JP3110581B2 - ブレード部材及びブレード部材の取り付け方法及びプロセスカートリッジ及びクリーニング装置 - Google Patents
ブレード部材及びブレード部材の取り付け方法及びプロセスカートリッジ及びクリーニング装置Info
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Description
ド部材及びブレード部材の取り付け方法及びプロセスカ
ートリッジ及びクリーニング装置に関する。
電させた感光体ドラム(像担持体)に選択的な露光をし
て潜像を形成し、この潜像を現像スリーブに形成したト
ナー層を転移させることによって顕像化すると共に、該
トナー像を記録媒体に転写して画像記録を行う。そして
感光体ドラム上に残留したトナーはクリーニング手段に
よって除去し、この感光体ドラムに再度潜像を形成する
ようにしている。
なる都度補給しなければならないが、このトナーの補給
作業が煩わしいばかりか、汚れを伴うこともある。また
各部材のメンテナンスは専門のサービスマンでなければ
行うことが出来ず、ユーザには不便を伴うことが多かっ
た。
像手段、クリーニング手段等を一体構造にまとめてカー
トリッジ化することにより、ユーザが前記カートリッジ
を装置本体に装着することによってトナーの補給や寿命
に達した感光体等の部品を交換可能とし、メンテナンス
を容易にしたものが実用化されている。
像スリーブへのトナー層厚を規制するために現像ブレー
ドを用い、また感光体ドラム上に残留したトナーを除去
するにはクリーニングブレードによって掻き落とすよう
に構成しているのが一般的である。
えば図73に示すように、ブレード部材 100を支持部材 1
01に取り付け、この支持部材 101をカートリッジ枠体に
ネジ102によって固定する。このブレード部材 100は感
光体ドラム等に対して精度良く取り付けなければなら
ず、支持部材 101を枠体にネジ止めするにはその位置決
めを慎重にしなければならない。そのために、支持部材
101の長手方向両端に矩形の切欠 103を設け、これを枠
体に設けた矩形ダボ 104に嵌合して位置決めし、この状
態でネジ止めするようにしている。
成にあっては、切欠 103とダボ 104との嵌合を容易にす
るために、支持部材 101の長手方向における切欠 103の
長さをダボ 104よりも若干長くして容易に嵌合し得るよ
うにしている。このため、切欠 103をダボ 104に嵌合し
た状態で、支持部材 101はその幅方向では位置決めされ
るが、長手方向に僅かにガタつきを有している。従っ
て、ネジ止めするときに正確な位置決めをする必要があ
った。
あり、その目的とするところは、位置精度を高めて取り
付けることが可能なブレード部材及び前記ブレードの取
り付け方法及び前記ブレード部材を用いたプロセスカー
トリッジ及び画像形成装置を提供せんとするものであ
る。
の本発明に係る代表的な構成は、弾性ブレードと、前記
弾性ブレードを支持する支持部材と、を有するブレード
部材を前記被取り付け部材に取り付けるにあたって、前
記支持部材に設けられた矩形切欠を前記被取り付け部材
に設けられた矩形ダボに嵌合し、前記支持部材に設けら
れたほぼ長細形状の孔を前記被取り付け部材に設けられ
た円形ダボに嵌合し、その後前記支持部材を前記被取り
付け部材に係止して、前記ブレード部材を前記被取り付
け部材に取り付けることを特徴としてなる。
合することにより、支持部材の幅方向の位置決めがなさ
れ、長細孔を円形ダボに嵌合することにより、支持部材
の長手方向の位置決めがなされる。この状態で支持部材
を被取り付け部材に係止することによって正確な位置決
め精度をもってブレードを取り付け固定することが出来
る。
カートリッジ及びプロセスカートリッジを用いる画像形
成装置について、図面を参照して説明する。
た画像形成装置の全体説明}まず画像形成装置の全体構
成について概略説明する。尚、図1は画像形成装置の一
態様であるプロセスカートリッジを装着したレーザープ
リンタの断面構成説明図、図2はその外観説明図、図3
はプロセスカートリッジの断面構成説明図、図4はその
外観説明図である。
光学系1から画像情報に基づいた光像を照射して像担持
体である感光体ドラムに潜像を形成し、その潜像を現像
剤(以下トナー)によって現像してトナー像を形成す
る。そして前記トナー像の形成と同期して記録媒体2を
搬送手段3によって搬送し、且つプロセスカートリッジ
Bとしてカートリッジ化された画像形成部に於いて前記
感光体ドラムに形成したトナー像を転写手段4によって
記録媒体2に転写し、その記録媒体2を定着手段5に搬
送し、転写トナー像を定着して排出部6へ排出する。
リッジBは、図3に示すように、像担持体である感光体
ドラム7を回転してその表面を帯電手段8によって一様
に帯電し、前記光学系1からの光像を露光部9を介して
感光体ドラム7に露光して潜像を形成し、現像手段10で
前記潜像に応じたトナー像を形成することにより可視像
化する。そして前記転写手段4でトナー像を記録媒体2
に転写した後は、クリーニング手段11によって感光体ド
ラム7に残留したトナーを除去する。
溜め等を有する第一枠体であるトナー枠体12と、現像ス
リーブ等を有する第二枠体である現像枠体13と、感光体
ドラム7やクリーニング手段11等を有する第三枠体であ
るクリーニング枠体14とによって構成している。尚、図
2において、15aは操作部であって記録枚数設定ボタ
ン、濃度設定ボタン、テストプリントボタン及び後述す
るカートリッジの交換を報知するためのランプ等が設け
てある。
るプロセスカートリッジBの各部の構成について詳細に
説明する。
の各部の構成について、光学系、搬送手段、転写手段、
定着手段、カートリッジ装着手段の順に説明する。
込んだ画像情報に基づいて光照射することによって感光
体ドラム7へ光像を照射するものであり、図1に示すよ
うに、装置本体15の光学ユニット1a内にポリゴンミラ
ー1b、スキャナーモータ1c、結像レンズ1d、反射
ミラー1e及びレーザーダイオード1fが収納してあ
る。
ッサ等の外部機器(ホスト62(図62参照))から画像信
号が与えられると、レーザーダイオード1fが前記画像
信号に応じて発光し、ポリゴンミラー1bに前記画像光
として照射する。このポリゴンミラー1bはスキャナー
モータ1cによって高速回転し、該ポリゴンミラー1b
で反射した画像光が結像レンズ1d及び反射ミラー1e
を介して感光体ドラム7へ照射し、該感光体ドラム7の
表面を選択的に露光し、感光体ドラム7に画像情報に応
じた潜像を形成する。
えば記録紙、OHPシート、布或いは薄板等)を搬送す
るための搬送手段3の構成について説明する。本実施例
に係る記録媒体2は手差し給送と、カセット給送の2種
類が可能になっている。手差し給送するための構成は、
図1に示すように、給送トレイ3aに一枚又は複数枚の
記録媒体2をセットして画像形成を開始すると、ピック
アップローラ3bによって給送トレイ3a上の記録媒体
2を装置内へ送り込むと共に、複数枚の記録媒体2をセ
ットした場合には分離ローラ対3c1,3c2によって一枚
ずつ分離給送し、記録媒体2の先端がレジストローラ対
3d1,3d2に突き当たるように搬送する。そして前記レ
ジストローラ対3d1,3d2が画像形成動作に応じて駆動
回転して記録媒体2を画像形成部へと搬送する。更に画
像形成後の記録媒体2を定着手段5へと搬送し、且つ中
間排出ローラ3e及び排出ローラ対3f1,3f2によって
排出部6へ排出する。尚、前記各ローラ間には記録媒体
2の搬送をガイドするためのガイド部材3gが設けてあ
る。
部材3a2とからなり、非使用時には内部材3a1が外部材
3a2内に収納され、図2に示すように、外部材3a2が装
置本体15の外装を構成する。
1に示すように、装置本体15の内底部にカセット3hの
装着部を有し、記録媒体2が手差し給送されないときは
前記装着部に装着したカセット3h内の記録媒体2をピ
ックアップローラ3i及び給送ローラ3jによって上部
から一枚ずつレジストローラ対3d1,3d2へ給送する。
そしてレジストローラ対3d1,3d2以降は前記手差し給
送の場合と同様の部材によって搬送する。尚、3kはセ
ンサであってカセット3h内の記録媒体2の有無を検出
する。
光体ドラム7に形成されたトナー像を記録媒体2に転写
するものであり、本実施例の転写手段4は図1に示すよ
うに、転写ローラ4によって構成している。即ち、装着
したプロセスカートリッジBの感光体ドラム7に転写ロ
ーラ4によって記録媒体2を押圧するように構成し、該
転写ローラ4に感光体ドラム7に形成されたトナー像と
逆極性の電圧を印加する(例えば本実施例の場合は直流
電圧約1000Vで定電流制御を行う)ことにより、感光体
ドラム7上のトナーを記録媒体2に転写する。
ーラ4の電圧印加によって記録媒体2に転写したトナー
像を定着させるものである。図1に示すように、駆動回
転する駆動ローラ5aと、内部にヒータ5cを有し、前
記駆動ローラ5aと圧接して従動回転する定着ローラ5
bとからなる。即ち、画像形成部でトナー像を転写され
た記録媒体2を前記駆動ローラ5aと定着ローラ5b間
を通過させる際に、両ローラ5a,5bの押圧によって
圧力を印加し、且つ定着ローラ5bの発熱によって熱を
印加する。これによって記録媒体2に転写したトナーを
記録媒体2に定着させる。
置A内にはプロセスカートリッジBを装着するためのカ
ートリッジ装着手段が設けてある。プロセスカートリッ
ジBの装置本体に対する着脱は開閉カバー16を開放する
ことによって行う。即ち、装置本体15の上部にはヒンジ
16aによって開閉可能な開閉カバー16が取り付けてあ
る。一方、図5及び図6に示すように本体内側壁面には
左ガイド部材17及び右ガイド部材18が取り付けてある。
この左右ガイド部材17,18には前下がりに傾斜した第一
ガイド部17a,18a、その上方に第二ガイド部17b,18
bがそれぞれ左右対称位置に設けてある。そして第一ガ
イド部17a,18aの先端には後述するプロセスカートリ
ッジBのドラム軸受を支持する軸受部17c,18cが設け
てあり、第二ガイド部17b,18bには途中に段部17b1,
18b1が設けてある。
の上方にカートリッジ回動規制ガイド部17dが設けてあ
る。また右ガイド部材18には第二ガイド部18bの上方に
プロセスカートリッジBのドラムシャッタ35を開閉する
ためのシャッタカム部18dが設けてある。
部18dの上方には加圧部材19が取り付けてあり、装着し
たプロセスカートリッジBを捩じりコイルバネ19aによ
り下方へ付勢する。更に左右ガイド部材17,18の前部
(カートリッジを挿入する方向前部)側にはプロセスカ
ートリッジBの位置決め用の突当部材20が設けてある。
開いた後、前記ガイド部材17,18の第一ガイド部17a,
18a及び第二ガイド部17b,18bにガイドされて装着さ
れるが、このカートリッジBを装着するときの説明はプ
ロセスカートリッジBの構成を説明した後に詳述する。
成装置Aに装着されるプロセスカートリッジBの各部の
構成について説明する。
と、少なくとも1つのプロセス手段を備えたものであ
る。ここでプロセス手段としては、例えば像担持体の表
面を帯電させる帯電手段、像担持体にトナー像を形成す
る現像手段、像担持体表面に残留したトナーをクリーニ
ングするためのクリーニング手段等がある。本実施例の
プロセスカートリッジBは図3に示すように、像担持体
である電子写真感光体ドラム7の周囲に帯電手段8、露
光部9、トナーによる現像を行う現像手段10、及びクリ
ーニング手段11を配置し、これらをトナー枠体12、現像
枠体13、クリーニング枠体14からなるハウジングで覆っ
て一体化し、装置本体15に着脱可能に構成している。
を、感光体ドラム7、帯電手段8、露光部9、現像手段
10、クリーニング手段11の順に詳細に説明する。
ラム7は円筒状のアルミニウムからなるドラム基体7a
の外周面に有機感光層7bを塗布している。そして前記
感光体ドラム7を図7に示すようにクリーニング枠体14
に回動可能に取り付け、感光体ドラム7の長手方向一方
端部に固着したはす歯ギヤ7c(図8(a)参照)に装
置本体側に設けた駆動モータ71(図62参照)の駆動力を
伝達することにより、感光体ドラム7を画像形成動作に
応じて図1の矢印方向へ回転させる。
手方向断面図に示すように、長手方向一方の端部に取り
付けたギヤフランジ7dのボス7d1を枠体14の軸受部14
aに嵌入し、他方の端部に取り付けた樹脂製のはす歯ギ
ヤ7cの孔に金属製の軸21(本実施例では鉄製)を挿入
し、該軸21を枠体14に固定することにより枠体14に対し
て回動自在に取り付けている。尚、前記軸21は軸部21a
と鍔部21bとが一体的構成されており、前記鍔部21bを
ネジ21cによって枠体14にネジ止めすることによって取
り付け固定する。また前記ギヤフランジ7dは平歯ギヤ
であって、はす歯ギヤ7cが本体から駆動力を受けるこ
とによって回転する感光体ドラム7の回転力を転写ロー
ラ4へ伝達して該ローラ4を回転させる。
金属軸21が挿入される側の感光体ドラム内面には導電性
部材22(本実施例ではリン青銅製)がアルミニウム製の
ドラム基体7aの内面に接触するように設けてあり、前
記金属軸21を挿入すると該軸21が導電性部材22に接触す
る。これにより、後述する如く感光体ドラム7は導電性
部材22、金属軸21を介して装置本体側とアースされる。
即ち、前記導電性部材22は、図9に示すように、はす歯
ギヤ7cのフランジ部7c1の側面に形成したボス7c2に
嵌入固定してあり、金属軸21が挿通する孔部22aを有す
ると共に、該孔部22aにかかるようにバネ性を有する接
点部22bが設けてある。そして金属軸21を孔部22aに挿
入すると該軸21の先端が接点部22bを押し出すようにし
て接触する。更に導電性部材22は左右に突出した二股爪
部22cが設けてあり、フランジ部7c1を感光体ドラム7
に嵌入すると前記爪部22cが感光体ドラム7の内周面に
接触する。
回転させると共に、該ドラム7に接触した帯電手段を構
成する帯電ローラ8に直流電圧と交流電圧を重畳して印
加し、感光体ドラム7の表面を一様に帯電させる。この
とき感光体ドラム表面を均一に帯電するためには帯電ロ
ーラ8に直流電圧と交流電圧を重畳して印加し、その交
流電圧の周波数を高めることが好ましい。しかしなが
ら、交流電圧の周波数が約 200Hzを越えると感光体ドラ
ム7と帯電ローラ8とが振動することに起因する、いわ
ゆる「帯電音」が大きくなる。
と、感光体ドラム7と帯電ローラ8間に静電気力による
引力が作用し、交流電圧の最大値と最小値の部分で相互
に引き合う力が大きく、帯電ローラ8が弾性変形しつつ
感光体ドラム7に引き付けられる。また交流電圧の中央
部分では相互に引き合う力が小さくなり、帯電ローラ8
の弾性変形の回復力によって感光体ドラム7から離れよ
うとする。このため感光体ドラム7と帯電ローラ8とは
印加された交流電圧の周波数の2倍の振動を生ずる。更
に帯電ローラ8が感光体ドラム7に引き付けられたとき
に相互の回転にブレーキがかかり、あたかも濡れたガラ
ス表面を指で擦った時のようにスティックスリップによ
る振動も生じ、これらが帯電音となって現れる。
振動を軽減するために、図8(a)及び図8(b)の回
転半径方向断面図に示すように、感光体ドラム7内の軸
方向略中央に剛体或いは弾性体からなる充填物7eを設
けている。この充填物7eの材料としては、アルミニウ
ム、真鍮等の金属の他、セメント、石膏等のセラミッ
ク、或いは天然ゴム等のゴム材料でも良い。これらの中
から生産性、加工性、重量の効果やコスト等を考慮して
適宜選択すれば良い。尚、本実施例では充填物7eとし
て重量約 120gのアルミニウムを使用している。
筒形状とし(本実施例では図8(b)に示すように円柱
部材を使用している)、例えば感光体ドラム7の内径よ
りも約 100μm小さい外径の充填物7eを中空のドラム
基体7a内に挿入して取り付ける。即ち、ドラム基体7
aと充填物7eとのギャップを最大 100μm以下とし、
充填物の外周又はドラム基体7aの内周に接着剤(例え
ばシアノアクリレート系、エポキシ樹脂系等)7fを塗
布し、充填物7eをドラム基体7a内に挿入して取り付
ける。
eを設けることにより、感光体ドラム7が安定して回転
するようになり、画像形成時に於ける感光体ドラム7の
回転に伴う振動が抑えられる。このため帯電ローラ8に
印加する交流電圧の周波数を高くしても、帯電音の発生
を低く抑えることが出来る。
7の表面を帯電させるためのものであり、本実施例では
特開昭63−149669号公報に示すような、所謂接触帯電方
法を用いている。即ち、図10に示すように、クリーニン
グ枠体14内に帯電ローラ8を回動自在に設けている。こ
の帯電ローラ8は金属製のローラ軸8aに導電性の弾性
層を設け、更にその上に高抵抗の弾性層を設け、更にそ
の表面に保護膜を設けてなる。導電性の弾性層はEPD
MやNBR等の弾性ゴム層にカーボンを分散したもので
構成され、ローラ軸8aに供給されるバイアス電圧を導
く作用をなす。また高抵抗の弾性層はウレタンゴム等で
構成され、微量の導電性微粉末(例えばカーボン)を含
有するものが一例として挙げられ、感光体ドラム7のピ
ンホール等導電度の高い帯電ローラが相対した場合で
も、感光体ドラム7へのリーク電流を制限してバイアス
電圧の急降下を防ぐ作用をなす。また保護層はN−メチ
ルメトキシ化ナイロンで構成され、導電性弾性層や高抵
抗の弾性層の塑性物質が、感光体ドラム7に触れて感光
体ドラム7の表面を変質させることがないよう作用す
る。
7方向へ僅かにスライド可能な軸受23,24で支持して枠
体14に取り付け、該軸受23,24をスプリング25によって
感光体ドラム7方向へ付勢して帯電ローラ8を感光体ド
ラム7に接触させる。
ラ8が感光体ドラム7の回転に従動回転し、このとき帯
電ローラ8に前述したように直流電圧と交流電圧を重畳
して印加することにより感光体ドラム7の表面を均一に
帯電させる。
8aの軸方向一方端にバネ性を有する金属製の接点部材
26を接触させ、該接点部材26を介して装置本体側から帯
電ローラ8に電圧を印加する。
26の変形を抑えるための規制部材14bが設けてあり、万
一プロセスカートリッジBを落下させる等してローラ軸
8aに対して図10の左側への力が加わったとしても、接
点部材26は規制部材14bに当接し、接点部材26が塑性変
形するのを防止する。更に前記規制部材14bは帯電ロー
ラ8の軸方向移動(図10の左側への移動)を規制するた
めに、帯電ローラ8は常に感光体ドラム7上に位置する
ことになる。
決めは軸受24によって行っている。即ち、軸受24は図10
に示すように、軸受本体に対してカギ状の突当部24aを
一体的に構成している。この突当部24aにローラ軸8a
の軸方向端部を突き当てることにより、ローラ軸8aが
図10の軸方向右側へ移動するのを規制している。この軸
受24はポリアセタール(POM)で構成してあり、金属
製のローラ軸8aとの摺動性が良く、且つ耐磨耗性に優
れている。
磨耗性の高い軸受24及び接点部材26に当接して軸方向の
移動が規制され、枠体14に接触しない。ここでローラ軸
8aの軸方向端部を枠体14に当接するようにして軸方向
の移動を規制するようにすることも考えられるが、この
ようにすると枠体14を金属製のローラ軸8aとの擦りに
強い材質、例えばポリフェニレンオキサイド樹脂(PP
O)等で構成しなければならなくなる。これに対して本
実施例のようにローラ軸8aが枠体14と擦らないように
すれば、枠体14の耐磨耗性を高める必要がなくなる。従
って、本実施例にあっては枠体14をPPOよりも、より
安価な例えばポリスチレン樹脂(PS)等で構成するこ
とが出来、プロセスカートリッジBのコストダウンを図
ることが出来る。
限定する必要はなく、金属製のローラ軸8aとの耐磨耗
性が高い材質であれば、他にも例えばナイロン等で構成
しても良い。
を帯電させるために帯電ローラ8に印加する電圧は、交
流成分VPP=約1800V、直流成分VDC1 =約−670 Vで
定電流制御を行うようにしている。
よって均一に帯電した感光体ドラム7の表面に、光学系
1から照射される光像を露光して該ドラム7表面に静電
潜像を形成するためのものであり、図4のカートリッジ
外観図に示すようにプロセスカートリッジBの上面であ
って現像枠体13とクリーニング枠体14との間に光像光を
導くための開口部9を設けることによって露光部を構成
している。即ち、現像枠体13の上面13rに矩形切欠9a
を設け、この切欠9aの一部を覆うようにクリーニング
枠体14の上方壁部14nを配置することによって露光部9
を構成している。
する。これは前記露光によって感光体ドラム7に形成さ
れた静電潜像をトナーによって可視像化するものであ
る。尚、この画像形成装置Aは現像に使用するトナーと
して磁性及び非磁性の何れでも使用出来るが、この実施
例では一成分磁性現像剤としての磁性トナーを収納した
プロセスカートリッジBを装着する例を示している。
樹脂としてポリスチレン樹脂を使用し、その中でもスチ
レン・アクリル樹脂を使用している。
ては、従来公知のカーボンブラック、銅フタロシアニ
ン、鉄黒等が使用出来る。
は、磁界の中に置かれて磁化される物質が用いられ、
鉄、コバルト、ニッケル等の強磁性金属の粉末、若しく
はマグネタイト、フェライト等の合金や化合物が使用出
来る。
る現像手段10は、図3の断面図に示すように、トナーを
収納するトナー溜10aを有し、且つトナー溜10a内部に
はトナーを送り出すために矢印方向へ回転するトナー送
り部材10bが設けてある。更に送り出されたトナーを、
内部に磁石10cを有する現像スリーブ10dを回転させて
その表面に薄いトナー層を形成する。この現像スリーブ
10dにトナー層が形成されるときに、トナーと現像スリ
ーブ10dとの摩擦によって感光体ドラム7上の静電潜像
を現像するのに充分な摩擦帯電電荷を得ている。またト
ナーの層厚を規制するために現像ブレード10eが、現像
スリーブ10dの表面に接して取り付けられている。
して交流成分VPP=約1600V、直流成分VDC2 =約−50
0 Vを印加するようにしている。尚、この現像バイアス
の直流成分VDC2 と、前述した帯電バイアスの直流成分
VDC1 (約− 670V)の関係では、VDC1 −VDC2 の値
が−50V以上(+側へ大きくなる)になると、カブリを
生ずる虞がある。
材10bはトナー枠体12に設けてあり、現像スリーブ10
d、現像ブレード10eは現像枠体13に取り付けてある。
そして両枠体12,13の長手方向接合部を超音波溶着する
ことによって一体的に構成している。
dと感光体ドラム7とは微小間隔(約 250μm程度)を
もって対向するように位置決めされている。そのため本
実施例では図11の分解説明図に示すように、現像スリー
ブ10dの軸方向両端部近傍であってトナー層形成領域外
に現像スリーブ外径よりも前記間隔分だけ外径が大きい
当接リング部材10fを設け、該リング部材10fが感光体
ドラム7の潜像形成領域外に当接する。
部にはギヤ10gが取り付けてあり、ギヤ10gと現像スリ
ーブ10dが一体的に回転する。このギヤ10gは現像枠体
13とクリーニング枠体14とを結合すると、前述した感光
体ドラム7のはす歯ギヤ7cと噛合し、感光体ドラム7
の回転に応じて現像スリーブ10dを回転させる。更に前
記ギヤ10gはトナー送り部材10bと連結した図示しない
ギヤと噛合し、感光体ドラム7の回転力をトナー送り部
材10bへ伝達する。
10bが回転してトナー溜め10a内のトナーを現像スリー
ブ10dへと送り込み、現像ブレード10eによって現像ス
リーブ10dの表面に一定層厚のトナー層を形成し、感光
体ドラム7に形成された静電潜像に応じてトナーを転写
させる。尚、前記現像スリーブ10dへのトナー層の形成
は、現像スリーブ10dに塗工されたカーボン塗工部のみ
に供給され、感光体ドラム7の長手方向(軸方向)にお
ける感光層領域、帯電ローラ8による帯電領域、現像ス
リーブ10dへのトナー層供給領域(現像領域)の長さ
は、感光層領域>帯電領域>現像領域、の関係を有する
ように構成してある。
ーブ10dと現像枠体13との間から漏れないようにしなけ
ればならない。そのため本実施例では、図11に示すよう
に、現像スリーブ10dへトナーを送り出すために現像枠
体13に設けた開口13aの長手方向両側縁部にトナー漏れ
防止用のシール10hを貼着し、前記開口13aの下側縁部
に現像スリーブ10dの長手方向全体にわたって接触する
吹出シート10iを貼着している。
さは、現像枠体13の下端縁部13oに形成した段差と等し
い厚みをもっており、該シール10hを現像枠体13に貼着
すると、シール上面が下端縁部13oと同一高さになる。
そして前記吹出シート10iは両面テープ(図示せず)に
よって前記下端縁部13oの上面に貼着してある。そして
吹出シート10iの長手方向は開口13aの長手方向よりも
長く、その両端はトナー漏れ防止シール10hとオーバー
ラップして重なると共に、短手方向先端縁が現像スリー
ブ10dの外周面に、その軸方向に沿って適当な押圧力で
当接する。
細に説明する。現像ブレード10eの厚さは約 1.3mmあ
るために、図12に示すように、現像ブレード10eの長手
方向端部とトナー漏れ防止シール10hとはオーバーラッ
プさせることが出来ず、両者の間には微小な間隙10kが
存在する。そして前記間隙10kよりも軸方向外側におい
てトナー漏れ防止シール10hと吹出シート10iとがオー
バーラップする。
成する際に、前記間隙10kを通ったトナーtm が盛り上
がった状態で現像スリーブ10dに付着する。しかし、該
トナーtm の回転領域にはトナー漏れ防止シール10hが
存在しないために、該トナーtm は吹出シート10iを通
ってトナー溜め10a内に回収され、カートリッジ外へこ
ぼれることがない。
し、図13(b)は図11のB−B断面を示す。この図13
(a)に示すように、吹出シート10iとトナー漏れ防止
シール10hとは、そのオーバーラップ部において屈曲す
ることなく密着し、互いに略平行となるように取り付け
てある。ここで図14(a),(b)に示すように、吹出
シート10iが屈曲してトナー漏れ防止シール10hと密着
していないと、両者の隙間Sからトナーが漏れる虞があ
るが、本実施例のように吹出シート10iが屈曲すること
なく、トナー漏れ防止シール10hと密着していると前記
トナー漏れの虞がない。
ト10iが現像スリーブ10dの外周面に当接する先端縁部
の当接角は、前記トナー漏れ防止シール10hの上面の状
態によって規定され、該上面の精度はばらつかない。そ
のために、前記当接角の初期設定精度もあまりばらつか
ない。更に前記吹出シート10iは屈曲して用いられてい
ないために、該シート10iの当接角は経時的な変化を起
こし難い。従って、トナー枠体12の内部に収納されてい
るトナーが、吹出シート10iと現像スリーブ10dとの間
から漏れ出し難くなる。
ード10eと現像枠体13との間からも漏れる虞がある。そ
のため本実施例では図3の断面図及び図14の部分拡大断
面図に示すように、現像枠体13が現像ブレード10eの長
手方向に当接する部分に3本の長リブ13b,13c,13d
を設け、第一リブ13bと第二リブ13cは現像ブレード10
eに圧接し、第三リブ13dは現像ブレード10eを取り付
けるために板金等で構成したブレード取付部材10jに圧
接するようにしている。更に前記現像ブレード10eに圧
接する第二リブ13cの先端を鋭いエッジ状に構成し、第
一リブ13bを現像ブレード10eに当接すると共に、第三
リブ13dをブレード取付部材10jに当接したときに、前
記エッジ状の第二リブ13cの先端がゴム製で厚さ約 1.3
mm程度の現像ブレード10eに食い込むようにしてい
る。
向の中央部が両側部よりも僅かに突出した湾曲形状に構
成してある。このため前記枠体13に現像ブレード10eを
取り付ける場合、ブレード取付部材10jの長手方向両端
近傍をネジ止めするが、このとき長手方向中央部が撓ん
だとしても、前記のように第二リブ13cの中央部が突出
するように湾曲しているために(好ましくは、A4サイ
ズ幅記録可能カートリッジに於いて、約 0.1〜 0.5mm
湾曲すると良い)、該リブ13cは長手方向全体にわたっ
て現像ブレード10eに確実に食い込むようになる。従っ
て、現像枠体13とブレード10eとの間に隙間が生ずるこ
とがなく、トナー漏れの発生を防止することが出来る。
ド10eとに隙間が生じ、該隙間からトナーが漏れたとし
ても、第三リブ13dがブレード取付部材10jに当接して
いるために、該部分から外へトナーが漏れないようにな
っている。特に第二リブ13cと現像ブレード10eとの当
接部分と、第三リブ13dとブレード取付部材10jの当接
部分とは現像ブレード10eの厚さ分だけの段差があって
直線的でないために、トナーが前記第二リブ13cとブレ
ード10eの当接部分から第三リブ13dとブレード取付部
材10jの当接部分を通って外へ漏れ難くなっている。
トナー溜め10a内に残っているトナーを検出するための
トナー残量検出機構が設けてある。その構成は図11及び
図15に示すように、トナー枠体12と現像枠体13の結合部
であって、トナー溜め10aから現像スリーブ10dへのト
ナー通路に金属製のアンテナ線27を取り付けている。こ
のアンテナ線27を第一電極、現像スリーブ10eを第二電
極として機能させることにより、両電極間に電圧を印加
すると、両電極間にトナーがある場合には両者間の静電
容量が大きく、トナーがなくなると静電容量が小さくな
る。従って、制御部60(図62参照)が前記静電容量の変
化を検出することによりトナー残量を検出することが出
来、その静電容量の電気信号の値を、予め設定された基
準値と比較することによって『トナー無』状態を検出す
ることが出来る。そして制御部60が『トナー無』状態を
検出すると、例えばランプ(プロセスカートリッジ交換
報知)等を点滅してプロセスカートリッジBの交換を報
知する。尚、このトナー残量を検出する具体的な回路に
ついては後述する。
は長手側にあっては溶着するためにトナーが漏れること
がない。しかし接合部の短手側にあっては溶着すること
は出来ない。これは未使用状態にあるプロセスカートリ
ッジBのトナー溜め10a内のトナーが漏れないように、
図11に示すように、トナー枠体12に設けた開口12eをカ
バーフィルム28で覆って密封しており、このカバーフィ
ルム28の端部を前記接合部の短手側から外方へ露出さ
せ、使用開始時に該フィルム28の端部を引っ張って抜き
取るようにするためである。そのためトナー枠体12と現
像枠体13の短手側接合部にはトナー漏れ防止用のシール
29を貼着し、該接合部からトナーが漏れるのを防止して
いる。
に、電圧を印加するために、その一方端部を枠体12,13
の接合部よりも枠体外方へ突出するように構成し、該端
部に接点部27aを設ける必要がある。そのためトナー漏
れ防止シール29を貼着したトナー枠体12と現像枠体13の
短手側接合部を通してアンテナ線27を外部に突出させな
ければならない。このアンテナ線27を取り付けるには、
図16に示すように、現像枠体13の接合部に凹部13eを構
成し、該凹部13eにシリコン等の接着剤30を塗布した後
にアンテナ線27を落とし込んで現像枠体13に接着する。
このアンテナ線27を落とし込んだときに、図16に示すよ
うに、凹部13eに塗布した接着剤30が凹部13eからはみ
出すようにして盛り上がる。これをそのままの状態にし
て接着剤30が固まると、トナー漏れ防止シール29を貼着
しても、該シール29は現像枠体13と完全に密着せず、隙
間31が生ずることがある。この隙間31は僅かなものであ
るが、トナーは微小粒子であるために、前記隙間31から
トナーが漏れてしまう虞がある。
うに、接着剤30を塗布した凹部13eにアンテナ線27を落
とし込んだ後に、図17(b)に示すように、凹部13eか
ら盛り上がった接着剤を棒状部材等によってアンテナ線
27上に延ばすようにして(アンテナ線27が隠れるよう
に)前記盛り上がりを均している。その後で図17(c)
に示すように、トナー漏れ防止シール29を貼着すると、
該シール29は現像枠体13の接合面に対して隙間を生ずる
ことなく密着し、前記のようなトナー漏れが防止され
る。尚、図17(b)に示すように、接着剤30の盛り上が
りを均す場合に、盛り上がった接着剤30の他に接着剤を
付け足してアンテナ線27を隠すように均しても良い。
に露出しているために、プロセスカートリッジBの操作
時等にアンテナ線27の前記露出部分を、例えばぶつける
等する虞がある。そしてトナー漏れ防止シール29は厚さ
約4mm程度の発泡ウレタン等を使用しており、これは
弾力性を有するためにアンテナ線27の露出部分をぶつけ
る等したときに、図18(a)に示すようにアンテナ線27
が現像枠体13から浮き上がってしまう虞がある。このと
きも枠体13とアンテナ線27との間に微小な隙間32が生
じ、該隙間32からトナーが漏れる虞がある。
うに、トナー枠体12と現像枠体13の接合部分のアンテナ
線27に現像枠体13からトナー枠体12方向へ「く」字状に
屈曲した屈曲部27bを設けている。この屈曲部27bの部
分では厚さ4mm程度のシール29が1mm程度まで圧縮
された状態になっているために、ほとんど弾性変形しな
い。従って、前記のようにアンテナ線27の露出部分に万
一衝撃が加わったとしてもアンテナ線27が現像枠体13の
凹部13eから浮き上がることがなくなる。これにより図
18(a)に示したような隙間を生ずることがないため
に、トナー漏れを生ずる虞がなくなる。
漏れ防止シール29について説明すると、これは発泡ウレ
タン等の発泡ゴムを両面粘着テープによってトナー枠体
12の開口12eの長手方向両側に貼着している。そして図
11に示すように、カバーフィルム28を引き抜く側のシー
ル29上面にはシール29の短手方向幅よりも幅狭であって
厚さ0.01mm〜1mm程度の千切れ防止シート29aが貼
着してある。
次の通りである。即ち、カートリッジBの使用開始時に
開口12eを塞いでいるカバーフィルム28を手で引っ張っ
て除去する必要がある。このとき操作者がフィルム28を
フィルム引抜き方向(開口12eの長手方向と同一方向)
と平行に引き抜けば問題ない。しかしながら、図19に示
すようにフィルム引抜き方向に対して角度αをもって引
き抜いた場合には、図20に示すようにカバーフィルム28
の短手方向が一方向(図20の上方)に寄せられて縮ま
り、その折り目がトナー漏れ防止シール29と擦れて該シ
ール29(図20の斜線部分)を引き千切る虞がある。そし
てトナー漏れ防止シール29が千切れると、その隙間から
トナーが漏れて操作者の手を汚したり、装置本体内にト
ナーが落ちて記録した記録媒体を汚してしまう虞があ
る。
ルム28を引き抜く側のトナー漏れ防止シール29に千切れ
防止シート29aを設けていると、前記のようにカバーフ
ィルム28を引き抜くときに折り目が生じても、千切れ防
止シート29aがシール29を保護し、該シール29が千切れ
ることがない。従って、カバーフィルム28を引き抜く方
向に関わらず、トナー漏れを生ずる虞がなくなる。
12e側に千切れ防止シート29aを設けることにより、カ
バーフィルム28を引き抜くときに、該フィルム28に付い
たトナーを千切れ防止シート29aが掻き落とすようにな
り、引き抜いたフィルム28で手を汚すことを防止するこ
とが可能となる。
防止シート29aとは、トナー枠体12と現像枠体13とを溶
着して接合すると、カバーフィルム引抜き方向に対して
垂直方向の2辺(図11の上下方向の2辺)が両枠体12,
13によって噛み込まれ、強固に固定されるために、シー
ト29aがシール29からズレてしまうことはない。
してはカバーフィルム28との擦れに強い材質であること
が好ましく、例えばポリエチレンテレフタレートや高密
度ポリエチレンシート等が適している。
よりも幅狭の千切れ防止シート29aを貼着する場合、図
21に示すように、シート29aの貼り付け位置をトナー漏
れ防止シール29のカバーフィルム引抜き方向(図21の矢
印方向)のエッヂ29bから所定の間隔Uを設けるように
すると、カバーフィルム28を引き抜くときにエッヂ29b
でフィルム28に付着したトナーを、より効果的に掻き落
とすことが出来る。そして前記間隔Uを約5mm以下に
すれば、カバーフィルム28を引き抜くときのトナー漏れ
防止シール29の千切れ防止効果も低下しない。
にトナー漏れ防止シール29の短手方向幅よりも幅狭でな
くても良く、前記シール29の上面全体に貼着する構成で
あっても良い。
例に係る前記感光体ドラム7と帯電ローラ8及び現像ス
リーブ10dの各サイズ及び配置関係を図22及び図23を参
照して例示するが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、適宜選択出来るものである。
は、所謂はす歯ギヤであって、ギヤ7cが本体側からの
駆動力を受けると、遊びを有して取り付けられている感
光体ドラム7はギヤ7c方向へスラスト力を受ける。そ
こで感光体ドラム7は、スラスト力を受けてスラスト方
向へ移動し、クリーニング枠体14に当接してスラスト方
向の位置決めがなされる。
感光体ドラム7のトナー像を転写手段4によって記録媒
体2に転写した後に、感光体ドラム7に残留したトナー
を除去するためのものである。このクリーニング手段11
は図3に示すように、感光体ドラム7の表面に接触し、
該ドラム7に残留したトナーを掻き落とすためのクリー
ニングブレード11aと、前記掻き落としたトナーを掬い
取るために前記ブレード11aの下方に位置し、且つ感光
体ドラム7の表面に接触したスクイシート11bと、前記
掬い取った廃トナーを溜めるための廃トナー溜め11cと
で構成している。尚、スクイシート11bは、感光体ドラ
ム7の表面に軽く接触しており、感光体ドラム7表面の
残留トナーは通過させ、前記ブレード11aによって感光
体ドラム7表面から除去されたトナーを前記感光体ドラ
ム7表面から離れた方向へ導く。
と同様に、ゴム等からなるブレード11aを板金等からな
るブレード取付部材11dに両面テープ等によって貼着
し、該取付部材11dをクリーニング枠体14にネジ止めし
て取り付けている。またスクイシート11bは廃トナー溜
め11cのスクイシート貼付座面(縁部)11c1に両面テー
プ等によって貼着して取り付けている。
廃トナーがクリーニングブレード11aの長手方向両端
と、これに対向するクリーニング枠体14との間から漏れ
るのを防止する必要がある。このため前記ブレード11a
の長手方向両端にトナー漏れ防止シールを貼着している
が、このブレード11aとトナー漏れ防止シールとが完全
に密着していないと両者間の隙間をトナーが伝わってト
ナー漏れが発生してしまう。同様に前記トナー漏れ防止
シールとスクイシート11bを貼着する廃トナー溜め11c
のスクイシート貼付座面11c1とが完全に密着していない
と、その隙間を伝わってトナー漏れが発生してしまう。
リーニングブレード11aの長手方向両端にトナー漏れ防
止シール11eを設けている。このシール11eが設けてあ
る部分の構成について、より詳しく説明すると、図24及
び図25に示すように、シール11eは廃トナー溜め11cの
縁部両端に貼着してあり、このシール11eにクリーニン
グブレード11aの長手方向両端が接着してある。また廃
トナー溜め11cの上縁11c2には、前記シール11eの内側
面が接触するように衝立部材11c3が突設してある。
り付けについて説明する。まずクリーニングブレード11
aをクリーニング枠体14に取り付け、図26に示すクリー
ニングブレード11aの長手方向両端エッジ部S1 にシー
ル11eのエッジS2 を密着させて貼り付ける。ここでス
クイシート貼付座面11c1下からクリーニングブレード11
aまでの距離L0 よりも、シール11eの幅L1 が長いと
き、シール11eの下端部T1 と、スクイシート貼付座面
11c1に隙間が出来、トナー漏れが生じる。これを防止す
るために、本実施例では公差上L0 >L1 にしてシール
11eにつぶし量Xを与え、シール下端部T1 をスクイシ
ート貼付座面11c1の斜線部T2 に押し当てて貼らなけれ
ばならないが、本実施例では衝立部材11c3があるために
廃トナーがスクイシート貼付座面下を横にすべって漏れ
るのが抑えられる。このためシール11eのつぶし量Xの
公差上の最小値を零にすることが可能となる。
ウジングを構成する枠体について説明する。図7に示す
ように、プロセスカートリッジBの枠体はトナー枠体1
2、現像枠体13及びクリーニング枠体14の3枠体で構成
している。そしてトナー枠体12と現像枠体13とは溶着し
て一体となし、その後トナー枠体12と現像枠体13が一体
となったトナー現像枠体Cを、クリーニング枠体14と後
述するように連結することによってプロセスカートリッ
ジBとして一体的な枠体を構成している。尚、本実施例
における前記各枠体12,13,14はポリスチレン樹脂を射
出成形して各々一体的に構成している。
帯電系列の近いものを使用すると、画像形成中にトナー
が枠体の内壁と擦れても摩擦帯電によって異常電荷にな
る虞がなく、画像品位の低下を招くことがない。
(文献名「表面高分子と静電気」日本表面科学会編、表
面薄膜分子設計シリーズ5、村田雄司著)に示すよう
に、枠体の材質であるポリスチレンとトナーの成分であ
るスチレン・アクリルとは同じスチレン系であって帯電
系列が近いため、トナーが枠体の内壁と擦れても異常電
荷になる虞がない。尚、ここでスチレン系とは、スチレ
ンが材料の6割以上含有されベース材をいう。
はトナー溜め10a及びトナー送り部材10bが設けてあ
る。またこのトナー枠体12の外表面には、図3及び図4
に示すように、長手方向に複数本の横リブ12dが設けて
あり、把手部を構成している。またトナー枠体12の外表
面下部に設けられた横リブ12dの短手方向長さは順次異
なり、全体的にR形状をするように構成している。この
ためプロセスカートリッジBを画像形成装置Aに対して
着脱するときに、前記トナー枠体12を手で持っても滑り
難く、且つ下部が手で持ち易い形状になっているため
に、着脱操作性が向上する。
現像スリーブ10d及び現像ブレード10eが設けてある。
前記現像ブレード10eは、図11に示すように、ブレード
取付部材10jの長手方向両端近傍を枠体13にネジ止めす
ることによって取り付けるが、本実施例にあってはネジ
止めに先立ってブレード取付部材10jを現像枠体13に位
置決めする。そのため現像枠体13のブレード取付面13f
に垂直に位置決めダボ13gを設け、該ダボ13gにブレー
ド取付部材10jに穿孔した孔を嵌入して位置決めする。
また図7及び図11に示すように、トナー枠体12との接合
面13hに対して垂直に位置決めボス13iを設け(図11に
示すように現像枠体13の長手方向両側に設ける)、この
ボス13iをトナー枠体12側の嵌合孔12cに嵌合して現像
枠体13とトナー枠体12との接合位置決めを行う。
像枠体13の前記ブレード取付面13fと接合面13hとは平
行になるように構成している。そのため、この現像枠体
13を射出成形する場合、ブレード用の位置決めボス13g
とトナー枠体用の位置決めボス13iとが平行になること
から、成形型33は射出成形後に左右方向へ分けるだけで
良く、該成形型33を容易に構成し得る。
ように、感光体ドラム7、帯電ローラ8及びクリーニン
グ手段11としてのクリーニングブレード11a、スクイシ
ート11b、廃トナー溜め11cが設けてある。尚、このク
リーニング枠体14にクリーニングブレード11aを取り付
ける場合にも、前述した現像ブレード10eを取り付ける
場合と同様に、ブレード取付部材11dの長手方向両端近
傍を枠体14にネジ止めすることによって取り付けるが、
ネジ止めに先立ってブレード取付部材11dを枠体14に位
置決めする。そのため、図28に示すように、枠体14のブ
レード取付面14cに垂直に位置決めダボ14dを設け、該
ダボ14dにブレード取付部材11dに穿孔した孔(図示せ
ず)を嵌入して位置決めする。
の矢印に示す射出成形する成形型34の型抜き方向と垂直
になるように構成する。このようにするとブレード取付
面14cに形成した位置決めダボ14dの突出方向と、成形
型34の型抜き方向が一致するために、成形型34の構成が
容易となる。
すドラムシャッタ35が回動可能に取り付けてある。この
ドラムシャッタ35は感光体ドラム7が転写ローラ4と対
向するために設けた開口を開閉するためのものであり、
後述するようにプロセスカートリッジBを画像形成装置
Aに装着すると自動的に開き、画像形成装置Aから取り
外すと自動的に閉じるものである。
ナー枠体12と現像枠体13との結合について説明する。両
枠体12,13は超音波溶着によって結合される。即ち、ト
ナー枠体12の開口12eに、カバーフィルム28を貼着して
前記開口12eを封鎖した後、図29に示すように、受け治
具75の凹部75aにトナー枠体12をセットし、該枠体12と
一体的に成形され、切取り可能なカバーフィルム引抜き
摘み12fを下方へ折り曲げる。このトナー枠体12に現像
枠体13を重ねると共に、現像枠体13の上方を押さえ治具
76で押さえる。この状態でトナー枠体12と現像枠体13に
超音波を加えると、現像枠体13の溶着面長手方向に設け
たリブ条13s(図7参照)が溶けてトナー枠体12の溶着
面に溶着し、両枠体12,13が結合する。
は短手方向(図29の矢印J方向)に変形し易くなる。し
かしながら、本実施例にあっては、現像枠体13は図11に
示すように、長手方向に補強リブ13tが設けてあり、ま
た板金等からなるブレード支持部材10jが取り付けてあ
るために強度があり、変形し難い。また更にトナー枠体
12には前記リブ等が設けられていないために強度的に弱
く、一般的には変形し易いが、本実施例にあっては図7
及び図11に示すように、トナー枠体12の短手方向両側に
鍔12gを設けている。この鍔12gの間隔L12は現像枠体
13の接合面13hの短手方向長さL13と略等しく、現像枠
体13の接合面13hが鍔12g間に嵌合する。
ときは、現像枠体13の接合面13hはトナー枠体12の鍔12
gに嵌合し、且つ現像枠体13の位置決めボス13iがトナ
ー枠体12の嵌合孔12cに嵌合しているために、トナー枠
体12も変形し難く、且つ両枠体12,13がずれてしまうこ
ともない。
本実施例ではすべての枠体12,13,14を同一材質である
ポリスチレン樹脂で構成しているために、溶着結合強度
が非常に高くなる。尚、現像枠体13とクリーニング枠体
14とは溶着しないために、溶着結合強度を高めるという
観点からいえば、クリーニング枠体14は必ずしもトナー
枠体12及び現像枠体13と同一材質で構成する必要はな
い。
ボス13iを現像枠体13の短手方向一方側にのみ設けた例
を示したが、図30に示すように、位置決めボス13iを枠
体13の短手方向両側に設けるようにしても良い。このよ
うにすると、溶着時におけるトナー枠体12及び現像枠体
13の変形をより確実に防止し、且つ両枠体12,13のズレ
も確実になくすことが出来る。
ボス(図示せず)及びこれが嵌入するトナー枠体12の嵌
合孔12cを枠体の長手方向に複数並べて設けるようにす
ると、枠体の変形及びズレ防止をより確実になし得る。
このようにした場合には、前述したようにトナー枠体12
の短手方向両側に鍔12gを設けなくても良い。
レード11aを取り付けるに際し、ブレード取付部材10
j,11dを現像枠体13又はクリーニング枠体14に位置決
めして取り付けることは前に述べたが、ここでその具体
的構成を説明する。 (クリーニングブレードの取り付け)
について説明すると、図32の斜視説明図及び図33の平面
説明図に示すように、クリーニング枠体14には廃トナー
溜め11cが設けてあり、この廃トナー溜め11cの長手方
向両端にブレード取付面14cが設けてある。この左右ブ
レード取付面14cには矩形の位置決めダボ14d1が突設し
てあると共に、ネジ孔14c1が螺設してある。また一方の
取付面14cには円形の位置決めダボ14d2が突設してあ
る。
方向両端には前記矩形ダボ14d1が嵌入する矩形の切欠11
d1が形成してあると共に、ネジ孔11d2が穿孔してある。
更に長手方向一方端部近傍には前記円形ダボ14d2が嵌入
する上下方向に長い長細状孔11d3が穿孔してある。
クリーニング枠体14に取り付けるには、矩形切欠11d1を
矩形ダボ14d1に嵌入することにより、図33の上下方向の
位置決めがなされ、長細孔11d3を円形ダボ14d2に嵌入す
ることにより、図33の左右方向の位置決めがなされる。
これによりブレード支持部材11dはクリーニング枠体14
に対して上下左右方向の位置決めがなされる。この状態
でネジ77を締結してブレード11aをクリーニング枠体14
に取り付け固定する。
高めるためには、矩形状のダボと矩形状切欠或いは矩形
状孔を嵌合する方が円形ボスと円形孔を嵌合する場合よ
りも好ましい。しかし、円形ダボ及び円形孔の方が加工
が容易である。そのため本実施例では一部の位置決めを
矩形ダボで行うようにし、一部の位置決めを円形ダボで
行うようにしている。ここで本実施例で用いた前記ブレ
ード取付部材11d及び位置決め用のダボ14d1,14d2等の
図33に示す各寸法は以下の通りである。
1mm〜10mm程度にするのが好ましく、ネジ孔11d2の
直径は約1mm〜10mm程度が好ましい。また細長孔11
d3の長手方向長さC3は約4mm〜20mm程度が好まし
く、幅方向長さC4は約1mm〜10mm程度が好まし
い。支持部材11dの端部からネジ孔11d2及び細長孔11d3
までの距離C7は約5mm〜30mm程度に設定するのが
好ましい。また前記支持部材11dの長手方向長さC8は
約 200mm〜 300mm程度が好ましく、幅方向長さC9
は約20mm〜40mm程度に設定するのが好ましい。更
に、前記クリーニングブレード11aは、ポリウレタンゴ
ム、シリコンゴム等の材質で構成し、ブレード取付部材
11dは、ジンコート鋼板等の鋼板、アルミニウム板、銅
合金板等の材質で構成している。前記ブレード取付部材
11dは幅方向長さを長くして幅広に構成している。従っ
て、これをブレード取付面14cに取り付けると、ブレー
ド支持部材11dが廃トナー溜め11cの開放面を被うよう
になる。即ち、このブレード支持部材11dは廃トナー溜
め11cの蓋を兼ねるようになる。そして前記切欠11d1や
細長孔11d3、更にはネジ孔11d2を長手方向両端部近傍に
配置し、これに対応するダボ14d1,14d2、或いはネジ孔
14c1を設けるブレード取付面14cを廃トナー溜め11cの
長手方向両端に近傍に設けている。このためクリーニン
グ枠体14において廃トナー溜め11cの容積を大きくとる
ことが可能となる。
孔11d3と、該細長孔11d3が設けられている側のネジ孔11
d2とは、ブレード取付部材11dの端部から同一距離に設
けているために、これら孔明け工程を前記ブレード取付
部材端部を基準にして行う場合に生ずる寸法誤差を極力
抑えることが出来る。また前記左右の矩形切欠11d1及び
ネジ孔11d2を支持部材長手方向に沿って略直線状に配置
することにより、前記と同様に孔明け工程における寸法
誤差を極力抑えるようにしている。
ード10eの取り付けについて説明すると、図34の平面説
明図に示すように、現像枠体13の長手方向両端にブレー
ド取付面13fが設けてある。この左右ブレード取付面13
fの一方側には矩形の位置決めダボ13f1が突設してある
と共に、ネジ孔13f2が螺設してある。また他方側の取付
面13fには円形の位置決めダボ13f3が突設してある。
方向両端には前記矩形ダボ13f1が嵌入する矩形の切欠10
j1が形成してあると共に、ネジ孔10j2が穿孔してある。
更に長手方向一方端部近傍には前記円形ダボ13f3が嵌入
する円形状孔10j3が穿孔してあると共に、ネジ孔10j4が
穿孔してある。
13に取り付けるには、矩形切欠10j1を矩形ダボ13f1に嵌
入することにより、図34の上下方向の位置決めがなさ
れ、円形孔10j3を円形ダボ13f3に嵌入することにより、
図34の左右方向の位置決めがなされる。これによりブレ
ード支持部材10jは現像枠体13に対して上下左右方向の
位置決めがなされる。この状態でネジ(図示せず)を締
結してブレード10eを現像枠体13に取り付け固定する。
に矩形切欠と円形孔を組み合わせて位置決めを行うよう
にしたのは、前述したクリーニングブレード取付部材11
dの場合と同様に位置決め精度及び加工性を考慮したも
のである。ここで本実施例で用いた前記ブレード取付部
材10j及び位置決めダボ13f1,13f3等の図34に示す各寸
法は以下の通りである。
1mm〜10mmが好ましく、ネジ孔10j2,10j4の直径は
約1mm〜10mmに設定するのが好ましい。また円形孔
10j3の直径は約1mm〜10mmに設定するのが好まし
く、支持部材10jの長手方向長さB7は約 200mm〜 3
00mmに設定するのが好ましく、幅方向長さB8は約10
mm〜30mmに設定するのが好ましい。更に前記現像ブ
レード10eは、ポリウレタンゴム、シリコンゴム等の材
質で構成し、ブレード取付部材10jは、ジンコート鋼板
等の鋼板やアルミニウム板、銅合金板等の材質で構成し
ている。
るための構成)プロセスカートリッジBの組立てに際し
ては、前記トナー枠体12にトナー送り部材10bを取り付
け、カバーフィルム28を貼着してトナー溜め10a内にト
ナーを収納し、更にアンテナ線27を取り付けた後に現像
枠体13を溶着する。そしてこの現像枠体13に現像スリー
ブ10d等を組み込んでゆく。このとき現像枠体13とトナ
ー枠体12とが一体的になったトナー現像枠体Cを組立ト
レイに固定して部品の組み込み作業を行うが(図36参
照)、本実施例にあっては図35(a)に示すように、ト
ナー枠体12の所定位置に嵌合穴12aを設けると共に、枠
体底部12bを平面状に構成している。このため組立てト
レイ36に設けた部材36aを前記嵌合穴12aに嵌合するこ
とにより、トナー枠体12が簡単に固定され、現像スリー
ブ10d及び現像ブレード10e等の部品の組み込みが容易
になし得、組立て操作性が向上する。
ブレード11a等の部品を枠体14に組み込んでゆくが、本
実施例にあっては図35(b)に示すように、クリーニン
グ枠体14の底部を平面状にすると共に、該底部に嵌合穴
14eを設けている。従って、該枠体14にブレード11a等
の部品を組み込むに際し、組立てトレイ37に設けた嵌合
突起37aを前記嵌合穴14eに嵌合すると、クリーニング
枠体14を簡単に固定することが出来、クリーニングブレ
ード11a等の部品を容易に組み込むことが出来、組立て
操作性が向上する。
て、図面を参照して具体的に説明する。まずトナー現像
枠体Cの組立てに当たっては、図36に示すように、コン
ベアローラ36bを介して矢印方向へ移動する組立トレイ
36に対し、でトナー枠体12の嵌合穴12aを組立トレイ
36の突起部材36aに嵌合し、で現像ブレード10eを設
置し、で現像ブレード10eをネジ止めする。更にで
現像スリーブ10dを組み込み、でこれを固定し、で
トナー現像枠体Cを持ち出し、次の工程に進ませる。ま
たトナー現像枠体Cを持ち出した後の組立トレイ36は、
下側の補助ラインによって戻り、再び前記の工程を繰
り返すようになる。
との嵌合部を設けることにより、トナー枠体12をクラン
プ又はアンクランプする工程をなくすことが可能とな
り、トナー枠体12の組立てを容易になし得る。
ては、図37に示すように、コンベアローラ37bを介して
矢印方向へ移動する組立トレイ37に対し、でクリーニ
ング枠体14の嵌合穴14eを組立トレイ37の嵌合突起37a
に嵌合し、でスクイシート11bを貼り付け、でクリ
ーニングブレード11aを組み込み、でネジ止めする。
更にでは感光体ドラム7を組み込み、で固定する。
そしてで組み上がったクリーニング枠体14を持ち出し
て次の工程に進ませる。またクリーニング枠体14を持ち
出した後の組立トレイ37は、下側の補助ラインによって
戻り、再び前記の工程を繰り返す。
現像枠体Cと同様に、組立トレイ37との嵌合部を設ける
ことにより、クリーニング枠体14をクランプ又はアンク
ランプする工程をなくすことが可能となり、クリーニン
グ枠体14の組立てを容易になし得る。尚、クリーニング
枠体14には、図4に示すように、自動組立ての際の各ス
テーション間の移動を行うときに組立機が枠体14を挟持
係止するための係止凹部14oが設けてある。
体14の組立ては前記自動機によって組み立てる場合以外
にも、例えば簡単な工具を用いた手作業による組立てラ
インの場合でも前記組立てトレイ36,37を用いることに
よって同様に作業効率を向上し得る。
13を一体にしたトナー現像枠体Cと、クリーニング枠体
14に各部品を組み込んだ後、トナー現像枠体Cとクリー
ニング枠体14とを結合するが、このとき各枠体を台上に
載置する場合がある。このときトナー現像枠体Cとクリ
ーニング枠体14を結合する前はクリーニング枠体14に組
み込んだ感光体ドラム7、現像枠体13に組み込んだ現像
スリーブ10dは露出している。そのために、該部品が台
等と接触して傷付く虞がある。特に感光体ドラム7は画
像形成を行う上で最も重要な部品であり、ドラム表面に
少しでも傷が付くと画像に乱れが生じて高品位の画像が
得られなくなる。そのため組立作業等において感光体ド
ラム7等を組み込んだ枠体を台上に載置する場合には、
台と感光体ドラム7、或いは台と現像スリーブ10dが接
触しないように充分な注意をする必要がある。
光体ドラム7を組み込むクリーニング枠体14の開放側両
端部に突出部14fを設けている。そして前記両突出部14
fの先端を結ぶ線上よりも感光体ドラム7はクリーニン
グ枠体14の内側になるように配置している。このため図
38及び図39に示すように、クリーニング枠体14を台上に
載置した場合、前記突出部14fが台と接触し、感光体ド
ラム7が台と接触することはなく、該ドラム7の表面に
傷がつく虞がない。
dを組み込むトナー現像枠体Cの開放側両端部に突出部
13jを設けている。そして前記両突出部13jの先端を結
ぶ線上よりも現像スリーブ10dは現像枠体13の内側にな
るように配置している。このためトナー枠体12と一体的
な現像枠体13を台上に載置した場合、前記突出部13jが
台と接触し、現像スリーブ10dが台と接触することがな
くなる。このように現像枠体13、クリーニング枠体14を
台に載置したときに現像スリーブ10dや感光体ドラム7
が台と接触することがないために、不注意に感光体ドラ
ム7等を傷付けてしまうことがなく、組立作業性が向上
する。
像枠体13、及びクリーニング枠体14に各部品を組み込ん
だ後は現像枠体13とクリーニング枠体14とを結合してプ
ロセスカートリッジBを組み立てる。両枠体13,14の結
合は図41に示す結合部材38によって行うが、次にその結
合構成について説明する。
してネジ39を貫通するためのネジ孔38bが設けてあり、
そのネジ孔38bを挟んで両側に垂直部38cとバネ取付部
38dが設けてある。前記垂直部38cは基体38aの下方へ
向かって突出しており、現像枠体13の後述する結合突部
の抜けを規制する。またバネ取付部38dは垂直部38cと
平行に設けてあり、その先端には圧縮バネ38eが垂直部
38cよりも更に下方へ突出するように取り付けている。
kが設けてあり、このアーム部13kには側方へ突出する
ように結合突部13mを突設し、且つアーム部13kの天面
にはバネ受凹部13nを設けてある。
部13mが嵌合する結合凹部14gが設けてあり、その上部
には締結部14hが設けてある。締結部14hには前記結合
部材38の垂直部38bが嵌合する嵌合孔14iと、ネジ39を
締結する雌ねじ部14j及びバネ38eが貫通する貫通孔14
kが設けてある。
14とを結合するには、図42(a)の斜視説明図、(b)
の断面説明図に示すように、現像枠体13の結合突部13m
をクリーニング枠体14の結合凹部14gの最奥部に嵌め込
んだ後、結合部材38を締結部14hに締結して取り付け
る。即ち、結合部材38の垂直部38bを孔14iに嵌合し、
バネ38eを貫通孔14kに貫通させて現像枠体13のバネ受
凹部13nに圧縮した状態で受けさせた後、ネジ39をネジ
孔38bを介して雌ねじ部14jに締結する。
ング枠体14とは結合突部13mを中心にして回動可能に結
合され、プロセスカートリッジBの組立てが完了する。
そして、両枠体13,14が結合された状態で、感光体ドラ
ム7の周面にリング部材10fが圧接して感光体ドラム7
と現像スリーブ10dとの位置が決まる。更に圧縮バネ38
eの弾性によって現像スリーブ10dが感光体ドラム7方
向へ押圧される(尚、本実施例では圧縮バネ38eのバネ
力を約2kgに設定し、現像スリーブ10dに約1kgの押圧
力が加わるようにしている)。
枠体14とを結合すると、感光体ドラム7の側端に設けた
はす歯ギヤ7cが現像スリーブ10dの側端に設けたギヤ
10gと噛合する。
ニング枠体14の係合構成では結合凹部14g方向からトナ
ー現像枠体Cを着脱出来るため、結合突部13mを両外側
(内側でも良い)に向けられる。このため両枠体13,14
の長手方向(スラスト方向)が位置決めされ、スラスト
ストッパーが不要になる。
ているために、結合部材38の取り付けと同時にトナー現
像枠体Cの加圧が出来る。この点、従来はトナー現像枠
体とクリーニング枠体とを結合させた後に、両枠体が圧
接するように引張スプリングを両枠体に引っ掛けて取り
付ける必要があり、該スプリングを露出して取り付ける
スペースを要すると共に、スプリング取り付け作業が煩
わしかった。本実施例の構成によればこのような引張ス
プリングを取り付ける際の煩わしさ、取り付けスペース
等の従来の問題を解消し得るものである。
ジ39を緩めると、圧縮バネ38eによる加圧が徐々に解除
され、またスラストストッパーがないために、極めて容
易に分解し得る。
プロセスカートリッジBを装置本体Aに装着するための
構成について説明する。
に、それぞれ第一ガイド部17a,18a及び第二ガイド部
17b,18b等を有する左ガイド部材17及び右ガイド部材
18を取り付けてあることは前述した。これに対応してプ
ロセスカートリッジBのクリーニング枠体14の長手方向
両外側面からは、図4に示したカートリッジBの右側面
及び図43に示した左側面に示すように、前記第一ガイド
部17a,17bに沿ってガイドされる軸受部14aと軸21が
略左右対称位置から突出している。そしてこの軸受部14
a及び軸21の上方に前記第二ガイド部17b,18bに沿っ
てガイドされる突出リブ40が左右対称位置に設けてあ
る。
面には装置本体15に取り付けた加圧部材19が加圧する加
圧面41が設けてあると共に、突当部材20の受け部であ
り、該部材20が突き当たって位置決めするための位置決
め溝42が設けてある。
には、突出リブ40の上方に図4に示すように、補助リブ
43が突出形成してあると共に、ドラムシャッタ35を開閉
するためのリンク部35aが設けてある。前記リンク部35
aはプロセスカートリッジBの着脱動作に連動して回動
し、これと連結したドラムシャッタ35が開閉する。尚、
このドラムシャッタ35の開閉構成については後述する。
本体Aに装着及び取り外す場合について図44乃至図47を
参照して説明する。尚、プロセスカートリッジBは左右
ガイド部材17,18で長手方向両側を同様にガイドされる
ものであるが、ここでは説明を簡略にするため右ガイド
部材18のガイドのみについて説明する。
カバー16を開けた後、プロセスカートリッジBの軸21を
第一ガイド部18a上に載せると共に、突出リブ40を第二
ガイド部18bに載せる。続いて図45に示すように、前記
軸21及び突出リブ40を前記ガイド部18a,18bに沿わせ
て摺動させて装置本体15内に押し込んでいく。すると、
プロセスカートリッジBの加圧面41が装置本体15の加圧
部材19によって加圧され、プロセスカートリッジBは突
出リブ40が第二ガイド部18b上に加圧されながら押し込
まれていく。
二ガイド部18bの段部18b1を越えると、加圧部材19の押
圧力によってプロセスカートリッジBは反時計回転方向
に少し回転し、軸21が第一ガイド部18a上に支持され
る。そして更にプロセスカートリッジBを押し込んでい
くと、図47に示すように、プロセスカートリッジBは更
に反時計回転方向に回転し、装置本体15の突当部材20が
カートリッジBの位置決め溝42に係合する。この後操作
者が手を離すと、図48に示すように、プロセスカートリ
ッジBの軸21が軸受部18cに落ち込む。このとき突当部
材20と位置決め溝42が係合し、プロセスカートリッジB
は加圧部材19によって加圧された状態で装置本体15に装
着される。このとき感光体ドラム7の側端に設けたはす
歯ギヤ7cが装置本体15の駆動ギヤ(図6参照)45と噛
合し、駆動力が伝達されるようになる。更にプロセスカ
ートリッジBを装着したときに、該カートリッジBの下
方への落ち込みに伴ってプロセスカートリッジBへの加
圧部材19による加圧力が緩和される。このためカートリ
ッジBを装着した操作者はクリック感を得て、カートリ
ッジBが装着位置に位置決めされたことを容易に認識し
得る。
20と、プロセスカートリッジBに設けられた位置決め溝
42は当接面20a,42aが略水平になるように設けてあ
る。このため突当部材20は当接面20aが略水平になるよ
うに装置本体15へ組み付ければ良いために、該部材20の
設計及び装置本体15への組み付けが容易となり、寸法誤
差が生じ難い。従って、プロセスカートリッジBを正確
に装置本体15へ装着させることが容易となるものであ
る。
けてあり、プロセスカートリッジBの加圧面41が加圧部
材19に加圧されながら移動する際にコロ19bを介して加
圧することにより摺動抵抗を小さくしている。また前記
コロ19bにより加圧されるプロセスカートリッジBの加
圧面41を本実施例では面形状にしているが、これを面形
状にせず、リブ形状にすると接触面積が小さくなるため
に更に摺動抵抗を小さく出来る。
外観図から明らかなように、プロセスカートリッジBの
上部は略直線的に構成してあり、この上部面がカートリ
ッジの装着方向と略平行になるように構成している。そ
のために装置本体15のカートリッジ装着スペースが必要
最小限にし得ると共に、プロセスカートリッジB内の例
えばトナー溜めや廃トナー溜めのスペースを効率良くと
ることが出来る。
す場合は、図49に示すように、プロセスカートリッジB
を反時計回転方向(矢印a方向)に少し回転させて突出
リブ40が第二ガイド部18bの段部18b1に乗り上げ可能と
し、そのまま引き抜くことによって取り外すことが出来
る。尚、プロセスカートリッジBを反時計回転方向へ回
転させる場合、必要以上に回転させようとすると補助リ
ブ43(図4参照)がシャッタカム部18dに突き当たり、
また左ガイド部材17にあっては突出リブ40が回動規制ガ
イド部(図5参照)に突き当たって反時計回転方向への
回転が規制される。またカートリッジ装着時には前記カ
ートリッジ右側面の補助リブ43は第二ガイド部18bとシ
ャッタカム部18dの間に入り込み、カートリッジ左側面
の突出リブ40は第二ガイド部17bと回動規制ガイド部17
dの間に入り込むために、プロセスカートリッジBを着
脱するときの軌跡がより規制され、プロセスカートリッ
ジBの着脱がよりスムーズに行われる。
セスカートリッジBの着脱に伴ってドラムシャッタ35が
開閉するが、次にその開閉動作について説明する。
手方向両側に設けたアーム部35bが軸35cを中心に回動
可能に取り付けてあり、この回動中心にはリンク部35a
が前記アーム部35bと一体的に設けてある。従って、こ
のリンク部35aを回動するとアーム部35bが回動し、ド
ラムシャッタ35が開閉する。また前記アーム部35bには
リンクボス35dが突設してある。前記リンク部35a及び
リンクボス35dがシャッタカム部18dと係合することに
よってドラムシャッタ35が開閉する。これを前述したプ
ロセスカートリッジBを画像形成装置Aに装着する状態
の図44乃至図48を用いて説明する。
18dは図44乃至図48に示すようにリンク部35aが係合す
る第一カム部18d1と、リンクボス35dが係合する第二カ
ム部18d2とを有している。この第一カム部18d1の傾斜角
度はプロセスカートリッジBの突出リブ40をガイドする
第二ガイド部18bと略同じ角度であり、第二カム部18d2
の傾斜角度は前記第一カム部18d1よりも大きな傾斜角を
もつ。
ッジBを挿入し、これを押し込んでいくと図45に示すよ
うにリンク部35aがシャッタカム部18dの第一カム部18
d1に係合し、該リンク部35aが軸35cを中心に回転す
る。これによりアーム部35bが回転してドラムシャッタ
35が開くようになるが、このときは完全に開いた状態で
なく、所謂半開き状態である。更にカートリッジBを押
し込んでいくと、図46に示すようにリンクボス35dが第
二カム部18d2に係合する。更に押し込んでいくと、図47
に示すように、アーム部35bの回転はリンク部35aと第
一カム部18d1との係合からリンクボス35dと第二カム部
18d2との係合に引き継がれ、図48に示すプロセスカート
リッジBの装着が完了した状態にあっては、ドラムシャ
ッタ35はカートリッジ下部にガイドされて搬送される記
録媒体2が突っかからないように大きく開く。
置Aから取り外すために該カートリッジBを図48の状態
から引き抜くと、アーム部35に係止した捩じりコイルバ
ネ35eの付勢により、前記と逆の順にリンクボス35d及
びリンク部35aとシャッタカム部18dが係合し、ドラム
シャッタ35が閉じる。
7を保護するものであるが、本実施例では前記ドラムシ
ャッタ35以外にも画像形成装置Aにレーザーシャッタを
設けている。このレーザーシャッタは前述した光学系1
から感光体ドラム7へ照射されるレーザー光が装置非使
用時に光学ユニット1a(装置本体側)から漏れないよ
うに、レーザー光路遮断手段を構成するものである。
ー光路遮断手段の構成について説明する。これは図50に
示すように、光学ユニット1aにはレーザー光を感光体
ドラム7へ照射するための開口1a1が設けてあり、レー
ザーシャッタ46は前記開口1a1を塞ぐように板金を屈曲
して構成している。即ち、レーザーシャッタ46は板金を
屈曲してシャッタ部46aを形成し、且つシャッタ部46a
の左側にリンク部46bを一体的に形成している。そして
このレーザーシャッタ46は装置本体15に対して軸46cに
より回動可能に取り付けてある。
ドする左ガイド部材17の近傍には軸47aを中心に回動可
能なアーム部材47が取り付けてある。このアーム部材47
は回動端部がレーザーシャッタ46のリンク部46bと当接
可能であり、且つプロセスカートリッジBを装置本体15
に装着したときに、該カートリッジBの端部が当接する
位置に配設している。
Bを左右ガイド部材17,18でガイドして挿入すると、該
カートリッジの開閉部材がアーム部材47を図50の矢印a
方向へ押し出す。これによりアーム部材47の回動先端が
レーザーシャッタ46のリンク部46bを押し出し、シャッ
タ部46aが矢印b方向へ回転する。これにより光学ユニ
ット1aの開口1a1が開き、レーザー光が感光体ドラム
7へ照射可能となる。
bには引張バネ47bが取り付けてあり、該バネの付勢に
よってレーザーシャッタ46を常に開口1a1を閉じる方向
に付勢している。このためプロセスカートリッジBを画
像形成装置Aから取り外すと、前記アーム部材47による
押し付けがなくなるために、レーザーシャッタ46はバネ
47bの弾性力によって開口1a1を自動的に閉じるように
なる。
光学ユニット1aから感光体ドラム等に照射することが
ない。また前記レーザーシャッタ46を開閉させるための
リンク部46bやアーム部材47は左ガイド部材17の近傍に
配設され、ドラムシャッタ35を開閉させるためのリンク
部35aが位置する右ガイド部材18側と反対側にあるため
に、これらを配設するスペースを効果的に確保出来る。
従って、スペースの有効利用が図れ、装置全体の小型化
が図れる。尚、本実施例では図51の平面図に示すよう
に、突起14mと前記アーム部材47が当接する位置をカー
トリッジ長手方向端部からY1=約5〜6mmの位置に
設定している
ロセスカートリッジBを画像形成装置Aに装着する際
に、プロセスカートリッジBの長手方向(スラスト方
向)の左肩部分に設けた開放部材となる突起14mがレー
ザーシャッタ46を開閉するために装置本体側に設けられ
たアーム部材47を押圧するときに、略同時にプロセスカ
ートリッジBの長手方向右側面に突出形成したドラムア
ースのための金属軸21(直径X1は約10mm、突出量X
2は約5mm)が装置本体側に設けられたバネ性を有す
る電気接点であるアース用接点部材51に接触する。更に
カートリッジBの長手方向右側に設けたリンク部35aが
装置本体のシャッタカム部18dに当接してドラムシャッ
タ35を開く。
は、カートリッジBの長手方向左側はレーザーシャッタ
46を開くためにバネ47bの付勢に抗する負荷を受ける。
一方、カートリッジBの長手方向右側は金属軸21がアー
ス用接点部材51に接触してバネ性を有する接点部材51を
変形させる負荷と、ドラムシャッタ53を開くために捩じ
りコイルバネ35eの付勢に抗する負荷を受ける。前記負
荷の中でドラムシャッタ53を開くための負荷が最も大き
い。その結果、カートリッジBを挿入する際にはカート
リッジ長手方向中心C2 よりもよりも右側に片寄った負
荷を受ける。
に、カートリッジBに設ける把手部となる横リブ12dの
長手方向中心C1 がプロセスカートリッジBの長手方向
中心C2 よりもドラムシャッタ35のリンク部35aが設け
られている端部、及び導電部材である金属軸21が設けら
れている方向へ片寄るように横リブ12dを設けている。
即ち、本実施例ではプロセスカートリッジBの長手方向
長さL11(約 300mm)の中心C2 よりも約10mm横リ
ブ12dの長手方向の中心C1 を片寄らせている(前記横
リブ12dの長手方向中心C1 はプロセスカートリッジB
が装着された際の記録媒体搬送中心よりも約10mm片寄
る。又は中心C1 はプロセスカートリッジBが有する感
光体ドラム7の長手方向中心よりも約10mm片寄る)。
を画像形成装置Aに装着するときに、図52に示すよう
に、カートリッジBの長手方向中心C2 よりも右側、即
ちドラムシャッタ35のリンク部35aが設けられている端
部側を持ってカートリッジBを装置本体に挿入するよう
になる。これによりカートリッジBは長手方向において
リンク部35aが設けられている端部側が他方端部側より
も若干大きな力がかかるようになる。この力の片寄りが
ドラムシャッタ35の開閉負荷と相殺し、全体的にはカー
トリッジBががたつくことなくスムーズに画像形成装置
A内に挿入されるようになる。
手方向に設けた感光体ドラム7と平行に設けてあること
から、この横リブ12dを持って挿入するときにカートリ
ッジ長手方向を挿入方向に対して直角に維持し易く、カ
ートリッジ装着時の長手方向両側のガタツキをより減少
し易くなっている。
12dで構成しても良いが、図53に示すように枠体に設け
た凹部73で構成しても良く、或いは図54に示すにように
枠体に設けた凸部74で構成しても良い。即ち、操作者が
持ち易い構成であれば良く、その形状は問わない。
ンク部35a及び金属軸21が設けられている側へ把手部を
片寄らせて設けた例を示したが、これに限定するもので
はない。例えばレーザシャッタ46のバネ47bの弾性力が
強く、バネ47bの付勢に抗する負荷及び接点部材51を変
形させる負荷よりも、コイルバネ35eの付勢に抗する負
荷が大きい場合には、突起14mの設けられている側へ把
手を片寄らせて設ける。このように、プロセスカートリ
ッジを画像形成装置本体に装着する際に、前記画像形成
装置本体に設けられた本体側部材と当接することによっ
て、枠体が受ける装着抵抗の大きい側へ片寄るように把
手部を設けるものである。
トリッジBを装着したときの各部材に対する電気的な接
続について説明する。
に装着すると、プロセスカートリッジBに設けた各接点
部が装置本体15側に設けた接点部材と接触し、プロセス
カートリッジBと画像形成装置本体との電気的な接続が
なされる。即ち、図55のカートリッジ下部斜視図に示す
ように、現像枠体13の下部から前述したトナー残量を検
出するアンテナ線27の端部である接点部27aが露出する
と共に、現像スリーブ10dに現像バイアスを印加するた
めの現像バイアス接点部48が露出している。またクリー
ニング枠体14の下部からは帯電ローラ8へ帯電バイアス
を印加するための帯電バイアス接点部49が露出してい
る。即ち、感光体ドラム7を挟んで一方側にアンテナ線
の接点部27a及び現像バイアス接点部48を配設し、他方
側に帯電バイアス接点部49を配設している。尚、前記帯
電バイアス接点部49は前述した接点部材26(図10参照)
と一体的に構成してある。
部平面図に示すように、プロセスカートリッジBを装着
したときに前記各接点部27a,48,49が接触するように
転写ローラ4を挟んで記録媒体2の搬送方向一方側にア
ンテナ線27の接点部27aが接触するアンテナ線用接点部
材50a及び現像バイアス接点部48が接触する現像バイア
ス用接点ピン50bを配設し、他方側には帯電バイアス接
点49が接触する帯電バイアス用接点ピン50cを配設して
いる。尚、接点ピン50b,50cは、図57に示すように、
ホルダカバー50d内に脱落不能且つ突出可能に取り付け
られ、ホルダカバー50dを取り付ける電気基板50eの配
線パターンと各接点ピン50b,50cとを導電性圧縮バネ
50fによって上方へ付勢されると共に、電気的に接続さ
れている。また前記接点ピン50b,50cに圧接する各接
点部材48,49のうち帯電バイアス用接点部材49が開閉カ
バー16の回動ヒンジ16a側が曲率をもつように、直線部
と直線部間を曲線部で結んだ弓なり形状にしている。こ
れはプロセスカートリッジBを装着した開閉カバー16を
ヒンジ16aを中心にして矢印c方向へ閉じるときに、該
ヒンジ16aに最も近く開閉カバー16の回転に伴う回転半
径が最も小さい帯電バイアス用接点部材49と、接点ヒン
ジ50cとの接触をスムーズに、且つ良好に行うためであ
る。
の一方の軸21は金属製であり、該軸21を介して感光体ド
ラム7をアースするようにしている。そのために図6及
び図51に示すように、プロセスカートリッジBを装着し
たときに前記軸21が位置する右ガイド部材18の軸受部18
cには装置本体15のシャーシ等を介してアースされた板
バネ状のアース用接点部材51が設けてあり、カートリッ
ジ装着状態にあっては前記軸21がアース用接点部材51と
接触する。
を参照して説明する。図22に示す通り、感光体ドラム7
の長手方向に対して同じ側であって、はす歯ギヤ7cが
設けられている側とは反対側に、前記接点48,49が配置
されており、感光体ドラム7の長手方向に対して反対側
(はす歯ギヤ7cの設けられている側)には、ドラムア
ース接点としての金属軸21が配置されている。そして感
光体ドラム7の長手方向に直交する方向(記録媒体搬送
方向)において、感光体ドラム7の一方側(現像手段10
側)には現像バイアス用接点部材48が配置されており、
他方側(クリーニング手段11側)には帯電バイアス用接
点部材49が配置されている。尚、ドラムアース用接点と
しての金属軸21は枠体14よりも外方へ突出しており、感
光体ドラム7の軸回転中心に位置している。
アス用接点部材49は、感光体ドラム7の長手方向に対し
て略直線上に並んで設けられ、平歯ギヤからなるギヤフ
ランジ7dと感光体ドラム7とを跨がった位置に配置さ
れている。しかも両接点部材48,49は共に感光体ドラム
7の端部に設けられたギヤフランジ7dの外側端部より
も感光体ドラム7の長手方向に対して内側に配置されて
いる。
光体ドラム7の長手方向のサイズを小さくすることが出
来、しいてはプロセスカートリッジを小型化することが
可能となる。
たように外方へ向かって弓なりとなっている。即ち、プ
ロセスカートリッジを装置本体へ装着する際に先端とな
る部分には直線部分を有し、その直線部分から弓なりに
湾曲している。これによってプロセスカートリッジBを
画像形成装置Aに装着する際に、帯電バイアス用接点部
材49と装置本体側の帯電バイアス用接点ピン50cとの当
接角度にばらつきが生じたとしても、そのばらつきを吸
収して帯電バイアス用接点部材49と帯電バイアス用接点
ピン50cとを確実良好に当接することが出来る。
スカートリッジBを画像形成装置Aに装着するときに、
装着方向先端に位置することになるが、装着時に接点部
材49及び接点ピン50cを損傷することはない。
のトナー残量を装置本体側が判別するためのアンテナ線
27の接点部27aは、感光体ドラム7の長手方向に対して
現像バイアス用接点部材48と同じ側であって、感光体ド
ラム7の位置する一方側(現像手段10側)に対して現像
バイアス用接点部材48と同じ側に、現像バイアス用接点
部材48よりも感光体ドラム7から遠方に設けられてい
る。
り、帯電バイアス用接点部材49とドラムアース用接点と
しての金属軸21とが離れることにより、両接点間での浮
遊容量を形成する虞がなくなり、帯電電圧が安定して帯
電むらを生ずることがなくなる。即ち、ドラムアース用
接点を他の接点の近くに配置すると、ドラムアース用接
点のまわりに置かれる配線、接点等とその他の接点との
間に浮遊容量が生じ、現像、帯電、トナー残量検出にか
かる交流電圧を狂わせ易くなる。特に帯電を感光体ドラ
ム7に接触させて行うローラ帯電の場合、定電流制御を
行っているので浮遊容量による交流電圧変動が画像を大
きく乱すことになる。この点で本実施例のように各接点
を配置することにより、浮遊容量が生ずることがなくな
り、交流電圧を正常にかけることが出来、帯電むら等が
なくなるものである。
アス用接点部材49とを感光体ドラム7を挟んで互いに反
対側に設けてあることから、両接点間の距離が保て、両
者が電気的に干渉することがなくなる。
有無検出回路}次にこの装置におけるトナー残量の検出
及びプロセスカートリッジBの装着有無の検出について
説明する。この装置では前述したようにプロセスカート
リッジBに設けたアンテナ線27と現像スリーブ10d間の
静電容量の変化によってカートリッジ内トナーの残量検
出を行うようにしており、そのために図58の回路を設け
ている。
アンテナ線27とは等価的にコンデンサを構成している。
HVは高圧電源であり現像スリーブ10dへ矩形波状の交
流電圧(VPP=約1600V)を印加している。この高圧電
源HVからの高電圧は実際には矩形波の立ち上がり、立
ち下がりの傾きをもち、現像スリーブ10dとアンテナ線
27間の静電容量と抵抗R1 ,R2 により微分波形ANT
として検出される。尚、ダイオードD1 はマイナス出力
のクランプダイオードである。
圧され、オペアンプOA1、ダイオードD2 、コンデン
サC1 からなる第一ピークホールド回路によりピーク検
出され、直流信号に変換される。尚、抵抗R3 はコンデ
ンサC1 のディスチャージ用である。
容量は、現像スリーブ10dとアンテナ線27間に存在する
トナー量に依存する。即ち、両導体間にトナーが存在す
る場合は、導体間の誘電率が高くなるために両者間の静
電容量は大きくなる。従って、トナーの減少と共に導体
間の誘電率が小さくなり、静電容量も小さくなるため
に、第一ピークホールド回路によって検出される電圧も
トナー量の減少に伴って低下する。
ーブ10dへ供給されると共に、基準コンデンサC2 と抵
抗R4 ,R5 (ボリューム抵抗),R6 で構成される微
分回路へも供給される。尚、ダイオードD3 はマイナス
出力のクランプダイオードである。
分波形はオペアンプOA2、ダイオードD4 、コンデン
サC3 とディスチャージ用抵抗R7 からなる第二ピーク
ホールド回路により、直流信号に変換される。この第二
ピークホールド回路からの出力が所望の基準値(本実施
例では約 2.7Vに設定している)になるようにボリュー
ム抵抗R5 を調整する。
デンサC1 の電位→トナー残量に応じた値)と、第二ピ
ークホールド回路の出力(コンデンサC3 の電位→基準
値)は、コンパレータCO1によって比較され、トナー
残量を示す信号として出力される。従って現像スリーブ
10dとアンテナ線27間にトナーが充分存在する場合に
は、コンデンサC1 の電位がコンデンサC3 の電位より
高く、コンパレータCO1の出力はハイレベルとなる。
また現像スリーブ10dとアンテナ線27間のトナーが少な
くなるに従ってコンデンサC1 の電位が低下していく。
そしてコンデンサC3 の電位よりも低くなると、コンパ
レータCO1の出力はロウレベルとなる。従って、コン
パレータCO1の出力によってトナー残量の検出が可能
となる。
が画像形成装置Aに装着されているか否かの検出も行
う。即ち、図58の回路において、コンデンサC1 の電位
が基準電位E(本実施例では約1V)以下なると、コン
パレータCO2の出力がロウレベルとなり、プロセスカ
ートリッジBが画像形成装置Aに装着されていないと判
別する。
ントローラは、高圧電源HVから現像スリーブ10dに矩
形波交流を出力する。しかし、プロセスカートリッジB
が装置本体内に無い場合には、図58の回路における感光
体ドラム7、現像スリーブ10d、アンテナ線27が存在し
ないため、オペアンプOA1には信号を入力しない。従
って、このときコンデンサC1 の電位はゼロレベルとな
る。このため、基準電位Eをゼロレベルに対してある程
度マージンをもったプラス電圧で、且つカートリッジ内
のトナーが空の場合のコンデンサC1 の電位よりも低い
電位に設定することにより、プロセスカートリッジBの
有無を検出することが出来る。
と、カートリッジ装着有無の検出レベルの電圧関係を示
す。図53において、トナー残量の有無の検出基準電圧
(コンデンサC3 の電位)は記録をするのに必要なトナ
ー不足を知らせる警告レベルに設定しておくと良い。
尚、本実施例では基準電圧を、現像スリーブ10dとアン
テナ線27の間に約20gのトナーが存在するときに相当す
る静電容量(約 7.5pF)により、ボリューム抵抗R5
を工場出荷時に調整して設定している。またカートリッ
ジ装着有無の検出基準電圧は電源電圧を抵抗で分圧する
等の構成にしても良い。
の検出にコンパレータCO2を用いたが、コンパレータ
の代わりに図60の回路に示すように適当なスライスレベ
ルをもったインバータIN1,IN2を用いて構成して
も良い。この場合も、カートリッジ内にトナーが無いと
きにIN1,IN2の出力がロウレベルにならないよう
に、アンテナ線27からの検出電圧レベルを抵抗R1 ,R
2 ,R4 ,R5 ,R6によって調整しておく必要があ
る。
に示すように、コンデンサC1 の出力をバッファアンプ
BAを介して制御部へ送り、アナログ−ディジタル変換
を行うようにすれば、より確実な検出が可能となる。
Aの概略制御構成について図62に示す機能ブロック図に
基づいて説明する。
御を行う制御部であって、例えばマイクロプロセッサ等
のCPU、該CPUの制御プログラムや各種データを格
納しているROM、及びCPUのワークエリアとして使
用されると共に、各種データの一時保存等を行うRAM
等を備えている。
(ジャムセンサ)等を備えたセンサ群61からの信号を受
ける。またアンテナ線27と現像スリーブ10d間の静電容
量の変化によってプロセスカートリッジB内のトナー残
量を検出するトナー残量検出機構61aからの信号を受け
る。更に、例えばコンピュータやワードプロセッサ等の
ホスト62から画像信号を受ける。
基づいて、例えば露光63、帯電64(帯電ローラ8等)、
現像65(現像スリーブ10d等)、転写66(転写ローラ4
等)及び定着67(定着ローラ5b等)等の各プロセス工
程及び記録媒体の搬送68(レジストローラ3d1,3d2や
排出ローラ3f1,3f2等)を制御する。また制御部60か
らドライバ69に与える駆動パルス数をカウントとするカ
ウンタ70を介してメイン駆動モータ71を駆動制御する。
トナー残量検出によるトナー無し信号を受け、プロセス
カートリッジBの交換報知72(例えばランプの点滅やブ
ザーを鳴らす等)を行うようになっている。
リッジBを画像形成装置Aに装着して画像形成を行う場
合の動作について説明する。
セットし、これを図示しない検出センサが検出すると、
又は記録媒体2を収納したカセット3hをセットして記
録開始キーを押すと、ピックアップローラ3b又は3i
が駆動すると共に、分離ローラ対3c1,3c2及びレジス
トローラ対3d1,3d2が回転して記録媒体2を画像形成
部へと搬送する。そして前記レジストローラ対3d1,3
d2の搬送タイミングと同期して感光体ドラム7が図1の
矢印方向へ回転し、帯電ローラ8に帯電バイアスを印加
することによって感光体ドラム7の表面を均一に帯電す
る。そして光学系1から画像信号に応じたレーザー光が
露光部9を介して感光体ドラム7の表面に照射し、該表
面に光照射に応じた潜像を形成する。
ジBの現像手段10が駆動し、トナー送り部材10bが駆動
してトナー溜め10a内のトナーを現像スリーブ10d方向
へ送り出すと共に、回転する現像スリーブ10dにトナー
層を形成する。この現像スリーブ10dに感光体ドラム7
の帯電極性と同極性で略同電位の電圧を印加して感光体
ドラム7の潜像をトナー現像する。前記感光体ドラム7
と転写ローラ4の間に記録媒体2を搬送し、且つ転写ロ
ーラ4に前記トナーと逆極性の電圧を印加することによ
り、感光体ドラム7上のトナー像を記録媒体2に転写す
る。
更に図1の矢印方向へ回転し、クリーニングブレード11
aによって感光体ドラム上に残ったトナーを掻き落とし
て除去して廃トナー溜め10cへ集める。
た記録媒体2を定着手段5へ搬送し、該定着手段5にお
いて熱及び圧力を印加して記録媒体4にトナー定着を行
った後、排出ローラ3e,3f1,3f2によって排出部6
へ排出する。このようにして所望画像を記録媒体2に記
録するものである。尚、定着手段としては、本実施例で
は所謂加熱定着を用いたが、これ以外にも例えば所謂加
圧定着装置等を適用することも当然可能である。
に本実施例に係るプロセスカートリッジのリサイクルに
ついて説明する。従来、プロセスカートリッジは収納さ
れたトナーを使い終わると、そのまま廃棄されてきた。
そのため再利用可能な部品、例えばローラ等も一緒に廃
棄されてきた。しかしながら、近年の地球環境保護の高
まりから、省資源、省エネルギー、ゴミの低減を目的と
して、各種電気機器や電子機器は従来のように製品の廃
棄でなく、部品のリサイクル(再生、再利用)が行われ
始めている。
ッジにあっても帯電部材や現像部材、或いはクリーニン
グ部材等の部品は製品寿命が長く、カートリッジ内のト
ナーを使用した後も使用可能であるため、最近ではトナ
ー使用後のカートリッジを回収し、前記部品等を取り出
してリサイクルすることが考慮されている。
クルの手順について説明する。プロセスカートリッジの
リサイクルの大略の手順は(1)回収、(2)仕分け、
(3)分解、(4)選別、(5)清掃、(6)検査、及
び(7)再組立である。これを具体的に説明すると、以
下の通りである。
マン等の協力により、回収センターに集める。
リッジをカートリッジリサイクル工場へ運搬する。そし
て回収した使用済みのプロセスカートリッジを機種毎に
仕分けする。
出す。
達した或いは損傷して再利用に適当でない部品とを選別
する。
トリッジの部品として再利用を可能とする。
機能が回復し、再利用が可能か否かを検査する。
ジを組み立てる。
像スリーブ10d等は再組立して使用するが、枠体12,1
3,14はクラッシュして材料として再利用する。このと
き枠体12,13,14が異種材質で構成してあると、これら
を一緒にクラッシュすると材料として再利用したときに
機械的特性が低下してしまう。そのため各枠体毎に分け
てクラッシュしなければならないが、トナー枠体と現像
枠体とは溶着してあるために両枠体の接合部を裁断しな
ければ分離出来ず、リサイクル工程に手数がかかってし
まう。
ー枠体12、現像枠体13及びクリーニング枠体14をすべて
同一の材質(ポリスチレン樹脂)で構成することによ
り、各枠体12,13,14を一緒にクラッシュレペット化し
て材料として再利用しても機械的特性が低下しないよう
にし、リサイクル効率を向上させている。
本実施例で使用したトナーの成分と同系材質であるため
に(共にスチレン系)、使用済みカートリッジの枠体の
清掃が完全でなく、その内壁にトナーが付着している状
態で枠体をクラッシュしても、異種材料が混ざったとき
のような機械的特性の低下を生ずることがない。
Cとは分離可能であるために、同材質の枠体毎に分けて
クラッシュするという観点からからすれば必ずしも同一
材質で構成する必要はないが、前述したようにトナー成
分と同系材質で構成する観点からすればトナー現像枠体
Cと同一材質で構成することが好ましい。
ム7等を支持するために、ある程度の機械的強度が必要
である。しかしながら、本実施例のようにクリーニング
枠体14をトナー現像枠体Cと同一材質のポリスチレン樹
脂で構成した場合、ポリフェニレンオキサイド(PP
O)やポリフェニレンエーテル(PPE)で構成した場
合と比べると、機械的強度が低下する。
図63の一部破断図に示すように、感光体ドラム7の回転
軸を支持するクリーニング枠体両側壁14pを跨がって感
光体ドラム7の上方を覆うように上方壁部14nを設け
(図4、図7、図50〜図54)、両側壁14pを補強するよ
うにしている。
分かれるように隔壁14qを設け、且つ各室の奥側側壁に
は補強リブ14rを設けている。尚、隔壁14gは廃トナー
溜め11cに収納されたトナーが廃トナー溜め11cの長手
方向に不用意に移動するのを規制して、廃トナー溜め11
cからトナーが漏れるのを防止する機能も有する。
ることにより、該枠体14をトナー現像枠体Cと同一材質
であるポリスチレン樹脂で構成しても充分な機械的強度
が得られる。
トリッジ及び画像形成装置の各部の他の実施例について
説明する。
ローラ8がローラ軸方向へ移動するのを規制する構成と
して、ローラ軸8aの一方端部を軸受24の突当部24aに
突き当てるようにしたが他の実施例として、図64及び図
65に示すように、円柱穴52aを有する軸受52によって帯
電ローラ8のローラ軸8aの一方端部を支持するように
構成しても良い。この構成にあっては、ローラ軸8aが
図64の矢印方向へ付勢力を受けると、ローラ軸端部が円
柱穴52aの底部52bに突き当たって位置決めされる。従
って、このように構成しても前述した実施例と同様の効
果を得ることが出来る。
一実施例の軸受24と同様にポリアセタール等の対金属摺
動性に優れたものを使用するのが好ましい。
に切欠52cを設け、該切欠52cを弾性変形させることに
よって帯電ローラ軸8aを強制嵌入するように構成して
も良い。このようにすると、帯電ローラ8の組立性が向
上する。更に前記切欠52cをプロセスカートリッジBの
実装時に下向きとなるように構成すると、前記円柱穴52
a内に微小の削り粉が出た場合でも、該削り粉は切欠52
cから下方へ落ちて穴52a内に残ることがなくなる。そ
のためにローラ軸8aを穴52a内で安定して回転させる
ことが出来る。
受52によって帯電ローラ軸8aの一方端部を支持するよ
うにした例を示したが、前記軸受24,52によって現像ス
リーブ10dの回転軸等を支持するようにしても良い。
8aが移動したときに接点部材26が塑性変形しないよう
に規制部材14bを設けた例を示したが、他の実施例とし
て図67に示すように、クリーニング枠体14に規制部材と
なるリブ53を設け、このリブ53に接点部材26を熱カシメ
等で固定するようにしても良い。このようにすると、帯
電ローラ8に図67の矢印に示す力Pが加わっても、接点
部材26はリブ53に当接してそれ以上の変形が抑えられ
る。従って、物流の過程やユーザーの使用時に誤ってカ
ートリッジBを落とす等して前記力Pが加わったとして
も、接点部材26の欠損を防止することが出来る。
面テープや接着剤等によってゴム等の緩衝材54を取り付
け、前記リブ53と接点部材26との間に緩衝材54が介在す
るようにしても良い。このようにすると、矢印方向の力
Pが帯電ローラ8に加わったとしても、接点部材26は緩
衝材54によって接点部材26の塑性変形を防止することが
出来る。更に接点部材26の先端と回転しているローラ軸
8aの軸方向端面とが平行に接触していないと、接点部
材26の先端がローラ軸8aの軸方向端面と片当たりにな
って振動し、異音を発し易くなる。しかし、前記のよう
に緩衝材54が設けてあると、前記振動を抑制して異音の
発生を防止することが出来るものである。
に示すように、現像枠体13に3本のリブ13b,13c,13
dを設け、第二リブ13cの先端をエッジ状にして現像ブ
レード10eに食い込むようにしたが、前記第二リブ13c
の先端形状としては必ずしもエッジ状でなくても、例え
ば図69に示すように先端鋭角状にし、この先端が現像ブ
レード10eに強く圧接するようにしても良い。
うに、アンテナ線27の露出部分に衝撃が加わったとき
に、アンテナ線27が現像枠体13の凹部13eから浮き上が
らないように、アンテナ線27に屈曲部27bを設けた。し
かしながら、この屈曲部27bの形状としては図18(b)
に示したものに限定する必要はなく、他にも例えば図70
(a)に示すように半円状、図70(b)に示すように台
形状等にしても効果的である。
めの構成としては、アンテナ線27に前記屈曲部27bを設
ける以外にも、図71に示すように、現像枠体13に切込み
13pを設けてアンテナ規制部を形成し、この切込み13p
にアンテナ線27を通すように構成しても良い。このよう
にすると、アンテナ線27に図71の矢印方向の外力が加わ
ったとしても、アンテナ線27は現像枠体13から浮き上が
ることはなく、現像枠体13とトナー漏れ防止シール29と
の間に隙間を生ずることもない。
も、図72に示すように、現像枠体13にアンテナ線27が通
る大きさの丸孔13qを設けてアンテナ規制部を形成し、
この丸孔13qにアンテナ線27を通すように構成しても良
い。このようにしても、前記切込み13pの場合と同様に
アンテナ線27に図72の矢印方向の外力が加わったとして
も、アンテナ線27が現像枠体13から浮き上がることがな
い。
10dの回転軸方向の位置決めについて説明しなかった
が、この位置決めも図10に示した帯電ローラ8と同様に
軸受部材に回転軸の一方端を突き当てて位置決めするよ
うにしても良く、この軸受部材の構成としては図64乃至
図66に示すように円筒状にすることも可能である。
非磁性トナーを使用する場合等にあっては塗布ローラに
よって現像スリーブ10dの表面にトナー層を形成するよ
うにするが、この場合には塗布ローラも前記と同様な軸
受部材の構成により、回転軸を突き当てるようにして位
置決めするようにすると良い。
現像手段において、図12及び図13に示すように、吹出シ
ート10iとトナー漏れ防止シール10hとがオーバーラッ
プするようにした例を示したが、図12及び図13に示す構
成はクリーニング手段において感光体ドラム7に対する
クリーニングブレード11a及びスクイシート11b、トナ
ー漏れ防止シール11eの関係で構成しても良い。即ち、
クリーニングブレード11aの長手方向両端部よりも外側
においてスクイシート11bとトナー漏れ防止シール11e
がオーバーラップするように構成すると良い。
ッジBは前述のように単色の画像を形成する場合のみな
らず、現像手段10を複数設け、複数色の画像(例えば2
色画像、3色画像或いはフルカラー等)を形成するカー
トリッジにも好適に適用することが出来る。
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
例では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングステンワイヤーの三方周囲
にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワ
イヤーに高電圧を印加することによって生じた正又は負
のイオンを感光体ドラム7の表面に移動させ、該ドラム
7の表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当
然である。尚、前記帯電手段としては前記ローラ型以外
にも、ブレード型(帯電ブレード)、パッド型、ブロッ
ク型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
リーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁
気ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良
い。
は、像担持体としての例えば電子写真感光体等と、少な
くともプロセス手段の1つを備えたものである。従っ
て、そのプロセスカートリッジの態様としては、前述し
た実施例のもの以外にも、例えば像担持体と帯電手段と
を一体的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能にす
るもの。像担持体と現像手段とを一体化的にカートリッ
ジ化し、装置本体に着脱可能にするもの。像担持体とク
リーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本
体に着脱可能にするもの。更には像担持体と、前記プロ
セス手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的にカー
トリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等があ
る。
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするもの
をいう。
リッジを装置本体に装着して画像を形成する画像形成装
置について説明したが、前記クリーニングブレード及び
現像ブレード及びその取り付け方法は、プロセス手段を
カートリッジ化することなく直接装置本体に取り付ける
画像形成装置についても同様に用いることが可能であ
る。
てレーザービームプリンタを例示したが、本発明はこれ
に限定する必要はなく、例えばLEDプリンタ、電子写
真複写機、ファクシミリ装置、或いはワードプロセッサ
等の他の画像形成装置に使用することも当然可能であ
る。
り付けるための支持部材にブレード部材を取付部に係止
する係止部材を貫通させる貫通孔と、ブレード取付部に
設けられた矩形のダボと係合して前記ブレード部材の長
手方向と交差する方向の位置決めを行なう矩形の切欠
と、前記ブレード取付部に設けられた円形のダボと係合
して前記ブレード部材の長手方向の位置決めを行なうほ
ぼ長細形状の孔とを設け、これを所定のダボに係合させ
て位置決めするようにしたために、ブレードを正確に位
置決めして取り付けることが可能となる。
得、組立て手数を簡単にしてコストダウンを図ることが
可能となるものである。
の全体断面説明図である。
説明図である。
(b)は回転半径方向断面図である
ップ状態を示す説明図である。
シートとの位置関係を示す説明図である。
のB−B断面図である。
る。
態の拡大断面説明図である。
面説明図である。
盛り上がった状態の説明図、(b)は接着剤の盛り上が
りを均した状態の説明図、(c)はシール部材を取り付
けた状態の説明図である。
断面説明図、(b)はアンテナ線が屈曲している場合の
断面説明図である。
である。
ー漏れ防止シールとの関係説明図である。
エッヂから間隔をあけて貼り付けた状態説明図である。
の各部のサイズを示す説明図である。
漏れ防止シール及び衝立の説明図である。
漏れ防止シール及び衝立の説明図である。
漏れ防止シールの貼り付け説明図である。
る。
明図である。
程説明図である。
び嵌合孔を枠体短手方向両側に設けた実施例の説明図で
ある。
嵌合孔を枠体長手方向に複数設ける実施例の説明図であ
る。
斜視説明図である。
平面説明図である。
る。
置した状態説明図、(b)はクリーニング枠体を組立て
トレイに載置した状態説明図である。
工程説明図である。
る工程説明図である。
体ドラムが台に接触しないようにした構成説明図であ
る。
体ドラムが台に接触しないようにした構成説明図であ
る。
リーブが台に接触しないようにした構成説明図である。
ング枠体とを結合する状態の分解斜視説明図である。
明図、(b)は結合部材を取り付けた状態の断面説明図
である。
図である。
する状態説明図である。
する状態説明図である。
する状態説明図である。
した状態説明図である。
した状態説明図である。
り外す状態説明図である。
図である。
図である。
説明図である。
グラフである。
う実施例の回路図である。
で行う実施例の回路図である。
る。
る。
る。
図である。
図である。
した実施例の説明図である。
にした例の説明図であり、(b)は台形状にした例の説
明図である。
テナ線を通してアンテナ線の浮き上がりを防止する実施
例の説明図である。
線を通してアンテナ線の浮き上がりを防止する実施例の
説明図である。
の説明図である。
ナー現像枠体、1…光学系、1a…光学ユニット、1a1
…開口、1b…ポリゴンミラー、1c…スキャナーモー
タ、1d…結像レンズ、1e…反射ミラー、1f…レー
ザーダイオード、2…記録媒体、3…搬送手段、3a…
給送トレイ、3a1…内部材、3a2…外部材、3b…ピッ
クアップローラ、3c1,3c2…分離ローラ、3d1,3d2
…レジストローラ、3e…中間排出ローラ、3f1,3f2
…排出ローラ、3g…ガイド部材、3h…カセット、3
i…ピックアップローラ、3j…給送ローラ、3k…セ
ンサ、4…転写手段、5…定着手段、5a…駆動ロー
ラ、5b…定着ローラ、5c…ヒータ、6…排出部、7
…感光体ドラム、7a…ドラム基体、7b…有機感光
層、7c…はす歯ギヤ、7c1…フランジ部、7c2…ボ
ス、7d…ギヤフランジ、7d1…ボス、7e…充填物、
7f…接着剤、8…帯電手段、8a…ローラ軸、9…露
光部、9a…切欠、10…現像手段、10a…トナー溜め、
10b…トナー送り部材、10c…磁石、10d…現像スリー
ブ、10e…現像ブレード、10f…リング部材、10g…ギ
ヤ、10h…トナー漏れ防止シール、10i…吹出シート、
10j…ブレード取付部材、10j1…矩形切欠、10j2…ネジ
孔、10j3…円形孔、10j4…ネジ孔、10k…間隙、11…ク
リーニング手段、11a…クリーニングブレード、11b…
スクイシート、11c…廃トナー溜め、11c1…スクイシー
ト貼付座面、11c2…上縁、11c3…衝立部材、11d…ブレ
ード取付部材、11d1…矩形切欠、11d2…ネジ孔、11d3…
細長孔、11e…トナー漏れ防止シール、12…トナー枠
体、12a…嵌合穴、12b…底部、12c…嵌合孔、12d…
横リブ、12e…開口、12f…カバーフィルム引抜き摘
み、12g…鍔、13…現像枠体、13a…開口、13b…第一
リブ、13c…第二リブ、13d…第三リブ、13e…凹部、
13f…ブレード取付面、13f1…矩形ダボ、13f2…ネジ
孔、13f3…円形ダボ、13g…位置決めボス、13h…接合
面、13i…位置決めボス、13j…突出部、13k…アーム
部、13m…結合突部、13n…バネ受凹部、13o…下端縁
部、13p…切込み、13q…丸孔、13r…上面、13s…リ
ブ条、13t…補強リブ、14…クリーニング枠体、14a…
軸受部、14b…規制部材、14c…ブレード取付面、14c1
…ネジ孔、14d…位置決めボス、14d1…矩形ダボ、14d2
…円形ダボ、14e…嵌合穴、14f…突出部、14g…結合
凹部、14h…締結部、14i…嵌合孔、14j…雌ねじ部、
14k…貫通孔、14m…突起、14n…上方壁部、14o…係
止凹部、14p…側壁、14q…隔壁、14r…補強リブ、15
…装置本体、15a…操作部、16…開閉カバー、16a…ヒ
ンジ、17…左ガイド部材、17a…第一ガイド部、17b…
第二ガイド部、17b1…段部、17c…軸受部、17d…回動
規制ガイド部、18…右ガイド部材、18a…第一ガイド
部、18b…第二ガイド部、18b1…段部、18c…軸受部、
18d…シャッタカム部、19…加圧部材、19a…捩じりコ
イルバネ、19b…コロ、20…突当部材、20a…当接面、
21…金属軸、21a…軸部、21b…鍔部、21c…ネジ、22
…導電性部材、22a…孔部、22b…接点部、22c…爪
部、23…軸受、24…軸受、24a…突当部、25…スプリン
グ、26…接点部材、27…アンテナ線、27a…接点部、27
b…屈曲部、28…カバーフィルム、29…トナー漏れ防止
シール、29a…千切れ防止シート、30…接着剤、31…隙
間、32隙間、33…現像枠体形成型、34…クリーニング枠
体成形型、35…ドラムシャッタ、35a…リンク部、35b
…アーム部、35c…軸、35d…リンクボス、35e…捩じ
りコイルバネ、36…組立てトレイ、36a…部材、36b…
コンベアローラ、37…組立てトレイ、37a…嵌合突起、
37b…コンベアローラ、38…結合部材、38a…基体、38
b…ネジ孔、38c…垂直部、38d…バネ取付部、38e…
圧縮バネ、39…ネジ、40…突出リブ、41…加圧面、42…
位置決め溝、42a…当接面、43…補助リブ、44…リンク
部材、45…駆動ギヤ、46…レーザーシャッタ、46a…シ
ャッタ部、46b…リンク部、46c…軸、47…アーム部
材、47a…軸、47b…バネ、48…現像バイアス用接点部
材、49…帯電バイアス用接点部材、50a…アンテナ線用
接点部材、50b…現像バイアス用接点ピン、50c…帯電
バイアス用接点ピン、50d…ホルダカバー、50e…電気
基板、50f…導電性圧縮バネ、51…アース用接点部材、
52…軸受、52a…円柱穴、52b…穴底部、52c…切欠、
53…リブ、54…緩衝材、60…制御部、61…センサ群、61
a…トナー残量検出センサ、62…ホスト、63…露光、64
…帯電、65…現像、66…転写、67…定着、68…搬送、69
…ドライバ、70…カウンタ、71…駆動モータ、72…交換
報知、73…凹部、74…凸部、75…受け治具、75a…凹
部、76…押さえ治具、77…ネジ
Claims (23)
- 【請求項1】 弾性ブレードと、前記弾性ブレードを支
持する支持部材と、を有するブレード部材において、 前記支持部材は、前記ブレード部材をブレード部材取付
部に係止する係止部材を貫通させる貫通孔と、前記ブレ
ード取付部に設けられた矩形のダボと係合して前記ブレ
ード部材の長手方向と交差する方向の位置決めを行なう
矩形の切欠と、前記ブレード取付部に設けられた円形の
ダボと係合して前記ブレード部材の長手方向の位置決め
を行なうほぼ長細形状の孔と、を有することを特徴とす
るブレード部材。 - 【請求項2】 前記矩形の切欠は、前記支持部材の長手
方向の側端に設けられることを特徴とする請求項1に記
載のブレード部材。 - 【請求項3】 前記長細形状の孔は、前記貫通孔のほぼ
真上に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記
載のブレード部材。 - 【請求項4】 前記切欠と前記貫通孔とは、前記長手方
向に沿ってほぼ直線状に設けられていることを特徴とす
る請求項1乃至3のいずれかに記載のブレード部材。 - 【請求項5】 前記貫通孔は、前記支持部材の長手方向
の側端よりも内側に設けられた第1及び第2の貫通孔を
備え、前記切欠と前記第1及び第2の貫通孔は、前記長
手方向に沿ってほぼ直線状に設けられていることを特徴
とする請求項1乃至3のいずれかに記載のブレード部
材。 - 【請求項6】 前記貫通孔はほぼ円形であることを特徴
とする請求項1乃至5のいずれかに記載のブレード部
材。 - 【請求項7】 前記矩形の切欠は、前記長手方向の長さ
が約1mm〜10mmであることを特徴とする請求項1乃
至6のいずれかに記載のブレード部材。 - 【請求項8】 前記貫通孔は、直径が約1mm〜10mm
であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記
載のブレード部材。 - 【請求項9】 前記長細形状の孔は、前記長手方向の長
さが約1mm〜10mm、前記長手方向と交差する方向の
長さが約4mm〜20mmであることを特徴とする請求項
1乃至8のいずれかに記載のブレード部材。 - 【請求項10】 前記切欠と前記貫通孔との間隔は、約
5mm〜7mmであることを特徴とする請求項1乃至9
のいずれかに記載のブレード部材。 - 【請求項11】 前記切欠、前記貫通孔および前記長細
形状の孔は、前記支持部材の側端から約5mm〜30mm
に設けられていることを特徴とする請求項1乃至10の
いずれかに記載のブレード部材。 - 【請求項12】 前記弾性ブレードの材質は、ポリウレ
タンゴムであることを特徴とする請求項1乃至11のい
ずれかに記載のブレード部材。 - 【請求項13】 前記支持部材の材質は、鋼板であるこ
とを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載のブ
レード部材。 - 【請求項14】 前記支持部材は、前記長手方向の長さ
が約 200mm〜 300mm、前記長手方向と交差する方向
の長さが約20mm〜40mmであることを特徴とする請求
項1乃至13のいずれかに記載のブレード部材。 - 【請求項15】 前記ブレード部材は、像担持体上の残
留トナーを除去するクリーニングブレードであることを
特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載のブレー
ド部材。 - 【請求項16】 前記ブレード部材は、現像ローラ上の
トナー層厚を規制する現像ブレードであることを特徴と
する請求項1乃至14のいずれかに記載のブレード部
材。 - 【請求項17】 前記ブレード取付部は、クリーニング
枠体であり、このクリーニング枠体と、請求項15に記
載のブレード部材と、を有することを特徴とするクリー
ニング装置。 - 【請求項18】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセ
スカートリッジにおいて、像担持体と、請求項1乃至1
6のいずれかに記載のブレード部材と、を有することを
特徴とするプロセスカートリッジ。 - 【請求項19】 被取り付け部材にブレード部材を取り
付けるブレード部材の取り付け方法において、 弾性ブレードと、前記弾性ブレードを支持する支持部材
と、を有するブレード部材を前記被取り付け部材に取り
付けるにあたって、 前記支持部材に設けられた矩形切欠を前記被取り付け部
材に設けられた矩形ダボに嵌合し、 前記支持部材に設けられたほぼ長細形状の孔を前記被取
り付け部材に設けられた円形ダボに嵌合し、 その後前記支持部材を前記被取り付け部材に係止して、
前記ブレード部材を前記被取り付け部材に取り付けるこ
とを特徴とするブレード部材の取り付け方法。 - 【請求項20】 前記支持部材が更に有する円形孔にネ
ジを貫通させて前記被取り付け部材に前記支持部材をネ
ジ止めすることによって、前記支持部材を前記被取り付
け部材に係止することを特徴とする請求項19に記載の
ブレード部材の取り付け方法。 - 【請求項21】 前記ブレード部材は前記円形ダボと係
合してその長手方向に対する位置決めを行い、前記矩形
ダボと係合して前記長手方向と交差する方向に対する位
置決めを行うことを特徴とする請求項19に記載のブレ
ード部材の取り付け方法。 - 【請求項22】 前記ブレード部材は、像担持体上の残
留トナーを除去するクリーニングブレードであることを
特徴とする請求項19に記載のブレード部材の取り付け
方法。 - 【請求項23】 前記ブレード部材は、現像ローラ上の
トナー層厚を規制する現像ブレードである請求項19に
記載のブレード部材の取り付け方法。
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-
1993
- 1993-02-19 JP JP05053190A patent/JP3110581B2/ja not_active Expired - Fee Related
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