面に貼着されて介在するものとしてよい。
第一のシール部材S1は、フェルト材等を用いることができる。例えばフェルト材をウレタン材等と組み合わせて積層体してもよく、表面に位置するフェルト材をテフロン(登録商標)フェルトとすれば、すべりがよいので、シャッター部材22の開閉をスムーズになすことができる。
このように、トナーが漏れ出しやすい部位をフェルト材によってシールすれば、トナー漏れを防ぐとともに飛散するトナーをも吸収することができる。
また、第二のシール部材S2は、シャッター部材22が図3、図5のように閉止状態のときに、シャッター部材22の先端部22bが当接する部位に添着されている。ここでは、第二のシール部材S2が筒状部材21の周方向全周に亘って添着された例を示している。
第二のシール部材S2としては、合成樹脂の発泡体を用いることができ、例えば弾力性に優れたウレタンフォーム等が好適である。
このように、シャッター部材22の先端部22bが当接する部位を合成樹脂の発泡体によってシールすれば、シャッター部材22の先端部22bをその弾性により好適にシールすることができ、第一のシール部材S1によるシールとの相乗効果により、一層効果的にトナーの漏れを効果的に防ぐことができる。
図6は、トナー供給側部材20の別の実施形態を示す平面図である。
ここに示すトナー供給側部材20は、図3に示すものとは、ストッパー21c、22cが設けられている点及び第二のシール部材S2が供給口21aの周方向開口幅より広幅に添着された点が、異なるものである。また筒状部材21の先端部21bの形状も図3に示すものとは異なっているが、この形状は接合するトナーホッパー18の嵌合部位に応じて形成される。
筒状部材21側には、凸状のストッパー21cが形成され、シャッター部材22側には、これに嵌合するよう凹状のストッパー22cが形成されており、これらストッパー21c、22cは、弾性部材23の付勢によって、シャッター部材22が筒状部材21から抜け出ないよう構成されている。
この実施形態では、第一のシール部材S1が、供給口21aの開口周縁部周りに添着されるとともに、第二のシール部材S2が供給口21aの周方向開口幅より広幅に添着され、ストッパー21c、22cが当接した状態でシャッター部材22の先端部22bが弾接するよう配置されている。もちろん、図中、2点鎖線で示すように筒状部材21の全周に亘って添着されたものとしてもよいことは言うまでもない。
このように、供給口21aの周方向開口幅より少なくとも広幅の第二のシール部材S2を設ければ、トナーが漏れ出す供給口21a近傍がシールされたことになり、第一のシール部材S1によるシールとの相乗効果により、トナー漏れを効果的に防止することができる。
尚、トナー供給側部材20の筒状部材21、シャッター部材22等の形状は図例のものに限定されるものではないことは言うまでもなく、図2に示す他の受渡し部T2、T3においても同様の構成が採用可能である点は上述の通りである。
また現像器8として、2成分現像剤を用いる方式を例示したが、これに限らず1成分現像方式の場合にも本発明を適用することができる。また、クリーナレス方式の場合は、廃トナーの搬送系は存在しないことになる。更にまた、プロセスユニット50,80及びトナーカートリッジ12を装置本体1の前面側から装着する例について述べたが、左右側面或いは背面側から装着する場合にも本発明を適用することができる。
本発明の画像形成装置の一例を示す概略的縦断面図である。 本発明の画像形成装置のトナーの搬送系の構成を説明するための概略的平面図である。 本発明の画像形成装置に設けられる受渡し部を構成するトナー供給側部材の斜視図である。 図3におけるトナー供給側部材を下方からみた平面図である。 図3におけるトナー供給側部材の部分断面図である。 本発明の画像形成装置に設けられるトナー供給側部材の別の実施形態を示す平面図である。 従来の画像形成装置の受渡し部(供給側部材)の断面図である。
符号の説明
8 現像器
12 トナーカートリッジ
12a トナーコンテナ(トナー収容部)
12b 廃トナーコンテナ(トナー収容部)
18 トナーホッパー(トナー収容部)
T1 第1のトナー受渡し部
T2 第2のトナー受渡し部
T3 第3のトナー受渡し部
20 トナー供給側部材
21 筒状部材
21a 供給口
22 シャッター部材
22b 先端部
23 弾性部材
50 ドラムユニット(プロセスユニット)
80 現像器ユニット(プロセスユニット)
S1 第一のシール部材
S2 第二のシール部材
A 画像形成装置

Claims (3)

  1. 現像器を含む画像形成プロセスユニットと、該画像形成プロセスユニットに関連付けて配置されるトナーの収容部とを繋いでトナーの搬送系が構成される画像形成装置であって、
    上記トナーの搬送系は、相互に接離可能に接合されるトナーの受渡し部を含み、上記受渡し部を構成するトナー供給側部材は、周壁に供給口を有する筒状部材と、該筒状部材に嵌装されて上記供給口を開閉する筒状シャッター部材と、該シャッター部材によって上記供給口を閉止するよう上記筒状部材の軸方向先側に付勢する弾性部材とより構成され、
    上記筒状部材と上記シャッター部材との間には上記供給口の開口周縁部周りをシールする第一のシール部材が介在され、上記筒状部材の先側周面には、上記シャッター部材が閉止状態のとき該シャッター部材の先端部が当接する部位に第二のシール部材が添着されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記第一のシール部材はフェルト材からなり、前記第二のシール材は合成樹脂の発泡体からなることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記第二のシール部材は、前記筒状部材の周方向全周に亘り或いは前記供給口の周方向開口幅より広幅に添着されていることを特徴とする画像形成装置。
JP2006245647A 2006-09-11 2006-09-11 画像形成装置 Withdrawn JP2008065240A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006245647A JP2008065240A (ja) 2006-09-11 2006-09-11 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006245647A JP2008065240A (ja) 2006-09-11 2006-09-11 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008065240A true JP2008065240A (ja) 2008-03-21

Family

ID=39287983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006245647A Withdrawn JP2008065240A (ja) 2006-09-11 2006-09-11 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008065240A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009258480A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Sharp Corp トナー搬送装置、画像形成装置
JP2012073436A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Brother Ind Ltd トナー収容体
JP2018173516A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 ブラザー工業株式会社 プロセスユニット

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009258480A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Sharp Corp トナー搬送装置、画像形成装置
JP2012073436A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Brother Ind Ltd トナー収容体
JP2018173516A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 ブラザー工業株式会社 プロセスユニット
JP7005924B2 (ja) 2017-03-31 2022-01-24 ブラザー工業株式会社 プロセスユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7111654B2 (en) Developer supply container
JP2008268445A (ja) 粉体搬送部材及びこれを用いた粉体搬送装置、枠体、画像形成装置、並びに粉体搬送部材の製造装置
US20080063427A1 (en) Image forming device
JP6323161B2 (ja) シール部材、トナー搬送装置、及び画像形成装置
JP4687642B2 (ja) 画像形成装置
JP2014191150A (ja) トナー搬送機構及び画像形成装置
JP2008065240A (ja) 画像形成装置
JP5276874B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2008083164A (ja) 画像形成装置
JP4579172B2 (ja) トナー搬送装置、トナー供給装置および画像形成装置
EP2772807B1 (en) Developer storage container, developing device and image forming apparatus
JP2011123328A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2009031374A (ja) 現像剤カートリッジ、現像装置及び画像形成装置
JP6020044B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2010262236A (ja) 画像形成装置
JP2009115973A (ja) 現像装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2007033768A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2008129140A (ja) 現像装置
JP5314635B2 (ja) トナー収容容器及びそれを備えた画像形成装置
JP4208521B2 (ja) 現像剤補給容器
JP2007233365A (ja) 現像剤収容体、画像形成ユニット及び画像形成装置
JP5542235B2 (ja) 現像剤収容容器及びそれを備えた画像形成装置
JP2009162849A (ja) クリーニング手段、プロセルユニット及び画像形成装置
JP2009244451A (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2008164962A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20091201